JPH0211651Y2 - - Google Patents

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JPH0211651Y2
JPH0211651Y2 JP8612484U JP8612484U JPH0211651Y2 JP H0211651 Y2 JPH0211651 Y2 JP H0211651Y2 JP 8612484 U JP8612484 U JP 8612484U JP 8612484 U JP8612484 U JP 8612484U JP H0211651 Y2 JPH0211651 Y2 JP H0211651Y2
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JP
Japan
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bellows
bead
welded
welded bellows
plate
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JP8612484U
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JPS611772U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、各種機器に用いられる溶接ベローズ
の改良に関し、溶接ベローズの耐久性の向上を図
ることを目的とするものである。
(従来の技術ならびにその問題点) 従来、第4図に示すような、それぞれ2枚のデ
イスク状プレート12a,12bより構成される
ベローズプレート群12,12…の外周と外周、
内周と内周を交互に溶接し、該溶接により形成さ
れる断面略円形になるビード13を有する溶接ベ
ローズ11において、プレート12a,12bと
ビード13の組織の境界4は、該プレート12
a,12bと直交する方向に延びている。しかる
に該溶接ベローズ11は、これを軸方向を上下方
向として使用する場合、内周端部の下側に高応力
が分布することが有限要素法による応力分布の解
析から判明しており、長期間の使用に伴なう疲労
によつて、該高応力分布部に、第5図に示すよう
な亀裂15が発生し、前記組織の境界14と同方
向に成長する。前記ベローズプレート群12を構
成するプレートのうち内面側プレート12bには
空気抜きを目的とする孔16が設けられているた
め、前記亀裂15が、該プレート12bの厚さ
L1に達すると該孔16より密封流体が漏洩して、
該溶接ベローズ11の密封機能は低下し、さらに
亀裂15の成長が進んでベローズプレート群12
の厚さL2に達すると完全に破断してしまい、こ
れが寿命を決定するものであつた。本考案は上記
問題点を鑑み、溶接ベローズの強度を向上せし
め、その寿命を長久化するための溶接部の構造を
提案するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段ならびにその作
用) 上記目的を達成するため、本考案溶接ベローズ
は、内周端部に溶接によつて形成されるビードが
軸方向一側に偏つて厚肉となり、該ビードとベロ
ーズプレートの組織の境界が該ベローズプレート
と直交する方向に対して前記厚肉側へ傾斜してな
ることを特徴とする。該溶接ベローズは、軸方向
を上下方向とし、かつ前記ビードの厚肉側が下側
となるように取り付けて使用するもので、この場
合に長期間の使用によつて高応力部である内周端
部下側に発生する亀裂が厚肉のビード内を生長す
るようになり、よつて破断長を長くして、寿命を
長久化せしめるもである。
(実施例) 以下、本考案溶接ベローズの一実施例を図面に
したがつて詳述する。第1図は本実施例を示す溶
接ベローズ1の半裁断面図(一部)、第2図は該
溶接ベローズの内周側ビード部の拡大断面図であ
る。前記第1図に示すように、溶接ベローズ1は
隣接するベローズプレート群2,2…の外周と外
周、内周と内周を交互に溶接固着してなるもの
で、該ベローズプレート群2はそれぞれ2枚のデ
イスク状プレート2a,2bより構成されてい
る。上記溶接固着したベローズプレート群2の外
周端部および内周端部には、それぞれ該溶接によ
り断面略円形になるビード3および3′が形成さ
れ、このうち内周側のビード3′は、第2図に示
すように、軸方向一側4に偏つて厚肉になり、該
ビード3′とプレート2a,2bの組織の境界5
は、前記プレート2a,2bと直交する方向に対
して厚肉側すなわち符合4側に傾斜している。
本実施例の溶接ベローズ1は、以上のような構
成になり、ビード3′の厚肉側4が下側となるよ
うに取り付けて使用する。既述のように、一般に
ベローズは、その軸方向を上下方向として使用す
る場合、内周端部の下側に高応力が分布すること
が、有限要素法による応力分布の解析から判明し
ている。したがつて、本実施例溶接ベローズ1
を、ビード3′の厚肉側4が下側となるように取
り付けることにより、高応力部が厚肉となるので
その強度が向上し、よつて寿命が長久化するもで
ある。
該溶接ベローズ1も、長期使用による疲労に伴
ない、とくに内周側ビード部の高応力部におい
て、従来の溶接ベローズと同様、第3図に示すよ
うな亀裂6が生じるが、亀裂6は、ビード3′内
にてベローズプレート群2に直交する方向と同方
向へ延びるため、亀裂6がプレート2aの厚さ
L1と同じ長さに達しても該プレート2aは破断
されず、空気抜きを目的として設けられた孔7か
らの漏洩の発生は回避される。さらに、亀裂6の
成長が進んでベローズプレート2の厚さL2と同
じ長さに達しても破断が起こることはなく、亀裂
6の長さがL3に達して完全に破断してしまうに
は長大な時間を要するようになり、よつて耐久性
が著しく向上するものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の溶接ベローズによ
れば、内周端部のビードの高応力部を厚肉とする
ことにより強度が向上するとともに、組織の境界
を、ベローズプレートとの直交方向に対して厚肉
側へ傾斜せしめることにより、前記高応力部に発
生する亀裂が厚肉のビード内を横断するようにな
り、よつて密封機能の早期低下を回避し、さら
に、破断長が長くなるため破断するまでの寿命が
延び、溶接ベローズの耐久性が著しく向上するも
ので、本考案の実用的効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案溶接ベローズの実施例を示す
半裁断面図(一部)、第2図は同実施例の内周側
ビード部の要部拡大断面図、第3図は同亀裂発生
状態を示す内周側ビード部の要部拡大断面図、第
4図は従来の溶接ベローズの一例を示す半裁断面
図(一部)、第5図は同亀裂発生状態を示す内周
側ビード部の要部拡大断面図である。 1……溶接ベローズ、2……ベローズプレート
群、2a,2b……プレート、3,3′……ビー
ド、5……組織の境界。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接するデイスク形状のベローズプレート群の
    外周と外周、内周と内周を交互に溶接してなる溶
    接ベローズにおいて、該溶接ベローズの内周端部
    に溶接によつて形成されるビードが軸方向一側に
    偏つて厚肉になり、該ビードとベローズプレート
    の組織の境界が該ベローズプレートと直交する方
    向に対して前記厚肉側へ傾斜してなることを特徴
    とする溶接ベローズ。
JP8612484U 1984-06-12 1984-06-12 溶接ベロ−ズ Granted JPS611772U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8612484U JPS611772U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 溶接ベロ−ズ

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JP8612484U JPS611772U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 溶接ベロ−ズ

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Publication Number Publication Date
JPS611772U JPS611772U (ja) 1986-01-08
JPH0211651Y2 true JPH0211651Y2 (ja) 1990-03-27

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ID=30637141

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JP8612484U Granted JPS611772U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 溶接ベロ−ズ

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