JPH0159064B2 - - Google Patents

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JPH0159064B2
JPH0159064B2 JP17401785A JP17401785A JPH0159064B2 JP H0159064 B2 JPH0159064 B2 JP H0159064B2 JP 17401785 A JP17401785 A JP 17401785A JP 17401785 A JP17401785 A JP 17401785A JP H0159064 B2 JPH0159064 B2 JP H0159064B2
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JP
Japan
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sleeve
mold
fixed
runner
casting
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JP17401785A
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JPS6234655A (ja
Inventor
Sadayuki Dannora
Tohaku Kawaguchi
Tadaaki Higuchi
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP17401785A priority Critical patent/JPS6234655A/ja
Publication of JPS6234655A publication Critical patent/JPS6234655A/ja
Publication of JPH0159064B2 publication Critical patent/JPH0159064B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、横型締竪鋳込型ダイカストマシンに
関するものであり、特に、その溶湯鋳入部分の構
造に関するものである。
[従来の技術] ダイカストマシンは、従来、型締方向と射出方
向とが同方向のものが多かつたが、近年、水平方
向に型締した金型内へ下方から溶湯を射出するよ
うにした横型締、竪鋳込型のダイカストマシンが
開発されている。
竪鋳込型のダイカストマシンは、射出前に鋳込
スリーブ内にある溶湯の長さが短かくて溶湯の温
度低下が少ないことや、溶湯と空気との接触面積
または射出時における溶湯、空気の混り合いが少
なくて鋳込スリーブ内のガスに起因する巣の発生
量が少ないこと、充填完了時に射出プランジヤが
キヤビテイに対向していることにより圧力が有効
的に伝達されることなど、多くの優れた点を有し
ているが、射出時の温度低下により鋳込スリーブ
の側壁面部で固化した溶湯凝固物がキヤビテイ内
へ侵入して製品の品質を低下させるという問題が
あつた。
そこで、本出願人はこの凝固物の侵入を防止す
るものとして、特公昭58−55859号公報に示すダ
イカスト法および装置を提案した。
この装置においては、水平方向に配置されてい
る固定金型と可動金型の下部に、半割円筒状の固
定スリーブが垂直方向に嵌着されており、この固
定スリーブの下端と、下方から上昇してきた鋳込
スリーブとが接合する。鋳込スリーブ内には、竪
鋳込型の射出シリンダによつて上下方向に進退す
るプランジヤが嵌合されている。そして、金型の
キヤビテイと固定スリーブの内孔との間には、小
径のくびれ部が形成されている。また、竪鋳込型
の射出シリンダなどの射出装置は、型締装置側の
水平な下部コラムから吊して取付けられている。
このように構成されていることにより、下降位
置にある鋳込スリーブ内に注湯してこれを上昇さ
せて型締状態時の固定スリーブと接合させたの
