JPH0144353B2 - - Google Patents

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JPH0144353B2
JPH0144353B2 JP59197265A JP19726584A JPH0144353B2 JP H0144353 B2 JPH0144353 B2 JP H0144353B2 JP 59197265 A JP59197265 A JP 59197265A JP 19726584 A JP19726584 A JP 19726584A JP H0144353 B2 JPH0144353 B2 JP H0144353B2
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JP
Japan
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sewing machine
motor
timer
work cloth
signal
Prior art date
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Application number
JP59197265A
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JPS6176190A (ja
Inventor
Toshiaki Yanagi
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPS6176190A publication Critical patent/JPS6176190A/ja
Publication of JPH0144353B2 publication Critical patent/JPH0144353B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は加工布を保持する加工布保持手段を縫
製作業面上で移動させることにより縫製を行うミ
シンに関するものである。
(従来の技術) この種のミシンはX方向送りパルスモータ及び
Y方向送りパルスモータの駆動により加工布保持
手段を支持するキヤリツジを互いに直交する2つ
の座標軸に沿つて移動させることにより加工布に
所定のパターンデータに基づいた縫製を行うよう
になつている。
第9図は従来のこの種のミシンにおける前記両
パルスモータの駆動開始タイミング、つまりキヤ
リツジの移動開始タイミングを示している。すな
わち、針が加工布から上方へ抜け出た直後に、作
動信号が出力され、それに応じて即座にX方向送
り、Y方向送り量パルスモータに対してXクロツ
クパルス、Yクロツクパルスが出力され、そのパ
ルス数に応じた量だけパルスモータを駆動させて
所要の送り量を得るようにしていた。この場合、
第9図Aの部分に示すようにミシンの回転が速い
場合や、あるいはキヤリツジの移動量が多い場合
は、針が加工布の上方にある時間をほぼ一杯に使
つてキヤリツジの送りが行われ、そのキヤリツジ
送りは針が上死点から加工布に達する間で終了す
る。
ところが、第9図Bの部分に示すようにミシン
の速度が遅い時、又は、キヤリツジの移動量が少
ない時には、針が上死点に到達する前にキヤリツ
ジの移動が終了してしまう。このような場合に
は、特に厚物を縫う場合において、糸締まりが悪
くなる。そこで、糸締まりは針が上死点に到達し
た後でキヤリツジを移動させると良い結果が得ら
れるということを用いて、従来、前記作動信号を
発生させるためにミシン主軸に備えられたシンク
ロナイザの回転方向の位置をミシン主軸に対して
機械的にスライドさせることにより、第9図C,
Dの部分に2点鎖線で示すように、作動信号の発
生タイミングを遅らせて縫製を行つていた。
しかしながら、作動信号の発生タイミングを遅
らせることは、X、Y両クロツクパルスの開始タ
イミングがともに遅れることになる。このため、
第9図Cの部分に示すように、クロツクパルス数
が多い場合、すなわちキヤリツジの移動量が多い
場合には針が加工布に刺さつた後もキヤリツジが
移動を続けるおそれがある。そこで、このような
問題が生じないように、作動信号の発生タイミン
グの遅延量を僅かにした場合には、クロツクパル
ス数が少なくキヤリツジの移動量が少ないと、キ
ヤリツジの送りが早期に終了して糸締まりの問題
を未だ解決できないものであつた。さらに、前記
のようにシンクロナイザの位置を機械的にスライ
ドさせることはその作業自体かなり面倒であるば
かりでなく、ミシンの速度や模様を変えた場合は
