JPH0122990Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0122990Y2 JPH0122990Y2 JP1982175165U JP17516582U JPH0122990Y2 JP H0122990 Y2 JPH0122990 Y2 JP H0122990Y2 JP 1982175165 U JP1982175165 U JP 1982175165U JP 17516582 U JP17516582 U JP 17516582U JP H0122990 Y2 JPH0122990 Y2 JP H0122990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- hole
- liner member
- equipment
- composite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、舶用機関等の各種機器の基台に対す
る取付け構造に関する。
る取付け構造に関する。
一般に、舶用機関を船の機関室に据え付ける場
合、エンジンベツドと機関台との間にライナーを
入れてプロペラ軸とエンジンの芯を一致させてい
る。従来、上記ライナーには一枚の金属の薄板を
用いていたが、剛構造で防振性を全く持たぬた
め、エンジンの振動が減衰されることなく、その
まま他に直接伝わるという不都合があつた。
合、エンジンベツドと機関台との間にライナーを
入れてプロペラ軸とエンジンの芯を一致させてい
る。従来、上記ライナーには一枚の金属の薄板を
用いていたが、剛構造で防振性を全く持たぬた
め、エンジンの振動が減衰されることなく、その
まま他に直接伝わるという不都合があつた。
本考案は、フエライトに樹脂を混合して製造さ
れた上下2枚の複合板の間に金属板を一体に貼り
合わせるとともに複合板と金属板を貫通して透孔
が設けられたライナー部材を、基台とこの基台に
支持される機器との間に、上記透孔を基台の透孔
と機器の透孔に一致させて挾み込み、上記機器と
ライナー部材及び基台に設けられた透孔にボルト
を挿通し、そのボルトに締付けナツトを螺着する
一方、上記ボルトまたは締付けナツトと機器との
間に、フエライトに樹脂を混合して製造された複
合板に座金本体を添着した座金を挾み込んだ構成
とすることにより、上記従来の欠点を解消したも
ので、舶用エンジン等の各種機器からこれが据え
付けられた基台への微細な振動の伝達、及び基台
から各種機器への微細な振動の伝達を可及的に抑
えることができる舶用エンジンや機械等の機器の
取付け構造を提供することを目的とする。以下本
考案を図面を参照して説明する。
れた上下2枚の複合板の間に金属板を一体に貼り
合わせるとともに複合板と金属板を貫通して透孔
が設けられたライナー部材を、基台とこの基台に
支持される機器との間に、上記透孔を基台の透孔
と機器の透孔に一致させて挾み込み、上記機器と
ライナー部材及び基台に設けられた透孔にボルト
を挿通し、そのボルトに締付けナツトを螺着する
一方、上記ボルトまたは締付けナツトと機器との
間に、フエライトに樹脂を混合して製造された複
合板に座金本体を添着した座金を挾み込んだ構成
とすることにより、上記従来の欠点を解消したも
ので、舶用エンジン等の各種機器からこれが据え
付けられた基台への微細な振動の伝達、及び基台
から各種機器への微細な振動の伝達を可及的に抑
えることができる舶用エンジンや機械等の機器の
取付け構造を提供することを目的とする。以下本
考案を図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
もので、1は基台である。この基台1は各種の機
器2を支持してこれをボルト3で固定するもので
あつて、機器2に設けられた透孔4に対応する位
置にボルト3を挿通するための透孔5を有する。
上記基台1と機器2との間には中心部に透孔6を
穿設したライナー部材7が上記透孔6を基台1と
機器2の透孔5,4に一致させて挾み込まれ、ま
た、上記透孔4,5,6にはボルト3が挿通さ
れ、これにナツト8,9が螺合されて基台1に機
器2を固定している。
もので、1は基台である。この基台1は各種の機
器2を支持してこれをボルト3で固定するもので
あつて、機器2に設けられた透孔4に対応する位
置にボルト3を挿通するための透孔5を有する。