ち、プランジヤを前進させると、鋳込スリーブ内
の溶湯は固定スリーブの内孔とくびれ部とを経て
キヤビテイ内へ鋳込まれる。そして、鋳込時の固
定スリーブ内孔の内周面に沿つて形成された薄膜
円筒状の凝固物であるシエルを、プランジヤとく
びれ部手前の段部平面との間で蛇腹状に圧縮しな
がら鋳込を行なうことにより、シエルが固定スリ
ーブ内孔に残留し、キヤビテイ内への侵入を大体
において防止することができる。鋳込完了後固化
してキヤビテイ内から取り出された製品には、プ
ランジヤ上方に残された固形物であるいわゆるビ
スケツトが、くびれ部内の固形物を介して付属す
るが、くびれ部に相当する細い固形物を折ること
によつて容易にこれを除去することができる。
[発明が解決しようとする問題点] 前記した従来の装置においては、射出装置が横
型締装置側のコラムに吊されていたので、得よう
とする鋳込製品の形状、大きさ等によつて、固定
金型の厚みと金型への鋳込位置を変える必要があ
るときは、射出装置をいちいち型締型開方向に移
動させる必要があり、かつ、その移動作業が非常
に面倒であつた。
また、前記した従来の装置においては、鋳込ス
リーブ内周面に生じる凝固層を金型キヤビテイ内
にできるだけ入れないようにするために、固定ス
リーブの上端部から金型キヤビテイに通じる部分
にくびれ部が設けられているが、これだけでは、
凝固層が金型キヤビテイに入るのを防止するのが
充分とは言えなかつた。そして、凝固層の固りが
金型キヤビテイまでの通路や金型キヤビテイ内に
入れば、湯回りが充分でなく、また、鋳込製品の
表面や内部にそれが残つて、不良品ができてい
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明においては、前記の問題点を解決するた
めに、金型の下部に竪方向に取付けた射出スリー
ブの頂部から、溶湯鋳入用のランナを、斜め上方
に向けて設け、この斜めに設けたランナの終端上
部から金型キヤビテイ下部に通じる竪方向のゲー
トを、射出スリーブの竪方向中心軸線からずらし
た位置に設けた。
また、射出スリーブを、頂部付近の内周面に凹
部を有している構造にしたり、斜めに設けたラン
ナを、上部の終端部で、かつ、ランナが斜めに向
いている側に凹部を有している構造にした。
[作用] 型締をし、竪鋳込型の射出スリーブから溶湯を
鋳込めば、溶湯は射出スリーブの頂部から斜め上
方に向つているランナを通り、金型キヤビテイ内
へ下方から鋳込まれる。このとき、射出スリーブ
の内周面に生じた凝固層は、射出スリーブやラン
ナの上部に設けた凹部で捕えられるとともに、射
出スリーブの頂部からランナに移る所でも溶湯の
流れのために細かく折られるので、金型キヤビテ
イの中に大きな凝固層のかたまりが入ることはな
く、良品質の鋳込製品が得やすくなる。
また、ランナは斜め上方向に向けて設けられて
いるので、竪型の鋳込装置を固定金型の厚みに応
じて型締型開方向に移動させる必要はなくなり、
常に固定して設けておくことができる。
[実施例] つぎに、図面に示した実施例によつて、本発明
をさらに詳しく説明する。
第1,2図において、ダイカストマシン21
は、横型締ユニツト22と竪鋳込ユニツト23と
を備えており、横型締ユニツト22全体は、床面
上に固定されたマシンベース24上に固定されて
いる。このマシンベース24は、機台の長さ方向
に延びる左右一対の支持部材24aと、その両端
部を連結する連結部材24b(一般のものは図示
せず)とで一体的に形成されており、左右の支持
部材24aの上端部には、断面を扁平長方形状に
形成された長尺のスライド部材としての左右一対
のスライド板24cが互に平行して一体形成され
ている。横型締ユニツト22の固定盤25は、充
分な剛性を有するほぼ正方形の垂直部材25a
と、その下端部の左右のスライド板24c上の部
分を除いた部分から水平方向へ延びる水平部材2
5bとで一体形成されており、垂直部材25aの
下端部を複数個のボルトでスライド板24cに固
