JPH0118903B2 - - Google Patents
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- JPH0118903B2 JPH0118903B2 JP56055758A JP5575881A JPH0118903B2 JP H0118903 B2 JPH0118903 B2 JP H0118903B2 JP 56055758 A JP56055758 A JP 56055758A JP 5575881 A JP5575881 A JP 5575881A JP H0118903 B2 JPH0118903 B2 JP H0118903B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- isocyanuric acid
- chlorinated isocyanuric
- disintegration
- granules
- Prior art date
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Description
本発明は、水中で迅速かつ微細な崩壊性を示す
新規な塩素化イソシアヌール酸成形物に関する。 従来より、塩素化イソシアヌール酸は、水中で
加水分解し、塩素を放出する性質を示すために、
これを含む殺菌消毒剤、洗浄剤、漂白剤等として
多用されているが、粉状の形態のものは使用時又
は取扱い時に粉立ち易く、また、計量作業も厄介
である等の理由により一般に好まれず、顆粒剤又
は錠剤の形態のものが望まれている。しかし、塩
素化イソシアヌール酸、特にトリクロロイソシア
ヌール酸は、常温の水に対する飽和溶解度が1.2
%程度と低いために、単に錠剤を水中に投入する
ことによつては、迅速に充分量の有効塩素を水中
全体にわたるように供給することができない。そ
こでこれを解決するため従来、水中に錠剤を投入
した際、錠剤の崩壊を生起せしめる成分を予め錠
剤中に含有させておく提案が知られているが、実
用上の問題があり、未だ充分なものが得られてい
ない。例えば、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ等の如
き発泡作用を発現せしめる物質を錠剤中に混入し
ておく方法では、水中で崩壊粒子が微細とはなら
ず、また、密閉容器中に保存した際にも変質が起
こり易く好ましくない。また、別の例として、ジ
クロロイソシアヌール酸ソーダの無水塩を錠剤中
に含めておく提案(特開昭51−139628号)も知ら
れているが、この錠剤は保存中に変質し易く、す
なわち長期間の保存中に塩素化イソシアヌール酸
の分解が生起し易く、有効塩素含有率の低下の他
に保存容器に損傷をもたらしたり、水中での崩壊
性が低下したりする欠点がある。 本発明者らは、塩素化イソシアヌール酸含有錠
剤の水中崩壊性について種々実験的研究を重ねた
結果、カルボキシメチルセルロースを含有させた
顆粒又は錠剤を水中に投入すると、迅速に、しか
も微細に崩壊が起こり、迅速に塩素が水中全体に
わたつて供給されること、並びに上記顆粒又は錠
剤は通常の密閉容器に保存する保存中に変質も起
らず極めて安定に長期間保存できる事実を見出
し、本発明を完成した。 本発明の目的は、水中に投入した際、迅速に微
細粒にまで崩壊する塩素化イソシアヌール酸含有
の加圧成形物を提供することにある。かゝる本発
明の水中崩壊性塩素化イソシアヌール酸成形物
は、粉状又は顆粒状の塩素化イソシアヌール酸を
主成分として含有する組成物100重量部とカルボ
キシメチルセルロース0.05〜10重量部との混合物
を加圧成形してなることを特徴とする。 本発明に用いられる塩素化イソシアヌール酸、
トリクロロイソシアヌール酸、ジクロロイソシア
ヌール酸又はこれらの混合物等であり、通常、含
水率1%以下の粉状又は顆粒状の工業製品として
入手し得る。本発明に用いられる塩素化イソシア
ヌール酸を主成分として含有する組成物として
は、上記粉状又は顆粒状の塩素化イソシアヌール
酸、これを主成分とし他の補助剤、増量剤等補助
成分とからなる粉状又は顆粒状の組成物等であ
り、上記補助剤、増量剤の例としては、発泡剤と
