JPH0218781Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0218781Y2 JPH0218781Y2 JP7539484U JP7539484U JPH0218781Y2 JP H0218781 Y2 JPH0218781 Y2 JP H0218781Y2 JP 7539484 U JP7539484 U JP 7539484U JP 7539484 U JP7539484 U JP 7539484U JP H0218781 Y2 JPH0218781 Y2 JP H0218781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- annular
- piston
- annular piston
- screw hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車等の動力操向装置の一形態で
あるラツク・ピニオン式ステアリング装置に関す
るものである。
あるラツク・ピニオン式ステアリング装置に関す
るものである。
従来技術
従来から、シリンダ内の作動油を媒体として、
このシリンダ内を往復摺動するピストンに連結さ
れた操舵を司るラツクの作動を助勢する形式の、
ラツク・ピニオン式ステアリング装置において、
これらピストンとラツクとのミスアライメント等
を吸収して、シリンダ内を二つの作動室に隔成し
て摺動するピストンの液密性を安定的に維持する
ために、このピストンをラツクの一端部に可撓的
に取付けたものが知られている。ところが、従来
のラツク・ピニオン式ステアリング装置にあつて
は、ピストンを可撓的に取付けた環状のベースリ
ングを、ラツクの一端部に形成されたボス部に装
着した後に、そのボス部の先端をかしめて、ベー
スリングをラツクに固定するようにしていたの
で、その組付け作業に時間や熟練を要するなどの
欠点があつた。
このシリンダ内を往復摺動するピストンに連結さ
れた操舵を司るラツクの作動を助勢する形式の、
ラツク・ピニオン式ステアリング装置において、
これらピストンとラツクとのミスアライメント等
を吸収して、シリンダ内を二つの作動室に隔成し
て摺動するピストンの液密性を安定的に維持する
ために、このピストンをラツクの一端部に可撓的
に取付けたものが知られている。ところが、従来
のラツク・ピニオン式ステアリング装置にあつて
は、ピストンを可撓的に取付けた環状のベースリ
ングを、ラツクの一端部に形成されたボス部に装
着した後に、そのボス部の先端をかしめて、ベー
スリングをラツクに固定するようにしていたの
で、その組付け作業に時間や熟練を要するなどの
欠点があつた。
そこで、本件出願人は、最近、このような従来
の欠点を解消できる一方、シリンダ内を二つの作
動室に隔成するピストンは、ラツクに対し強固な
機械的強度をもつて取付けられなければならない
ことから、このような要請も同時に満足できるラ
ツク・ピニオン式ステアリング装置を提案してい
る。
の欠点を解消できる一方、シリンダ内を二つの作
動室に隔成するピストンは、ラツクに対し強固な
機械的強度をもつて取付けられなければならない
ことから、このような要請も同時に満足できるラ
ツク・ピニオン式ステアリング装置を提案してい
る。
以下、第12図及び第13図に基づいて、本件
出願人の提案にかかるラツク・ピニオン式ステア
リング装置の概要について説明する。
出願人の提案にかかるラツク・ピニオン式ステア
リング装置の概要について説明する。
第12図及び第13図において、1はギヤハウ
ジング2内に回動可能に配置されたピニオンシヤ
フトであり、3はこのピニオンシヤフト1によつ
て駆動されるラツクである。また、4はこのラツ
ク3の一端部3aに、そのラツク3の端面3bか
ら軸方向に突出して形成された、そのラツク3の
外径l1よりも小径の外径l2をもつボス部であり、
このボス部4には、後述する取付ボルト6が螺合
されるねじ孔5が形成されている。このねじ孔5
の軸心aは、ラツク3の軸心bと略同一位置に位
置している。また、6は前記ラツク3に螺着され
たボルトで、7はこの取付ボルト6に形成された
ボルト頭8の座面8aと、ラツク3の端面3b及
びボス部4の外周面4aとの三者で形成された環
状溝9内に、軸方向及び半径方向に遊隙をもつて
装着された環状ピストンであり、このピストン7
は、作動油が充填されたシリンダ10内を二つの
作動室11,12に隔成している。この環状ピス
トン7の軸方向幅l3は、ボス部4の軸方向長さ、
