JPH0216492B2 - - Google Patents
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- JPH0216492B2 JPH0216492B2 JP18565880A JP18565880A JPH0216492B2 JP H0216492 B2 JPH0216492 B2 JP H0216492B2 JP 18565880 A JP18565880 A JP 18565880A JP 18565880 A JP18565880 A JP 18565880A JP H0216492 B2 JPH0216492 B2 JP H0216492B2
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- optical axis
- viewfinder
- mirror
- lens
- prism
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- 230000011514 reflex Effects 0.000 claims description 21
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B19/00—Cameras
- G03B19/02—Still-picture cameras
- G03B19/12—Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Viewfinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一眼レフ式フアインダーに係り、更に
詳細には、ビユーフアインダー用の光の光軸を曲
げるミラーの反射面をビユーフアインダーマスタ
ーレンズの第2主点を通るように設置することに
よつてきわめて調整の容易な一眼レフ式フアイン
ダーに関する。
詳細には、ビユーフアインダー用の光の光軸を曲
げるミラーの反射面をビユーフアインダーマスタ
ーレンズの第2主点を通るように設置することに
よつてきわめて調整の容易な一眼レフ式フアイン
ダーに関する。
周知のように、カメラの撮像側画面と、ビユー
フアインダー画面とは一致することが望まれる
が、二眼レフカメラ等、カメラの撮像用の光の入
射口と、ビユーフアインダー用の光の入射口とが
異るカメラにあつては、両画面を完全に一致させ
ることは理論的に不可能である。
フアインダー画面とは一致することが望まれる
が、二眼レフカメラ等、カメラの撮像用の光の入
射口と、ビユーフアインダー用の光の入射口とが
異るカメラにあつては、両画面を完全に一致させ
ることは理論的に不可能である。
カメラの主レンズで集光した光の一部分を分光
してビユーフアインダーに導く方式の一眼レフ式
フアインダーは両画面を完全に一致させることが
可能であり、最近のカメラの多くのものがこの方
式を用いている。特にビデオテープレコーダー
(VTR)用のカメラは、35ミリカメラに較べてイ
メージサイズが小さいため、両画面のずれがあら
われやすく、またモニターテレビジヨンを使用し
ながら撮像することが多く、両画面のずれは即時
明らかになる等の理由で一眼レフ式フアインダー
が多用されている。
してビユーフアインダーに導く方式の一眼レフ式
フアインダーは両画面を完全に一致させることが
可能であり、最近のカメラの多くのものがこの方
式を用いている。特にビデオテープレコーダー
(VTR)用のカメラは、35ミリカメラに較べてイ
メージサイズが小さいため、両画面のずれがあら
われやすく、またモニターテレビジヨンを使用し
ながら撮像することが多く、両画面のずれは即時
明らかになる等の理由で一眼レフ式フアインダー
が多用されている。
第1図は一眼レフ式フアインダーを用いた
VTR用のカメラの概略の構造を示す図である。
同図において、カメラ1の前部(図における右側
部)にはカメラの主レンズであるズームレンズ2
が取付けられており、このズームレンズ2のアホ
ーカル系によつて集光された光は光軸(以下この
光軸を「ズーム光軸」ということにする。)A1−
A2に沿つて進行する。このズーム光軸A1−A2上
にプリズム3が設置されており、プリズム3の一
の面3aはズーム光軸A1−A2に対して45゜の角度
をなし、またその面3aはハーフミラー処理がさ
れているため、ズームレンズ2によつて集光され
た光は一部はズーム光軸A1−A2に沿つてそのま
ま進行するが一部は反射して進路が90゜曲げられ、
光軸B1−B2(以下「VFマスター光軸」という。)
に沿つて進行する。VFマスター光軸B1−B2上に
はビユーフアインダーマスターレンズ4が設置さ
れており、その先にはVFマスター光軸B1−B2に
45゜の角度をなす反射面を有するミラー5が設置
され、このミラー5の作用によつて光はその進路
が再度90゜曲げられ、光軸C1−C2(以下「VF光軸」
という。)に沿つて進行する。VF光軸C1−C2上
にはビユーフアインダーマスターレンズ4による
ビユーフアインダー第1結像点6が存在し、その
先のVF光軸C1−C2上にはフイールドレンズ7、
リレーレンズ8が設置され、それによつてビユー
フアインダー第2結像面9が存在し、第2結像面
9上にはVFマスク10が設けられている。また
その先のVF光軸C1−C2上にはアイピース11a
等から成る接眼部11が設けられている。
VTR用のカメラの概略の構造を示す図である。
同図において、カメラ1の前部(図における右側
部)にはカメラの主レンズであるズームレンズ2
が取付けられており、このズームレンズ2のアホ
ーカル系によつて集光された光は光軸(以下この
光軸を「ズーム光軸」ということにする。)A1−
A2に沿つて進行する。このズーム光軸A1−A2上
にプリズム3が設置されており、プリズム3の一
の面3aはズーム光軸A1−A2に対して45゜の角度
をなし、またその面3aはハーフミラー処理がさ
れているため、ズームレンズ2によつて集光され
た光は一部はズーム光軸A1−A2に沿つてそのま
ま進行するが一部は反射して進路が90゜曲げられ、
光軸B1−B2(以下「VFマスター光軸」という。)
に沿つて進行する。VFマスター光軸B1−B2上に
はビユーフアインダーマスターレンズ4が設置さ
れており、その先にはVFマスター光軸B1−B2に
45゜の角度をなす反射面を有するミラー5が設置
され、このミラー5の作用によつて光はその進路
