JPH0217637B2 - - Google Patents
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- JPH0217637B2 JPH0217637B2 JP10820186A JP10820186A JPH0217637B2 JP H0217637 B2 JPH0217637 B2 JP H0217637B2 JP 10820186 A JP10820186 A JP 10820186A JP 10820186 A JP10820186 A JP 10820186A JP H0217637 B2 JPH0217637 B2 JP H0217637B2
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- Japan
- Prior art keywords
- copper alloy
- tin
- terminals
- connectors
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- Prior art date
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は錫めつき銅合金条よりなる端子・コネ
クタの製造方法に関し、さらに詳しくは、電気・
電子機器用部品としての端子・コネクタ材料の錫
めつき銅合金条の表面特性を劣化させることな
く、かつ、ばね特性を改善することができる錫め
つき銅合金条よりなる端子・コネクタの製造方法
に関するものである。 [従来技術] 従来より、電気・電子機器の端子・コネクタ材
料には錫めつき銅合金の板や条が使用されてお
り、即ち、信頼性が要求される場合には、予め低
温焼鈍によりばね限界値を向上させた銅合金の板
や条を端子・コネクタに成形加工を行なう。しか
し、この成形加工によつて塑性変形を受けた部分
のばね限界値は大幅に低下するので、再び、ばね
限界値を改善するために、例えば、燐青銅では
200〜250℃の温度で30分、ベリリウム銅では300
〜325℃の温度で30分、Cu−9wt%Ni−2.3wt%
Sn合金では350〜450℃の温度で30分の熱処理を
行ない、その後錫めつきが施される。このよう
に、銅合金を端子・コネクタに成形加工後、熱処
理を行なつてから錫めつきが施されるので工程が
長く、その上、錫めつきは電気めつきにより行な
われるので一番重要な雌型端子或いは雌型コネク
タの接合部に一定の厚さで錫めつきをすることが
困難であつた。 また、従来においては、錫めつき銅合金の板や
条は端子・コネクタに成形加工後に低温焼鈍を行
なうと、表面の錫めつき層が劣化する割にはばね
限界値の向上は期待できないとされ、錫めつき銅
合金よりなる端子・コネクタは低温焼鈍されるこ
となく使用されていたので、使用中に所定の応力
が緩和され、接触不良等による不都合や時には端
子・コネクタの焼損まで生じるという問題があつ
た。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に説明した従来における錫めつき
銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法におけ
る問題点を解決すべくなされたものであつて、本
発明者の鋭意研究に結果、錫めつき銅合金よりな
る板や条を端子・コネクタに成形加工後低温焼鈍
を行なつても、錫めつきを劣化させることなく、
さらに、ばね特性を改善することができる錫めつ
き銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法を開
発したのである。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係る錫めつき銅合金よりなる端子・コ
ネクタの製造方法の特徴とするところは、 (1) Sn0.8〜5.5wt%、Fe0.05〜0.20wt%、 P0.025〜0.050wt% を含有し、残部実質的にCuからなる銅合金に
0.5μm以上の厚さの光択電気錫めつきを施こ
し、次いで、端子およびコネクタに成形加工を
行なつた後、140〜190℃の温度において5〜
120分の焼鈍を行なうことを特徴とする錫めつ
き銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法を
