JPH0159880B2 - - Google Patents

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JPH0159880B2
JPH0159880B2 JP56010692A JP1069281A JPH0159880B2 JP H0159880 B2 JPH0159880 B2 JP H0159880B2 JP 56010692 A JP56010692 A JP 56010692A JP 1069281 A JP1069281 A JP 1069281A JP H0159880 B2 JPH0159880 B2 JP H0159880B2
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JP
Japan
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negative
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equi
acid
culture
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JP56010692A
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Yukio Imada
Katsuhiko Takahashi
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は突然変異株の微生物による3−オキソ
−23,24−ビスノルコラ−1,4−ジエン−22−
オイツク酸、3−オキソ−23,24−ビスノルコル
−4−エン−22−オイツク酸およびそれらのメチ
ルエステル(以下、「ビスノルコラン系化合物」
という)の製造方法に関するものである。 ビスノルコラン系化合物は、コルチコステロ
ン、コーチゾン、ハイドロコーチゾン等のコルチ
コイド医薬を合成する際の原料として有用であ
る。 本発明者等は、ビスノルコラン系ステロイドを
多量蓄積する新規な製造方法を開発すべく鋭意研
究を進めた結果、ロドコツカス(Rhodococcus)
(以下「R.」という)属に属する微生物の突然変
異株を用いれば多量のビスノルコラン系化合物を
生産する事が可能である事を見出し、本発明に到
達した。 すなわち、本発明の要旨はステロール類を基質
にして、R.属に属する突然変異株を培養するこ
とを特徴とするビスノルコラン系化合物の醗酵生
産方法に存する。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明方法で使用される微生物は、R.属に属
する突然変異株である。 従来知られているR.属に属する微生物(以下
「野生株」という)は、ビスノルコラン系ステロ
イドの分解酵素を有していて、キレート剤または
ニツケル、コバルトなどの阻害剤の存在下などの
特殊な条件下では3−オキソ−23,24−ビスノル
コラ−1,4−ジエン−22−オイツク酸(以下△
1,4−BCという)などのビスノルコラン系化合物
を生成するが、通常の培養を行つたのではビスノ
ルコラン系化合物の生成はみとめられない。 従つて、本発明で用いられる突然変異株は、野
生株の有するビスノルコラン系化合物の分解酵素
の何れかが欠失または低活性化したものであり、
このような突然変異株は、キレート剤またはニツ
ケル、コバルトなどの阻害剤が存在しない通常の
培養条件下においてビスノルコラン系化合物を多
量に生成する点で明白に野生株と区別される。 このような突然変異株としては、例えばR.エ
クイ(equi)MCI−1416号菌を挙げることができ
る。本菌は土壌からの分離菌MCI−1034号菌を
親株とし、それに紫外光による処理およびN−メ
チル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン等
の突然変異誘起剤による処理を施すことにより得
られた。 MCI−1416号菌は、工業技術院微生物工業技
術研究所に微工研菌寄第5263号菌として寄託され
ている。 以下に先ず親株MCI−1034号菌について分類
学上の位置を記す。 同定は、主としてマニユアル オブ ミクロバ
イオロジカル メソツズ(Manual of Micro−
biological Methods)〔ソサエテイ オブ アメ
リカン バクテリオロジスツ(Society of
American Bacteriologists)編、マクグロウ−
ヒル(McGraw−Hill)、1956年〕及びマニユア
ル フオー ザ アイデンテイフイケイシヨン
オブ メデイカルバクテリア(Manual for the
Identification of Medical Bacteria)〔コーワン
(S.T.Cowan)著、ケンブリツジ ユニバーシテ
イ プレス(Cambridge University Press)、
1973年〕に準拠して細菌学的試験検査を行なつ
た。分類群の検索はバージエイズ マニユアル
オブ デターミネイテイブ バクテリオロジー
(Bergey's Manual of Determinative
Bacteriology)7版〔ブリード(R.S.Breed)
ら、ウイリアムス アンド ウイルキンス
(Williams&Wilkins)、1957年〕、同書8版〔R.
E.ブキヤナン(Buchanan)&N.E.ギボンズ
(Gibbons)編、ウイリアムス アンド ウイル
キンス(Williams&Wilkins)、1974年〕及びM.