しての無水炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウ
ム、成形滑剤としてのオルト硼酸、増量剤として
の食塩、芒硝等が挙げられる。上記塩素化イソシ
アヌール酸を主成分として含有する組成物は粉状
又は顆粒状である必要があり、これによつて、本
発明の成形物が水中で崩壊するときは、上記組成
物の粉状又は顆粒状の粉子の大きさにまで崩壊が
起こる。従つて上記組成物の粉末又は顆粒の粒子
の大きさは細かい程好ましいが、通常、20〜
1400μ程度で充分である。 本発明に用いられるカルボキシメチルセルロー
スは、化学式Rcell―OCH2COOH(但し、Rcell
はセルロース残基を表わす。)で示され、通常、
重合度50〜1000程度で、置換度0.35〜0.60のカル
ボキシメチルセルロース(以下CMCと符号す
る。)であり、このものは水不溶性を示し、白色
の粒径20〜200μ程度の粉末が好ましい。この
CMCは、本発明の塩素化イソシアヌール酸含有
成形物を、水中において水と接触させたとき速や
かに崩壊せしめる作用をする。 本発明の塩素化イソシアヌール酸含有成形物
は、前記塩素化イソシアヌール酸含有組成物とこ
れに対し0.05〜10%量の上記CMCとの混合物を
加圧成形することにより得られる。混合は通常の
混合機により容易に行われ、均一な程良好であ
り、水中に成形物が投入されたとき均一な崩壊を
生起せしめる。もちろん、上記混合において、本
発明の目的が達成される限り、他の任意の成分を
混合してよい。上記混合において、CMCの混合
比率としては塩素化イソシアヌール酸に対し0.05
〜10%が好ましく、塩素化イソシアヌール酸に対
し0.05%以下では、得られた成形物は水中で表面
から逐次崩壊し、崩壊粒が水中に剥落する現象が
生起するので、長時間にわたり逐次塩素化イソシ
アヌール酸の微粒子を水中に供給したい用途、例
えば、汚水の流水中に少しずつ供給したときに
は、かゝる低混合比率の錠剤を汚流水中に浸漬す
る方法により、その目的が達成されるので、かゝ
る低混合比率の成形物も用いることができる。し
かし、上記特殊な用途を除いては、成形物全体が
迅速に崩壊することが望まれる。また、塩素化イ
ソシアヌール酸に対してCMCの混合比率が増加
する程、成形物は速やかに崩壊するが、10%以上
にも混合してもその割には崩壊時間は短縮され
ず、また成形物中の有効塩素分が低下し好ましく
ない。 本発明の塩素化イソシアヌール酸含有成形物
は、上記混合によつて得られる混合物を加圧成形
することにより得られる。成形物の形状は、用途
目的に応じ任意でよく、また、通常の加圧成形法
により成形できるものでよい。例えば、打錠機に
より得られる径1〜5cm、高さ0.5〜5cm程度の
錠剤、コンパクトマシンによつて得られる厚さ1
〜3mm程度の板状物若しくはこれを砕いて得られ
るフレーク状品が挙げられる。加圧成形は、打錠
の場合では、100〜800Kg/cm2程度が好ましく、打
錠圧が50Kg/cm2以下では、成形錠剤を取り扱う際
又は保存輸送中に形状がくずれ易く、また、900
Kg/cm2以上の圧力は不要であり、余計なエネルギ
ー損失を招く。コンパクトマシンによる場合で
は、300〜3000Kg/cm程度の圧力が上記と同様の
理由によつて好ましい。 かくして得られる本発明の塩素化イソシアヌー
ル酸含有成形物は、通常、一旦プラスチツク製容
器、袋等の中に密封され、必要に応じ更に例え
ば、段ボール箱、金属製容器等の中に保存される
が、長期間にわたり、変質が起ることもなく、開
封して水中に投入するときは、速やかにすなわち
通常、2分以内に全体崩壊が起こり微細に崩壊し
た塩素化イソシアヌール酸の粒子は、水の揺動が
あるときは更に分散が起こり、溶解と加水分解に
よつて水中全体にわたり塩素の供給が速やかに達
成される。本発明の塩素化イソシアヌール酸含有
成形物は、汚水の浄化、水泳用プール水の殺菌消
毒、食器類等洗浄水の殺菌消毒用等に特に有用で
ある。 以下、参考例及び実施例を挙げて更に詳しく説
明するが、本発明の技術的範囲はこれによつて制
限されるものではない。 先ず、水中崩壊性の試験法を説明する。 試験法A (錠剤の水中崩壊性試験) 内径40mm、高さ55mmのポリ塩化ビニル製円筒の
