JPH021936B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021936B2 JPH021936B2 JP16628983A JP16628983A JPH021936B2 JP H021936 B2 JPH021936 B2 JP H021936B2 JP 16628983 A JP16628983 A JP 16628983A JP 16628983 A JP16628983 A JP 16628983A JP H021936 B2 JPH021936 B2 JP H021936B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- finishing
- wall
- finishing material
- mortar finishing
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、建物の壁仕上げ工法に係り、更に詳
しくは壁仕上げ材の上面にモルタル仕上げ材を塗
工する壁仕上げ工法において、モルタル仕上げ材
に膨張材と繊維材とを混合しておき、これら混合
材の膨張作用やアンカー作用によつてモルタル仕
上げ材のクラツク発生を防止するところの壁仕上
げ工法に関する。
しくは壁仕上げ材の上面にモルタル仕上げ材を塗
工する壁仕上げ工法において、モルタル仕上げ材
に膨張材と繊維材とを混合しておき、これら混合
材の膨張作用やアンカー作用によつてモルタル仕
上げ材のクラツク発生を防止するところの壁仕上
げ工法に関する。
従来、第1図で示すように建物の構造材11,
11間に下地材12を張設し、その上面にモルタ
ル仕上げ材13を塗工した場合には、その仕上げ
材自身の乾燥収縮によつてクラツク14が発生す
るという問題があつた。その原因はモルタル仕上
げ材13が乾燥するに従い、その上層面と下層面
とに不均衡な収縮が生じる為、構造材11,11
の支持間隔lが大きいと、その構造材11,11
間において下地材の反りが発生し、その結果下地
材12が撓んで構造材間に塗工された仕上げ材1
3にクラツク14が生じていた。このクラツク1
4の発生は、木質の軸組在来工法のみならず、ツ
ーバイ工法、軽量鉄骨工法等においても、しばし
ば生じる共通の問題であつた。その為、これ等ク
ラツクの発生を防止する方法として、構造材間の
支持間隔を狭くしたり、筋かいや胴つなぎ材によ
つて下地材の保持強度を増加したり、また下地材
の板材厚を増し、下地材の曲げ剛性を高めて、反
り変形をなくしたりしていた。
11間に下地材12を張設し、その上面にモルタ
ル仕上げ材13を塗工した場合には、その仕上げ
材自身の乾燥収縮によつてクラツク14が発生す
るという問題があつた。その原因はモルタル仕上
げ材13が乾燥するに従い、その上層面と下層面
とに不均衡な収縮が生じる為、構造材11,11
の支持間隔lが大きいと、その構造材11,11
間において下地材の反りが発生し、その結果下地
材12が撓んで構造材間に塗工された仕上げ材1
3にクラツク14が生じていた。このクラツク1
4の発生は、木質の軸組在来工法のみならず、ツ
ーバイ工法、軽量鉄骨工法等においても、しばし
ば生じる共通の問題であつた。その為、これ等ク
ラツクの発生を防止する方法として、構造材間の
支持間隔を狭くしたり、筋かいや胴つなぎ材によ
つて下地材の保持強度を増加したり、また下地材
の板材厚を増し、下地材の曲げ剛性を高めて、反
り変形をなくしたりしていた。
しかしいずれの方法においても材の使用石数が
増加したり、その施工にも手間がかかるなど最善
のものではなかつた。
増加したり、その施工にも手間がかかるなど最善
のものではなかつた。
本発明は以上の問題点を鑑み為されたものであ
つて、その目的とするところはモルタル仕上げ材
に膨張材と繊維材を混合し、膨張材の膨張作用で
モルタル仕上げ材の上層面に反りを発生させ、且
つその反りとモルタル仕上げ下層面での繊維材の
アンカー作用によつて乾燥収縮によるクラツクの
発生を防止するところにある。
つて、その目的とするところはモルタル仕上げ材
に膨張材と繊維材を混合し、膨張材の膨張作用で
モルタル仕上げ材の上層面に反りを発生させ、且
つその反りとモルタル仕上げ下層面での繊維材の
アンカー作用によつて乾燥収縮によるクラツクの
発生を防止するところにある。
以下第2図乃至第5図の断面に基づき本発明の
壁仕上げ工法を詳説する。
壁仕上げ工法を詳説する。
第2図は、いわゆる在来工法の軸組構造を示し
たもので間柱1と2は、おおよそ25cm程度スパン
となつている。しかもその間柱スパン間には必要
に応じて補剛用の胴つなぎ材や筋かいが配設され
ている。
