JPH01232021A - 二軸配向ポリエステルフイルム - Google Patents
二軸配向ポリエステルフイルムInfo
- Publication number
- JPH01232021A JPH01232021A JP63150888A JP15088888A JPH01232021A JP H01232021 A JPH01232021 A JP H01232021A JP 63150888 A JP63150888 A JP 63150888A JP 15088888 A JP15088888 A JP 15088888A JP H01232021 A JPH01232021 A JP H01232021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- film
- polyester
- polyester film
- range
- Prior art date
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- Granted
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ポリエステルフィルム、更に詳しくは、包装
用、コンデンサー用、および磁気テープ用ベースフィル
ムなどとして好適なポリエステルフィルムに関するもの
である。
用、コンデンサー用、および磁気テープ用ベースフィル
ムなどとして好適なポリエステルフィルムに関するもの
である。
[従来の技術]
従来、二軸配向ポリエステルフィルムには、ハンドリン
グ性、易滑性をもたせるために、酸化チタン、シリカ、
炭酸カルシウム等の不活性物質を含有させておく手段(
例えば、特開昭55−133431号公報など)が知ら
れている。
グ性、易滑性をもたせるために、酸化チタン、シリカ、
炭酸カルシウム等の不活性物質を含有させておく手段(
例えば、特開昭55−133431号公報など)が知ら
れている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、フィルムの加工工程、たとえば包装用途
における印刷工程、磁気媒体用途における磁性層塗布・
カレンダー工程などの工程速度の増大にともない、フィ
ルムに要求される耐摩耗性は益々厳しくなっているため
、上述の如き従来のポリエステルフィルムでは、接触す
るロールなどでフィルムの表面が削られることにより、
加工工程上、製品性能上のトラブルとなるという欠点が
、最近、問題となってきている。
における印刷工程、磁気媒体用途における磁性層塗布・
カレンダー工程などの工程速度の増大にともない、フィ
ルムに要求される耐摩耗性は益々厳しくなっているため
、上述の如き従来のポリエステルフィルムでは、接触す
るロールなどでフィルムの表面が削られることにより、
加工工程上、製品性能上のトラブルとなるという欠点が
、最近、問題となってきている。
本発明の目的は、かかる課題を解消せしめ、耐摩耗性、
特に耐削れ性、耐スクラッチ性などに優れたポリエステ
ルフィルムを提供せんとするものである。
特に耐削れ性、耐スクラッチ性などに優れたポリエステ
ルフィルムを提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段]
平均粒径が0.08〜3μmの不活性粒子を0゜01〜
5重量%含有する二軸配向ポリエステルフィルムであっ
て、該フィルムと該不活性粒子の密度差が0.65g1
0f以下であり、かつ該フィルムの厚さ方向屈折率が1
.47〜1.53であることを特徴とする二軸配向ポリ
エステルフィルムに関するものである。
5重量%含有する二軸配向ポリエステルフィルムであっ
て、該フィルムと該不活性粒子の密度差が0.65g1
0f以下であり、かつ該フィルムの厚さ方向屈折率が1
.47〜1.53であることを特徴とする二軸配向ポリ
エステルフィルムに関するものである。
°本発明のポリエステルは特に限定されないが通常ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンα。
エチレンテレフタレート、ポリエチレンα。
β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン4,4′−ジ
カルボキシレート、ポリエチレン2,6−ナフタレート
、ポリブチレンテレフタレート等が用いられる。中でも
ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
カルボキシレート、ポリエチレン2,6−ナフタレート
、ポリブチレンテレフタレート等が用いられる。中でも
ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
本発明フィルムには該二軸配向フィルムとの密度差が、
0.65g/a/以下、好ましくは0.55 g/ a
K以下、さらに好ましくは0.50q/aT!以下の不
活性粒子が含有されているのが望ましい。
0.65g/a/以下、好ましくは0.55 g/ a
K以下、さらに好ましくは0.50q/aT!以下の不
活性粒子が含有されているのが望ましい。
該フィルムと該不活性粒子との密度差が上記範囲より大
きいと、耐削れ性が不良となるので好ましくない。該フ
ィルムと該不活性粒子との密度差の下限は特に定められ
ないが、−0,70/aj位が製造上の限界である。ま
た、該フィルムと該不活性粒子との密度差を上記の範囲
とするのに好適な不活性粒子としては、例えばシリコン
粒子、ポリイミド粒子、架橋スチレン−ジビニルベンゼ
ン共重合体粒子、架橋ポリエステル粒子、テフロン粒子
などの有機高分子粒子、及び窒化ホウ素粒子などが挙げ
られるが、なかでも有機高分子粒子、特に架橋球状スチ
レン−ジビニルベンゼン共重合体粒子などの高分子架橋
重合体粒子が好ましい。
きいと、耐削れ性が不良となるので好ましくない。該フ
ィルムと該不活性粒子との密度差の下限は特に定められ
ないが、−0,70/aj位が製造上の限界である。ま
た、該フィルムと該不活性粒子との密度差を上記の範囲
とするのに好適な不活性粒子としては、例えばシリコン
粒子、ポリイミド粒子、架橋スチレン−ジビニルベンゼ
ン共重合体粒子、架橋ポリエステル粒子、テフロン粒子
などの有機高分子粒子、及び窒化ホウ素粒子などが挙げ
られるが、なかでも有機高分子粒子、特に架橋球状スチ
レン−ジビニルベンゼン共重合体粒子などの高分子架橋
重合体粒子が好ましい。
本発明のポリエステルフィルムに用いる不活性粒子の平
均粒径は0.08〜3μm、好ましくは0.1〜1.5
μm1さらに好ましくはo、i〜0.48μmである。
均粒径は0.08〜3μm、好ましくは0.1〜1.5
μm1さらに好ましくはo、i〜0.48μmである。
平均粒径が上記範囲より大きいと耐削れ性が不良となる
ので好ましくない。
ので好ましくない。
また、平均粒径が上記範囲より小さくても耐スクラッチ
性が不良となるので好ましくない。
性が不良となるので好ましくない。
本発明のポリエステルフィルムには不活性粒子が0.0
1〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%含有されて
いる必要がある。含有量が上記範囲より多いと耐削れ性
が不良となり、少ないと耐スクラッチ性が不良となるの
で好ましくない。
1〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%含有されて
いる必要がある。含有量が上記範囲より多いと耐削れ性
が不良となり、少ないと耐スクラッチ性が不良となるの
で好ましくない。
本発明のポリエステルフィルムに用いる不活性粒子の粒
度分布は重量平均粒子直径と数平均粒子直径の比で1.
