JPH0211778Y2 - - Google Patents

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JPH0211778Y2
JPH0211778Y2 JP9375183U JP9375183U JPH0211778Y2 JP H0211778 Y2 JPH0211778 Y2 JP H0211778Y2 JP 9375183 U JP9375183 U JP 9375183U JP 9375183 U JP9375183 U JP 9375183U JP H0211778 Y2 JPH0211778 Y2 JP H0211778Y2
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JP
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bobbin
collar
voltage
winding
slit
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JP9375183U
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  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は一つのボビンに2つの高圧巻線を巻回
する高圧用ボビンに関する。
(従来技術) 従来より、第1図に示すように、1次巻線1の
端子2,3に印加される電圧を昇圧し、2次側の
高圧巻線4の端子5,6間およびいま一つの高圧
巻線7の端子8,9間から夫々高電圧を取り出す
高圧トランスにおいて、上記高圧巻線4および7
を巻回する高圧用ボビンとしては、たとえば、第
2図に示すものが一般に知られている。
第2図に示す高圧ボビンは、絶縁性を有する材
料からなる筒状のボビン11に多数の鍔12,1
2,…を設け、上記ボビン11のそのほゞ中央部
に位置する相隣る2枚の鍔12,12の間で上ボ
ビン13と下ボビン14とに分割するとともに、
これら上ボビン13および下ボビン14に夫々上
記鍔12,12,…によつて分割される高圧巻線
4および7の巻回セクシヨンS4,S4,…およ
びS7,S7,…を形成したものである。上記鍔
12,12,…には、第3図および第4図に夫々
示す第2図の−線および−線断面図から
も分るように、相隣る鍔12,12においてほゞ
180度、角度的に変位した位置にスリツト15,
16を設けている。上記スリツト15,16はい
ずれも鍔12の外周側から内周側に向かつて切り
込まれ、鍔12を上記スリツト15,16にて切
断する。そして、上記各鍔12はその上記スリツ
ト15もしくは16を間にして対向する上記各鍔
12の切断端のうちの一方の切断端に上記スリツ
ト15もしくは16の内部に向かつて傾斜するテ
ーパを有する。高圧巻線4は一つに巻回セクシヨ
ンS4での巻回が終了すると、上記第3図および
第4図に高圧巻線4に矢印を付して示すように、
上記スリツト15もしくは16のテーパに沿つて
次の巻回セクシヨンS4に移るように巻回され、
その巻始めおよび巻終りの端部は、第2図に示す
ように、上ボビン13の最下端の鍔12に設けた
端子5および最上端の鍔12に設けた端子6に
夫々巻き付けて固定される。いま一つの高圧巻線
7も上記と全く同様にして下ボビン14に、高圧
巻線4と同一の方向に巻回される。
この場合、高圧巻線4,7の各巻始め端部につ
いては巻溝の底部にもつていく必要があることか
ら、必ず巻溝の外側からスリツト15,16を通
して巻溝部分へ引込んでいる。また、巻終り端部
については、高圧巻線4,7の最上部に位置して
いるため、スリツト15,16を介さずに鍔12
の端子6,9に巻き付けられる。
ところが、上記の如き高圧用ボビンでは、上ボ
ビン13の鍔12も、下ボビン14の鍔12も、
いずれもその対応する一方側の切断端側がスリツ
ト15もしくは16の内部に向かつて傾斜するテ
ーパとなつているので、高圧巻線4と7とは同一
の方向にしか巻回することができない。このた
め、たとえば第1図に示すように、高圧巻線4,
7の端子5,8を接地して端子6,9から夫々高
電圧を取り出すようにすると、端子5,9間の電
位差が大きくなる。また、第5図に示すように、
高圧巻線4,7の端子6,8を接地して端子5,
9から夫々高電圧を取り出すようにすると、端子
5,9から取り出される高電圧は逆位相となり、
端子5,9間の電位差はさらに大きくなる。
