JPH0156088B2 - - Google Patents
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- JPH0156088B2 JPH0156088B2 JP55139315A JP13931580A JPH0156088B2 JP H0156088 B2 JPH0156088 B2 JP H0156088B2 JP 55139315 A JP55139315 A JP 55139315A JP 13931580 A JP13931580 A JP 13931580A JP H0156088 B2 JPH0156088 B2 JP H0156088B2
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- diol
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- polyoxyalkylene
- thermoplastic polyurethane
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性ポリウレタンエラストマーの
製造法に関するものであり、特に総不飽和度を低
減されたポリオキシプロピレングリコールを主成
分とする高分子量ジオールを使用して熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーを製造する方法に関する
ものである。
製造法に関するものであり、特に総不飽和度を低
減されたポリオキシプロピレングリコールを主成
分とする高分子量ジオールを使用して熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーを製造する方法に関する
ものである。
熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、高分子
量ジオール、鎖延長剤およびジイソシアネート化
合物を主成分としそれらを反応させて得られる。
高分子量ジオールとしては通常ポリエステルジオ
ールが使用されており、たとえばプロピレングリ
コールやエチレングリコールなどのグリコールと
アジピン酸やフタール酸などの二塩酸とのエステ
ル、およびラクトン重合体が広く使用されてい
る。ポリエーテルジオールとしては、ポリテトラ
メチレングリコールやポリオキシブチレングリコ
ールを除いて一般には熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマーの原料としては使用されていない。勿
論、ポリオキシプロピレングリコールやポリ(オ
キシプロピレン)−(オキシエチレン)グリコール
などのプロピレンキシドやエチレンオキシドの重
合体を熱可塑性ポリウレタンエラストマーの原料
として使用することは知られているが、所望の物
性を達成することが困難であることを理由として
実際上ほとんど実用化されていないのが現状であ
る。一方、ポリウレタンフオーム原料用ポリオー
ルとしてはプロピレンオキシドやエチレンオキシ
ドの重合体が広く使用されている。これは、他の
ポリオールに比較して経済的な見地から有利であ
ることにその理由の1つがあり、従つてこれらプ
ロピレンオキシドやエチレンオキシドの重合体を
熱可塑性ポリウレタンエラストマーの原料として
原料の物性を達成することができれば、極めて有
利となる。
量ジオール、鎖延長剤およびジイソシアネート化
合物を主成分としそれらを反応させて得られる。
高分子量ジオールとしては通常ポリエステルジオ
ールが使用されており、たとえばプロピレングリ
コールやエチレングリコールなどのグリコールと
アジピン酸やフタール酸などの二塩酸とのエステ
ル、およびラクトン重合体が広く使用されてい
る。ポリエーテルジオールとしては、ポリテトラ
メチレングリコールやポリオキシブチレングリコ
ールを除いて一般には熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマーの原料としては使用されていない。勿
論、ポリオキシプロピレングリコールやポリ(オ
キシプロピレン)−(オキシエチレン)グリコール
などのプロピレンキシドやエチレンオキシドの重
合体を熱可塑性ポリウレタンエラストマーの原料
として使用することは知られているが、所望の物
性を達成することが困難であることを理由として
実際上ほとんど実用化されていないのが現状であ
る。一方、ポリウレタンフオーム原料用ポリオー
ルとしてはプロピレンオキシドやエチレンオキシ
