JPH02149663A - ダイナミツクミキシングによる窒化チタン膜の形成方法 - Google Patents

ダイナミツクミキシングによる窒化チタン膜の形成方法

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JPH02149663A
JPH02149663A JP30057288A JP30057288A JPH02149663A JP H02149663 A JPH02149663 A JP H02149663A JP 30057288 A JP30057288 A JP 30057288A JP 30057288 A JP30057288 A JP 30057288A JP H02149663 A JPH02149663 A JP H02149663A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属、および、非金属の表面改質技術に係り
、特に、窒素イオンビームとチタン金属の蒸着とを同時
に照射して試料表面に窒化チタン膜を形成する方法に関
する。
〔従来の技術〕
構造部材の耐食性や耐摩耗性などを向上させるため、試
料表面に被膜を形成する方法は種々あり、数m Tor
rから数Torrの窒素雰囲気中でチタンを溶解し蒸発
させて窒化チタン膜を形成するPVD法や、チタン系ガ
スと窒素系ガスとの混合ガスを1000’C前後の高温
下で反応させて試料表面に窒化チタン膜を形成するCV
D法などがある。しかし、これらには一長一短があり、
PVD法では膜の付着強度が劣り、CVD法では、高温
下で処理するため基材との密着性は良いが、基材の変形
が問題となり、更に、結晶粒が粗大化するなど種々の物
性変化を伴うという問題がある。
一方、これらの問題点を解決する方法として窒素イオン
とチタンの蒸着とを同時に照射して試料表面に窒化チタ
ン膜を形成する、いわゆる、ダイデミツクミキシング法
による膜形成法が提案されている。例えば、特開昭61
−190064号公報には、この方法による窒化チタン
膜の形成方法が提案されている。しかし、この方法によ
ればチタンの蒸発原子の入射数が毎秒3XIQ22〜3
XIQ23個/ ad必要であると述べられている。こ
こで単位時間当たりのチタン蒸発原子数Tiは、蒸着速
度をR(cm/sec ) 、チタンの密度をp  (
g/ad) 。
チタンの1モルをM(g/moQ)とするとn:アボガ
ドロ数 6 X 1023/+no Qで表わされる。
チタンの場合、ρ=4.51  g/moQ、M=47
.9  g/moQを代入すると(1)式からチタンの
蒸着速度はR=0.53〜5.3■/secとなる。さ
らに、N/Ti≦1.0  がら、ココで因みニN =
 T i、即ち、N/Ti=1.0の割合で膜を形成さ
せようとした時、Nの入射数は以下のようになる。
Nの単位時間当たりの入射数は N=□           ・・・・・・(2)e:
電子の定荷重 1..6X10−1f′クーロンD:イ
オンビームの電流密度 従って、Dは(1)、 (2)式から D=4.8  
X103〜4.8  X104 A/cJとなる。即ち
、N/ T i≦1.0 であるという条件により窒素
イオンの必要数を減少することができ、これによって装
置、具体的にはイオン源の消費電力を減らすことが出来
ると述べられているが、Tjの蒸着速度、および、イオ
ンビームを加速するための電流は、いずれも膨大な値で
あり、これらの点について考慮されていなかった。また
、TjとNの比を変えることにより形成された膜は種々
の結晶をもつようになるが、従来技術ではこれらの点に
ついても考慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術による方法では、窒化チタン膜を形成する
時の単位時間におけるチタンの蒸着速度およびイオンビ
ームの加速電流の値について考慮がされておらず、窒化
チタン膜を形成する上で問題があった。
例えば、蒸発源の場合1通常、用いられている電子線加
熱式蒸発源では、蒸着速度は数人/sec〜数十人/s
ec程度であり、前述の方法による蒸着速度0.53〜
5.3■/secを得るには、膨大な電源容量の蒸発源
となり、蒸着速度が0,53(1)/sec〜5.3■
/secでは薄膜の形成にはなり得ない。イオン源につ
いても、ダイナミックミキシングによる薄膜形成の場合
、イオンビームの加速電流はチタンの蒸着速度、および
、TiとNの比を考え合せ0.1 〜数千m A / 
csj 8度であり。
前述の蒸発源の場合と同様である。
さらに、TiとNの比を変えて窒化チタン膜を形成した
場合、T i / Hの比を変えることにより種々の結
晶をもった膜が形成されるが、この点についても考慮さ
れていなかった。
本発明の目的は、TiとNの比を制御し、形成する膜の
結晶の制御を可能にし、金色を呈した窒化チタン薄膜の
形成方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、膜形成の条件として、試料への単位時間当
たりの窒素イオンの入射数NをN=lX10” 〜I 
X 1016個/cnLsecの範囲で、イオンビーム
の照射角は45゜、窒素イオンの入射数Nとチタン金属
の単位時間当たりの蒸発分子数Tiの割合が、T i 
/ N≧0.5 の比で膜形成を行い、任意の膜を形成
したのち、イオンビームのみを注入することにより達成
される。
〔作用〕
本発明では、単位時間当たりの窒素イオンの入射数Nが
I X 10” 〜I X I Ql”個/cm2−s
ecの範囲なので、容易にイオンビームを加速させるこ
とができる。
また、チタンの蒸発源でも、その蒸着速度は数人/se
