JPH0120247Y2 - - Google Patents

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JPH0120247Y2
JPH0120247Y2 JP13327484U JP13327484U JPH0120247Y2 JP H0120247 Y2 JPH0120247 Y2 JP H0120247Y2 JP 13327484 U JP13327484 U JP 13327484U JP 13327484 U JP13327484 U JP 13327484U JP H0120247 Y2 JPH0120247 Y2 JP H0120247Y2
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film
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chain
conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ストレツチフイルムを用いた包装
機、詳しくは、この種の包装機におけるフイルム
繰り出し移送装置に関する。
(従来技術とその技術的課題) ストレツチフイルム包装機が実用化されて、既
に何年も経過しているが、最近では単にストレツ
チフイルムにより包装を行なうという本来の機能
ばかりではなく、いかに美しく包装を行なうかと
いう点にもユーザーおよびメーカーの関心が移つ
てきている。
しかるに従来、実開昭50−102762号公報によれ
ば、フイルム供給源からフイルム移送経路に沿つ
て繰り出す際に、フイルム両側端部をクランプに
より挟持しながら両側方へ拡開状に繰り出して、
ストレツチフイルムに予め幅方向に伸展を与える
るようにした装置が開示されている。
しかしながら、上記従来装置ではクランプで側
端を挟持した状態でフイルムの幅方向にのみ伸展
をかけるものであるためにフイルム自体は幅方向
に伸展するものの、幅方向に伸びる複数のすじが
発生し、そのすじが包装後も被包装物の表面に残
つてしわの原因になり、美しい包装仕上りの面か
らみると必ずしも満足し得るものではなかつた。
而して本考案は斯る従来事情に鑑み、フイルム
移送途上において、フイルムに移送方向及び幅方
向の伸展をかけることによつて前記不具合を解消
し包装仕上りを良好ならしめるとともに伸展機構
を簡素化して構造簡単かつ故障の少ない装置を提
供せんとするものである。
(課題を解決するための技術的手段) 斯る本考案のフイルム繰り出し装置は、フイル
ム移送経路に沿つて、フイルム供給源からフイル
ムを引出し移送させる第1繰り出し装置と、該装
置から繰り出されたフイルムの側端部を挟持した
状態でフイルムを繰り出し移送させる第2繰り出
し装置とを配設し、その第2繰り出し装置は左右
一対のコンベアで構成され、両コンベアをフイル
ムの進行方向に対し末広状に配置するとともに移
送速度を第1繰り出し装置の移送速度より早く設
定してなることを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、フイルム供給源から第1繰り
出し装置がフイルムを引出し移送させ、該フイル
ムを第2繰り出し装置がさらに繰り出して所定の
包装位置まで移送させるが、その第2繰り出し装
置による移送途上において、両装置の移送速度の
差でフイルムは移送方向へ伸張が与えられるとと
もに第2繰り出し装置の両コンベアの末広状配置
によつてフイルムは幅方向へも伸展が与えられ
る。
(効果) 本考案によれば、繰り出し移送されるフイルム
がその移送方向へ伸展されるとともに幅方向へ末
広状に伸展されるので、フイルム表面には伸展に
伴うすじの発生が著しく少なくなつて包装仕上り
を良好ならしめる。
又、上記移送方向及び幅方向の伸展のために繰
り出し装置とは別個な伸展機構を付設するわけで
はないので、装置が簡単かつ小型軽量化されコス
トダウンが実現される。また組立部品数も少なく
なり、組立作業性が向上するとともに、故障の原