再び作動信号の位置を調整し直すためにこの面倒
なスライド作業を行う必要があつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、以上のような問題を生じることな
く、常に良好な糸締まりを得ることができる加工
布送り制御装置を提供することを目的とする。
発明の構成 (前記問題点を解決するための手段) この発明は、前記問題点を解決するために、縫
糸を担持し、ミシンモータの駆動により上下動す
る針と、縫製作業面上において加工布を張設保持
する加工布保持手段と、その加工布保持手段を移
動させ前記加工布に前記針の上下動通路を横切る
運動を与える駆動手段と、針がその上下動範囲の
所定の位置に達したときに作動信号を出力する信
号発生手段と、予めカウント数がセツトされ、そ
のカウントの終了にともない終了信号を発生する
タイマ手段と、前記信号発生手段の作動信号に応
答し、且つ前記針が加工布に侵入する直前で前記
加工布保持手段の移動が終了するように、前記ミ
シンモータの回転速度と、加工布保持手段の1針
毎の移動量とに基づいて前記カウント数を決定し
てタイマ手段にセツトするセツト手段と、そのセ
ツト手段によりセツトされたカウント数のカウン
ト終了によりタイマ手段から発生された終了信号
に応答して前記駆動手段の駆動を開始させる制御
手段とにより構成した。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に従つて詳細
に説明する。
まず、この実施例のミシンの全体構造を第1,
2図に基づいて説明すると、機台1上にミシン本
体2が装置されるとともに機台1の前部には針板
3が配設されている。ミシン本体2の前端下部に
は上糸(図示しない)を担持し釜(図示しない)
とともに縫目形成手段を構成する針4が上下動可
能に設けられている。
前記ミシン本体2の前方において機台1の左右
両側には前後方向(Y方向)へ平行に延びる一対
の支持レール7が配設固定されている。その支持
レール7上には上面に左右方向(X方向)へ延び
る案内レール8を設けた移動フレーム9がY方向
へ移動可能に支持され、前記支持レール7上のラ
ツク10とフレーム9側の回転軸11両端の歯車
12との噛合に基づいて移動案内されるようにな
つている。前記移動フレーム9上の案内レール8
にはキヤリツジ13がX方向へ移動可能に支持さ
れ、その上面にはパレツト14が左右一対のクラ
ンプ15により着脱可能に装着されている。そし
て、このパレツト14上には加工布16が保持枠
(図示しない)等によつて着脱可能に張設保持さ
れている。このパレツト14と保持枠とにより加
工布保持手段が構成されている。
前記移動フレーム9の前方において機台1上に
はX方向送りパルスモータ(以下Xモータとい
う)17が配設され、このXモータ17の回転に
伴い歯車18,19、スプライン軸20、そのス
プライン軸20に沿つて移動可能な図示しない歯
車、及びキヤリツジ13の前縁に沿つて延びるラ
ツク21を介して、キヤリツジ13がX方向へ移
動されて、パレツト14に対し同方向への送りが
付与されるるようになつている。又、Xモータ1
7の近傍において機台1上にはY方向送りパルス
モータ(以下Yモータという)22が配設され、
このYモータ22の回転に伴い歯車23及び移動
フレーム9の前方に突出するラツク24を介し
て、移動フレーム9がY方向へ移動されて、パレ
ツト14に対し同方向への送りが付与されるよう
になつている。このXモータ17とYモータ22
とにより駆動手段が構成されている。
また、第2図に示すように、前記機台1の下方
には回転速度調節可能なミシンモータ23が設け
られ、そのミシンモータ23のモータ軸上のプー
リ25と前記ミシン本体2のミシン主軸上のプー
リ24との間には、ベルト26が掛けられてい
る。又、ミシン主軸上にはシンクロナイザ27が
設けられており、このシンクロナイザ27はミシ
ン主軸の回転に伴つて同期信号SG10、針上信
号SG11、及び作動信号SG12を出力する。こ
れらの信号の内容については後述する。
次に、このミシンの制御装置の構成について説
明する。セツト手段及び制御手段としての中央処
理装置(以下CPUという)30には、入力装置
31、リードオンリーメモリ(以下ROMとい
う)32、データランダムアクセスメモリ(以下
データRAMという)33、作業ランダムアクセ
スメモリ(以下作業RAMという)34、第一タ
イマT1と第二タイマT2とよりなるタイマ手段
としてのタイマ37、入力ポート36及び出力ポ
ート35が接続されている。
入力装置31は、フロツピーデイスク等の記憶
装置から縫製すべき模様データを読み出すもので
