JPH0218357Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218357Y2 JPH0218357Y2 JP1981011486U JP1148681U JPH0218357Y2 JP H0218357 Y2 JPH0218357 Y2 JP H0218357Y2 JP 1981011486 U JP1981011486 U JP 1981011486U JP 1148681 U JP1148681 U JP 1148681U JP H0218357 Y2 JPH0218357 Y2 JP H0218357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- facing
- peripheral edge
- inner peripheral
- density
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は強度を向上させた摩擦クラツチ用のフ
エーシングに関する。
エーシングに関する。
従来第1図のような環状フエーシング1を製造
する場合、例えばアスベストに合成樹脂を含浸さ
せた素材をまず製品厚さTよりも大きい厚さtを
有する環状体に型押し成型し、次に両端面2,2
を研摩して所定の製品厚さTを得るようになつて
いる。又一般にフエーシング1がフライホイール
やプレツシヤープレート(共に図示せず)に圧接
する場合やシフトダウン時には、フエーシング1
の各部(内周縁部3、中間部4、外周縁部5)の
内、外周縁部3に特に大きな力が加わる。ところ
が従来品では前記成型後の厚さTが各部3,4,
5において均一であり、型押し成型時の各部3,
4,5の圧縮変形量も均一であるので、製品にお
ける内周縁部3の強度は他の部分の強度と同じと
なり、そのために前述の局部応力により内周縁部
3にクラツチが生じ、回転中のフエーシング1が
破壊することがある。
する場合、例えばアスベストに合成樹脂を含浸さ
せた素材をまず製品厚さTよりも大きい厚さtを
有する環状体に型押し成型し、次に両端面2,2
を研摩して所定の製品厚さTを得るようになつて
いる。又一般にフエーシング1がフライホイール
やプレツシヤープレート(共に図示せず)に圧接
する場合やシフトダウン時には、フエーシング1
の各部(内周縁部3、中間部4、外周縁部5)の
内、外周縁部3に特に大きな力が加わる。ところ
が従来品では前記成型後の厚さTが各部3,4,
5において均一であり、型押し成型時の各部3,
4,5の圧縮変形量も均一であるので、製品にお
ける内周縁部3の強度は他の部分の強度と同じと
なり、そのために前述の局部応力により内周縁部
3にクラツチが生じ、回転中のフエーシング1が
破壊することがある。
本考案は上記従来の不具合を解決するために、
フエーシングの内周縁部に環状の高密度部分を設
け、それにより内周縁部の強度を向上させようと
するもので、第2図により説明すると次の通りで
ある。
フエーシングの内周縁部に環状の高密度部分を設
け、それにより内周縁部の強度を向上させようと
するもので、第2図により説明すると次の通りで
ある。
第2図は環状フエーシング10の回転中心線O
−Oを含む断面部分略図であり、実線は製品の形
状を示し、2点線線11,12は後述する型押し
成型時(研摩加工前)の形状を示している。フエ
ーシング10の材料としては従来と同様にアスベ
ストやグラスウール等の繊維からなる補強骨材
と、熱硬化性を有する例えばゴム系やフエノール
系の合成樹脂からなるバインダとが使用されてお
り、又フエーシング10の型押し成型用の素材も
従来と同様の一般的な方法により製造されてい
る。そして本考案実施例によるフエーシング10
には環状の段部13,14が図中右側の端面15
の内周部と外周部とに設けてある。両段部13,
14を除いて端面15は平坦であり、反対側の端
面16は全面が平坦である。両端部15,16
は、型押し成型により形成された端面11,12
を研摩することにより形成されている。段部1
3,14は端面11,12を型押し成型する際に
それと同時に成型される部分であり、しかもその
型押し成型において、押型や圧縮前の素材寸法を
適当に設定することにより、段部13,14を有
する内周縁部17及び外周縁部18が半径方向中
間部19に比べて大きく圧縮されて高密度、高強
度となつている。なお段部13,14の成型は、
両端面11,12の成型とは別の工程で行うこと
もできる。
−Oを含む断面部分略図であり、実線は製品の形
状を示し、2点線線11,12は後述する型押し
成型時(研摩加工前)の形状を示している。フエ
ーシング10の材料としては従来と同様にアスベ
ストやグラスウール等の繊維からなる補強骨材
と、熱硬化性を有する例えばゴム系やフエノール
系の合成樹脂からなるバインダとが使用されてお
り、又フエーシング10の型押し成型用の素材も
従来と同様の一般的な方法により製造されてい
る。そして本考案実施例によるフエーシング10
には環状の段部13,14が図中右側の端面15
の内周部と外周部とに設けてある。両段部13,
