JPH02124866A - 芳香族ウレタンの製造方法 - Google Patents
芳香族ウレタンの製造方法Info
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- JPH02124866A JPH02124866A JP63278342A JP27834288A JPH02124866A JP H02124866 A JPH02124866 A JP H02124866A JP 63278342 A JP63278342 A JP 63278342A JP 27834288 A JP27834288 A JP 27834288A JP H02124866 A JPH02124866 A JP H02124866A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、芳香族ウレタンの製造方法に関する。
[従来技術及びその問題点]
従来、芳香族ウレタンの製法が種々提案されているが、
これらは芳香族ニトロ化合物を出発原料とする方法と、
芳香族第一アミンを出発原料とする方法とに大別される
。
これらは芳香族ニトロ化合物を出発原料とする方法と、
芳香族第一アミンを出発原料とする方法とに大別される
。
芳香族ニトロ化合物を出発原料とする方法は、芳香族ニ
トロ化合物(例えばニトロベンゼン)と、水酸基を含有
する化合物(例えばアルコール類)と一酸化炭素とを、
パラジウム、ロジウム等の白金族金属化合物を主体とす
る触媒およびハロゲン化合物を共触媒とする触媒系の存
在下で反応させて還元的に芳香族ウレタンを製造する方
法である。
トロ化合物(例えばニトロベンゼン)と、水酸基を含有
する化合物(例えばアルコール類)と一酸化炭素とを、
パラジウム、ロジウム等の白金族金属化合物を主体とす
る触媒およびハロゲン化合物を共触媒とする触媒系の存
在下で反応させて還元的に芳香族ウレタンを製造する方
法である。
この方法は、たとえば特公昭43−23939号、特開
昭51−98240号、特開昭54−22339号、等
に提案されている。
昭51−98240号、特開昭54−22339号、等
に提案されている。
また、芳香族第一アミンを出発原料とする方法は、酸素
または有機ニトロ化合物などの酸化剤の存在下に、芳香
族第一アミン(例えばアニリン)と水酸基を含有する有
機化合物(例えばアルコール類)と一酸化炭素とを、パ
ラジウム、ロジウム等の白金族金属化合物を主体とする
触媒の存在下に反応させて、酸化的に芳香族ウレタンを
製造する方法である。この方法は、例えば、特開昭55
−120551号、特開昭55−124750号、特開
昭55−9172451号、等に提案されている。
または有機ニトロ化合物などの酸化剤の存在下に、芳香
族第一アミン(例えばアニリン)と水酸基を含有する有
機化合物(例えばアルコール類)と一酸化炭素とを、パ
ラジウム、ロジウム等の白金族金属化合物を主体とする
触媒の存在下に反応させて、酸化的に芳香族ウレタンを
製造する方法である。この方法は、例えば、特開昭55
−120551号、特開昭55−124750号、特開
昭55−9172451号、等に提案されている。
これらの方法は、芳香族含窒素化合物と一酸化炭素とを
水酸基を含有する化合物の存在下で反応させることによ
り一段で芳香族ウレタンを製造する方法であり、従って
、主触媒である白金族金属化合物を反応液中に溶解させ
て使用する場合はもちろん、金属状態の固体として使用
する場合でも、白金族金属の一部は反応溶液中に溶出す
る可能性があり、そのため反応終了後、反応溶液中から
生成物を分離し、白金族金属化合物を回収するには、煩
雑な操作と多大の費用を必要とする。
水酸基を含有する化合物の存在下で反応させることによ
り一段で芳香族ウレタンを製造する方法であり、従って
、主触媒である白金族金属化合物を反応液中に溶解させ
て使用する場合はもちろん、金属状態の固体として使用
する場合でも、白金族金属の一部は反応溶液中に溶出す
る可能性があり、そのため反応終了後、反応溶液中から
生成物を分離し、白金族金属化合物を回収するには、煩
雑な操作と多大の費用を必要とする。
また反応溶媒として、出発原料である水酸基を持つ有機
