JPH0127094B2 - - Google Patents

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JPH0127094B2
JPH0127094B2 JP54130978A JP13097879A JPH0127094B2 JP H0127094 B2 JPH0127094 B2 JP H0127094B2 JP 54130978 A JP54130978 A JP 54130978A JP 13097879 A JP13097879 A JP 13097879A JP H0127094 B2 JPH0127094 B2 JP H0127094B2
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JP
Japan
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synthetic resin
plasticizer
film
surfactant
carbon atoms
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JP54130978A
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Inventor
Kanji Hayashi
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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Publication date
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Publication of JPS5655432A publication Critical patent/JPS5655432A/ja
Publication of JPH0127094B2 publication Critical patent/JPH0127094B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、合成樹脂成形品の表面に塗布して好
適な界面変性組成物及びそれを塗布した合成樹脂
製フイルムに係る。 従来、合成樹脂製フイルム等合成樹脂成形品の
表面の性質を変える方法、例えば帯電防止、水滴
付着防止、曇り防止(防曇)、汚れ防止、ブロツ
キング防止等の処理方法としては、主にそれぞれ
の性質を有する界面活性剤を合成樹脂に練り込む
かまたは合成樹脂成形品の表面に塗布する方法が
採用されている。前者の場合、界面活性剤が経時
的に成形品の表面に移行、拡散(ブリード)され
るために、ブリード性の適した界面活性剤を選択
することにより成形品表面を長時間変性された状
態に維持することができるけれども、成形直後に
塗布法と同程度の効果を発揮することが出来ず、
また経時後も塗布した成形品に比較してもその効
果は小さい。また、界面活性剤の練込みによつて
成形品表面の性質を変える場合、成形品製造時の
熱履歴を勘案する必要があり、すなわち加熱時に
分解または熱劣化しないような界面活性剤の選択
が必要となり、自ずからその種類が限定さてしま
う欠点もある。しかして、後者の場合は、練込み
法に比較して極めて大きな変性効果を発揮し、ま
た界面活性剤の選択も自由、簡単ではあるけれど
も、現在では特殊な場合を除いてほとんど塗布法
は採用されていない。 塗布法が採用されない理由としては、例えば 界面活性剤を直接成形品の表面に塗布すると
界面活性剤の濃度が高すぎ、均一に塗布され
ず、塗布できても洗浄や接触により容易に脱落
してしまう、 界面活性剤を水で稀釈すると水の表面張力が
成形品表面の臨界表面張力より大きいため、水
自体が成形品表面に液滴となり、また、アルコ
ール、アセトン等の有機溶媒で稀釈すると溶媒
の気化が速く、均一に塗布されない。たとえば
塗布できても溶媒の気化による環境汚染等の問
題が残り、さらに、成形品表面から内部には浸
透拡散しないので、水洗等により容易に脱落し
長期間その性質を維持することができない、等
が挙げられる。したがつて、塗布法は、練込み