グツドフエロー(Goodfellow)&G.アルダーソ
ン(Alderson)ジヤーナル オブ ジエネラル
マイクロバイオロジ(J.Gen.Microbiol.、100
99−122頁、1977)の論文を参照した。 その結果、MCI−1034号菌を既知種、ロドコ
ツカス エクイ(マグナツソン)グツドフエロ−
アルダーソン Rhodococcus equi
(Magnusson)Goodfellow et Aldersonと同定
した。 本菌株の細菌学的特徴を以下に記載する。 (1) 形態及び一般的性質 グラム陽性、好気性、細胞は多形性、桿状又
は球状、0.8−1×1−5μm、スナツピング
(Snapping)型の分裂様式、シスト細胞を形成
せず、OFテスト陰性、非抗酸性、カタラーゼ
陰性、オキシターゼ陰性。 (2) 培養的形質 (a) 普通寒天板培養: コロニー周縁は全縁、隆起状態は扁平状、
粘塊状、コロニーの色調は淡いサーモンピン
ク色 (b) ワツクスマン液体培養: コロニーの色調はオレンジ色 (c) ゼラチン穿刺培養: 液化せず (d) リトマス・ミルク: 殆ど変化しないが多少アルカリになる。 (3) 生理的形質: (a) 硝酸塩還元:陽性 アンモニアを生成せず (b) OFテスト:陰性 (c) 糖からの酸生成: グルコース 陰性 ガラクトース 陰性 フルクトース 陰性 シユクロース 陰性 マルトース 陰性 メルビオース 陰性 ラフイノース 陰性 キシロース 陰性 アラビノース 陰性 ラムノース 陰性 アドニトール 陰性 マンニトール 陰性 ソルビトール 陰性 サリシン 陰性 イノシトール 陰性 (d) 炭酸源の利用性: マルトース 陰性 トレハロース 陽性 イヌリン 陽性 ラムノース 陰性 グリセロール 陰性 マンニトール 陰性 ソルビトール 陰性 サリシン 陽性 イノシトール 陽性 酒石酸 陰性 フマル酸 陽性 安息香酸 陰性 ピルビン酸 陽性 リンゴ酸 陽性 グルコン酸 陰性 コハク酸 陽性 クエン酸 陰性 アセトアミド 陽性 ベンズアミド 陽性 テストステロン 陽性 (e) インドール生成:陰性 (f) 加水分解テスト: チロシン 陰性 ツウイーン20 陽性 40 陽性 60 陽性 80 陽性 ゲラチン 陰性 カゼイン 陰性 (g) フオーゲス・プロスカウエル反応:陰性 (h) ウレアーゼ:陰性 (i) 最適生育温度:27℃〜37℃ 上記の通りの性質を有するMCI−1034号菌は
ロドコツカス属〔R.(ゾツフ)(Zopf)1891年〕
の属概念に合致する。また上述の形質は既知種
R.エクイ(マグナツソン)グツドフエロー エ
アルダーソンの記載(前記バージエイス マニ
ユアル 7版、588頁、1957年、同書8版、606
頁、1974年及びグツドフエロー&アルダーソン、
J.Gen.Microbiol.、100、116頁、1977年)を満足
する。さらに比較のために供試したR.エクイの
基準菌株ATCC 6939号菌の諸形質ともよく一致
した。なお、R.エクイは、R.ルブロパーチンク
タ、R.エリスロポリス、及びR.ロドニーと上記
(1)に示した形質において類似する。しかしながら
表に示されるように、気中菌糸の有無、コロニ
ーの隆起状態、窒素源の分解性、炭素源の利用
性、生育温度の相違等によつてR.エクイは後者
3種から区別される。(表参照)
【表】
【表】 このようにMCI−1034号菌は、明らかに後者
3種とは相違し、R.エクイの性質を有するので、
R.エクイ(マグナツソン)グツドフエロー・
エ・アルダーソンと同定した。突然変異株はその
親株と同じ種に属すると考えられるので突然変異
株MCI−1416号菌も親株MCI−1034号菌と同じ
くR.エクイ(マグヌソン)グツドフエロー・
エ・アルダーソンに属すると考えられる。ここで
R.エクイなる種は従来コリネバクテリウム・エ
クイ(以下「C.エクイ」という)と称されてきた
ものである。 このC.エクイがR.エクイに変更された経緯は次
の如くである。 先ず、ツカムラ・ミチオ(M.Tsukamura)が
ジヤーナル・オブ・ジエネラル・マイクロバイオ
ロジー(J.Gen.Microbiol.)68巻、15〜26頁
(1971年)において抗酸性わずかで、アリルスル
フアターゼ(2週間)活性なく、シヨ糖を唯一炭
素源として利用出来、かつトリメチレンジアミン
を炭素・窒素源としては同時には利用出来ない一
群の微生物は、ミコバクテリウム(以下「M.」
という)属およびノカルデイア(以下「N.」と
いう)属とは明確に区別出来るとし、M.属、N.