が再度90゜曲げられ、光軸C1−C2(以下「VF光軸」
という。)に沿つて進行する。VF光軸C1−C2上
にはビユーフアインダーマスターレンズ4による
ビユーフアインダー第1結像点6が存在し、その
先のVF光軸C1−C2上にはフイールドレンズ7、
リレーレンズ8が設置され、それによつてビユー
フアインダー第2結像面9が存在し、第2結像面
9上にはVFマスク10が設けられている。また
その先のVF光軸C1−C2上にはアイピース11a
等から成る接眼部11が設けられている。
プリズム3からズーム光軸A1−A2に沿つては
マスターレンズ21、水晶フイルター22、ビジ
コン23が設置されており、ビジコン23のズー
ムレンズ2に近い端面(図における右側端面)は
結像面23aとなつている。
マスターレンズ21、水晶フイルター22、ビジ
コン23が設置されており、ビジコン23のズー
ムレンズ2に近い端面(図における右側端面)は
結像面23aとなつている。
以上述べた一眼レフ式フアインダーを用いたカ
メラにあつては、ビユーフアインダー画面を形成
する光と、カメラの撮像面画面を形成する光は共
にズームレンズ2で集光されたものであるから、
両画面は理論的には完全に一致する。
メラにあつては、ビユーフアインダー画面を形成
する光と、カメラの撮像面画面を形成する光は共
にズームレンズ2で集光されたものであるから、
両画面は理論的には完全に一致する。
しかしながら以上の説明はこの一眼レフ式フア
インダーに用いられる各部品が設計通り正確に工
作され、組立てられた場合であつて、工作誤差、
組立設差があるときは、必ずしも両画面が一致す
るとは限らない。例えば第2図は設計上はズーム
光軸A1−A2に対して45゜(したがつてVFマスター
光軸B1−B2に対しても45゜)の角度をなしている
筈のプリズム3の一の面3aが、VFマスター光
軸B1−B2に対して角θ(θ≠45゜)をなしている
場合を示したもので、ズームレンズ2で集光され
た光束31は面3aによつて反射し、VFマスタ
ー光軸B1−B2に対して所定角度傾いた光束31
bとなつてビユーフアインダーマスターレンズ4
に入射し、ビユーフアインダーマスターレンズ4
の第1主面4aと、第2主面4bとの間で光束は
一旦はVFマスター光軸B1−B2に対して平行に進
行するが、その後は再度入射角に平行に進行し、
ビユーフアインダーマスターレンズ4を通過後ミ
ラー5で反射してビユーフアインダー第1結像面
6上の点Qで結像する。これに対して面3aが設
計通り正確に設置されているときは光束31aと
なり、同様に点Q0で結像する。このように正規
の像に対してΔ=0だけずれて結像する現象は
光軸ずれと呼ばれる。またミラー5やプリズム3
が設計値に対して傾いて設置されているときは、
ビユーフアインダーからみる画面は被写体に対し
て傾いてみえる。この現象は画面傾斜と呼ばれて
いる。
インダーに用いられる各部品が設計通り正確に工
作され、組立てられた場合であつて、工作誤差、
組立設差があるときは、必ずしも両画面が一致す
るとは限らない。例えば第2図は設計上はズーム
光軸A1−A2に対して45゜(したがつてVFマスター
光軸B1−B2に対しても45゜)の角度をなしている
筈のプリズム3の一の面3aが、VFマスター光
軸B1−B2に対して角θ(θ≠45゜)をなしている
場合を示したもので、ズームレンズ2で集光され
た光束31は面3aによつて反射し、VFマスタ
ー光軸B1−B2に対して所定角度傾いた光束31
bとなつてビユーフアインダーマスターレンズ4
に入射し、ビユーフアインダーマスターレンズ4
の第1主面4aと、第2主面4bとの間で光束は
一旦はVFマスター光軸B1−B2に対して平行に進
行するが、その後は再度入射角に平行に進行し、
ビユーフアインダーマスターレンズ4を通過後ミ
ラー5で反射してビユーフアインダー第1結像面
6上の点Qで結像する。これに対して面3aが設
計通り正確に設置されているときは光束31aと
なり、同様に点Q0で結像する。このように正規
の像に対してΔ=0だけずれて結像する現象は
光軸ずれと呼ばれる。またミラー5やプリズム3
が設計値に対して傾いて設置されているときは、
ビユーフアインダーからみる画面は被写体に対し
て傾いてみえる。この現象は画面傾斜と呼ばれて
いる。
これらの光軸ずれや画面傾斜は無くすることが
望ましいので調整を行なう必要がある。また以上
説明したようなプリズムの組立誤差等がない場合
にも、故意に調整して光軸ずれを起こさせる必要
がある場合も生ずる。たとえば、モニター中心
(結像面23aの中心)とズーム光軸A1−A2と一
致している場合でも、ビユーフアインダー画面を
形成するVFマスク10の中心がVF光軸C1−C2
とずれている場合には、テレビのモニター中心と
ビユーフアインダー画面とが一致しないので、調
整をする必要がある。
望ましいので調整を行なう必要がある。また以上
説明したようなプリズムの組立誤差等がない場合
にも、故意に調整して光軸ずれを起こさせる必要
がある場合も生ずる。たとえば、モニター中心
(結像面23aの中心)とズーム光軸A1−A2と一
致している場合でも、ビユーフアインダー画面を
形成するVFマスク10の中心がVF光軸C1−C2
とずれている場合には、テレビのモニター中心と
ビユーフアインダー画面とが一致しないので、調
整をする必要がある。
従来の一眼レフ式フアインダーではこの調整を
行なう場合には第3図(ロは正面図、イはロにお
けるイ−イ断面を矢印方向にみた図)に示すよう
な方法を用いていた。同図において、カメラ1に
取付けられたブラケツト1aにはミラーホルダー
12が、スプリング13を介してビス14によつ
て取付けられている。またブラケツト1aには3
本の調整ねじ15が螺合されており、各調整ねじ
15の先端はミラーホルダー12の一の面と当接
している。ミラーホルダー12の他面にはミラー
5が取付けられている。この調整ねじ15を調整
すればミラー5の傾きが変えられ、光軸ずれ、画
面傾斜等が調整される。
行なう場合には第3図(ロは正面図、イはロにお
けるイ−イ断面を矢印方向にみた図)に示すよう
な方法を用いていた。同図において、カメラ1に
取付けられたブラケツト1aにはミラーホルダー
12が、スプリング13を介してビス14によつ
て取付けられている。またブラケツト1aには3
本の調整ねじ15が螺合されており、各調整ねじ
15の先端はミラーホルダー12の一の面と当接
している。ミラーホルダー12の他面にはミラー
5が取付けられている。この調整ねじ15を調整