法では効果が不充分な場合および持続性を必要
としない場合にしか採用されていない。 本発明者は、成形品の表面に塗布して変性に大
きな効果を発揮する従来の塗布方法につき、長期
間変性効果を維持できる方法を、防曇処理を中心
に鋭意検討したところ、界面活性剤の溶媒とし
て、通常界面活性剤の溶剤としては使用されない
合成樹脂に使用される可塑剤を使用することによ
つて、合成樹脂成形品の表面に界面活性剤を均一
に塗布でき、また塗布された可塑剤が合成樹脂成
形品中に浸透、吸収され、それと同時に可塑剤中
に含有された界面活性剤も成形品中に浸透、拡散
され、極めて大きな表面変性作用を発揮するとと
もに、長期間にわたつて変性状態を保持しうるこ
とを見いだした。さらにフツ素原子を有する界面
活性剤を可塑剤中に少量添加することにより、よ
り層均一に塗布することができ、該特定の界面活
性剤が他の界面活性剤の成形品中への浸透を助長
していることが判明した。 すなわち、本発明の目的は、合成樹脂成形品の
表面に塗布して、または練込んで好適な界面変性
組成物、特に防曇剤組成物及びそれを塗布または
含有した合成樹脂製フイルムを提供するにある。 しかして、本発明の要旨は (A) 可塑剤と (B) 一般式 または 〔式中、R及びR3は、それぞれ炭素原子数
6〜30のアルキル基またはアリール基、 R1,R2,R4及びR5は、それぞれ炭素原子数
1〜5のアルキレン基、m,n,p及qは、m
+n、p+qがそれぞれ1〜12の整数を示す。〕 で表わされるアミド化合物またはアミン化合物及
び(C)フツ化アルキル基を有する界面活性剤を主成
分とする液状の界面変性組成物並びにそれを塗布
または含有した合成樹脂製フイルムに存する。 本発明を詳細に説明するに、本発明の組成物の
必須成分である可塑剤とは、合成樹脂に使用され
る液状の可塑剤ならいかなるものでもよく、例え
ばフタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタ
ル酸ジオクチル、フタル酸ジイソデシル、フタル
酸ブチルラウリル、フタル酸ジトリデシル、フタ
ル酸ブチルベンヂル、ブチルフタリルブチルグリ
コレート等のフタル酸系可塑剤、トリメリツト酸
トリブチル、トリメリツト酸トリオクチル等のト
リメリツト酸系可塑剤、ピロメリツト酸テトラブ
チル、ピロメリツト酸テトラヘプチル等のピロメ
リツト酸系可塑剤、リン酸トリクレジル、リン酸
トリオクチル等のリン酸系可塑剤、クエン酸トリ
ブチル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジオク
チル、アゼライン酸ジオクチル、セバシン酸ジブ
チル、セバシン酸ジオクチル、セバシン酸ジブト
キシエチル、セバシン酸ジメチル、アセチルリシ
ノール酸メチル等の脂肪酸系可塑剤、アルキルエ
ポキシステアレート等のエポキシ系寄塑剤などが
挙げられ、これらは単独で、あるいは二種以上を
混合して用いられる。またエポキシ化大豆油とか
塩素化パラフインのような二次可塑剤を併用する
こともできる。これらの内でもフタル酸系可塑剤
及び脂肪酸系可塑剤が合成樹脂成形品の表面から
内部に浸透し易く、特に浸透の点だけから考える
とセバシン酸ジブチルが優れ、すべての熱可塑性
樹脂と相溶性があるという点だけを考慮すればセ
バシン酸ジメチルが良い。 本発明の組成物に用いられる一般式 で表わされるアミド化合物は、その構造式におい
てRは炭素原子数6〜30(以下「C630」のよう
に記す。)の分岐鎖を有していてもよいアルキル
基またはアリーール基、特にC822のアルキル基
またはアリール基であるのが好ましく、該アルキ
ル基またはアリール基とは、その炭素原子鎖中に
二重結合、窒素原子、酸素原子、硫黄原子を有し
ているものを含めるものとする。R1及びR2はC1
5、好ましくはC24の分岐鎖を有していてもよ
いアルキレン基であり、R1及びR2は同一でも異
つていてもよい。また、m+nは1〜12の整数で
あるのが好ましい。Rの炭素原子数は、R1およ
びR2の炭素原子数またはm+nの数により決定
されるのが好ましく、あまり大きいと成形品の表
面から内部への浸透性が低下する傾向があり、ま
た一般的ではない。R1,R2の炭素数は、m+n
の数にもよるが、防曇性、ブロツキング防止性等
を考慮すると上述の範囲であるのが好ましい。具