14を除いて端面15は平坦であり、反対側の端
面16は全面が平坦である。両端部15,16
は、型押し成型により形成された端面11,12
を研摩することにより形成されている。段部1
3,14は端面11,12を型押し成型する際に
それと同時に成型される部分であり、しかもその
型押し成型において、押型や圧縮前の素材寸法を
適当に設定することにより、段部13,14を有
する内周縁部17及び外周縁部18が半径方向中
間部19に比べて大きく圧縮されて高密度、高強
度となつている。なお段部13,14の成型は、
両端面11,12の成型とは別の工程で行うこと
もできる。
上述の如く構成されたフエーシング10は第3
図の如くクラツチデイスク20に取り付けられ、
運転中に次のような作用、効果を発揮する。第3
図においてクラツチデイスク20の外周部を設け
たクツシヨニングプレート21の両面に1対のフ
エーシング10,10がそれぞれ段部13,14
と反対側の端面16をプレート21に当接させて
リベツト止めされている。例えばシフトダウン
時、両フエーシング10,10からプレツシヤー
プレート22やフライホイールを急激に放した場
合や、クラツチを完全に接続させる直前には、各
フエーシング10の内周縁部17は時に大きい力
を受けるが、内周縁部17は前述の如く強度が高
められているので、内周縁部17にクラツクが入
る恐れはない(又はきわめて少ない)。従つて従
来のように内周に発生したクラツクがリベツト孔
まで進行してフエーシングが破壊するという事故
は可及的に防止される。又高強度の内周縁部17
はフエーシング10全体に対して補強リムの役割
りを果すので、フエーシング10全体の回転強度
(遠心力やフライホイール23からの伝達トルク
等に対する強度)は高くなつており、従つてフエ
ーシング10の変形及びそれによるトルク伝達効
率の低下、フエーシング摩耗の増加、破壊も防止
される。各フエーシング10の外周縁部18も比
較的大きい力を受けるが、外周縁部18も前述の
如く強度が高められているのでクラツクの発生は
可及的に防止されている。勿論、外周縁部18も
補強リムの役割りを果し、回転強度を向上させ
る。
図の如くクラツチデイスク20に取り付けられ、
運転中に次のような作用、効果を発揮する。第3
図においてクラツチデイスク20の外周部を設け
たクツシヨニングプレート21の両面に1対のフ
エーシング10,10がそれぞれ段部13,14
と反対側の端面16をプレート21に当接させて
リベツト止めされている。例えばシフトダウン
時、両フエーシング10,10からプレツシヤー
プレート22やフライホイールを急激に放した場
合や、クラツチを完全に接続させる直前には、各
フエーシング10の内周縁部17は時に大きい力
を受けるが、内周縁部17は前述の如く強度が高
められているので、内周縁部17にクラツクが入
る恐れはない(又はきわめて少ない)。従つて従
来のように内周に発生したクラツクがリベツト孔
まで進行してフエーシングが破壊するという事故
は可及的に防止される。又高強度の内周縁部17
はフエーシング10全体に対して補強リムの役割
りを果すので、フエーシング10全体の回転強度
(遠心力やフライホイール23からの伝達トルク
等に対する強度)は高くなつており、従つてフエ
ーシング10の変形及びそれによるトルク伝達効
率の低下、フエーシング摩耗の増加、破壊も防止
される。各フエーシング10の外周縁部18も比
較的大きい力を受けるが、外周縁部18も前述の
如く強度が高められているのでクラツクの発生は
可及的に防止されている。勿論、外周縁部18も
補強リムの役割りを果し、回転強度を向上させ
る。
以上説明したように本考案によると、フエーシ
ング10の内周縁部17に高密度部分を形成した
ので、フエーシング10の破壊原因となる内周縁
部17のクラツクを可及的に防止すると共に、フ
エーシング10の回転強度を高めることができ
る。
ング10の内周縁部17に高密度部分を形成した
ので、フエーシング10の破壊原因となる内周縁
部17のクラツクを可及的に防止すると共に、フ
エーシング10の回転強度を高めることができ
る。
なお本考案を具体化する場合、外周縁部18の
段部14を廃止することもできる。又第2図の段
部13に代えて、第4図や第5図の如く、平坦な
端面15と筒状内周面25の間に凹形の湾曲断面
を有する環状部分26や凸形の湾曲断面を有する
環状部分27を形成し、それらの部分26,27
を型押し成型する際に内周縁部17を高密度化す
ることもできる。いずれの場合でも、本考案によ
ると、高密度化のために一般に内周縁部17がそ
の他の部分よりも大きく圧縮されることを利用し
て、フエーシング10の摩擦面(端面15:フラ
イホイールやプレツシヤプレーレトと圧接する
面)の内周縁部をその半径方向外側に摩擦面部分
よりも窪ませた構造となつているので、その窪み
を利用して、フエーシングの摩耗ゲージを構成で
きる。すなわち、第3図の如く段部13,13を
フライホイール23やプレツシヤープレート22
に向けた状態でフエーシング10,10を使用す
る場合、段部13の深さD(第2図)をフエーシ
ング10の許容摩耗量と一致又はそれよりもやや