定することによりマシンベース24に固定されて
いる。そして固定盤25の水平部材25bは、第
2図に符号wで示す幅を、符号w1で示すスライ
ド板24c間の間隔よりわずかに小さく形成され
てマシンベース24に対し非固定となつており、
垂直方向の外力が加わることにより、微小ではあ
るが下方へたわむように構成されている。マシン
ベース24の他端部には、図示しないシリンダプ
ラテンが固定盤25と対向して移動調節自在に固
定されており、固定盤25とシリンダプラテンと
は、ナツト26で固定されたコラム27によつて
4隔を連結されている。28は固定盤25と対向
してコラム27が嵌装された可動盤であつて、前
記スライド板24c上を固定盤25に対する遠近
方向へ移動自在に形成されており、図示しないシ
リンダプラテンとの間はトツグル機構29によつ
て連結されている。30は固定盤25に水平方向
に設けられたキー31で上下方向への移動を規制
されかつ固定盤25の中心部において垂直方向に
設けられたキー31aにより紙面と直角方向への
位置決めをなされた固定金型であり、また、32
は可動盤28にキー33で上下方向への移動を規
制されて装着された可動金型であつて、これら両
金型30,32は分割面34を境にして水平方向
へ開閉自在に接合されている。ここで、マシンの
センタライン上において、固定盤25と固定金型
30との間に垂直なキー31aを設けたのは、マ
シンのセンタライン上において固定金型30と可
動金型32の合わせ面の下方に設けた竪鋳込ユニ
ツト23の鋳込スリーブ58(後述)などと、固
定金型30の横方向の芯を簡単に合わせるように
するためである。
39は、鋳込製品をキヤビテイ35内から押出
す製品押出装置である。
固定金型30と可動金型32の分割面34は、
キヤビテイ35部と金型下端部である固定スリー
ブ38取付部とでは、第1図に示すように、その
位置を違わせている。すなわち、第1図に示した
例では、金型下端部の分割面34が固定盤25に
近く、キヤビテイ35部を含むその他の部分の分
割面34が固定盤25から遠い位置になるよう
に、分割面34をかぎ形にした。そして、金型3
0,32の分割面34部の下端部には、下側か
ら、下向きに開口した垂直孔部37とこの垂直孔
部37に嵌着されている半割円筒状の固定スリー
ブ38を設け、垂直孔部37の頂部からは、斜め
の分割面34に沿つて、斜め方向に向けてくびれ
部でもある溶湯鋳込用のランナ36を設け、この
斜めに設けたランナ36の終端上部からキヤビテ
イ35の下部に通じた竪方向のゲート36aを設
けた。したがつて、ゲート36aの水平方向位置
は、固定スリーブ38の竪方向中心軸線からずれ
た位置にある。
固定スリーブ38には、頂部付近の内周面に、
リング状の凹溝38aを設けた。また、斜めに設
けたランナ36の上部の終端部で、垂直なゲート
36a部に続く部分には、ランナ36が斜めに向
いている側に凹部36bを設けた。これら凹溝3
8aと凹部36bは、ともに、固定スリーブや後
記する鋳込スリーブ58の内周面に生成した溶湯
の凝固物であるシエルを捕獲して、キヤビテイ3
5内にシエルが入らないようにするために設けた
ものである。固定スリーブ38の内周面に凹溝3
8aを設けるときは、固定スリーブ38の頂部か
ら凹溝38aの上面までの距離を固定スリーブ3
8の内周面の直径の0.15倍以内にし、凹溝38a
の深さと上下方向の幅の比を5:1〜0.5:1程
度にするのが、凝固層の補獲の面で好ましい。
一方、竪鋳込ユニツト23は、固定盤25の水
平部材25bに設けたねじ孔に上端を螺入されて
垂下する4個のタイロツド40を備えており、こ
のタイロツド40はマシンベース24の両支持部
材24a間を通り、床面下に設けたビツト41内
へ係入されている。42は、一対の支持部材42
aと、その両端同士を連結部材42b,42cと
で方形枠状に一体形成されたフレームであつて、
各支持部材42aには、タイロツド40が2本づ
つその下端部のねじ部を挿入されており、各タイ