化合物を使用するが、芳香族ウレタンは、この水酸基を
持つ有機化合物に対する溶解度が非常に大きい。このた
め、反応後の溶液から芳香族ウレタンを晶析により分離
回収するには、溶液を零下数十度の極低温まで冷却する
か、あるいは溶液を濃縮した後冷却して結晶を析出させ
る操作が必要となる。しかもこの操作を行っても芳香族
ウレタンと溶液中に溶解している触媒成分とを分別して
単離することは困難である。また芳香族ウレタンの別の
回収方法として蒸溜による方法も考えられる。しかしこ
の場合、溶解している触媒を蒸溜残留物として回収する
ために、芳香族ウレタンを留出させなければならない。
化合物を使用するが、芳香族ウレタンは、この水酸基を
持つ有機化合物に対する溶解度が非常に大きい。このた
め、反応後の溶液から芳香族ウレタンを晶析により分離
回収するには、溶液を零下数十度の極低温まで冷却する
か、あるいは溶液を濃縮した後冷却して結晶を析出させ
る操作が必要となる。しかもこの操作を行っても芳香族
ウレタンと溶液中に溶解している触媒成分とを分別して
単離することは困難である。また芳香族ウレタンの別の
回収方法として蒸溜による方法も考えられる。しかしこ
の場合、溶解している触媒を蒸溜残留物として回収する
ために、芳香族ウレタンを留出させなければならない。
ところが芳香族ウレタンは、高沸点化合物であり、高真
空下、100〜140℃の温度域で蒸溜を行わなくては
ならない。そのため触媒の能力低下は避けられない。
空下、100〜140℃の温度域で蒸溜を行わなくては
ならない。そのため触媒の能力低下は避けられない。
以上のごとく、従来方法では、芳香族ウレタンを溶液か
ら分離回収し、更に触媒を回収して再使用することは、
晶析にせよ蒸溜にせよ困難である。
ら分離回収し、更に触媒を回収して再使用することは、
晶析にせよ蒸溜にせよ困難である。
さらに、N、N’ −ジアリールウレアを白金族金属化
合物を共触媒としてハロゲン化合物の存在下で酸化的カ
ルボニル化により芳香族ウレタンを製造する方法が提案
されている(特開昭55−120552号、特開昭58
−164565号)。
合物を共触媒としてハロゲン化合物の存在下で酸化的カ
ルボニル化により芳香族ウレタンを製造する方法が提案
されている(特開昭55−120552号、特開昭58
−164565号)。
この場合N、N’ −ジ置換ウレアから2当量の芳香族
ウレタンが生成すると言う利点はあるが、上述の如く生
成する芳香族ウレタンと触媒系との分離には同様な問題
点が残り、そのために煩雑な操作と多大な費用がかかる
という欠点がある。
ウレタンが生成すると言う利点はあるが、上述の如く生
成する芳香族ウレタンと触媒系との分離には同様な問題
点が残り、そのために煩雑な操作と多大な費用がかかる
という欠点がある。
さらに、芳香族ニトロ化合物を出発原料とする一段の反
応の場合も、生成物と触媒との分離の問題とさらに、芳
香族アミン及びN、N’ −ジ置換ウレアが副生ずる事
、および芳香族第一アミンを出発原料とする一般の反応
の場合にはN。
応の場合も、生成物と触媒との分離の問題とさらに、芳
香族アミン及びN、N’ −ジ置換ウレアが副生ずる事
、および芳香族第一アミンを出発原料とする一般の反応
の場合にはN。
N′−ジ置換ウレアが副生ずるため、芳香族ウレタンの
収率が低下する事等の欠点がある。
収率が低下する事等の欠点がある。
[発明が解決しようとする技術的課題]この発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、従来法では一段で芳香族
第一アミンから芳香族ウレタンを合成したものを、尿素
類の製造及びその分離工程と、尿素類のアルコール分解
によるウレタン類の製造工程との、二段の反応で芳香族
ウレタンを製造することにより、その収率を向上し、し
かも触媒及び生成した芳香族ウレタンの回収を容易に行
う芳香族ウレタンの製造方法を提供することにある。す
なわち、溶媒に可溶性の触媒を用いた場合、N、N’
−ジ置換ウレアが反応系から容易に結晶化するため分離
が可能となる。さらに、固体触媒を用いた際に、微量の
金属化合物が溶液中に溶は出した場合、及び共触媒であ
るハロゲン化合物が反応溶液中に存在する場合にも、容