たもので間柱1と2は、おおよそ25cm程度スパン
となつている。しかもその間柱スパン間には必要
に応じて補剛用の胴つなぎ材や筋かいが配設され
ている。
この間柱1,2…上に下地材3が張設される。
この下地材3は、合板やハードボード,パーテ
イクルボードなどの木質基板31若しくは石綿ス
レート、木片セメント板,珪酸カルシウム板等の
無機質基板からなり、その上面には防水効果を上
げる為エチレン酢ビ系、アクリル等の防水接着層
32などが設けられることもある。しかもその上
面にはポルトランドセメントを主体とし、これに
炭酸カルシウム、珪砂等の骨材または合成樹脂発
泡体、パーライト等の軽量骨材を混入した無機質
複合層33を塗着してある。
イクルボードなどの木質基板31若しくは石綿ス
レート、木片セメント板,珪酸カルシウム板等の
無機質基板からなり、その上面には防水効果を上
げる為エチレン酢ビ系、アクリル等の防水接着層
32などが設けられることもある。しかもその上
面にはポルトランドセメントを主体とし、これに
炭酸カルシウム、珪砂等の骨材または合成樹脂発
泡体、パーライト等の軽量骨材を混入した無機質
複合層33を塗着してある。
この下地材3の上面には、モルタル仕上げ材4
の付着を高める為に、凹凸パターンを形成してお
く場合もある。
の付着を高める為に、凹凸パターンを形成してお
く場合もある。
尚下地材3は、モルタル仕上げ材4の付着が強
固に行なわれるものであれば、その上面を無機質
複合層以外の物質層によつて構成されるものでも
よい。
固に行なわれるものであれば、その上面を無機質
複合層以外の物質層によつて構成されるものでも
よい。
この下地材3上面には、ポルトランドセメント
中にカルシウム,ザルフオアールミーネ系及び酸
化カルシウム系のセメント混和用膨張材を重量比
として2乃至15%,又ガラス系,ビニロン,ポリ
プロピレン等のプラスチツク系,パルプ等の木質
系等の繊維材を0.1乃至3%ほど混入したモルタ
ル仕上げ材4を塗工する。
中にカルシウム,ザルフオアールミーネ系及び酸
化カルシウム系のセメント混和用膨張材を重量比
として2乃至15%,又ガラス系,ビニロン,ポリ
プロピレン等のプラスチツク系,パルプ等の木質
系等の繊維材を0.1乃至3%ほど混入したモルタ
ル仕上げ材4を塗工する。
この塗工方法は、通常行なわれているコテ塗や
ローラー塗によつて行なわれる。
ローラー塗によつて行なわれる。
以上の様に塗工されたモルタル仕上げ材4で
は、間柱1,2間のモルタル仕上げ材4の上層面
Aでは、膨張材5による膨張作用で、矢印X方向
に反りが発生する。しかも第4図で示すように、
この反りが生じたままで、モルタル仕上げ材4は
次第に硬化し、その仕上げ材4内に混入された繊
維材6がこれ等膨張した仕上げ材4をそのままア
ンカーすることになる。而してこれ等モルタル仕
上げ材4が硬化する最終的な段階においては、第
5図で示すようにモルタル仕上げ材の下層面Bに
おいて矢印Y方向の乾燥収縮が生ずる。
は、間柱1,2間のモルタル仕上げ材4の上層面
Aでは、膨張材5による膨張作用で、矢印X方向
に反りが発生する。しかも第4図で示すように、
この反りが生じたままで、モルタル仕上げ材4は
次第に硬化し、その仕上げ材4内に混入された繊
維材6がこれ等膨張した仕上げ材4をそのままア
ンカーすることになる。而してこれ等モルタル仕
上げ材4が硬化する最終的な段階においては、第
5図で示すようにモルタル仕上げ材の下層面Bに
おいて矢印Y方向の乾燥収縮が生ずる。
しかし、この乾燥収縮力は上述した膨張材5に
よる上層面Aでの反りと繊維材6によりアンカー
作用によつて吸収されることになるので、仕上げ
材4の上面では乾燥収縮によるクラツクは生じな
い。
よる上層面Aでの反りと繊維材6によりアンカー
作用によつて吸収されることになるので、仕上げ
材4の上面では乾燥収縮によるクラツクは生じな
い。
よつて本発明の壁仕上げ工法においては、モル
タル仕上げ材を塗工した直後に、仕上げ施工を行
なうことが可能となる。すなわち、刷毛引き仕上
げやローラーによるスタツコパターン付け仕上げ
を行なつたり、又合成樹脂系のトツプコートを塗
布することができる。
タル仕上げ材を塗工した直後に、仕上げ施工を行
なうことが可能となる。すなわち、刷毛引き仕上
げやローラーによるスタツコパターン付け仕上げ
を行なつたり、又合成樹脂系のトツプコートを塗
布することができる。
以上の様に本発明の壁仕上げ工法は、モルタル
仕上げ材に混合された膨張材と繊維材とによつ
て、モルタル仕上げ材に生じる乾燥収縮を吸収す
るので、モルタル仕上げ材の上面にクラツクを生
じさせることがない。よつて壁体表面は外装上か
らも防水面からも優れた構成となる丈でなく仕上
げ材乾燥後にコーキングの処理施工を行なう必要
