JPH0153720B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0153720B2 JPH0153720B2 JP56214048A JP21404881A JPH0153720B2 JP H0153720 B2 JPH0153720 B2 JP H0153720B2 JP 56214048 A JP56214048 A JP 56214048A JP 21404881 A JP21404881 A JP 21404881A JP H0153720 B2 JPH0153720 B2 JP H0153720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dispersant
- pitch
- weight
- active hydrogen
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Working-Up Tar And Pitch (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はピツチ含有燃料組成物、さらに詳しく
は、ピツチ濃度が高くかつスラリー粘度の小さい
輸送性及び噴霧燃焼性にすぐれたスラリー状ピツ
チ含有燃料組成物に関するものである。 最近、軽質油の需要は増大してきているのに対
し、供給される原油の方はより重質なものに移行
し、しかもその一部は石炭によつて代替されるよ
うになつてきている。このような社会的背景か
ら、石油精製工場においては、重質原油や、重質
残渣油を、溶剤脱歴、熱分解、接触分解等により
軽質化する各種の設備が設置されるようになつて
きている。このような軽質化用の設備において副
生するピツチ(又はピツチ状物)は、非常に重質
で、融点が高いために、直接燃焼しようとする
と、その配管での輸送やノズルからの噴霧に著し
い困難が伴ない、そのままの形で燃料として利用
することができない。しかしながら、ピツチは石
炭に比べて灰分が微量で高位発熱量は約
8500kcal/Kgと大きく、燃料としては有利な特性
を備えており、従来の燃焼設備に対する供給燃料
として利用し得れば非常に有利であることは明ら
かである。 本発明者らは、従来の燃焼設備を用いて燃焼し
得るスラリー状ピツチ組成物を開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、水性媒体中に特別に選択された
分散剤を用いて分散されたスラリー状のピツチ組
成物は、ピツチ濃度を50%以上という高い条件に
保持しても、スラリー粘度は小さく、かつ輸送性
及び噴霧燃焼性に著しくすぐれ、従来の燃焼設備
で容易に燃焼させることができ、スラリー燃料と
して極めてすぐれていることを見出し、本発明を
完成するに到つた。 即ち、本発明によれば、水性媒体中に、下記分
散剤A及びBの中から選ばれる少なくとも1種の
分散剤の存在下、少なくとも65重量%のピツチを
分散させたことを特徴とする燃料組成物が提供さ
れる。 分散剤 A:活性水素化合物に酸化プロピレン及び酸化エ
チレンを付加重合させて形成した分散剤 B:分散剤Aの硫酸エステル塩 本発明で言うピツチとは、次のものを意味す
る。(a)原油の常圧残渣油、減圧蒸留残渣油、原油
又はその他の重質油を、ブタン等の炭素数4以上
のパラフインで油分を抽出処理する際に得られる
融点125℃以上の抽出残渣(溶剤脱歴アスフアル
ト、SDAアスフアルト等と呼ばれるもの)、(b)重
質油を熱分解して軽質油を製造する際に得られる
副生残渣、(c)石油留分を接触分解(一般にFCC
法と呼ばれる)で得られる副生残渣、(d)重質油を
スチーム熱処理して軽質油を製造する際の副生残
渣及び(e)石炭系ピツチ。本発明において、前記の
(b)〜(e)のピツチは、一般に50℃以上、好ましくは
60℃以上の融点を有するものである。なお、本明
細書でピツチに関して言う融点とは、フローテス
ター法(島津製作所製、高研式フローテスター)
で言う軟化点と同義である。 本発明の燃料組成物を製造するには、先ず、ピ
ツチを粗粉砕して粗粉砕物を得る。次に、この粗
粉砕物を、分散剤を溶解又は分散させた水性媒体
中に添加し、これを混合混練し、微粉砕化処理す
る。この場合、粗粉砕機としてはハンマーミルな
どが適用され、微粉砕機としては、湿式微粉砕用
のボールミル、ロールミル、サンドミル、コロイ
ドミルなどが適用される。混練微粉砕温度は常温
で十分であるが、必要に応じ、100℃までの加温