ロツド40に上下一対のナツト43,44を螺合
して締めることにより、フレーム42が水平状態
で強固に支持されている。
そして、射出装置45は、フレーム42によつ
て傾転自在に支持されている。すなわち、射出装
置45は、フレーム42に揺動自在に支持されて
いるクレビス形の射出シリンダ55を備えてい
る。すなわち、射出シリンダ55のロツド側ブロ
ツク46の両側には、傾転軸が設けられており、
この傾転軸をフレーム42の軸孔で軸支させるこ
とにより、射出装置45全体がフレーム42に傾
転自在に支持されている。52はロツド側ブロツ
ク46の両側に直立する一対のドツキングラムで
あつて、主要部を丸棒状に形成されており、この
ドツキングラム52には、スリーブフレーム53
のシリンダ孔が摺動自在に嵌合されている。スリ
ーブフレーム53は、下端部のカツプリング受部
53bと、その両側から上方へ延びるシリンダ部
53cと、両側のシリンダ部53cを上端部で連
結するスリーブ支持部53dとで一体的に形成さ
れており、シリンダ孔へ圧油を導入することによ
り図示の位置から上昇するように構成されてい
る。第2図において54aは固定盤25に固定さ
れてスリーブフレーム53の上昇限を規制するス
トツパであり、また54bはフレーム42に固定
されてスリーブフレーム53の下降限を規制する
ストツパである。
射出シリンダ55には、シリンダチユーブ50
への圧油の導油によつて昇降するピストンロツド
が設けられており、このピストンロツドはフレー
ム46のロツド孔を貫通している。58は円筒状
に形成されてスリーブフレーム53上端部のスリ
ーブ支持部53dに固定支持された鋳込スリーブ
であつて、鋳込スリーブ58内にはプランジヤ5
9の先端部であるプランジヤチツプが昇降自在に
軸支されており、このプランジヤ59の下端部
は、カツプリング60によつて、射出シリンダ5
5のピストンロツド56と同心状に連結されてい
る。そして、カツプリング60の下端外周面は、
スリーブフレーム53のカツプリング受部の上面
内部に接触したり離れたりし得るようになつてい
る。鋳込スリーブ58は、スリーブフレーム53
の上昇によつて第1図に示す垂直孔部37に嵌入
して固定スリーブ38の下端部と接合され、また
この接合後、プランジヤ59の頭部が鋳込スリー
ブ58と固定スリーブ38の内孔に沿つて上昇す
るように構成されている。62は、固定盤25の
水平部材25bに固定されて鋳込スリーブ58を
案内する芯出しリングである。
次に射出装置45全体を注湯のために傾転させ
る傾転装置について説明する。前記射出シリンダ
55のロツド側ブロツク46とヘツドカバーと
は、一対の連結板63によつて片側を上下に連結
されており、また前記フレーム42の連結部材4
2bには、一対のブラケツト64が固定されて斜
め下方へ突設されている。65はブラケツト64
に軸受66を介して回動自在に支持された傾転シ
リンダであつて、そのピストンロツド67の作用
端はピン68によつて連結板63に枢着されてお
り、圧油によりピストンロツド67を進退させる
ことにより、射出装置45全体が第1図の実線位
置と鎖線位置との間で直立、傾転するように構成
されている。また、射出装置45と一体となつて
回動する前記傾転軸の軸端部には、ストライカ6
9が固定されており、フレーム42にはストライ
カ69の作用端に対応する上下一対のリミツトス
イツチ70,71が固定されていて、これらの接
触により射出装置45の起立、傾転動作が停止す
るように構成されている。
以上のように構成されたダイカストマシンの動
作を説明する。
スリーブフレーム53およびプランジヤ59が
図示のように下降しかつ射出装置45が直立して
いる状態において、傾転シリンダ65のロツドエ
ンド側へ圧油を導入してピストンロツド67を後
退させると、射出装置45全体が傾転軸51を中
心にして鎖線位置へ傾転し、ストライカ69とリ
ミツトスイツチ70との当接によつて停止する。
