JPH02175103A - 無機質化粧板の製造方法 - Google Patents

無機質化粧板の製造方法

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JPH02175103A
JPH02175103A JP18165689A JP18165689A JPH02175103A JP H02175103 A JPH02175103 A JP H02175103A JP 18165689 A JP18165689 A JP 18165689A JP 18165689 A JP18165689 A JP 18165689A JP H02175103 A JPH02175103 A JP H02175103A
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小池 喜寛
Hiroo Kudo
工藤 裕夫
Mitsuo Sumiya
角谷 光夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は建築用材料等として用いられる無機質化粧板
を製造する際に用いる無機質化粧板用塗料に関する。
〔従来の技術〕
セメント、ケイ酸カルシウム等の水硬性無機質結合材を
用いた無機質板は、例えば水硬性無機質結合材を主成分
としたスラリーを所謂シリンダーボックスと称される湿
式抄造機にてフェルト上に抄き、生成したスラリー状の
抄造体を適当なサクションで吸引脱水し、メーキングロ
ールに巻つけて板厚を調整し、得られた板状抄造体を養
生硬化せしめることにより製造されていることは周知の
通りである。
しかしながら、このような無機質化粧板の製造方法にお
いて、メーキングロールに巻きついた面が塗面になるた
め、取りはずす時に、塗膜の一部がメーキングロールに
付着残存したり、粘着することによって塗面のめくれ、
亀裂、剥離などの問題が発生するという欠点があった。
かかる欠点を解決するために、従来、例えば、(1)顔
料の混合割合が多いエマルジョン塗料を低粘度で塗装す
る、(2)炭化水素系高沸点溶剤、パラフィン及びシリ
コーンオイルなどを配合したエマルジョン塗料を塗装す
る等の方法が取られていたが、(1)メーキングロール
表面とスラリー状抄造体表面との接触面積を減少させる
為、またく2)スラリー状抄造体のシート強度を強くさ
せる為に、スラリー状抄造体の含水率を大きく減少させ
なくてはメーキングロールへの付着防止ができなかった
。その為、塗膜表面の外観低下や塗膜表面が粉ぼくなる
などの欠点があった。それを解決する為にはメーキング
ロールへの付着防止効果を強くしサクションボックスで
の脱水力を弱めても付着しないようにすることが望まれ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、前記した従来の無機質化粧板の問題
点を解決し、塗膜の一部がメーキングロールに付着残存
したり、粘着したりすることによって塗面のめくれ、亀
裂、剥離などの問題が起らない無機質化粧板の製造方法
を開発することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従えば、水硬性無機質結合材を主成分とするス
ラリーをシリンダーボックスにてフェルト上に抄き、生
成したスラリー状抄造体の表面にエマルジョン塗料を塗
布し、次いでサクションにて脱水し、メーキングロール
に巻きつけて板厚を調整し、生成した板状抄造体を養生
硬化せしめて無機質化粧板を連続的に製造するに際し、
前記エマルジョン塗料として、アクリルエマルジョンに
、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド、ビス高級脂肪酸アミ
ド及びゾルビタン脂肪酸エステルの群から選ばれた少な
くとも一種の添加剤を配合した塗料を用いる無機質化粧
板の製造方法が提供される。
本発明に従えば、更に、水硬性無機質結合材を主成分と
するスラリーをシリンダーボックスにてフェルト上に抄
き、生成したスラリー状抄造体の表面にエマルジョン塗
料を塗布し、次いでサクションにて脱水し、メーキング
ロールに巻きつけて板厚を調整し、生成した板状抄造体
を養生硬化せしめて無機質化粧板を連続的に製造するに
際し、前記エマルジョン塗料として、アクリルエマルジ
ョンに、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド、ビス高級脂肪
酸アミド及びゾルビタン脂肪酸エステルの群から選ばれ
た少なくとも一種の添加剤並びに沸点が130℃以上で
誘電率が10以下の炭化水素系高沸点溶剤、パラフィン
及びシリコーンオイルの群から選ばれた少なくとも一種