従つて、第2図に示すような高圧用ボビンで
は、上ボビン13の最下位の鍔12と下ボビン1
4の最上位の鍔12との間の沿面距離を大きくし
なければならず、高圧用ボビンの形状が大きくな
るうえ、スリツト15,16のテーパの方向によ
りボビン11の方向が規定され、高圧用ボビンに
方向性が生じる欠点があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、上ボビンと下ボビンとの間の
沿面距離を小さくすることができ、かつ、方向性
のない高圧ボビンを提供することである。
このため、本考案は、絶縁性を有する材料から
なる筒状のボビンに多数の鍔を設けてなり、上記
ボビンをそのほぼ中央部に位置する相隣る2枚の
鍔の間で上下対称な上ボビンと下ボビンとに分割
してこれら上ボビンおよび下ボビンに夫々高圧巻
線を巻回してなる高圧用ボビンにおいて、 上ボビンの鍔および下ボビンの鍔にはその外周
側からの内周側に向かつて切り込まれたスリツト
が夫々形成されて上ボビンの鍔および下ボビンの
鍔が上記スリツトにて切断され、上ボビンの鍔は
その上記スリツトを間にして対向する一方および
他方の切断端のうち一方の切断端が上記スリツト
の内部に向かつて傾斜するテーパを有し、下ボビ
ンはその鍔の上記スリツトを間にして対向する切
断端のうちの上ボビンの上記他方の切断端に対応
する切断端が上記スリツトの内部に向かつて傾斜
するテーパを有しており、上記高圧巻線は上ボビ
ンおよび下ボビンの外周にその各鍔の上記テーパ
に沿う方向に夫々巻回され、ボビンの中央部から
2つの高圧巻線の高圧出力が取り出されるように
したことを特徴としている。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
第6図に本考案に係る高圧用ボビンの一実施例
を示す。
第6図の高圧用ボビンは、基本的には、第2図
の高圧用ボビンにおいて、上ボビン13側の鍔1
2,12,…に、第7図および第8図に示すよう
に、下ボビン14側の鍔12,12,…に形成さ
れるスリツト15および16(第3図および第4
図参照)に対応して次のようなスリツト15′お
よび16′を設けたものである。すなわち、上記
スリツト15′もしくは16′により切断される上
ボビン13側の鍔12の対向する切断端のうち、
下ボビン14側の鍔12のテーパを有する切断端
に対応する切断端とは反対側の切断端に、上記ス
リツト15′もしくは16′に向かつて傾斜するテ
ーパを形成したものである。
ただし、上記第6図においては、第2図と対応
する部分には同一の符号を付して示し、その部分
の説明は省略する。
上記高圧用ボビンに高圧巻線4および7を巻回
するには、先ず、高圧巻線7の一端を下ボビン1
4の端子8に巻き付けて、図示しない巻線機を正
転させ、第2図と全く同様にして、高圧巻線7を
矢印を付して示す方向に巻回し、その終端部を切
断してたとえば上記端子8と同一側に設けた端子
9に巻き付ける。次いで、高圧巻線4の先端部を
上記端子8,9からたとえば180度、角度的に変
位した位置に形成された端子5に巻き付けた後、
上記巻線機を逆転させ、高圧巻線4を矢印を付し
て示す方向に巻回し、その終端部を上記端子5と
同一側に設けた端子6に巻き付ける。
上記のようにして高圧巻線4および7を巻回
し、端子6および8を接地すると、第5図の説明
から分るように、端子5から出力する高電圧と端
子9から出力する高電圧とは同位相となり、端子
5と端子9との間の電位差は高圧巻線4の巻数と
高圧巻線7の巻数との差に比例する小さな値とな
る。したがつて、上ボビン13の最下位の鍔12
と下ボビン14の最上位の鍔12との間の沿面距
離は小さくすることができる。
また、第6図の高圧用ボビンは、上ボビン13
と下ボビン14との間に位置する第6図の紙面に
垂直な軸(図示せず。)に関して回転対称となつ
ており、第2図の高圧用ボビンのような方向性が
生じることはない。
なお、上記実施例において、上ボビン13の各
鍔12および下ボビン14の各鍔12には、第9
図および第10図に夫々示すように、第6図にお
いて説明したスリツト15,15′およびスリツ
ト16,16′が、隣り合う鍔12,12に対し
て交互に形成されていてもよい。このようにすれ
ば、スリツト15,15′および16,16′の選
択の自由度が大きくなり、巻線作業が容易とな
る。また、下ボビン14と上ボビン13に巻線を
巻回するにあたり、下ボビンの巻終り端子9を有
する鍔と上ボビンの巻始め端子5を有する鍔との
間のボビン周面にも巻線を数回巻回して空巻き部
分を形成し、下ボビンと上ボビンとの連続的に巻