そこで給湯装置のとりべで鋳込スリーブ58内へ
溶湯を注入したのち、傾転シリンダ65のヘツド
エンド側へ圧油を導入して射出装置45を回動さ
せると、ストライカ69とリミツト装置71との
当接により、射出装置45が直立姿勢で停止す
る。
これに先だち、一方では、型締シリンダにより
トツグル機構29を介して可動盤28が前進して
おり、両金型30,32の型締が完了しているの
で、スリーブフレーム53内のシリンダ孔と射出
シリンダ55とへ同時に送油することにより、ス
リーブフレーム53は、プランジヤ59を鋳込ス
リーブ58内で下降させた溶湯保持状態のままで
ドツキングラム52を残して上昇し、鋳込スリー
ブ58が垂直孔部37内へ係入して固定スリーブ
38の下端面に押圧される。そこで射出シリンダ
55へさらに送油すると、プランジヤ59が上昇
し、両スリーブ58,38とランナ36、ゲート
36aとを経てキヤビテイ35内へ溶湯が射出さ
れる。
この溶湯射出時には、溶湯出力が金型30,3
2に作用し、固定盤25がマシンベース24に完
全固定の場合には、この溶湯圧力の逃げ場がなく
金型30,32を開かせようとするが、本装置に
おいては固定盤25の垂直部25aは充分な剛性
をもつており、一方、固定盤25の水平部材25
bがマシンベース24のスライド盤24c間にあ
つて非固定となつているので、溶湯圧力の反力が
水平部材25bに対して下向きに働き、水平部材
25bを微小量たわませる。したがつて、この下
向きの反力は、水平部材25bのたわみを介して
射出装置45全体をタイロツド40とともに微小
量揺動させるだけであつて、垂直部材25aはた
わまず、金型30,32が開かない。
なお、射出終了直前に、金型30,32のキヤ
ビテイ35内に大きな射出圧力が作用し、固定盤
25の水平部材25bに射出反力が作用して下方
へ若干たわみ、鋳込スリーブ58が金型30,3
2下方の固定スリーブ38から若干離れようとす
るが、このとき固定スリーブ38と鋳込スリーブ
58との内面に接触している溶湯の表面には薄い
凝固層が生じているので、固定スリーブ38と鋳
込スリーブ58の合わせ面から溶湯が吹き出すこ
とがないし、射出動作に支障をきたすことがな
い。
勿論、固定盤25の水平部材25b全体を、射
出前の状態で、可動盤28方向の先端部がほんの
わずかだけ上方に上つているように設計してお
き、射出時に、射出反力の作用により、水平部材
25bが完全に水平になるようにすることもでき
る。
射出完了後、溶湯の固化、冷却が終ると、スリ
ーブフレーム53内のシリンダ孔から圧油を抜
き、射出シリンダ55のロツドエンド側へ送油し
てスリーブフレーム53とプランジヤ59とを一
体的に下降させ、鋳込スリーブ58を金型30,
32下部の固定スリーブ38から離間させたの
ち、型締シリンダを作動させて型開きを行ない、
製品押出装置39を用いて製品を金型30,32
から取り出すことにより1サイクルが終了する。
第3〜6図は、本発明の要部のそれぞれ異なる
実施例を示す縦断面図であり、第7図は第6図の
−線断面図である。
第3〜7図において、30は固定金型、32は
可動金型、35はキヤビテイ、34は金型の分割
面、38は金型下部の垂直孔部37に取付けた竪
方向の線に沿つて半割にした固定スリーブで、射
出スリーブを構成する固定スリーブ38は固定金
型30に固定した部分38bと可動金型32に固
定した部分38cとで形成されている。34aは
かぎ形になつている金型の分割面の一部と同一面
に形成されている固定スリーブ38の分割面、す
なわち、両金型30,32に固定した固定スリー
ブ38の両部分38b,38cが、型締時に密接
している面である。38aは、固定スリーブ38
の内周面の上端部付近ないしは上端部に設けた環
状の凹溝であり、凝固層を捕獲するための溝であ
る。37aは、垂直孔部37の天井部、すなわ
ち、固定スリーブ38の上端面が接する金型3
0,32の平面部である。
36は、金型30,32の下部に竪方向に取付
けた射出スリーブを構成する固定スリーブ38の