上記基台1と機器2との間には中心部に透孔6を
穿設したライナー部材7が上記透孔6を基台1と
機器2の透孔5,4に一致させて挾み込まれ、ま
た、上記透孔4,5,6にはボルト3が挿通さ
れ、これにナツト8,9が螺合されて基台1に機
器2を固定している。
上記ライナー部材7は、フエライトにエポキシ
系樹脂を混合して製造された上下2枚の複合板1
0,11の間に鋳鉄や軟鋼等からなる1枚の金属
板12を、それらにあけられた小孔10a,11
a,12aを相互に一致させて一体に貼り合わせ
た構成とされている。上記複合板10,11中に
混入されたエポキシ系樹脂は弾性を、またフエラ
イトは剛性をそれぞれ複合板10,11に付与す
る。80〜90重量%のフエライト微粒子に、20〜10
重量%のポリエステル系樹脂を混合した複合板1
0,11を用いた場合、上記混合比の複合板1
0,11の物性は次の通りである。
系樹脂を混合して製造された上下2枚の複合板1
0,11の間に鋳鉄や軟鋼等からなる1枚の金属
板12を、それらにあけられた小孔10a,11
a,12aを相互に一致させて一体に貼り合わせ
た構成とされている。上記複合板10,11中に
混入されたエポキシ系樹脂は弾性を、またフエラ
イトは剛性をそれぞれ複合板10,11に付与す
る。80〜90重量%のフエライト微粒子に、20〜10
重量%のポリエステル系樹脂を混合した複合板1
0,11を用いた場合、上記混合比の複合板1
0,11の物性は次の通りである。
密度;3.0〜3.5×103Kg/m3
対数減衰率;0.04〜0.1
一軸圧縮強度;150×104N/m2(=1500Kg/
cm2) 曲げ強度;30×104N/m2(=300Kg/cm2) 熱膨張率;1.0〜4×10-5K-1 引抜力;10×104N/m2(=100Kg/cm2) ヤング率;0.1〜4×1010N/m2 約10×106N/m2の圧縮応力に対する残留歪;
30×10-6程度 力−ひずみ特性;約40×106N/m2の応力以下
で線形であり、約120×106N/m2で飽和し、約
150×106N/m2で破壊する(すなわち40×
106N/m2以下では、制限性のある弾性体とみ
なすことができる)。
cm2) 曲げ強度;30×104N/m2(=300Kg/cm2) 熱膨張率;1.0〜4×10-5K-1 引抜力;10×104N/m2(=100Kg/cm2) ヤング率;0.1〜4×1010N/m2 約10×106N/m2の圧縮応力に対する残留歪;
30×10-6程度 力−ひずみ特性;約40×106N/m2の応力以下
で線形であり、約120×106N/m2で飽和し、約
150×106N/m2で破壊する(すなわち40×
106N/m2以下では、制限性のある弾性体とみ
なすことができる)。
鉄の1/5程度の見掛けの磁化を有する。
しかして、複合板10,11は樹脂によつて付
与された弾性によつて微振動を吸収し、機器2か
ら基台1への振動の伝達、或いは基台1から機器
2への振動の伝達を可及的に防止するとともに、
基台1と機器2の間に良好にフイツトする。上記
ライナー部材7は、複合板10,11に突起10
b,11bを設け、これを金属板12の小孔12
aに嵌入させて複合板10,11と金属板12の
一体化をはかつているが、それらを接着剤で接着
して一体化することもできる。
与された弾性によつて微振動を吸収し、機器2か
ら基台1への振動の伝達、或いは基台1から機器
2への振動の伝達を可及的に防止するとともに、
基台1と機器2の間に良好にフイツトする。上記
ライナー部材7は、複合板10,11に突起10
b,11bを設け、これを金属板12の小孔12
aに嵌入させて複合板10,11と金属板12の
一体化をはかつているが、それらを接着剤で接着
して一体化することもできる。
上記において、複合板10,11はこれを切削
してその厚さを調整しにくいことから、芯合せの
ためにライナー部材7の厚さを薄くする必要があ
るような場合には金属板12を切削してライナー
部材7の厚さを減ずる。逆に、ライナー部材7の
厚さを大きくする場合は、金属板12、或いは複
合板10,11の使用枚数を増加したり、薄い金
属板10,11を厚いものに変えてこれを行う。
第1図中、13は機器2とナツト8の間に挿入さ
れた座金であつて、周縁部を湾曲させた金属の座
金本体14に、上記の複合板10,11と同一の
複合板15を嵌合してなり、複合板15の弾性に
よつてナツト8,9の緩みを防止する構造になつ