すればミラー5の傾きが変えられ、光軸ずれ、画
面傾斜等が調整される。
しかしながら以上説明した従来の調整方法にあ
つては、水平方向の光軸ずれを補正しようと思う
と、垂直方向の光軸も動いてしまうので、何度か
くりかえしながら試行錯誤の方法で調整をしなけ
ればならなかつた。また従来、ミラー5だけでな
く、プリズム3も第3図に示したと同様な方法で
その傾斜を変えるようにし、ミラー5とプリズム
3とを使つて調整する方法もとられていた。しか
しながらこの方法も、画面傾斜0の状況で光軸ず
れを補正すると、画面傾斜が生じ、逆に光軸ずれ
0の状況で画面傾斜を補正すると光軸ずれを生じ
てしまい、結局これも何回かの試行錯誤をくりか
えす必要があり、いずれにしても規格内に調整す
るために多くの人工を必要とする欠点があつた。
つては、水平方向の光軸ずれを補正しようと思う
と、垂直方向の光軸も動いてしまうので、何度か
くりかえしながら試行錯誤の方法で調整をしなけ
ればならなかつた。また従来、ミラー5だけでな
く、プリズム3も第3図に示したと同様な方法で
その傾斜を変えるようにし、ミラー5とプリズム
3とを使つて調整する方法もとられていた。しか
しながらこの方法も、画面傾斜0の状況で光軸ず
れを補正すると、画面傾斜が生じ、逆に光軸ずれ
0の状況で画面傾斜を補正すると光軸ずれを生じ
てしまい、結局これも何回かの試行錯誤をくりか
えす必要があり、いずれにしても規格内に調整す
るために多くの人工を必要とする欠点があつた。
本発明は以上述べた従来の一眼レフ式フアイン
ダーの調整方法の欠点を解消し、容易に光軸ず
れ、画面傾斜等を調整しうる一眼レフ式フアイン
ダーの調整方法を見出し、さらにその見出した調
整方法に基く調整を一層やりやすくする一眼レフ
式フアインダーを提供することを目的としてい
る。
ダーの調整方法の欠点を解消し、容易に光軸ず
れ、画面傾斜等を調整しうる一眼レフ式フアイン
ダーの調整方法を見出し、さらにその見出した調
整方法に基く調整を一層やりやすくする一眼レフ
式フアインダーを提供することを目的としてい
る。
本発明は一眼レフ式フアインダーの光軸ずれ、
画面傾斜等が主としてミラーおよびプリズムの反
射面の取付角度の不良によつて生ずることに着眼
し、その場合の光の挙動を光学的に分析し、ビユ
ーフアインダーマスターレンズの焦点距離fmと、
ミラーと光軸との交点と、ビユーフアインダー第
1結像面との間の距離とが同一であるときは、画
面傾斜のみを調整すれば、光軸ずれも自ら0にな
ることを見出し、ミラーの反射面をビユーフアイ
ンダーマスターレンズの第2主点を通るように設
置することによつて前記目的を達成している。
画面傾斜等が主としてミラーおよびプリズムの反
射面の取付角度の不良によつて生ずることに着眼
し、その場合の光の挙動を光学的に分析し、ビユ
ーフアインダーマスターレンズの焦点距離fmと、
ミラーと光軸との交点と、ビユーフアインダー第
1結像面との間の距離とが同一であるときは、画
面傾斜のみを調整すれば、光軸ずれも自ら0にな
ることを見出し、ミラーの反射面をビユーフアイ
ンダーマスターレンズの第2主点を通るように設
置することによつて前記目的を達成している。
以下図面に基いて本発明の実施例について説明
する。先ず一眼レフ式フアインダーの調整方法を
検討するに際し、その光軸ずれ、画面傾斜等が主
としてミラーとプリズムの取付角度不良によつて
生ずるので、プリズムおよびミラー以外の各部品
はすべて設計通り製作され、正確に組立てられて
いるものとして論をすすめる。また、プリズムに
は収差がないものとする。さらに第2図に示す光
線の進路で、プリズム3が傾いている場合、プリ
ズムの入射出射時に多少屈折するが、結像点は変
らないので作図に際しては屈折を無視している。
プリズム全体は傾いていないが、プリズムのハー
フミラー処理をした面のみがわずかに傾いている
場合には、プリズムの入射、出射時の屈折によつ
ても、わずかに結像点が移動するが、ハーフミラ
ー処理の面の傾きによる光軸ずれの影響に較べれ
ばこの移動はきわめて小さいので誤差はないもの
として論をすすめる。
する。先ず一眼レフ式フアインダーの調整方法を
検討するに際し、その光軸ずれ、画面傾斜等が主
としてミラーとプリズムの取付角度不良によつて
生ずるので、プリズムおよびミラー以外の各部品
はすべて設計通り製作され、正確に組立てられて
いるものとして論をすすめる。また、プリズムに
は収差がないものとする。さらに第2図に示す光
線の進路で、プリズム3が傾いている場合、プリ
ズムの入射出射時に多少屈折するが、結像点は変
らないので作図に際しては屈折を無視している。
プリズム全体は傾いていないが、プリズムのハー
フミラー処理をした面のみがわずかに傾いている
場合には、プリズムの入射、出射時の屈折によつ
ても、わずかに結像点が移動するが、ハーフミラ
ー処理の面の傾きによる光軸ずれの影響に較べれ
ばこの移動はきわめて小さいので誤差はないもの
として論をすすめる。
先ず最初にミラーは正規の位置に設けられてお
り、プリズムのみが傾いている場合について考え
る。すなわち第4図において、ズーム光軸A1−
A2に一致する光線41上の点をQ1とし、Q1のプ
リズム3のハーフミラー面3aによる虚像をQ2
とする。光線41はQ1を通り、ズーム光軸A1−
A2とVFマスター光軸B1−B2との交点O1でハー
フミラー面3aにより一部ビユーフアインダーマ
スターレンズ4の側に反射する。この反射の方向
はQ2O1を結ぶ線の方向である。よつて光線41
とVFマスター光軸B1−B2との傾きδはハーフミ
ラー面3aの基準角45゜からの傾き(θ−45)お
よび点Q1の関数としてあらわされる。ここでθ
はVFマスターー光軸B1−B2とハーフミラー面3
aのなす角度である。
り、プリズムのみが傾いている場合について考え
る。すなわち第4図において、ズーム光軸A1−
A2に一致する光線41上の点をQ1とし、Q1のプ
リズム3のハーフミラー面3aによる虚像をQ2
とする。光線41はQ1を通り、ズーム光軸A1−
A2とVFマスター光軸B1−B2との交点O1でハー
フミラー面3aにより一部ビユーフアインダーマ
スターレンズ4の側に反射する。この反射の方向
はQ2O1を結ぶ線の方向である。よつて光線41
とVFマスター光軸B1−B2との傾きδはハーフミ
ラー面3aの基準角45゜からの傾き(θ−45)お
よび点Q1の関数としてあらわされる。ここでθ
はVFマスターー光軸B1−B2とハーフミラー面3
aのなす角度である。
この光線41と平行でビユーフアインダーマス