体的な化合物を挙げれば、例えば、N―ヒドロキ
シエチルヘプチルアミド、N―ヒドロキシエチル
オクチルアミド、N―ヒドロキシエチルドデシル
アミド(ラウリン酸)、N―ヒドロキシエチルオ
クタデシルアミド(ステアリン酸)、N―ヒドロ
キシエチルドコサイルアミド、N―ヒドロキシプ
ロピルドデシルアミド、N―ヒドロキシプロピル
オクタデシルアミド等のモノアルキロールアミ
ド、N,N―ジ(ヒドロキシエチル)オクチルア
ミド、N,N―ジ(ヒドロキシエチル)オクタデ
シルアミド、N―ヒドロキシエチル―N―ヒドロ
キシプロピルオクタデシルアミド、N,N―ジ
(ヒドロキシエチル)―9―オクタデセニルアミ
ド(オレイン酸)、N,N―ジ(ヒドロキシエチ
ル)―1―メチルヘプチルアミド、N,N―ジ
(ヒドロキシエチル)トリールアミド、N,N―
ジ(ヒドロキシエチル)シクロヘキシルアミド等
のジアルキロールアミド、あるいは例えばドデシ
ルアミド、オクタデシルアミド、ベンズアミド等
のアルキルアミドまたはアリールアミドにエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド等C15
アルキレンオキサイドを1〜12モル付加したポリ
オキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシプロ
ピレンアルキルアミド等のポリオキシアルキレン
アルキルアミドまたはポリオキシアルキレンアリ
ールアミドが挙げられ、これらの内一種または二
種以上が混合して使用される。特にN,N―ジ
(ヒドロキシエチル)アルキルアミド類が曇り防
止、ブロツキング防止の効果を向上させる目的に
好適である。 しかして、該アミド化合物の使用量は、可塑剤
の種類、混練すべき合成樹脂または塗布すべき成
形品の種類、用途、アミド化合物の性質により一
概に決定することはできないが、通常可塑剤100
重量部に対して0.5〜200重量部、好ましくは1〜
100重量部の範囲である。 また、一般式 で示されるアミン化合物は、その構造式におい
て、R3は上述のアミド化合物のR,R4およびR5
は同様R1およびR2と同じ意味を表わしている。
またp+qも上述のm+nと同じ意味を表わして
いるけれども、特にp+qは2〜6の範囲にあ
り、かつpとqはそれぞれ1以上であるのが好ま
しい。具体的にアミン化合物を列挙すれば、例え
ばN―ヒドロキシエチルドデシルアミン、N―ヒ
ドロキシプロピルドデシルアミン、N―ヒドロキ
シブチルドデシルアミン、N―ヒドロキシエチル
オクタデシルアミン、N―ヒドロキシエチルオク
タデセニルアミン等のモノアルキロールアミン、
N,N―ジ(ヒドロキシメチル)ドデシルアミ
ン、N,N―ジ(ヒドロキシエチル)ドデシルア
ミン、N,N―ジ(ヒドロキシプロピル)ドデシ
ルアミン、N,N―ジ(ヒドロキシエチル)オク
タデシルアミン、N,N―ジ(ヒドロキシエチ
ル)オクタデセニルアミン、N―ヒドロキシエチ
ル―N―ヒドロキシプロピルオクタデシルアミン
等のジアルキロールアミン、あるいは例えばドデ
シルアミン、オクタデシルミン、アニリン、ベン
ジルアミン等のアルキルアミンまたはアリールア
ミンにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド等のアルキレンオキサイドを1〜12モル、好ま
しくは2〜6モルの範囲で付加させて得られるポ
リオキシアルキレンアルキルアミンまたはポリオ
キシアルキレンアリールアミン等があり、これら
単独でまたは二種以上混合して使用される。 しかして、アミン化合物の使用量は、アミド化
合物と同様に一概に決定することはできないが、
普通、可塑剤100重量部に対して0.5〜200重量部、
好ましくは、1〜100重量部で良い。 本発明の組成物は、上述のアミド化合物または
アミン化合物を可塑剤に添加したものであるが、
アミド化合物またはアミン化合物それぞれを単独
で使用しても、両者を併用してもよい。該組成物
を塗布後加熱するような場合もあるので、熱安定
性の面から両者を併用するのがむしろ好ましい。
両者を併用する場合アミド化合物とアミン化合物
の使用量は、可塑剤100重量部に対して全量で0.5
〜200重量部の範囲にあればよく、特に防曇効果
ブロツキング防止効果を充分に発揮させるために