即ち前記環状溝9の軸方向幅l4よりも若干小さく
形成されており、また、ピストン7の内径l5は、
ボス部4の外周径l2よりも若干大きく形成されて
いる。したがつて、環状ピストン7は、ボス部4
(ラツク3)に対して軸方向及び半径方向に遊隙
をもつて装着されている。
ジング2内に回動可能に配置されたピニオンシヤ
フトであり、3はこのピニオンシヤフト1によつ
て駆動されるラツクである。また、4はこのラツ
ク3の一端部3aに、そのラツク3の端面3bか
ら軸方向に突出して形成された、そのラツク3の
外径l1よりも小径の外径l2をもつボス部であり、
このボス部4には、後述する取付ボルト6が螺合
されるねじ孔5が形成されている。このねじ孔5
の軸心aは、ラツク3の軸心bと略同一位置に位
置している。また、6は前記ラツク3に螺着され
たボルトで、7はこの取付ボルト6に形成された
ボルト頭8の座面8aと、ラツク3の端面3b及
びボス部4の外周面4aとの三者で形成された環
状溝9内に、軸方向及び半径方向に遊隙をもつて
装着された環状ピストンであり、このピストン7
は、作動油が充填されたシリンダ10内を二つの
作動室11,12に隔成している。この環状ピス
トン7の軸方向幅l3は、ボス部4の軸方向長さ、
即ち前記環状溝9の軸方向幅l4よりも若干小さく
形成されており、また、ピストン7の内径l5は、
ボス部4の外周径l2よりも若干大きく形成されて
いる。したがつて、環状ピストン7は、ボス部4
(ラツク3)に対して軸方向及び半径方向に遊隙
をもつて装着されている。
一方、13,14は前記ピストン7の内外周面
7a,7bにそれぞれ形成された環状の内側及び
外側の各シール溝で、これら各シール溝13,1
4内には、内側及び外側の環状シール部材15,
16がそれぞれ装着されている。これらのうち、
外側環状シール部材16は、前記ピストン7の外
径l6よりも若干大径の外径l7をもつて形成されて
おり、シリンダ10の内周面10aに弾接して、
シリンダ10とピストン7との間を液密的に封止
している。また、内側環状シール部材15は、前
記外側環状部材16とは逆に、ピストン7の内径
l5よりも若干小径の内径l2をもつて形成されてお
り、ボス部4の外周面4aに弾接して、ピストン
7とボス部4との間を液密的に封止している。
7a,7bにそれぞれ形成された環状の内側及び
外側の各シール溝で、これら各シール溝13,1
4内には、内側及び外側の環状シール部材15,
16がそれぞれ装着されている。これらのうち、
外側環状シール部材16は、前記ピストン7の外
径l6よりも若干大径の外径l7をもつて形成されて
おり、シリンダ10の内周面10aに弾接して、
シリンダ10とピストン7との間を液密的に封止
している。また、内側環状シール部材15は、前
記外側環状部材16とは逆に、ピストン7の内径
l5よりも若干小径の内径l2をもつて形成されてお
り、ボス部4の外周面4aに弾接して、ピストン
7とボス部4との間を液密的に封止している。
前記外側環状シール部材16は、耐摩耗性を有
し、かつ、摩擦係数の小さい部材(例えば商品名
テフロン)からなる外側シールリング17と、こ
の外側シールリング17による封止効果を上げる
ために、そのリング17の内側に介在配置された
弾性シールリング18とから構成されている。
し、かつ、摩擦係数の小さい部材(例えば商品名
テフロン)からなる外側シールリング17と、こ
の外側シールリング17による封止効果を上げる
ために、そのリング17の内側に介在配置された
弾性シールリング18とから構成されている。
以上のような構成を有する従来のラツク・ピニ
オン式ステアリング装置によれば、各シール溝1
3,14内に、各環状シール部材15,16が嵌
着された環状ピストン7をボス部4に嵌入して、
その後、ボルト6をボス部4に一体的に螺着すれ
ば、全ての組付けが完了するという極めて簡単な
組付け手順にて、ラツク3に環状ピストン7を可
撓的に装着することができるので、組付け作業の
迅速化、容易化を促進することができると共に、
仮に、環状ピストン7、ラツク3、シリンダ10
等が互いに同軸上に取付けられていない場合で
も、また、ラツク3の全体あるいは一部が曲つて
いた場合でも、前記各環状シール部材15,16
で確実に二つの作動室11,12間を液密的に隔
成することができるので、環状ピストン7の外周
面7bの一部がシリンダ10の内周面10aに接
触することを未然に防止できるものである。
オン式ステアリング装置によれば、各シール溝1
3,14内に、各環状シール部材15,16が嵌