ターレンズ4への入射光の延長がビユーフアイン
ダーマスターレンズ4の第1主点K1を通る光線
42を考える。この光線42の結像点と光線41
の結像点は同一であるから、光線42の結像点を
求めれば、光線41の結像点を求めたことにな
る。光線42は、ビユーフアインダーマスターレ
ンズ4の第2主点K2からδの角度をなした直線
をなしてビユーフアインダーマスターレンズから
射出される。この光線はミラー5によつて、アイ
ピース11a側に反射される。点K2のミラー5
による虚像をK2′とすれば、光線42のミラーに
よる反射方向はK2′を通り、VF光軸C1−C2に対
して角度δをなす直線の方向になる。K2′からビ
ユーフアインダーマスターレンズ4の焦点距離
fmだけVF光軸C1−C2上を接眼部方向に行つた点
でビユーフアインダー第1結像点6と交わる。こ
の点Qが光線41,42を含む平行光線群の結像
点となる。これによつて光軸ずれΔを求めること
ができる。
ターレンズ4への入射光の延長がビユーフアイン
ダーマスターレンズ4の第1主点K1を通る光線
42を考える。この光線42の結像点と光線41
の結像点は同一であるから、光線42の結像点を
求めれば、光線41の結像点を求めたことにな
る。光線42は、ビユーフアインダーマスターレ
ンズ4の第2主点K2からδの角度をなした直線
をなしてビユーフアインダーマスターレンズから
射出される。この光線はミラー5によつて、アイ
ピース11a側に反射される。点K2のミラー5
による虚像をK2′とすれば、光線42のミラーに
よる反射方向はK2′を通り、VF光軸C1−C2に対
して角度δをなす直線の方向になる。K2′からビ
ユーフアインダーマスターレンズ4の焦点距離
fmだけVF光軸C1−C2上を接眼部方向に行つた点
でビユーフアインダー第1結像点6と交わる。こ
の点Qが光線41,42を含む平行光線群の結像
点となる。これによつて光軸ずれΔを求めること
ができる。
以上は2次元の解析であるが3次元の場合も全
く同様である。以下に上記した考え方に従つて光
軸ずれを求める式を導くことにする。第5図に示
すように光軸A1−A2上に座標軸x、VFマスター
光軸B1−B2上に座標軸z、をとり、xとzとに
それぞれ直交する軸をyとしO1を原点とする座
標(x,y,z)を考える。このxyz座標をx軸
のまわりに角度Ψだけ回転し、次いで回転後のy2
軸のまわりに角度θだけ回転して生じた座標を座
標(x2,y2,z2)とし、ハーフミラー処理面3a
はy2,z2軸を含む平面となるようにする。
く同様である。以下に上記した考え方に従つて光
軸ずれを求める式を導くことにする。第5図に示
すように光軸A1−A2上に座標軸x、VFマスター
光軸B1−B2上に座標軸z、をとり、xとzとに
それぞれ直交する軸をyとしO1を原点とする座
標(x,y,z)を考える。このxyz座標をx軸
のまわりに角度Ψだけ回転し、次いで回転後のy2
軸のまわりに角度θだけ回転して生じた座標を座
標(x2,y2,z2)とし、ハーフミラー処理面3a
はy2,z2軸を含む平面となるようにする。
いま空間上の任意の点Q1をxyz座標で(x,
y,z)をあらわし、この点Q1のx2y2z2座標で表
わしたものを(x2,y2,z2)とする。このとき、
Q1に対するハーフミラー面3aによる虚像Q2の
座標は(−x2,y2,z2)となる。よつてQ1の虚像
Q2を(x,y,z)座標であらわすには、Q1
(x,y,z)を(x2,y2,z2)に座標変換し、
そのx2座標を−x2として、更に(x,y,z)座
標に逆変換すればよい。点Q2を(x,y,z)
座標で表した値を(,,)とすればそれは
次式で示される。
y,z)をあらわし、この点Q1のx2y2z2座標で表
わしたものを(x2,y2,z2)とする。このとき、
Q1に対するハーフミラー面3aによる虚像Q2の
座標は(−x2,y2,z2)となる。よつてQ1の虚像
Q2を(x,y,z)座標であらわすには、Q1
(x,y,z)を(x2,y2,z2)に座標変換し、
そのx2座標を−x2として、更に(x,y,z)座
標に逆変換すればよい。点Q2を(x,y,z)
座標で表した値を(,,)とすればそれは
次式で示される。
この式を整理すれば次のようになる。
第6図に示すように虚像Q2とO1とを結ぶ直線
をx方向からみたときのz軸との角度をγ,y方
向からみたときのz軸との角度をδとすればγ,
δは次の式で求められる。
をx方向からみたときのz軸との角度をγ,y方
向からみたときのz軸との角度をδとすればγ,
δは次の式で求められる。
この式からQ1O1を通る光線41に平行な光線
は、Q2O1を通る光線に平行な光線、すなわち、
δ,γによつて定まる方向の光線によつてビユー
フアインダー側に曲げられることがわかる。これ
らの平行光線のうち、ビユーフアインダーマスタ
ーレンズ4の第1主点K1に向つて入射する光線
42を代表として結像点を求めれば、他の光束も
その点に収束する。第1主点K1に向つて入射し
た光線42はビユーフアインダーマスターレンズ
4の第2主点K2から入射光線と平行な直線とし
て射出される。射出された光線42はミラー5に
よつて反射され、ビユーフアインダー第1結像面
6へ到達する。この結像面6と光線42との交点
が光線41,42を含む平行光線の結像点Qとな
る。
は、Q2O1を通る光線に平行な光線、すなわち、
δ,γによつて定まる方向の光線によつてビユー
フアインダー側に曲げられることがわかる。これ
らの平行光線のうち、ビユーフアインダーマスタ
ーレンズ4の第1主点K1に向つて入射する光線
42を代表として結像点を求めれば、他の光束も
その点に収束する。第1主点K1に向つて入射し
た光線42はビユーフアインダーマスターレンズ
4の第2主点K2から入射光線と平行な直線とし
て射出される。射出された光線42はミラー5に
よつて反射され、ビユーフアインダー第1結像面
6へ到達する。この結像面6と光線42との交点
が光線41,42を含む平行光線の結像点Qとな
る。
第7図に示すように、VFマスター光軸B1−B2
と、VF光軸C1−C2との交点O2を原点とし、VF
光軸C1−C2上に座標軸x*、VFマスター光軸B1−
B2上に座標軸z*,x*とz*とにそれぞれ直交する
軸をy*とした座標(x*,y*,z*)を考える。ミ
ラー5によつて反射される光線の方向はビユーフ
アインダーマスターレンズ4の第2主点K2のミ
ラー5による虚像K2′とミラー面との交点Q4とを
結ぶ直線の方向となる。またこの直線をy*軸方