第1の発明とし、 (2) Sn0.8〜5.5wt%、Fe0.05〜0.20wt%、 P0.025〜0.050wt%、Zn1.0〜5.0wt% を含有し、残部実質的にCuからなる銅合金に
0.5μm以上の厚さの光沢電気錫めつきを施こ
し、次いで、端子およびコネクタに成形加工を
行なつた後、140〜190℃の温度において5〜
120分の焼鈍を行なうことを特徴とする錫めつ
き銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法を
第2の発明とする2つの発明よりなるものであ
る。 本発明に係る錫めつき銅合金よりなる端子・コ
ネクタの製造方法について以下詳細に説明する。 一般的に、端子・コネクタ用材料においては、
燐青銅はより低い錫含有量の銅合金に材料が変化
していき、さらに、最近の電線の細化、小型コネ
クタの採用による耐マイグレーシヨン性の問題か
ら、燐青銅一種(Sn3.5〜5.5wt%)はCu−2wt%
Sn−0.1wt%Fe0.03wt%Pに、また、燐青銅二種
(Sn5.5〜7.0wt%)はCu−4wt%Sn−0.1wt%
Fe0.03wt%Pに代替されており、これら低い錫
含有量の銅合金は熱間加工性が良好であるので一
般の燐青銅より容易に製造することができる。 しかして、銅合金板または条を端子・コネクタ
にプレスにより成形する際、厚さ0.2〜0.25mmの
場合に90゜曲げを行なうと曲げ部の減肉は約10%
となり、ばね限界値は圧延時の値まで低下するこ
とが知られている。 そして、上記説明した低い錫含有量の燐青銅は
90゜曲げ或いは密着曲げ加工後、140〜190℃の温
度において5〜120分の低温焼鈍を行なうことに
よつて、最適焼鈍条件により得られるばね限界値
の80〜90%まで回複させることができ、さらに、
この熱処理条件では、焼鈍雰囲気が不活性ガス、
例えば、窒素ガス中、または大気中においても光
沢錫めつきの接触抵抗値が変化しないのである。 従つて、本発明における錫めつき銅合金よりな
る端子・コネクタの製造方法において、Sn含有
量0.8〜5.5wt%、Fe含有量0.05〜0.20wt%、P含
有量0.025〜0.050wt%であり、残部が実質的にCu
からなる銅合金(板或いは条)に限定したのは、
熱間圧延が可能であり、同一強度の材料を調整す
る場合、燐青銅より錫含有量を2wt%減少できる
こと、Znの含有により、電圧の印加された端
子・コネクタが湿潤環境下でCuのマイグレーシ
ヨンの形成を抑制するためであり、1.0wt%未満
では黄銅と同等のマイグレーシヨンに対する特性
が得られず、5.0wt%を越えて含有されるとマイ
グレーシヨン形成の抑制効果はあるが、応力腐蝕
割れを生じ易くなる。さらに、上記に説明したよ
うに、従来、端子・コネクタとして使用されてき
た燐青銅一種および二種より、低い錫含有量の銅
合金に変つてきたことによる。 このような含有成分および成分割合の銅合金に
対する錫めつきは一般に行なわれている電気錫め
つきであつて、この錫めつきの厚さを0.5μm以上
にするのは、140〜190℃の温度で熱処理すること
によつて、めつき層と母材がその界面において合
金層を形成し、接合時に必要とされる錫層がなく
なり、接触抵抗が劣下するからである。 [実施例] 本発明に係る錫めつき銅合金よりなる端子・コ
ネクタの製造方法について実施例を説明する。 実施例 1 第1表に示す特性を有するNo.1およびNo.2の2
種類の含有成分、成分割分の銅合金の厚さ0.225
mmの板材を減面率10%の冷間圧延を行なつて厚さ
0.20mmとした。 この板材に、下記に示す条件により厚さ1μm
の電気錫めつきを行なつた。 めつき浴 硫酸第一錫 40g/ 硫 酸 100g/ クレゾールスルホン酸 30g/ ホルマリン(37%) 5ml/ 光沢剤(※) 10ml/ 分散剤(※※) 20g/ (※):2%炭酸ナトリウム溶液中で、280mlのア
セトアルデヒドと106mlのオルソ・トルイジン
を15℃の温度で10日間反応させて得られた沈澱
物をイソプロピルアルコールに溶解して20%溶
液としたもの。 (※※):1モルのノニルアルコールに15モルの
エチレンオキサイドを付加した生成物。 電気めつき条件 めつき浴温度 17℃ 陰極電流密度 1.5A/dm2 陽極電流密度 2A/dm2以下 陽 極 99.9wt%以上のSn 攪 拌 2m/min 第2表に示す特性の錫めつきした銅合金板材