を採用することもできる。本発明において、湿式
微粉砕化工程に供給されるピツチは、できるだけ
細かな粒度の方が望ましいが通常は、100メツシ
ユパスが50重量%以上、好ましくは70重量%以上
に粗粉砕化されていれば充分である。即ち、ピツ
チは、分散剤を含む水に混合する工程及び/又は
混合する以前において、100メツシユパスが50重
量%以上、好ましくは70重量%以上になるように
粉砕するのがよい。微粉砕化工程においては、ピ
ツチは極めて微細の粒度に粉砕され、通常、200
メツシユパス70重量%以上、好ましくは80重量%
以上になるように微粉砕化される。 本発明におけるピツチ組成物中、ピツチ含量は
少なくとも65重量%以上、好ましくは70〜85重量
%である。分散剤の使用量は、その種類によつて
適宜変化するが、一般的には、ピツチ100重量部
に対し、0.1〜2重量部、好ましくは、0.2〜1重
量部程度であるが、その最適量は、分散剤の種類
によつて適宜選定する。 本発明においては、分散剤としては、前記した
ポリエーテル系のもの、即ち、活性水素化合物に
酸化プロピレンと酸化エチレンを付加重合させた
もの、及び/又はこのものに、硫酸、発煙硫酸、
クロルスルホン酸、スルフアミン酸等の硫酸エス
テル化剤を用いて硫酸エステル化した後、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基や、ア
ンモニア、メチルアミン、エタノールアミン等の
有機塩基を用いて中和して得られる硫酸エステル
塩が適用される。本発明で分散剤として用いるポ
リエーテル系界面活性剤において、酸化プロピレ
ンと酸化エチレンの付加重合は、ブロツク共重合
又はランダム共重合のいずれでもよいが、好まし
くはブロツク共重合が採用され、また酸化エチレ
ンは、その一部又は全部が末端基を形成するよう
に付加重合させるのがよい。本発明において用い
る分散剤は、その中に含まれるポリオキシエチレ
ン基の含有量は、40〜90重量%、好ましくは60〜
80重量%であり、かつ全分子量は1000〜100000、
好ましくは5000〜50000の範囲のものである。 酸化エチレン及び酸化プロピレンを付加させる
基質となる活性水素化合物としては、活性水素を
有する化合物、例えば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、オクチルアルコール、オレイルアル
コール、ステアリルアルコール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ブタンジオール、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、トリエタノールアミン、ジグリセリ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビタン、ソルビ
トール等のヒドロキシル基含有化合物、あるいは
メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、
アンモニア、エチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン等のアミン類、アルキルフエノール、ア
ルキルフエノールホルムアルデヒド縮合物、フエ
ノール、フエノールホルムアルデヒド縮合物等の
フエノール類などがある。 本発明で用いる分散剤は単独で用いる必要はな
く、本発明の目的を阻害しない限り、他の界面活
性剤、例えば、ポリカルボン酸型活性剤、ポリオ
キシエチレンソルビタンセスキオレート等を併用
することができる。 本発明の燃料組成物において、分散性が良好で
かつ低粘度のものを得るには、前記した特定の分
散剤の使用が必須であり、分散剤を用いない場合
には、ピツチは非常に水にぬれにくいために水中
に安定に分散させることができず、また分散剤と
して、オレイン酸ソーダ、アルキルベンゼンスル
ホン酸ソーダ、リグニンスルホン酸ソーダ、ナフ
タレンスルホン酸/ホルマリン縮合物のナトリウ
ム塩などを用いても所期の目的を達成することが
できない。 本発明の燃料組成物は、ピツチ濃度が高いにも
拘らずスラリーの粘度は低く分散性も良好であ
る。従つて、貯蔵配管輸送が容易であり、通常の
燃焼装置による噴霧燃焼が可能である。燃料とし
てみた場合、本発明の組成物中には、適量の水分
が含まれているために、燃焼に際して媒塵が低減
し、NOxの発生が減少する。また、本発明の組
