JPH0147403B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0147403B2 JPH0147403B2 JP57150051A JP15005182A JPH0147403B2 JP H0147403 B2 JPH0147403 B2 JP H0147403B2 JP 57150051 A JP57150051 A JP 57150051A JP 15005182 A JP15005182 A JP 15005182A JP H0147403 B2 JPH0147403 B2 JP H0147403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosgene
- fluoride
- tcf
- reaction
- alkali metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフツ化ホスゲンの新規製造法に関す
る。さらに詳細には、トリクロロメチルクロロホ
ーメート(以下TCFと略記する)をアルカリ金
属フツ化物でフツ素化するフツ化ホスゲンの製造
法に関する。
る。さらに詳細には、トリクロロメチルクロロホ
ーメート(以下TCFと略記する)をアルカリ金
属フツ化物でフツ素化するフツ化ホスゲンの製造
法に関する。
フツ化ホスゲンは、染料、農薬等の特に最近は
医薬中間体合成原料として欠くことのできない有
用な化合物である。
医薬中間体合成原料として欠くことのできない有
用な化合物である。
従来、フツ化ホスゲンの製造法としては、ホス
ゲンとフツ化水素酸とを鉄製オートクレーブ中
で、活性炭の存在下に140〜150℃で反応する方法
がBeilsteins E3p.22に、また、西独特許第
139936号公報明細書にはSOF2とホスゲンとを
4:1の割合で鉄製チユーブの反応器を用いて、
無水塩化第二鉄触媒の存在下、400℃で反応する
方法が開示されている。これらの方法はいずれも
高温反応であり、未反応のホスゲンとフツ化ホス
ゲンとの分離精製を必須とし、高純度のフツ化ホ
スゲンを得ることが困難である。またフツ化水素
酸を用いる場合は、装置材質の選択が困難であり
到底工業化のできる方法ではない。
ゲンとフツ化水素酸とを鉄製オートクレーブ中
で、活性炭の存在下に140〜150℃で反応する方法
がBeilsteins E3p.22に、また、西独特許第
139936号公報明細書にはSOF2とホスゲンとを
4:1の割合で鉄製チユーブの反応器を用いて、
無水塩化第二鉄触媒の存在下、400℃で反応する
方法が開示されている。これらの方法はいずれも
高温反応であり、未反応のホスゲンとフツ化ホス
ゲンとの分離精製を必須とし、高純度のフツ化ホ
スゲンを得ることが困難である。またフツ化水素
酸を用いる場合は、装置材質の選択が困難であり
到底工業化のできる方法ではない。
また、特開昭54−158396号公報明細書には、ア
セトニトリル中フツ化水素酸とトリエチルアミン
との混合物にホスゲンを導入して反応する方法が
記載されている。この方法では、低温で反応する
ため装置材質の腐蝕の問題点は改善されている
が、多量のトリエチルアミンを使用するため工業
的にはトリエチルアミンの回収、再使用を考慮し
なければならない等、決して工業的に有利な方法
とは云えない。
セトニトリル中フツ化水素酸とトリエチルアミン
との混合物にホスゲンを導入して反応する方法が
記載されている。この方法では、低温で反応する
ため装置材質の腐蝕の問題点は改善されている
が、多量のトリエチルアミンを使用するため工業
的にはトリエチルアミンの回収、再使用を考慮し
なければならない等、決して工業的に有利な方法
とは云えない。
本発明者等は、このような問題を克服すべく鋭
意検討の結果、TCFとアルカリ金属フツ化物か
ら極めて容易に、精製工程を必要とせずして高純
度のフツ化ホスゲンが得られることを見い出し本
発明を確立するに至つた。
意検討の結果、TCFとアルカリ金属フツ化物か
ら極めて容易に、精製工程を必要とせずして高純
度のフツ化ホスゲンが得られることを見い出し本
発明を確立するに至つた。
すなわち、本発明はアセトニトリル中でTCF
とアルカリ金属フツ化物とを反応させることを特
徴とするフツ化ホスゲンの製造法である。
とアルカリ金属フツ化物とを反応させることを特
徴とするフツ化ホスゲンの製造法である。
本発明方法は、アセトニトリルとアルカリ金属
フツ化物との混合系にTCFを添加し、加温下に
反応させると生成したフツ化ホスゲンは、反応系
内からガス体として得られる。このフツ化ホスゲ
ンはそのまま直ちに次の反応に用いるか、ボンベ
に充填し必要な時に用いることもできる。
フツ化物との混合系にTCFを添加し、加温下に
反応させると生成したフツ化ホスゲンは、反応系
内からガス体として得られる。このフツ化ホスゲ
ンはそのまま直ちに次の反応に用いるか、ボンベ
に充填し必要な時に用いることもできる。
本発明では反応溶媒としてアセトニトリルが好
ましい。その他の、例えばジメチルスルホキシド
ではTCFの分解によりホスゲンを生成しフツ化
ホスゲンは得られない。その使用量は特に限定さ
れないが、アルカリ金属フツ化物を添加した時撹
拌が良好に行なわれるに必要な量を使用すればよ
い。通常はアルカリ金属フツ化物に対して2〜10
重量倍が用いられる。
ましい。その他の、例えばジメチルスルホキシド
ではTCFの分解によりホスゲンを生成しフツ化
ホスゲンは得られない。その使用量は特に限定さ
れないが、アルカリ金属フツ化物を添加した時撹
拌が良好に行なわれるに必要な量を使用すればよ
い。通常はアルカリ金属フツ化物に対して2〜10