を、140℃、160℃、180℃および200℃の温度で30
分焼鈍した時の機械的性質および接触抵抗を測定
し、第3表にその結果を示す。なお、比較とし
て、275℃の温度で30分焼鈍した場合についても
示してある。 第1図は接触抵抗値の測定方法の説明図であ
り、接触抵抗は第1図に示す4端子法で行ない、
開放電圧20mV、閉回路電流20mAに設定し、板
材の圧延方向に対して45゜の線上を1mm間隔で10
点測定し、その平均値とした。
クタの製造方法に関し、さらに詳しくは、電気・
電子機器用部品としての端子・コネクタ材料の錫
めつき銅合金条の表面特性を劣化させることな
く、かつ、ばね特性を改善することができる錫め
つき銅合金条よりなる端子・コネクタの製造方法
に関するものである。 [従来技術] 従来より、電気・電子機器の端子・コネクタ材
料には錫めつき銅合金の板や条が使用されてお
り、即ち、信頼性が要求される場合には、予め低
温焼鈍によりばね限界値を向上させた銅合金の板
や条を端子・コネクタに成形加工を行なう。しか
し、この成形加工によつて塑性変形を受けた部分
のばね限界値は大幅に低下するので、再び、ばね
限界値を改善するために、例えば、燐青銅では
200〜250℃の温度で30分、ベリリウム銅では300
〜325℃の温度で30分、Cu−9wt%Ni−2.3wt%
Sn合金では350〜450℃の温度で30分の熱処理を
行ない、その後錫めつきが施される。このよう
に、銅合金を端子・コネクタに成形加工後、熱処
理を行なつてから錫めつきが施されるので工程が
長く、その上、錫めつきは電気めつきにより行な
われるので一番重要な雌型端子或いは雌型コネク
タの接合部に一定の厚さで錫めつきをすることが
困難であつた。 また、従来においては、錫めつき銅合金の板や
条は端子・コネクタに成形加工後に低温焼鈍を行
なうと、表面の錫めつき層が劣化する割にはばね
限界値の向上は期待できないとされ、錫めつき銅
合金よりなる端子・コネクタは低温焼鈍されるこ
となく使用されていたので、使用中に所定の応力
が緩和され、接触不良等による不都合や時には端
子・コネクタの焼損まで生じるという問題があつ
た。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に説明した従来における錫めつき
銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法におけ
る問題点を解決すべくなされたものであつて、本
発明者の鋭意研究に結果、錫めつき銅合金よりな
る板や条を端子・コネクタに成形加工後低温焼鈍
を行なつても、錫めつきを劣化させることなく、
さらに、ばね特性を改善することができる錫めつ
き銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法を開
発したのである。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係る錫めつき銅合金よりなる端子・コ
ネクタの製造方法の特徴とするところは、 (1) Sn0.8〜5.5wt%、Fe0.05〜0.20wt%、 P0.025〜0.050wt% を含有し、残部実質的にCuからなる銅合金に
0.5μm以上の厚さの光択電気錫めつきを施こ
し、次いで、端子およびコネクタに成形加工を
行なつた後、140〜190℃の温度において5〜
120分の焼鈍を行なうことを特徴とする錫めつ
き銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法を
第1の発明とし、 (2) Sn0.8〜5.5wt%、Fe0.05〜0.20wt%、 P0.025〜0.050wt%、Zn1.0〜5.0wt% を含有し、残部実質的にCuからなる銅合金に
0.5μm以上の厚さの光沢電気錫めつきを施こ
し、次いで、端子およびコネクタに成形加工を
行なつた後、140〜190℃の温度において5〜
120分の焼鈍を行なうことを特徴とする錫めつ
き銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法を
第2の発明とする2つの発明よりなるものであ
る。 本発明に係る錫めつき銅合金よりなる端子・コ
ネクタの製造方法について以下詳細に説明する。 一般的に、端子・コネクタ用材料においては、