1〜2.O1好ましくは1.15〜1.8の範囲である
と、耐スクラッチ性が特に良好となるので好ましい。
度分布は重量平均粒子直径と数平均粒子直径の比で1.
1〜2.O1好ましくは1.15〜1.8の範囲である
と、耐スクラッチ性が特に良好となるので好ましい。
また、本発明のポリエステルフィルムに用いられる不活
性粒子の形状係数は、0.85〜1.0の間であること
が、耐スクラッチ性をさらに良好とするのに有効である
。
性粒子の形状係数は、0.85〜1.0の間であること
が、耐スクラッチ性をさらに良好とするのに有効である
。
本発明のポリエステルフィルムに高分子架橋重合体粒子
を用いる場合には、高分子架橋重合体粒子の架橋度は、
25%以上、好ましくは35%以上であると、突起先端
曲率半径βを本発明の範囲内とするのに有効である。重
合方法は特に限定されないが、乳化重合を用いると突起
先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに有効である
。
を用いる場合には、高分子架橋重合体粒子の架橋度は、
25%以上、好ましくは35%以上であると、突起先端
曲率半径βを本発明の範囲内とするのに有効である。重
合方法は特に限定されないが、乳化重合を用いると突起
先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに有効である
。
本発明のポリエステルフィルムに含有される不活性粒子
の結晶化促進係数は、−5〜+10℃の範囲である場合
が、突起先端曲率半径を本発明の範囲内とするのに特に
有効である。
の結晶化促進係数は、−5〜+10℃の範囲である場合
が、突起先端曲率半径を本発明の範囲内とするのに特に
有効である。
本発明フィルムに含有される不活性粒子の弾性率は、特
に限定されないが、400〜10000k(1/mm2
、好ましくは500〜7500kMII1m2の範囲
であると、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とする
のに有効である。
に限定されないが、400〜10000k(1/mm2
、好ましくは500〜7500kMII1m2の範囲
であると、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とする
のに有効である。
また、不活性粒子の耐熱温度は350℃以上、好ましく
は380℃以上であることが、突起先端曲率半径βを本
発明の範囲内とするのに極めて有効である。
は380℃以上であることが、突起先端曲率半径βを本
発明の範囲内とするのに極めて有効である。
また該粒子はポリエステルと実質的に反応しないほうが
好ましい。実質的に反応しない粒子とは、粒子がポリエ
ステル中に含有されているときにポリエステルと化学反
応を起こすことなく、かつ、粒子とポリエステルの間に
共有結合やイオン結合などの化学的結合を持たない粒子
のことを示す。
好ましい。実質的に反応しない粒子とは、粒子がポリエ
ステル中に含有されているときにポリエステルと化学反
応を起こすことなく、かつ、粒子とポリエステルの間に
共有結合やイオン結合などの化学的結合を持たない粒子
のことを示す。
粒子とポリエステルが反応する場合には、粒子同志の凝
集も多くなり粗大粒子となって、耐削れ性が不良となる
ので好ましくない。
集も多くなり粗大粒子となって、耐削れ性が不良となる
ので好ましくない。
また粒子と共に分散剤を添加することは、粒子の凝集を
防ぎ、耐削れ性をより一層良好とするのに好ましい。
防ぎ、耐削れ性をより一層良好とするのに好ましい。
尚、本発明で用いるポリエステルフィルムには、本発明
の目的を阻害しない範囲であれば、該不活性粒子以外の
粒子が含まれていてもかまわない。
の目的を阻害しない範囲であれば、該不活性粒子以外の
粒子が含まれていてもかまわない。
特に本発明で用いるポリエステルフィルムに不活性粒子
として有機高分子粒子を用いる場合には、極少量の無機
粒子を同時に含有することにより耐スクラッチ性が良好
となるので好ましい。この時無機粒子の添加回は0.0
05〜0.5重量%の範囲で、かつ、有機高分子粒子の
含有ωよりも少量である場合が耐スクラッチ性をより一
層良好とするため(好ましい。また、該無機粒子の平均
粒径は0.4〜2.0μmの範囲であると耐スクラッチ
性がより良好となるので好ましく、この時、該無機粒子
の平均粒径が有機高分子粒子の平均粒径よりも大きいと
耐スクラッチ性がさらに良好となるので好ましい。無機
粒子の種類としては、例えば二酸化チタン、シリカ、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、アルミナなどがある
が、シリカが好ましく、待にコロイダルシリカが好まし
い。
として有機高分子粒子を用いる場合には、極少量の無機
粒子を同時に含有することにより耐スクラッチ性が良好
となるので好ましい。この時無機粒子の添加回は0.0
05〜0.5重量%の範囲で、かつ、有機高分子粒子の
含有ωよりも少量である場合が耐スクラッチ性をより一
層良好とするため(好ましい。また、該無機粒子の平均
粒径は0.4〜2.0μmの範囲であると耐スクラッチ
性がより良好となるので好ましく、この時、該無機粒子
の平均粒径が有機高分子粒子の平均粒径よりも大きいと
耐スクラッチ性がさらに良好となるので好ましい。無機
粒子の種類としては、例えば二酸化チタン、シリカ、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、アルミナなどがある
が、シリカが好ましく、待にコロイダルシリカが好まし
い。
また、内部析出粒子を併用しても良い。
次に本発明フィルムは、厚さ方向屈折率が1゜47〜1
.53、好ましくは1.475〜1.52、さらに好ま
しくは1.48〜1.51であるのが望ましい。厚さ方
向屈折率が上記範囲より小さいと、耐削れ性が不良とな
り、たとえば磁気テープとした時のドロップアウトが不
良となるので好ましくない。また、厚さ方向屈折率が上
記範囲より大きいと、滑り性が不良となり好ましくない
。
.53、好ましくは1.475〜1.52、さらに好ま
しくは1.48〜1.51であるのが望ましい。厚さ方
向屈折率が上記範囲より小さいと、耐削れ性が不良とな
り、たとえば磁気テープとした時のドロップアウトが不
良となるので好ましくない。また、厚さ方向屈折率が上
