JPH0154475B2 - - Google Patents
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- JPH0154475B2 JPH0154475B2 JP56043731A JP4373181A JPH0154475B2 JP H0154475 B2 JPH0154475 B2 JP H0154475B2 JP 56043731 A JP56043731 A JP 56043731A JP 4373181 A JP4373181 A JP 4373181A JP H0154475 B2 JPH0154475 B2 JP H0154475B2
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Description
本発明は改良された塗工紙を提供する紙被覆用
組成物に関する。 詳しくは 1段目として脂肪族共役ジエン系単量体19.5〜
60重量部、エチレン系不飽和カルボン酸単量体
0.5〜10重量部、およびアルケニル芳香族単量体、
エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体、ヒドロキシアルキル基を含有する単量体お
よびシアン化ビニル系単量体から選ばれた一種又
は二種以上のモノオレフイン系単量体30〜80重量
部の一部を1段目の単量体混合物の総量が少なく
とも45〜99重量部になるように用い、乳化重合さ
せ、その乳化共重合体の存在下、2段目として、
モノオレフイン系単量体の残りを乳化共重合させ
ることによつて得られる異質二重構造を有する乳
化共重合体ラテツクス99〜75重量%および特定の
アルカリ可溶性共重合体1〜25重量%から構成さ
れる分散体を主たるバインダーとすることを特徴
とする優れた印刷適正を有する紙塗工用組成物を
提供することにある。従来、塗工用組成物に用い
られるバインダーを種々改良し、塗工紙の印刷適
正を改良する方法が試みられてきた。 天然バインダーとしてのデンプン、カゼイン、
大豆蛋白等、合成バインダーとしてのスチレン−
ブタジエン共重合体、カルボキシル化スチレン−
ブタジエン共重合体、アクリル酸又はメタクリル
酸のエステル系共重合体、酢酸ビニル系共重合体
およびそれらを主体として他の共重合可能な単量
体を重合して成る共重合体等が使用され改良され
てきた。 従来のバインダーにおいて合成バインダーと天
然バインダーを併用して使われているもの、およ
び合成バインダー単独で使われているものがあ
り、それぞれの要求に合わせて選択して用いられ
てきた。 しかし従来のバインダーでは塗工紙の印刷適正
や表面平滑性において十分満足できるものではな
かつた。 本発明は前記欠点を改良した塗工用組成物を提
供するものである。 すなわち、(A)第1段階で脂肪族共役ジエン系単
量体19.5〜60重量部、エチレン系不飽和カルボン
酸単量体0.5〜10重量部およびアルケニル芳香族
単量体、エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル単量体、ヒドロキシアルキル基を含有する
単量体およびシアン化ビニル系単量体から選ばれ
た一種又は二種以上のモノオレフイン系単量体30
〜80重量部の一部を第1段階の単量体混合物総量
が少なくとも45〜99重量部になるように用い、乳
化重合させ、その乳化共重合体の存在下、第2段
階としてモノオレフイン系単量体の残りを乳化共
重合させることによつて得られる異質二重構造を
有する乳化共重合体ラテツクス99〜75重量%(ア
ルカリ不溶性ラテツクス)および(B)酢酸ビニル単
量体0〜40重量部、不飽和カルボン酸単量体10〜
40重量部、不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体10〜70重量部、シアン化ビニル系単量体1〜
25重量部、不飽和カルボン酸のアミド単量体0〜
10重量部、ヒドロキシアルキル基を含有する単量
体0.5〜10重量部からなるアルカリ可溶性共重合
体1〜25重量%から成る分散体を主たるバインダ
ーとして用いることを特徴とする紙塗工用組成物
である。また本発明で使用されるアルカリ可溶性
共重合体は酢酸ビニル単量体0〜40重量部、不飽
和カルボン酸単量体10〜40重量部、不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル単量体10〜70重量部、シア
ン化ビニル系単量体1〜25重量部、不飽和カルボ
ン酸のアミド単量体0〜10重量部、ヒドロキシア
ルキル基を含有する単量体0.5〜10重量部から構
成される。脂肪族共役ジエン系単量体としては
1.3−ブタジエン、2−メチル−1.3−ブタジエン
および2−クロロ−1.3−ブタジエン等が挙げら
れ、一種又は二種以上で用いられる。 (A)の共重合体に用いる脂肪族共役ジエン系単量
体は19.5〜60重量部用いられるが、19.5重量部未
満では接着力が低下する。又60重量部を越えると
耐水性が低下する。 エチレン系不飽和カルボン酸単量体としてはア
クリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸
およびイタコン酸などが挙げられる。上記カルボ
ン酸単量体は一種又は二種以上を併用することが
できる。(A)の共重合体に用いるエチレン系不飽和
カルボン酸単量体は0.5〜10重量部用いられるが、
0.5重量部未満では接着力およびラテツクスの機
械的安定性が低下し、10重量部を越えると、ラテ
ツクスの粘度が高くなりすぎ、ハンドリングの問
題が生じる。 アルケニル芳香族単量体はスチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン
等である。アルケニル芳香族単量体は合成共重合
体ラテツクスに剛性と接着性を与えるために効果
がある。エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル単量体としては、メチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、ジメチルフマレート、ジエチルフマレー
ト、ジメチルマレエート、ジエチルマレエート、
ジメチルイタコネート、モノメチルフマレートお
よびモノエチルフマレート等が挙げられる。ヒド
ロキシアルキル基を含有する単量体としてはβ−
ヒドロキシエチルアクリレート、β−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアク
リレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチ
ルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシ
ブチルメタクリレート、ジ−(エチレングリコー
ル)マレエート、ジ−(エチレングリコール)イ
タコネート、2−ヒドロキシエチルマレエート、
ビス(2−ヒドロキシエチル)マレエートおよび
2−ヒドロキシエチルフマレート等が挙げられ
る。シアン化ビニル系単量体としてはアクリロニ
トリル、メタクリロニトリルがあげられる。不飽
和カルボン酸のアミド単量体としてはアクリルア
ミド、メタクリルアミド等が挙げられる。 1段目で重合される単量体は全体の45〜99重量
部で用いられるが、45重量部未満および99重量部
を越えると接着性が低下する。 1段目の重合において共役ジエン系単量体およ
び不飽和カルボン酸単量体は全量用いられるのが
耐水性、接着性の面から好ましい。 2段目の乳化重合は1段目で得られた共重合体
の存在下で行われるが、1段目の重合転化率が70
%以上になつている必要があり、70%未満では高
速印刷に充分耐えうる接着強度が得られない。 (B)で用いられるアルカリ可溶性共重合体のうち
酢酸ビニル単量体は0〜40重量部で用いられる
が、40重量部を越すと塗工紙の耐水性が低下す
る。 不飽和カルボン酸単量体は10〜40重量部で用い
られるが、10重量部未満ではアルカリ増粘性が少
なく、40重量部を越えると粘度が高くなりすぎ
る。 不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体は10
〜70重量部で用いられるが10重量部未満では安定
性が悪く70重量部を越えると増粘性が悪くなる。 シアン化ビニル系単量体は1〜25重量部で用い
られるが、1重量部未満では塗工紙の光沢が悪
く、25重量部を越えると耐水性が悪くなる。 不飽和カルボン酸のアミド単量体は0〜10重量
部で用いられるが、10重量部を越えると粘度が高
くなりすぎる。 ヒドロキシアルキル基を含有する単量体は0.5
〜10重量部で用いられるが、0.5重量部未満では
安定性が悪く、10重量部を越えると粘度が高くな
る。 (A)の共重合体ラテツクスは99〜75重量%(固形
分)用いられるが、99重量%を越えると増粘性が
悪く光沢も悪くなる。75重量%未満では耐水性が
悪く粘度が高くなりすぎ好ましくない。 (B)の共重合体は1〜25重量%で用いられるが、
これらの重合体は全てがアルカリで可溶する必要
はない。 共重合体ラテツクスは、1段目、2段目いずれ
も公知の一括、分割、連続添加重合法等で重合さ
れる。又、重合に際しては、公知の乳化剤、重合
開始剤、連鎖移動剤等が用いられる。 乳化剤としては高級アルコールの硫酸エステ
ル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、脂肪族スル
ホン酸塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリ
エチレングリコールのアルキルエステル型、アル
キルフエニルエーテル型、アルキルエーテル型等
のノニオン性界面活性剤が一種又は二種以上で用
いられる。得られた共重合体ラテツクスの耐水性
を考慮した場合、1段目および2段目の全モノマ
ー100重量部に対し2重量部以下で使用すること
が好ましい。 開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アン
モニウム、過硫酸ナトリウム等の水溶性開始剤、
あるいはレドツクス系開始剤あるいは、過酸化ベ