上部及び下部に、網目8メツシユのステンレス製
金網を底網及び蓋網としてとりつけた容器中に、
1箇30gの試料錠剤を内容し、これを25℃の1
の水が入つた大型ビーカー中に保持具を介して懸
垂し、直ちに30回/分の割合で、水中振巾50mmの
上下運動を起させることにより崩壊粒を網を通し
て容器外に脱落せしめ、全量が網の外へ脱落する
に要する時間を測定する。 試験法B (顆粒品の水中崩壊性試験) 上記試験法Aにおける錠剤内容容器の代りに内
径12mm、高さ15mmのポリ塩化ビニル製円筒の上部
及び下部に、網目40メツシユのステンレス製金網
を底網及び蓋網としてとりつけた容器を用い、こ
れに1g量の試料顆粒を内容させ、上記試験法A
と同様にして全量が網の外へ脱落するに要する時
間を測定する。 参考例 1 含水率0.3%粒径50〜100μのトリクロロイソシ
アヌール酸粉末を、油圧ロール式乾燥造粒機を用
いて、圧縮圧1500Kg/cmで厚み2mmの板状に成形
した後破砕し、更に10メツシユと32メツシユで篩
分することにより、粒径10〜32メツシユのフレー
ク状顆粒を得た。次いで得られた顆粒について、
前記試験法Bに従つて、水中崩壊性を試験した結
果第1表記載の結果を得た。 参考例 2 参考例1におけるトリクロロイソシアヌール酸
の代りに、含水率0.7%、粒径50〜100μのジオロ
ロイソシアヌール酸を用いた他は、参考例1と同
様にして顆粒に成形し、更に水中崩壊性を試験し
第1表記載の結果を得た。 参考例 3 参考例1において得られた顆粒と、これに対し
0.2%量の含水率0.6%、粒径20〜70μのステアリ
ン酸ナトリウムとの混合物を、ロータリー式連続
打錠機により打錠圧300Kg/cm2で打錠し、1箇の
重量30g、径35mm、高さ17mmの円板状トリクロロ
イソシアヌール酸錠剤を得た。この錠剤につい
て、前記試験法Aに従つて水中崩壊性を試験した
ところ第1表記載の結果を得た。 参考例 4 参考例1において得られた顆粒の代りに参考例
2において得られた顆粒を用いた他は、参考例3
と同様にしてジクロロイソシアヌール酸錠剤を
得、更に水中崩壊性を試験し第1表記載の結果を
得た。 第1表に示す如く、これら参考例1〜4の顆粒
及び錠剤はいずれも水中では崩壊することなく、
それら成形物の表面からわずかに塩素化イソシア
ヌール酸の溶解が起るのみである。
新規な塩素化イソシアヌール酸成形物に関する。 従来より、塩素化イソシアヌール酸は、水中で
加水分解し、塩素を放出する性質を示すために、
これを含む殺菌消毒剤、洗浄剤、漂白剤等として
多用されているが、粉状の形態のものは使用時又
は取扱い時に粉立ち易く、また、計量作業も厄介
である等の理由により一般に好まれず、顆粒剤又
は錠剤の形態のものが望まれている。しかし、塩
素化イソシアヌール酸、特にトリクロロイソシア
ヌール酸は、常温の水に対する飽和溶解度が1.2
%程度と低いために、単に錠剤を水中に投入する
ことによつては、迅速に充分量の有効塩素を水中
全体にわたるように供給することができない。そ
こでこれを解決するため従来、水中に錠剤を投入
した際、錠剤の崩壊を生起せしめる成分を予め錠
剤中に含有させておく提案が知られているが、実
用上の問題があり、未だ充分なものが得られてい
ない。例えば、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ等の如
き発泡作用を発現せしめる物質を錠剤中に混入し
ておく方法では、水中で崩壊粒子が微細とはなら
ず、また、密閉容器中に保存した際にも変質が起
こり易く好ましくない。また、別の例として、ジ
クロロイソシアヌール酸ソーダの無水塩を錠剤中
に含めておく提案(特開昭51−139628号)も知ら
れているが、この錠剤は保存中に変質し易く、す
なわち長期間の保存中に塩素化イソシアヌール酸
の分解が生起し易く、有効塩素含有率の低下の他
に保存容器に損傷をもたらしたり、水中での崩壊
性が低下したりする欠点がある。 本発明者らは、塩素化イソシアヌール酸含有錠
剤の水中崩壊性について種々実験的研究を重ねた
結果、カルボキシメチルセルロースを含有させた
顆粒又は錠剤を水中に投入すると、迅速に、しか
も微細に崩壊が起こり、迅速に塩素が水中全体に
わたつて供給されること、並びに上記顆粒又は錠