頂部、すなわち、例えば、可動金型32の垂直孔
部37の、固定スリーブ38の頂部設置部である
天井部37aから、金型開き方向上方に向けて、
斜めの分割面に沿つて設けたランナであり、ラン
ナ36の下端部は、通常、固定スリーブ38の内
周面の断面積より狭くし、くびれ部となるように
形成されている。36aは、斜めに設けたランナ
36の終端上部から垂直な分割面に沿つてキヤビ
テイ35の下端部まで伸びている竪方向のゲート
であり、ゲート36aの位置は、射出スリーブで
ある固定スリーブ38の竪方向中心軸線から型開
方向にずれている。斜めに設けたランナ36の上
部終端部には、ランナ36が斜めに向いている
側、図示例では可動金型32側に、凹部36bが
設けられている。なお、ランナ36が型締方向に
斜めに向いていて、キヤビテイ35が固定スリー
ブ38の竪方向軸心位置より固定盤側にあり、図
示の例とは逆に、固定金型30のキヤビテイ35
部が引込んでいるような金型30,32を用いる
ときは、凹部36bはランナ36の上部終端部の
固定金型30に設ける。
第3図に示す実施例においては、ランナ36の
下端部は、固定スリーブ38の2個の分割面34
aの頂部間を結んだ位置の中央部と、固定スリー
ブ38の可動金型32側の内周面との間に来るよ
うに設けた。そして、ランナ36の紙面と直角方
向の幅は、固定スリーブ38の円周面の半径より
もかなり小さくした。
第4図に示す実施例においては、固定スリーブ
38の可動金型32側の上端部の一部に切欠部3
8dを設け、切欠部38dの外周部からランナ3
6を斜め上方向に向けて設けた。
第5図に示す実施例においては、固定スリーブ
38の可動金型32側の上端部の一部に切欠部3
8dを設け、切欠部38dの外面部と固定スリー
ブ38の可動金型32側の上面部からランナ36
を斜め上方向に向けて設けた。
第6,7図に示す実施例においては、固定スリ
ーブ38の可動金型32側の上面を含む面で、そ
の可動金型32側の内面よりも分割面34a側の
位置と、分割面34aの位置との間から、ランナ
36を斜め上方向に向けて設けた。
第3〜7図に示したような構造の固定スリーブ
38や斜めのランナ36などを有する射出装置を
用いて溶湯の鋳込を行なつた場合は、溶湯は、鋳
込動作にともなつて固定スリーブ38の下方より
押上げられて来て、ランナ36、ゲート36aを
通つて、キヤビテイ35内へ鋳込まれるが、その
際、射出前に鋳込スリーブ58の内周面に発生し
た溶湯の凝固層である薄いシエルも、同時に固定
スリーブ38内周面部を上昇して来る。このと
き、固定スリーブ38の上部の内周面部には環状
の凹溝38aが設けられているので、凝固層のほ
とんどは凹溝38aの中に入り、ここでほとんど
捕獲される。また、凝固層の一部は金型30,3
2の固定スリーブ38取付部の天井部38aとの
間で押しつぶされる。あるいは、これらの部分で
小片になる。さらには、凹溝38a内にある空気
層が断熱作用をすることにより、凝固層は、凹溝
38aの内周部面を通過するときに、少しやわら
かくなり、流れやすくなる。このようにして、凹
溝38a部や天井部37aで、凝固層のほとんど
は捕獲されるか、小片にくだかれる。したがつ
て、凝固層の固まりがランナ36内に入つていく
ことは、ほとんどない。
ちなみに、例えば、第6図に示すように、固定
スリーブ38の上部内周面に凹溝38aを設けた
場合と、従来のように設けなかつた場合に、プラ
ンジヤ59の先端部に取付けているプランジヤチ
ツプの位置と射出シリンダの出力である負荷との
間の関係が射出動作中にどのように変化するかと
いうことを調べてみた。第8図にその関係を示
す。ただし、第8図において、プランジヤチツプ
位置Sは、金型のランナ36の下端位置すなわち
固定スリーブ38の上端面が当接している面部
に、溶湯の先端が当るプランジヤチツプの位置を
0とし、上方をプラス、下方をマイナスとして表
わした。また、負荷Tは、射出シリンダの出力で
表わした。