線機により巻回し、あとで空巻き部分の巻線を途
中で切断してそれぞれの端部を端子9と端子5に
巻き付けるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、2つの高圧巻線を巻回してなる高圧用ボ
ビンにおいて、上ボビンと下ボビンに夫々設けた
スリツトの異なる方向を有するテーパに沿う方向
に高圧巻線を巻回し、2つの高圧巻線を逆方向に
巻回してボビンの中央部から同相の高電圧を取り
出すようにしたから、上ボビンと下ボビンとの間
の沿面距離を小さくすることができ、高圧用ボビ
ンを小形化することができる。また、上ボビンと
下ボビンのスリツトのテーパの方向を異ならせる
ことにより、高圧用ボビンは上下対称となり、巻
線作業時に高圧用ボビンの方向性を考慮する必要
もなく、巻線作業の能率も大巾に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は高圧トランスの回路図、第2図は従来
の高圧用ボビンの正面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は第2図の−線断面図、
第5図は今一つの高圧トランスの回路図、第6図
は本考案に係る高圧用ボビンの一実施例の正面
図、第7図は第6図の−線断面図、第8図は
第6図の−線断面図、第9図および第10図
は夫々スリツトの変形例の説明図である。 4,7……高圧巻線、11……ボビン、12…
…鍔、13……上ボビン、14……下ボビン、1
5,15′,16′,16′……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁性を有する材料からなる筒状のボビンに多
    数の鍔を設けてなり、上記ボビンをそのほぼ中央
    部に位置する相隣る2枚の鍔の間で上下対称な上
    ボビンと下ボビンとに分割してこれら上ボビンお
    よび下ボビンに夫々高圧巻線を巻回してなる高圧
    用ボビンにおいて、 上ボビンの鍔および下ボビンの鍔にはその外周
    側から内周側に向かつて切り込まれたスリツトが
    夫々形成されて上ボビンの鍔および下ボビンの鍔
    が上記スリツトにて切断され、上ボビンの鍔はそ
    の上記スリツトを間にして対向する一方および他
    方の切断端のうちの一方の切断端が上記スリツト
    の内部に向かつて傾斜するテーパを有し、下ボビ
    ンはその鍔の上記スリツトを間にして対向する切
    断端のうちの上ボビンの上記他方の切断端に対応
    する切断端が上記スリツトの内部に向かつて傾斜
    するテーパを有しており、上記高圧巻線は上ボビ
    ンおよび下ボビンの外周にその各鍔の上記テーパ
    に沿う方向に夫々巻回され、ボビンの中央部から
    2つの高圧巻線の高圧出力が取り出されるように
    したことを特徴とする高圧用ボビン。
JP9375183U 1983-06-17 1983-06-17 高圧用ボビン Granted JPS602809U (ja)

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JP9375183U JPS602809U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 高圧用ボビン

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JP9375183U JPS602809U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 高圧用ボビン

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JPS602809U JPS602809U (ja) 1985-01-10
JPH0211778Y2 true JPH0211778Y2 (ja) 1990-04-03

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JP6136522B2 (ja) * 2013-04-23 2017-05-31 株式会社村田製作所 トランス

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JPS602809U (ja) 1985-01-10

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