ドの重合体が広く使用されている。これは、他の
ポリオールに比較して経済的な見地から有利であ
ることにその理由の1つがあり、従つてこれらプ
ロピレンオキシドやエチレンオキシドの重合体を
熱可塑性ポリウレタンエラストマーの原料として
原料の物性を達成することができれば、極めて有
利となる。
本発明者らは、ポリオキシプロピレングリコー
ルを使用した熱可塑性ポリウレタンエラストマー
の物性向上を目的としてその引張り強度の向上を
中心に検討を行つた。その結果、ポリオキシプロ
ピレングリコールの総不飽和度とそれを使用して
得られる熱可塑性ポリウレタンエラストマーの引
張り強度との間に関係があることを見い出した。
即ち、総不飽和度が低い程熱可塑性ポリウレタン
エラストマーの引張り強度が高いことを見い出し
た。
ルを使用した熱可塑性ポリウレタンエラストマー
の物性向上を目的としてその引張り強度の向上を
中心に検討を行つた。その結果、ポリオキシプロ
ピレングリコールの総不飽和度とそれを使用して
得られる熱可塑性ポリウレタンエラストマーの引
張り強度との間に関係があることを見い出した。
即ち、総不飽和度が低い程熱可塑性ポリウレタン
エラストマーの引張り強度が高いことを見い出し
た。
ポリオキシプロピレングリコール、その他のポ
リウレタン原料用ポリオキシアルキレンポリオー
ルは不純物として不飽和基を有する化合物を含ん
でいることが知られている。この不飽和基の量の
測定方法は、JIS K1557(1970)「ポリウレタン用
ポリエーテル試験方法」において、総不飽和度の
試験方法として記載されている。そこにおいて、
総不飽和度とは試料1g中の不飽和結合(C=
C)のミリ当量として定義されている。本発明に
おける総不飽和度もこの定義と測定方法を使用す
るものとする。
リウレタン原料用ポリオキシアルキレンポリオー
ルは不純物として不飽和基を有する化合物を含ん
でいることが知られている。この不飽和基の量の
測定方法は、JIS K1557(1970)「ポリウレタン用
ポリエーテル試験方法」において、総不飽和度の
試験方法として記載されている。そこにおいて、
総不飽和度とは試料1g中の不飽和結合(C=
C)のミリ当量として定義されている。本発明に
おける総不飽和度もこの定義と測定方法を使用す
るものとする。
ポリオキシアルキレンポリオール中の総不飽和
度はアルキレンオキシドとしてプロピレンオキシ
ドを使用する場合に最も問題となる。即ち、不飽
和基の発生原因はプロピレンオキシドの付加反応
において、副反応としてプロピレンオキシドから
下記のように水素が引き抜かれる反応が起ること
によるものと推定される。
度はアルキレンオキシドとしてプロピレンオキシ
ドを使用する場合に最も問題となる。即ち、不飽
和基の発生原因はプロピレンオキシドの付加反応
において、副反応としてプロピレンオキシドから
下記のように水素が引き抜かれる反応が起ること
によるものと推定される。
(RO-:イニシエーターあるいはポリオールの
残基、M+:金属イオン) 従つて、CH2=CH―CH3O(―RO)―oH(R′:プ
ロピレン基などのアルキレン基、n:0または正
の整数)で表わされる不飽和モノオールが生成
し、この不飽和基の量が総不和度となる。通常ポ
リオキシアルキレンポリオールは触媒としてカリ
ウムやナトリウムなどのアルカリ金属イオンが使
用されている。この触媒を使用した比較的高分子
量のポリオキシアルキレンポリオールの総不飽和
度は、通常0.08ミリ当量/g程度以上である。
残基、M+:金属イオン) 従つて、CH2=CH―CH3O(―RO)―oH(R′:プ
ロピレン基などのアルキレン基、n:0または正
の整数)で表わされる不飽和モノオールが生成
し、この不飽和基の量が総不和度となる。通常ポ
リオキシアルキレンポリオールは触媒としてカリ
ウムやナトリウムなどのアルカリ金属イオンが使
用されている。この触媒を使用した比較的高分子
量のポリオキシアルキレンポリオールの総不飽和
度は、通常0.08ミリ当量/g程度以上である。
熱可塑性ポリウレタンエラストマーの原料とし
て使用されるポリオキシアルキレンジオールの
内、総不飽和度が問題となるものは、上記の理由
によりオキシプロピレン鎖を有する高分子量ジオ
ールである。即ち、ポリオキシプロピレンジオー
ル、ポリ(オキシプロピレン)−(オキシエチレ
ン)ジオールなどの60〜100重量%のオキシプロ
ピレン鎖を有するポリオキシアルキレンジオール
である。また、このオキシプロピレン鎖を含むポ
リオキシアルキレンジオールは他の高分子量ジオ
ール類、たとえばポリオキシブチレンジオール、
ポリテトラヒドロフラン、ポリエステルジオール