成物には、更に、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、ヘキサメタリン酸塩、ピロリン酸塩、トリ
ポリリン酸塩を添加することによりSOxを低減さ
せることができ、装置の腐食防止のために、水酸
化マグネシウムなどの防食剤を添加することがで
きる。本発明の燃料組成物は、ガス化原料として
も好適である。 次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、実施例中の部及び%は特記されない
限り重量基準である。 実施例 1 減圧残渣油の熱分解ピツチ(融点180℃、揮発
部41.1%、灰分0.1%)をハンマーミルで2300rpm
の回転数で粉砕し、200メツシユパス23%の粉砕
物を得た。次に、このピツチ粉砕物70部を、分散
剤0.28部を溶解させた水30部に添加し、これをニ
ーダにより混練混合した後、ボールミルを用い
て、回転数60rpmで20分間湿式粉砕して、ピツ
チ/水スラリーを得た。このスラリー中に含まれ
るピツチの粒度は、200メツシユ篩を通過する量
で表わして、約80%であつた。得られたスラリー
の粘度及び静置安定性(分散性)を以下のように
測定した。その結果を、使用した分散剤の種類と
の関係で第1表に示す。 試験方法 粘度:東京計器製のB型粘度計(ロータNo.3、回
転数60rpm)を用いて温度25℃で測定 静置安定性:スラリーをメスシリンダー(100ml)
に入れて温度25℃で静置し、24時間後下層の沈
殿物の多少を判定 良好…沈殿物は生じないか又は少量 不良…沈殿物量が多量(全ピツチ量の10%以
上) なお、表中に示した符号は次のことを表わす。 PO…酸化プロピレン EO…酸化エチレンNP
…ノニルフエノール FA…ホルムアルデヒド
Tween81…ポリオキシエチレンソルビタンセス
キオレート
は、ピツチ濃度が高くかつスラリー粘度の小さい
輸送性及び噴霧燃焼性にすぐれたスラリー状ピツ
チ含有燃料組成物に関するものである。 最近、軽質油の需要は増大してきているのに対
し、供給される原油の方はより重質なものに移行
し、しかもその一部は石炭によつて代替されるよ
うになつてきている。このような社会的背景か
ら、石油精製工場においては、重質原油や、重質
残渣油を、溶剤脱歴、熱分解、接触分解等により
軽質化する各種の設備が設置されるようになつて
きている。このような軽質化用の設備において副
生するピツチ(又はピツチ状物)は、非常に重質
で、融点が高いために、直接燃焼しようとする
と、その配管での輸送やノズルからの噴霧に著し
い困難が伴ない、そのままの形で燃料として利用
することができない。しかしながら、ピツチは石
炭に比べて灰分が微量で高位発熱量は約
8500kcal/Kgと大きく、燃料としては有利な特性
を備えており、従来の燃焼設備に対する供給燃料
として利用し得れば非常に有利であることは明ら
かである。 本発明者らは、従来の燃焼設備を用いて燃焼し
得るスラリー状ピツチ組成物を開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、水性媒体中に特別に選択された
分散剤を用いて分散されたスラリー状のピツチ組
成物は、ピツチ濃度を50%以上という高い条件に
保持しても、スラリー粘度は小さく、かつ輸送性
及び噴霧燃焼性に著しくすぐれ、従来の燃焼設備
で容易に燃焼させることができ、スラリー燃料と
して極めてすぐれていることを見出し、本発明を
完成するに到つた。 即ち、本発明によれば、水性媒体中に、下記分
散剤A及びBの中から選ばれる少なくとも1種の
分散剤の存在下、少なくとも65重量%のピツチを
分散させたことを特徴とする燃料組成物が提供さ
れる。 分散剤 A:活性水素化合物に酸化プロピレン及び酸化エ
チレンを付加重合させて形成した分散剤 B:分散剤Aの硫酸エステル塩 本発明で言うピツチとは、次のものを意味す
る。(a)原油の常圧残渣油、減圧蒸留残渣油、原油
又はその他の重質油を、ブタン等の炭素数4以上
のパラフインで油分を抽出処理する際に得られる
融点125℃以上の抽出残渣(溶剤脱歴アスフアル
ト、SDAアスフアルト等と呼ばれるもの)、(b)重
質油を熱分解して軽質油を製造する際に得られる
副生残渣、(c)石油留分を接触分解(一般にFCC
法と呼ばれる)で得られる副生残渣、(d)重質油を
スチーム熱処理して軽質油を製造する際の副生残
渣及び(e)石炭系ピツチ。本発明において、前記の
(b)〜(e)のピツチは、一般に50℃以上、好ましくは