易に触媒成分と生成物とを分離でき、触媒成分を効率的
に回収再使用できる。
事情に鑑みてなされたもので、従来法では一段で芳香族
第一アミンから芳香族ウレタンを合成したものを、尿素
類の製造及びその分離工程と、尿素類のアルコール分解
によるウレタン類の製造工程との、二段の反応で芳香族
ウレタンを製造することにより、その収率を向上し、し
かも触媒及び生成した芳香族ウレタンの回収を容易に行
う芳香族ウレタンの製造方法を提供することにある。す
なわち、溶媒に可溶性の触媒を用いた場合、N、N’
−ジ置換ウレアが反応系から容易に結晶化するため分離
が可能となる。さらに、固体触媒を用いた際に、微量の
金属化合物が溶液中に溶は出した場合、及び共触媒であ
るハロゲン化合物が反応溶液中に存在する場合にも、容
易に触媒成分と生成物とを分離でき、触媒成分を効率的
に回収再使用できる。
[技術的課題を解決する手段]
この発明は、触媒成分と生成物を効率的に分離するため
に、三つの工程を具備した芳香族ウレタンの製造方法で
ある。
に、三つの工程を具備した芳香族ウレタンの製造方法で
ある。
第一の工程においては、芳香族第一アミンと一酸化炭素
とを、白金族金属化合物を主体とする触媒あるいはハロ
ゲン化合物を触媒として使用し、反応させて、N、N’
−ジ置換ウレアを生成する。
とを、白金族金属化合物を主体とする触媒あるいはハロ
ゲン化合物を触媒として使用し、反応させて、N、N’
−ジ置換ウレアを生成する。
次いで、生成したN、N’ −ジ置換ウレアを反応液か
ら分離回収する。
ら分離回収する。
第二の工程においては、第一の工程において得られたN
、N’ −ジ置換ウレアと水酸基を含有する有機化合物
とを、好ましくは触媒を使用することなく反応させて、
芳香族第一アミンと芳香族ウレタンとを生成する。
、N’ −ジ置換ウレアと水酸基を含有する有機化合物
とを、好ましくは触媒を使用することなく反応させて、
芳香族第一アミンと芳香族ウレタンとを生成する。
次いで第三の工程においては、芳香族第一アミンを分離
して芳香族ウレタンを得るとともに、分離した芳香族第
一アミンを前記第一の工程へ循環する。
して芳香族ウレタンを得るとともに、分離した芳香族第
一アミンを前記第一の工程へ循環する。
この発明は、芳香族ウレタンを効率的に製造する方法を
提供するものであり、本発明を従来技術における問題点
を解決しさらに応用範囲を広げることも可能である。即
ち、第一の工程では、公知の方法により芳香族第一アミ
ンからN。
提供するものであり、本発明を従来技術における問題点
を解決しさらに応用範囲を広げることも可能である。即
ち、第一の工程では、公知の方法により芳香族第一アミ
ンからN。
N′−ジ置換ウレア類を製造、次いで、生成したN、N
’ −ジ置換ウレア類を触媒成分(共触媒成分をも含む
)から効率的に分離することをも併用できる。この様に
、二段法で反応させる事により、固体触媒を用いた場合
に生起する、溶出した微量金属の分離の問題、及びしば
しば用いられるI\ロゲン化合物等の共触媒の回収、再
使用が効率的に行える可能性を示すものである。
’ −ジ置換ウレア類を触媒成分(共触媒成分をも含む
)から効率的に分離することをも併用できる。この様に
、二段法で反応させる事により、固体触媒を用いた場合
に生起する、溶出した微量金属の分離の問題、及びしば
しば用いられるI\ロゲン化合物等の共触媒の回収、再
使用が効率的に行える可能性を示すものである。
つぎに、本発明を具体的に説明する。
(第一の工程)
第一の工程は、次の反応式に基づきN。
N′−ジ置換ウレアを生成する。
口
ArNH3+ Co = Ar−NHCNl−Ar +
CO2+ [旧芳香族第−アミンとしては、アニリン
類、アミノナフタレン類、アミノアンスラセン類、アミ
ノビフェニル類などがあり、具体的な化合物として、ア
ニリン、o −m−1及びp−トルイジン、o −m
−1及びp−クロロアニリン、1−及び2−アミノナフ
タレン、2−メチル−1−アミノナフタレン、ジアミノ
ベンゼン、トリアミノベンゼン、アミノトルエン、ジア
ミノトルエン、ジアミノナフタレン、ならびにこれらの
異性体、さらにはこれらの混合物などがあげられる。
CO2+ [旧芳香族第−アミンとしては、アニリン