着された環状ピストン7をボス部4に嵌入して、
その後、ボルト6をボス部4に一体的に螺着すれ
ば、全ての組付けが完了するという極めて簡単な
組付け手順にて、ラツク3に環状ピストン7を可
撓的に装着することができるので、組付け作業の
迅速化、容易化を促進することができると共に、
仮に、環状ピストン7、ラツク3、シリンダ10
等が互いに同軸上に取付けられていない場合で
も、また、ラツク3の全体あるいは一部が曲つて
いた場合でも、前記各環状シール部材15,16
で確実に二つの作動室11,12間を液密的に隔
成することができるので、環状ピストン7の外周
面7bの一部がシリンダ10の内周面10aに接
触することを未然に防止できるものである。
しかしながら、本件出願人の提案にかかるラツ
ク・ピニオン式ステアリング装置は、このような
すぐれた利点を有する反面、取付ボルト6のねじ
部21が螺合されるねじ孔5を、そのねじ孔5の
軸心aがラツク3の軸心b(シリンダ10の軸心)
と略同一位置にするように形成しているため、ラ
ツク3の一側面に形成された、ピニオン1aと噛
合するラツク歯部3cの底部3dとそのねじ孔5
の内周面とが略面一となつてしまう。したがつ
て、ラツク3の一端部3a周辺の機械的強度を高
めるために、ラツク歯部3cの終端とねじ孔5の
底部との間の軸方向寸法l10を充分に確保しなけ
ればならず、そのため、ラツク3の軸方向寸法が
不必要に長尺化し、それに伴つてシリンダ10の
軸方向寸法も長尺化するという欠点があつた。
ク・ピニオン式ステアリング装置は、このような
すぐれた利点を有する反面、取付ボルト6のねじ
部21が螺合されるねじ孔5を、そのねじ孔5の
軸心aがラツク3の軸心b(シリンダ10の軸心)
と略同一位置にするように形成しているため、ラ
ツク3の一側面に形成された、ピニオン1aと噛
合するラツク歯部3cの底部3dとそのねじ孔5
の内周面とが略面一となつてしまう。したがつ
て、ラツク3の一端部3a周辺の機械的強度を高
めるために、ラツク歯部3cの終端とねじ孔5の
底部との間の軸方向寸法l10を充分に確保しなけ
ればならず、そのため、ラツク3の軸方向寸法が
不必要に長尺化し、それに伴つてシリンダ10の
軸方向寸法も長尺化するという欠点があつた。
考案の目的
本考案は、このような従来の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、ラツクの軸方向寸法を短縮化す
ることができ、しかも、ラツクの一端部周辺の機
械的強度も損うことがないラツク・ピニオン式ス
テアリング装置を得ることを目的とする。
れたものであり、ラツクの軸方向寸法を短縮化す
ることができ、しかも、ラツクの一端部周辺の機
械的強度も損うことがないラツク・ピニオン式ス
テアリング装置を得ることを目的とする。
考案の構成・作用
本考案は、このような目的を達成するために、
ラツクの一端部の端面に形成されたねじ孔の軸心
がラツクの軸心からラツクの一側面に形成された
ラツク歯部と反対側のラツク位置に位置するよう
にねじ孔を形成し、このねじ孔内に取付ボルトを
螺着して、この取付ボルトを介して環状ピストン
をラツクの一端部に対し可撓的に取付けた構成と
してある。
ラツクの一端部の端面に形成されたねじ孔の軸心
がラツクの軸心からラツクの一側面に形成された
ラツク歯部と反対側のラツク位置に位置するよう
にねじ孔を形成し、このねじ孔内に取付ボルトを
螺着して、この取付ボルトを介して環状ピストン
をラツクの一端部に対し可撓的に取付けた構成と
してある。
実施例
以下、本考案の実施例について図面に基づいて
説明する。なお、従来例と同一構成部分には、同
一指示符号を付してある。
説明する。なお、従来例と同一構成部分には、同
一指示符号を付してある。
第1図は本考案に係るラツク・ピニオン式ステ
アリング装置の一実施例を示す要部断面図、第2
図は第1図における−線断面図、第3図A〜
Dは本考考案装置に用いられる各部品を示す斜視
図である。
アリング装置の一実施例を示す要部断面図、第2
図は第1図における−線断面図、第3図A〜
Dは本考考案装置に用いられる各部品を示す斜視
図である。
第1図ないし第3図Dにおいて、4はラツク3
にの一端部3aに、そのラツク3の端面3bから
軸方向に突出して形成されたボス部であり、この
ボス部4には、取付ボルト6が螺合されるねじ孔
5が形成されている。このねじ孔5及び前記ボス
部4の軸心aは、ラツク3(シリンダ10)の軸
心bから偏位しており、前記ねじ孔5は、該ねじ
孔5の軸心aがラツク3の軸心bから、そのラツ