などと併用することもできるが、強度向上の相対
的効果よりオキシプロピレン鎖を含むポリオキシ
アルキレンジオールの量は全高分子量ジオールの
少くとも半量以上、特に少くとも75重量%である
ことが好ましい。
て使用されるポリオキシアルキレンジオールの
内、総不飽和度が問題となるものは、上記の理由
によりオキシプロピレン鎖を有する高分子量ジオ
ールである。即ち、ポリオキシプロピレンジオー
ル、ポリ(オキシプロピレン)−(オキシエチレ
ン)ジオールなどの60〜100重量%のオキシプロ
ピレン鎖を有するポリオキシアルキレンジオール
である。また、このオキシプロピレン鎖を含むポ
リオキシアルキレンジオールは他の高分子量ジオ
ール類、たとえばポリオキシブチレンジオール、
ポリテトラヒドロフラン、ポリエステルジオール
などと併用することもできるが、強度向上の相対
的効果よりオキシプロピレン鎖を含むポリオキシ
アルキレンジオールの量は全高分子量ジオールの
少くとも半量以上、特に少くとも75重量%である
ことが好ましい。
本発明はオキシプロピレン鎖を有するポリオキ
シアルキレンジオールを主成分とする高分子量ジ
オールを使用して熱可塑性ポリウレタンエラスト
マーを製造する方法において、総不飽和度を低減
させたポリオキシアルキレンジオールを使用して
強度の改善された熱可塑性ポリウレタンエラスト
マーを得る方法である。即ち、オキシプロピレン
鎖を60〜100重量%含む分子量800〜4000のポリオ
キシアルキレンジオールを主成分とする高分子量
ジオール類、鎖延長剤、およびイソシアネート化
合物を主原料として熱可塑性ポリウレタンエラス
トマーを製造する方法において、ポリオキシアル
キレンジオールの総不飽和度を0.05ミリ当量/g
以下とすることを特徴とする熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーの製造法である。
シアルキレンジオールを主成分とする高分子量ジ
オールを使用して熱可塑性ポリウレタンエラスト
マーを製造する方法において、総不飽和度を低減
させたポリオキシアルキレンジオールを使用して
強度の改善された熱可塑性ポリウレタンエラスト
マーを得る方法である。即ち、オキシプロピレン
鎖を60〜100重量%含む分子量800〜4000のポリオ
キシアルキレンジオールを主成分とする高分子量
ジオール類、鎖延長剤、およびイソシアネート化
合物を主原料として熱可塑性ポリウレタンエラス
トマーを製造する方法において、ポリオキシアル
キレンジオールの総不飽和度を0.05ミリ当量/g
以下とすることを特徴とする熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーの製造法である。
本発明におけるオキシプロピレン鎖を60〜100
重量%含むポリオキシアルキレンジオールは、ポ
リオキシプロピレンジオール、またはオキシプロ
ピレン残基と他のオキシアルキレン残基を含むポ
リオキシアルキレンジオールであり、特にオキシ
プロピレン残基とオキシエチレン残基を含むポリ
(オキシプロピレン)−(オキシエチレン)ジオー
ルである。ポリオキシプロピレンジオールは、低
分子量ジオール、特にプロピレングリコールやエ
チレングリコールなどのグリコール類に多数のプ
ロピレンオキシドを付加して得られる化合物であ
る。ポリ(オキシプロピレン)−(オキシエチレ
ン)ジオールは、同様にグリコール類にプロピレ
ンオキシドとエチレンオキシドをランダムにある
いはブロツク状に付加して得られる化合物であ
る。その他、本発明のポリオキシアルキレンジオ
ールとしては、オキシエチレン以外の残基、たと
えばオキシブチレン残基を有するものであつても
よい。本発明で特に好ましいポリオキシアルキレ
ンジオールはポリオキシプロピレンジオール、ま
たは少くとも80重量%のオキシプロピレン鎖を有
するポリ(オキシプロピレン)−(オキシエチレ
ン)ジオールである。前記のように、ポリオキシ
アルキレンジオールの総不飽和度は、それに含ま
れるオキシプロピレン基の数が多い程高くない傾
向にある。なぜなら、ポリオキシアルキレンジオ
ール製造の際プロピレンオキシドの反応量が多い
程前記副反応も多く起ると考えられるからであ
る。従つて、同一分子量のポリオキシアルキレン
ジオールで比較すれば、そのオキシプロピレン鎖
含有量が高い程総不飽和度が高くなり易い。よつ
て、より高いオキシプロピレン鎖含有量のポリオ
キシアルキレンジオール程その総不飽和が高いこ
とによる熱可塑性ポリウレタンエラストマーの物
性は不充分となり易い。本発明は、このようなよ