60℃以上の融点を有するものである。なお、本明
細書でピツチに関して言う融点とは、フローテス
ター法(島津製作所製、高研式フローテスター)
で言う軟化点と同義である。 本発明の燃料組成物を製造するには、先ず、ピ
ツチを粗粉砕して粗粉砕物を得る。次に、この粗
粉砕物を、分散剤を溶解又は分散させた水性媒体
中に添加し、これを混合混練し、微粉砕化処理す
る。この場合、粗粉砕機としてはハンマーミルな
どが適用され、微粉砕機としては、湿式微粉砕用
のボールミル、ロールミル、サンドミル、コロイ
ドミルなどが適用される。混練微粉砕温度は常温
で十分であるが、必要に応じ、100℃までの加温
を採用することもできる。本発明において、湿式
微粉砕化工程に供給されるピツチは、できるだけ
細かな粒度の方が望ましいが通常は、100メツシ
ユパスが50重量%以上、好ましくは70重量%以上
に粗粉砕化されていれば充分である。即ち、ピツ
チは、分散剤を含む水に混合する工程及び/又は
混合する以前において、100メツシユパスが50重
量%以上、好ましくは70重量%以上になるように
粉砕するのがよい。微粉砕化工程においては、ピ
ツチは極めて微細の粒度に粉砕され、通常、200
メツシユパス70重量%以上、好ましくは80重量%
以上になるように微粉砕化される。 本発明におけるピツチ組成物中、ピツチ含量は
少なくとも65重量%以上、好ましくは70〜85重量
%である。分散剤の使用量は、その種類によつて
適宜変化するが、一般的には、ピツチ100重量部
に対し、0.1〜2重量部、好ましくは、0.2〜1重
量部程度であるが、その最適量は、分散剤の種類
によつて適宜選定する。 本発明においては、分散剤としては、前記した
ポリエーテル系のもの、即ち、活性水素化合物に
酸化プロピレンと酸化エチレンを付加重合させた
もの、及び/又はこのものに、硫酸、発煙硫酸、
クロルスルホン酸、スルフアミン酸等の硫酸エス
テル化剤を用いて硫酸エステル化した後、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基や、ア
ンモニア、メチルアミン、エタノールアミン等の
有機塩基を用いて中和して得られる硫酸エステル
塩が適用される。本発明で分散剤として用いるポ
リエーテル系界面活性剤において、酸化プロピレ
ンと酸化エチレンの付加重合は、ブロツク共重合
又はランダム共重合のいずれでもよいが、好まし
くはブロツク共重合が採用され、また酸化エチレ
ンは、その一部又は全部が末端基を形成するよう
に付加重合させるのがよい。本発明において用い
る分散剤は、その中に含まれるポリオキシエチレ
ン基の含有量は、40〜90重量%、好ましくは60〜
80重量%であり、かつ全分子量は1000〜100000、
好ましくは5000〜50000の範囲のものである。 酸化エチレン及び酸化プロピレンを付加させる
基質となる活性水素化合物としては、活性水素を
有する化合物、例えば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、オクチルアルコール、オレイルアル
コール、ステアリルアルコール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ブタンジオール、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、トリエタノールアミン、ジグリセリ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビタン、ソルビ
トール等のヒドロキシル基含有化合物、あるいは
メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、
アンモニア、エチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン等のアミン類、アルキルフエノール、ア
ルキルフエノールホルムアルデヒド縮合物、フエ
ノール、フエノールホルムアルデヒド縮合物等の
フエノール類などがある。 本発明で用いる分散剤は単独で用いる必要はな
く、本発明の目的を阻害しない限り、他の界面活
性剤、例えば、ポリカルボン酸型活性剤、ポリオ
キシエチレンソルビタンセスキオレート等を併用
することができる。 本発明の燃料組成物において、分散性が良好で
かつ低粘度のものを得るには、前記した特定の分
散剤の使用が必須であり、分散剤を用いない場合
には、ピツチは非常に水にぬれにくいために水中
