JPH0219158B2 - - Google Patents
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- JPH0219158B2 JPH0219158B2 JP17844280A JP17844280A JPH0219158B2 JP H0219158 B2 JPH0219158 B2 JP H0219158B2 JP 17844280 A JP17844280 A JP 17844280A JP 17844280 A JP17844280 A JP 17844280A JP H0219158 B2 JPH0219158 B2 JP H0219158B2
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Landscapes
- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
本発明は液晶組成物に係わり、さらに詳しくは
1.5V程度の低電圧で動作可能なTN型液晶表示体
に適した液晶組成物に関する。 液晶材料を利用した電気光学的表示素子には従
来様々な表示原理が応用され実用化されている。
なかでも、2枚の基板間で液晶層の配列方向を連
続的にねじれ構造をもたせた、いわゆるTN型液
晶表示体は実用性が高く、腕時計、電卓などの表
示素子として主流を占めている。 現在、腕時計などに用いられている液晶表示体
は、そのほとんどが3Vの直流電圧で駆動されて
いるが、表示体の薄型化への技術革新を考えた場
合不都合な点が多い。というのは、3V駆動させ
るには現在使用されている1.5Vの電池を2個使
用するか、または1個の電池を使用して昇圧回路
を設けるなどしなければいけない。 一方、液晶表示体が1.5V程度の低電圧で駆動
できれば、昇圧回路が不要となり、その結果昇圧
回路およびそれに関連する部分がなくなり、表示
体の薄型化に有利となる。またコストの低減も図
れるなど利点が多い。 液晶表示体を1.5V駆動させるために、液晶表
示素子の構成面から工夫を施す手段として、液晶
分子長軸の基板面に対する配向傾斜角(チルト
角)を大きくして駆動電圧の低下を実現したいわ
ゆるチルト方式がある。しかし、この方式では液
晶素子の液晶層の厚みが不均一になり、色むらが
生じやすく、表示品質の低下をまねく欠点があ
る。 本発明においては、こうした表示素子の構成面
の改善には限度があるととらえ、液晶材料自体の
改良を検討した。 本発明の目的は、TN型液晶表示体に適する液
晶組成物を提供することである。さらに他の目的
は1.5V程度の低電圧で動作可能な液晶組成物を
提供することである。 本発明の液晶組成物は、 一般式が (但し、R1は炭素数3〜5の直鎖アルキル基
を示し、R2は炭素数1、2のアルキル基又は4
の直鎖アルキル基を示す。)で表わされる化合物
の58.6〜61.7wt%と、 一般式が (但しR3は炭素数2のアルキル基又は4の直
鎖アルキル基を示す。)で表わされる化合物の
24.6〜26.2wt%と、 化学式が で表わされる化合物の6.8〜7.1wt%と、 化学式が で表わされる化合物の5〜10wt%とからなるこ
とを特徴とする。 一般式が で表わされる化合物が58.6wt%未満では、温度特
性が充分でなく、61.7wt%をこえると、誘電異方
性を小さくする。 また、一般式が で表わされる化合物が24.6wt%未満では、誘電異
方性を充分大きくすることができず、26.2wt%を
こえると温度特性を悪くする。 さらに、化学式が で表わされる化合物が6.8wt%未満では、温度範
囲が充分ではなく、7.1wt%をこえると温度特性
を悪くする。 ついで、化学式が で表わされる化合物が5wt%未満では、低電圧駆
動のための駆動電圧を下げることができず、
10wt%をこえると液晶組成物の液晶性を低下さ
せる。 上記液晶組成物に使用する、2−(P−ニトロ
フエニル)−1,3−ジオキサンは市販の1,3
−プロパンジオールとP−シアノベンズアルデヒ
ドをスルホサリチル酸の存在下、ベンゼン中で反
応させることにより容易に製造できる。 液晶表示体の駆動電圧は液晶のしきい値電圧
Vthに基づいて決められるが、Vthは液晶材料の誘