もない。
仕上げ材に混合された膨張材と繊維材とによつ
て、モルタル仕上げ材に生じる乾燥収縮を吸収す
るので、モルタル仕上げ材の上面にクラツクを生
じさせることがない。よつて壁体表面は外装上か
らも防水面からも優れた構成となる丈でなく仕上
げ材乾燥後にコーキングの処理施工を行なう必要
もない。
さらにモルタル仕上げ材が未だ硬化しない状態
においても最終的な外装仕上げ施工を行なうこと
が出来るので、養生期間も短く壁仕上げ施工の工
期が極めて短縮化される。
においても最終的な外装仕上げ施工を行なうこと
が出来るので、養生期間も短く壁仕上げ施工の工
期が極めて短縮化される。
第1図は、従来の壁仕上げ工法による壁の断面
図、第2図は、モルタル仕上げ塗工直後の壁の断
面図、第3図は、モルタル仕上げ材に混入された
膨張材にる膨張作用を示す壁の断面図、第4図
は、モルタル仕上げ材に混合された繊維材によつ
てアンカーされた状態を示す壁の断面図、第5図
は、モルタル仕上げ材の下層面に乾燥収縮が生じ
た状態を示す壁の断面図である。 1,2…間柱、3…下地材、31…板状基材、
32…防水層、33…無機質複合層、4…モルタ
ル仕上げ材、5…膨張材、6…繊維材、A…上層
面、B…下層面。
図、第2図は、モルタル仕上げ塗工直後の壁の断
面図、第3図は、モルタル仕上げ材に混入された
膨張材にる膨張作用を示す壁の断面図、第4図
は、モルタル仕上げ材に混合された繊維材によつ
てアンカーされた状態を示す壁の断面図、第5図
は、モルタル仕上げ材の下層面に乾燥収縮が生じ
た状態を示す壁の断面図である。 1,2…間柱、3…下地材、31…板状基材、
32…防水層、33…無機質複合層、4…モルタ
ル仕上げ材、5…膨張材、6…繊維材、A…上層
面、B…下層面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構造材に基板を張設し、その上面にモルタル
仕上げ材を塗工する壁仕上げ工法において、上記
モルタル仕上げ材には膨張材と繊維材とを混合
し、塗工初期は該膨張材による膨張作用でモルタ
ル仕上げ材上層面に反りを発生させておき、しか
もモルタル仕上げ材の硬化に従つて該繊維材がモ
ルタル間をアンカーすることにより、モルタル仕
上げ材下層面の乾燥収縮によるクラツク発生を防
止する壁仕上げ工法。 2 前記膨張材が対セメント重量比2乃至15%で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の壁仕上げ工法。 3 前記繊維材が対セメント重量比0.1乃至3%
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の壁仕上げ工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16628983A JPS6059263A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 壁仕上げ工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16628983A JPS6059263A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 壁仕上げ工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6059263A JPS6059263A (ja) | 1985-04-05 |
| JPH021936B2 true JPH021936B2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15828589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16628983A Granted JPS6059263A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 壁仕上げ工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059263A (ja) |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP16628983A patent/JPS6059263A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6059263A (ja) | 1985-04-05 |
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