り高いオキシプロピレン鎖含有量のポリオキシア
ルキレンジオールにおける問題を解決するもので
ある。同様に、同一オキシプロピレン鎖含有量の
ポリオキシアルキレンジオールで比較すれば、分
子量が高い程総不飽和度が高くなる傾向がある
(ただし、前記不飽和モノオールの化学式におけ
るnが大きくなる反応があるのでリニアーな関係
にはない)。よつて、上記と同様、本発明は、よ
り高分子量のポリオキシアルキレンジオールにお
いて効果が高い。本発明においてはポリオキシア
ルキレンジオールは通常使用される600〜4000の
分子量のものが採用されるが、より高い分子量
(たとえば、1600以上)において本発明の効果が
より発揮される。
重量%含むポリオキシアルキレンジオールは、ポ
リオキシプロピレンジオール、またはオキシプロ
ピレン残基と他のオキシアルキレン残基を含むポ
リオキシアルキレンジオールであり、特にオキシ
プロピレン残基とオキシエチレン残基を含むポリ
(オキシプロピレン)−(オキシエチレン)ジオー
ルである。ポリオキシプロピレンジオールは、低
分子量ジオール、特にプロピレングリコールやエ
チレングリコールなどのグリコール類に多数のプ
ロピレンオキシドを付加して得られる化合物であ
る。ポリ(オキシプロピレン)−(オキシエチレ
ン)ジオールは、同様にグリコール類にプロピレ
ンオキシドとエチレンオキシドをランダムにある
いはブロツク状に付加して得られる化合物であ
る。その他、本発明のポリオキシアルキレンジオ
ールとしては、オキシエチレン以外の残基、たと
えばオキシブチレン残基を有するものであつても
よい。本発明で特に好ましいポリオキシアルキレ
ンジオールはポリオキシプロピレンジオール、ま
たは少くとも80重量%のオキシプロピレン鎖を有
するポリ(オキシプロピレン)−(オキシエチレ
ン)ジオールである。前記のように、ポリオキシ
アルキレンジオールの総不飽和度は、それに含ま
れるオキシプロピレン基の数が多い程高くない傾
向にある。なぜなら、ポリオキシアルキレンジオ
ール製造の際プロピレンオキシドの反応量が多い
程前記副反応も多く起ると考えられるからであ
る。従つて、同一分子量のポリオキシアルキレン
ジオールで比較すれば、そのオキシプロピレン鎖
含有量が高い程総不飽和度が高くなり易い。よつ
て、より高いオキシプロピレン鎖含有量のポリオ
キシアルキレンジオール程その総不飽和が高いこ
とによる熱可塑性ポリウレタンエラストマーの物
性は不充分となり易い。本発明は、このようなよ
り高いオキシプロピレン鎖含有量のポリオキシア
ルキレンジオールにおける問題を解決するもので
ある。同様に、同一オキシプロピレン鎖含有量の
ポリオキシアルキレンジオールで比較すれば、分
子量が高い程総不飽和度が高くなる傾向がある
(ただし、前記不飽和モノオールの化学式におけ
るnが大きくなる反応があるのでリニアーな関係
にはない)。よつて、上記と同様、本発明は、よ
り高分子量のポリオキシアルキレンジオールにお
いて効果が高い。本発明においてはポリオキシア
ルキレンジオールは通常使用される600〜4000の
分子量のものが採用されるが、より高い分子量
(たとえば、1600以上)において本発明の効果が
より発揮される。
本発明におけるポリオキシアルキレンジオール
の総不飽和度は0.05ミリ当量/g以下、特に0.03
ミリ当量/g以下であることが好ましい。この低
い総不飽和度は通常のアルカリ金属触媒を用いた
付加反応で製造することは困難であるが、勿論、
通常の方法で得られたポリオキシアルキレンジオ
ールをさらに充分精製することによつて得ること
もできる。好ましくは、通常と異る触媒や触媒の
組み合せを使用して低い総不飽和度を有するポリ
オキシアルキレンジオールを製造し、これを使用
することが好ましい。低い総不飽和度を有するポ
リオキシアルキレンポリオールの製造方法として
は種々の提案がなされている。たとえば、特開昭
54−30110号公報、特公昭54−44720号公報、米国
特許第3427256号明細書、米国特許第3427334号公
報、米国特許第3427335号明細書、米国特許第
3393243号明細書、その他に記載された方法があ
り、また、本出願人の出願中の特許、たとえば、
特願昭54−114153号(特公昭58−58364号公報参
照)、特願昭54−118759号(特開昭56−43322号公
報参照)などに記載された方法がある。本発明に
使用する低い総不飽和度を有するポリオキシアル
キレンジオールは、これらの方法で製造されたも
のであることが好ましいが、勿論これら方法のみ
に限定されるものではない。
の総不飽和度は0.05ミリ当量/g以下、特に0.03