大きくしておくと、段部13が摩耗ゲージの役割
りを果し、一定期間使用後に段部13の有無を確
認することにより、フエーシング10の適切な交
換期間を検知又は予知することができる。
段部14を廃止することもできる。又第2図の段
部13に代えて、第4図や第5図の如く、平坦な
端面15と筒状内周面25の間に凹形の湾曲断面
を有する環状部分26や凸形の湾曲断面を有する
環状部分27を形成し、それらの部分26,27
を型押し成型する際に内周縁部17を高密度化す
ることもできる。いずれの場合でも、本考案によ
ると、高密度化のために一般に内周縁部17がそ
の他の部分よりも大きく圧縮されることを利用し
て、フエーシング10の摩擦面(端面15:フラ
イホイールやプレツシヤプレーレトと圧接する
面)の内周縁部をその半径方向外側に摩擦面部分
よりも窪ませた構造となつているので、その窪み
を利用して、フエーシングの摩耗ゲージを構成で
きる。すなわち、第3図の如く段部13,13を
フライホイール23やプレツシヤープレート22
に向けた状態でフエーシング10,10を使用す
る場合、段部13の深さD(第2図)をフエーシ
ング10の許容摩耗量と一致又はそれよりもやや
大きくしておくと、段部13が摩耗ゲージの役割
りを果し、一定期間使用後に段部13の有無を確
認することにより、フエーシング10の適切な交
換期間を検知又は予知することができる。
第1図は従来例の断面部分略図、第2図は本考
案実施例の断面部分略図、第3図は第2図のフエ
ーシングを使用したクラツチの断面略図、第4
図、第5図はそれぞれ別の実施例の断面部分図で
ある。 10……フエーシング、17……内周縁部、1
9……中間部。
案実施例の断面部分略図、第3図は第2図のフエ
ーシングを使用したクラツチの断面略図、第4
図、第5図はそれぞれ別の実施例の断面部分図で
ある。 10……フエーシング、17……内周縁部、1
9……中間部。
Claims (1)
- 合成ゴム又は合成樹脂製のバインダと繊維製の
補強骨材により形成した環状フエーシングの内周
縁部に環状の高密度部分を設け、内周縁部の密度
を半径方向中間部の密度よりも高くし、上記フエ
ーシングの動力伝達部材と圧接する摩擦面の内周
縁部をその半径方向外側の摩擦面部分よりも窪ま
せたことを特徴とする摩擦クラツチ用フエーシン
グ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981011486U JPH0218357Y2 (ja) | 1981-01-28 | 1981-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981011486U JPH0218357Y2 (ja) | 1981-01-28 | 1981-01-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57124625U JPS57124625U (ja) | 1982-08-03 |
| JPH0218357Y2 true JPH0218357Y2 (ja) | 1990-05-23 |
Family
ID=29809624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981011486U Expired JPH0218357Y2 (ja) | 1981-01-28 | 1981-01-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0218357Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0442587Y2 (ja) * | 1987-07-10 | 1992-10-08 | ||
| CN101371058B (zh) * | 2006-01-13 | 2011-03-02 | 博格华纳公司 | 离合器组件及摩擦片 |
| DE112014004841A5 (de) * | 2013-10-22 | 2016-07-07 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Mehrschichtiger Reibbelag |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5473443U (ja) * | 1977-11-02 | 1979-05-25 | ||
| JPS54163259A (en) * | 1978-06-14 | 1979-12-25 | Aisin Seiki | Clutch facing |
-
1981
- 1981-01-28 JP JP1981011486U patent/JPH0218357Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57124625U (ja) | 1982-08-03 |
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