第8図からわかるように、本発明の1実施例の
ように、固定スリーブ38に凹溝38aがある場
合には、キヤビテイ35内に溶湯が充分に充填さ
れる直前までは、プランジヤチツプにほとんど負
荷がかからず、充填完了直前から負荷が急激に上
昇し、溶湯が完全に充填されて鋳込が完了すると
いう理想的な負荷曲線と充填状態を示す。
これに対して、従来のように、固定スリーブ3
8に凹溝38aがない場合は、溶湯が金型のキヤ
ビテイ35内に入りはじめたら、じわじわと負荷
がかかり出し、早く負荷が増える。そして、プラ
ンジヤチツプが充填完了位置まで上昇していない
状態で、負荷が最大値に達する。これは、溶湯
が、キヤビテイ35内に充分に充填されていない
ことを示す。すなわち、欠けた部分がある不良な
鋳込製品ができたことを示す。このような状態
は、凝固層が、ランナ36の入口であるくびれ部
より前で充分に捕獲されず、比較的に大きなかた
まりとしてキヤビテイ35内に入り、スムースな
湯流れと力の伝達を阻止するためと考えられる。
このように、固定スリーブ38に凹溝38aを
設けると、湯まわりも良く、大きな凝固層も入ら
ず、良品質、高強度の鋳込製品を確実容易に得る
ことができる。
凹溝38a部などで大きな凝固層が取りはぶか
れた溶湯は、ランナ36へ入つて、さらに射出さ
れ続ける。このとき、前記したように、また、第
6,7図に示したように、ランナ36の入口全面
がくびれ部になつていれば、そこでも凝固層は押
しつぶされて捕獲されるが、第3〜4図に示すよ
うに、ランナ36の入口全面がくびれ部になつて
おらず、一部が固定スリーブ38の内周面部と直
接続いている場合は、その直接続いている部分
で、若干残つている凝固層の一部は直接ランナ3
6内に入つて行こうとする。ただし、その場合で
も、ランナ36は斜め方向に向けて設けてあるの
で、第3〜5図にイ部として示す部分で、凝固層
が真上に移行しようとしているときに、固定スリ
ーブ38内の溶湯がランナ36内を通るとき、ま
たは、ランナ36方向へ行こうとするとき、その
溶湯が前記イ部を横ぎることになる。したがつ
て、この溶湯の横ぎりにより、イ部における凝固
層は小片にくだかれる。その結果、キヤビテイ3
5内に大きな固まりの凝固層が入ることはない。
さらに、ランナ36の上部終端部で、ゲート3
6aの下端入口部で、かつ、ランナ36が斜めに
向いている側に、凹部36bが設けられているの
で、小片の凝固層が溶湯とともにランナ36内を
運ばれて来ても、その凝固層は、ゲート36aに
入る前に反転するところで、凹部36b内に入
り、ここで、さらに捕獲する。
したがつて、キヤビテイ35内には、凝固層は
ほとんど入らず、仮にほんの少し入つても、それ
は小片なので、製品の良し悪しに影響を及ぼさな
い。
なお、ランナ36を斜め上方に向けて設ける場
合は、金型開き方向や金型閉じ方向だけでなく、
金型開閉方向と直角または斜め方向に向けて設け
ることもできる。
また、前記実施例では、射出スリーブを固定ス
リーブ38によつて構成し、固定スリーブ38を
金型30,32の下端部に固定し、固定スリーブ
38の下端面に鋳込スリーブ58が押付けるよう
にしたが、これは、固定スリーブ38をなくし
て、鋳込スリーブ58の頂部を金型30,32の
垂直孔部37の天井部37dに直接押付けるよう
にすることもできる。この場合、鋳込スリーブ5
8が射出スリーブを構成することになるし、鋳込
スリーブ58の内周面の頂部または頂部付近に凹
溝38aを設けたり、切欠部38dを設けること
になる。
[効果] 本発明においては、金型の下部に竪方向に取付
けた射出スリーブの頂部から、溶湯鋳入用のラン
ナを、斜め上方に向けて設け、この斜めに設けた
ランナの終端上部から金型キヤビテイ下部に通じ
る竪方向のゲートを、射出スリーブの竪方向中心
軸線からずらした位置に設けたので、鋳込製品の
種類に応じて金型キヤビテイの位置および固定金
型の厚みが変わつても、金型のランナ部のみを設
計変更した金型を用いればすむので、射出スリー