ミリ当量/g以下であることが好ましい。この低
い総不飽和度は通常のアルカリ金属触媒を用いた
付加反応で製造することは困難であるが、勿論、
通常の方法で得られたポリオキシアルキレンジオ
ールをさらに充分精製することによつて得ること
もできる。好ましくは、通常と異る触媒や触媒の
組み合せを使用して低い総不飽和度を有するポリ
オキシアルキレンジオールを製造し、これを使用
することが好ましい。低い総不飽和度を有するポ
リオキシアルキレンポリオールの製造方法として
は種々の提案がなされている。たとえば、特開昭
54−30110号公報、特公昭54−44720号公報、米国
特許第3427256号明細書、米国特許第3427334号公
報、米国特許第3427335号明細書、米国特許第
3393243号明細書、その他に記載された方法があ
り、また、本出願人の出願中の特許、たとえば、
特願昭54−114153号(特公昭58−58364号公報参
照)、特願昭54−118759号(特開昭56−43322号公
報参照)などに記載された方法がある。本発明に
使用する低い総不飽和度を有するポリオキシアル
キレンジオールは、これらの方法で製造されたも
のであることが好ましいが、勿論これら方法のみ
に限定されるものではない。
上記総不飽和度の低いポリオキシアルキレンジ
オールはそれ単独で熱可塑性ポリウレタンエラス
トマーの原料として使用することができることは
勿論であるが、さらに過半数を越えない量、特に
多くとも25重量%の他の高分子量ジオールと併用
して使用することができる。その具体的な高分子
量ジオールとしては、たとえば、ポリオキシブチ
レンジオール、ポリテトラヒドロフラン、ポリカ
プロラクトンジオール、または、ポリプロピレン
グリコールなどのグリコール類と飽和二塩基酸と
から得られるポリエステルジオールなどがある。
本発明における高分子量ジオール類は前記総不飽
和度の低いポリオキシアルキレンジオール単独、
あるいはこれと他の高分子量ジオールとを併用し
たものを使用でき、後者の場合も勿論総不飽和度
は低いことが好ましい。
オールはそれ単独で熱可塑性ポリウレタンエラス
トマーの原料として使用することができることは
勿論であるが、さらに過半数を越えない量、特に
多くとも25重量%の他の高分子量ジオールと併用
して使用することができる。その具体的な高分子
量ジオールとしては、たとえば、ポリオキシブチ
レンジオール、ポリテトラヒドロフラン、ポリカ
プロラクトンジオール、または、ポリプロピレン
グリコールなどのグリコール類と飽和二塩基酸と
から得られるポリエステルジオールなどがある。
本発明における高分子量ジオール類は前記総不飽
和度の低いポリオキシアルキレンジオール単独、
あるいはこれと他の高分子量ジオールとを併用し
たものを使用でき、後者の場合も勿論総不飽和度
は低いことが好ましい。
熱可塑性ポリウレタンエラストマーは上記高分
子量ジオール類以外に鎖延長剤とジイソシアネー
ト化合物を必要とする。鎖延長剤としては、プロ
ピレングリコール、エチレングリコール、1,4
―ブタンジオール、1,2―ブタンジオール、ジ
エチレングリコール、1,4―シクロヘキサンジ
オールその他の低分子量ジオールが適当である。
特にプロピレングリコール、エチレングリコー
ル、1,4―ブタンジオールその他の炭素数4以
下のグリコール類が好ましい。ジイソシアネート
化合物としては芳香族、脂肪族、脂環族その他の
ジイソシアネート化合物が使用され、たとえばト
リレンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、水素添加ジフエニルメタンジイソ
シアネートなどが使用される。特に好ましいもの
は芳香族ジイソシアネート化合物であるが、無黄
変性などが要求される場合は非芳香族のジイソシ
アネート化合物が適している。
子量ジオール類以外に鎖延長剤とジイソシアネー
ト化合物を必要とする。鎖延長剤としては、プロ
ピレングリコール、エチレングリコール、1,4
―ブタンジオール、1,2―ブタンジオール、ジ
エチレングリコール、1,4―シクロヘキサンジ
オールその他の低分子量ジオールが適当である。
特にプロピレングリコール、エチレングリコー
ル、1,4―ブタンジオールその他の炭素数4以
下のグリコール類が好ましい。ジイソシアネート
化合物としては芳香族、脂肪族、脂環族その他の
ジイソシアネート化合物が使用され、たとえばト
リレンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、水素添加ジフエニルメタンジイソ