ク3の一側面に形成されたラツク歯部3cと反対
側のラツク位置に位置するように形成されてい
る。したがつて、ラツク3の端面3bとラツク歯
部3bの終端との間の軸方向寸法l11を、従来の
場合と比較して短く形成しても、ラツク歯部3c
の底部3dとねじ孔15の内周面との間の間隔
l12を所望分、確保することができるようになつ
ている。また、7はこの取付ボルト6に形成され
たボルト頭8の座面8aと、ラツク3の端面3b
及びボス部4の外周面4aとの三者で形成された
環状溝9内に、軸方向及び半径方向に遊隙をもつ
て装着された環状ピストンであり、このピストン
7は、作動油が充填されたシリンダ10内を二つ
の作動室11,12に隔成している。なお、前記
環状ピストン7に形成されたボス部挿通孔7c
は、ボス部4が前述のように偏位して形成されて
いるので、それに伴つて偏位した位置に形成され
ている。
にの一端部3aに、そのラツク3の端面3bから
軸方向に突出して形成されたボス部であり、この
ボス部4には、取付ボルト6が螺合されるねじ孔
5が形成されている。このねじ孔5及び前記ボス
部4の軸心aは、ラツク3(シリンダ10)の軸
心bから偏位しており、前記ねじ孔5は、該ねじ
孔5の軸心aがラツク3の軸心bから、そのラツ
ク3の一側面に形成されたラツク歯部3cと反対
側のラツク位置に位置するように形成されてい
る。したがつて、ラツク3の端面3bとラツク歯
部3bの終端との間の軸方向寸法l11を、従来の
場合と比較して短く形成しても、ラツク歯部3c
の底部3dとねじ孔15の内周面との間の間隔
l12を所望分、確保することができるようになつ
ている。また、7はこの取付ボルト6に形成され
たボルト頭8の座面8aと、ラツク3の端面3b
及びボス部4の外周面4aとの三者で形成された
環状溝9内に、軸方向及び半径方向に遊隙をもつ
て装着された環状ピストンであり、このピストン
7は、作動油が充填されたシリンダ10内を二つ
の作動室11,12に隔成している。なお、前記
環状ピストン7に形成されたボス部挿通孔7c
は、ボス部4が前述のように偏位して形成されて
いるので、それに伴つて偏位した位置に形成され
ている。
一方、13,14は前記ピストン7の内外周面
7a,7bにそれぞれ形成された環状の内側及び
外側の各シール溝で、これら各シール溝13,1
4内には、内側及び外側の環状シール部材15,
16がそれぞれ装着されている。
7a,7bにそれぞれ形成された環状の内側及び
外側の各シール溝で、これら各シール溝13,1
4内には、内側及び外側の環状シール部材15,
16がそれぞれ装着されている。
以上のような構成を有する本考案に係るラツ
ク・ピニオン式ステアリング装置によれば、ねじ
孔5の軸心aがラツク3の軸心bからラツク歯部
3cと反対側のラツク位置に位置するようにねじ
孔5を形成したので、ラツク3の端面3bとラツ
ク歯部3cの終端との間の軸方向寸法l11を充分
に短く形成しても、ラツク歯部3cの底部3dと
ねじ孔5の内周面との間の詰隔l12を所望分、確
保することができる。したがつて、ラツク3の一
端部3a側の機械的強度を損うことなく、ラツク
3の軸方向寸法を、従来の場合よりも、充分に短
くすることができ、したがつて、それに伴つてシ
リンダ10の軸方向寸法も短く形成することがで
きる。そのため、ラツク・ピニオン式ステアリン
グ装置全体を小型、軽量化することができる。
ク・ピニオン式ステアリング装置によれば、ねじ
孔5の軸心aがラツク3の軸心bからラツク歯部
3cと反対側のラツク位置に位置するようにねじ
孔5を形成したので、ラツク3の端面3bとラツ
ク歯部3cの終端との間の軸方向寸法l11を充分
に短く形成しても、ラツク歯部3cの底部3dと
ねじ孔5の内周面との間の詰隔l12を所望分、確
保することができる。したがつて、ラツク3の一
端部3a側の機械的強度を損うことなく、ラツク
3の軸方向寸法を、従来の場合よりも、充分に短
くすることができ、したがつて、それに伴つてシ
リンダ10の軸方向寸法も短く形成することがで
きる。そのため、ラツク・ピニオン式ステアリン
グ装置全体を小型、軽量化することができる。
なお、前記実施例の場合とは異なり、第4図に
示すように、取付ボルト6に形成されたボルト頭
8の座面8aとボス部4の先端面4bとの間に、
環状シム30を配置するようにすれば、仮に、ピ
ストン7の軸方向幅l3と環状溝9の軸方向幅l4と
が多少の誤差をもつて加工された場合でも、その
シム30の板厚を適宜変更することにより、前記