向からみた場合のx*軸との角度、およびz*軸方
向からみた場合のx*軸との角度はそれぞれδお
よびγとなり、結像面上における結像点の位置
(y*,z*)は次式であらわされる。
と、VF光軸C1−C2との交点O2を原点とし、VF
光軸C1−C2上に座標軸x*、VFマスター光軸B1−
B2上に座標軸z*,x*とz*とにそれぞれ直交する
軸をy*とした座標(x*,y*,z*)を考える。ミ
ラー5によつて反射される光線の方向はビユーフ
アインダーマスターレンズ4の第2主点K2のミ
ラー5による虚像K2′とミラー面との交点Q4とを
結ぶ直線の方向となる。またこの直線をy*軸方
向からみた場合のx*軸との角度、およびz*軸方
向からみた場合のx*軸との角度はそれぞれδお
よびγとなり、結像面上における結像点の位置
(y*,z*)は次式であらわされる。
y*=fm tanγ …(5)
z*=fm tanδ …(6)
これらの式に(3),(4)式を代入すれば次の式が得
られる。
られる。
点Q1はズーム光軸A1−A2上の点であり、Q1O1
を通る光線およびその平行光線すなわちズーム光
軸A1−A2方向の光線はプリズム3に傾きがない
場合には、ビユーフアインダー第1結像面6と
VF光軸C1−C2との交点に結像するから、プリズ
ム3がx軸およびy2軸のまわりにそれぞれΨ、
(θ−45゜)だけかたむいた場合のこの平行光線の
結像点の位置とVF光軸C1−C2との間の距離は光
軸ずれとなる。点Q1は前記したようにズーム光
軸A1−A2上の点であるがいまその座標を(1,
0,0)と与えれば、式(5−2),(6−2)か
ら光軸ずれΔy*,Δz*はy*,z*に等しく、次式で
示される。
を通る光線およびその平行光線すなわちズーム光
軸A1−A2方向の光線はプリズム3に傾きがない
場合には、ビユーフアインダー第1結像面6と
VF光軸C1−C2との交点に結像するから、プリズ
ム3がx軸およびy2軸のまわりにそれぞれΨ、
(θ−45゜)だけかたむいた場合のこの平行光線の
結像点の位置とVF光軸C1−C2との間の距離は光
軸ずれとなる。点Q1は前記したようにズーム光
軸A1−A2上の点であるがいまその座標を(1,
0,0)と与えれば、式(5−2),(6−2)か
ら光軸ずれΔy*,Δz*はy*,z*に等しく、次式で
示される。
この式から明かなようにΔy*はΨのみの関数で
ありθにはよらない。またΨが小さく、θが45゜
に近いときはcosΨ1、であり、|tan2θ|はき
わめて大きな値となるから、cosΨ≪|tan2θ|で
あり、従つて式(6−3)は次のようになる。
ありθにはよらない。またΨが小さく、θが45゜
に近いときはcosΨ1、であり、|tan2θ|はき
わめて大きな値となるから、cosΨ≪|tan2θ|で
あり、従つて式(6−3)は次のようになる。
式(7)から、プリズム3をx軸(ズーム光軸A1
−A2)のまわりに回転させれば、その回転が小
さい場合には、光軸が主として水平に移動するこ
とがわかる。また、プリズム3をy2軸のまわりに
回転させれば、回転が小さい場合、主として垂直
に光軸が移動することがわかる。プリズム3は平
行移動しても光軸が変化しないので上記の回転軸
は平行依動させても同じことが云える。
−A2)のまわりに回転させれば、その回転が小
さい場合には、光軸が主として水平に移動するこ
とがわかる。また、プリズム3をy2軸のまわりに
回転させれば、回転が小さい場合、主として垂直
に光軸が移動することがわかる。プリズム3は平
行移動しても光軸が変化しないので上記の回転軸
は平行依動させても同じことが云える。
次にx,y軸を含む平面を考え、この上に2点
Q1,P1を考える。P1(図示していない。)はQ1O1
を通る直線上にないものとする。プリズム3が正
規の位置にある場合は、Q1O1を通る光線および
P1O1を通る光線はビユーフアインダー第1結像
面で結像する。この結像点をそれぞれQ,Pとす
れば、直線QPはy*軸に平行な直線となる。しか
しながらいまプリズム3に傾きがある場合には第
8図に示すように、直線QPはy*軸に対して傾い
てしまう。これが画面傾斜と呼ばれるものであ
る。Qの座標を(y* 1,z* 1)、Pの座標を(y* 2,
z* 2)とすれば画面傾斜Hは次の式で与えられる。
Q1,P1を考える。P1(図示していない。)はQ1O1
を通る直線上にないものとする。プリズム3が正
規の位置にある場合は、Q1O1を通る光線および
P1O1を通る光線はビユーフアインダー第1結像
面で結像する。この結像点をそれぞれQ,Pとす
れば、直線QPはy*軸に平行な直線となる。しか
しながらいまプリズム3に傾きがある場合には第
8図に示すように、直線QPはy*軸に対して傾い
てしまう。これが画面傾斜と呼ばれるものであ
る。Qの座標を(y* 1,z* 1)、Pの座標を(y* 2,
z* 2)とすれば画面傾斜Hは次の式で与えられる。
H=tan-1z*/2−z*/1/y*/2−y*/1 …(8)
いまQの座標に(1,0,0)を与え、Pの座
標として(1,−1,0)を与えれば、Qは式
(6−3)から求められ、Pは次式で与えられる。
標として(1,−1,0)を与えれば、Qは式
(6−3)から求められ、Pは次式で与えられる。
Ψが小さくθが45゜に近いときは、この近似解
は次式で表わすことができる。
は次式で表わすことができる。
y* 1=−0.01745fmΨ
z* 1=−0.0349fm(45−θ)
H=−Ψ …(10)
次にプリズム3が設計値通りに工作され、組立
てられているが、ミラー5が傾いている場合につ
いて考えてみる。被写体から来た光はズームレン
ズ2のアホーカル系を通過後、プリズム3によつ
て一部は光電変換用のビジコン23へ、一部はビ
ユーフアインダー側へ分離され、それぞれ結像面
23a、ビユーフアインダー第1結像点6へ結像
される。ズーム光軸A1−A2に平行な入射光の場
合、光はVF光軸C1−C2上の点Q0に結像される
(第2図参照)。
てられているが、ミラー5が傾いている場合につ
いて考えてみる。被写体から来た光はズームレン
ズ2のアホーカル系を通過後、プリズム3によつ
て一部は光電変換用のビジコン23へ、一部はビ
ユーフアインダー側へ分離され、それぞれ結像面
23a、ビユーフアインダー第1結像点6へ結像
される。ズーム光軸A1−A2に平行な入射光の場
合、光はVF光軸C1−C2上の点Q0に結像される
(第2図参照)。
しかしながらミラー5が傾いているときには第
9図に示すように、VF光軸C1−C2からΔだけ離