シアネートなどが使用される。特に好ましいもの
は芳香族ジイソシアネート化合物であるが、無黄
変性などが要求される場合は非芳香族のジイソシ
アネート化合物が適している。
高分子量ジオール類、鎖延長剤およびジイソシ
アネート化合物の使用割合の規定の1つはそれぞ
れ重量で表わした〔ジオール類〕/〔ジオール類
+鎖延長剤+ジイソシアネート化合物〕が0.35〜
0.65となることである。特に好ましいこの重量割
合は0.4〜0.6である。他の規定はイソシアネート
インデツクスが0.90〜1.10となることである。こ
のイソシアネートインデツクスとは〔イソシアネ
ート基の数〕/〔全水酸基数〕の割合である。イ
ソシアネート基の数はジイソシアネート化合物の
使用量から計算され、全水酸基数はジオール類と
鎖延長剤とのそれぞれの使用量から計算される水
酸基の数を合計したものである。勿論、他の水酸
基含有化合物が副成分として少量添加される場合
のようにそれぞれの基の数が上記3成分以外の成
分に存在する場合は、それらもこの中に計算され
る。本発明において特に好ましいイソシアネート
インデツクスは0.95〜1.05である。
アネート化合物の使用割合の規定の1つはそれぞ
れ重量で表わした〔ジオール類〕/〔ジオール類
+鎖延長剤+ジイソシアネート化合物〕が0.35〜
0.65となることである。特に好ましいこの重量割
合は0.4〜0.6である。他の規定はイソシアネート
インデツクスが0.90〜1.10となることである。こ
のイソシアネートインデツクスとは〔イソシアネ
ート基の数〕/〔全水酸基数〕の割合である。イ
ソシアネート基の数はジイソシアネート化合物の
使用量から計算され、全水酸基数はジオール類と
鎖延長剤とのそれぞれの使用量から計算される水
酸基の数を合計したものである。勿論、他の水酸
基含有化合物が副成分として少量添加される場合
のようにそれぞれの基の数が上記3成分以外の成
分に存在する場合は、それらもこの中に計算され
る。本発明において特に好ましいイソシアネート
インデツクスは0.95〜1.05である。
本発明の熱可塑性ポリウレタンエラストマーは
上記の3成分の他、所望によつて少量の他の成分
を使用して製造される。その成分としては、たと
えば触媒があり、アミン系触媒や有機金属系触媒
が使用される場合がある。また、着色剤や安定剤
をこの段階で添加しておくこともできる。上記の
3成分と場合によつてこれらの副原料を原料とし
て熱可塑性ポリウレタンエラストマーを製造する
方法は、ワンシヨツト法、プレポリマー法、擬プ
レポリマー法、その他の方法を使用しうる。得ら
れる熱可塑性ポリウレタンエラストマーは流延、
注型等によつて得られたシートあるいはフイルム
等の形態でそのまま使用される場合もあるが、粒
状、ペレツト状にした後射出成形や押出成形によ
つて所望の成形物として使用されることが多い。
また、溶液その他の形態で被覆用、人工皮革用、
その他の用途に使用することができる。
上記の3成分の他、所望によつて少量の他の成分
を使用して製造される。その成分としては、たと
えば触媒があり、アミン系触媒や有機金属系触媒
が使用される場合がある。また、着色剤や安定剤
をこの段階で添加しておくこともできる。上記の
3成分と場合によつてこれらの副原料を原料とし
て熱可塑性ポリウレタンエラストマーを製造する
方法は、ワンシヨツト法、プレポリマー法、擬プ
レポリマー法、その他の方法を使用しうる。得ら
れる熱可塑性ポリウレタンエラストマーは流延、
注型等によつて得られたシートあるいはフイルム
等の形態でそのまま使用される場合もあるが、粒
状、ペレツト状にした後射出成形や押出成形によ
つて所望の成形物として使用されることが多い。
また、溶液その他の形態で被覆用、人工皮革用、
その他の用途に使用することができる。
以下に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
実施例 1
熱可塑性ポリウレタンエラストマーを次の様な
手順で合成した。分子量2000、総不飽和度0.021
(meq/g)のポリオキシプロピレングリコール
1000gを3mmHgの真空下110℃に2時間加熱して
脱気および脱水した。これに4,4′―ジフエニル
メタンジイソシアネート768gを加え窒素気流下
で80℃にて2時間反応させた。この時のイソシア
ネート含量は12.16%であつた。次に1,4ブタ
ンジオール231gを、この反応混合物に加え、速
やかに撹拌混合した。反応の開始と共に発熱が見
られ、実質的に均一な混合物が得られた後、この
液体反応混合物を離型性のフツ素樹脂被覆板上に
注ぎ、電気炉中110℃で16時間加熱した後、25℃