誤差を容易に修正することができる。また、第1
図ないし第3図Dに示す実施例の場合と異なり、
第5図に示すように、環状ピストン7の外周に嵌
装される環状シール部材16を単一構造のシール
リングにて形成するようにすれば、弾性シールリ
ングを省略することができるので、その分、部品
点数の削減、それに伴うコストの低減を図ること
ができる。さらに、第6図に示すように、環状ピ
ストン7を、環状溝9内に軸方向に遊隙をもつて
配置された挿入部7Aと、この挿入部7Aの軸方
向幅l13よりも大きい軸方向幅l14をもつ環状部7
Bとから構成するようにすれば、環状部7Bの外
周面に一定幅のシール溝14を確実に形成できる
とともに、挿入部7Aが挿入される環状溝9の軸
方向幅l4を充分に短くでき、したがつて、前記各
実施例の場合以上にラツク3の軸方向寸法を短く
することができる。
示すように、取付ボルト6に形成されたボルト頭
8の座面8aとボス部4の先端面4bとの間に、
環状シム30を配置するようにすれば、仮に、ピ
ストン7の軸方向幅l3と環状溝9の軸方向幅l4と
が多少の誤差をもつて加工された場合でも、その
シム30の板厚を適宜変更することにより、前記
誤差を容易に修正することができる。また、第1
図ないし第3図Dに示す実施例の場合と異なり、
第5図に示すように、環状ピストン7の外周に嵌
装される環状シール部材16を単一構造のシール
リングにて形成するようにすれば、弾性シールリ
ングを省略することができるので、その分、部品
点数の削減、それに伴うコストの低減を図ること
ができる。さらに、第6図に示すように、環状ピ
ストン7を、環状溝9内に軸方向に遊隙をもつて
配置された挿入部7Aと、この挿入部7Aの軸方
向幅l13よりも大きい軸方向幅l14をもつ環状部7
Bとから構成するようにすれば、環状部7Bの外
周面に一定幅のシール溝14を確実に形成できる
とともに、挿入部7Aが挿入される環状溝9の軸
方向幅l4を充分に短くでき、したがつて、前記各
実施例の場合以上にラツク3の軸方向寸法を短く
することができる。
次に、第7図は本考案の他の実施例を示す要部
断面図である。
断面図である。
この第7図において、22はラツク3に環状ピ
ストン7を可撓的に取付けるための段付の取付ボ
ルトであり、この取付ボルト22は、ラツク3の
一端部3aの端面3bに、前記実施例と同様に偏
位して形成されたねじ孔5内に螺着されるねじ部
21と、該ねじ部21に段差部23を介して連な
る、ラツク3の直径l1よりも小さく、かつ、前記
ねじ部21の直径l9よりりも大きい直径l10の胴部
24とを備えている。一方、25は前記ラツク3
の一端部3aの端面3bに軸方向に螺着された取
付ボルト22の胴部24、該胴部24に連なるボ
ルト頭8の座面8a及びラツク3の端面3bで形
成された環状溝であり、この環状溝25内には、
環状ピストン7が半径方向及び軸方向に遊隙をも
つて収容配置されている。この環状ピストン7
は、この実施例では、それの内周面7a側と外周
面7b側との各軸方向幅が同一幅となつている。
また、この環状ピストン7の内周面7aと取付ボ
ルト22の胴部24との間には、弾性を有する環
状シール部材15が配置されている。この環状シ
ール部材15は、環状ピストン7の内周面7aに
形成された環状のシール溝13内に装着されてい
る。
ストン7を可撓的に取付けるための段付の取付ボ
ルトであり、この取付ボルト22は、ラツク3の
一端部3aの端面3bに、前記実施例と同様に偏
位して形成されたねじ孔5内に螺着されるねじ部
21と、該ねじ部21に段差部23を介して連な
る、ラツク3の直径l1よりも小さく、かつ、前記
ねじ部21の直径l9よりりも大きい直径l10の胴部
24とを備えている。一方、25は前記ラツク3
の一端部3aの端面3bに軸方向に螺着された取
付ボルト22の胴部24、該胴部24に連なるボ
ルト頭8の座面8a及びラツク3の端面3bで形
成された環状溝であり、この環状溝25内には、
環状ピストン7が半径方向及び軸方向に遊隙をも
つて収容配置されている。この環状ピストン7
は、この実施例では、それの内周面7a側と外周
面7b側との各軸方向幅が同一幅となつている。
また、この環状ピストン7の内周面7aと取付ボ
ルト22の胴部24との間には、弾性を有する環
状シール部材15が配置されている。この環状シ
ール部材15は、環状ピストン7の内周面7aに
形成された環状のシール溝13内に装着されてい
る。
この実施例のように、ラツク3の一端部3aの
端面3bに、段付の取付ボルト22を螺着して、