ンゾイル等の油溶性開始剤が使用できる。 連鎖移動剤としては、メルカプタン類、ハロゲ
ン化炭化水素類等が使用できる。 本発明の紙塗工用組成物はバインダー1〜30重
量%(固形分)に対して顔料99〜70重量%で用い
られる。これらの範囲外においては本発明の目的
は達成されない。 顔料は特に限定されないが、重質炭酸カルシウ
ム、軽質炭酸カルシウム、クレー、硫酸バリウ
ム、カオリン、水酸化アルミニウム、サチンホワ
イト、二酸化チタン、亜硫酸カルシウム、硫酸亜
鉛、プラスチツクピグメント等が用いられる。 以下に実施例を示すが本発明は実施例により何
ら限定されるものではない。 実施例 1 共重合体ラテツクス(A)の製造。 第1表に示した1段目に用いる各モノマーと乳
化剤1.2重量部、過硫酸アンモニウム0.8重量部、
第3級ドデシルメルカプタン0.5重量部、水100重
量部の混合物を10オートクレーブに仕込み攬拌
しながら、65℃で重合させ、第二段階として第1
表に示した各モノマーを追加添加して重合を完了
した。 2段目のモノマーを添加し始めた時の重合転化
率は第1表のとおりである。 得られたラテツクスの重合転化率はすべて99%
以上であつた。これらのラテツクスの未反応モノ
マーをストリツピングにより除去した後、200メ
ツシユ金網を通して共重合体ラテツクス(A)を得
た。
組成物に関する。 詳しくは 1段目として脂肪族共役ジエン系単量体19.5〜
60重量部、エチレン系不飽和カルボン酸単量体
0.5〜10重量部、およびアルケニル芳香族単量体、
エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体、ヒドロキシアルキル基を含有する単量体お
よびシアン化ビニル系単量体から選ばれた一種又
は二種以上のモノオレフイン系単量体30〜80重量
部の一部を1段目の単量体混合物の総量が少なく
とも45〜99重量部になるように用い、乳化重合さ
せ、その乳化共重合体の存在下、2段目として、
モノオレフイン系単量体の残りを乳化共重合させ
ることによつて得られる異質二重構造を有する乳
化共重合体ラテツクス99〜75重量%および特定の
アルカリ可溶性共重合体1〜25重量%から構成さ
れる分散体を主たるバインダーとすることを特徴
とする優れた印刷適正を有する紙塗工用組成物を
提供することにある。従来、塗工用組成物に用い
られるバインダーを種々改良し、塗工紙の印刷適
正を改良する方法が試みられてきた。 天然バインダーとしてのデンプン、カゼイン、
大豆蛋白等、合成バインダーとしてのスチレン−
ブタジエン共重合体、カルボキシル化スチレン−
ブタジエン共重合体、アクリル酸又はメタクリル
酸のエステル系共重合体、酢酸ビニル系共重合体
およびそれらを主体として他の共重合可能な単量
体を重合して成る共重合体等が使用され改良され
てきた。 従来のバインダーにおいて合成バインダーと天
然バインダーを併用して使われているもの、およ
び合成バインダー単独で使われているものがあ
り、それぞれの要求に合わせて選択して用いられ
てきた。 しかし従来のバインダーでは塗工紙の印刷適正
や表面平滑性において十分満足できるものではな
かつた。 本発明は前記欠点を改良した塗工用組成物を提
供するものである。 すなわち、(A)第1段階で脂肪族共役ジエン系単
量体19.5〜60重量部、エチレン系不飽和カルボン
酸単量体0.5〜10重量部およびアルケニル芳香族
単量体、エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル単量体、ヒドロキシアルキル基を含有する
単量体およびシアン化ビニル系単量体から選ばれ
た一種又は二種以上のモノオレフイン系単量体30
〜80重量部の一部を第1段階の単量体混合物総量
が少なくとも45〜99重量部になるように用い、乳
化重合させ、その乳化共重合体の存在下、第2段
階としてモノオレフイン系単量体の残りを乳化共
重合させることによつて得られる異質二重構造を
有する乳化共重合体ラテツクス99〜75重量%(ア
ルカリ不溶性ラテツクス)および(B)酢酸ビニル単
量体0〜40重量部、不飽和カルボン酸単量体10〜
40重量部、不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体10〜70重量部、シアン化ビニル系単量体1〜
25重量部、不飽和カルボン酸のアミド単量体0〜
10重量部、ヒドロキシアルキル基を含有する単量
体0.5〜10重量部からなるアルカリ可溶性共重合
体1〜25重量%から成る分散体を主たるバインダ
ーとして用いることを特徴とする紙塗工用組成物
である。また本発明で使用されるアルカリ可溶性
共重合体は酢酸ビニル単量体0〜40重量部、不飽
和カルボン酸単量体10〜40重量部、不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル単量体10〜70重量部、シア
ン化ビニル系単量体1〜25重量部、不飽和カルボ
ン酸のアミド単量体0〜10重量部、ヒドロキシア
ルキル基を含有する単量体0.5〜10重量部から構
成される。脂肪族共役ジエン系単量体としては
1.3−ブタジエン、2−メチル−1.3−ブタジエン
