JPS6250118B2 - - Google Patents

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JPS6250118B2
JPS6250118B2 JP53157997A JP15799778A JPS6250118B2 JP S6250118 B2 JPS6250118 B2 JP S6250118B2 JP 53157997 A JP53157997 A JP 53157997A JP 15799778 A JP15799778 A JP 15799778A JP S6250118 B2 JPS6250118 B2 JP S6250118B2
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JP
Japan
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sterols
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mci
batsukae
present
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JP53157997A
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JPS5585397A (en
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Yukio Imada
Yutaka Teranishi
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は微生物による9α−ヒドロキシアンド
ロスト−4−エン−3・17−ジオン(以下「9α
−OH−4AD」と略す)の製造方法に関するもの
である。詳しくは、突然変異株の微生物による9
α−OH−4ADの製造方法に関するものである。
9α−OH−4ADは9位にヒドロキシル基(以
下「OH」と略すことがある)が存在する故に有
機合成反応で9α位にハロゲン原子を導入しやす
く、またC9〜C11間二重結合導入を経て11β位に
OHを導入しやすい。コルチコイド(副腎皮質ホ
ルモン)の大部分は11β位にOHを有するし、9
α位にハロゲン原子を持つと活性が極めて高くな
る事を考えると、9α−OH−4ADはコルチコイ
ド製造の重要な前駆体である。
微生物により9α−OH−4ADを製造する方法
は既に幾つか知られている。それらの中の大部分
はアンドロスト−4−エン−3・17−ジオン(以
下4ADと略称する)の9α位にヒドロキシル基を
導入するもので例えば米国特許第3065145号およ
び同3116220号各明細書などにより知られてい
る。
一方、ステロール類より直接9α−OH−4AD
を製造するものとしては特開昭52−54093号公報
が知られている。ここではミコバクテリウム属
〔以下「M.」と略記する〕に属するM.フオーツイ
タムの突然変異株を使用している。
今般、本発明者等はM.バツカエ(vaccae)に
属する突然変更株を用い9α−OH−4ADをステ
ロール類より多量生産させる事に成功し本発明に
倒達した。
すなわち、本発明の要旨はステロール類を基質
にして、M.バツカエ(vaccae)MCI−1104号菌
又はM.バツカエMCI−1117号菌を培養すること
を特徴とする9α−OH−4ADの製造方法に存す
る。
以下に本発明を詳細に説明する。
従来知られているM.バツカエに属する微生物
(以下「野生株」という)は、9α−OH−4AD
の分解酵素を充分に有していて、通常の培養を行
つたのではステロール類より9α−OH−4ADの
生成はみられない。
従つて、本発明で用いられる突然変異株M.バ
ツカエMCI−1104号菌及び同MCI−1117号菌は、
野生株の有する9α−OH−4ADの分野酵素が欠
失または低活性化したものであり、このような突
然変異株は、通常の培養条件下において9α−
OH−4ADを多量に生成する点で明白に野生株と
区別される。
前者の菌株は、M.バツカエATCC23034号菌を
親株とし、N−メチル−N′−ニトロ−N−ニト
ロソグアニジンによる処理により得られた。