剤は通常の密閉容器に保存する保存中に変質も起
らず極めて安定に長期間保存できる事実を見出
し、本発明を完成した。 本発明の目的は、水中に投入した際、迅速に微
細粒にまで崩壊する塩素化イソシアヌール酸含有
の加圧成形物を提供することにある。かゝる本発
明の水中崩壊性塩素化イソシアヌール酸成形物
は、粉状又は顆粒状の塩素化イソシアヌール酸を
主成分として含有する組成物100重量部とカルボ
キシメチルセルロース0.05〜10重量部との混合物
を加圧成形してなることを特徴とする。 本発明に用いられる塩素化イソシアヌール酸、
トリクロロイソシアヌール酸、ジクロロイソシア
ヌール酸又はこれらの混合物等であり、通常、含
水率1%以下の粉状又は顆粒状の工業製品として
入手し得る。本発明に用いられる塩素化イソシア
ヌール酸を主成分として含有する組成物として
は、上記粉状又は顆粒状の塩素化イソシアヌール
酸、これを主成分とし他の補助剤、増量剤等補助
成分とからなる粉状又は顆粒状の組成物等であ
り、上記補助剤、増量剤の例としては、発泡剤と
しての無水炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウ
ム、成形滑剤としてのオルト硼酸、増量剤として
の食塩、芒硝等が挙げられる。上記塩素化イソシ
アヌール酸を主成分として含有する組成物は粉状
又は顆粒状である必要があり、これによつて、本
発明の成形物が水中で崩壊するときは、上記組成
物の粉状又は顆粒状の粉子の大きさにまで崩壊が
起こる。従つて上記組成物の粉末又は顆粒の粒子
の大きさは細かい程好ましいが、通常、20〜
1400μ程度で充分である。 本発明に用いられるカルボキシメチルセルロー
スは、化学式Rcell―OCH2COOH(但し、Rcell
はセルロース残基を表わす。)で示され、通常、
重合度50〜1000程度で、置換度0.35〜0.60のカル
ボキシメチルセルロース(以下CMCと符号す
る。)であり、このものは水不溶性を示し、白色
の粒径20〜200μ程度の粉末が好ましい。この
CMCは、本発明の塩素化イソシアヌール酸含有
成形物を、水中において水と接触させたとき速や
かに崩壊せしめる作用をする。 本発明の塩素化イソシアヌール酸含有成形物
は、前記塩素化イソシアヌール酸含有組成物とこ
れに対し0.05〜10%量の上記CMCとの混合物を
加圧成形することにより得られる。混合は通常の
混合機により容易に行われ、均一な程良好であ
り、水中に成形物が投入されたとき均一な崩壊を
生起せしめる。もちろん、上記混合において、本
発明の目的が達成される限り、他の任意の成分を
混合してよい。上記混合において、CMCの混合
比率としては塩素化イソシアヌール酸に対し0.05
〜10%が好ましく、塩素化イソシアヌール酸に対
し0.05%以下では、得られた成形物は水中で表面
から逐次崩壊し、崩壊粒が水中に剥落する現象が
生起するので、長時間にわたり逐次塩素化イソシ
アヌール酸の微粒子を水中に供給したい用途、例
えば、汚水の流水中に少しずつ供給したときに
は、かゝる低混合比率の錠剤を汚流水中に浸漬す
る方法により、その目的が達成されるので、かゝ
る低混合比率の成形物も用いることができる。し
かし、上記特殊な用途を除いては、成形物全体が
迅速に崩壊することが望まれる。また、塩素化イ
ソシアヌール酸に対してCMCの混合比率が増加
する程、成形物は速やかに崩壊するが、10%以上
にも混合してもその割には崩壊時間は短縮され
ず、また成形物中の有効塩素分が低下し好ましく
ない。 本発明の塩素化イソシアヌール酸含有成形物
は、上記混合によつて得られる混合物を加圧成形
することにより得られる。成形物の形状は、用途
目的に応じ任意でよく、また、通常の加圧成形法
により成形できるものでよい。例えば、打錠機に
より得られる径1〜5cm、高さ0.5〜5cm程度の
錠剤、コンパクトマシンによつて得られる厚さ1
〜3mm程度の板状物若しくはこれを砕いて得られ
るフレーク状品が挙げられる。加圧成形は、打錠
の場合では、100〜800Kg/cm2程度が好ましく、打
錠圧が50Kg/cm2以下では、成形錠剤を取り扱う際
又は保存輸送中に形状がくずれ易く、また、900
Kg/cm2以上の圧力は不要であり、余計なエネルギ