記範囲より大きいと、滑り性が不良となり好ましくない
。
本発明のポリエステルフィルムに有機高分子粒子を用い
る場合には、表面に形成される突起高さ20nm以上の
全突起のうち、その半数以上の突起について、好ましく
は80%以上の突起について、突起高さh(単位μm)
と突起先端曲率半径β(単位μm)の関係が下式(1)
、更に好ましくは下式(2)を満足していることが特に
好ましい。
る場合には、表面に形成される突起高さ20nm以上の
全突起のうち、その半数以上の突起について、好ましく
は80%以上の突起について、突起高さh(単位μm)
と突起先端曲率半径β(単位μm)の関係が下式(1)
、更に好ましくは下式(2)を満足していることが特に
好ましい。
−0,3−0,9
0,1xh <β<1.Oxh −φ(1)
−0,4−0,9 0、IXh <β<0.55xh ・・(
2)突起高ざ20nm以上の全突起のうち、その半数以
上の突起についての突起先端曲率半径βが、上記関係式
で示す範囲内でない場合には、耐スクラッチ性が不良と
なるので好ましくない。
−0,4−0,9 0、IXh <β<0.55xh ・・(
2)突起高ざ20nm以上の全突起のうち、その半数以
上の突起についての突起先端曲率半径βが、上記関係式
で示す範囲内でない場合には、耐スクラッチ性が不良と
なるので好ましくない。
また突起個数は特に限定されないが、20000〜25
0000個/mm2の範囲であると耐スクラッチ性がさ
らに良好となるので好ましい。
0000個/mm2の範囲であると耐スクラッチ性がさ
らに良好となるので好ましい。
、更に、本発明フィルムの平均表面粗さは特に限定され
ないが、少なくとも片面の平均表面粗さが0.003〜
0.060μmの範囲にある場合に滑り性及び耐削れ性
が共により一層良好となるので望ましい。
ないが、少なくとも片面の平均表面粗さが0.003〜
0.060μmの範囲にある場合に滑り性及び耐削れ性
が共により一層良好となるので望ましい。
また本発明フィルムの静摩擦係数は、特に限定されない
が、少なくとも片面の静摩擦係数が0゜2〜3.0の範
囲にある場合に耐削れ性がより一層良好となるので望ま
しい。
が、少なくとも片面の静摩擦係数が0゜2〜3.0の範
囲にある場合に耐削れ性がより一層良好となるので望ま
しい。
更に、本発明のポリエステルフィルムは突起高さ標準偏
差が1μm以下、好ましくは0.5μm以下の範囲であ
ると、耐スクラッチ性がより一層良好となるので、望ま
しい。
差が1μm以下、好ましくは0.5μm以下の範囲であ
ると、耐スクラッチ性がより一層良好となるので、望ま
しい。
次に本発明フィルムの製造方法を説明する。
まず、所定のポリエステルに不活性粒子を含有せしめる
方法としては、重合前、重合中、重合後のいずれに添加
してもよいが、ポリエステルのジオール成分であるエチ
レングリコールなどに、スラリーの形で混合、分散せし
めて添加する方法を用いると本発明の効果がいっそう大
きくなるので好ましい。また、この時、微細なガラスピ
ーズ等をメディアとして分散させたのち、ガラスピーズ
を除去するメディア分散法などで高度に粒子を分散させ
ると、高精度濾過が容易となり、厚さ方向屈折率を本発
明の範囲内とするのに極めて有効である。また、エチレ
ングリコールスラリーの段階で粒子に加熱処理を行なう
ことは突起先端曲率半径を本発明の範囲内とするのに好
適である。
方法としては、重合前、重合中、重合後のいずれに添加
してもよいが、ポリエステルのジオール成分であるエチ
レングリコールなどに、スラリーの形で混合、分散せし
めて添加する方法を用いると本発明の効果がいっそう大
きくなるので好ましい。また、この時、微細なガラスピ
ーズ等をメディアとして分散させたのち、ガラスピーズ
を除去するメディア分散法などで高度に粒子を分散させ
ると、高精度濾過が容易となり、厚さ方向屈折率を本発
明の範囲内とするのに極めて有効である。また、エチレ
ングリコールスラリーの段階で粒子に加熱処理を行なう
ことは突起先端曲率半径を本発明の範囲内とするのに好
適である。
また、粒子の含有量を調節する方法としては、高濃度の
マスターペレットを製膜時に稀釈する方法を用いると本
発明の効果がいっそう大きくなるので好ましい。
マスターペレットを製膜時に稀釈する方法を用いると本
発明の効果がいっそう大きくなるので好ましい。
次に、このポリエステルを十分乾燥した後、押出機に供
給し、高精度濾過した後スリット状口金から溶融押出し
、冷却固化せしめて未延伸フィルムを作る。この時、フ
ィルムと含有粒子の密度差が小さいと、特異な相互作用
が現われるため、高精度濾過を行なわないと、このあと
の延伸を満足に行なうことができず、本発明の厚さ方向
屈折率を得るのが困難となる。この時、押出温度は低い
方が好ましく、265℃〜300℃の間で押し出すこと
が、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに好
適である。特に、押出機の原料供給部の温度は265℃
〜280℃の範囲であることが好ましい。また、ポリエ
ステルの押出機中での滞留時間は短い方が良く、滞留時
間が30分以内である場合が、突起先端曲率半径βを本
発明の範囲内とするのに好適である。
給し、高精度濾過した後スリット状口金から溶融押出し
、冷却固化せしめて未延伸フィルムを作る。この時、フ
ィルムと含有粒子の密度差が小さいと、特異な相互作用
が現われるため、高精度濾過を行なわないと、このあと
の延伸を満足に行なうことができず、本発明の厚さ方向
屈折率を得るのが困難となる。この時、押出温度は低い
方が好ましく、265℃〜300℃の間で押し出すこと
が、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに好
適である。特に、押出機の原料供給部の温度は265℃
〜280℃の範囲であることが好ましい。また、ポリエ
ステルの押出機中での滞留時間は短い方が良く、滞留時
間が30分以内である場合が、突起先端曲率半径βを本
発明の範囲内とするのに好適である。
またキャスト時のドラフト比(口金のスリット幅/未延
伸フィルムの厚み)は3〜10倍程度の高い値であるこ
とが好ましい。フィルムと含有粒子の密度差が小さいと
、特異な相互作用が現われるため、ドラフト比が高くな
いと十分な延伸ができず、厚さ方向屈折率を本発明の範
囲内とするのが難しい。