燐青銅はより低い錫含有量の銅合金に材料が変化
していき、さらに、最近の電線の細化、小型コネ
クタの採用による耐マイグレーシヨン性の問題か
ら、燐青銅一種(Sn3.5〜5.5wt%)はCu−2wt%
Sn−0.1wt%Fe0.03wt%Pに、また、燐青銅二種
(Sn5.5〜7.0wt%)はCu−4wt%Sn−0.1wt%
Fe0.03wt%Pに代替されており、これら低い錫
含有量の銅合金は熱間加工性が良好であるので一
般の燐青銅より容易に製造することができる。 しかして、銅合金板または条を端子・コネクタ
にプレスにより成形する際、厚さ0.2〜0.25mmの
場合に90゜曲げを行なうと曲げ部の減肉は約10%
となり、ばね限界値は圧延時の値まで低下するこ
とが知られている。 そして、上記説明した低い錫含有量の燐青銅は
90゜曲げ或いは密着曲げ加工後、140〜190℃の温
度において5〜120分の低温焼鈍を行なうことに
よつて、最適焼鈍条件により得られるばね限界値
の80〜90%まで回複させることができ、さらに、
この熱処理条件では、焼鈍雰囲気が不活性ガス、
例えば、窒素ガス中、または大気中においても光
沢錫めつきの接触抵抗値が変化しないのである。 従つて、本発明における錫めつき銅合金よりな
る端子・コネクタの製造方法において、Sn含有
量0.8〜5.5wt%、Fe含有量0.05〜0.20wt%、P含
有量0.025〜0.050wt%であり、残部が実質的にCu
からなる銅合金(板或いは条)に限定したのは、
熱間圧延が可能であり、同一強度の材料を調整す
る場合、燐青銅より錫含有量を2wt%減少できる
こと、Znの含有により、電圧の印加された端
子・コネクタが湿潤環境下でCuのマイグレーシ
ヨンの形成を抑制するためであり、1.0wt%未満
では黄銅と同等のマイグレーシヨンに対する特性
が得られず、5.0wt%を越えて含有されるとマイ
グレーシヨン形成の抑制効果はあるが、応力腐蝕
割れを生じ易くなる。さらに、上記に説明したよ
うに、従来、端子・コネクタとして使用されてき
た燐青銅一種および二種より、低い錫含有量の銅
合金に変つてきたことによる。 このような含有成分および成分割合の銅合金に
対する錫めつきは一般に行なわれている電気錫め
つきであつて、この錫めつきの厚さを0.5μm以上
にするのは、140〜190℃の温度で熱処理すること
によつて、めつき層と母材がその界面において合
金層を形成し、接合時に必要とされる錫層がなく
なり、接触抵抗が劣下するからである。 [実施例] 本発明に係る錫めつき銅合金よりなる端子・コ
ネクタの製造方法について実施例を説明する。 実施例 1 第1表に示す特性を有するNo.1およびNo.2の2
種類の含有成分、成分割分の銅合金の厚さ0.225
mmの板材を減面率10%の冷間圧延を行なつて厚さ
0.20mmとした。 この板材に、下記に示す条件により厚さ1μm
の電気錫めつきを行なつた。 めつき浴 硫酸第一錫 40g/ 硫 酸 100g/ クレゾールスルホン酸 30g/ ホルマリン(37%) 5ml/ 光沢剤(※) 10ml/ 分散剤(※※) 20g/ (※):2%炭酸ナトリウム溶液中で、280mlのア
セトアルデヒドと106mlのオルソ・トルイジン
を15℃の温度で10日間反応させて得られた沈澱
物をイソプロピルアルコールに溶解して20%溶
液としたもの。 (※※):1モルのノニルアルコールに15モルの
エチレンオキサイドを付加した生成物。 電気めつき条件 めつき浴温度 17℃ 陰極電流密度 1.5A/dm2 陽極電流密度 2A/dm2以下 陽 極 99.9wt%以上のSn 攪 拌 2m/min 第2表に示す特性の錫めつきした銅合金板材
を、140℃、160℃、180℃および200℃の温度で30
分焼鈍した時の機械的性質および接触抵抗を測定
し、第3表にその結果を示す。なお、比較とし
て、275℃の温度で30分焼鈍した場合についても
示してある。 第1図は接触抵抗値の測定方法の説明図であ
り、接触抵抗は第1図に示す4端子法で行ない、
開放電圧20mV、閉回路電流20mAに設定し、板
材の圧延方向に対して45゜の線上を1mm間隔で10
点測定し、その平均値とした。
【表】
【表】
【表】
第1表、第2表(共に試験片の長手方向:圧延
方向に直角に測定)および第3表より、得られた
製品の特性、プレスによる90゜曲げに相当する減
面率10%の圧延後の機械的性質の変化、特に、No.