あり、その模様データはデータRAM33にスト
アされる。ROM32には後述のフローチヤート
で明らかになるプログラムが内蔵されている。作
業RAM34は、プログラム内で用いられるワー
クエリアであり、1バイトの作業エリアとして、
実行中のデータより1針前のデータがストアされ
るBEFORエリア、第8図に示すように1針分の
データの1バイト目により構成されるDATAエ
リア、1針分データの2バイト目により構成され
るDATA+1エリア、Xモータ17を駆動する
Xクロツクパルス数がストアされるXDATAエ
リア及びYモータを駆動するYクロツクパルス数
がストアされるYDATAエリア、縫い始め位置
からの針位置の座標がストアされる5バイトの作
業エリアとしてのROXエリアが設けられている。
前記DATAエリアはX、Yモータ17,22の
回転方向とXモータ17を駆動するXクロツクパ
ルス数とのデータを保持している。また、前記
DATA+1はミシンモータ23への速度指令信
号(SG4,SG6)とYモータ22を駆動するY
クロツクパルス数とのデータを保持している。
出力ポート35にはパルスモータドライブ回路
38を介して前記Xモータ17及びYモータ22
が接続されるとともに、ミシンモータドライブ回
路39を介して前記ミシンモータ23及びそのミ
シンモータ23の速度を調節するための調整器4
0が接続されている。そして、出力ポート35は
CPU30からの出力信号に基づき、パルスモー
タドライブ回路38に対してXモータの回転方向
を表す信号SG3、Xモータを駆動するXクロツ
クパルス信号SG4、Yモータの回転方向を表す
信号SG5、Yモータを駆動するYクロツクパル
ス信号SG6を出力する。又、出力ポート35は、
ミシンモータドライブ回路39に対してミシンモ
ータ23を低速駆動する信号SG7、高速駆動す
る信号SG8、ミシンモータを停止させるブレー
キ信号SG9を出力する。さらに、このミシンモ
ータドライブ回路39は前記信号SG7〜9とシ
ンクロナイザ24から発信される速度検知用信号
SG16と比較してミシンモータ23の回転速度
が所要の回転数となるように制御する。なお、ブ
レーキ信号SG9は出力“0”でミシンモータ2
3にブレーキを付与し、回転を停止させる。又、
高速信号SG8により駆動されている場合のみミ
シンモータ23は調節器40により変速可能であ
り、この実施例では、高速回転は2000〜900rpm
の範囲であり、低速回転は230rpmである。
前記入力ポート36には前記シンクロナイザ2
7、スタートスイツチ41及びタイマ37が接続
されている。そして、この入力ポート36には、
シンクロナイザ27から前記同期信号SG10、
針上信号SG11及び作動信号SG12が出力さ
れ、スタートスイツチ41からスタート信号SG
13が出力され、タイマ37の第一タイマT1、
第二タイマT2からそれぞれ後に詳述するクロツ
クパルスSG14,15が出力される。前記同期
信号SG10は前記シンクロナイザ27内に等間
隔をおいて設けられたスリツトがセンサを通過し
てそのセンサの出力が反転したときに出力される
信号で、ミシン主軸の回転速度に比例したピツチ
で出力され、ミシン主軸が15度回転するごとに出
力される。針上信号SG11は糸切り後、針が針
上位置に達したとき出力される。作動信号SG1
2は針の上昇用時その針が針板上面に達したとき
に出力される。又、スタート信号SG13はスタ
ートスイツチ41がオンされたとき出力され、タ
イマT1信号SG15、タイマT2信号SG14
は、タイマ37が作動中に出力される。すなわ
ち、タイマ37はCPU30の命令により作動し、
その作動状態を入力ポート36に出力する。その
状態とは、タイマ37内のカウンタに規定カウン
ト数がセツトされると“0”を出力し、カウント
ダウンされてカウンタが0になると“1”を出力
する。
さて、以上のように構成されたミシンの作用を
第3図〜第6図に示すフローチヤート及び第7図
に基づいて説明する。これらのフローチヤートは
CPU30の制御のもとに進行する。
さて、入力装置31からデータRAM33に縫
製データがストアされ、キヤリツジ13が縫製ス
タート位置に配置された状態において、第3図に
示すステツプS1においてスタートスイツチ41
がオンされるのを待ち、オンされると、ステツプ
S2において作業RAM34のBEFORエリアと
POXエリアとが初期化され、引続き、ステツプ
3においてアドレスカウンタが初期化されてデー
タRAM33のスタートアドレスが初期設定され
る。なお、この実施例では開始アドレスは8000H
番地である。ステツプS4では1針分のデータに
基づいてミシンモータ23への速度指令が行われ