はアミド化合物の使用比率をアミン化合物の比率
より多く、例えば、好ましくはアミン化合物の使
用量より20〜150%多く使用する。 本発明の組成物は、それを成形品の表面に均一
に塗布するために、また練込み時のアミド化合
物、アミン化合物の合成樹脂への浸透、拡散を助
長するためにアミド化合物、アミン化合物の他に
フツ化アルキル基を有する界面活性剤を添加す
る。これを添加することにより組成物の表面張力
が著しく低下し、塗布するに際し、成形品表面に
組成物を均一に拡げることができる。該界面活性
剤の化学構造としては、例えばフロロアルキルカ
ルボン酸塩(アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩、アミン塩)、パーフロロアルキルカルボン酸
塩、フロロアルキル燐酸エステル塩、パーフロロ
アルキル燐酸エステル塩、ポリオキシエチレン・
パーフロロアルキル燐酸エステル塩、パーフロロ
アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンパ
ーフロロアルキル硫酸エステル塩、パーフロロア
ルキルスルホンアミド誘導体、パーフロロアルキ
ルアミン塩、パーフロロアルキル第四級アンモニ
ウム塩、パーフロロアルキルイミダゾリン誘導
体、パーフロロアルキルベタイン、ポリオキシエ
チレンパーフロロアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンパーフロロアルキルフエノール、ポリオ
キシエチレンパーフロロアルキルアミン、パーフ
ロロアルキルカルボン酸ソルビタンエステル等げ
挙げられ、これらの内でフツ化アルキル基の炭素
数は特に限定されるものではないが、特に6〜22
の範囲にあるのが好んで使用される。具体例を示
せば、16―フロロヘキサデシルカルボン酸、パー
フロロオクチルカルボン酸N,N―ジエタノール
アミン、パーフロロオクチル燐酸エステルナトリ
ウム、パーフロロデシル燐酸エステルナトリウ
ム、ポリオキシエチレンパーフロロオクチル燐酸
エステルナトリウム、N―ポリオキシエチレン―
N―エチルパーフロロオクチルスルホンアミド、
N,N―ジ(ポリオキシエチレン)パーフロロオ
クチルスルホンアミド、N―ポリオキシエチレン
―N―ブチルパーフロロデシルスルホンアミド、
N―ポリオキシエチレン―N―エチルパーフロロ
オクタデシルスルホンアミド、パーフロロデシル
トリメチルアンモニウム塩、パーフロロオクタデ
シル―N―エチルジメチルアンモニウム塩、パー
フロロオクタデシルベタイン、ポリオキシエチレ
ンパーフロロオクチルエーテル、ポリオキシエチ
レンパーフロロオクタデセニルエーテル、ポリオ
キシエチレンパーフロロヘキシルアミン、パーフ
ロロドデシルカルボン酸ソルビタンエステル等各
種のものが使用される。この内でもパーフロロア
ルキル燐酸エステルやパーフロロアルキルスルホ
ンアミド誘導体がアミド化合物、アミン化合物を
成形品表面から内部への移行させる力が強いので
好適に使用される。 しかして、フツ化アルキル基を有する界面活性
剤の使用量は、特に限定されるものではないが、
界面活性剤の種類、成形品の用途等によつて可塑
剤100重量部に対して0.001〜5重量部、好ましく
は0.01〜2重量部使用されるのが普通である。 本発明の他の一つは、上述の界面変性組成物を
合成樹脂製フイルムの表面に塗布した表面変性合
成樹脂製フイルムにある。本発明で合成樹脂製フ
イルムとは、厚さが0.3mm厚以下のフイルムは勿
論、0.3mm厚以上で通常シートと呼ばれる肉厚の
ものを総称している。該合成樹脂製フイルムは、
軟質のものでも硬質のものでもよく、通常熱可塑
性樹脂から押出成形法、カレンダーロール成形
法、インフレーシヨン成形法等の成形法により製
造されたものである。界面変性組成物を合成樹脂
製フイルムの表面への塗布は、各種成形法のフイ
ルム成形工程からロールに巻き取られる工程前の
熔融している状態でまたは冷却された状態で施こ
されるのが好ましい。塗布方法としては、噴霧
法、ロールコーター法、ハケ塗り、浸漬法等フイ
ルム製造工程に合せて適宜方法が採用される。冷
却後塗布したものは若干加熱後巻取るのが好まし
い。 本発明の界面変性組成物は、合成樹脂に練込
み、製膜して表面の変性された合成樹脂製フイル