属の中間でやゝN.属よりの新たな属を創設し、
その中に入れるのが妥当であるとした。そして、
これら一群の微生物をゴルドナ(以下「G.」と
いう)属と呼ぶ事を提唱した。この際G.属中に
ツカムラ#3410(=ATCC、25592、NCTC
10667)を基準菌株(type strain)とするG.ブロ
ンチアリス(bronchialis)、ツカムラ#3605(=
ATCC、25593、NCTC 10668)を基準菌株とす
るG.ルブラ(rubra)、ツカムラ#3612(=
ATCC、25594、NCTC 10669)を基準菌株とす
るG.テラエ(terrae)の三種をおき、基準種
(type species)をG.ブロンチアリスとした。の
ちにG.ルブラは、ジヤパニーズ・ジヤーナル・
オブ・マイクロバイオロジー(Japan.J.
Microbiol.)17巻、3号、189〜197頁(1973年)
において、ツカムラ・ミチオによりG.ルブロパ
ーテインクタ(rubropertincta)と変名されてい
る。翌年ツカムラ・ミチオは同誌、18巻、1号、
37〜44頁(1974年)において、従来M.ロドクロ
ウス(rhodochrous)等として名付けられていた
ロドクロウス群(Rhodochrous group)の分類
学的位置のみなおしを行い、その中にはG.属に
属させるべきものが多いとした。そして既述の3
種のG.属に入らぬものを新たなる群にわけ、そ
れらに基づきG.オーランテイアカ
(aurantiaca)、G.ロドクロア(Rhodochroa)お
よびG.ロゼア(rosea)なる三種を追加した。し
かしこの際G.属に属すべきと考えられるM.ロド
クロウスATCC13808号菌が既に古くゾプフ
(zopf)によりBer.Dtsch.Botan.Ges.9巻、22〜28
頁(1891年)においてロドコツカス・ロドクロウ
ス(Rhodococcus rhodochrous)と呼ばれてい
たものであることがわかり、合法的かつ最も古い
属名を優先させるべきとの命名規約に従つて、自
ら名付けたG.属なる名称とR.属に変更した。 一方グツドフエロー(Goodfellow)らはジヤ
ーナル・オブ・ジエネラル・マイクロバイオロジ
ー、100巻、99〜122頁(1977年)において、G.
属菌を含み所謂ロドクロウス混合群
(rhodochrous complex)およびその周辺菌の分
類再編成を行ない、ツカムラと同様従来のM.属
菌、N.属菌とは明確に異なる新属の存在を認め
ツカムラ同様R.属と呼ぶことを確認した。そし
て従来のM.属菌、N.属菌についても見なおしを
行ない、従来M.属菌またはN.属菌とされてきた
ものでR.属に編入させるべきものがかなりある
として、これらに基づきR.属をさらに修正
(emendation)し9種にわけた。それらは、R.ロ
ドクロウス(rhodochrous)、R.ブロンチアリス
(bronchialis)、R.コラリナス(corallinus)、R.