類、アミノナフタレン類、アミノアンスラセン類、アミ
ノビフェニル類などがあり、具体的な化合物として、ア
ニリン、o −m−1及びp−トルイジン、o −m
−1及びp−クロロアニリン、1−及び2−アミノナフ
タレン、2−メチル−1−アミノナフタレン、ジアミノ
ベンゼン、トリアミノベンゼン、アミノトルエン、ジア
ミノトルエン、ジアミノナフタレン、ならびにこれらの
異性体、さらにはこれらの混合物などがあげられる。
一酸化炭素は、純粋なものであってもよく、また、窒素
、アルゴン、ヘリウム、炭酸ガス、炭化水素などを含む
ものであってもよい。
、アルゴン、ヘリウム、炭酸ガス、炭化水素などを含む
ものであってもよい。
白金族金属を含む化合物は、ルテニウム、ロジウム、パ
ラジウム、白金などの白金族元素と、一酸化炭素、ホス
フィン類等の配位子、または、有機基を有する有機金属
化合物などの化合物である。
ラジウム、白金などの白金族元素と、一酸化炭素、ホス
フィン類等の配位子、または、有機基を有する有機金属
化合物などの化合物である。
さらにこれらの白金族金属にコバルト、鉄、ロジウム、
パラジウム等を複合して使用することもできる。具体的
にはそれぞれの金属の錯化合物を混合して使うか、ある
いは混合金属カルボニルクラスター化合物として使用す
る。
パラジウム等を複合して使用することもできる。具体的
にはそれぞれの金属の錯化合物を混合して使うか、ある
いは混合金属カルボニルクラスター化合物として使用す
る。
反応温度は、通常30〜300℃、好ましくは120〜
200℃の温度範囲で行われる。反応圧力は1〜500
kg/ cm2 、好ましくは1〜150kg /
cm 2の範囲であり、反応時間は他の条件によって異
なるが、通常数分〜数時間である。
200℃の温度範囲で行われる。反応圧力は1〜500
kg/ cm2 、好ましくは1〜150kg /
cm 2の範囲であり、反応時間は他の条件によって異
なるが、通常数分〜数時間である。
しかして、この第一の工程で得られたN。
N′−ジ置換ウレアは、溶媒、及び原料である芳香族ア
ミン、水酸基を含有する化合物に対する溶解度が小さい
。このため、反応終了後の溶液を室温程度に冷却するだ
けで、生成した尿素類が結晶として析出してくる。した
がってこの溶液を濾過することにより、尿素類を固形物
として効率よく得られる。一方・、触媒は、固体触媒で
あれば反応操作は極めて簡便になる。溶媒に可溶性の触
媒の場合、生成物を晶析分離後、触媒液をそのまま再使
用できる。反応後、室温に冷却することにより、反応系
が固化する場合、反応混合物中のN。
ミン、水酸基を含有する化合物に対する溶解度が小さい
。このため、反応終了後の溶液を室温程度に冷却するだ
けで、生成した尿素類が結晶として析出してくる。した
がってこの溶液を濾過することにより、尿素類を固形物
として効率よく得られる。一方・、触媒は、固体触媒で
あれば反応操作は極めて簡便になる。溶媒に可溶性の触
媒の場合、生成物を晶析分離後、触媒液をそのまま再使
用できる。反応後、室温に冷却することにより、反応系
が固化する場合、反応混合物中のN。
N′−ジ置換ウレア以外の成分は、トルエン、べンゼン
等の溶剤で洗浄することにより容易に分離でき、N、N
’ −ジ置換ウレアのみを単独で取り出すことができる
。また洗液は、溶剤を留去した後、再度反応に供するこ
とができる。
等の溶剤で洗浄することにより容易に分離でき、N、N
’ −ジ置換ウレアのみを単独で取り出すことができる
。また洗液は、溶剤を留去した後、再度反応に供するこ
とができる。
(第二の工程)
つぎに得られたN、N’ −ジ置換ウレアと水酸基を
含有する有機化合物とを下式のごとく反応させて、芳香
族第一アミンと芳香族ウレタンとを生成する。
含有する有機化合物とを下式のごとく反応させて、芳香
族第一アミンと芳香族ウレタンとを生成する。
關
Ar−N)IcNH−Ar + Roll −A
r−NlIC0OR+ Ar−NH2水酸基を含有す
る有機化合物としては、−価アルコール類、−価フエノ
ール類などがあり、具体的には、メチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、及