後者の菌株は、M.バツカエATCC23004号菌を
親株とし、紫外光による処理により得られた。
本菌株は、微生物工業技術研究所に次の番号で
寄託されている。
微生物 微工研菌寄 M.バツカエMCI−1104号菌 第4741号 M.バツカエMCI−1117号菌 第4754号 M.バツカエMCI−1104号菌および M.バツカエMCI−1117号菌はいずれもM.バツカ
エに属する親株より得られた突然変異株であるか
ら、当然M.バツカエに属するものと考えられる
し、且つ、特開昭52−54093号公報に記載される
既知の9α−OH−4AD生産突然変異株M.フオー
ツイタム(Fortuitum)NRRLB−8119号菌とは
分類学上別のものであることが明白である。
本発明で基質として用いられるステロール類と
は、各種ステロール、そのC−3エステル、エー
テル誘導体またはそれらの酸化中間体を総合して
ステロール類と称す。各種ステロールとは、ベル
ヒドロシクロペンタノフエナントレン核のC−3
にヒドロキシル基を、通常C−5に二重結合を、
C−17に炭素数8ないし10個の鎖式の側鎖を有
し、場合によつてはC−7、C−8、C−9(11)等
に二重結合を有してもよい。
このような各種ステロールとしては、コレステ
ロール、スチグマステロール、カンペステロー
ル、β−シトステロール、エルゴステロール、ブ
ラツシカステロール、フコステロール、ラノステ
ロール、アグノステロール、ジヒドロラノステロ
ール、ジヒドロアグノステロール、α−シトステ
ロール等が挙げられる。好ましいステロールはコ
レステロール、カンペステロールおよびβ−シト
ステロールである。
また各種ステロールの3β水酸基と硫酸等の無
機酸または脂肪酸等の有機酸とのC−3エステル
誘導体も本発明方法の原料として使用される。
このようなC−3エステル誘導体としては、コ
レステリルオレエート、コレステリルパルミテー
ト、コレステリルサルフエート等が挙げられる。
さらに、たとえば各種ステロールの3β水酸基に
アルキレンオキシドを付加させる方法等により得
られるC−3エーテル誘導体も本発明方法の原料
として使用される。
このようなC−3エーテル誘導体としてはポリ
オキシエチレンコレステリルエーテル等が挙げら
れる。
上記した各種ステロールのC−3エステル誘導
体を含有する羊毛脂(ウールワツクス)、ラノリ
ン、およびラノリンの加水分解で得られるコレス
テロールを含有するウールアルコールおよびウー
ルアルコールにエチレンオキシドを反応させて得
られる。C−3エーテル誘導体であるポリオキシ
エチレンラノリンアルコールエーテルも本発明方
法の原料として使用されることはいうまでもな
い。
魚油やいか油からのアルカリ洗浄ダーク油さら
に植物油の脱臭スカム、脱臭スラツジ、トール油
などのステロール含有天然物および加工物も同様
に本発明方法の原料として使用される。
さらに各種ステロールまたはそのC−3エステ
ルもしくはエーテル誘導体の酸化中間体も本発明
方法の基質として使用される。このような酸化中
間体としては各種ステロール、そのC−3エステ
ル、C−3−エーテル誘導体の4−エン−3−オ
ン又は1・4−ジエン−3−オン誘導体が挙げら
れるが、具体的には、たとえば、コレスト−4−
エン−3−オン、コレスタ−4・22−ジエン−3
−オン、3β−ヒドロキシ−23・24−ビスノルコ
ル−5−エン−22−オイツクアシツド、3−オキ
ソ−23・24−ビスノルコル−4−エン−22−オイ
ツクアシツド(以下「4BN」と略す)、3−オキ
ソ−プレグナ−4・17(20)ジエン−20−カルボ
ン酸、3−オキソ−プレグナ−4・17(20)ジエ
ン−20−カルボン酸メチル、3β−ヒドロキシ−
アンドロスト−5−エン−17−オン、4AD等であ
る。
本発明方法で使用される培地には、炭素源、窒
素源および無機物が適宜添加される。
炭素源としては、たとえば、n−パラフイン、
α−オレフイン、キシレン等の炭化水素;メタノ
ール、エタノール、グリセリン、高級アルコール
等のアルコール類;コハク酸、酢酸、高級脂肪酸
等の有機酸およびその塩;大豆油、綿実油等のグ
リセリド、油脂;澱粉、麦芽糖、シヨ糖、ブドウ
糖、ラムノース等の糖類があげられる。炭素源、
窒素源およびその他の栄養物質を含む天然栄養源