因が少なくなり、保守も容易となる。
さらに別個な伸展機構が不要なことに伴つて繰
り出し工程とは別途な伸展工程を必要とせず、処
理能力の向上が図れる。
(実施例) 本考案実施例を図面により説明する。
第3図は実施例のストレツチフイルム包装機の
縦断側面図であり、図中10はストレツチフイル
ム包装機の機枠を示す。
この機枠10は第3図〜第5図に示すように略
直方体に構成されており、第3図中左方を前面1
0b、右方を背面10cとする。
機枠10の前面10bの略中央には搬入口10
aが開口され、該搬入口10aの手前から機枠1
0内にかけて搬入コンベア11が配設される。
搬入コンベア11はプツシヤコンベア12とベ
ルトコンベア14とから構成されており、プツシ
ヤコンベア12の搬出端側に配設されたエレベー
タヘツド13上の所定位置に被包装物を搬送する
ものである。
プツシヤコンベア12は第4図に示すように、
搬入口10aの手前に設けた1対のスプロケツト
12a,12aと機枠10内に設けた1対のスプ
ロケツト12′a,12′aとの間にチエーン12
b,12bを張架し、該チエーン12b,12b
の所定位置に各々プツシヤ12c,12cを設け
たもので、チエーン12b,12bが半回転する
度に被包装物を1個ずつ搬入するものである。プ
ツシヤコンベア12は搬送面12d上に載置され
た被包装物をプツシヤ12c,12cで押して搬
送するもので、この搬送面12dの搬入口10a
近傍には、ベルトコンベア14のローラ14aを
遊転自在に設ける。
ベルトコンベア14は前記ローラ14aと対応
してエレベータヘツド13の後方(第3図、第4
図の右側)にローラ14bを遊転自在に設け、両
ローラ14a,14b間に6本のベルト14c,
14c…を張架したものである。ベルトコンベア
14は前記プツシヤコンベア12で搬入されてき
た被包装物をエレベータヘツド13の後端側迄移
送するものである。
エレベータヘツド13は、上下に揺動する1対
のアーム13a,13aに支持されたヘツド取付
台13b上に設けられており、上記搬入コンベア
11を駆動するモータM1の回転に対応して予め
設定したタイミングで上下動するものである。こ
のタイミングはモータM1の動力をヘツド取付台
13bに伝達する機構中に設けられたタイミング
カム(図示せず)によつて設定されるものであ
る。エレベータヘツド13は搬入コンベア11に
よつて搬入された被包装物を所定の包装位置9迄
押上げ上昇させるものである。従つてエレベータ
ヘツド13の下端位置は搬入コンベア11の搬送
面12dと略同一高さに設定され、上端位置は包
装位置9即ち後述する横折込板17,17及び前
折込板16とほぼ同一面となる位置に設定され
る。
尚、従来包装機と同様に被包装物は、エレベー
タヘツド13で包装位置9へと押し上げられる途
中で、ストレツチフイルムを突上げてストレツチ
フイルムにより上面が覆われるものであり、この
ことは後で詳説する。
又、搬入コンベア11を、プツシヤコンベア1
2又はベルトコンベア14の何れか一方のみとせ
ず、両コンベア12,14を組合せて構成したの
は、包装機の組立製造時、同一部品を組変えるだ
けで、包装終了後の商品の搬出方向が後方向(実
施例の場合)でなく、前方向の包装機に製造でき
るようにしたものであり、本願出願人が先に出願
した実開昭60−188101号公報に詳説されている。
前記エレベータヘツド13及びヘツド取付台1
3bは第4図及び第5図に示すようにスリツト状
に構成して、エレベータヘツド13を上下動させ
た時に、ベルトコンベア14のベルト14c,1
4c…がエレベータヘツド13及びヘツド取付台
13bに当接しないようにする。
エレベータヘツド13は複数個の小ブロツク1
3c,13d,13e…からなり、各小ブロツク
13c,13d,13e…は各々所定方向から加
えられる力に対して起伏自在に設けられ、コイル
スプリング(図示せず)等にて直立状に付勢され
ている。小ブロツク13cは第4図中上方からの
力、小ブロツク13dは第4図中下方からの力、
小ブロツク13eは第4図中左方からの力により