で1週間静置した。得られた熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーは次の物性を有していた。
手順で合成した。分子量2000、総不飽和度0.021
(meq/g)のポリオキシプロピレングリコール
1000gを3mmHgの真空下110℃に2時間加熱して
脱気および脱水した。これに4,4′―ジフエニル
メタンジイソシアネート768gを加え窒素気流下
で80℃にて2時間反応させた。この時のイソシア
ネート含量は12.16%であつた。次に1,4ブタ
ンジオール231gを、この反応混合物に加え、速
やかに撹拌混合した。反応の開始と共に発熱が見
られ、実質的に均一な混合物が得られた後、この
液体反応混合物を離型性のフツ素樹脂被覆板上に
注ぎ、電気炉中110℃で16時間加熱した後、25℃
で1週間静置した。得られた熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーは次の物性を有していた。
引張強度(Kg/cm2) 300
破断点伸び(%) 480
引裂強度(Kg/cm) 71
シヨアA硬さ 96
以上の方法によつて、ポリオールの総不飽和度
が異るものを用い、幾つかの熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーをつくつた。その時の、強度の変
化を第1図に示す。
が異るものを用い、幾つかの熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーをつくつた。その時の、強度の変
化を第1図に示す。
なお、第1図のグラフの各点における総不飽和
度は以下の通りであり、また、以下の第2図およ
び第3図における総不飽和度もまた同様である。
度は以下の通りであり、また、以下の第2図およ
び第3図における総不飽和度もまた同様である。
総不飽和度(meq/g)
a:0.015
b:0.021
c:0.04
d:0.09
e:0.14
実施例 2
ポリオールとして、ポリオキシプロピレングリ
コール850gとポリカプロラクトンジオール150g
の混合物を用いる以外はすべて実施例1と同様に
行つた。この時に使用したポリオキシプロピレン
グリコールの総不飽和度と、得られた熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーの強度との関係を第2図
に示す。
コール850gとポリカプロラクトンジオール150g
の混合物を用いる以外はすべて実施例1と同様に
行つた。この時に使用したポリオキシプロピレン
グリコールの総不飽和度と、得られた熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーの強度との関係を第2図
に示す。
実施例 3
4,4′―ジフエニルメタンジイソシアネートの
かわりに、4,4′―メチレン―ビス―(シクロヘ
キシルイソシアネート)779gと触媒としてジブ
チルヲンジラウレート0.2gを用い実施例1と同
様の方法で15分反応させた。この時のイソシアネ
ート含量は11.58%であつた。次に1,4ブタン
ジオール221gを実施例1に示したのと同じ方法
により反応させて、透明な熱可塑性ポリウレタン
エラストマーを得た。この時に使用したポリオキ
シプロピレングリコールの総不飽和度と熱可塑性
ポリウレタンエラストマーの強度との関係を第3
図に示す。
かわりに、4,4′―メチレン―ビス―(シクロヘ
キシルイソシアネート)779gと触媒としてジブ
チルヲンジラウレート0.2gを用い実施例1と同
様の方法で15分反応させた。この時のイソシアネ
ート含量は11.58%であつた。次に1,4ブタン
ジオール221gを実施例1に示したのと同じ方法
により反応させて、透明な熱可塑性ポリウレタン
エラストマーを得た。この時に使用したポリオキ
シプロピレングリコールの総不飽和度と熱可塑性
ポリウレタンエラストマーの強度との関係を第3
図に示す。
第1図乃至第3図はそれぞれ実施例1乃至実施
例3で製造した熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーにおいて、原料ポリオキシアルキレンジオール
の総不飽和度と熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーの引張り応力との関係を示したグラフである。
例3で製造した熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーにおいて、原料ポリオキシアルキレンジオール