ている。
してその厚さを調整しにくいことから、芯合せの
ためにライナー部材7の厚さを薄くする必要があ
るような場合には金属板12を切削してライナー
部材7の厚さを減ずる。逆に、ライナー部材7の
厚さを大きくする場合は、金属板12、或いは複
合板10,11の使用枚数を増加したり、薄い金
属板10,11を厚いものに変えてこれを行う。
第1図中、13は機器2とナツト8の間に挿入さ
れた座金であつて、周縁部を湾曲させた金属の座
金本体14に、上記の複合板10,11と同一の
複合板15を嵌合してなり、複合板15の弾性に
よつてナツト8,9の緩みを防止する構造になつ
ている。
ライナー部材7の厚さ調整は前記のようにして
行うが、ライナー部材7を基台1の上にセツトす
る場合には、通常、基台1の上に乾燥グリース等
の剥離剤を薄く塗布した上に、フエライトを溶融
状態のエポキシ系或いはポリエステル系樹脂に混
入させた泥状複合剤を塗布し、この複合剤の上に
ライナー部材7を押し付けるようにして取り付け
る。このようにすると、泥状の複合剤が基台1と
ライナー部材7との間の隙間を埋めて硬化するた
め、ライナー部材7のすわり(安定性)が良くな
り、また剥離剤によつて基台1に対するライナー
部材7の強固な付着が防止される。
行うが、ライナー部材7を基台1の上にセツトす
る場合には、通常、基台1の上に乾燥グリース等
の剥離剤を薄く塗布した上に、フエライトを溶融
状態のエポキシ系或いはポリエステル系樹脂に混
入させた泥状複合剤を塗布し、この複合剤の上に
ライナー部材7を押し付けるようにして取り付け
る。このようにすると、泥状の複合剤が基台1と
ライナー部材7との間の隙間を埋めて硬化するた
め、ライナー部材7のすわり(安定性)が良くな
り、また剥離剤によつて基台1に対するライナー
部材7の強固な付着が防止される。
上記のように、ライナー部材7を基台1と機器
の所定の位置に装着したら、それらの透孔4,
5,6にボルト3を挿通させ、ナツト8,9を螺
合して機器2を基台1に固定する。
の所定の位置に装着したら、それらの透孔4,
5,6にボルト3を挿通させ、ナツト8,9を螺
合して機器2を基台1に固定する。
以上説明したように本考案は、フエライトに樹
脂を混合して製造された上下2枚の複合板の間に
金属板を一体に貼り合わせるとともに複合板と金
属板を貫通して透孔が設けられたライナー部材
が、基台とこの基台に支持される機器との間に、
上記透孔を基台の透孔と機器の透孔に一致させて
挾み込まれ、上記機器とライナー部材及び基台に
設けられた透孔にボルトが挿通され、そのボルト
に締付けナツトが螺着された構成とされ、複合板
が耐食性があり、適度な弾性を有していて、特
に、海水に触れて腐食が心配されるような条件下
においても安定して振動を吸収するため、通常の
環境条件下において用いる機器には勿論、船舶に
搭載する機器のように腐食環境条件下に用いる機
器においても機器から基台への振動の伝達、及び
基台から機器への振動の伝達を可及的にかつ永続
的に抑えることができる。またライナー部材に
は、複合板のほかに金属板が用いられているた
め、これを切削してライナー部材の厚さを基台と
機器の間の隙間に迅速かつ正確に適合させること
ができるとともに、ライナー部材の上下両面は複
合板により構成されているため、基台と機器の間
にライナー部材が良好にフイツトする。
脂を混合して製造された上下2枚の複合板の間に
金属板を一体に貼り合わせるとともに複合板と金
属板を貫通して透孔が設けられたライナー部材
が、基台とこの基台に支持される機器との間に、
上記透孔を基台の透孔と機器の透孔に一致させて
挾み込まれ、上記機器とライナー部材及び基台に
設けられた透孔にボルトが挿通され、そのボルト
に締付けナツトが螺着された構成とされ、複合板
が耐食性があり、適度な弾性を有していて、特
に、海水に触れて腐食が心配されるような条件下
においても安定して振動を吸収するため、通常の
環境条件下において用いる機器には勿論、船舶に
搭載する機器のように腐食環境条件下に用いる機
器においても機器から基台への振動の伝達、及び
基台から機器への振動の伝達を可及的にかつ永続
的に抑えることができる。またライナー部材に
は、複合板のほかに金属板が用いられているた
め、これを切削してライナー部材の厚さを基台と
機器の間の隙間に迅速かつ正確に適合させること
ができるとともに、ライナー部材の上下両面は複
