JPH0133871Y2 - - Google Patents

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JPH0133871Y2
JPH0133871Y2 JP13697685U JP13697685U JPH0133871Y2 JP H0133871 Y2 JPH0133871 Y2 JP H0133871Y2 JP 13697685 U JP13697685 U JP 13697685U JP 13697685 U JP13697685 U JP 13697685U JP H0133871 Y2 JPH0133871 Y2 JP H0133871Y2
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rubber
shim
grease
metal plate
coated
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はデイスクブレーキにおいて制動時に生
じる鳴きを防止するためにパツドの裏金とこれを
押圧する押圧部材間に介装される鳴き防止用シム
に関する。
〔従来技術とその問題点〕
この種のシムは、従来、種々なものが提案され
ている。その一つは実開昭50−79889号公報にて
開示されていて、同公報にて開示されているシム
は、対向面に耐熱性粉体を混合した潤滑油を塗布
してなる2枚の板金からなるもので、かかるシム
によれば、潤滑油の粘性減衰作用により鳴きが効
果的に防止される。しかしながら、かかるシムに
おいては、長期の使用により潤滑油が2枚の板金
間から流出してしまうことがあつてその耐久性は
悪く、潤滑油が流出した後においては鳴き防止効
果が全く期待できない。
また他には実開昭54−156079号公報にてこの種
のシムが開示されていて、同公報にて開示されて
いるシムは、2枚の鋼板の間にゴム材を介在させ
たもので、かかるシムによれば、長期の使用に際
してもゴムの減衰作用により鳴きが防止される。
しかしながら、ゴムの減衰作用は潤滑油の粘性減
衰作用に比して小さいため、鳴き防止効果は十分
に得られない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来技術の長所および短所
を考慮して、鳴き防止効果が大きくしかも十分な
耐久性を有する鳴き防止用シムを提供すべくなさ
れたもので、押圧部材に当接して押圧されるステ
ンレス鋼薄板と、表裏をゴムコーテイングしかつ
同ゴム面にグリスを塗布してなる金属薄板を重ね
合わせて構成したシムに特徴がある。
〔考案の作用・効果〕
本考案によるシムによれば、装着初期におい
て、パツドの裏金と金属薄板間に介在するグリス
及びゴムの両減衰作用と、金属薄板とステンレス
鋼薄板間に介在するグリス及びゴムの両減衰作用
との相乗作用によつてデイスクブレーキの制動時
に生じる鳴きが極めて効果的に防止される。ま
た、長期の使用に際してゴム面に塗布したグリス
が流出して無くなつても、パツドの裏金と金属薄
板間に介在するゴムの減衰作用と金属薄板とステ
ンレス鋼薄板間に介在するゴムの減衰作用によつ
て上記した鳴きが効果的に防止される。
また本考案によるシムによれば、ステンレス鋼
薄板が押圧部材とゴム間に介在して同ゴムの押圧
部材による機械的損傷(押圧部材がゴムの特定部
分のみに当接することにより生じる損傷)を防止
するため、ゴムの減衰作用が長期の使用に際して
も良好に得られる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本考案によるシムを構成するステ
ンレス鋼薄板10と全面を耐熱・耐油性ゴムによ
りコーテイングしかつ同ゴム面にグリスを塗布し
てなる金属薄板11を示すとともに、公知のアウ
タパツド12を示している。ステンレス鋼薄板1
0はアウタパツド12の裏金12aと略同一形状
に形成されていて、裏金12aに弾撥的に係着さ
せるための爪10aを3個有している。ゴムコー
テイングした金属薄板11は、長孔11aと4対
の切欠11bを有するとともに一対の爪11cを
有していて、長孔11aと切欠11bはステンレ
ス鋼薄板10とともにアウタパツド12に組付け
られたとき表裏に塗布したグリスが流動して入る
グリス溜りを形成する。
第2図は本考案によるシム、すなわちステンレ
ス鋼薄板10とゴムコーテイングしかつグリスを
塗布してなる金属薄板11を重ね合せて構成した
シムを公知の可動キヤリパ型デイスクブレーキ
(トルクメンバは図示を省略してある)に実施し
た例を示していて、このデイスクブレーキにおい
ては、ロータ13の両側にアウタパツド12とイ
ンナパツド14が配設され、アウタパツド12が
キヤリパ15の爪部15aによつて本考案による
シムを介して押圧されるように、またキヤリパ1
5のシリンダ部15b内に摺動可能に嵌挿したピ
ストン16によつてインナパツド14が直接押圧
されるように構成されている。
上記のように構成したデイスクブレーキにおい
ては、キヤリパ15のシリンダ部15b内に図示
しないマスタシリンダから圧油が供給されると、
ピストン16が図中左方向へ押動されてインナパ
ツド14がロータ13に押圧され、その反作用に
よつてキヤリパ15が図中右方向へ移動してアウ
タパツド12がキヤリパ15の爪部15aにより
ロータ13に押圧され、ロータ13が両パツド1
2,14により挟持されて制動される。
しかして、本実施例においては、キヤリパ15
の爪部15aとアウタパツド12の裏金12a間
に、ステンレス鋼薄板10とゴムコーテイングし
グリースを塗布してなる金属薄板11が重ね合せ
て介装してあり、装着初期は勿論のこと長孔11