てその指令に応じた速度でミシンモータ23が駆
動されるとともに、X、Yモータ17,22の駆
動により1針分のキヤリツジ送り移動が行われ
る。ステツプS5では、ミシンモータ23及びX、
Yモータ17,22への指令が終了か否かが判別
され、終了でなければステツプS4にもどり、次
の1針分の作業が行われ、終了であれば、ステツ
プS6へ進行して縫い始め点へキヤリツジ13を
送り、縫製作業が終了される。
次に、前記ステツプS4の詳細を第4図に基づ
いて説明する。ステツプS10においてCPU39は
スタートアドレスのデータをデータRAM33か
ら読み出しそのデータアドレスに“1”を加算し
てデータアドレスを更新し、次の1針分データの
アドレスをCPU30が読み出せるようにしてお
く。引続き、ステツプS11では、CPU30は作業
RAM34のDATAエリア、DATA+1エリア
からデータを読み出し、パルスモータドライブ回
路38に対してX、Yモータ17,22の回転方
向を示す信号SG3,SG5とミシンモータ23の
速度指令信号SG7,8,9を出力する。次のス
テツプS12においてはDATAエリア、DATA+
1エリアからXモータ17、Yモータ22の移動
量をXクロツクパルス数、Yクロツクパルス数で
抽出し、XDATAエリア、YDATAエリアにス
トアし、前記X、Yモータ17,22の回転方向
及び駆動量のパルス数をPOXエリアの内容に加
算してそのPOXエリアにストアする。
次のステツプS13ではDATA+1エリアのデー
タ内容を調べて信号SG7,8のデータが停止信
号であれば、ステツプS14に進み、そうでなけれ
ばステツプS16に進む。ステツプ14では1針前の
データであるBEFORエリアの内容を調べ、その
速度指令の内容が停止であれば、後述するステツ
プS18に進み、そうでなければステツプS15に進
む。ステツプS15では糸切りが行われ、ステツプ
S18に進む。このステツプS13〜15は加工布を縫
わずに送りだけを行うために設けられたものであ
る。
前記ステツプS13における判別がNOの場合、
ステツプS16では第7図に示す作動信号SG11が
発信されるのを待ち、発信されると同時にステツ
プS17に進み、このステツプS17ではミシン主軸
の回転速度を調べ、第7図C,Dの部分に示すよ
うにその回転速度が最高速以下のときには第一タ
イマT1の作用により最適な時間だけX又はYク
ロツクパルスの発生を待つ(第1の遅延L1)。
ステツプS18ではCPU30がXDATAエリア、
YDATAエリアのデータ内容を読み出し、出力
ポート35を介して第7図に示すように、Y又は
Xクロツクパルス信号SG4,6が同時に終了す
るようにタイマT1,T2によりそのY又はXク
ロツクパルスの発生を待つ(第2の遅延L2)。
ステツプS19ではBEFORエリアにDATA+1エ
リアのデータ内容をストアし、前記ステツプS5
に進む。
前記ステツプS17の第一タイマT1による第1
の遅延L1についてその内容を第5図に基づいて
説明する。ステツプS21ではミシンモータ駆動信
号SG7,8を調べ、低速指令かどうかを判別し、
低速のときにはステツプS29に進み、そうでない
ときにはステツプS22に進む。ステツプS29では
針が針上位置にある場合か否かが判別され、
YESの場合には前記ステツプS18に進む。
ステツプS22では同期信号SG10の出力を待
ち、その信号SG10の出力と同時に、ステツプ
S23に進みそのステツプ23では第一タイマT1に
規定カウント数(本実施例ではFFFFH)がセツ
トされ、そのタイマ37によるカウントダウンが
開始される。ステツプS24では再び同期信号SG1
0が出力されるのを待ち、その信号が出力される
と同時にステツプS25において第一タイマT1の
カウンタの作動をストツプする。ステツプS25で
は第一タイマT1のカウンタに示される数を
CPU内のレジスタにストアし、ステツプS26では
そのレジスタにストアされた数と前記規定数との
差を演算して実際のカウント数を算出する。以上
のようにこのステツプS22〜26では、同期信号SG
10が発信するピツチを第一のタイマT1の作動
時間により算出し、これによりミシンモータ23
の速度検知をおこなつている。
ステツプS27では、前記実際のカウント数がミ
シンモータ23の最高速時(本実施例では
MAX2000rpm)のカウント数(本実施例では
1300である)と比較して小さいか否かが判別さ
れ、YESの場合にはつまり最高速又はそれに近
いと判別した場合にはステツプS18に進み、NO
の場合にはステツプS28に進む。以降のステツプ
S28〜30は高速指令時において調節器40の操作
によりスピードダウンされたことに対応するため