としては、ハイテスト糖蜜、精製糖蜜およびキシ
ロース糖蜜を含む糖蜜類;バガス、コーンコブ、
アルフアルフア、コーンステイープリカー、デイ
ステイラーズソルブル、味液、魚粉、フスマ、肉
エキス、酵母、酷母エキス、ポテトエキス、麦芽
エキス、グルテン、ペプトン、グルタミン酸塩、
アスパラギン、グリシン、カゼイン、カゼイン分
解物、スキムミルク、大豆粕・菜種粕・ゴマ粕・
亜麻仁粕・綿実粕等の植物油脂粕および丸大豆、
菜種、ゴマ、亜麻仁・綿実等の油種子・油果実が
あげられる。
無機物としては、硫安、塩安などの窒素源;リ
ン酸水素二カリウム等のカリウムおよびリン源;
鉄、銅、マグネシウム、マンガン、コバルト、亜
鉛、カルシウム等の塩類;糖蜜等天然物の灰化物
があげられる。その他必要に応じてビタミン類を
添加することもできる。
培地の組成は用いる菌種の種類に応じて選ばれ
るが、炭素源、窒素源、カリウム、リンおよびマ
グネシウムは培地成分として不可欠である。
消泡剤が必要な場合には周知のものを添加すれ
ばよい。具体的にはポリオキシアルキレングリコ
ールなどが挙げられるが必ずしも消泡剤を添加す
る必要はない。
界面活性剤はステロール類の乳化剤として有効
であり、培地中に添加されることが望ましい。界
面活性剤としては、非イオン系及び陰イオン系の
ものが好ましい。具体的にはたとえば、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンモノパルミテート、ポリエチレングリコール
モノステアレートなどを挙げることができる。
培養温度は通常20〜40℃であるが、培養温度は
25〜35℃付近が最適である。
培地のPHは通常5〜10に調整されるが、6〜9
が好ましい。本発明で使用する微生物がM.属に
属するものなので周知のように10付近のPHにも耐
えられる。
本発明方法の原料であるステロール類は培地と
共に殺菌されるのが一般的であるが、培養開始
後、培地に添加されてもよい。また分割添加も可
能である。この場合、乾燥殺菌あるいは湿熱殺菌
後そのまま添加されるか、あるいはジメチルホル
ムアミド等の溶媒に溶解して添加されるか、ある
いは超音波処理により微細に分散懸濁して懸濁液
として添加される。また、界面活性剤を同時に添
加すると基質ステロール類等の乳化が促進される
ので好ましい。
培養時間は特に制限されないが、通常、原料ス
テロール類等添加後2日目頃から9α−OH−
4ADの生産量が急増する。その後は、培養時間と
共に徐々に9α−OH−4ADの生産量が増加する
が20日以上培養するのは工業的意味が薄い。
培養終了後、培溶液中に蓄積したアンドロスタ
ン系化合物は既知の方法で採取、分離精製されう
る。たとえば培養液から9α−OH−4ADを数培
量の酢酸エチルなどの水と混和しにくい有機溶媒
で抽出し、抽出液から溶媒を留去したのち、得ら
れたステロイド混合物を多孔性樹脂、シリカゲ
ル、アルミナ等を吸着剤とし、石油エーテル、ベ
ンゼン、クロロホルム、エーテル、アセトン、メ
タノール・酢酸エチル等を溶離剤として使用する
カラムクロマトグラフイにより、9α−OH−
4ADを分離することができる。
しかし通常は培養条件を適当に選んで培養し、
かつ適当な抽出溶媒を選択する事により培養液の
溶媒抽出液中で9α−OH−4ADが主体を占めれ
ば、クロマト操作する事なく溶媒抽出液から溶媒
留去後、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサンな
どに溶解させて再結晶を繰り返して9α−OH−
4ADの純結晶を得る事が出来る。
本発明によれば、安価なステロール類より9α
−OH−4ADを収率良く製造することが可能であ
る。
以下の実施例で、本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されない。
なお、以下の実施例に於て、9α−OH−4AD
の定量はガスクロマトグラフイにより行つた。
また、以下の実施例に於て、パーセントは重量
による。
実施例 1 グルコース1.0%、肉エキス1.0%、ペプトン1.0
%および水よりなる種培地(PH7.2)100mlを500
ml肩付きフラスコに分注し、120℃で15分間蒸気
殺菌後、M.バツカエMCI−1104号菌を1白金耳
接種し、30℃で120往復/分、振幅7cmの往復振