c〜数十人/sec程度なので、通常の電子線加熱式蒸
発源を用いて容易に膜の形成を行う事が出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図により説明する。
窒素イオンには、イオン源1から引き出されたイオンビ
ーム2を用いる。窒素イオンビーム量は、ガスコントロ
ーラ3からイオン源1の中に導入される窒素ガス量とイ
オン源内で生しさせるアーク放電のパワーにより規定さ
れる。チタン蒸着には、電子線加熱蒸発器4を用いる。
チタン6の蒸発量は制御表@5で調整される電子線パワ
ーにより規定される。なお、7は試料、8は真空容器、
9は真空ポンプ、10は冷却水、11はイオンビーム電
源、12はシャッタである。
膜形成の条件は、窒素イオンの単位時間当たりの入射数
NはN=IX10”〜lX1016個/d・Sec 、
その際の窒素雰囲気ガス圧はlXl0−’〜2 X 1
0−’Torr、そして、窒素イオンの入射数Nと試料
への単位時間当たりのチタン原子の入射数Tiの割合T
 i / Nが0.5  ≦T i / Nとして膜形
成を行う。
発明者らは、前述の条件で、種々の窒化チタン膜を形成
して以下のことを見い出した。
第2図は、前述の条件のダイナミックミキシング法によ
りステンレス鋼表面へ形成した窒化チタン膜の結晶領域
を示す。図中の横軸は単位時間当たりのチタン蒸着速度
R(人/5ee)である。即ち、単位時間当たりのチタ
ン原子の入射数Tiを表わす。ここでRとTiの関係は
(1)式のようである。
一方、縦軸は窒素イオン電流密度D(mA、cJ)であ
る。即ち、単位時間当たりの窒素イオンの入射数Nを表
わす。ここでNとDの関係は(2)式で示すようである
。ところで、T i / Hの比をTi=Nとした時の
RとDの関係は(1)、 (2)式からe’n’  ρ となる。
因みに、D=1mA/a1におけるRはR#11人/s
ecとなる。ここで、T i / Nの比をR/Dの比
におきかえ、その比をKとして次のように表わす。
11    D 発明者らの実験から得た知見によれば、Kの値かに≦0
.5 では、スパッタリングされ暎は形成されない。K
の値を徐々に増し、K2O,5になると膜が形成される
ようになり、窒化チタンの結晶膜が得られる。そして、
Kの値が増すにつれその結晶膜はTiN、次に、TiN
とTizN の混合膜、次に、TiNとTi2N とT
iの混合膜、そしてTiのみの結晶膜が得られるように
なり、TiNの結晶は得られなくなる。
一方、膜の結晶構造は最も基礎的な物性であり、特に、
構造薄膜では耐摩耗、耐食性、硬さ1機能性薄膜では透
磁率、密度、透過率などその膜質を大きく左右する。従
って発明者らは、前述の実験結果に注目し、目的に合せ
TiNのみの結晶膜の他、TizNやTiなど種々の混
合膜を作り得ることを可能とした。これは窒化チタンの
薄膜形成のみにとどまらず、他の薄膜、例えば、窒化ア
ルミや、窒化シリコンなどについても応用が可能である
また、発明者らは、前述したように膜を形成したのち、
チタンの蒸着を停止し、窒素イオンビームの照射角を4
5°にして数分〜数十分間照射することにより膜の色調
が金色を呈するようになることを見い出した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、T i / Nの比を制御し膜の形成
を行うことにより、種々の結晶をもった窒化チタンの混
合膜を形成することが可能であり、耐摩耗、耐食性、高
硬度の構造用薄膜を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の窒化チタン膜を形成する
薄膜形成装置の系統図、第2図は、形成膜の結晶領域を
示す実験結果の説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、窒素イオンビームとチタン金属との蒸着を同時に行
    い、試料表面に窒化チタン膜を形成する方法において、 前記窒素イオンの単位時間当たりの入射数NをN=1×
    10^1^5〜1×10^1^6個/cm^2・sec
    の範囲で照射し、ビームの照射角度は45゜、前記窒素
    イオンの前記入射数Nと前記チタン金属の単位時間当た
    りの蒸発原子数Tiの割合がTi/N≧0.5の条件で
    任意の厚さの膜を形成したのち、蒸着を停止し、窒素イ
    オンビームのみを照射して被膜形成を行うことを特徴と
    するダイナミックミキシングによる窒化チタン膜の形成
    方法。
JP63300572A 1988-11-30 1988-11-30 ダイナミツクミキシングによる窒化チタン膜の形成方法 Expired - Lifetime JP2714072B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040035528A (ko) * 2002-10-22 2004-04-29 송오성 이온주입에 의한 티타늄 발색

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137158A (ja) * 1986-11-27 1988-06-09 Nissin Electric Co Ltd アルミ薄膜の作製方法

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KR20040035528A (ko) * 2002-10-22 2004-04-29 송오성 이온주입에 의한 티타늄 발색

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