ムにしてもよい。該フイルムは、合成樹脂に界面
変性組成物を添加し、均一に混練した後上述の方
法と同様の方法で成形される。しかして、界面変
性組成物の合成樹脂への添加量は、合成樹脂の種
類、合成樹脂に添加される可塑剤、安定剤等各種
助剤の添加量、界面変性組成物の組成等により一
概に決定することはできないが、通常、合成樹脂
100重量部に対して1〜70重量部の範囲が適当で
ある。この方法により得られたフイルムは、成形
後に界面変性組成物を塗布する工程を必要とせ
ず、作業、経済上有利であるが、成形直後には塗
布法と同程度の表面変性効果、例えば防曇性、ブ
ロツキング防止性、帯電防止性の効果が得られな
いという不利はある。しかし、経時的に表面性作
用が発現され、かつ長期間にわたつてその効果を
発揮することができる。 合成樹脂製フイルムの原料となる熱可塑性樹脂
剤としては、例えば塩化ビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリスチレン、
ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリアミド樹脂、アセタール樹脂、
ポリカーボネート、繊維素プラスチツク等が使用
され、特に防曇性を有する農作業フイルムとして
利用価値の高い塩化ビニル樹脂が最も適してい
る。塩化ビニル樹脂は硬質で製膜しても、可塑剤
と混練後製膜してもよい。 本発明の界面変性組成物は、防曇効果及びブロ
ツキング防止効果のすぐれたアミド化合物または
アミン化合物の溶剤として合成樹脂に使用される
液状の可塑剤を使用するので、合成樹脂に対して
馴染みやすく、気化することなく合成樹脂に吸収
される。ちなみに、合成樹脂の臨界表面張力は、
例えば塩化ビニル樹脂39dyne/cm、ポリエチレ
ン31dyne/cm、ポリスチレン33dyne/cm、ポリ
メタクリル酸メチル39dyne/cm等で、一方可塑
剤の表面張力は、例えば、フタル酸ジオクチル
33dyne/cm、フタル酸ジイソデシル29dyne/cm、
フタル酸ブチルベンジル39.9dyne/cm、アジピン
酸ジオクチル29dyne/cm、アジピン酸ジイソデ
シル30dyne/cm等であり、合成樹脂及び可塑剤
の表面張力は近似している。界面変性組成物が、
塗布に際し合成樹脂成形品上で液滴となる場合
は、フツ化アルキル基を有する界面活性剤を少量
添加すれば該組成物の表面張力が低くなり、それ
が合成樹脂成形品の表面に均一に拡がり、かつ組
成物の浸透を助長し、長時間にわたつて界面変性
作用、特に防曇性、ブロツキング防止性、帯電防
止性を発揮するようになる。 本発明の界面変性組成物を、合成樹脂製フイル
ム、特に透明性の優れた塩化ビニル樹脂製フイル
ムに塗布したものまたは合成樹脂、特に塩化ビニ
ル樹脂に練込んだ後にフイルム化したものは、防
曇剤を練込んだフイルムに匹敵するほど長期間に
わたつて防曇効果を発揮する。脂肪酸モノグリセ
リド、脂肪酸ソルビターエステル、脂肪酸ポリグ
リセリンエステル、脂肪酸トリメチロールプロパ
ンエステル、脂肪酸または多価アルコール部分エ
ステルのエチレンオキシド付加物等の防曇剤また
は流滴剤を練込んだ防曇剤を付与した合成樹脂製
フイルムに、さらに本発明の界面変性組成物を塗
布すると相乗的に防曇性保持期間が増大し、その
利用価値は頗る高い。 以下に本発明を実施例にて詳述するが、本発明
は、その要旨を超えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。 実施例 1 (1) フイルムの製造法 次の配合組成(重量部)及び条件により防曇
剤の練込んだフイルムAと防曇剤の練込まない
フイルムBを製造した。
【表】 ステル
上記塩化ビニル樹脂組成物をヘンシエルミキ
サーで均一に混合後、ニーダー、ミルロールで
加熱混練し、これを180℃に加熱されたカレン
ダーロールで0.1mm厚のフイルムに製膜した。 (2) 界面変性組成物の塗布 次の(イ)〜(ニ)の4つの界面変性組成物を作り、
フイルムAおよびフイルムBそれぞれにリバー
スロールでもつてその片面に均一に塗布し、約
100℃の温度の空気オーブン中を通した後巻取
り防曇性試験の資料とした。得られたフイルム
は可塑剤のベタつきはなくフイルム内部に浸透