1およびNo.2合金のばね限界値が夫々59.3Kgf/
mm2が37.3Kgf/mm2に、68.4Kgf/mm2が42.8Kgf/
mm2に低下するが、140〜190℃の温度で30分焼鈍す
ることによつて、最適焼鈍温度275℃における焼
鈍時のばね限界値の80%以上にまで回復すること
がわかる。 また、錫めつきの特性は接触抵抗で判断できる
が、160℃および180℃の温度で30分間、窒素中或
いは大気中において焼鈍しても接触抵抗はめつき
状態のままの接触抵抗を維持しているが、200℃
以上では接触抵抗が大幅に増大することを示して
いる。 従つて、これらのことは、錫めつきした銅合金
は端子・コネクタに成形加工した後、140〜190℃
の温度で30分焼鈍することにより錫めつきの特性
を劣化することなく、ばね限界値を大幅に改善で
きることを示している。 実施例 2 第4表に示す特性を有するNo.1およびNo.2の2
種類の含有成分、成分割合の銅合金の厚さ0.225
mmの板材を減面率10%の冷間圧延を行なつて厚さ
0.20mmとした。 この板材に、下記に示す条件により厚さ1μm
の電気錫めつきを行なつた。 めつき浴 硫酸第一錫 40g/ 硫 酸 100g/ クレゾールスルホン酸 30g/ ホルマリン(37%) 5ml/ 光沢剤(※) 10ml/ 分散剤(※※) 20g/ (※):2%炭酸ナトリウム溶液中で、280mlのア
セトアルデヒドと106mlのオルソ・トルイジン
を15℃の温度で10日間反応させて得られた沈澱
物をイソプロピルアルコールに溶解して20%溶
液としたもの。 (※※):1モルのノニルアルコールに15モルの
エチレンオキサイドを付加した生成物。 電気めつき条件 めつき浴温度 17℃ 陰極電流密度 1.5A/dm2 陽極電流密度 2A/dm2以下 陽 極 99.9wt%以上のSn 攪 拌 2m/min 第5表に示す特性の錫めつきした銅合金板材
を、160℃、180℃および200℃の温度で5分また
は30分焼鈍した時の機械的性質および接触抵抗を
測定し、第6表にその結果を示す。なお、比較と
して、275℃の温度で30分焼鈍した場合について
も示してある。 実施例1と同様に、第1図に示す接触抵抗値の
測定方法の説明図により接触抵抗を測定した。即
ち、第1図に示す4端子法で行ない、開放電圧20
mV、閉回路電流20mAに設定し、板材の圧延方
向に対して45゜の線上を1mm間隔で10点測定し、
その平均値とした。
方向に直角に測定)および第3表より、得られた
製品の特性、プレスによる90゜曲げに相当する減
面率10%の圧延後の機械的性質の変化、特に、No.