エリスロポリス(erythropolis)、R.エクイ
(equi)、R.ロードニー(rhodnii)、R.ルブラス
(rubrus)、R.ルブロパーテインクタス
(rubropertinctus)およびR.テラエ(terrae)で
ある。 ここでR.エクイを創設した際に、従来C.エクイ
と称されてきた一群の微生物を基準菌株にATCC
25729号菌を指定して、その正名にR.エクイ〔マ
グナツソン(Magnusson)〕グツドフエロー・
エ・アルダーソン(Goodfellow et Alderson)
を採用した。このATCC 25729号菌はNCTC
1621号菌に由来し、バージーズ・マニユアル・オ
ブ・デターミナテイブ・バクテリオロジー第8版
におけるC.エクイの記載の中で参考菌株
(Reference strain)として(基準菌株は何も指
定されていない)記載されているものである。 一方M.属およびN.属に属さない新しい属(R
属)の創設の必要性について1974年にすでにジヤ
ーナル・オブ・ジエネラル・マイクロバイオロジ
ー、85巻、291〜302頁(1974年)においてグツド
フエローとツカムラばかりでなくこの方面の最も
権威のある3つの分類研究グループであるリンド
(Lind)、モルダルスカ(Mordarska)およびパ
チン(Pattyn)も認めている。 さらには現在最も信頼のおける論文は詳細な菌
学的性質を記載したグツドフエロー(1977年、前
出)らのものであるから、C.エクイはグツドフエ
ローらの分類に従つて、R.エクイと考えるのが
現在のところ最も妥当である。 これらの細菌学的性質は、ツカムラ(前出、
1971年)、ツカムラ(ジヤーナル・オブ・システ
マテイツク・バクテリオロジー、25巻、377〜382
頁(1975年))およびグツドフエローら(前出、
1977年)に詳述されている。 本発明の製造方法の目的物であるビスノルコラ
ン系化合物とは、下記の構造を有するステロイド
であり、そのメチルエステルも該当する。(イ)△1,4
−BC、(ロ)3−オキソ−23,24−ビスノルコル−
4−エン−22−オイツク酸(以下△4−BCとい
う)。 本発明で基質として用いられるステロール類と
は、各種ステロール、そのC−3エステル、エー
テル誘導体またはそれらの酸性中間体を総合して
ステロール類と称す。各種ステロールとは、ペル
ヒドロシクロペンタノフエナントレン核のC−3
にヒドロキシル基を、通常C−5に二重結合を、
C−17に炭素数8ないし10個の鎖式の側鎖を有
し、場合によつてはC−7、C−8、C−9(11)等
に二重結合を有してもよいが、シクロペンタノフ
エナントレン核が飽和のこともある。 このような各種ステロールとしては、コレステ
ロール、スチグマステロール、カンペステロー
ル、β−シトステロール、エルゴステロール、ブ
ラツシカステロール、フコステロール、ラノステ
ロール、アグノステロール、ジヒドロラノステロ
ール、ジヒドロアグノステロール、α−シトステ
ロール等が挙げられる。好ましいステロールはコ
レステロール、カンペステロールおよびβ−シト
ステロールである。 また各種ステロールの3β水酸基と硫酸等の無
機酸または脂肪酸等の有機酸とのC−3エステル
誘導体も本発明方法の原料として使用される。 このようなC−3エステル誘導体としては、コ
レステリルオレエート、コレステリルパルミテー
ト、コレステリルサルフエート等が挙げられる。
さらに、たとえば各種ステロールの3β水酸基に
アルキレンオキシドを付加させる方法等により得
られるC−3エーテル誘導体も本発明方法の原料
として使用される。 このようなC−3エーテル誘導体としてはポリ
オキシエチレンコレステリルエーテル等が挙げら
れる。 上記した各種ステロールのC−3エステル誘導
体を含有する羊毛脂(ウールワツクス)、ラノリ
ン、およびラノリンの加水分解で得られるコレス
テロールを含有するウールアルコールおよびウー
ルアルコールにエチレンオキシドを反応させて得
られる、C−3エーテル誘導体であるポリオキシ
エチレンラノリンアルコールエーテルも本発明方
法の原料として使用されることはいうまでもな
い。 魚油やいか油からのアルカリ洗浄ダーク油さら
に植物油の脱臭スカム、脱臭スラツジ、トール油
などのステロール含有天然物および加工物も同様