および2−クロロ−1.3−ブタジエン等が挙げら
れ、一種又は二種以上で用いられる。 (A)の共重合体に用いる脂肪族共役ジエン系単量
体は19.5〜60重量部用いられるが、19.5重量部未
満では接着力が低下する。又60重量部を越えると
耐水性が低下する。 エチレン系不飽和カルボン酸単量体としてはア
クリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸
およびイタコン酸などが挙げられる。上記カルボ
ン酸単量体は一種又は二種以上を併用することが
できる。(A)の共重合体に用いるエチレン系不飽和
カルボン酸単量体は0.5〜10重量部用いられるが、
0.5重量部未満では接着力およびラテツクスの機
械的安定性が低下し、10重量部を越えると、ラテ
ツクスの粘度が高くなりすぎ、ハンドリングの問
題が生じる。 アルケニル芳香族単量体はスチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン
等である。アルケニル芳香族単量体は合成共重合
体ラテツクスに剛性と接着性を与えるために効果
がある。エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル単量体としては、メチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、ジメチルフマレート、ジエチルフマレー
ト、ジメチルマレエート、ジエチルマレエート、
ジメチルイタコネート、モノメチルフマレートお
よびモノエチルフマレート等が挙げられる。ヒド
ロキシアルキル基を含有する単量体としてはβ−
ヒドロキシエチルアクリレート、β−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアク
リレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチ
ルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシ
ブチルメタクリレート、ジ−(エチレングリコー
ル)マレエート、ジ−(エチレングリコール)イ
タコネート、2−ヒドロキシエチルマレエート、
ビス(2−ヒドロキシエチル)マレエートおよび
2−ヒドロキシエチルフマレート等が挙げられ
る。シアン化ビニル系単量体としてはアクリロニ
トリル、メタクリロニトリルがあげられる。不飽
和カルボン酸のアミド単量体としてはアクリルア
ミド、メタクリルアミド等が挙げられる。 1段目で重合される単量体は全体の45〜99重量
部で用いられるが、45重量部未満および99重量部
を越えると接着性が低下する。 1段目の重合において共役ジエン系単量体およ
び不飽和カルボン酸単量体は全量用いられるのが
耐水性、接着性の面から好ましい。 2段目の乳化重合は1段目で得られた共重合体
の存在下で行われるが、1段目の重合転化率が70
%以上になつている必要があり、70%未満では高
速印刷に充分耐えうる接着強度が得られない。 (B)で用いられるアルカリ可溶性共重合体のうち
酢酸ビニル単量体は0〜40重量部で用いられる
が、40重量部を越すと塗工紙の耐水性が低下す
る。 不飽和カルボン酸単量体は10〜40重量部で用い
られるが、10重量部未満ではアルカリ増粘性が少
なく、40重量部を越えると粘度が高くなりすぎ
る。 不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体は10
〜70重量部で用いられるが10重量部未満では安定
性が悪く70重量部を越えると増粘性が悪くなる。 シアン化ビニル系単量体は1〜25重量部で用い
られるが、1重量部未満では塗工紙の光沢が悪
く、25重量部を越えると耐水性が悪くなる。 不飽和カルボン酸のアミド単量体は0〜10重量
部で用いられるが、10重量部を越えると粘度が高
くなりすぎる。 ヒドロキシアルキル基を含有する単量体は0.5
〜10重量部で用いられるが、0.5重量部未満では
安定性が悪く、10重量部を越えると粘度が高くな
る。 (A)の共重合体ラテツクスは99〜75重量%(固形
分)用いられるが、99重量%を越えると増粘性が
悪く光沢も悪くなる。75重量%未満では耐水性が
悪く粘度が高くなりすぎ好ましくない。 (B)の共重合体は1〜25重量%で用いられるが、
これらの重合体は全てがアルカリで可溶する必要
はない。 共重合体ラテツクスは、1段目、2段目いずれ
も公知の一括、分割、連続添加重合法等で重合さ
れる。又、重合に際しては、公知の乳化剤、重合
開始剤、連鎖移動剤等が用いられる。 乳化剤としては高級アルコールの硫酸エステ
ル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、脂肪族スル
ホン酸塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリ
エチレングリコールのアルキルエステル型、アル
キルフエニルエーテル型、アルキルエーテル型等
のノニオン性界面活性剤が一種又は二種以上で用
いられる。得られた共重合体ラテツクスの耐水性