伸フィルムの厚み)は3〜10倍程度の高い値であるこ
とが好ましい。フィルムと含有粒子の密度差が小さいと
、特異な相互作用が現われるため、ドラフト比が高くな
いと十分な延伸ができず、厚さ方向屈折率を本発明の範
囲内とするのが難しい。
次にこの未延伸フィルムを二輪延伸し、二軸配向せしめ
る。延伸方法としては、逐次二輪延伸法または同時二輪
延伸法を用いることができる。ただし、最初に長手方向
、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法を用いた方
が、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに好
適でおる。
る。延伸方法としては、逐次二輪延伸法または同時二輪
延伸法を用いることができる。ただし、最初に長手方向
、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法を用いた方
が、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに好
適でおる。
長手方向の延伸条件は100〜130℃という高温で、
しかも2段または3段に分けて、4〜5倍延伸する方法
が、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに好
適である。
しかも2段または3段に分けて、4〜5倍延伸する方法
が、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とするのに好
適である。
幅方向の延伸は、80〜120℃で3〜4倍延伸するの
が好ましいが、幅方向の延伸温度が長手方向の延伸温度
より低いと、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とす
るのに好適である。
が好ましいが、幅方向の延伸温度が長手方向の延伸温度
より低いと、突起先端曲率半径βを本発明の範囲内とす
るのに好適である。
また、−旦、二軸延伸したフィルムを少なくとも一方向
に更に延伸しても良い。
に更に延伸しても良い。
また必要に応じて、この延伸フィルムを熱処理すること
もできる。この場合の熱処理条件としては、定長下で1
50〜220℃、好ましくは170〜210℃の範囲で
0.5〜30秒間行なうことが好ましい。。
もできる。この場合の熱処理条件としては、定長下で1
50〜220℃、好ましくは170〜210℃の範囲で
0.5〜30秒間行なうことが好ましい。。
また、このフィルムにカレンダー処理を行なうことは、
突起先端曲率半径を本発明の範囲内とするのに有効であ
る。カレンダーの条件は特に限定されないが、温度30
〜90℃で線圧30〜250kq/cmの範囲が好まし
い。カレンダー処理は熱処理の後に行なっても良いが、
熱処理の前に行なっても良い。
突起先端曲率半径を本発明の範囲内とするのに有効であ
る。カレンダーの条件は特に限定されないが、温度30
〜90℃で線圧30〜250kq/cmの範囲が好まし
い。カレンダー処理は熱処理の後に行なっても良いが、
熱処理の前に行なっても良い。
[作用]
本発明フィルムは、含有する粒子とフィルムとの密度差
を特定の範囲とし、かつ粒子の粒径と添加量が特定の範
囲であり、かつ厚さ方向屈折率を特定の範囲としたため
、粒子とポリエステルの親和性が向上し特異な相互作用
を示し、効果的に表面突起が生成し、かつ粒子の脱落が
なくなるものと推定される。
を特定の範囲とし、かつ粒子の粒径と添加量が特定の範
囲であり、かつ厚さ方向屈折率を特定の範囲としたため
、粒子とポリエステルの親和性が向上し特異な相互作用
を示し、効果的に表面突起が生成し、かつ粒子の脱落が
なくなるものと推定される。
[特性の測定法]
本発明の特性値は次の測定法、評価基準によるものであ
る。
る。
■ 平均粒径
粒子をエチレングリコール中に均一に分散してスラリー
とし、これを測定に便利な濃度に希釈し、遠心沈降式粒
子径測定装@(島津製作所製5A−CP2型)で測定す
る。得られた粒子径分布を対数確率紙にプロットし、積
算通過百分率が50%となった点のメジアン径を、その
粒子の平均粒径とした。
とし、これを測定に便利な濃度に希釈し、遠心沈降式粒
子径測定装@(島津製作所製5A−CP2型)で測定す
る。得られた粒子径分布を対数確率紙にプロットし、積
算通過百分率が50%となった点のメジアン径を、その
粒子の平均粒径とした。
■ 粒子含有量
析出粒子量の測定:ポリエステルを溶解させ、かつ粒子
を溶解させない溶媒にポリエステル100グラムを加え
て加熱し、完全にポリエステルを溶解させる。この溶液
を日立工機(株)製餡遠心g155P−72を用い、3
oooorpmで40分間遠心分離を行ない、得られた
粒子を真空乾燥する。該粒子を走査形差動熱量計にて測
定した時、ポリエステルに相当する融解ピークが認めら
れる場合には該粒子に再び溶媒を加え、加熱溶解後、遠
心分離操作を行なう。融解ピークが認められなくなった
時、この粒子の重量を測定する。この重量を100グラ
ムで割り、パーセント表示したものを含有量とした。
を溶解させない溶媒にポリエステル100グラムを加え
て加熱し、完全にポリエステルを溶解させる。この溶液
を日立工機(株)製餡遠心g155P−72を用い、3
oooorpmで40分間遠心分離を行ない、得られた
粒子を真空乾燥する。該粒子を走査形差動熱量計にて測
定した時、ポリエステルに相当する融解ピークが認めら
れる場合には該粒子に再び溶媒を加え、加熱溶解後、遠
心分離操作を行なう。融解ピークが認められなくなった
時、この粒子の重量を測定する。この重量を100グラ
ムで割り、パーセント表示したものを含有量とした。
なお、通常遠心分離操作は3回程度で十分である。
また、必要に応じて熱分解ガスクロマトグラフィーや赤
外吸収、ラマン散乱、SEM−XMAなどを利用して定
量する。
外吸収、ラマン散乱、SEM−XMAなどを利用して定
量する。
■ 結晶化促進係数
パーキンエルマー社製のDSC(示差走査熱量計)■型
を用いて測定したポリマの冷結晶化温度TCCとガラス
転移点Tgの差(Tcc−Tc+)をΔTCQと定義し
、1重量%の粒子を含有するポリエステルのΔTCCI
(I>、およびこれと同粘度の粒子を含有しないポリ
エステルの610g(II)を測定し、ΔTcg(II
>とΔTcq (I>の差[ΔTcg(II)−ΔTc