れた点Qに結像する。第10図に示すように、
VFマスター光軸B1−B2に一致する光線43上の
点をQ5とする。Q5のミラー5による虚像はQ5′で
表わされる。光線43はQ5を通り、光線43と
VF光軸C1−C2との交点O2でミラー5の面によつ
てアイピース11aの側へ反射する。この反射の
方向はQ5′O2を結ぶ線の方向である。よつてこの
光線43のVF光軸C1−C2との傾きδはミラー5
の基準角45゜に対する傾き(θ−45゜)および点Q5
の関数としてあらわされることがわかる。こゝで
θはVFマスター光軸B1−B2とミラー5とのなす
角度である。この光線43とビユーフアインダー
第1結像面との交点がQ5O2を通る光線43の結
像点となる。これから光軸ずれΔが求められる。
以上は2次元で論じたが3次元の場合も全く同様
である。
9図に示すように、VF光軸C1−C2からΔだけ離
れた点Qに結像する。第10図に示すように、
VFマスター光軸B1−B2に一致する光線43上の
点をQ5とする。Q5のミラー5による虚像はQ5′で
表わされる。光線43はQ5を通り、光線43と
VF光軸C1−C2との交点O2でミラー5の面によつ
てアイピース11aの側へ反射する。この反射の
方向はQ5′O2を結ぶ線の方向である。よつてこの
光線43のVF光軸C1−C2との傾きδはミラー5
の基準角45゜に対する傾き(θ−45゜)および点Q5
の関数としてあらわされることがわかる。こゝで
θはVFマスター光軸B1−B2とミラー5とのなす
角度である。この光線43とビユーフアインダー
第1結像面との交点がQ5O2を通る光線43の結
像点となる。これから光軸ずれΔが求められる。
以上は2次元で論じたが3次元の場合も全く同様
である。
以下前記した考え方に基いて光軸ずれを求める
式を導くことにする。
式を導くことにする。
第11図に示すように、点O2を原点とし、VF
光軸C1−C2上にx*軸を、VFマスター光軸B1−
B2上にz*軸を、x*軸およびz*軸にそれぞれ直交
する軸をy*軸としたx*,y*,z*座標をx*軸のま
わりに角度Ψだけ回転し、さらに回転後のy* 2軸
のまわりに角度θだけ回転して出来た座標をx* 2,
y* 2,z* 2座標とする。またミラー5の面はy* 2軸と
z* 2軸を含む平面とする。いま空間上の点Q5をx*,
y*,z*座標で(x*,y*,z*)で表わしさらに座
標を変換して(x* 2,y* 2,z* 2)で表す。このとき
点Q5のミラー5に対する虚像Q5′は(−x* 2,y* 2,
z* 2)となる。このQ5′を再度座標変換して、x*,
y*,z*座標であらわしたものを(*,*,
*)とすれば、この値は次の式で表わされる。
光軸C1−C2上にx*軸を、VFマスター光軸B1−
B2上にz*軸を、x*軸およびz*軸にそれぞれ直交
する軸をy*軸としたx*,y*,z*座標をx*軸のま
わりに角度Ψだけ回転し、さらに回転後のy* 2軸
のまわりに角度θだけ回転して出来た座標をx* 2,
y* 2,z* 2座標とする。またミラー5の面はy* 2軸と
z* 2軸を含む平面とする。いま空間上の点Q5をx*,
y*,z*座標で(x*,y*,z*)で表わしさらに座
標を変換して(x* 2,y* 2,z* 2)で表す。このとき
点Q5のミラー5に対する虚像Q5′は(−x* 2,y* 2,
z* 2)となる。このQ5′を再度座標変換して、x*,
y*,z*座標であらわしたものを(*,*,
*)とすれば、この値は次の式で表わされる。
この式を整理すれば、次の式が得られる。
第10図に示すように、Q5O2を通る光線は、
ミラー5によつて反射され、Q5′O2の方向に曲げ
られ結像面6に達する。この光線43とビユーフ
アインダー第1結像面6との交点がこの光線43
を含む光束の結像点となる。Q5からO2までのz*
軸方向の距離を1とし、O2からQ6までのz*軸方
向の距離をlとする。ただしここでQ6はミラー
5がない場合の結像点である。この場合、結像点
Qの位置をy*,z*座標でQ=(Y*,Z*)とすれば
これは次式であらわされる。
ミラー5によつて反射され、Q5′O2の方向に曲げ
られ結像面6に達する。この光線43とビユーフ
アインダー第1結像面6との交点がこの光線43
を含む光束の結像点となる。Q5からO2までのz*
軸方向の距離を1とし、O2からQ6までのz*軸方
向の距離をlとする。ただしここでQ6はミラー
5がない場合の結像点である。この場合、結像点
Qの位置をy*,z*座標でQ=(Y*,Z*)とすれば
これは次式であらわされる。
点Q5はVFマスター光軸B1−B2上の点であり、
Q5O2を通る光線すなわち、VFマスター光軸B1−
B2方向の光線は、ミラー5の傾きがない場合、
ビユーフアインダー第1結像点6のVF光軸C1−
C2上の点に結像する。しかしミラー5がx*軸お
よびy* 2軸のまわりにそれぞれΨ、(θ−45゜)だけ
傾いた場合に、この光線の結像点のVF光軸C1−
C2からの距離が光軸ずれとなる。いま点Q5の座
標として(0,0,−1)を与えれば式(12),(13)
から光軸ずれ(Y*,Z*)は次式で与えられる。
Q5O2を通る光線すなわち、VFマスター光軸B1−
B2方向の光線は、ミラー5の傾きがない場合、
ビユーフアインダー第1結像点6のVF光軸C1−
C2上の点に結像する。しかしミラー5がx*軸お
よびy* 2軸のまわりにそれぞれΨ、(θ−45゜)だけ
傾いた場合に、この光線の結像点のVF光軸C1−
C2からの距離が光軸ずれとなる。いま点Q5の座
標として(0,0,−1)を与えれば式(12),(13)
から光軸ずれ(Y*,Z*)は次式で与えられる。
Y*
Z*=−l−cosΨsinΨ(1−cos2θ)
−sin2Ψ−cos2Ψcos2θ …(14)
次にy*,z*軸を含む平面上に2点Q5,P5(P5は
図示していない。)を考え、Q5O2およびP5O2を通
る光線の結像点をそれぞれQ,Pとしたとき、ミ
ラー5が傾いていないときには、直線QPはy*軸
に平行な直線となる。しかし、ミラー5が傾いて
いる場合には、直線QPはy*軸と平行でなくなる。
このときのy*軸に対する傾きが画面傾斜となる
(第8図参照)。Q,Pのの座標をそれぞれ(Y* 1,
Z* 1)、(Y* 2,Z* 2)とし、Q5,P5のそれをそれぞれ
(0,0,−1),(0,−1,−1)とすれば式
(14)からY* 1,Z* 1、は求まり、Y* 2Z* 2は次の式で
求められる。
図示していない。)を考え、Q5O2およびP5O2を通
る光線の結像点をそれぞれQ,Pとしたとき、ミ