びt−ブチルのごとき一価、アルコール、ならびにフェ
ノール、クロロフェノール、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピルのごときアルキル置換のフェノール
及びその異性体などがあげられる。
r−NlIC0OR+ Ar−NH2水酸基を含有す
る有機化合物としては、−価アルコール類、−価フエノ
ール類などがあり、具体的には、メチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、及
びt−ブチルのごとき一価、アルコール、ならびにフェ
ノール、クロロフェノール、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピルのごときアルキル置換のフェノール
及びその異性体などがあげられる。
反応温度は、通常80〜300℃、好ましくは120〜
200℃の温度範囲で行うのがよい。圧力は、通常使用
する水酸基を含む有機化合物あるいは、溶剤の反応温度
における自生圧下で行う。
200℃の温度範囲で行うのがよい。圧力は、通常使用
する水酸基を含む有機化合物あるいは、溶剤の反応温度
における自生圧下で行う。
そして、この反応は、触媒を使用することなく行うこと
ができる。
ができる。
この反応終了後、蒸溜操作を行い、芳香族ウレタンを蒸
溜残留物として回収と、一方、蒸溜により芳香族第一ア
ミンを回収する。この芳香族第一アミンは第一段目のN
、N’ −ジ置換ウレアの生成反応に再使用する。
溜残留物として回収と、一方、蒸溜により芳香族第一ア
ミンを回収する。この芳香族第一アミンは第一段目のN
、N’ −ジ置換ウレアの生成反応に再使用する。
[発明の作用、効果〕
本発明による第一段目のN、N’ −ジ置換ウレアの製
造方法として代表的な反応例である、ルテニウム、ある
いはロジウムカルボニル錯体触媒を用いる、芳香族第一
アミン及び芳香族ニトロ化合物のカルボニル化反応にお
いて、生成するN。
造方法として代表的な反応例である、ルテニウム、ある
いはロジウムカルボニル錯体触媒を用いる、芳香族第一
アミン及び芳香族ニトロ化合物のカルボニル化反応にお
いて、生成するN。
N′−ジ置換ウレアは溶媒及び原料である芳香族第一あ
るいは水酸基を含有する化合物に対して溶解度が小さい
ので、これを室温まで冷却することにより容易に晶析で
き、濾過により効率よ<N。
るいは水酸基を含有する化合物に対して溶解度が小さい
ので、これを室温まで冷却することにより容易に晶析で
き、濾過により効率よ<N。
N′−ジ置換ウレアを単離することができる。
この反応では、溶媒として、トルエン、シクロヘキサン
などの、この反応に関与しない化合物を使用することも
可能である。しかし、原料である芳香族第一アミン濃度
を大きくすると反応速度が大きくなることから、芳香族
第一アミンを大過剰に加えて、溶媒の一部として使用し
、芳香族第一アミンとすることで、大きな反応速度で反
応を行うことができる。
などの、この反応に関与しない化合物を使用することも
可能である。しかし、原料である芳香族第一アミン濃度
を大きくすると反応速度が大きくなることから、芳香族
第一アミンを大過剰に加えて、溶媒の一部として使用し
、芳香族第一アミンとすることで、大きな反応速度で反
応を行うことができる。
さらに従来−膜性により芳香族ウレタンを製造する際の
パラジウム−ハロゲン化合物触媒系による反応を二段法
にすることにより尿素生成反応工程で、溶出したパラジ
ウムの分離、及び溶解しているハロゲン化合物の生成物
との分離が、極めて容易となる波及効果が期待できる。
パラジウム−ハロゲン化合物触媒系による反応を二段法
にすることにより尿素生成反応工程で、溶出したパラジ
ウムの分離、及び溶解しているハロゲン化合物の生成物
との分離が、極めて容易となる波及効果が期待できる。
また、第二段目の反応では、触媒を使用する必要がない
ので、芳香族ウレタンを留出させず蒸溜残留物として回
収できる。しかも、蒸溜する物質である芳香族第一アミ
ンと残留する水酸基を含む有機化合物とは、比較的低沸
点の化合物であるため、温和な条件で蒸溜操作を行うこ
とができ、操作が容易となる。しかも、回収した芳香族