q (I>]をもって、その粒子の結晶化促進係数とし
た。
を用いて測定したポリマの冷結晶化温度TCCとガラス
転移点Tgの差(Tcc−Tc+)をΔTCQと定義し
、1重量%の粒子を含有するポリエステルのΔTCCI
(I>、およびこれと同粘度の粒子を含有しないポリ
エステルの610g(II)を測定し、ΔTcg(II
>とΔTcq (I>の差[ΔTcg(II)−ΔTc
q (I>]をもって、その粒子の結晶化促進係数とし
た。
なお、DSCの測定条件は次の通りである。すなわち、
試料10IIIgをDSC装置にセットし、300℃の
温度で5分間溶融した後、液体窒素中に急冷する。この
急冷試料を10℃/分で昇温t・、ガラス転移点TCI
を検知する。ざらに昇温を続け、ガラス状態からの結晶
化発熱ピーク温度をもって冷結晶化温度TCCとした。
試料10IIIgをDSC装置にセットし、300℃の
温度で5分間溶融した後、液体窒素中に急冷する。この
急冷試料を10℃/分で昇温t・、ガラス転移点TCI
を検知する。ざらに昇温を続け、ガラス状態からの結晶
化発熱ピーク温度をもって冷結晶化温度TCCとした。
■ 粒子の弾性率
ダイヤモンド圧子を備えた超微小硬度計を用いて、粒子
をダイヤモンド圧子で押し込み、押し込み深さと荷重の
関係より弾性率を算出する。また粒子と同じ組成を持っ
た樹脂片を用い算出することもできる。
をダイヤモンド圧子で押し込み、押し込み深さと荷重の
関係より弾性率を算出する。また粒子と同じ組成を持っ
た樹脂片を用い算出することもできる。
■ 密度
フィルムと含有粒子の密度差は、(含有粒子の密度)−
(フィルムの密度)をもって密度差とした。ただし、上
記密度は、それぞれ次の測定法に基づき測定した。
(フィルムの密度)をもって密度差とした。ただし、上
記密度は、それぞれ次の測定法に基づき測定した。
a、含有粒子の密度
J l5−Z−8807に基づき測定した。
b、フィルムの密度
四塩化炭素と0−へブタンからなる密度勾配管を用いて
、25℃にて測定した。
、25℃にて測定した。
■ 屈折率
ナトリウムD線(波長589nm)を光源としてアツベ
屈折率計を用いて25℃、65%RHにて測定した。な
お、マウント液にはヨウ化メチレン溶液を用いた。
屈折率計を用いて25℃、65%RHにて測定した。な
お、マウント液にはヨウ化メチレン溶液を用いた。
■ 突起個数、突起高さ標準偏差
2検出器方式の走査型電子顕微鏡[ESM−32001
エリオニクス(株)製]と断面測定装置[PMS−1、
エリオニクス(株)製]においてフィルム表面の平坦面
の高さをOとして走査した時の突起の高さ測定値を画像
処理装置[I BA820001カールツアイス(株)
製](512x512画素)に送り、画像処理装置上に
フィルム表面突起画像を再構築する。この測定された個
々の突起部分の中で最も高い値をその突起の高さとし、
個夕の突起について突起高さを求める。この測定を場所
をかえて50回繰返す。この時、突起高さが20nm以
上の突起個数をカウントし、111m2あたりに換算し
たものを突起個数とした。
エリオニクス(株)製]と断面測定装置[PMS−1、
エリオニクス(株)製]においてフィルム表面の平坦面
の高さをOとして走査した時の突起の高さ測定値を画像
処理装置[I BA820001カールツアイス(株)
製](512x512画素)に送り、画像処理装置上に
フィルム表面突起画像を再構築する。この測定された個
々の突起部分の中で最も高い値をその突起の高さとし、
個夕の突起について突起高さを求める。この測定を場所
をかえて50回繰返す。この時、突起高さが20nm以
上の突起個数をカウントし、111m2あたりに換算し
たものを突起個数とした。
また、上記の測定された全ての突起の高さを、突起高さ
Oを中心とする正規分布に当てはめ、この時の標準偏差
を突起高さ標準偏差とした。
Oを中心とする正規分布に当てはめ、この時の標準偏差
を突起高さ標準偏差とした。
尚、走査型電子顕微鏡の倍率は、通常3000倍である
が、突起の大きざに応じて2000〜5000倍の範囲
の間で最適な倍率を選択することができる。
が、突起の大きざに応じて2000〜5000倍の範囲
の間で最適な倍率を選択することができる。
■ 突起先端曲率半径β
上記突起高さ標準偏差、及び突起個数を測定する時と同
様に、走査型電子顕微鏡及び断面測定装置からの高さ情
報を、画像処理装置(512X512画素)上に送りフ
ィルム表面突起画像として再構築し、測定された個々の
突起のうち突起高さが20nm以上のものについて、突
起先端曲率半径βを次の定義に基づき計算した。
様に、走査型電子顕微鏡及び断面測定装置からの高さ情
報を、画像処理装置(512X512画素)上に送りフ
ィルム表面突起画像として再構築し、測定された個々の
突起のうち突起高さが20nm以上のものについて、突
起先端曲率半径βを次の定義に基づき計算した。
画像処理装置(512x512画素)上で、フィルム表
面突起画像の突起の頂点を通る突起の断面曲線(y=f
(x))において、突起の頂点を中心とする前俊合わせ
て9画素の部分に対応する高さの値を、下式(3)で表
わす関数に最小二乗法で補間し、下式(4)に従い長手
方向の曲率半径βHDと幅方向の曲率半径βTOを計算
した。次に、この値より、突起先端曲率半径βを下式(
5)により算出した。
面突起画像の突起の頂点を通る突起の断面曲線(y=f
(x))において、突起の頂点を中心とする前俊合わせ
て9画素の部分に対応する高さの値を、下式(3)で表
わす関数に最小二乗法で補間し、下式(4)に従い長手
方向の曲率半径βHDと幅方向の曲率半径βTOを計算
した。次に、この値より、突起先端曲率半径βを下式(
5)により算出した。
尚、走査型電子顕微鏡の倍率は、゛通常3000倍であ
るが、突起の大きざに応じて2000〜5000倍の範
囲の間で最適な倍率を選択することができる。
るが、突起の大きざに応じて2000〜5000倍の範
囲の間で最適な倍率を選択することができる。
y=ax2 +bx+c −−−<3)β
=1/Iy”I ・・・(4)80、 TO β= 2βHDβ丁、/(β間十βTD)’ <5
>■ 滑り性 フィルムを1/2インチにスリットし、テープ走行性試
験BITBT−300型((株)横浜システム研究新製
)を使用し、20℃、60%RH雰囲気で走行させ、初
期のμKを下記の式より求めた。