ラー5が傾いていないときには、直線QPはy*軸
に平行な直線となる。しかし、ミラー5が傾いて
いる場合には、直線QPはy*軸と平行でなくなる。
このときのy*軸に対する傾きが画面傾斜となる
(第8図参照)。Q,Pのの座標をそれぞれ(Y* 1,
Z* 1)、(Y* 2,Z* 2)とし、Q5,P5のそれをそれぞれ
(0,0,−1),(0,−1,−1)とすれば式
(14)からY* 1,Z* 1、は求まり、Y* 2Z* 2は次の式で
求められる。
Y*
Y*
Z*=−l−cos2Ψ−sin2Ψcos2θ−cosΨsinΨ(1−co
s2θ) Y* Z*=−l−cos2Ψ−sin2Ψcos2θ−cosΨsinΨ(1−co
s2θ) −sinΨcosΨ(1−cos2θ)−sin2Ψ−cos2Ψcos2θ…
(15) 画面の傾きHは次式で示される。
s2θ) Y* Z*=−l−cos2Ψ−sin2Ψcos2θ−cosΨsinΨ(1−co
s2θ) −sinΨcosΨ(1−cos2θ)−sin2Ψ−cos2Ψcos2θ…
(15) 画面の傾きHは次式で示される。
H=tan-1Z*/2−Z*/1/Y*/2−Y*/1
=tan-1sinΨcosΨ(1−cos2θ)/cos2Ψ+sin2
Ψcos2θ …(16) Ψが小さくθが45゜に近い場合上記した諸式は
次のような近似解を得ることができる。
Ψcos2θ …(16) Ψが小さくθが45゜に近い場合上記した諸式は
次のような近似解を得ることができる。
Y* 1=0.01745l(1−cos2θ)Ψ
Z* 1=0.0349l cos2Ψ(45−θ) …(17)
H=(1−cos2θ)Ψ …(17)
さらに近似解を求めると、次の式であらわされ
る。
る。
Y* 1=0.01745l・Ψ
Z* 1=0.0349l(45−θ)
H=Ψ …(18)
この(18)式から解るように、Y* 1,HはΨの
みの影響を、Z* 1はθの影響のみを強く受けるこ
とが解る。
みの影響を、Z* 1はθの影響のみを強く受けるこ
とが解る。
プリズム3およびミラー5に同時に傾きがあつ
た場合、光軸ずれ、画面傾斜はプラスされた形と
なつて表われる。逆に云えば、両者の傾きをコン
トロールすることによつて所望の光軸ずれ、画面
傾斜を得ることができる。たとえば、必要とする
光軸の水平、垂直ずれをΔy,Δz画面傾斜をΔH、
プリズムおよびミラーによる光軸ずれ、画面傾
斜、回転角をそれぞれ、(Δy1,Δz1,ΔH1,Ψ1,
θ1)、(Δy2,Δz2,ΔH2,Ψ2,θ2)とすれば、次
の諸式が成立つ。
た場合、光軸ずれ、画面傾斜はプラスされた形と
なつて表われる。逆に云えば、両者の傾きをコン
トロールすることによつて所望の光軸ずれ、画面
傾斜を得ることができる。たとえば、必要とする
光軸の水平、垂直ずれをΔy,Δz画面傾斜をΔH、
プリズムおよびミラーによる光軸ずれ、画面傾
斜、回転角をそれぞれ、(Δy1,Δz1,ΔH1,Ψ1,
θ1)、(Δy2,Δz2,ΔH2,Ψ2,θ2)とすれば、次
の諸式が成立つ。
Δy=Δy1+Δy2 …(19)
Δz=Δz1+Δz2 …(20)
ΔH=ΔH1+ΔH2 …(21)
Ψが0に近くθが45゜に近いときには、Δzは近
似的にθの関数となり、Δy,ΔHは主としてΨの
関数となる。すなわち、(10),(18)式を代入して
(19),(20),(21)式を表わせば、次のようにな
る。
似的にθの関数となり、Δy,ΔHは主としてΨの
関数となる。すなわち、(10),(18)式を代入して
(19),(20),(21)式を表わせば、次のようにな
る。
Δy=−0.01745(fmΨ1−lΨ2) …(22)
Δz=−0.0349{fm(45-θ1)−l(45-θ2)}
…(23)
ΔH=−Ψ1+Ψ2 …(24)
いまこゝでl=fmとすれば
Δy=−0.01745(Ψ1−Ψ2)fm
Δz=0 …(25)
ΔH=−Ψ1+Ψ2
したがつてΨ1=Ψ2とすればΔy=0、△H=0
となり、画面傾斜と光軸ずれとを一挙に調整する
ことができきる。
となり、画面傾斜と光軸ずれとを一挙に調整する
ことができきる。
以上でプリズムおよびミラーが設計値に対して
一定の誤差を持つ場合の光の挙動についての光学
的解析と、そのフアインダーに対する調整法につ
いての解析が終了したので、以下これに基く本発
明に係る一眼レフ式フアインダーの一例について
説明する。すなわち本例にあつては、そのミラー
の反射面をビユーフアインダーマスターレンズの
第2主点を通るように設置している。したがつて
本例にあつてはfm=lであり前記した(25)式
が成立し、一眼レフ式フアインダーに、光軸ず
れ、画面傾斜があつた場合にも、ミラー5をVF
光軸C1−C2のまわりに回転し、またはプリズム
3をズーム光軸A1−A2のまわりに回転せしめる
ことによつて、同時に画面傾斜も光軸ずれも調整
することが可能である。
一定の誤差を持つ場合の光の挙動についての光学
的解析と、そのフアインダーに対する調整法につ
いての解析が終了したので、以下これに基く本発
明に係る一眼レフ式フアインダーの一例について
説明する。すなわち本例にあつては、そのミラー
の反射面をビユーフアインダーマスターレンズの
第2主点を通るように設置している。したがつて
本例にあつてはfm=lであり前記した(25)式
が成立し、一眼レフ式フアインダーに、光軸ず
れ、画面傾斜があつた場合にも、ミラー5をVF
光軸C1−C2のまわりに回転し、またはプリズム
3をズーム光軸A1−A2のまわりに回転せしめる
ことによつて、同時に画面傾斜も光軸ずれも調整
することが可能である。
以上の実施例は主としてズームレンズ(カメラ
の主レンズ)通過後の光をハーフミラー処理面を
有するプリズムで反射してビユーフアインダーマ
スターレンズへ導くフアインダーについて述べて
いるが、プリズムに限ることなく、ミラー小片を
用いて光の一部を反射するポイントミラー方式の
フアインダーでも本発明は有効に実施できる。ま
たビユーフアインダーマスターレンズ通過後の光
はミラーによることなく、ハーフミラー処理をし
たプリズムを用いた場合も本発明は有効に実施で
きる。さらに、以上述べた例は主としてVTR用
のカメラについてのものであるが、通常の写真用
カメラまたは8ミリカメラ等であつても本発明が
有効に実施できることは論ずるまでもない。
の主レンズ)通過後の光をハーフミラー処理面を
有するプリズムで反射してビユーフアインダーマ
スターレンズへ導くフアインダーについて述べて
いるが、プリズムに限ることなく、ミラー小片を