を考慮した場合、1段目および2段目の全モノマ
ー100重量部に対し2重量部以下で使用すること
が好ましい。 開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アン
モニウム、過硫酸ナトリウム等の水溶性開始剤、
あるいはレドツクス系開始剤あるいは、過酸化ベ
ンゾイル等の油溶性開始剤が使用できる。 連鎖移動剤としては、メルカプタン類、ハロゲ
ン化炭化水素類等が使用できる。 本発明の紙塗工用組成物はバインダー1〜30重
量%(固形分)に対して顔料99〜70重量%で用い
られる。これらの範囲外においては本発明の目的
は達成されない。 顔料は特に限定されないが、重質炭酸カルシウ
ム、軽質炭酸カルシウム、クレー、硫酸バリウ
ム、カオリン、水酸化アルミニウム、サチンホワ
イト、二酸化チタン、亜硫酸カルシウム、硫酸亜
鉛、プラスチツクピグメント等が用いられる。 以下に実施例を示すが本発明は実施例により何
ら限定されるものではない。 実施例 1 共重合体ラテツクス(A)の製造。 第1表に示した1段目に用いる各モノマーと乳
化剤1.2重量部、過硫酸アンモニウム0.8重量部、
第3級ドデシルメルカプタン0.5重量部、水100重
量部の混合物を10オートクレーブに仕込み攬拌
しながら、65℃で重合させ、第二段階として第1
表に示した各モノマーを追加添加して重合を完了
した。 2段目のモノマーを添加し始めた時の重合転化
率は第1表のとおりである。 得られたラテツクスの重合転化率はすべて99%
以上であつた。これらのラテツクスの未反応モノ
マーをストリツピングにより除去した後、200メ
ツシユ金網を通して共重合体ラテツクス(A)を得
た。
【表】
アルカリ可溶性共重合体(B)の製造
第2表、第3表に示した単量体組成100重量部
あたり水200重量部、乳化剤1.5部を用いて温度80
℃5時間で単量体を連続添加して乳化重合を行つ
た。 重合終了後単量体を除去し、アルカリ可溶性共
重合体(B)を得た。
あたり水200重量部、乳化剤1.5部を用いて温度80
℃5時間で単量体を連続添加して乳化重合を行つ
た。 重合終了後単量体を除去し、アルカリ可溶性共
重合体(B)を得た。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 2
実施例1で得られた共重合体ラテツクス(A)およ
びアルカリ可溶性共重合体(B)を第4表に示した組
合せおよび量を用いて次の処方で塗工液を作成し
た。 塗工液の組成 カオリンクレー 80部 炭酸カルシウム 20部 分散剤 0.5部 を水に分散させアンモニア水を添加してPHを8.5
に調整する。 次いで第4表に示した組合せの共重合体混合物
10部(固形分)を添加して総固形分を60%に調整
した。 得られた塗工液を用いて原紙(40g/m2)にブ
レードを用いて片面および両面に10g/m2塗工し
乾燥後、スーパーカレンダー掛け処理を行つた。
得られた塗工紙の試験結果を第5表〜第7表に示
す。 なお試験方法を次に示す。 Γ 粘度: B型粘度計で60r.p.m,20℃、2番ローター、
3番ローターを用いて計測した。 Γ RIドライピツク: RI印刷機で印刷した時のピツキングの程度
を肉眼で判定し、1級(一番良好なもの)から
5級(一番悪いもの)の五段階法で評価した。
6回の平均値を示す。 Γ RIウエツトピツク: RI印刷機で湿し水を用いて印刷した時のピ
ツキングの程度を肉眼で判定し、1級(一番良
好なもの)から5級(一番悪いもの)の五段階
法で評価した。6回の平均値を示す。 Γ 光沢: 光沢の程度を肉眼で判定し、1級(一番良好
なもの)から5級(一番悪いもの)の五段階法
で評価した。6回の平均値を示す。
びアルカリ可溶性共重合体(B)を第4表に示した組
合せおよび量を用いて次の処方で塗工液を作成し
た。 塗工液の組成 カオリンクレー 80部 炭酸カルシウム 20部 分散剤 0.5部 を水に分散させアンモニア水を添加してPHを8.5
に調整する。 次いで第4表に示した組合せの共重合体混合物
10部(固形分)を添加して総固形分を60%に調整
した。 得られた塗工液を用いて原紙(40g/m2)にブ
レードを用いて片面および両面に10g/m2塗工し
乾燥後、スーパーカレンダー掛け処理を行つた。
得られた塗工紙の試験結果を第5表〜第7表に示
す。 なお試験方法を次に示す。 Γ 粘度: B型粘度計で60r.p.m,20℃、2番ローター、
3番ローターを用いて計測した。 Γ RIドライピツク: RI印刷機で印刷した時のピツキングの程度
を肉眼で判定し、1級(一番良好なもの)から
5級(一番悪いもの)の五段階法で評価した。
6回の平均値を示す。 Γ RIウエツトピツク: RI印刷機で湿し水を用いて印刷した時のピ
ツキングの程度を肉眼で判定し、1級(一番良
好なもの)から5級(一番悪いもの)の五段階
法で評価した。6回の平均値を示す。 Γ 光沢: 光沢の程度を肉眼で判定し、1級(一番良好
なもの)から5級(一番悪いもの)の五段階法
で評価した。6回の平均値を示す。
【表】
※ 固形分