=1/Iy”I ・・・(4)80、 TO β= 2βHDβ丁、/(β間十βTD)’ <5
>■ 滑り性 フィルムを1/2インチにスリットし、テープ走行性試
験BITBT−300型((株)横浜システム研究新製
)を使用し、20℃、60%RH雰囲気で走行させ、初
期のμKを下記の式より求めた。
μに=0.733 log(TI/T2>ここでT2は
入側張力、T1は出側張力である。
入側張力、T1は出側張力である。
ガイド径は5mmφであり、ガイド材質は5US27(
表面粗度0.23)、巻き付は角は1800、走行速度
は3.3cm/秒である。
表面粗度0.23)、巻き付は角は1800、走行速度
は3.3cm/秒である。
上記μ6が0.35以下であるものを滑り性良好とした
。μKが0.35という値はフィルム加工時または、製
品としたときの滑り性が極端に悪くなるかどうかの臨界
の値である。
。μKが0.35という値はフィルム加工時または、製
品としたときの滑り性が極端に悪くなるかどうかの臨界
の値である。
[株] 耐削れ性
フィルムを幅1/2インチにテープ状にスリットしたも
のに片刃を垂直に押しあて、さらに0゜5mm押し込ん
だ状態で20cm走行させる(走行張カニ 5000、
走行速度:6.7Cm/秒)。コノ時片刃の先に付着し
たフィルム表面の削れ物の高さを顕微鏡で読みとり、削
れ量とした(単位はμm)。この削れ量が8μm以下の
場合は耐削れ性:良好、8μmを越える場合は耐削れ性
:不良と判定した。この8μmという値は、フィルム加
〒時や製品としたときの走行時にフィルム表面が摩耗し
て発生する摩耗粉が製品の品質に影響を及ぼすか否かの
臨界値である。
のに片刃を垂直に押しあて、さらに0゜5mm押し込ん
だ状態で20cm走行させる(走行張カニ 5000、
走行速度:6.7Cm/秒)。コノ時片刃の先に付着し
たフィルム表面の削れ物の高さを顕微鏡で読みとり、削
れ量とした(単位はμm)。この削れ量が8μm以下の
場合は耐削れ性:良好、8μmを越える場合は耐削れ性
:不良と判定した。この8μmという値は、フィルム加
〒時や製品としたときの走行時にフィルム表面が摩耗し
て発生する摩耗粉が製品の品質に影響を及ぼすか否かの
臨界値である。
■ 耐スクラッチ性
フィルムを幅1/2インチのテープ状にスリットし、張
力300g、走行速度200m/分で、ビデオカセット
のテープガイドピン(表面粗さがR,tで2500nm
程度の表面を持ったステンレス製ガイドピン)上を巻き
付は角90’で走行させ、その時につく傷の量を次の基
準にしたがい目視で判定した。
力300g、走行速度200m/分で、ビデオカセット
のテープガイドピン(表面粗さがR,tで2500nm
程度の表面を持ったステンレス製ガイドピン)上を巻き
付は角90’で走行させ、その時につく傷の量を次の基
準にしたがい目視で判定した。
まったく傷のないもの・・・・・5点
浅い傷のあるもの・・・・・・・3点
深い傷が多数あるもの・・・・・1点
また、5点と3点の中間を4点、3点と1点の中間を2
点とした。この時、3点以上を耐スクラッチ性良好、3
点未満を耐スクラッチ性不良とした。
点とした。この時、3点以上を耐スクラッチ性良好、3
点未満を耐スクラッチ性不良とした。
この時の判定で3点未満のフィルムは、フィルムの加工
時や製品としたときの走行時にフィルム表面が摩耗して
深い傷が発生するため、製品の品質が著しく悪くなる。
時や製品としたときの走行時にフィルム表面が摩耗して
深い傷が発生するため、製品の品質が著しく悪くなる。
[相] 粒子耐熱温度
島津製作所製TG−30Mを用いて、昇温速度10℃/
分、窒素中で熱重量分析を行ない、10%減量時の温度
を熱分解温度とした。尚、試料重量は5mC1とした。
分、窒素中で熱重量分析を行ない、10%減量時の温度
を熱分解温度とした。尚、試料重量は5mC1とした。
■ 形状係数
電子顕微鏡にて粒子を観察し、イメージアナライザーに
てひとつの粒子について最大直径と円相当径を測定し、
最大直径と円相当径の比を求める。
てひとつの粒子について最大直径と円相当径を測定し、
最大直径と円相当径の比を求める。
この測定を500個の粒子について測定し、この最大直
径と円相当径の比の平均を形状係数とした。
径と円相当径の比の平均を形状係数とした。
■ 重量平均粒子直径、数平均粒子直径電子顕微鏡にて
粒子を観察し、イメージアナライザーにて粒子の円相当
径(D i )を500個について測定し、数平均粒子
直径(On>、重量平均粒子直径(Dw>を下式(6)
、(7)に基づいて計算する。
粒子を観察し、イメージアナライザーにて粒子の円相当
径(D i )を500個について測定し、数平均粒子
直径(On>、重量平均粒子直径(Dw>を下式(6)
、(7)に基づいて計算する。
□n=ΣDi1500 −−−−<8)(i=1〜
500) DW = (ΣDi 31500)”3)・ (7)(
i=1〜500) ■ 表面粗さ 小板研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て測定した。条件は下記のとおりであり、20回の測定
の平均値をもって表面粗さとした。
500) DW = (ΣDi 31500)”3)・ (7)(
i=1〜500) ■ 表面粗さ 小板研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て測定した。条件は下記のとおりであり、20回の測定
の平均値をもって表面粗さとした。
・触針先端半径=0.5μm
・触針荷重 : 5mQ
・測定長 :1mm
・カットオフ1直:Q、08mm
「実施例]
次に実施例に基づき、本発明の実施態様を説明する。
実施例1(第1表)
平均粒径0.4μm、密度1.130/cr+fの架橋
スチレン−ジビニルベンゼン共重合体粒子をメディア分
散法でエチレングリコール中に均一に分散させ、ジメチ
ルテレフタレートと重合して、ポリエチレンテレフタレ
ートのペレットを得た。ポリエステルに対する粒子の含
有量は、0.25重量%であった。
スチレン−ジビニルベンゼン共重合体粒子をメディア分
散法でエチレングリコール中に均一に分散させ、ジメチ
ルテレフタレートと重合して、ポリエチレンテレフタレ
ートのペレットを得た。ポリエステルに対する粒子の含
有量は、0.25重量%であった。
このペレットを、180℃で3時間減圧乾燥(3Tor