電異方性や弾性的性質によつて決定されることは
周知である。上記2−(P−ニトロフエニル)−
1,3−ジオキサンは非液晶化合物であるが、他
の液晶化合物と容易に混合する。そして液晶分子
間に介在すると液晶分子間の相互作用が変化し、
液晶相としての弾性的性質が変化する。この結果
駆動電圧を低下させることが考察できる。2−
(P−ニトロフエニル)−1,3−ジオキサンの液
晶材料はすべてのネマチツク液晶化合物と混合し
て用いられる。その代表的なものを以下に示す。 (但し上式中Rは直鎖アルキル基を示す。) 以下実施例に従い本発明の態様を詳述する。 実施例 1 市販の1,3−プロパンジオール4.3gと、P
−ニトロベンズアルデヒド6.9gと、スルホサリ
チル酸0.044gをベンゼン10ml中で24時間還流下
に加熱した。反応後室温まで冷却し、0.1Nの水
酸化ナトリウムを加え、エーテル抽出をした。エ
ーテル溶液を飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、
及び水で洗浄した。エーテル溶液を無水硫酸ナト
リウムで乾燥した後、エーテルを留去した。残留
物をエタノールと水の混合溶媒で再結晶し、係わ
る2−(P−ニトロフエニル)−1,3−ジオキサ
ンを製取した。 mp 104℃ 実施例 2
1.5V程度の低電圧で動作可能なTN型液晶表示体
に適した液晶組成物に関する。 液晶材料を利用した電気光学的表示素子には従
来様々な表示原理が応用され実用化されている。
なかでも、2枚の基板間で液晶層の配列方向を連
続的にねじれ構造をもたせた、いわゆるTN型液
晶表示体は実用性が高く、腕時計、電卓などの表
示素子として主流を占めている。 現在、腕時計などに用いられている液晶表示体
は、そのほとんどが3Vの直流電圧で駆動されて
いるが、表示体の薄型化への技術革新を考えた場
合不都合な点が多い。というのは、3V駆動させ
るには現在使用されている1.5Vの電池を2個使
用するか、または1個の電池を使用して昇圧回路
を設けるなどしなければいけない。 一方、液晶表示体が1.5V程度の低電圧で駆動
できれば、昇圧回路が不要となり、その結果昇圧
回路およびそれに関連する部分がなくなり、表示
体の薄型化に有利となる。またコストの低減も図
れるなど利点が多い。 液晶表示体を1.5V駆動させるために、液晶表
示素子の構成面から工夫を施す手段として、液晶
分子長軸の基板面に対する配向傾斜角(チルト
角)を大きくして駆動電圧の低下を実現したいわ
ゆるチルト方式がある。しかし、この方式では液
晶素子の液晶層の厚みが不均一になり、色むらが
生じやすく、表示品質の低下をまねく欠点があ
る。 本発明においては、こうした表示素子の構成面
の改善には限度があるととらえ、液晶材料自体の
改良を検討した。 本発明の目的は、TN型液晶表示体に適する液
晶組成物を提供することである。さらに他の目的
は1.5V程度の低電圧で動作可能な液晶組成物を
提供することである。 本発明の液晶組成物は、 一般式が (但し、R1は炭素数3〜5の直鎖アルキル基
を示し、R2は炭素数1、2のアルキル基又は4
の直鎖アルキル基を示す。)で表わされる化合物
の58.6〜61.7wt%と、 一般式が (但しR3は炭素数2のアルキル基又は4の直
鎖アルキル基を示す。)で表わされる化合物の
24.6〜26.2wt%と、 化学式が で表わされる化合物の6.8〜7.1wt%と、 化学式が で表わされる化合物の5〜10wt%とからなるこ
とを特徴とする。 一般式が で表わされる化合物が58.6wt%未満では、温度特
性が充分でなく、61.7wt%をこえると、誘電異方
性を小さくする。 また、一般式が で表わされる化合物が24.6wt%未満では、誘電異
方性を充分大きくすることができず、26.2wt%を
こえると温度特性を悪くする。 さらに、化学式が で表わされる化合物が6.8wt%未満では、温度範
囲が充分ではなく、7.1wt%をこえると温度特性
を悪くする。 ついで、化学式が で表わされる化合物が5wt%未満では、低電圧駆
動のための駆動電圧を下げることができず、
10wt%をこえると液晶組成物の液晶性を低下さ
せる。 上記液晶組成物に使用する、2−(P−ニトロ
フエニル)−1,3−ジオキサンは市販の1,3