該取付ボルト22の胴部24、該胴部24に連な
るボルト頭8の座面8a及びラツク3の端面3b
で環状溝25を形成し、この環状溝25内に環状
ピストン7を可撓的に取付けるようにした場合に
は、取付ボルト22を介して、ラツク3に対し環
状ピストン7を、機械的強度をもつて取付けるこ
とができる。
端面3bに、段付の取付ボルト22を螺着して、
該取付ボルト22の胴部24、該胴部24に連な
るボルト頭8の座面8a及びラツク3の端面3b
で環状溝25を形成し、この環状溝25内に環状
ピストン7を可撓的に取付けるようにした場合に
は、取付ボルト22を介して、ラツク3に対し環
状ピストン7を、機械的強度をもつて取付けるこ
とができる。
また、本実施例装置にあつては、環状ピストン
をラツク3に取付けるための取付ボルト22の、
ねじ部21と胴部24との間に、段差部23を形
成しているので、ラツク3の端面3bに形成され
たねじ孔5内に、取付ボルト22のねじ部21を
締付け螺合すると、該段差部23がラツク3の端
面3bに当接してその位置で停止することとな
る。したがつて、この段差部23にて、ピストン
7が収容配置される環状溝25の軸方向幅l4を、
迅速かつ高精度をもつて構成することができる。
をラツク3に取付けるための取付ボルト22の、
ねじ部21と胴部24との間に、段差部23を形
成しているので、ラツク3の端面3bに形成され
たねじ孔5内に、取付ボルト22のねじ部21を
締付け螺合すると、該段差部23がラツク3の端
面3bに当接してその位置で停止することとな
る。したがつて、この段差部23にて、ピストン
7が収容配置される環状溝25の軸方向幅l4を、
迅速かつ高精度をもつて構成することができる。
次に、第8図ないし第10図は、環状ピストン
が収容配置される環状溝の軸方向幅を調整する遊
隙量調整機構例を示す。
が収容配置される環状溝の軸方向幅を調整する遊
隙量調整機構例を示す。
すなわち、第8図に示す例では、段付の取付ボ
ルト22のボルト頭8の座面8aに、環状のシム
26Aを配置した例が、また、第9図に示す例で
は、ラツク3の端面3bに、環状のシム26Bを
配設した例が、さらに、第10図に示す例では、
取付ボルト22の段差部23に、環状のシム26
Cを配設した例がそれぞれ示されている。
ルト22のボルト頭8の座面8aに、環状のシム
26Aを配置した例が、また、第9図に示す例で
は、ラツク3の端面3bに、環状のシム26Bを
配設した例が、さらに、第10図に示す例では、
取付ボルト22の段差部23に、環状のシム26
Cを配設した例がそれぞれ示されている。
このように構成すれば、環状ピストン7の軸方
向幅l3と環状溝25の軸方向幅l4とが多少の誤差
をもつて加工された場合でも、シム26A,26
B,26Cの板厚にて、前記誤差を容易に調整す
ることができる。
向幅l3と環状溝25の軸方向幅l4とが多少の誤差
をもつて加工された場合でも、シム26A,26
B,26Cの板厚にて、前記誤差を容易に調整す
ることができる。
次に、第11図は環状ピストンの別な実施例を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
この実施例では、環状ピストン7が、環状溝2
5内に軸方向に遊隙をもつて収容配置される挿入
部7Aと、この挿入部7Aの軸方向幅l13よりも
大きい軸方向幅l14の環状部7Bとから構成され
ている。
5内に軸方向に遊隙をもつて収容配置される挿入
部7Aと、この挿入部7Aの軸方向幅l13よりも
大きい軸方向幅l14の環状部7Bとから構成され
ている。
なお、取付ボルト22に形成されたボルト頭8
の座面8aから段差部23までの軸方向幅l4は、
前記挿入部7Aと段付ボルト22の胴部24との
間に配設した環状シール部材15の軸方向幅より
も若干大きく形成されている。
の座面8aから段差部23までの軸方向幅l4は、
前記挿入部7Aと段付ボルト22の胴部24との
間に配設した環状シール部材15の軸方向幅より
も若干大きく形成されている。
このように構成するようにすれば、環状部7B
の外周面に一定幅のシール溝14を確実に形成で
きるとともに、挿入部7Aが挿入される環状溝2
5の軸方向幅l4を充分に短くでき、したがつて、
前記各実施例の場合以上にラツク3の軸方向寸法
を短くすることができる。
の外周面に一定幅のシール溝14を確実に形成で
きるとともに、挿入部7Aが挿入される環状溝2
5の軸方向幅l4を充分に短くでき、したがつて、
前記各実施例の場合以上にラツク3の軸方向寸法
を短くすることができる。
考案の効果