に安定に分散させることができず、また分散剤と
して、オレイン酸ソーダ、アルキルベンゼンスル
ホン酸ソーダ、リグニンスルホン酸ソーダ、ナフ
タレンスルホン酸/ホルマリン縮合物のナトリウ
ム塩などを用いても所期の目的を達成することが
できない。 本発明の燃料組成物は、ピツチ濃度が高いにも
拘らずスラリーの粘度は低く分散性も良好であ
る。従つて、貯蔵配管輸送が容易であり、通常の
燃焼装置による噴霧燃焼が可能である。燃料とし
てみた場合、本発明の組成物中には、適量の水分
が含まれているために、燃焼に際して媒塵が低減
し、NOxの発生が減少する。また、本発明の組
成物には、更に、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、ヘキサメタリン酸塩、ピロリン酸塩、トリ
ポリリン酸塩を添加することによりSOxを低減さ
せることができ、装置の腐食防止のために、水酸
化マグネシウムなどの防食剤を添加することがで
きる。本発明の燃料組成物は、ガス化原料として
も好適である。 次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、実施例中の部及び%は特記されない
限り重量基準である。 実施例 1 減圧残渣油の熱分解ピツチ(融点180℃、揮発
部41.1%、灰分0.1%)をハンマーミルで2300rpm
の回転数で粉砕し、200メツシユパス23%の粉砕
物を得た。次に、このピツチ粉砕物70部を、分散
剤0.28部を溶解させた水30部に添加し、これをニ
ーダにより混練混合した後、ボールミルを用い
て、回転数60rpmで20分間湿式粉砕して、ピツ
チ/水スラリーを得た。このスラリー中に含まれ
るピツチの粒度は、200メツシユ篩を通過する量
で表わして、約80%であつた。得られたスラリー
の粘度及び静置安定性(分散性)を以下のように
測定した。その結果を、使用した分散剤の種類と
の関係で第1表に示す。 試験方法 粘度:東京計器製のB型粘度計(ロータNo.3、回
転数60rpm)を用いて温度25℃で測定 静置安定性:スラリーをメスシリンダー(100ml)
に入れて温度25℃で静置し、24時間後下層の沈
殿物の多少を判定 良好…沈殿物は生じないか又は少量 不良…沈殿物量が多量(全ピツチ量の10%以
上) なお、表中に示した符号は次のことを表わす。 PO…酸化プロピレン EO…酸化エチレンNP
…ノニルフエノール FA…ホルムアルデヒド
Tween81…ポリオキシエチレンソルビタンセス
キオレート
【表】
* 比較例を示す。
実施例 2 溶剤(ブタン)脱歴アスフアルトピツチ(融点
139℃、揮発分52.4%、灰分0.27%)又は熱分解
残渣物ピツチ(融点181℃、揮発分41.1%、灰分
0.1%)をハンマー粉砕機で粉砕して下記表に示
す粉度分布の粉砕物を得た。
実施例 2 溶剤(ブタン)脱歴アスフアルトピツチ(融点
139℃、揮発分52.4%、灰分0.27%)又は熱分解
残渣物ピツチ(融点181℃、揮発分41.1%、灰分
0.1%)をハンマー粉砕機で粉砕して下記表に示
す粉度分布の粉砕物を得た。
【表】
次に、前記ピツチ粉砕物を、分子量3000のポリ
プロピレングリコールに酸化エチレンを付加重合
させて全分子量を15500としたポリエーテル系活
性剤を溶解した水に添加し、これをニーダで混合
した後、各種の湿式粉砕機で処理してスラリーを
得た。このスラリーの物性を第3表に示す。 なお、表中に示したピツチAは溶剤(ブタン)
脱歴アスフアルトピツチであり、ピツチBは熱分
解残渣物ピツチである。
プロピレングリコールに酸化エチレンを付加重合
させて全分子量を15500としたポリエーテル系活
性剤を溶解した水に添加し、これをニーダで混合
した後、各種の湿式粉砕機で処理してスラリーを
得た。このスラリーの物性を第3表に示す。 なお、表中に示したピツチAは溶剤(ブタン)
脱歴アスフアルトピツチであり、ピツチBは熱分
解残渣物ピツチである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水性媒体中に、下記分散剤A及びBの中から
選ばれる少なくとも1種の分散剤の存在下、少な
くとも65重量%のピツチを分散させたことを特徴
とする燃料組成物。 分散剤 A:活性水素化合物に酸化プロピレン及び酸化エ
チレンを付加重合させて形成した分散剤 B:分散剤Aの硫酸エステル塩 2 分散剤A及びBが、分子中にポリオキシエチ
レン基40〜90重量%を含有し、1000〜100000の分