の添加剤を用いる無機質化粧板の製造方法が提供される
。
本発明において無機質化粧板の製造に使用されるエマル
ジョン塗料に配合される第一の添加剤は、例えば、ステ
アリン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸;ステアリン酸
アミド、オレイン酸アミドなどの高級脂肪酸アミド:ビ
スオレイン酸アミドなどのビス高級脂肪酸アミド、及び
ゾルビタンモノオレエートなどのゾルビタン脂肪酸エス
テルなどである。
このような添加剤を無機質化粧板製造用エマルジョン塗
料に配合することにより、添加剤が塗料樹脂粒子、顔料
粒子間に存在して粒子の粘着を防止したり、塗膜表面に
存在しメーキングロールとの粘着を防止したりする等の
効果が著しいため、サクションボックスの脱水力を弱く
しても塗面のめくれ、亀裂、剥離などがなくなり、その
為塗膜表面の外観がよく、粉ぼくない無機質化粧板を得
ることができる。
これらの第一の添加剤は無機質化粧板製造用エマルジョ
ン塗料100重量部当り0.1〜300重量部、好まし
くは1〜10重量部配合される。これらの添加剤の配合
量が少な過ぎるとメーキングロールへの塗膜の付着が起
り、逆に多過ぎると造膜性が低下して塗膜が粉ぼくなる
ので好ましくない。
本発明において無機質化粧板製造用エマルジョン塗料に
前記第一の添加剤と共に配合される第二の添加剤として
は、前記したように、沸点が130℃以上で誘電率が1
0以下の高沸点溶剤、パラフィ及びシリコーンオイルの
群から選んだ少なくとも一種があげられる。
前記高沸点溶剤としては、例えば灯油(ケロセン)、テ
レピン油、石油ナフサ、キシレンなどがあげられる。上
記高沸点溶剤の沸点が130℃未満では、塗料の皮張り
の発生やエマルジョンの安定性を低下させるので好まし
くなく、また誘電率が10を超える場合には、メーキン
グロールへの付着防止効果が十分発揮されないので好ま
しくない。
一方、パラフィンとしては、例えば石油高沸点留分を蒸
留して得られる炭化水素などがあげられる。
更にシリコーンオイルとしては、例えば直鎮状のシリコ
ーンオイルやメチルフェニルシリコーンオイル及びそれ
らの有機変性シリコーンオイルなどがあげられる。
これらの第二の添加剤は前記第一の添加剤と一緒に用い
ることにより塗料樹脂粒子、顔料粒子間に存在し、粒子
の粘着を防止する効果が強くなり第二の添加剤を単独で
用いる場合より著しくメーキングロールへの付着防止効
果が向上する。これらの第二の添加剤は、第一添加剤1
00重量部に対して2000重量部以下、好ましくは2
000重量部以下配合される。この配合量が多過ぎると
メーキングロールへの付着防止効果が十分発揮されない
ので好ましくない。
第一、第二添加剤の混合物は無機質化粧板製造用エマル
ジョン塗料100重量部当り0,1〜300重量部、好
ましくは1〜20重量部配合される。これらの添加剤の
配合量が少な過ぎるとメーキングロールへの付着が起り
、逆に多過ぎると増膜性が低下して塗膜が粉ぼくなるの
で好ましくない。
本発明の無機質化粧板製造用エマルジョン塗料を用いて
無機質化粧板を製造する方法について簡単に説明すると
、先ず原料の水硬性無機質結合材としては、セメント、
ケイ酸カルシウム、高炉スラグ夷カルシウムアルミネー
トモノウルフェートハイドレート、石こうの配合物等を
用いることができる。このような水硬性無機質結合材は
、必要な場合には、補強繊維等を更に用いてスラリー状
とし、これをウェットマシーンにてフェルト上に抄いて
スラリー状の抄造膜をつくる。
このようにしてフェルト上に抄造したスラリー状抄造体
に無機質化粧板製造用エマルジョン塗料を塗布する。こ
の塗料は、例えば従来の一般的なアクリルエマルジョン
塗料に前記した第一の添加剤又は第一の添加剤及び第二
の添加剤を所定量配合したものである。従来の一般的な
アクリルエマルジョン塗料とは、JIS−に−5663
に規定されるような建築物の内装外装用塗料であり、構
成原料はアクリル系樹脂に、必要に応じて、セルローズ
系の保護コロイド及び着色顔料と体質顔料、更にはその
他の添加剤、界面活性剤などを適宜配合したものから成
る塗料をいう。
前記無機質化粧板製造用エマルジョン塗料のスラリー状
抄造体上への塗布量には特に制限はないが、一般には1
0〜200 g/rn”の範囲が適当である。
本発明に従って無機質化粧板製造用エマルジョン塗料を
塗布されたスラリー状抄造体は、以下従来方法と全く同
様にして脱水、板厚調整、養生及び硬化工程を経て製品
化される。即ち、塗料を上記の如く塗布されたフェルト
上のスラリー状抄造体を常法に従ってフェルトの下より
サクションにて脱水した後、メーキングロールに巻きつ