していた。 (イ) DOP 100重量部 N,N―ジヒドロキシエチルドデシルアミド
10 〃 N,N―ジヒドロキシエチルドデシルアミン
5 〃 パーフロロオクチル燐酸エステル塩 0.01 〃 (ロ) DOP 100 〃 N,N―ジヒドロキシシエチルドデシルアミド
15 〃 パーフロロオクチル燐酸エステル塩 0.01 〃 (ハ) DOP 100 〃 N,N―ジヒドロキシエチルドデシルアミン
15 〃 パーフロロオクチル燐酸エステル塩 0.01 〃 (ニ) DOP 100 〃 N,N―ジヒドロキシエチルドデシルアミド
10 〃 N,N―ジヒドロキシエチルドデシルアミン
5 〃 N―ポリオキシエチレン―N―エチルパーフロ
ロオクチルアミド 0.01 〃 (3) 試験方法及び結果 防曇性試験 約20lのバケツ様の容器に水を10l入れ、各供
試資料でその塗布面を内側にして容器を覆つて
密封し、該容器を真南に30゜傾斜させて蒸発し
た水が還流できるように保持した。試験は昨年
8月に開始し、肉眼にて13ケ月後までのフイル
ムの水滴の付着状態を観察し防曇性を調べて表
1に示した。
【表】 防曇剤を練込まないフイルムBに本発明の組成
物を塗布したものは、防曇剤を練込んだフイルム
Aと同等以上の防曇性を示し、水滴の付着量も少
ない。また、防曇剤を練込んだフイルムAに本発
明の組成物を塗布したものは13ケ月後においても
水滴の付着がなく還流されており、頗る防曇性に
優れている。 実施例 2 (1) フイルムの製造法 次の配合組成(重量部)を実施例1と同じ製
造方法で製膜し、フイルムC及びフイルムDを
得た。 これらフイルムの防曇性を実施例1と同様に
評価し、表2に記した。
【表】 上記界面変性組成物は、実施例1の(イ)〜(ニ)を用
いた。
【表】 界面変性組成物と防曇剤を練込んだフイルムC
と界面変性組成物のみを練込んだフイルムDは、
防曇剤のみを練込んだフイルムA(無)に比べ防
曇性が良好である。特に、界面変性組成物と防曇
剤を練込んだフイルムCは13ケ月後においても水
滴の付着がなく還流されており、頗る防曇性に優
れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 可塑剤、 (B) 一般式 または 〔式中、R及びR3は、それぞれ炭素原子数
    6〜30のアルキル基、またはアリール基、 R1,R2,R4及びR5は、それぞれ炭素原子数
    1〜5のアルキレン基、 m,n,p及びqは、n+m,p+qがそれ
    ぞれ1〜12の整数 を示す。〕 で表わされるアミド化合物またはアミン化合物及
    び(C)フツ化アルキル基を有する界面活性剤を主成
    分とする液状の界面変性組成物。 2 (A) 可塑剤、 (B) 一般式 または 〔式中、R及びR3は、それぞれ炭素原子数
    6〜30のアルキ基、またはアリール基、 R1,R2,R4及びR5は、それぞれ炭素原子数
    1〜5のアルキレン基、 m,n,p及びqは、n+m,p+qがそれ
    ぞれ1〜12の整数 を示す。〕 (C) フツ化アルキル基を有する界面活性剤を主成
    分とする界面変性組成物を塗布した合成樹脂製
    フイルム。 3 合成樹脂が塩化ビニル樹脂である特許請求の
    範囲第2項記載の合成樹脂製フイルム。 4 (A) 可塑剤、 (B) 一般式 または 〔式中、R及びR3は、それぞれ炭素原子数
    6〜30のアルキル基、またはアリール基、 R1,R2,R4及びR5は、それぞれ炭素原子数
    1〜5のアルキレン基、 m,n,p及びqは、n+m,p+qがそれ
    ぞれ1〜12の整数 を示す。〕 (C) フツ化アルキル基を有する界面活性剤を主成
    分とする界面変性組成物を合成樹脂に練込んだ
    後製膜してなる合成樹脂製フイルム。 5 合成樹脂が塩化ビニル樹脂である特許請求の
    範囲第4項記載の合成樹脂製フイルム。
JP13097879A 1979-10-11 1979-10-11 Surface-modifying composition and synthetic resin film coated therewith Granted JPS5655432A (en)

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