用いて光の一部を反射するポイントミラー方式の
フアインダーでも本発明は有効に実施できる。ま
たビユーフアインダーマスターレンズ通過後の光
はミラーによることなく、ハーフミラー処理をし
たプリズムを用いた場合も本発明は有効に実施で
きる。さらに、以上述べた例は主としてVTR用
のカメラについてのものであるが、通常の写真用
カメラまたは8ミリカメラ等であつても本発明が
有効に実施できることは論ずるまでもない。
本発明は一眼レフ式フアインダーにおける光の
挙動を光学的に分析し、その結果に基いてミラー
の配置を変えることによつてフアインダーの調整
をきわめて簡単に行うことを可能とし、カメラの
調整工数を大巾に削減し、延いてはカメラの原価
を低減する等大きな効果を有する。
挙動を光学的に分析し、その結果に基いてミラー
の配置を変えることによつてフアインダーの調整
をきわめて簡単に行うことを可能とし、カメラの
調整工数を大巾に削減し、延いてはカメラの原価
を低減する等大きな効果を有する。
第1図は一眼レフ式フアインダーを用いた
VTR用カメラの概略の構造を示す図、第2図は
プリズムの傾斜によつて光軸ずれを起す状態を示
す図、第3図は従来のフアインダーの調整方法を
示す図、第4図はミラーが正規でプリズムのみが
傾いているときの光軸ずれを2次元的に解析した
図、第5図ないし第7図はその3次元的解析法を
示す図、第8図は画面傾斜を説明する図、第9
図,第10図はプリズムが正規でミラーが傾いた
場合の光軸ずれを2次元的に説明した図、第11
図はその3次元的解析法を示す図である。 1…カメラ、2…主レンズ(ズームレンズ)、
3…プリズム、3a…ハーフミラー処理面、4…
ビユーフアインダーマスターレンズ、5…ミラ
ー、6…ビユーフアインダー第1結像面、11…
接眼部、11a…アイピース、21…マスターレ
ンズ、23…ビジコン、23a…結像面、31…
光束、41,42,43…光線、A1−A2…ズー
ム光軸、B1−B2…VFマスター光軸、C1−C2…
VF光軸。
VTR用カメラの概略の構造を示す図、第2図は
プリズムの傾斜によつて光軸ずれを起す状態を示
す図、第3図は従来のフアインダーの調整方法を
示す図、第4図はミラーが正規でプリズムのみが
傾いているときの光軸ずれを2次元的に解析した
図、第5図ないし第7図はその3次元的解析法を
示す図、第8図は画面傾斜を説明する図、第9
図,第10図はプリズムが正規でミラーが傾いた
場合の光軸ずれを2次元的に説明した図、第11
図はその3次元的解析法を示す図である。 1…カメラ、2…主レンズ(ズームレンズ)、
3…プリズム、3a…ハーフミラー処理面、4…
ビユーフアインダーマスターレンズ、5…ミラ
ー、6…ビユーフアインダー第1結像面、11…
接眼部、11a…アイピース、21…マスターレ
ンズ、23…ビジコン、23a…結像面、31…
光束、41,42,43…光線、A1−A2…ズー
ム光軸、B1−B2…VFマスター光軸、C1−C2…
VF光軸。
Claims (1)
- 1 カメラの主レンズによつて集光された光の一
部をプリズム等の反射によつてその光軸をほぼ
90゜曲げ、ビユーフアインダーマスターレンズを
経由し、ミラーによつて再度その光軸をほぼ90゜
曲げて最初の光軸と平行にし、該光軸上に接眼部
を設けて成る一眼レフ式フアインダーにおいて、
前記ミラーの反射面を前記ビユーフアインダーマ
スターレンズの第2主点を通るように設置したこ
とを特徴とする一眼レフ式フアインダー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18565880A JPS57112730A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Single-lens reflex finder |
| US06/330,863 US4432626A (en) | 1980-12-16 | 1981-12-15 | Single-lens reflex type viewfinder and method of adjusting the same |
| FR8123539A FR2496279B1 (fr) | 1980-12-16 | 1981-12-16 | Viseur du type reflex a un seul objectif et procede pour regler ce viseur |
| DE19813149858 DE3149858A1 (de) | 1980-12-16 | 1981-12-16 | Einaeugiger spiegelreflexsucher und verfahren zur justierung desselben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18565880A JPS57112730A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Single-lens reflex finder |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57112730A JPS57112730A (en) | 1982-07-13 |
| JPH0216492B2 true JPH0216492B2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=16174603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18565880A Granted JPS57112730A (en) | 1980-12-16 | 1980-12-29 | Single-lens reflex finder |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57112730A (ja) |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP18565880A patent/JPS57112730A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57112730A (en) | 1982-07-13 |
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