JPH0124877B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0124877B2 JPH0124877B2 JP19063686A JP19063686A JPH0124877B2 JP H0124877 B2 JPH0124877 B2 JP H0124877B2 JP 19063686 A JP19063686 A JP 19063686A JP 19063686 A JP19063686 A JP 19063686A JP H0124877 B2 JPH0124877 B2 JP H0124877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- reinforcing frame
- metal reinforcing
- mother
- plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「対象技術分野」
この発明は電鋳母型およびその製造方法に関す
るものである。
るものである。
「従来技術」
電鋳母型を形成するための母芯の表面は一般に
複雑な形状を有し、このため機械加工が困難であ
るにもかかわらず精密さが要求される。そこで母
芯の表面にメツキを施すことにより電鋳母型を得
るようにしているが、その表面に形成された凹凸
部にメツキを施すばあいにはその性質上かなりの
日時を要する。すなわち凹凸部は電流密度を低く
して、かつ長い時間をかけてメツキし、このメツ
キの層の表面が平滑になつた段階で、あらためて
電流密度を増大させ補強のためのメツキ層を高速
で形成するのが普通であるが、その補強のための
メツキ層は一般に十数ミリメートルに達し、その
厚さ分のメツキを行うのに数日から十数日も要す
る欠点がある。
複雑な形状を有し、このため機械加工が困難であ
るにもかかわらず精密さが要求される。そこで母
芯の表面にメツキを施すことにより電鋳母型を得
るようにしているが、その表面に形成された凹凸
部にメツキを施すばあいにはその性質上かなりの
日時を要する。すなわち凹凸部は電流密度を低く
して、かつ長い時間をかけてメツキし、このメツ
キの層の表面が平滑になつた段階で、あらためて
電流密度を増大させ補強のためのメツキ層を高速
で形成するのが普通であるが、その補強のための
メツキ層は一般に十数ミリメートルに達し、その
厚さ分のメツキを行うのに数日から十数日も要す
る欠点がある。
「目的」
この発明はこのような従来の欠点にかんがみ、
必要な厚みの補強枠を短時間で形成することを目
的とするものである。
必要な厚みの補強枠を短時間で形成することを目
的とするものである。
「概要」
この発明はその目的を達成するために母芯の表
面に形成された凹凸部をメツキにより平滑にする
とともに、この状態でその母芯の外周に金属補強
枠を嵌合し、さらにその表面にメツキを施すこと
により母芯と補強枠とを一体にしたものである。
面に形成された凹凸部をメツキにより平滑にする
とともに、この状態でその母芯の外周に金属補強
枠を嵌合し、さらにその表面にメツキを施すこと
により母芯と補強枠とを一体にしたものである。
「実施例」
以下図によつてこの発明の一実施例について説
明する。
明する。
すなわち第1図および第2図において母芯1は
たとえばアルミニウム材を機械加工することによ
り形成され、その外周表面には多数の凹部2およ
び凸部3が設けられる。たとえば母芯1がピニオ
ン歯車のばあいにはその外周に山と谷からなる凹
凸部が形成される。
たとえばアルミニウム材を機械加工することによ
り形成され、その外周表面には多数の凹部2およ
び凸部3が設けられる。たとえば母芯1がピニオ
ン歯車のばあいにはその外周に山と谷からなる凹
凸部が形成される。
まずこの母芯の表面にはとくにその凹凸部2,
3を覆うようにメツキを所定の厚さにわたつて施
す。このメツキは電流密度が低く、かつ十分な時
間をかけて緩やかに行われる。これによつて第1
のメツキ層5が形成され、かつこの第1のメツキ
層により凹凸部2,3は滑らかに覆われる。しか
しその第1のメツキ層5の表面はその断面におい
て必ずしも直線状ではなく、すなわちその全表面
にわたつて均一な外径にはなり難い。
3を覆うようにメツキを所定の厚さにわたつて施
す。このメツキは電流密度が低く、かつ十分な時
間をかけて緩やかに行われる。これによつて第1
のメツキ層5が形成され、かつこの第1のメツキ
層により凹凸部2,3は滑らかに覆われる。しか
しその第1のメツキ層5の表面はその断面におい
て必ずしも直線状ではなく、すなわちその全表面
にわたつて均一な外径にはなり難い。
次にこの母芯の外径とほぼ等しい内径を有し、
かつその軸心線方向の長さすなわち厚みが母芯1
の軸心線方向の長さに比し短い金属補強枠7を用
意し、この金属補強枠に第1のメツキ層5を研削
加工した母芯を圧入または挿入により嵌合する。
なおその金属補強枠7はその外径寸法をあらがじ
め設定された仕上り寸法に比し1〜3mm小さめに
形成しておく。またこの金属補強枠の母芯1と交
差する面において、この母芯とともに形成される
角部に両者を所定の半径をもつてたがいに滑らか
に連結するわん曲部8が形成される。
かつその軸心線方向の長さすなわち厚みが母芯1
の軸心線方向の長さに比し短い金属補強枠7を用
意し、この金属補強枠に第1のメツキ層5を研削
加工した母芯を圧入または挿入により嵌合する。
なおその金属補強枠7はその外径寸法をあらがじ
め設定された仕上り寸法に比し1〜3mm小さめに
形成しておく。またこの金属補強枠の母芯1と交
差する面において、この母芯とともに形成される
角部に両者を所定の半径をもつてたがいに滑らか
に連結するわん曲部8が形成される。
さらに金属補強枠7および母芯1の嵌合状態で
これらの全表面にわたつてメツキを所定の厚さた
とえば1〜3mmに達するまで施す。これによつて
第2のメツキ層9が形成される。なおこのときわ
ん曲部8はメツキにおける電着性を滑らかにす
る。すなわち母芯1と金属補強枠7とによつて形
成される角部をできるだけ小さくすることにより
電流密度を落さないように作用するもので、その
わん曲部8の半径は金属補強枠7の寸法により若
干異なるが0.2〜20程度が好ましい。
これらの全表面にわたつてメツキを所定の厚さた
とえば1〜3mmに達するまで施す。これによつて
第2のメツキ層9が形成される。なおこのときわ
ん曲部8はメツキにおける電着性を滑らかにす
る。すなわち母芯1と金属補強枠7とによつて形