盪条件で48時間種培養する。この種培養液2mlを
丸大豆磨砕物5.0%、酵母1.5%、K2HPO40.15
%、大豆油0.5%、MgSO4・7H2O0.1%、シリコ
ンオイル(信越化学社商標KM−70)0.1%、コレ
ステロール2.0%および水からなる本培養培地50
ml(PH7.0、120℃で20分間蒸気殺菌)を含む500
ml肩付きフラスコ10本に接種する。本培養は30℃
で、120往復/分、振幅7cmの往復盪条件で行
い、培養開始後200時間目に培養を停止し、培養
液を全て併せ酢酸エチル1で2回抽出する。
この抽出液をあわせて菌体などの不溶物を過
後、ステロイド含量をガスクロマトグラフイーで
分析した結果は、4α−OH−4ADが0.83g生産
されていた。
実施例 2 グルコース1.0%、肉エキス1.0%、ペプトン1.0
%および水よりなる種培地(PH7.2)100mlを500
ml肩付フラスコに分注し、120℃で15分間蒸気殺
菌後、M.バツカエMCI−1104号菌を1白金耳接
種し30℃で120往復/分、振幅7cmの往復振盪条
件で48時間種培養する。この種培養液20mlを脱脂
大豆磨枠物4.0%、酵母2.0%、大豆油1.0%、米ぬ
か1.0%、NaNO30.2%、K2HPO40.1%、MgSO4
7H2O0.1%、コレステロール1.0%および水より
なる本培養培地50ml(PH7.0、120℃で20分間蒸気
殺菌)を含む500ml容肩付フラスコ10本に接種す
る。本培養は30℃で100往復/分、振盪7cmの往
復振盪条件で行い、培養開始後192時間目に培養
を停止し、培養液を全部あわせて酢酸エチル1.5
で抽出する。この抽出液中に、9α−OH−
4ADが0.52g存在していた。
実施例 3 実施例1において基質コレステロールの代り
に、β−シトステロール(90%)、β−シトステ
ロールとカンペステロールの2:1混合物、ステ
イグマステロール、コレスト−4−エン−3−オ
ン、コレステリルオレエートおよび4BNを用いた
事を除いては実施例1を繰り返す。蓄積された9
α−OH−4ADの量を表1に示す。
表 1 9α−OH−4AD(g) β−シトステロール 0.62 β−シトステロール+カンペステロール 0.58 ステイグマステロール 0.10 コレスト−4−エン−3−オン 0.70 コレステリルオレエート 0.05 4BN 0.15 実施例 4 実施例1において本培養培地に、綿実粕4.0
%、大豆油1.0%、カゼイン2.0%、K2HPO40.2%
NaNO30.2%、MgSO4・7H2O0.01%、コレステロ
ール2.0%および水よりなる培地を用いた事を除
いては実施例1を繰返す。
培養液を酢酸エチル抽出したその溶媒中には9
α−OH−4ADが0.88g存在していた。
実施例 5 実施例1において、使用する微生物をM.バツ
カエMCI−1104号菌に代り、同MCI−1117号菌を
用いたことを除いては実施例1を繰り返す。その
結果は9α−OH−4ADが1.15g生産されてい
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステロール類を基質にして、ミコバクテリウ
    ム・バツカエMCI−1104号菌又はミコバクテリウ
    ム・バツカエMCI−1117号菌を培養することを特
    徴とする9α−ヒドロキシアンドロスト−4−エ
    ン−3・17−ジオン(以下「9α−OH−4AD」
    と略す)の製造方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の微生物による9
    α−OH−4ADの製造方法において、ステロール
    類が、ステロール、そのC−3エステル誘導体、
    C−3エーテル誘導体またはそれらの酸化中間体
    からなる群から選ばれたものであることを特徴と
    する方法。
JP15799778A 1978-12-21 1978-12-21 Microbiological preparation of 9alpha-hydroxyandrostenedione Granted JPS5585397A (en)

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