aや切欠11bに溜つたグリスがゴム面に順次流
出し続ける間において、アウタパツド12の裏金
12aと金属薄板11間に介在するグリス及びゴ
ムの両減衰作用と、金属薄板11とステンレス鋼
薄板10間に介在するグリス及びゴムの両減衰作
用との相乗作用によつてデイスクブレーキの制動
時に生じる鳴きが極めて効果的に防止される。ま
た、長期の使用に際してゴム面に付着したグリス
が流出して無くなつても、アウタパツド12の裏
金12aと金属薄板11間に介在するゴムの減衰
作用と金属薄板11とステンレス鋼薄板10間に
介在するゴムの減衰作用によつて上記した鳴きが
効果的に防止される。
また実施例によるシムによれば、ステンレス鋼
薄板10がキヤリパ15の爪部15aと金属薄板
11にコーテイングしたゴム間に介在して同ゴム
の爪部15aによる機械的損傷(爪部15aがゴ
ムの特定部分のみに当接することにより生じる損
傷)を防止するため、ゴムの減衰作用が長期の使
用に際しても良好に得られる。
更に、本実施例においては、ゴムコーテイング
した金属薄板11に長孔11aや切欠11bが形
成されていて、ここにグリスが溜るようにしてあ
るため、グリスが短期間の使用に際して流出して
しまうことがなく、グリスによる減衰作用が長期
間にわたつて期待できる。
第3図は、実開昭54−156079号公報にて提案さ
れたシム(2枚の鋼板の間にゴム材を介在させた
もの)A、本実施例のシム(グリスがゴム面に付
着していない場合のもの)B、又は本実施例のシ
ム(グリスがゴム面に付着している場合のもの)
Cを装着した場合の鳴き易さを比較したものであ
り、この図から本考案によるシムB,Cが従来の
シムAに比して鳴き防止効果が高いことが認めら
れる。
〔変形例〕 上記実施例においては、キヤリパ15の爪部1
5aとアウタパツド12の裏金12a間に本考案
によるシムを介装したが、本考案によるシムはピ
ストン16とインナパツド14の裏金14a間に
介装しても上記したのと同様の作用・効果を発揮
する。
また、本考案によるシムは、上記した可動キヤ
リパ型デイスクブレーキのみならず、種々のデイ
スクブレーキに上記実施例と同様にして実施し得
るものであり、その使用態様は上記実施例に限定
されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシムとアウタパツドを示
す分解斜視図、第2図は本考案によるシムを含む
デイスクブレーキの一例を示す断面図、第3図は
本考案によるシムを装着した場合と従来のシムを
装着した場合の鳴き易さを比較したグラフであ
る。 符号の説明、10……ステンレス鋼薄板、11
……ゴムコーテイングしグリスを塗布してなる金
属薄板、12……アウタパツド、12a……裏
金、13……ロータ、14……インナパツド、1
4a……裏金、15……キヤリパ、15a……爪
部(押圧部材)、15b……シリンダ部、16…
…ピストン(押圧部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パツドを押圧部材によりロータに向けて押圧す
    ることにより同ロータを制動するようにしたデイ
    スクブレーキにおいて、前記パツドの裏金と前記
    押圧部材間に介装されるシムを、前記押圧部材に
    当接して押圧されるステンレス鋼薄板と、表裏を
    ゴムコーテイングしかつ同ゴム面にグリスを塗布
    してなる金属薄板を重ね合わせて構成したことを
    特徴とするデイスクブレーキの鳴き防止用シム。
JP13697685U 1985-09-06 1985-09-06 Expired JPH0133871Y2 (ja)

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JP13697685U JPH0133871Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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JP13697685U JPH0133871Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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Publication Number Publication Date
JPS6245436U JPS6245436U (ja) 1987-03-19
JPH0133871Y2 true JPH0133871Y2 (ja) 1989-10-16

Family

ID=31040593

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JP13697685U Expired JPH0133871Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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JP3863250B2 (ja) * 1997-05-16 2006-12-27 株式会社日立製作所 ディスクブレーキ
JP4714642B2 (ja) * 2005-08-31 2011-06-29 曙ブレーキ工業株式会社 ディスクブレーキパッド

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JPS6245436U (ja) 1987-03-19

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