けて板厚を調整する。一定の厚みになるまでメーキング
ロールに巻きつけたものを取りはずし板状抄造体をつく
り、必要なときは、プレスなどをして形を整え、ついで
養生、硬化させ、更に必要なら乾燥させて、無機硬化基
板を製造する。
〔発明の効果〕
本発明に従えば、塗膜表面の外観が良好で粉ぼくなく、
塗膜の密着度が抜群に優れ、更に防水性、耐エフロレッ
センス性に優れた無機質化粧板をその強度を低下させる
ことなく簡単にかつ安価に製造することができる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を比較例と共に掲げて本発明を更
に具体的に説明するが、本発明の技術的範囲をこれらの
実施例に限定するものでないことはいうまでもない。
実施例1〜4及び比較例1〜3 JIS−A−5418に規定される下記組成の一般的な
波板配合のスラリーを用いて無機質化粧板を製造した。
スラリー組成成分        重量部石     
綿             20石炭質原料及びケイ
酸質原料   80水              適
量 上記組成のスラリーをフェルトに抄き、生成したスラリ
ー状抄造体く寸法:35cm巾X O,3mm厚のエン
ドレス状)に下記第1表に示す組成のアクリルエマルジ
ョン塗料をl m’当り100gの被覆量で被覆した。
前記アクリルエマルジョン塗料をフローコーターにて塗
布後、サクションにて脱水し、(条件:温度25℃、吸
引圧0.3〜1.0気圧)、メーキングロール(スチー
ル製40cmφX50Cm)にて板厚5 mmの板状抄
造体を製造し、3枚毎に敷板を入れて板状抄造体を積み
重ねた後、ポリエチレンシートで密閉梱包し室温にて3
週間放置して養生硬化せしめた。
かくして製造した無機質化粧板について以下に示す方法
により、防水性、密着性、耐摩耗性、外観、耐エフロレ
ッセンス性及びメーキングロールからの離型性を測定し
た。
防水性: JIS−A−6910−6−4準拠密着性:
 JIS−A−6910−6−3−2(1)準拠耐摩耗
性: JIS−A−6909−5−4準拠外観:肉眼判
定 耐エフロレッセンス性:lQXIQcmに切断した試験
片を5℃の冷蔵庫に放置し、1日1回1〜2CC蒸留水
を表面(塗面〉に滴下させ、これを3回繰り返した後、
蒸留水が蒸発した跡を観察しエフロレッセンスの発生の
有無を評価 メーキングロールからの離型性:メーキングロールに塗
膜が付着しないようにするために必要なザクジョンボッ
クスの吸引圧。
結果は第1表に示す通りであった。
第1表の結果より明らかなように各実施例によって得ら
れた無機質化粧板はいずれも防水性に富んでおり、かつ
エフロレッセンスの発生もみられず、耐エフロレッセン
ス性も優れていた。更に密着度、耐摩耗性、外観も優れ
ており、メーキングロールへの付着の問題も無かった。
手 続 補 正 書 平成1年8月 tJ− 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水硬性無機質結合材を主成分とするスラリーをシリ
    ンダーボックスにてフェルト上に抄き、生成したスラリ
    ー状抄造体の表面にエマルジョン塗料を塗布し、次いで
    サクションにて脱水し、メーキングロールに巻きつけて
    板厚を調整し、生成した板状抄造体を養生硬化せしめて
    無機質化粧板を連続的に製造するに際し、前記エマルジ
    ョン塗料として、アクリルエマルジョンに、高級脂肪酸
    、高級脂肪酸アミド、ビス高級脂肪酸アミド及びゾルビ
    タン脂肪酸エステルの群から選ばれた少なくとも一種の
    添加剤を配合した塗料を用いることを特徴とする無機質
    化粧板の製造方法。 2、水硬性無機質結合材を主成分とするスラリーをシリ
    ンダーボックスにてフェルト上に抄き、生成したスラリ
    ー状抄造体の表面にエマルジョン塗料を塗布し、次いで
    サクションにて脱水し、メーキングロールに巻きつけて
    板厚を調整し、生成した板状抄造体を養生硬化せしめて
    無機質化粧板を連続的に製造するに際し、前記エマルジ
    ョン塗料として、アクリルエマルジョンに、高級脂肪酸
    、高級脂肪酸アミド、ビス高級脂肪酸アミド及びゾルビ
    タン脂肪酸エステルの群から選ばれた少なくとも一種の
    添加剤並びに沸点が130℃以上で誘電率が10以下の
    炭化水素系高沸点溶剤、パラフィン及びシリコーンオイ
    ルの群から選ばれた少なくとも一種の添加剤を配合した
    塗料を用いることを特徴とする無機質化粧板の製造方法
    。
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