JPH0155260B2 - - Google Patents

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JPH0155260B2
JPH0155260B2 JP15606481A JP15606481A JPH0155260B2 JP H0155260 B2 JPH0155260 B2 JP H0155260B2 JP 15606481 A JP15606481 A JP 15606481A JP 15606481 A JP15606481 A JP 15606481A JP H0155260 B2 JPH0155260 B2 JP H0155260B2
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JP
Japan
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compound
trifluoropropyl
reaction
spectrum
shows
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JP15606481A
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JPS5857325A (ja
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Takashi Yamauchi
Akira Iizuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規化合物であるp−(3,3,3−
トリフルオロプロピル)フエニル酢酸及びその製
造方法に係わる。 本発明者らは、3,3,3−トリフルオロプロ
ペンの有効利用について鋭意研究を進めており、
3,3,3−トリフルオロプロペンとベンゼンと
の反応によつて得られる(3,3,3−トリフル
オロプロピル)ベンゼンから新規化合物であるp
−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンジ
ルクロライド(以下、化合物と称す)を、次に
化合物から誘導される新規化合物であるp−
(3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンジル
ニトリル(以下、化合物と称す)を、更に化合
物から誘導される新規化合物であるp−(3,
3,3−トリフルオロプロピル)フエニル酢酸
(以下、化合物と称す)を合成し得ることを知
見し、本発明に到達したものである。 本発明の化合物は、(3,3,3−トリフル
オロプロピル)ベンゼンを出発原料とし、これに
クロロメチル化反応をおこなうことにより合成さ
れ得る。次に、化合物に例えば金属シアン化物
を反応させることにより化合物を合成する。更
に、化合物を加水分解することにより化合物
を合成する。 本発明化合物及びは本発明化合物の合成
中間体として有用であり、本発明化合物は抗炎
症剤として有用である。即ち本発明化合物は、
通常のカラゲニン浮腫試験(C.A.Winter、Proc.
Soc.Exp.Biol.Med.111、544(1962)参照)をラ
ツトについて実施すると200mg/Kgの経口投与で25
〜30%の浮腫抑制率を示した。 以下、各化合物の合成方法について説明する。 化合物の合成: 化合物は、いわゆるクロロメチル化反応によ
つて合成し得る。すなわち、下記反応式に示され
るように、(3,3,3−トリフルオロプロピル)
ベンゼンとパラホルムアルデヒドと塩化水素とを
塩化亜鉛の存在下に反応させることにより化合物
を合成する。 反応工程の一例を示す。(3,3,3−トリフ
ルオロプロピル)ベンゼンにパラホルムアルデヒ
ドと塩化亜鉛を懸濁させておき、温度40〜80℃で
激しく撹拌しながら塩化水素ガスを吹込む。パラ
ホルムアルデヒドを数回に分けて加えると反応は
円滑に進行する。又、反応の進行により副生成す
る水が塩化亜鉛を溶かして下層に沈降してくるの
で、随時この塩化亜鉛溶液を抜出し且つ新しい塩
化亜鉛を補給することが好ましい。(3,3,3
−トリフルオロプロピル)ベンゼンの転化率を90
%以上にするのには通常10〜30時間を要する。反
応の進行状態はガスクロマトグラフイで追跡し得
る。反応終了後は反応混合物を分液ロートに移
し、下層(塩化亜鉛水溶液)を分離して除去す
る。上層の有機層にエーテルを加え、水、5%炭
酸水素ナトリウム水溶液、水の順に順次洗滌し、
塩化カルシウムで乾燥後にエーテルを留去して反
応混合物を得る。次に、得られた反応混合物を蒸
留することにより化合物を得る。 化合物の合成: 化合物は下記反応式に示されるように、化合
物をDMSO(Dimethyl Sulfoxide)中でシアン
化カリウム又はシアン化ナトリウムと反応させる
ことによつて容易に合成し得る。 反応温度は40〜50℃が好ましく反応時間は通常
20〜30時間であり、反応の進行状態はガスクロマ
トグラフイで追跡し得る。反応終了後、反応混合
物を過剰の水に注ぎ、次にエーテルで抽出する。
次に、エーテル層を水洗し、塩化カルシウムで乾
燥後にエーテルを留去する。こうして得られた反
応混合物を蒸留することにより化合物を得る。
必要ならばクロロホルム−n−ヘキサン混合溶媒
から再結晶して化合物をさらに精製し得る。 化合物の合成: 化合物は化合物をアルコールに溶かし、こ
れに水酸化カリウムの含水アルコール溶液を加え
てリフラツクス条件下に1〜5時間加熱すること
により得られる。反応終了後、溶媒を留去して後
に水に溶解し、水溶液をベンゼンで洗滌し、次い
で水層に稀塩酸を加えて酸性にすると化合物が
結晶として析出する。含水の70%エタノールから
再結晶することにより、さらに精製し得る。 以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説