r)した後、押出機に供給し、高精度濾過した後300
℃で溶融押出し、静電印加キャスト法を用いて表面温度
30℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷却固化し
、厚さ約150μmの未延伸フィルムを作った。この時
のドラフト比は6.7であった。
r)した後、押出機に供給し、高精度濾過した後300
℃で溶融押出し、静電印加キャスト法を用いて表面温度
30℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷却固化し
、厚さ約150μmの未延伸フィルムを作った。この時
のドラフト比は6.7であった。
この未延伸フィルムを90℃にて長手方向に3゜4倍延
伸した。この−軸フイルムをステンタを用いて100℃
で幅方向に3.6倍延伸し、定長下で210℃にて5秒
間熱処理し、厚さ12μmのフィルムを得た。
伸した。この−軸フイルムをステンタを用いて100℃
で幅方向に3.6倍延伸し、定長下で210℃にて5秒
間熱処理し、厚さ12μmのフィルムを得た。
このフィルムの厚さ方向屈折率は1.490であった。
また、このフィルムの密度は1.381q/iであり、
含有粒子との密度差は−0,251CI/dであった。
含有粒子との密度差は−0,251CI/dであった。
このフィルムの平均表面粗さは、0.0165μmであ
った。
った。
次にこのフィルムの耐削れ性を測定すると、3゜5μm
であり、非常に良好であった。また滑り性も0.20で
非常に良好であった。
であり、非常に良好であった。また滑り性も0.20で
非常に良好であった。
このように、フィルムと含有粒子との密度差を特定の範
囲とし、かつ粒子の平均粒径と含有量を特定の範囲とし
、しかも厚さ方向屈折率を特定の範囲とすることにより
、滑り性と耐削れ性を共に満足する優れたフィルムとな
り得ることが分る。
囲とし、かつ粒子の平均粒径と含有量を特定の範囲とし
、しかも厚さ方向屈折率を特定の範囲とすることにより
、滑り性と耐削れ性を共に満足する優れたフィルムとな
り得ることが分る。
実施例2〜4、比較例1〜5(第1表)含有する粒子の
種類、平均粒径、含有量、製膜条件などを種々変えて、
実施例1と同様にポリエチレンテレフタレートの二軸配
向フィルムとした。
種類、平均粒径、含有量、製膜条件などを種々変えて、
実施例1と同様にポリエチレンテレフタレートの二軸配
向フィルムとした。
フィルムと含有粒子との密度差、粒子の平均粒径、含有
量、厚さ方向屈折率の全てが本発明の範囲内であるもの
は、滑り性と耐削れ性が共に良好であった。(実施例2
〜4)。
量、厚さ方向屈折率の全てが本発明の範囲内であるもの
は、滑り性と耐削れ性が共に良好であった。(実施例2
〜4)。
しかし、フィルムと含有粒子との密度差、粒子の平均粒
径、含有量、厚さ方向屈折率のいずれかが本発明外であ
るときは、滑り性と耐削れ性を共に満足させることはで
きなかった(比較例1〜5)実施例5(第2表、第3表
) 平均粒径0.29μmで重量平均粒子直径と数平均粒子
直径の比が1.2であり、かつ結晶化促進係数が0.8
℃、粒子耐熱温度が420℃の架橋球状スチレン−ジビ
ニルベンゼン共重合体粒子をエチレングリコール中に均
一に分散させ、190℃で1時間加熱処理をおこなった
。このスラリーをジメチルテレフタレートと重合して、
ポリエチレンテレフタレートのペレットを得た。ポリマ
ーに対する粒子の含有量は、0.25重但%であった。
径、含有量、厚さ方向屈折率のいずれかが本発明外であ
るときは、滑り性と耐削れ性を共に満足させることはで
きなかった(比較例1〜5)実施例5(第2表、第3表
) 平均粒径0.29μmで重量平均粒子直径と数平均粒子
直径の比が1.2であり、かつ結晶化促進係数が0.8
℃、粒子耐熱温度が420℃の架橋球状スチレン−ジビ
ニルベンゼン共重合体粒子をエチレングリコール中に均
一に分散させ、190℃で1時間加熱処理をおこなった
。このスラリーをジメチルテレフタレートと重合して、
ポリエチレンテレフタレートのペレットを得た。ポリマ
ーに対する粒子の含有量は、0.25重但%であった。
このペレットを、160℃で3時間減圧乾燥(3Tor
r)した後、押出機に供給し、280℃で溶融押出し、
高精度濾過を行なった後、静電印加キャスト法を用いて
表面温度30℃のキャステインドラムに巻きつけて冷却
固化し、厚さ約230μmの未延伸フィルムを作った。
r)した後、押出機に供給し、280℃で溶融押出し、
高精度濾過を行なった後、静電印加キャスト法を用いて
表面温度30℃のキャステインドラムに巻きつけて冷却
固化し、厚さ約230μmの未延伸フィルムを作った。
尚、この時のドラフト比は5.8であった。
この未延伸フィルムを120℃にて長手方向に3段階に
分けて延伸した。延伸倍率はそれぞれ1゜705倍、1
.1倍、2.4倍であった。この−軸フイルムをステン
タを用いて延伸速度2000%/分で105℃で幅方向
に3.6倍延伸し、定長下で210℃にて5秒間熱処理
したのち、温度50℃、線圧40 ka/cmでカレン
ダー処理を行ない、厚さ14.5μmのフィルムを1q
た。なお、ポリエステルの押出機中での滞留時間は5分
であった。
分けて延伸した。延伸倍率はそれぞれ1゜705倍、1
.1倍、2.4倍であった。この−軸フイルムをステン
タを用いて延伸速度2000%/分で105℃で幅方向
に3.6倍延伸し、定長下で210℃にて5秒間熱処理
したのち、温度50℃、線圧40 ka/cmでカレン
ダー処理を行ない、厚さ14.5μmのフィルムを1q
た。なお、ポリエステルの押出機中での滞留時間は5分
であった。
このフィルムの20nm以上の突起個数は70000個
/mm2であり、また突起高ざhと突起先端曲率半径β
の関係は(1)式で示す範囲に95%が入っていた。
/mm2であり、また突起高ざhと突起先端曲率半径β
の関係は(1)式で示す範囲に95%が入っていた。
また、このフィルムの突起高さ標準偏差は0゜075μ
mであった。
mであった。
つぎにこのフィルムの耐スクラッチ性を測定すると4点
であり良好であった。また滑り性も0゜22で良好であ
った。
であり良好であった。また滑り性も0゜22で良好であ
った。
このように、フィルムと含有粒子との密度差を特定の範
囲とし、かつ突起先端曲率半径βが特定の範囲であるも
のは、耐スクラッチ性も良好であるフィルムとなり得る