以上の説明から明らかなように、本考案は、ラ
ツクの一端部の端面に形成されたねじ孔の軸心が
ラツクの軸心からラツクの一側面に形成されたラ
ツク歯部と反対側のラツク位置に位置するように
ねじ孔を形成し、このねじ孔内に取付ボルトを螺
着して、この取付ボルトを介して環状ピストンを
ラツクの一端部に対し可撓的に取付けた構成とし
てあるので、ラツク端面とラツク歯部の終端との
間の軸方向寸法を、従来の場合と比較して短くす
ることができるとともに、ラツク歯部の底部とね
じ孔の内周面との間の間隔を所望分、確保するこ
とができる。したがつて、ラツクの軸方向寸法を
短縮化することができ、しかも、ラツクの一端部
周辺の機械的強度も損うことがないという効果が
ある。
ツクの一端部の端面に形成されたねじ孔の軸心が
ラツクの軸心からラツクの一側面に形成されたラ
ツク歯部と反対側のラツク位置に位置するように
ねじ孔を形成し、このねじ孔内に取付ボルトを螺
着して、この取付ボルトを介して環状ピストンを
ラツクの一端部に対し可撓的に取付けた構成とし
てあるので、ラツク端面とラツク歯部の終端との
間の軸方向寸法を、従来の場合と比較して短くす
ることができるとともに、ラツク歯部の底部とね
じ孔の内周面との間の間隔を所望分、確保するこ
とができる。したがつて、ラツクの軸方向寸法を
短縮化することができ、しかも、ラツクの一端部
周辺の機械的強度も損うことがないという効果が
ある。
第1図は本考案に係るラツク・ピニオン式ステ
アリング装置の一実施例を示す要部断面図、第2
図は第1図における−線断面図、第3図A〜
Dは本考案装置に用いられる各部品を示す斜視図
である。第4図はラツクの端面と取付ボルトの座
面との間に環状シムを配置した例を示す要部断面
図、第5図は内側の環状シール部材の他の実施例
を示す要部断面図、第6図は環状ピストンの他の
実施例を示す要部断面図、第7図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図、第8図、第9図及び第
10図は異なる遊隙量調整機構例をそれぞれ示す
要部断面図、第11図は環状ピストンの別な実施
例を示す要部断面図、第12図は従来のラツク・
ピニオン式ステアリング装置を示す一部省略断面
図、第13図はシリンダ内の環状ピストンの周辺
を示す要部断面図である。 1……ピニオンシヤフト、1a……ピニオン、
3……ラツク、3a……一端部、3b……端面、
3c……ラツク歯部、5……ねじ孔、6,22…
…取付ボルト、7……ピストン、8……ボルト
頭、8a……座面、9,25……環状溝、10…
…シリンダ、11,12……作動室、15……環
状シール部材。
アリング装置の一実施例を示す要部断面図、第2
図は第1図における−線断面図、第3図A〜
Dは本考案装置に用いられる各部品を示す斜視図
である。第4図はラツクの端面と取付ボルトの座
面との間に環状シムを配置した例を示す要部断面
図、第5図は内側の環状シール部材の他の実施例
を示す要部断面図、第6図は環状ピストンの他の
実施例を示す要部断面図、第7図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図、第8図、第9図及び第
10図は異なる遊隙量調整機構例をそれぞれ示す
要部断面図、第11図は環状ピストンの別な実施
例を示す要部断面図、第12図は従来のラツク・
ピニオン式ステアリング装置を示す一部省略断面
図、第13図はシリンダ内の環状ピストンの周辺
を示す要部断面図である。 1……ピニオンシヤフト、1a……ピニオン、
3……ラツク、3a……一端部、3b……端面、
3c……ラツク歯部、5……ねじ孔、6,22…
…取付ボルト、7……ピストン、8……ボルト
頭、8a……座面、9,25……環状溝、10…
…シリンダ、11,12……作動室、15……環
状シール部材。
Claims (1)
- ピニオンシヤフトに形成されたピニオンと噛合
するラツク歯部を一側面を有するラツクの一端部
の端面に、ねじ孔を軸方向に形成し、このねじ孔
内に取付ボルトを螺着して、この取付ボルトに形
成されたボルト頭の座面と前記ラツクの端面とで
形成された環状溝内に、シリンダ内を二つの作動
室に隔成する環状ピストンを半径方向及び軸方向
に遊隙をもつて配置するとともに、この環状ピス
トンの内外周に環状シール部材を配置し、前記環
状ピストンを前記ラツクの一端部に対し可撓的に
取付けてなるラツク・ピニオン式ステアリング装
置において、前記ねじ孔の軸心が前記ラツクの軸
心から前記ラツク歯部と反対側の前記ラツク位置