明する。しかし乍ら、下記実施例のみに本発明は
限定されるものではない。 実施例 1 撹拌機とリフラツクスコンデンサーを具備して
いる容量2の丸底フラスコに(3,3,3−ト
リフルオロプロピル)ベンゼン530g(3.05M)、
パラホルムアルデヒド28g(0.94M)及び塩化亜
鉛22.5g(0.17M)を仕込み、60℃で激しく撹拌
しながら塩化水素ガスを吹込んだ。反応系内の温
度は72℃まで上昇した。パラホルムアルデヒドは
28gずつ4回(総合計140g)アフターチヤージ
し、塩化亜鉛は22.5gずつ3回アフターチヤージ
した。また、反応途中で分離してくる塩化亜鉛水
溶液を一度除去した。通算22.5時間反応させた。
反応終了後、分離している塩化亜鉛水溶液を分離
し、有機層にエーテルを加えて、水、5%炭酸水
素ナトリウム水溶液、水の順に順次洗滌し、塩化
カルシウムで乾燥後にエーテルを留去して反応混
合物647gを得た。この反応混合物をガスクロマ
トグラフイ及びガスクロマトグラフイ質量分析計
で分析したところ第1表のような結果が得られ
た。
【表】 次いで、この反応混合物を蒸留して沸点74℃/
1.5mmHgの留分26.5gを得た。この留分は第1表
に於けるピークBに相当するものであり、以下に
示す分析結果によりp−(3,3,3−トリフル
オロプロピル)ベンジルクロライドであることが
判明した。 (a) 質量分析 (20eV) m/e=222 第1図にスペクトルを示す。 (b) 1H−NMR(60MHz CCl4溶液 TMS基準) δ7.33ppm(d、2H:Hb、J=8Hz) 7.13 (d、2H:Ha、J=8Hz) 4.50 (s、2H:Ar−CH 2−C) 1.9〜3.1 (m、4H:−CH 2CH 2CF3) 第2図にスペクトルを示す。 (c) 赤外線吸収スペクトル 第3図にスペクトルを示す。 実施例 2 容量500mlの丸底フラスコに化合物62.2g
(0.28M)、シアン化カリウム20.8g(0.31M)及
びDMSO150mlを入れて撹拌しながら40〜50℃で
22時間反応させた。反応終了後400mlの水に注ぎ、
エーテルで抽出した。エーテル層を水洗し、塩化
カルシウムで乾燥後にエーテルを留去した。次
に、減圧下にて蒸留して沸点109〜111℃の留分
32.5gを得た。この留分は結晶化したので一部を
クロロホルム−n−ヘキサンから再結晶し、融点
37〜38℃の針状晶を得た。得られた針状晶の化合
物は、以下に示す分析結果より化合物であるこ
とが判明した。 (a) 質量分析 (20eV) m/e=213 第4図にスペクトルを示す。 (b) 1H−NMR(60MHz CCl4溶液 TMS基準) δ7.25ppm(s、4H:Ar−H) 3.63 (s、2H:Ar−CH 2CN) 1.9〜3.1 (m、4H:−CH 2CH 2CF3) 第5図にスペクトルを示す。 (c) 赤外線吸収スペクトル 第6図にスペクトルを示す。 実施例 3 化合物3.04g(0.143M)を150mlのエタノー
ルに溶解し、これに水酸化カリウム28.7g
(0.513M)を50%エタノール50mlに溶解したもの
を加えて3時間加熱還流させた。反応終了後に溶
媒を留去し、得られた残渣に水300mlを加えて溶
解し、次に200mlのベンゼンで2回洗滌した。次
に、水層に稀塩酸を加えて水層を酸性にしたとこ
ろ結晶が析出したのでこれを別し、70%エタノ
ールで再結晶して融点103〜104℃の鱗片状結晶19
gを得た。得られた結晶は、以下に示す分析結果
により化合物であることが判明した。 (a) 質量分析 (20eV) m/e=232 第7図にスペクトルを示す。 (b) 1H−NMR(60MHz CCl4溶液、TMS基準) δ12.1ppm(s、1H:−COOH) 7.22 (s、4H:Ar.−H) 3.61 (s、2H:Ar.−CH 2−
COOH) 2.0〜3.1 (m、4H:−CH 2CH 2CF3) 第8図にスペクトルを示す。 (c) 赤外線吸収スペクトル 番9図にスペクトルを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は化合物の質量分析スペクトルを示
し、第2図は化合物のNMRスペクトルを示
し、第3図は化合物の赤外線吸収スペクトルを
示し、第4図は化合物の質量分析スペクトルを
示し、第5図は化合物のNMRスペクトルを示
し、第6図は化合物の赤外線吸収スペクトルを
示し、第7図は化合物の質量分析スペクトルを
示し、第8図は化合物のNMRスペクトルを示
し、第9図は化合物の赤外線吸収スペクトルを
示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 で示されるp−(3,3,3−トリフルオロプロ
    ピル)フエニル酢酸。 2 (3,3,3−トリフルオロプロピル)ベン
    ゼンをクロロメチル化して生成した(3,3,3
    −トリフルオロプロピル)ベンジルクロライドを
    精製してp−(3,3,3−トリフルオロプロピ
    ル)ベンジルクロライドを得、得られたp−(3,
    3,3−トリフルオロプロピル)ベンジルクロラ
    イドのクロル基をシアノ基に変換してp−(3,
    3,3−トリフルオロプロピル)ベンジルニトリ
    ルを得、得られたp−(3,3,3−トリフルオ
    ロプロピル)ベンジルニトリルを加水分解してp
    −(3,3,3−トリフルオロプロピル)フエニ
    ル酢酸を生成することを特徴とするp−(3,3,
    3−トリフルオロプロピル)フエニル酢酸の製造
    方法。
JP15606481A 1981-09-30 1981-09-30 p―(3,3,3―トリフルオロプロピル)フェニル酢酸及びその製造方法 Granted JPS5857325A (ja)

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