1およびNo.2合金のばね限界値が夫々59.3Kgf/
mm2が37.3Kgf/mm2に、68.4Kgf/mm2が42.8Kgf/
mm2に低下するが、140〜190℃の温度で30分焼鈍す
ることによつて、最適焼鈍温度275℃における焼
鈍時のばね限界値の80%以上にまで回復すること
がわかる。 また、錫めつきの特性は接触抵抗で判断できる
が、160℃および180℃の温度で30分間、窒素中或
いは大気中において焼鈍しても接触抵抗はめつき
状態のままの接触抵抗を維持しているが、200℃
以上では接触抵抗が大幅に増大することを示して
いる。 従つて、これらのことは、錫めつきした銅合金
は端子・コネクタに成形加工した後、140〜190℃
の温度で30分焼鈍することにより錫めつきの特性
を劣化することなく、ばね限界値を大幅に改善で
きることを示している。 実施例 2 第4表に示す特性を有するNo.1およびNo.2の2
種類の含有成分、成分割合の銅合金の厚さ0.225
mmの板材を減面率10%の冷間圧延を行なつて厚さ
0.20mmとした。 この板材に、下記に示す条件により厚さ1μm
の電気錫めつきを行なつた。 めつき浴 硫酸第一錫 40g/ 硫 酸 100g/ クレゾールスルホン酸 30g/ ホルマリン(37%) 5ml/ 光沢剤(※) 10ml/ 分散剤(※※) 20g/ (※):2%炭酸ナトリウム溶液中で、280mlのア
セトアルデヒドと106mlのオルソ・トルイジン
を15℃の温度で10日間反応させて得られた沈澱
物をイソプロピルアルコールに溶解して20%溶
液としたもの。 (※※):1モルのノニルアルコールに15モルの
エチレンオキサイドを付加した生成物。 電気めつき条件 めつき浴温度 17℃ 陰極電流密度 1.5A/dm2 陽極電流密度 2A/dm2以下 陽 極 99.9wt%以上のSn 攪 拌 2m/min 第5表に示す特性の錫めつきした銅合金板材
を、160℃、180℃および200℃の温度で5分また
は30分焼鈍した時の機械的性質および接触抵抗を
測定し、第6表にその結果を示す。なお、比較と
して、275℃の温度で30分焼鈍した場合について
も示してある。 実施例1と同様に、第1図に示す接触抵抗値の
測定方法の説明図により接触抵抗を測定した。即
ち、第1図に示す4端子法で行ない、開放電圧20
mV、閉回路電流20mAに設定し、板材の圧延方
向に対して45゜の線上を1mm間隔で10点測定し、
その平均値とした。
【表】
【表】
【表】
第3表、第4表(共に試験片の長手方向:圧延
方向に直角に測定)および第6表より、得られた
製品の特性、プレスによる90゜曲げに相当する減
面率10%の圧延後の機械的性質の変化、特に、No.
1およびNo.2合金のばね限界値が夫々62・0Kg
f/mm2が39.6Kgf/mm2に、69.0Kgf/mm2が45.0Kg
f/mm2に低下するが、140〜190℃の温度で30分焼
鈍することによつて、最適焼鈍温度275℃におけ
る焼鈍時のばね限界値の80%以上にまで回復する
ことがわかる。 また、錫めつきの特性は接触抵抗で判断できる
が、160℃および180℃の温度で30分間、窒素中或
いは大気中において焼鈍しても接触抵抗はめつき
状態のままの接触抵抗を維持しているが、200℃
以上では接触抵抗が大幅に増大することを示して
いる。 従つて、これらのことは、錫めつきした銅合金
は端子・コネクタに成形加工した後、140〜190℃
の温度で30分焼鈍することにより錫めつきの特性
を劣化することなく、ばね限界値を大幅に改善で
きることを示している。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る錫めつき銅
合金による端子・コネクタの製造方法は上記の構
成であるから、錫めつき銅合金を端子・コネクタ
に成形加工後に低温焼鈍を行なうことによつて
も、錫めつきの特性は劣化せず、ばね限界値も改
善することができ、従来のように接触不良等もな
く、焼損もないという優れた効果を有している。
方向に直角に測定)および第6表より、得られた
製品の特性、プレスによる90゜曲げに相当する減
面率10%の圧延後の機械的性質の変化、特に、No.