に本発明方法の原料として使用される。 さらに各種ステロールまたはそのC−3エステ
ルもしくはエーテル誘導体の酸化中間体も本発明
方法の基質として使用される。このような酸化中
間体としては各種ステロール、そのC−3エステ
ル、C−3−エーテル誘導体の4−エン−3−オ
ン、1,4−ジエン−3−オン誘導体および胆汁
酸類が挙げられるが、具体的には、たとえば、コ
レスト−4−エン−3−オン、コレスタ−1,4
−ジエン−3−オン、コレスタ−4,22−ジエン
−3−オン、コール酸、リトコール酸、ケノデオ
キシコール酸等である。 本発明方法で使用される培地には、炭素源、窒
素源および無機物が適宜添加される。 炭素源としては、たとえば、n−パラフイン、
α−オレフイン、キシレン等の炭化水素;メタノ
ール、エタノール、グリセリン、高級アルコール
等のアルコール類;コハク酸、酢酸、高級脂肪酸
等の有機酸およびその塩;大豆油、綿実油等のグ
リセリド、油脂;澱粉、麦芽糖、シヨ糖、ブドウ
糖、ラムノース等の糖類があげられる。炭素源、
窒素源およびその他の栄養物質を含む天然栄養源
としては、ハイテイト糖蜜、精製糖蜜およびキシ
ロース糖蜜を含む糖蜜類;バガス、コーンコブ、
アルフアルフア、コーンステイープリカー、デイ
ステイラーズソルブル、味液、魚粉、フスマ、肉
エキス、酵母、酵母エキス、ポテトエキス、麦芽
エキス、グルテン、ペプトン、グルタミン酸塩、
アスパラギン、グリシン、カゼイン、カゼイン分
解物、スキムミルク、大豆粕・菜種粕・ゴマ粕・
亜麻仁粕・綿実粕等の植物油脂粕および丸大豆、
菜種、ゴマ、亜麻仁・綿実等の油種子・油果実が
あげられる。 無機物としては、硫安、硝安などの窒素源;リ
ン酸水素二カリウム等のカリウムおよびリン源;
鉄、銅、マグネシウム、マンガン、コバルト、亜
鉛、カルシウム等の塩類;糖蜜等天然物の灰化物
があげられる。その他必要に応じてビタミン類を
添加することもできる。 培地の組成は用いる菌種の種類に応じて選ばれ
るが、炭素源、窒素源、カリウム、リンおよびマ
グネシウムは培地成分として不可欠である。 消泡剤が必要な場合には周知のものを添加すれ
ばよい。具体的にはポリオキシアルキレングリコ
ールなどが挙げられる。 界面活性剤はステロール類の乳化剤として有効
であり、培地中に添加されることが望ましい。界
面活性剤としては、非イオン系及び陰イオン系の
ものが好ましい。具体的にはたとえば、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンモノパルミテート、ポリエチレングリコール
モノステアレートなどを挙げることができる。 培養温度は通常20〜40℃であるが、培養温度は
30〜35℃付近が最適である。 培地のPHは通常5〜10に調整されるが、6〜9
が好ましい。本発明で使用する微生物がR.属に
属するものなので周知のように10付近のPHにも耐
えられる。 本発明方法の原料であるステロール類は培地と
共に殺菌されるのが一般的であるが、培養開始
後、培地に添加されていてもよい。また分割添加
も可能である。この場合、乾燥殺菌あるいは湿熱
殺菌後そのまま添加されるか、あるいはジメチル
ホルムアミド等に溶解して溶液として添加される
か、あるいは超音波処理により微細に分散懸濁し
て懸濁液として添加される。また、界面活性剤を
同時に添加すると基質ステロール類等の乳化が促
進されるので好ましい。 培養時間は特に制限されないが、通常、原料ス
テロール類等添加後2日目頃からビスノルコラ系
化合物の生産量が急増する。その後は、培養時間
と共に徐々にビスノルコラン系化合物の生産量が
増加するが15日以上培養するのは工業的意味が薄
い。 培養終了後、培養液中に蓄積したビスノルコラ
ン系化合物は既知の方法で採取、分離精製されう
る。たとえば培養液からビスノルコラン系化合物
を数倍量の酢酸エチルなどの水と混和しにくい有
機溶媒で抽出し、抽出液から溶媒を留去したの
ち、得られた粗混合ビスノルコラン系化合物を多
孔性樹脂、シリカゲル、アルミナ等を吸着剤と
し、石油エーテル、ベンゼン、クロロホルム、エ
ーテル、アセトン、メタノール・酢酸エチル等を
溶離剤として使用するカラムクロマトグラフイに
より、上記生成物を分離することができる。 培養条件により△1,4−BCを主生産物とする事
が可能だが、その際は、培養液の溶媒抽出液から