ことがわかる。
囲とし、かつ突起先端曲率半径βが特定の範囲であるも
のは、耐スクラッチ性も良好であるフィルムとなり得る
ことがわかる。
実施例6〜8、比較例6〜7(第2表、第3表)フィル
ムと含有粒子との密度差、含有する粒子の粒径、含有量
及び突起先端曲率半径βを種々変えて、実施例5と同様
にポリエチレンテレフタレートのフィルムとした。突起
先端曲率半径βが本発明の範囲内である場合は、耐スク
ラッチ性が良好であった(実施例6〜7)。
ムと含有粒子との密度差、含有する粒子の粒径、含有量
及び突起先端曲率半径βを種々変えて、実施例5と同様
にポリエチレンテレフタレートのフィルムとした。突起
先端曲率半径βが本発明の範囲内である場合は、耐スク
ラッチ性が良好であった(実施例6〜7)。
しかし、突起先端曲率半径βが本発明の範囲外である場
合は、耐スクラッチ性を満足させることはできなかった
(実施例8、比較例6〜7)。
合は、耐スクラッチ性を満足させることはできなかった
(実施例8、比較例6〜7)。
[発明の効果]
本発明は、フィルムと含有粒子との密度差を特定の範囲
とし、かつ粒子の平均粒径と含有量を特定の範囲とし、
しかも厚さ方向屈折率を特定の範囲とした二軸配向ポリ
エステルフィルムとしたので、粒子とポリエステルとが
、特異な相互作用を示すため、次の如き優れた効果を奏
するものである。
とし、かつ粒子の平均粒径と含有量を特定の範囲とし、
しかも厚さ方向屈折率を特定の範囲とした二軸配向ポリ
エステルフィルムとしたので、粒子とポリエステルとが
、特異な相互作用を示すため、次の如き優れた効果を奏
するものである。
■ フィルムの加工工程で、加工速度が増大してもフィ
ルム表面が削られることがないため、削れ物によるトラ
ブルがなくなる。
ルム表面が削られることがないため、削れ物によるトラ
ブルがなくなる。
■ 滑り性がよく、透明性もよいので包装材料用、工業
材料用として好適である。
材料用として好適である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)平均粒径が0.08〜3μmの不活性粒子を0.
01〜5重量%含有する二軸配向ポリエステルフィルム
であって、該フィルムと該不活性粒子の密度差が0.6
5g/cm^2以下であり、かつ該フィルムの厚さ方向
屈折率が1.47〜1.53であることを特徴とする二
軸配向ポリエステルフィルム。 (2)平均粒径0.08〜3μmの有機高分子粒子を0
.01〜5重量%含有し、かつ表面に形成される突起高
さ20nm以上の全突起のうち、その半数以上の突起に
ついて、突起高さh(単位μm)と突起先端曲率半径β
(単位μm)の関係が下式(1)を満足することを特徴
とする二軸配向ポリエステルフィルム。 0.1×h^−^0^.^3<β<1.0×h^−^0
^.^9・・(1) (3)有機高分子粒子が高分子架橋重合体粒子である請
求項2記載の二軸配向ポリエステルフィルム。 (4)有機高分子粒子が架橋球状スチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合体粒子である請求項2記載の二軸配向ポリ
エステルフィルム。 (5)平均粒径0.4〜2μmの無機粒子を0.005
〜0.5重量%同時に含有する請求項2記載の二軸配向
ポリエステルフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63150888A JPH01232021A (ja) | 1987-11-20 | 1988-06-17 | 二軸配向ポリエステルフイルム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29484787 | 1987-11-20 | ||
| JP62-294847 | 1987-11-20 | ||
| JP63150888A JPH01232021A (ja) | 1987-11-20 | 1988-06-17 | 二軸配向ポリエステルフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01232021A true JPH01232021A (ja) | 1989-09-18 |
| JPH0571614B2 JPH0571614B2 (ja) | 1993-10-07 |
Family
ID=17813024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63150888A Granted JPH01232021A (ja) | 1987-11-20 | 1988-06-17 | 二軸配向ポリエステルフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01232021A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001172482A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-06-26 | Toray Ind Inc | コンデンサー用ポリエステルフィルム、コンデンサー用金属化フィルムおよびフィルムコンデンサー |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS6017339U (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-05 | 高橋 克雄 | タイプライタ及びワ−ドプロセツサのキイ−ボ−ド用ポジシヨンマ−カ |
| JPS61209128A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-17 | Diafoil Co Ltd | 磁気記録媒体用二軸延伸ポリエステルフイルム |
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Also Published As
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|---|---|
| JPH0571614B2 (ja) | 1993-10-07 |
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