である。すなわち、ステツプS28では針上位置に
おける前記実際の第一タイマT1のカウント数か
ら前記高速時のカウント数を減算し、その減算結
果に基づいて第一の遅延時間を第一のタイマT1
のカウント数として算出する。ステツプS29では
再び第一タイマT1にステツプS28において算出
したカウント数をセツトすると同時にカウントダ
ウンを始める。ステツプS30では、第一タイマT
1のカウンタがカウントダウンを終了したか否か
待つ。つまり、タイマT1信号SG14が“0”
から“1”に変化するまで時間をまち、第7図
C,Dの部分に示す第1の遅延時間L1をつくり
だす。
次に、前記ステツプS18における第一、第二の
タイマT1,T2による第2の遅延を第6図に基
づいて説明する。なお、以下の説明においてXモ
ータ17に第一の遅延時間L1を、Yモータ22
に第一の遅延時間L1及び第二の遅延時間L2を
付与する場合について説明するが、当然この逆で
もよい。ステツプS35においてはミシンモータ
2,3の速度指令が停止であるか否かが判別さ
れ、その速度指令が停止であればステツプS37に
進み、そうでなければ、ステツプS36に進む。ス
テツプS36では第一タイマT1にXモータ17の
駆動開始を遅らせるカウント数をセツトするとと
もに、第二タイマT2にYモータ22の駆動開始
を遅らせるカウント数をセツトし、カウントダウ
ンを開始する。この第一タイマT1のカウント数
は規定のカウント数(本実施例では、Xパルスモ
ータ17の最大駆動可能範囲のクロツクパルス数
に相当するカウント数)からXクロツクパルス信
号SG4がXモータ17を実際に駆動するのに用
いるカウント数を減算することにより算出され
る。第二タイマT2のカウント数も同様にして算
出される。従つて、X、Yモータ17,22の駆
動を同時に終了させることができる。
ステツプS37ではXDATAエリアがXモータ1
7を駆動するデータを有するか否かが判別され、
有するときにはステツプS38に進み、有しないと
きにはステツプS44に進む。ステツプS38では
YDATAエリアがYモータ22を駆動するデー
タを有するか否かが判別され、有するときにはス
テツプS43に進み、有しないときにはステツプ
S39に進む。ステツプS39では、XDATAエリア、
YDATAエリアがそれぞれデータを有する場合
において、第一タイマT1タイマ信号SG15が
“1”のときにステツプS41に進み、第一タイマ
T1信号SG15が“0”のときにはステツプS40
に進む。ステツプS40では第二タイマT2信号SG
14が“1”のときステツプS42に進み、“0”
のときにはステツプS39に戻る。
ステツプS41はXDATAエリアがデータを有
し、第一タイマT1が第二タイマT2よりも先に
カウントを終了したときに到達するステツプであ
り、全Xクロツクパルスのうち1つのXクロツク
パルスを出力し、1Xクロツクパルス分の角度
(本実施例では1.8゜)だけXモータ17を所定の
方向へ駆動し、XDATAエリアのデータをデク
リメントし、第一タイマT1に再度1クロツクパ
ルス作動するのにかかるカウント数(本実施例で
は2000)をセツトし、ステツプS37に戻る。ステ
ツプS42ではステツプS41と同様にYモータ22、
Yクロツクパルス、第二タイマT2が作動されス
テツプS37に戻る。このようにステツプS37〜42
において、所定量X、Yモータ17,22が駆動
される。このとき、第一、第二タイマT1,T2
により、第7図に示すそそれぞれの遅延時間L2
の間Xモータ17又はYモータ22の駆動が停止
され、その後、1クロツクパルスごとにタイマT
1、Xモータ17とタイマT2、Yモータ22と
がそれぞれ連動して駆動する。
ステツプS43はYDATAエリアがデータを有せ
ず、XDATAエリアのみデータを有する場合に
到達するステツプであり、第二タイマT2が作用
し、タイマT2信号SG14が“1”になつたと
同時にステツプS41に進む。ステツプS44は
XDATAエリアがデータを有しない場合に到達
するステツプであり、YDATAエリアのみがデ
ータを有する場合はステツプS45に進み、有しな
いときは、つまり1針分の作業が終了したときに
はステツプS19に進み、ここで、1針分のキヤリ
ツジ13の送りは終了する。ステツプS45は、
XDATAエリアがデータを有せず、YDATAエ
リアがデータを有する場合であり、タイマT1が
作動し、タイマT1信号SG15が“1”になつ
たと同時にステツプS42に進む。
このように、このミシンでは、ミシンの縫製速
度が最高速度よりも遅い場合第一、第二タイマT
1,T2によりX、Yモータ17,22の駆動を