子量を有する特許請求の範囲第1項の組成物。 3 該活性水素化合物が、ヒドロキシル基含有化
合物、アミノ基含有化合物又はフエノール化合物
である特許請求の範囲第1項又は第2項の組成
物。 4 水性媒体に、下記分散剤A及びBの中から選
ばれる少なくとも1種の分散剤と少なくとも65重
量%の粗粉砕化ピツチを添加混合し、この混合物
を微粉砕化処理することを特徴とする燃料組成物
の製造方法。 分散剤 A:活性水素化合物に酸化プロピレン及び酸化エ
チレンを付加重合させて形成した分散剤 B:分散剤Aの硫酸エステル塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21404881A JPS58117253A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 燃料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21404881A JPS58117253A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 燃料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58117253A JPS58117253A (ja) | 1983-07-12 |
| JPH0153720B2 true JPH0153720B2 (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=16649399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21404881A Granted JPS58117253A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 燃料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58117253A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023158140A1 (ko) | 2022-02-16 | 2023-08-24 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 개구부를 포함하는 패턴 퓨즈 및 이를 포함하는 전지모듈 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4555982B2 (ja) * | 2003-07-07 | 2010-10-06 | Dowaエコシステム株式会社 | 硫酸ピッチの処理方法 |
| FR2901801B1 (fr) | 2006-06-06 | 2009-06-12 | Ceca Sa Sa | Produits bitumineux et emulsions aqueuses a base de produits bitumineux et leurs utilisations |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5432370B2 (ja) * | 1973-05-26 | 1979-10-13 | ||
| JPS5611965A (en) * | 1979-07-12 | 1981-02-05 | Lion Corp | Asphalt emulsion for prime coating, and its preparation |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP21404881A patent/JPS58117253A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023158140A1 (ko) | 2022-02-16 | 2023-08-24 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 개구부를 포함하는 패턴 퓨즈 및 이를 포함하는 전지모듈 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58117253A (ja) | 1983-07-12 |
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