各々傾倒するように構成されており、後述するス
トレツチフイルムの折込作業を支障無く行なえる
ようにする。
尚、第3図中15はエレベータヘツド13の後
方に設けられた位置決め板で、ベルトコンベア1
4で搬入されてきた被包装物を後端基準で位置決
めするものである。
包装位置9の周囲には第4図に示すように、1
対の横折込板17,17′、前折込板16及び後
折込ローラ18が配設されており、これらで上記
エレベータヘツド13で押し上げられた被包装物
を通過させる開口部を形成している。
横折込板17,17′は左右方向の横折込みを
行なうもので、各々第4図中上下方向にスライド
自在に設けられると共に、互いに相対する方向に
連動してスライドするように構成されている。
前折込板16は前記横折込み終了後前方向の折
込みを行なうもので、第4図中左右方向にスライ
ド自在に設けられ、横折込板17,17′とは独
立して駆動される。この前折込板16の上方には
搬出用プツシヤ30が配設されている。
搬出用プツシヤ30は前記前折込み及び横折込
みが終了した被包装物を、前記後折込ローラ18
に隣設して配設されたヒートベルト19上に移動
させるものであり、この移動の過程により後折ロ
ーラ18によつて後折込みが行なわれ包装が完了
する。包装が完了した被包装物はヒートベルト1
9にて移送される間に底部の折込部分が熱溶着さ
れる。
以上が実施例包装機における被包装物の移送を
中心とした包装機構の説明であり、以下にストレ
ツチフイルムの供給部及び繰り出し装置について
説明する。
ストレツチフイルムの供給部は第5図に示すよ
うに包装機の右側に設けられている。図中20,
20′及び21,21′は各々ストレツチフイルム
のロールA1,A2を支持する支持ローラであり、
各々幅の異なる2種類のストレツチフイルムロー
ルA1,A2を選択的に使用できるように構成され
ている。第5図はフイルムロールA1が使用され
る場合を示し、該ロールA1から繰り出されたス
トレツチフイルムA′1は右側の支持ローラ20′を
巻回して引出され終端検出ローラ40を介して上
下の繰り出しベルト27,27′,28,28′間
に挿入される。該ベルト27,27′,28,2
8′にてフイルム前繰り出し装置60,60′を構
成する(第6図)。
次にストレツチフイルムA′1の繰り出し移送に
ついて簡単に説明すれば、ベルト27,27′,
28,28′間に挿入されたフイルムは、ベルト
27,27′,28,28′の回転動作により繰り
出される。ベルト27,27′,28,28′の前
端部(第5図中左部)迄繰り出されたフイルム
A′1は、その後その両側端部を後述するクリツプ
群7,7′とゴムベルト6d,6′dとの間に挟持
されて包装に必要な長さが繰り出され、カツタ装
置29にてフイルムA′1が必要長さに切断される。
切断されたフイルムA″1はエレベータヘツド13
の上部所定位置、即ちフイルムA″1の中心がエレ
ベータヘツド13の中心と一致する迄移送された
後停止し待機状態になる。
クリツプ群7,7′とゴムベルト6d,6′dと
からなるフイルム繰り出し装置は、第5図に示す
ように包装位置9とエレベータヘツド13の下端
位置との間の高さで、第4図に示すように平面か
らみて包装位置9を挟むように対向状に配設され
る。
以下フイルム繰り出し装置を第1図及び第2図
を中心に説明する。
機枠10には前面10bから背面10cに渡し
て1対のアジヤストスクリユ1,2が回転自在に
設けられており、各アジヤストスクリユ1,2の
背面10c側端部にハイポイドギヤ1c,2cが
各々設けられている。
又、機枠10の背面10cに沿つて回転軸3が
配設され、該軸3に、前記ハイポイドギヤ1c,
2cと噛合するハイポイドギヤ3a,3bが各々
固定される。
前記回転軸3の右端部にはハンドル3cが機枠
10の外側に設けられ、該ハンドル3cを回転さ
せることによつて回転軸3を介してアジヤストス
クリユ1,2を回転させることができる。
アジヤストスクリユ1にはねじ部1a,1b、
アジヤストスクリユ2にはねじ部2a,2bが
各々形成されており、第1図上方のねじ部1a,