−プロパンジオールとP−シアノベンズアルデヒ
ドをスルホサリチル酸の存在下、ベンゼン中で反
応させることにより容易に製造できる。 液晶表示体の駆動電圧は液晶のしきい値電圧
Vthに基づいて決められるが、Vthは液晶材料の誘
電異方性や弾性的性質によつて決定されることは
周知である。上記2−(P−ニトロフエニル)−
1,3−ジオキサンは非液晶化合物であるが、他
の液晶化合物と容易に混合する。そして液晶分子
間に介在すると液晶分子間の相互作用が変化し、
液晶相としての弾性的性質が変化する。この結果
駆動電圧を低下させることが考察できる。2−
(P−ニトロフエニル)−1,3−ジオキサンの液
晶材料はすべてのネマチツク液晶化合物と混合し
て用いられる。その代表的なものを以下に示す。 (但し上式中Rは直鎖アルキル基を示す。) 以下実施例に従い本発明の態様を詳述する。 実施例 1 市販の1,3−プロパンジオール4.3gと、P
−ニトロベンズアルデヒド6.9gと、スルホサリ
チル酸0.044gをベンゼン10ml中で24時間還流下
に加熱した。反応後室温まで冷却し、0.1Nの水
酸化ナトリウムを加え、エーテル抽出をした。エ
ーテル溶液を飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、
及び水で洗浄した。エーテル溶液を無水硫酸ナト
リウムで乾燥した後、エーテルを留去した。残留
物をエタノールと水の混合溶媒で再結晶し、係わ
る2−(P−ニトロフエニル)−1,3−ジオキサ
ンを製取した。 mp 104℃ 実施例 2
【表】
【表】
表1に示す液晶組成物を形成し、厚さ8μmの
TN型液晶セルに封入して、20℃における電圧Vs
コントラスト特性を調べたところ第1図に示すよ
うなデータを得た。図において実線で示す特性a1
は上記液晶組成物の電圧Vsコントラスト特性で
あり、点線で示す特性bは上記表中の2−(P−
ニトロフエニル)−1,3−ジオキサンを添加す
る前の液晶組成物母体系の電圧Vsコントラスト
特性を示したものである。従つて、第1図より明
らかなように本発明による2−(P−ニトロフエ
ニル)−1,3−ジオキサンを含む液晶組成物は
1.5V程度の定電圧駆動が可能である。 実施例 3
TN型液晶セルに封入して、20℃における電圧Vs
コントラスト特性を調べたところ第1図に示すよ
うなデータを得た。図において実線で示す特性a1
は上記液晶組成物の電圧Vsコントラスト特性で
あり、点線で示す特性bは上記表中の2−(P−
ニトロフエニル)−1,3−ジオキサンを添加す
る前の液晶組成物母体系の電圧Vsコントラスト
特性を示したものである。従つて、第1図より明
らかなように本発明による2−(P−ニトロフエ
ニル)−1,3−ジオキサンを含む液晶組成物は
1.5V程度の定電圧駆動が可能である。 実施例 3
【表】
【表】
表2に示す液晶組成物を形成し、実施例2と同
様に特性を調べたところ第1図の一点破線で示す
特性a2を得た。従つて、上記表2に示す液晶組成
物は1.5V程度の駆動電圧で十分に動作できる。 このように本発明による、駆動電圧の低下に有
効な成分である2−(P−ニトロフエニル)−1,
3−ジオキサンを含む液晶組成物は、低電圧駆動
のTN型液晶表示体の液晶組成物として優れる。 本発明によれば、 で表わされる所定の化合物と、液晶表示は何等関
係のない非液晶化合物
様に特性を調べたところ第1図の一点破線で示す
特性a2を得た。従つて、上記表2に示す液晶組成
物は1.5V程度の駆動電圧で十分に動作できる。 このように本発明による、駆動電圧の低下に有
効な成分である2−(P−ニトロフエニル)−1,
3−ジオキサンを含む液晶組成物は、低電圧駆動
のTN型液晶表示体の液晶組成物として優れる。 本発明によれば、 で表わされる所定の化合物と、液晶表示は何等関
係のない非液晶化合物
【式】とをそれぞれ所定量
添加することにより、1.5V駆動の実現をさせる
ことができた。 また、この化合物を使用することにより、従来
の液晶化合物間の相溶性の悪いものであつても、
相溶性を改善することができ、使用できる液晶化
合物の幅を拡大させる働きも有している。 また、上記実施例に示した液晶組成物は一例で
あり、実施例以外の公知液晶化合物、例えば正の