第一アミンは、第一段目のN、N’ −ジ置換ウレア生
成反応に再使用できる。さらにまた、第二段目の反応は
、第一段目の反応と同様、副反応が少い。このため、二
段階反応ではあるが、高い収率で芳香族ウレタンを製造
することができる。
ので、芳香族ウレタンを留出させず蒸溜残留物として回
収できる。しかも、蒸溜する物質である芳香族第一アミ
ンと残留する水酸基を含む有機化合物とは、比較的低沸
点の化合物であるため、温和な条件で蒸溜操作を行うこ
とができ、操作が容易となる。しかも、回収した芳香族
第一アミンは、第一段目のN、N’ −ジ置換ウレア生
成反応に再使用できる。さらにまた、第二段目の反応は
、第一段目の反応と同様、副反応が少い。このため、二
段階反応ではあるが、高い収率で芳香族ウレタンを製造
することができる。
[実施例]
次に、本発明の実施例について説明する。なお、各実施
例では、−射的な慣用名である「ウレタン」の用語にか
えて、rカルバミン酸アルキル」の用語を用い、個々の
物質名を明確に表示している。
例では、−射的な慣用名である「ウレタン」の用語にか
えて、rカルバミン酸アルキル」の用語を用い、個々の
物質名を明確に表示している。
実施例1
特公昭63−32347号に記載の方法に従い、内容積
200 mlの電磁攪拌式オートクレーブに、アニリン
40m1SPdブラツク0.050 g、ヨウ化カリウ
ム0.40gを仕込み、系内を酸素で置換した後、酸素
を2.5kg/cm2となるように圧入した。
200 mlの電磁攪拌式オートクレーブに、アニリン
40m1SPdブラツク0.050 g、ヨウ化カリウ
ム0.40gを仕込み、系内を酸素で置換した後、酸素
を2.5kg/cm2となるように圧入した。
さらに、その上に一酸化炭素を全圧で50g/cm2と
なるように圧入した。攪拌しながら、160℃で2時間
反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、排気後、反
応溶液を濾過してN、N’ −ジフェニル尿素の結晶と
触媒の混合物を得た。この混合物をアセトンに溶解し、
不溶の触媒を濾過して除き、濾液を濃縮してN、N’
−ジフェニル尿素の結晶6.50gを得た。また、ここ
で得られたN。
なるように圧入した。攪拌しながら、160℃で2時間
反応させた。反応終了後、室温まで冷却し、排気後、反
応溶液を濾過してN、N’ −ジフェニル尿素の結晶と
触媒の混合物を得た。この混合物をアセトンに溶解し、
不溶の触媒を濾過して除き、濾液を濃縮してN、N’
−ジフェニル尿素の結晶6.50gを得た。また、ここ
で得られたN。
N′−ジフェニル尿素は、元素分析の結果、ハロゲン元
素及びパラジウムを含まないことがわかった。さらに、
ここで得られたN、N’ −ジフェニル尿素とメタノー
ルとを、実施例1に従い反応させたところ、収率94%
でN−フェニルカルバミン酸メチルが得られた。
素及びパラジウムを含まないことがわかった。さらに、
ここで得られたN、N’ −ジフェニル尿素とメタノー
ルとを、実施例1に従い反応させたところ、収率94%
でN−フェニルカルバミン酸メチルが得られた。
実施例2
触媒を5%Pd−カーボンに変えた以外は、実施例1と
同じ装置及び操作で、N、N’ −ジフェニル尿素の生
成実験を行ったところ、N。
同じ装置及び操作で、N、N’ −ジフェニル尿素の生
成実験を行ったところ、N。
N′−ジフェニル尿素が、収ff18.99gで得られ
た。
た。
さらに、ここで得られたN、N’ −ジフェニル尿素は
、元素分析の結果、ハロゲン元素及びパラジウムを含ま
ないことがわかった。また、こで得られたN、N’ −
ジフェニル尿素とメタノールとを、実施例1に従い反応
させたところ、収率95%でN−フェニルカルバミン酸
メチルが得られた。
、元素分析の結果、ハロゲン元素及びパラジウムを含ま
ないことがわかった。また、こで得られたN、N’ −
ジフェニル尿素とメタノールとを、実施例1に従い反応
させたところ、収率95%でN−フェニルカルバミン酸
メチルが得られた。
比較例1
内容積200 mlの電磁攪拌式オートクレーブにアニ
リン4.83g、ニトロベンゼン8.12g 、メタノ
ール37.0g、 Ru3 (Co) 120.11