合板により構成されているため、基台と機器の間
にライナー部材が良好にフイツトする。
さらにまた、ボルトまたは締付けナツトと機器
との間に、フエライトに樹脂を混合して製造され
た複合板に座金本体を添着した座金が挾み込まれ
ているため、基台及び機器の相互間において、振
動がボルトを介して伝達されるようなこともな
い。
との間に、フエライトに樹脂を混合して製造され
た複合板に座金本体を添着した座金が挾み込まれ
ているため、基台及び機器の相互間において、振
動がボルトを介して伝達されるようなこともな
い。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はライナー部材の外観図、第3図は同断面図で
ある。 1……基台、2……機器、3……ボルト、7…
…ライナー部材、8……ナツト、10……複合
板、12……金属板。
図はライナー部材の外観図、第3図は同断面図で
ある。 1……基台、2……機器、3……ボルト、7…
…ライナー部材、8……ナツト、10……複合
板、12……金属板。
Claims (1)
- フエライトに樹脂を混合して製造された上下2
枚の複合板10,11の間に金属板12を一体に
貼り合わせるとともに複合板10,11と金属板
12を貫通して透孔6が設けられたライナー部材
7が、基台1とこの基台1に支持される機器2と
の間に、上記透孔6を基台1の透孔5と機器2の
透孔4に一致させて挾み込まれ、上記機器2とラ
イナー部材7及び基台1に設けられた透孔4,
6,5にボルト3が挿通され、そのボルト3に締
付けナツト8が螺着される一方、上記ボルト3ま
たは締付けナツト8と機器2との間に、フエライ
トに樹脂を混合して製造された複合板15に座金
本体14を添着した座金13が挾み込まれて成る
ことを特徴とする舶用エンジンや機械等の機器の
取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17516582U JPS5979646U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 舶用エンジンや機械等の機器の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17516582U JPS5979646U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 舶用エンジンや機械等の機器の取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5979646U JPS5979646U (ja) | 1984-05-29 |
| JPH0122990Y2 true JPH0122990Y2 (ja) | 1989-07-13 |
Family
ID=30381157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17516582U Granted JPS5979646U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 舶用エンジンや機械等の機器の取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5979646U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5977096B2 (ja) * | 2012-06-22 | 2016-08-24 | 株式会社Ihi | 結合構造体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5631540A (en) * | 1979-08-22 | 1981-03-30 | Kawasaki Steel Corp | Compound vibration suppressing material |
-
1982
- 1982-11-19 JP JP17516582U patent/JPS5979646U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5979646U (ja) | 1984-05-29 |
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