1およびNo.2合金のばね限界値が夫々62・0Kg
f/mm2が39.6Kgf/mm2に、69.0Kgf/mm2が45.0Kg
f/mm2に低下するが、140〜190℃の温度で30分焼
鈍することによつて、最適焼鈍温度275℃におけ
る焼鈍時のばね限界値の80%以上にまで回復する
ことがわかる。 また、錫めつきの特性は接触抵抗で判断できる
が、160℃および180℃の温度で30分間、窒素中或
いは大気中において焼鈍しても接触抵抗はめつき
状態のままの接触抵抗を維持しているが、200℃
以上では接触抵抗が大幅に増大することを示して
いる。 従つて、これらのことは、錫めつきした銅合金
は端子・コネクタに成形加工した後、140〜190℃
の温度で30分焼鈍することにより錫めつきの特性
を劣化することなく、ばね限界値を大幅に改善で
きることを示している。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る錫めつき銅
合金による端子・コネクタの製造方法は上記の構
成であるから、錫めつき銅合金を端子・コネクタ
に成形加工後に低温焼鈍を行なうことによつて
も、錫めつきの特性は劣化せず、ばね限界値も改
善することができ、従来のように接触不良等もな
く、焼損もないという優れた効果を有している。
第1図は接触抵抗の測定法の説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Sn0.8〜5.5wt%、Fe0.05〜0.20wt%、 P0.025〜0.050wt% を含有し、残部実質的にCuからなる銅合金に
0.5μm以上の厚さの光沢電気錫めつきを施こし、
次いで、端子およびコネクタに成形加工を行なつ
た後、140〜190℃の温度において5〜120分の焼
鈍を行なうことを特徴とする錫めつき銅合金より
なる端子・コネクタの製造方法。 2 Sn0.8〜5.5wt%、Fe0.05〜0.20wt%、 P0.025〜0.050wt%、Zn1.0〜5.0wt% を含有し、残部実質的にCuからなる銅合金に
0.5μm以上の厚さの光沢電気めつきを施こし、次
いで、端子およびコネクタに成形加工を行なつた
後、140〜190℃の温度において5〜120分の焼鈍
を行なうことを特徴とする錫めつき銅合金よりな
る端子・コネクタの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-204889 | 1985-09-17 | ||
| JP20488985 | 1985-09-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149899A JPS62149899A (ja) | 1987-07-03 |
| JPH0217637B2 true JPH0217637B2 (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=16498073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10820186A Granted JPS62149899A (ja) | 1985-09-17 | 1986-05-12 | 錫めつき銅合金よりなる端子・コネクタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62149899A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6396293A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-27 | Kobe Steel Ltd | 耐高温変色性に優れた錫めっき銅合金部品 |
| US4990820A (en) * | 1988-03-04 | 1991-02-05 | General Electric Company | Corrosion resistant sockets for electric lamps |
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| JPH0238144U (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-14 | ||
| JPH0678595B2 (ja) * | 1988-09-19 | 1994-10-05 | 日立電線株式会社 | 電子部品の製造方法 |
| DE19748306A1 (de) * | 1997-10-31 | 1999-05-06 | Stolberger Metallwerke Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines elektrisch leitfähigen metallischen Bands |
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| JP2023170670A (ja) * | 2022-05-19 | 2023-12-01 | 矢崎総業株式会社 | 端子の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-12 JP JP10820186A patent/JPS62149899A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62149899A (ja) | 1987-07-03 |
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