ー損失を招く。コンパクトマシンによる場合で
は、300〜3000Kg/cm程度の圧力が上記と同様の
理由によつて好ましい。 かくして得られる本発明の塩素化イソシアヌー
ル酸含有成形物は、通常、一旦プラスチツク製容
器、袋等の中に密封され、必要に応じ更に例え
ば、段ボール箱、金属製容器等の中に保存される
が、長期間にわたり、変質が起ることもなく、開
封して水中に投入するときは、速やかにすなわち
通常、2分以内に全体崩壊が起こり微細に崩壊し
た塩素化イソシアヌール酸の粒子は、水の揺動が
あるときは更に分散が起こり、溶解と加水分解に
よつて水中全体にわたり塩素の供給が速やかに達
成される。本発明の塩素化イソシアヌール酸含有
成形物は、汚水の浄化、水泳用プール水の殺菌消
毒、食器類等洗浄水の殺菌消毒用等に特に有用で
ある。 以下、参考例及び実施例を挙げて更に詳しく説
明するが、本発明の技術的範囲はこれによつて制
限されるものではない。 先ず、水中崩壊性の試験法を説明する。 試験法A (錠剤の水中崩壊性試験) 内径40mm、高さ55mmのポリ塩化ビニル製円筒の
上部及び下部に、網目8メツシユのステンレス製
金網を底網及び蓋網としてとりつけた容器中に、
1箇30gの試料錠剤を内容し、これを25℃の1
の水が入つた大型ビーカー中に保持具を介して懸
垂し、直ちに30回/分の割合で、水中振巾50mmの
上下運動を起させることにより崩壊粒を網を通し
て容器外に脱落せしめ、全量が網の外へ脱落する
に要する時間を測定する。 試験法B (顆粒品の水中崩壊性試験) 上記試験法Aにおける錠剤内容容器の代りに内
径12mm、高さ15mmのポリ塩化ビニル製円筒の上部
及び下部に、網目40メツシユのステンレス製金網
を底網及び蓋網としてとりつけた容器を用い、こ
れに1g量の試料顆粒を内容させ、上記試験法A
と同様にして全量が網の外へ脱落するに要する時
間を測定する。 参考例 1 含水率0.3%粒径50〜100μのトリクロロイソシ
アヌール酸粉末を、油圧ロール式乾燥造粒機を用
いて、圧縮圧1500Kg/cmで厚み2mmの板状に成形
した後破砕し、更に10メツシユと32メツシユで篩
分することにより、粒径10〜32メツシユのフレー
ク状顆粒を得た。次いで得られた顆粒について、
前記試験法Bに従つて、水中崩壊性を試験した結
果第1表記載の結果を得た。 参考例 2 参考例1におけるトリクロロイソシアヌール酸
の代りに、含水率0.7%、粒径50〜100μのジオロ
ロイソシアヌール酸を用いた他は、参考例1と同
様にして顆粒に成形し、更に水中崩壊性を試験し
第1表記載の結果を得た。 参考例 3 参考例1において得られた顆粒と、これに対し
0.2%量の含水率0.6%、粒径20〜70μのステアリ
ン酸ナトリウムとの混合物を、ロータリー式連続
打錠機により打錠圧300Kg/cm2で打錠し、1箇の
重量30g、径35mm、高さ17mmの円板状トリクロロ
イソシアヌール酸錠剤を得た。この錠剤につい
て、前記試験法Aに従つて水中崩壊性を試験した
ところ第1表記載の結果を得た。 参考例 4 参考例1において得られた顆粒の代りに参考例
2において得られた顆粒を用いた他は、参考例3
と同様にしてジクロロイソシアヌール酸錠剤を
得、更に水中崩壊性を試験し第1表記載の結果を
得た。 第1表に示す如く、これら参考例1〜4の顆粒
及び錠剤はいずれも水中では崩壊することなく、
それら成形物の表面からわずかに塩素化イソシア
ヌール酸の溶解が起るのみである。
【表】
実施例 1〜4
参考例1に用いたものと同じトリクロロイソシ
アヌール酸粉末、又は参考例2に用いたものと同
じジクロロイソシアヌール酸粉末と、含水率4.5
%、粒径30〜60μのCMC粉末とを第2表記載の比
率で混合した後、参考例1と同様にして顆粒に成
形し、更に水中崩壊性を試験したところ、御2表
記載の結果を得た。 同表から明らかな如く、CMCを配合した本発
明の塩素化イソシアヌール酸顆粒剤は優れた水中
迅速崩壊性を示した。
アヌール酸粉末、又は参考例2に用いたものと同
じジクロロイソシアヌール酸粉末と、含水率4.5
%、粒径30〜60μのCMC粉末とを第2表記載の比
率で混合した後、参考例1と同様にして顆粒に成
形し、更に水中崩壊性を試験したところ、御2表