2aは密ピツチ、下方のねじ部1b,2bは逆ね
じの粗ピツチとなつている。これにより後述する
ように、チエーンコンベア6,6′の間隔を使用
するストレツチフイルムの幅に対応して変化させ
た場合に、チエーンコンベア6は6′に較べ移動
量が小さくなる。
これは被包装物の搬出方向を考慮した為であ
る。即ち、本実施例では被包装物の左右横折込み
及び前折込み終了後、被包装物を搬入方向とは反
対の方向へ搬出する時後折込みして包装を完了す
るが、ストレツチフイルムの後折込み量を大幅に
変化させることはひきつれ、しわ等の原因にな
り、好ましくないためである。又、ねじ部1a,
1bはねじ部2a,2bより総体的に粗ピツチと
なつている。
図中Dは包装位置9の中心の間隔であり、dは
アジヤストスクリユ2側の間隔であり、Cをフイ
ルムの伸展率(以下はプレストレツチ度と称す)
とすれば、包装位置9の中心におけるプレストレ
ツチ度Cは C=D−d/d である。このプレストレツチ度Cをフイルム幅に
かかわらず一定にする為には、フイルム幅に合わ
せて、チエーンコンベア6,6′の末広角を変化
させなくてはならず、各ねじ部1a,1b,2
a,2bのピツチはこれらを満たすように設定さ
れている。
尚、実施例装置においては、包装位置9の中心
におけるプレストレツチ度Cは約0.05(5%)と
なるように構成されている。
前記アジヤストスクリユ1,2の各ねじ部1
a,1b,2a,2bにはそれらと嵌め合うナツ
ト備えたアジヤストブロツク4a,4b,5a,
5bを配設する。背面10c側のアジヤストブロ
ツク4a,5aに渡してチエーンコンベア6を配
設すると共に、前面10b側のアジヤストブロツ
ク4b,5bに渡してチエーンコンベア6′を配
設する。
図中、エレベータヘツド13の中心を左右に貫
く軸をX−X′軸、上下方向に貫く軸をY−Y′軸
とすると、チエーンコンベア6,6′はX−X′軸
に関してフイルム移送方向に対して末広状に配設
されている。又、チエーンコンベア6,6′は互
に略対称の構造であり、以下はチエーンコンベテ
6について詳説する。
第2図に示すようにアジヤストブロツク4aに
は取付指示部材50が回動自在に設けられてお
り、その回動範囲は係合ピン51により規制され
る。アジヤストブロツク5aには取付指示部材5
2が回動自在且つ前後方向に小範囲移動可能に設
けられ、その回動範囲及び移動範囲は係合ピン5
3により規制される。このように構成することに
よつてチエーンコンベア6の末広角度を変化させ
ることを可能としている。
取付部材50,52には取付基板54が複数個
のねじ54a,54a…によつて取付固定されて
いる。この取付基板54の各端部には各々スプロ
ケツト6a,6bが回動自在に配設され、該スプ
ロケツト6a,6b間に無端状のチエーン6cが
張架されている。
そして、チエーン6cの外周には断面円形で無
端状のゴムベルト6dが周設されている。第7図
乃至第10図に詳細に示されるように、チエーン
6cの背面10c側の側面には所定間隔毎に複数
個の略コの字形の取付板7a,7a…が設けられ
る。
取付板7a,7a…は各々チエーン6cの各連
結ブツシユを通して六角孔付ボルト7b,7b…
にて締付固定され、各取付板7aには軸7cを介
してクリツプ7が回動自在に取付けられる。
クリツプ7は中央部に形成された取付部7eを
中心に揺動する挺子状に構成される。クリツプ7
のゴムベルト6d側にはゴムベルト6dと嵌め合
う半円状の凹部7dが形成されると共に、その他
端はクリツプ7を開閉動させる場合に作動片7f
として作用する。
尚、第10図に示すように取付基板54の上部
には所定範囲に渡つて支持板55がねじ56によ
つて取付けられており、この支持板55に一体に
形成された突出部55aがチエーン6cの中央凹
部と嵌合してこれを案内支持すると共に、他の突
出部55bが前期取付板7aに一体に形成された
係合鉤部7gと係合し、取付板7aを案内支持し
ている。
次に前記クリツプ7を開閉動させる機構につい
て説明する。尚、第10図中実線のようにクリツ
プ7とゴムベルト6dとが当接している状態を閉