溶媒留去後、メタノールやアセトンなどに溶解さ
せて再結晶を繰り返せば、カラムクロマトグラフ
イーの必要なく、それらの純結晶を得ることがで
きる。 本発明によれば、副生物の少ないビスノルコラ
ン系化合物を収率良く製造することが可能であ
り、さらに従来法にみられない高い基質濃度でそ
れに比例した収率が得られる点で効果が大きい。 以下の実施例で、本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されない。 なお以下の実施例に於て、ステロール類、ビス
ノルコラン系化合物の定性および定量はそのま
ま、ないしはメチルエステルやシリル化物にして
ガスクロマトグラフイにより行つた。 また以下の実施例において、パーセントは重量
による。 実施例 1 グルコース1.0%、肉エキス1.0%、ペプトン1.0
%および水よりなる種培地(PH7.2)100mlを500
ml肩付きフラスコに分注し、120℃で15分間蒸気
殺菌後、R.エクイMCI−1416号菌を1白金耳接
種し、30℃で120往復/分、振幅7cmの往復振盪
条件で48時間種培養する。この種培養液2mlを丸
大豆磨砕物4.0%、酵母2.0%、グリセリン1.0%、
NaNO30.2%、K2HPO40.2%、MgSO4・7H2O0.1
%、コレステロール1.0%および水からなる本培
養培地100ml(PH7.0、120℃で20分間蒸気殺菌)
を含む500ml肩付きフラスコ5本に接種する。本
培養は30℃で、120往復/分、振幅7cmの往復振
盪条件で行い、培養開始後156時間目に培養を停
止し、培養液を全て併せ酢酸エチル2で2回抽
出する。 この抽出液をあわせて菌体などの不溶物を過
後、抽出液中のステロイド含量をガスクロマトグ
ラフイーで分析した結果は、△1,4−BCが2.5g、
4−BC0.2gが存在していた。薄層クロマトの
結果30mg以下で△4,17−BC、9α−OH−△4,17
BCの生成が確認された。 実施例 2 グルコース1.0%、肉エキス1.0%、ペプトン1.0
%および水よりなる種培地(PH7.2)100mlを500
ml肩付きフラスコに分注し、120℃で15分間蒸気
殺菌後、R.エクイMCI−1416号菌を1白金耳接
種し30℃で120往復/分、振幅7cmの往復振盪条
件で48時間種培養する。この種培養液20mlを丸大
豆磨砕物6.0%、酵母2.0%、グリセリン1.0%、
NaNO30.2%、K2HPO40.2%、MgSO4・7H2O0.1
%、コレステロール1.5%および水よりなる本培
養培地80ml(PH7.0、120℃で20分間蒸気殺菌)を
含む500ml容肩付きフラスコ10本に接種する。本
培養は30℃で120往復/分、振幅7cmの往復振盪
条件で行い、培養開始後160時間目に培養を停止
し、培養液を酢酸エチル2.4で抽出する。この
抽出液中には、ビスノルコラン系化合物として、
1,4−BCが4.2gと、△4−BCが0.3g生成してい
た。 実施例 3 実施例2において基質コレステロールの代り
に、β−シトステロールとカンペステロールの
2:1混合物、ステイグマステロール、コレスト
−4−エン−3−オン、コレスター1,4−ジエ
ン−3−オンおよびコレステリルオレエートを用
いた事を除いては実施例2を繰り返す。蓄積され
た主生成物△1,4−BCの量を表1に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステロール類を基質にして、ロドコツカス属
    に属する突然変異株を培養することを特徴とする
    3−オキソ−23,24−ビスノルコラ−1,4−ジ
    エン−22−オイツク酸、3−オキソ−23,24−ビ
    スノルコル−4−エン−22−オイツク酸およびそ
    れらのメチルエステルの醗酵生産方法。 2 突然変異株がロドコツカス・エクイに属する
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 3 突然変異株がロドコツカス・エクイMCI−
    1416号菌であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
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