誘電異方性を有する液晶系と共に液晶組成物を調
整すれば特性の優れた低電圧駆動のTN液晶組成
物ができるのは明確であることにおいて、本発明
は決して本実施例に限定されるものではない。
ことができた。 また、この化合物を使用することにより、従来
の液晶化合物間の相溶性の悪いものであつても、
相溶性を改善することができ、使用できる液晶化
合物の幅を拡大させる働きも有している。 また、上記実施例に示した液晶組成物は一例で
あり、実施例以外の公知液晶化合物、例えば正の
誘電異方性を有する液晶系と共に液晶組成物を調
整すれば特性の優れた低電圧駆動のTN液晶組成
物ができるのは明確であることにおいて、本発明
は決して本実施例に限定されるものではない。
第1図は本発明によつて提供される液晶組成物
の電圧Vsコントラスト特性を示す図であり、実
線a1は2−(P−ニトロフエニル)−1,3−ジオ
キサンを5wt%含有する液晶組成物の、また一点
破線a2は2−(P−ニトロフエニル)−1,3−ジ
オキサンを10wt%含有する液晶組成物の、また
点線bは前記化合物を除いた液晶組成物母体系の
それぞれ電圧Vsコントラスト特性である。
の電圧Vsコントラスト特性を示す図であり、実
線a1は2−(P−ニトロフエニル)−1,3−ジオ
キサンを5wt%含有する液晶組成物の、また一点
破線a2は2−(P−ニトロフエニル)−1,3−ジ
オキサンを10wt%含有する液晶組成物の、また
点線bは前記化合物を除いた液晶組成物母体系の
それぞれ電圧Vsコントラスト特性である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式が (但し、R1は炭素数3〜5の直鎖アルキル基
を示し、R2は炭素数1、2のアルキル基又は4
の直鎖アルキル基を示す。)で表わされる化合物
の58.6〜61.7wt%と、 一般式が (但しR3は炭素数2のアルキル基又は4の直
鎖アルキル基を示す。)で表わされる化合物の
24.6〜26.2wt%と、 化学式が で表わされる化合物の6.8〜7.1wt%と、 化学式が で表わされる化合物の5〜10wt%とからなるこ
とを特徴とする液晶組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17844280A JPS57102980A (en) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | Liquid crystal composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17844280A JPS57102980A (en) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | Liquid crystal composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57102980A JPS57102980A (en) | 1982-06-26 |
| JPH0219158B2 true JPH0219158B2 (ja) | 1990-04-27 |
Family
ID=16048586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17844280A Granted JPS57102980A (en) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | Liquid crystal composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57102980A (ja) |
-
1980
- 1980-12-17 JP JP17844280A patent/JPS57102980A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57102980A (en) | 1982-06-26 |
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