状態、一転鎖線のようにクリツプ7とゴムベルト
6dとが離動している状態を開状態と呼ぶ。
クリツプ7の開閉機構は固定ガイド部材8a,
8b及び可動ガイド部材21,22,23からな
る。
フイルム供給部側のスプロケツト6bの外側近
傍には固定ガイド部材8a,8bが配設され、フ
イルムA′1の側端部を挟持するように構成される。
クリツプ7はチエーン6cの下側を釣合によつ
て略閉状態で移動して固定ガイド部材8aに至
る。
該固定ガイド部材8aは前記クリツプ7を開状
態としてチエーン6cの上側に回り込ませるもの
で、第8図に示されるようにその下側左端部分
は、前記クリツプ7の作動片7fと係合してこれ
を案内するように滑らかな傾斜面状に形成され
る。
第1図に示すようにチエーンコンベア6の外側
近傍には左側、中央、右側の3個の可動ガイド部
材21,22,23が配設される。各可動ガイド
部材21,22,23は略同様な構造であり、中
央の可動ガイド部材22について説明する。
可動ガイド部材22は第11図に示すように上
押圧板22aと下押圧板22bを備えていて、下
押圧板22bは隣接する可動ガイド部材21,2
3の下押圧板21b,23bとほぼ連続するよう
に構成され、上押圧板22aは下押圧板22bよ
り若干短く構成される。
上押圧板22aの側面下部は下押圧板22bの
側面部にスポツト溶接等によつて固定され、上押
圧板22aと下押圧板22bとで形成される空間
部22cにクリツプ7の作動片7fが案内され
る。
下押圧板22bはその両端部近傍下方にばね等
の付勢手段22d,22′dが配設され、常時上
方に付勢される。
第10図に示すように下押圧板22bは断面コ
の字形に形成されていて、この側面部がピン22
eによつて、ソレノイドSの作用桿22fの先端
に連結される。ソレノイドSは下押圧板22bの
略中央に配設され側板58にねじ止めされる。
ソレノイドSが励磁されていない場合、作用桿
22fは摺動自在な状態となり、第10図実線に
示すように付勢手段22d,22′dにより下押
圧板22bは上方に付勢された状態となる。この
ためクリツプ7の作動片7fは下押圧板22bに
て上方に押圧される。従つてクリツプ7の凹部7
dがゴムベルト6aと嵌め合め合つてフイルム
A′1の側端部をしつかりと保持するようになる。
ソレノイドSが励磁されると、第10図一点鎖
線に示すように、作用桿22fはソレノイドSに
吸引されて下動し、上押圧板22aが下動され
る。
空間部22c内の作動片7fは上押圧板22a
に押されて下動し、クリツプ7は開状態になる。
次にチエーンコンベア6の駆動機構について説
明する。
第1図〜第2図に示すようにフイルム供給部と
は反対側のスプロケツト6aには歯車24が同軸
状に固定されると共に、アジヤストスクリユ1と
平行に駆動軸25が配設され、該軸25に前記歯
車24と噛合する歯車26が設けられている。
歯車26は駆動軸25に形成したキー溝25a
に沿つて摺動自在に構成され、チエーンコンベア
6をフイルム幅に合わせて移動させる時一緒に移
動するようにチエーンコンベア6のアジヤストブ
ロツク4aに支持される。駆動軸25にはチエー
ン25b、傘歯車25c,25d、チエーン25
e、減速機25f等の伝達機構を介してモータ
M2の駆動力が伝達される。
前記機構によりチエーンコンベア6を移動させ
ても、スプロケツト6aには歯車26,24を介
して駆動軸25の駆動力が伝達される。
尚、前記モータM2に代えて、モータM1の駆動
力を電磁クラツチを介して駆動軸25に伝達する
ことによつて、エレベータヘツド13の上下動と
は独立してチエーンコンベア6を駆動することが
出来る。このようにすることによつて駆動源を兼
用することができる。
前記チエーンコンベア6,6′の供給側内側近
傍には取付金具59,59′を介して前繰り出し
装置60,60′が各々設けられる。尚、前繰り
出し装置60と60′はほぼ対称構造であり、前
繰り出し装置60について説明する。
前繰り出し装置60はチエーンコンベア6のク
リツプ7とゴムベルト6aとによつてフイルムが
