JPH02135184A - 模様のある布又は紙を使用する漆塗りの方法 - Google Patents

模様のある布又は紙を使用する漆塗りの方法

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JPH02135184A
JPH02135184A JP28662188A JP28662188A JPH02135184A JP H02135184 A JPH02135184 A JP H02135184A JP 28662188 A JP28662188 A JP 28662188A JP 28662188 A JP28662188 A JP 28662188A JP H02135184 A JPH02135184 A JP H02135184A
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Hitoshi Hoshino
星野 仁士
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、本体に模様のある布又は紙を貼り、その布ま
たは紙の色彩、模様を漆塗りに利用した新しい漆塗りの
方法である。
〔従来の技法〕
従来の伝統技法には、(1)−閑塗り(紙の持つ凹凸を
漆塗りで現した)、(2)布摺り仕上げ(本体に布を貼
り、漆を塗り重ねて、その織り模様の凹凸感を忠実に再
現する)、(3)布目塗り(これは布摺りより更に漆を
塗り重ね、織り模様をややぼかして仕上げる)、(4)
その他、模様を現すには、地塗りをした上に他色の漆で
模様を現し、その他螺釧などで模様を現していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明においては、前記の伝統技法による、工法上必然
的に生ずる凹凸や、地塗りの表面に現した模様でなく、
本体に最初に貼る、布または紙の色彩、模様、凹凸を活
かした新規な漆塗りを提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明においては、本体の表面に、例えば絢爛たる錦織
りの布を貼り、そのままよ(乾燥させてから、透明度の
高い漆を使用したのり漆を複数回塗り重ね、前記錦織り
の模様、色彩、凹凸などを透明度の高い漆で塗りこめな
がらその底より現して、現在の漆塗りには見られない新
しい漆塗りの製品を作成したものである。
〔作用〕
本願発明は、前述したように、先ず本体に布または千代
紙を貼ってよく乾燥させて一工程とする新たな技法によ
り、下地の布または紙の模様、色彩をそのまま確保した
状態で乾燥させ、その後に透明度の高い漆とのりを練り
合わせたのり漆を、適宜回数塗り重ねるので、底に貼っ
た、例えば錦織りの布の模様、織りの凹凸、金糸、色彩
等が、透明度の高いのり漆によって塗り込められ、漆の
底に沈みながらも尚現れて、手書き模様や、螺釧と異な
った渋い模様の漆塗りを形成するものである。
〔実施例〕
お盆、置板などの形に形成した本体の表面に、梨子地漆
とのりを、容量にしてのり100梨子地100を練りあ
わせた、のり漆を倹り(通常は、透明度の低い下地法と
のりを使用するが本願の場合は透明度の高い梨子地漆と
のりを練り合わせたのり漆を使用した)、その上に、本
実施例では錦織り(縦締)の小柄な連続模様の布の表面
が表面となるように貼り付け、乾燥させて一工程を終え
る。今日の伝統的な技法、前記従来の技術の項(1)〜
(4)に於いては、本体に透明度の低いのり漆を塗り、
布、或いは紙を貼り、すぐにその上から同じのり漆をぬ
って乾燥させ一工程を終える、或いは本体にのり漆を塗
らず、布または紙の表裏両面にのり漆を塗り、本体に貼
って乾燥させるのが通常である。本発明に於いては、錦
織りの模様、色彩や金糸、銀糸の光沢等、素材の模様色
彩を活かしたいので、通常ののり漆を使用することなく
、前記のように透明度の高い梨子地漆とのりを練り合わ
せて使用するものである。
本体の上に、錦織り布の裏をはりあわせて、よく乾燥さ
せて一工程を終えてから、次に前記ののり漆より、やや
漆の配合量を少なくしたのり漆、(容量にしてのり10
0に梨子地漆50〜70)を練り、これを3回以上塗り
重ねて布の表面を整えて、拭きあげ又は梨子地漆にて上
塗りし仕上げるのである。尚、本実施例では梨子地漆を
用いたが朱合漆を使用しても目的を達する場合もある。
また、本体の上に貼った布、紙の色、模様、凹凸により
、又本体の使用目的により、のり漆を使用せず、梨子地
漆だけで拭きあげ、或いは上塗り仕上げをすることもあ
る。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のごとき方法によったので、透明感のあ
る漆塗りの下に、布又は紙の模様、その色彩及び、金糸
、銀糸、織りの凹凸が沈み、然も錦織や、千代紙等の模
様や色彩が漂い出て、優艶な新しい美観を呈した漆塗り
製品を製作し得たものであり、下地となる布又は紙の選
択により、小さな連続模様でも、中央に大きい一つの模
様でも自在に表現し得るもので、漆製品の用途、形状、
使用目的に応じて手書き模様によるものよりも、節ji
Lに意図した模様、色彩等を表現することができ、漆塗
り製品に新たな分野を開拓した。しかも漆塗りの伝統技
法の中にあっても、その美しさ、品格において全く遜色
のない新たな漆塗りの技法を提供し得たのである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 漆塗りを施す本体に直接のり漆を塗り、その上に模様の
    ある布または紙の表面を、表面として貼りつけ、そのま
    まよく乾燥させ、その後に透明度の高い漆にのりをやや
    多めに練り合わせたのり漆を、複数回塗り重ねた、模様
    のある布または紙を使用する漆塗りの方法。
JP28662188A 1988-11-15 1988-11-15 模様のある布又は紙を使用する漆塗りの方法 Granted JPH02135184A (ja)

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