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 1 1段目として脂肪族共役ジエン系単量体19.5
〜60重量部、エチレン系不飽和カルボン酸単量体
0.5〜10重量部、およびアルケニル芳香族単量体、
エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体、ヒドロキシアルキル基を含有する単量体お
よびシアン化ビニル系単量体から選ばれた1種又
は二種以上のモノオレフイン系単量体30〜80重量
部の一部を1段目の単量体混合物の総量が少なく
とも45〜99重量部になるように用い、乳化重合さ
せ、その乳化共重合体の存在下、2段目として、
モノオレフイン系単量体の残りを乳化共重合させ
ることによつて得られる異質二重構造を有する乳
化共重合体ラテツクス99〜75重量%および酢酸ビ
ニル単量体0〜40重量部、不飽和カルボン酸単量
体10〜40重量部、不飽和カルボン酸アルキルエス
テル単量体10〜70重量部、シアン化ビニル系単量
体1〜25重量部、不飽和カルボン酸のアミド単量
体0〜10重量部、ヒドロキシアルキル基を含有す
る単量体0.5〜10重量部からなるアルカリ可溶性
共重合体1〜25重量%から構成される分散体を主
たるバインダーとすることを特徴とする紙塗工用
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4373181A JPS57161194A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Paper coating composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4373181A JPS57161194A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Paper coating composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57161194A JPS57161194A (en) | 1982-10-04 |
| JPH0154475B2 true JPH0154475B2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=12671920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4373181A Granted JPS57161194A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Paper coating composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57161194A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0791799B2 (ja) * | 1985-03-12 | 1995-10-04 | 日本ゼオン株式会社 | 紙塗被用組成物 |
| JPH0647800B2 (ja) * | 1985-12-25 | 1994-06-22 | 日本合成ゴム株式会社 | グラビア印刷用紙塗被組成物 |
| JP2772791B2 (ja) * | 1986-11-08 | 1998-07-09 | 日本ピー・エム・シー 株式会社 | ゲートロール用紙用塗工組成物 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938924A (ja) * | 1972-08-17 | 1974-04-11 | ||
| JPS5458789A (en) * | 1977-10-19 | 1979-05-11 | Nippon Zeon Co Ltd | Novel conjugated diolefin copolymer latex |
| JPS5464115A (en) * | 1977-10-28 | 1979-05-23 | Asahi Dow Ltd | Paper coating composition |
| DE3047084A1 (de) * | 1980-12-13 | 1982-07-22 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Carboxylgruppen enthaltende synthesekautschukdispersionen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
-
1981
- 1981-03-24 JP JP4373181A patent/JPS57161194A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57161194A (en) | 1982-10-04 |
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