に位置するように、前記ねじ孔を形成し、このね
じ孔内に前記取付ボルトを螺着して、前記環状ピ
ストンを前記ラツクの一端部に対し可撓的に取付
けたことを特徴とするラツク・ピニオン式ステア
リング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7539484U JPS60186278U (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | ラツク・ピニオン式ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7539484U JPS60186278U (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | ラツク・ピニオン式ステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60186278U JPS60186278U (ja) | 1985-12-10 |
| JPH0218781Y2 true JPH0218781Y2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=30616576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7539484U Granted JPS60186278U (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | ラツク・ピニオン式ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60186278U (ja) |
-
1984
- 1984-05-23 JP JP7539484U patent/JPS60186278U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60186278U (ja) | 1985-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6067868A (en) | Anti-rotation mechanism in a screw type linear actuator | |
| US4380273A (en) | Spur rack hydrosteering | |
| JPH0218781Y2 (ja) | ||
| KR20090021197A (ko) | 파워 조향 시스템용 기어 펌프 | |
| US4669364A (en) | Rack-and-pinion steering gear structure for a vehicle | |
| US4895037A (en) | Rack and pinion steering apparatus | |
| JPH0324388B2 (ja) | ||
| JPH0221344Y2 (ja) | ||
| US20050126328A1 (en) | Rack and pinion steering gear adjuster clearance enhancement | |
| US6276487B1 (en) | Rotary slide valve for power assisted steering of motor vehicles | |
| JP2638602B2 (ja) | 防振装置 | |
| JPH0224366Y2 (ja) | ||
| JPH034724Y2 (ja) | ||
| JPS60219163A (ja) | ラツク・パワーステアリング装置 | |
| JPS6115310Y2 (ja) | ||
| JPS635987Y2 (ja) | ||
| JPS6210524Y2 (ja) | ||
| JPH0337042B2 (ja) | ||
| US4570737A (en) | Power-assisted rack-and-pinion steering apparatus | |
| CN109305218B (zh) | 电动助力转向系统的齿条定位装置 | |
| JPS637560Y2 (ja) | ||
| JPS6211259Y2 (ja) | ||
| JPH0439459Y2 (ja) | ||
| KR100221638B1 (ko) | 래크 피니언식 조향 장치 | |
| JPH032468Y2 (ja) |