gを入れ、系内を一酸化炭素で置換した後、一酸化炭
素を50kg/cm2となるように圧入した。ついで攪
拌しながら160で5時間反応させ、反応終了後この溶
液を、HPLCにより分析した結果、ニトロベンゼン基
準のN−フェニルカルバミン酸メチルの収率は61%で
あり、N、N’ −ジフェニル尿素の収率は4%であっ
た。ついで、この溶液を=5℃の冷凍庫に一昼夜保存し
たが、なんら結晶は析出しなかった。
リン4.83g、ニトロベンゼン8.12g 、メタノ
ール37.0g、 Ru3 (Co) 120.11
gを入れ、系内を一酸化炭素で置換した後、一酸化炭
素を50kg/cm2となるように圧入した。ついで攪
拌しながら160で5時間反応させ、反応終了後この溶
液を、HPLCにより分析した結果、ニトロベンゼン基
準のN−フェニルカルバミン酸メチルの収率は61%で
あり、N、N’ −ジフェニル尿素の収率は4%であっ
た。ついで、この溶液を=5℃の冷凍庫に一昼夜保存し
たが、なんら結晶は析出しなかった。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (2)
- (1)芳香族第一アミンと、一酸化炭素と、水酸基を含
有する化合物とから芳香族ウレタンを製造するに際し、 (i)白金族金属化合物およびハロゲン化合物を触媒と
して使用して、芳香族第一アミンと一酸化炭素とを反応
させることにより、N,N′−ジ置換ウレアを生成し、
次いで生成したN,N′−ジ置換ウレアを反応液から分
離し、単離するウレア生成工程と、 (ii)前記ウレア生成工程で得られたN,N′−ジ置
換ウレアと水酸基を含有する有機化合物とを反応させて
芳香族第一アミンと芳香族ウレタンとを生成する工程、 (iii)次いで前記(ii)工程で得られた芳香族第
一アミンを分離して芳香族ウレタンを得るとともに、前
記分離された芳香族第一アミンを前記(i)工程に循環
する工程と、 を具備し、これら工程を分離して行うことを特徴とする
芳香族ウレタンの製造方法。 - (2)N,N′−ジ置換ウレアと水酸基を含有する有機
化合物との反応を、触媒を使用することなく行う特許請
求の範囲第1項記載の芳香族ウレタンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63278342A JPH0662543B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 芳香族ウレタンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63278342A JPH0662543B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 芳香族ウレタンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02124866A true JPH02124866A (ja) | 1990-05-14 |
| JPH0662543B2 JPH0662543B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=17595996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63278342A Expired - Lifetime JPH0662543B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 芳香族ウレタンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662543B2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP63278342A patent/JPH0662543B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0662543B2 (ja) | 1994-08-17 |
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