ブ等の射出装置の位置を全然変える必要がない。
したがつて、金型を変えるたびに、従来のよう
に、射出装置を型開閉方向等に移動させて位置の
調整作業を行なうという余分な作業を行なう必要
が全くなく、極めて便利である。このことは、生
産性や金型交換の容易性を重視するダイカスト機
械においては、大きな利点となる。勿論、射出装
置をはじめから固定しておくことができるので、
射出装置の保持が頑丈で、常に安定した確実な作
動が得られるし、射出装置を移動させる装置も不
要となる。
また、金型の射出スリーブ取付位置の天井部か
ら斜め上方に向つているランナを設けたので、こ
こを溶湯が通るとき、凝固層があつても、凝固層
は溶湯で押しやぶられるかつこうとなり、凝固層
は小片となる。したがつて、大きな固まりの凝固
層がキヤビテイの内に入ることがなく、鋳はだが
きれいで、強度も充分に保つた良品質の鋳込製品
を得ることができる。
なお、射出スリーブの頂部付近の内周面に凹溝
を設けたり、斜めに設けたランナの上部終端部
で、かつ、ランナが斜めに向いている側に凹部を
設けたりしておけば、その部分で凝固層を充分捕
獲することができ、凝固層の固りが混入していな
い良品質の鋳入製品を確実容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図の一部破断A視正面図、第3図〜第
6図は本発明の主要部のそれぞれ異なる実施例を
示した縦断面図、第7図は第6図の−線断面
図、第8図は固定スリーブに凹溝を設けた場合と
設けない場合の射出時における鋳込位置と負荷
(射出シリンダの出力)との関係を示す線図であ
る。 22……横型締ユニツト、23……竪鋳込ユニ
ツト、30……固定金型、32……可動金型、3
5……金型キヤビテイ、34,34a……分割
面、36……ランナ、36a……ゲート、36b
……凹部、37……垂直孔部、38……固定スリ
ーブ、38a……凹溝、38d……切欠部、45
……射出装置、53……スリーブフレーム、55
……射出シリンダ、58……鋳込スリーブ、59
……プランジヤ、65……傾転シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金型の下部に竪方向に取付けた射出スリーブ
    の頂部から、溶湯鋳込用のランナを斜め上方に向
    けて設け、この斜めに設けたランナの終端上部か
    ら金型キヤビテイ下部に通じる竪方向のゲート
    を、射出スリーブの竪方向中心軸線からずらした
    位置に設けた横型締竪鋳込型ダイカストマシン。 2 射出スリーブは、頂部付近の内周面に凹溝を
    有している特許請求の範囲第1項記載の横型締竪
    鋳込型ダイカストマシン。 3 斜めに設けたランナは、上部の終端部で、か
    つ、ランナが斜めに向いている側に凹部を有して
    いる特許請求の範囲第1項または第2項記載の横
    型締竪鋳込型ダイカストマシン。
JP17401785A 1985-08-09 1985-08-09 横型締竪鋳込型ダイカストマシン Granted JPS6234655A (ja)

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JPS6234655A JPS6234655A (ja) 1987-02-14
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JPH0741391B2 (ja) * 1991-01-24 1995-05-10 東芝機械株式会社 横型締、縦射出ダイカストマシン
US5284201A (en) * 1992-11-13 1994-02-08 Prince Machine Corporation Vertical shot mechanism for die casting machine

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