挟持される位置迄フイルムの前繰り出しをするも
ので、上下の繰り出しベルト27,28を備えて
いる。第10図に示すように下側の繰り出しベル
ト28は隣接する2本を1組として所定間隔をお
いて3組配設される。上側の繰り出しベルト27
は前記各組の繰り出しベルト28,28の中央凹
部に当接するように合計3本配設される。
第5図に示すように上側の繰り出しベルト27
は各々同径のプーリ27a,27b間に張架さ
れ、下側の繰り出しベルト28は大径ローラ28
aと小径ローラ28bとの間に張架される。
前大径ローラ28aは断面六角形状の駆動軸6
1に摺動自在に設けられ、該駆動軸61には第1
図に示すようにチエーン62を介してモータ(図
示せず)の駆動力が伝達される。
前記大径ローラ28aは第2図に示すようにベ
ルト30を介してフイルム支持ローラ20′に連
係され、支持ローラ20′を回転させる。又支持
ローラ21′もベルト(図示せず)を介して連係
し同期して回転するようにする。
前記支持ローラ20′,21′は導電性の良いア
ルミ等の金属で形成され、少なくてもその表面は
接地されている。ストレツチフイルムは非常に絶
縁性が高く、薄い上に、フイルムロールから引出
される時の摩擦により非常に帯電し易くなつてい
る。この帯電を防止又は規制しないと制御回路を
構成するIC,LSI等が静電ノイズの影響により誤
動作する恐れがある為である。尚、ストレツチフ
イルムの片面だけを接地させただけでは不充分な
場合には接地用のローラを別個に設け両面接地さ
せるようにすればよい。
而して前繰り出し装置60は上下の繰出しベル
ト27,28間にフイルムA′1を挟持させ、下側
の繰り出しベルト28を駆動することによつてフ
イルムA′1の前繰り出しを行なう。
前記前繰り出し装置60の前繰り出し速度はチ
エーンコンベア6の繰り出し速度より少し遅く設
定されている。このようにすることによつて、ス
トレツチフイルムA′1をY−Y軸方向にプレスト
レツチさせることができる。
第1図中29,29′はカツタ装置であり、チ
エーンコンベア6,6′に各々設けられる。各カ
ツタ装置29,29′は各々対向する側に頂部を
鋸刃状に形成した摺動部材が配設され、この摺動
部材は第2図に示される駆動手段29aにより上
下動するように構成される。この摺動部材が上方
に摺動した時フイルムが切断される。
次に前記実施例装置の動作を説明する。
先ずフイルムロールA1,A2の中から被包装物
に合つたフイルムロールA1を選択し、このフイ
ルムロールA1の幅に合わせて、ハンドル3cを
回転させてチエーンコンベア6,6′の末広角及
び間隔を調整する。即ちハンドル3cを時計方向
に回転させることにより、ハイポイドギヤ1c,
2c,3a,3bを介してアジヤストスクリユ
1,2が回転し、チエーンコンベア6,6′の間
隔が広くなり、反時計方向に回転させることによ
つてその間隔が狭くなる。
前記調整終了後、第2図に示すように支持ロー
ラ20′及び終端検出ローラ40を経由して繰り
出し、その先端を繰り出しベルト27,28間及
び27′,28′間に挟持させる。大径ローラ28
aを手動で回転させて、ストレツチフイルムA′1
の先端がカツタ装置29,29′の真上へくる迄
前繰り出しを行なう。
上記の状態で、前準備は終了し、包装機は使用
可能状態となる。以下、包装工程について説明す
るが、実施例包装機では、エレベータヘツド13
の上下動を1サイクルとすると2サイクルで1物
品に対する包装を行なつている。しかしここでは
説明の都合上、1サイクルで1物品の包装を終了
する如く説明するが、この点に関しては、本願考
案を何等限定するものではない。
まず、作業者は、プツシヤコンベア12上に被
包装物を載置する。プツシヤコンベア12上に物
が載置されたか否かは、プツシヤコンベア12に
計量器が組み込まれている場合には、その計量安
定信号により、また計量器が組み込まれていない
場合には、マイクロスイツチ等のセンサーにより
装置に知らされる。これによりプツシヤコンベア
12およびベルトコンベア14が駆動され、被包
装物の搬入が開始される。