成される角部をできるだけ小さくすることにより
電流密度を落さないように作用するもので、その
わん曲部8の半径は金属補強枠7の寸法により若
干異なるが0.2〜20程度が好ましい。
次に金属補強枠7および母芯1のそれぞれの軸
心線と交差する両側面を旋盤により第1図のA−
A線に沿つて所定の寸法だけ研削する。すなわち
金属補強枠7においてはその両側面に形成された
第2のメツキ層9を、また母芯1においてはこの
母芯そのものすなわちアルミ芯材が露出するまで
研削する。
心線と交差する両側面を旋盤により第1図のA−
A線に沿つて所定の寸法だけ研削する。すなわち
金属補強枠7においてはその両側面に形成された
第2のメツキ層9を、また母芯1においてはこの
母芯そのものすなわちアルミ芯材が露出するまで
研削する。
つづいてこの母芯を金属補強枠7と一体の状態
でカセイソーダ液に浸漬すると、母芯1すなわち
アルミ芯材のみが溶け、したがつて金属補強枠7
の内側には母芯1と同形の雌型が形成され、これ
によつて電鋳母型が完成する。
でカセイソーダ液に浸漬すると、母芯1すなわち
アルミ芯材のみが溶け、したがつて金属補強枠7
の内側には母芯1と同形の雌型が形成され、これ
によつて電鋳母型が完成する。
「効果」
この発明は上述のように表面に凹凸部を有する
母芯に、その凹凸部を覆うようにメツキを所定の
厚みだけ施した後、その表面を研削し、次にこの
研削加工した母芯を金属補強枠に嵌合し、さらに
これら金属補強枠および母芯の表面に、それらの
嵌合状態でメツキを所定の厚みに達するまで施す
ようにしているので、電鋳母型の形成がきわめて
短期間に行うことができる。たとえば金属補強枠
の厚さが10mmで、1日当りのメツキ付着速度が1
mmのばあいには、電鋳母型の完成まで約10日間短
縮することができる。さらにメツキ層の回転率や
電極の消耗ひいては消費電力等から考えると、金
属補強枠の加工費を上回る経済性が得られる利点
がある。
母芯に、その凹凸部を覆うようにメツキを所定の
厚みだけ施した後、その表面を研削し、次にこの
研削加工した母芯を金属補強枠に嵌合し、さらに
これら金属補強枠および母芯の表面に、それらの
嵌合状態でメツキを所定の厚みに達するまで施す
ようにしているので、電鋳母型の形成がきわめて
短期間に行うことができる。たとえば金属補強枠
の厚さが10mmで、1日当りのメツキ付着速度が1
mmのばあいには、電鋳母型の完成まで約10日間短
縮することができる。さらにメツキ層の回転率や
電極の消耗ひいては消費電力等から考えると、金
属補強枠の加工費を上回る経済性が得られる利点
がある。
第1図はこの発明の電鋳母型の製造過程におけ
る一実施例を示す縦断面図、第2図は正断面図、
第3図は母芯と金属補強枠との間の角部における
拡大断面図である。 1……母芯、2……凹部、3……凸部、5……
第1のメツキ層、6……支軸、7……金属補強
枠、8……わん曲部、9……第2のメツキ層。
る一実施例を示す縦断面図、第2図は正断面図、
第3図は母芯と金属補強枠との間の角部における
拡大断面図である。 1……母芯、2……凹部、3……凸部、5……
第1のメツキ層、6……支軸、7……金属補強
枠、8……わん曲部、9……第2のメツキ層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面に凹凸部を有する母芯に、その凹凸部を
覆うようにメツキを所定の厚みだけ施した後、そ
の表面を研削し、次にこの研削加工した母芯を金
属補強枠に嵌合し、さらにこれら金属補強枠およ
び母芯の表面に、それらの嵌合状態でメツキを所
定の厚みに達するまで施すことを特徴とする電鋳
母型の製造方法。 2 上記金属補強枠の外形寸法をあらかじめ仕上
り寸法より所定の寸法だけ小さく形成し、その表
面に上記メツキを仕上り寸法に達するまで施すこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電鋳
母型の製造方法。 3 表面に凹凸部を有する母芯に施され、その凹
凸部を所定の厚みをもつて覆う第1のメツキ層
と、上記母芯を上記第1のメツキ層を介して嵌合
させる金属補強枠と、これら金属補強枠および母
芯の表面にそれらの嵌合状態で形成した第2のメ
ツキ層とからなる電鋳母型。 4 上記母芯の軸心方向の長さを上記金属補強枠
の軸心方向の長さに比し長く設定するとともに、
上記金属補強枠の上記母芯と交差する面におい
て、上記母芯とともに形成される角部に両者を所
定の半径をもつてたがいに滑らかに連結するわん
曲部を形成した特許請求の範囲第3項記載の電鋳
母型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19063686A JPS6347395A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 電鋳母型およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19063686A JPS6347395A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 電鋳母型およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6347395A JPS6347395A (ja) | 1988-02-29 |
| JPH0124877B2 true JPH0124877B2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=16261368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19063686A Granted JPS6347395A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 電鋳母型およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6347395A (ja) |
-
1986
- 1986-08-15 JP JP19063686A patent/JPS6347395A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6347395A (ja) | 1988-02-29 |
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