遅らせる遅延時間L1,L2が働き、その後1ク
ロツクパルスずつのX、Yモータの駆動によつて
キヤリツジ13が送られ、その都度タイマT1,
T2には、次のクロツクパルスが出力されるまで
の間のカウント数がセツトされ、そして同時に全
てのX、Yクロツクパルスが出力されて終了とな
る。また、このときは、針が加工布に刺さる直前
でもある。
そして、第7図に示すように、ミシンモータ高
速指令で最高速度のときにはステツプS27からス
テツプS18へ進むため、第1の遅延時間を用い
ず、それ以外の速度のときにはその検出速度に見
合つた遅延時間によりキヤリツジ送りを第1の遅
延時間として遅らせる。そして、Xクロツクパル
ス数、又はYクロツクパルス数に応じて送りが同
時終了となるように第一、第二タイマT1,T2
によつて第2の遅延時間L2が設けられる。さら
に詳述すれば、第7図のA及びBはミシンモータ
高速指令状態、すなわち最高縫製速度で針4を上
下動させている場合を示し、AにおいてはXモー
タ17が最大送りピツチで作動されるとともに、
Yモータ22が前記最大送りピツチ以下で作動さ
れた状態を示し、BにおいてはAとは逆のXモー
タ17が最大送りピツチ以下で作動されるととも
に、Yモータ22が最大送りピツチで作動された
場合を示している。又、第7図のC及びDはミシ
ンの縫製速度が前記最高縫製速度よりも遅に場合
を示し、CにおいてはXモータ17が最大送りピ
ツチで作動されるとともに、Yモータ22が最大
送りピツチ以下で作動された場合を示し、Dにお
いてはCとは逆にXモータ17が最大送りピツチ
以下で作動されるとともに、Yモータ22が最大
送りピツチで作動された場合を示している。
このように、ミシンモータの速度に比例してキ
ヤリツジ送り開始時期が自動的に設定されるの
で、同期信号を機械的に調整する必要がなくな
り、キヤリツジ送りを終了するのが針が加工布に
ささる直前になる。従つて、模様変化等による締
まりむらを解消でき常に良好な糸締りを得ること
ができる。
発明の効果 以上の詳述したように、本発明においては常に
良好な糸締まりを得ることができるとともに、作
動信号の発生タイミングを調節するというような
手間を省くこともできるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はX、Y送り装置を備えた自動ミシンの
斜視図である。第2図は制御装置の電気的構成を
示すブロツク図、第3図は縫製時におけるキヤリ
ツジ送りに関するフローチヤート、第4図は第3
図のステツプS4を示すフローチヤート、第5図
は第4図のステツプS17を示すフローチヤート、
第6図は第5図のステツプS28を示すフローチヤ
ート、第7図はキヤリツジ送りタイミングを示す
線図、第8図は1針分のデータ内容を示す説明
図、第9図は従来のキヤリツジ送りのタイミング
を示す線図である。 図において4は針、13はキヤリツジ、17は
Xパルスモータ、22はYパルスモータ、27は
シンクロナイザ、30は中央処理装置(CPU)、
37はタイマである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縫糸を担持し、ミシンモータ23の駆動によ
    り上下動する針4と、 縫製作業面上において加工布を張設保持する加
    工布保持手段14と、 その加工布保持手段14を移動させ前記加工布
    に前記針4の上下動通路を横切る運動を与える駆
    動手段17,22と、 針4がその上下動範囲の所定の位置に達したと
    きに作動信号SG12を出力する信号発生手段2
    7と、 予めカウント数がセツトされ、そのカウントの
    終了にともない終了信号を発生するタイマ手段3
    7と、 前記信号発生手段27の作動信号SG12に応
    答し、且つ前記針4が加工布に侵入する直前で前
    記加工布保持手段14の移動が終了するように、
    前記ミシンモータ23の回転速度と、加工布保持
    手段14の1針毎の移動量とに基づいて前記カウ
    ント数を決定してタイマ手段37にセツトするセ
    ツト手段30と、 そのセツト手段30によりセツトされたカウン
    ト数のカウント終了によりタイマ手段37から発
    生された終了信号に応答して前記駆動手段17,
    22の駆動を開始させる制御手段30と よりなるミシンの加工布送り制御装置。
JP19726584A 1984-09-20 1984-09-20 ミシンの加工布送り制御装置 Granted JPS6176190A (ja)

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