そして、この被包装物の搬入と並行してストレ
ツチフイルムA′1の繰り出し移送が行なわれる。
包装に必要なストレツチフイルムの長さ、すな
わちフイルム繰り出し量は、あらかじめ操作パネ
ルの設定ダイヤル(図示せず)によりマニアルで
設定されるか、あるいは、搬入移動中の被包装物
の大きさをセンサーで検出することにより決定さ
れる。フイルムの繰り出しは、チエーンコンベア
6,6′下側の繰り出しベルト28,28′および
支持ローラ20′を駆動することで行なわれる。
支持ローラ20′および繰り出しベルト27,2
7′,28,28′により繰り出されたフイルム
A′1は、ベルト27,27′,28,28′の繰り
出し終了側端部でその両側端を、チエーンコンベ
ア6,6′のクリツプ7,7′とゴムベルト6d,
6′dとの間に順次挟持されるとともに、チエー
ンコンベア6,6′の移動に伴つてさらに繰出さ
れる。このときに、前記の如く、ベルト28,2
8′に対してチエーンコンベア6,6′の移送速度
を多少早く(約5%程度)設定してあるので、フ
イルムA′1はチエーンコンベア6,6′による繰り
出しによつて、その長さ方向に約5%程度プレス
トレツチされる。
また、チエーンコンベア6,6′は前記の如く
末広状に配置されているので、チエーンコンベア
6,6′による繰り出し移送により最終的にその
中央部で約5%程度プレストレツチされる。上記
チエーンコンベア6,6′により所定の長さのフ
イルムA′1の繰り出しが終了すると繰り出しベル
ト28,28′の駆動が停止されるとともに、カ
ツタ装置29,29′が駆動され、包装に必要な
長さのフイルムA″1に切断される。切断されたフ
イルムA″1はその後、その中心が上記装置の中央
部Y−Y軸に位置するまで移送された後、上記チ
エーンコンベア6,6′の駆動が停止される。こ
の状態において、フイルムA″1は前記包装位置9
の下側で、エレベータヘツド13の上側の位置に
しわのないピーンと伸展された状態で保持され
る。
上記フイルムA″1の移送および被包装物のエレ
ベータヘツド13上への搬入が完了した後、エレ
ベータヘツド13は上昇を開始する。これにより
被包装物は、その途中で上記フイルムA″1を突き
上げフイルムA″1により、その上面部を覆われ包
装位置9に至る。
この包装位置9において、横折込板17,1
7′により左右の横折込みが行なわれる。なお、
横折込みの過程において左右の可動ガイド部材2
1,21′,23,23′が駆動され、これらのガ
イド部材21,21′,23,23′と係合するク
リツプ7,7′とゴムベルト6d,6′dによるフ
イルムA″1の左右の挟持が開放される。
左右の折込み終了直前または終了直後、前折込
板16により前折込みが行なわれる。この前折込
みの過程において、前面10b側のチエーンコン
ベア6′の中央可動ガイド部材22′が駆動され、
このガイド部材22′と係合するクリツプ7′とゴ
ムベルト6′dによるフイルムA″1の前側中央部
の挟持が開放される。前折込み終了後プツシヤ3
1により被包装物のヒートベルト19上への搬出
が行なわれ、この搬出の途中で後折込みローラ1
8により後折込みが行なわれる。そして、この後
折込みの過程で後側のチエーンコンベア6の中央
ガイド部材22が駆動され、このガイド部材22
と係合するクリツプ7とゴムベルト6dによるフ
イルムA″1の後側中央部の挟持が開放される。ヒ
ートベルト19上への搬出の完了により、上記後
折込みは終了し、包装が完了する。包装完了後の
被包装物は、ヒートベルト19による移送中にそ
の底部の折込み部が熱溶着され包装が完成する。
上記前折込み完了後、エレベータヘツド13は下
降を開始し、このエレベータヘツド13の下側位
置への復帰および上記被包装物のヒートベルト1
9上への搬出完了後、装置は待機状態となる。な
お、以上の包装工程中にすでに次の被包装物がプ
ツシヤコンベア12上に載置されている場合には
以上の動作を繰り返えす。
以上のように実施例では、前繰り出し装置6
0,60′の繰出しベルト27,28,27′,2
8′により本考案の第1繰り出し装置を構成して