の総不飽和度と熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーの引張り応力との関係を示したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オキシプロピレン鎖を60〜100重量%含む分
子量600〜4000のポリオキシアルキレンジオール
を主成分とする高分子ジオール類、鎖延長剤、お
よびジイソシアネート化合物を主原料として熱可
塑性ポリウレタンエラストマーを製造する方法に
おいて、ポリオキシアルキレンジオールの総不飽
和度を0.05ミリ当量/g以下とすることを特徴と
する改良された強度特性を有する熱可塑性ポリウ
レタンエラストマーの製造法。 2 高分子量ジオール類がポリオキシアルキレン
ジオールを少なくとも75重量%含む高分子ジオー
ル類である、特許請求の範囲第1項の製造法。 3 鎖延長剤が低分子量ジオールである、特許請
求の範囲第1項の製造法。 4 ポリオキシアルキレンジオールの総不飽和度
が0.03ミリ当量/g以下である、特許請求の範囲
第1項の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55139315A JPS5765718A (en) | 1980-10-07 | 1980-10-07 | Production of thermoplastic polyurethane |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55139315A JPS5765718A (en) | 1980-10-07 | 1980-10-07 | Production of thermoplastic polyurethane |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5765718A JPS5765718A (en) | 1982-04-21 |
| JPH0156088B2 true JPH0156088B2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=15242438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55139315A Granted JPS5765718A (en) | 1980-10-07 | 1980-10-07 | Production of thermoplastic polyurethane |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5765718A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2619109B2 (ja) * | 1989-05-09 | 1997-06-11 | 旭硝子株式会社 | 柔軟性にすぐれたポリウレタン系硬化性組成物 |
| JPH0739458B2 (ja) * | 1989-05-09 | 1995-05-01 | 旭硝子株式会社 | ポリウレタン系硬化性組成物 |
| WO1990015835A1 (en) * | 1989-06-16 | 1990-12-27 | The Dow Chemical Company | Process for preparing elastomeric polyurethane or polyurethane-urea polymers, and polyurethanes so prepared |
| JPH0345618A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-27 | Asahi Glass Co Ltd | 高弾性ポリウレタンフォームの製造方法 |
| JPH0368620A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-25 | Asahi Glass Co Ltd | 高反発弾性ポリウレタン発泡体の製造方法 |
-
1980
- 1980-10-07 JP JP55139315A patent/JPS5765718A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5765718A (en) | 1982-04-21 |
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