記載の結果を得た。 同表から明らかな如く、CMCを配合した本発
明の塩素化イソシアヌール酸顆粒剤は優れた水中
迅速崩壊性を示した。
【表】
表わす。
実施例 5〜8 上記実施例に用いたものと同じトリクロロイソ
シアヌール酸粉末又はジクロロイソシアヌール酸
粉末とCMC粉末及び含水率0.6%、粒径20〜70μ
のステアリン酸ナトリウムを第3表記載の比率で
混合した後、参考例3と同様の打錠法により錠剤
を得、更に水中崩壊性を試験したところ、第3表
記載の結果を得た。 同表から明らかな如く、CMCを配合した本発
明の塩素化イソシアヌール酸錠剤は優れた水中迅
速崩壊性を示した。
実施例 5〜8 上記実施例に用いたものと同じトリクロロイソ
シアヌール酸粉末又はジクロロイソシアヌール酸
粉末とCMC粉末及び含水率0.6%、粒径20〜70μ
のステアリン酸ナトリウムを第3表記載の比率で
混合した後、参考例3と同様の打錠法により錠剤
を得、更に水中崩壊性を試験したところ、第3表
記載の結果を得た。 同表から明らかな如く、CMCを配合した本発
明の塩素化イソシアヌール酸錠剤は優れた水中迅
速崩壊性を示した。
【表】
す。
Claims (1)
- 1 粉状又は顆粒状の塩素化イソシアヌール酸を
主成分として含有する組成物100重量部とカルボ
キシメチルセルロース0.05〜10重量部との混合物
を加圧成形してなることを特徴とする水中迅速崩
壊性塩素化イソシアヌール酸成形物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5575881A JPS57171982A (en) | 1981-04-14 | 1981-04-14 | Molded chlorinated isocyanuric acid article having property of rapidly disintegrating in water |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5575881A JPS57171982A (en) | 1981-04-14 | 1981-04-14 | Molded chlorinated isocyanuric acid article having property of rapidly disintegrating in water |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57171982A JPS57171982A (en) | 1982-10-22 |
| JPH0118903B2 true JPH0118903B2 (ja) | 1989-04-07 |
Family
ID=13007738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5575881A Granted JPS57171982A (en) | 1981-04-14 | 1981-04-14 | Molded chlorinated isocyanuric acid article having property of rapidly disintegrating in water |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57171982A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4356970B2 (ja) * | 2002-09-12 | 2009-11-04 | 四国化成工業株式会社 | 速溶性塩素化イソシアヌル酸成形物 |
-
1981
- 1981-04-14 JP JP5575881A patent/JPS57171982A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| CHEMICAL ABSTRACT * |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57171982A (en) | 1982-10-22 |
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