フイルムロールA1からフイルムA′1を繰り出し、
チエーンコンベア6,6′が本考案の第2繰り出
し装置を構成してフイルムA′1を繰り出し途上で
移送方向及び幅方向へ伸展させ、繰り出し移送方
向が完了した際には両方向の伸展が完了した状態
となる。
尚、上記実施例に代えて本考案ではローラ40
に回転動力を与えて該ロールをフイルムロール
A1からフイルム引出しを行なう第1繰り出し装
置とし、繰出しベルト27,28,27′,2
8′とチエーンコンベア6,6′とにより第2繰り
出し装置を構成させ、その第2繰り出し装置の繰
出しベルト27,28,27′,28′と第1繰り
出し装置のローラ40との間で移送速度差を設け
て、フイルムの移送方向の伸展を行なわせること
もよい。
又、第2繰り出し装置はクリツプでフイルムを
挟持して移送する構造に限定されるものではな
く、例えばゴムベルト等でフイルムを挟持して移
送するようにした構造のものでもよい。
また、上記実施例においては、フイルム繰り出
し移送装置6,6′の間隔を使用するフイルムの
幅に合わせて調整した際、その末広角度をその間
隔に対応して変化させることにより、幅の異なる
フイルムを使用した時でもその伸展度合がほぼ等
しくなる様に工夫している。これは、使用するフ
イルムの幅が大幅に異なる(例えば上記フイルム
A1の幅は200mm、フイルムロールA2の幅は400mm)
点を考慮したためであるが、上述した理由により
この構成に限定されるものではない。例えば間隔
を変化させた場合でも末広角度を一定としても差
支えないのであれば、フイルム繰り出し移送装置
の間隔調整機構はもつと単純な構造とすることが
できる。
なお、フイルム繰り出し移送装置の構造に関し
ては上記実施例に限定されるものではなく、フイ
ルムの端部を挟持してフイルムの繰り出し移送を
行なうものであればどのようなものであつてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したストレツチフイルム
包装機の要部の構造を示す平面図、第2図は同縦
断側面図、第3図乃至第5図は本考案を実施した
ストレツチフイルム包装機の概要を示す図面で、
第3図はその縦断側面図、第4図は同平面断面
図、第5図は同縦断正面図、第6図はフイルム前
繰り出し装置の構造を示す平面図、第7図乃至第
10図はフイルム繰り出し移送装置の構造を示す
図面で、第7図はその要部上面図、第8図は同上
面図、第9図は同側面図、第10図は同正面図、
第11図は可動ガイド部材の構造を示す要部側面
図である。 図中、1,2はアジヤストスクリユ、6,6′
はチエーンコンベア、6d,6′dはゴムベルト、
7,7′はクリツプ、21,21′,22,22′,
23,23′は可動ガイド部材、A1,A2はストレ
ツチフイルムロールを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルム移送経路に沿つて、フイルム供給源か
    らフイルムを引出し移送させる第1繰り出し装置
    と、該装置から繰り出されたフイルムの側端部を
    挟持した状態でフイルムを繰り出し移送させる第
    2繰り出し装置とを配設し、その第2繰り出し装
    置は左右一対のコンベアで構成され、両コンベア
    をフイルムの進行方向に対し末広状に配置すると
    ともに移送速度を第1繰り出し装置の移送速度よ
    り速く設定してなるストレツチフイルム包装機に
    おけるフイルム繰り出し装置。
JP13327484U 1984-08-31 1984-08-31 ストレッチフィルム包装機におけるフィルム繰り出し装置 Granted JPS6148106U (ja)

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JPH085577B2 (ja) * 1992-04-23 1996-01-24 日本金網商工株式会社 帯状薄物の移送装置
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