重量倍が用いられる。
本発明の出発原料でTCFは、工業的にメタノ
ールのホスゲン化でメチルクロロホーメートを経
てさらに塩素化により製造されており、容易に入
手できる。
ールのホスゲン化でメチルクロロホーメートを経
てさらに塩素化により製造されており、容易に入
手できる。
フツ素化剤として使用するアルカリ金属フツ化
物としては、フツ化ナトリウム、フツ化カリウ
ム、フツ化リチウム等があげられるが、高純度、
高収率でフツ化ホスゲンを得るためにはスプレー
ドライ品のフツ化カリウムを用いることが好まし
い。
物としては、フツ化ナトリウム、フツ化カリウ
ム、フツ化リチウム等があげられるが、高純度、
高収率でフツ化ホスゲンを得るためにはスプレー
ドライ品のフツ化カリウムを用いることが好まし
い。
アルカリ金属フツ化物の使用量はTCFに対し
て4.0〜12.0倍モル、好ましくは4.2〜6.0倍モル比
である。
て4.0〜12.0倍モル、好ましくは4.2〜6.0倍モル比
である。
反応温度は、アセトニトリルの沸点以下で行わ
れるが、好ましくは50〜80℃である。
れるが、好ましくは50〜80℃である。
TCFの添加は通常30℃以下で全量を添加し、
その後昇温し還流下に反応させるが、反応系を50
〜80℃に保つてTCFを添加して反応させること
もできる。
その後昇温し還流下に反応させるが、反応系を50
〜80℃に保つてTCFを添加して反応させること
もできる。
上記のように、本発明法によれば極めて容易、
かつ高純度、高収率でフツ化ホスゲンを製造でき
る。
かつ高純度、高収率でフツ化ホスゲンを製造でき
る。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明す
る。
る。
実施例 1
120部のアセトニトリルと35部のスプレードラ
イ品のフツ化カリウム(森田化学製)とを室温で
混合し、この中にかきまぜ下30℃以下を保つて20
部のTCFを1時間を要し滴下した。さらに約1
時間で50℃まで昇温し、50〜80℃で5時間反応さ
せた。反応中発生するガスをIR分析した結果、
純品のフツ化ホスゲンであることを確認した。ガ
スの全発生量は4450ml(25℃)であつた。
イ品のフツ化カリウム(森田化学製)とを室温で
混合し、この中にかきまぜ下30℃以下を保つて20
部のTCFを1時間を要し滴下した。さらに約1
時間で50℃まで昇温し、50〜80℃で5時間反応さ
せた。反応中発生するガスをIR分析した結果、
純品のフツ化ホスゲンであることを確認した。ガ
スの全発生量は4450ml(25℃)であつた。
実施例 2
スプレードライ品のフツ化カリウムの代りに約
100メツシユに粉砕したフツ化ナトリウムを使用
した他は実施例1と同様に反応した。その結果発
生ガスをIR分析した結果、純品のフツ化ホスゲ
ンを得た。全発生ガス量は3460mlであつた。
100メツシユに粉砕したフツ化ナトリウムを使用
した他は実施例1と同様に反応した。その結果発
生ガスをIR分析した結果、純品のフツ化ホスゲ
ンを得た。全発生ガス量は3460mlであつた。
Claims (1)
- 1 アセトニトリル中でトリクロロメチルクロロ
ホーメートとアルカリ金属フツ化物とを反応させ
ることを特徴とするフツ化ホスゲンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57150051A JPS5939705A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | フツ化ホスゲンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57150051A JPS5939705A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | フツ化ホスゲンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5939705A JPS5939705A (ja) | 1984-03-05 |
| JPH0147403B2 true JPH0147403B2 (ja) | 1989-10-13 |
Family
ID=15488424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57150051A Granted JPS5939705A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | フツ化ホスゲンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939705A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4264689B2 (ja) | 2001-06-05 | 2009-05-20 | ダイキン工業株式会社 | 酸の分離方法 |
| JP2004262679A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-24 | Daikin Ind Ltd | 二フッ化カルボニルの製造方法 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP57150051A patent/JPS5939705A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5939705A (ja) | 1984-03-05 |
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