JPH0219629Y2 - - Google Patents

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JPH0219629Y2
JPH0219629Y2 JP1986055772U JP5577286U JPH0219629Y2 JP H0219629 Y2 JPH0219629 Y2 JP H0219629Y2 JP 1986055772 U JP1986055772 U JP 1986055772U JP 5577286 U JP5577286 U JP 5577286U JP H0219629 Y2 JPH0219629 Y2 JP H0219629Y2
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outer peripheral
cylinder
mounting groove
bead
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、空圧または油圧式作動機のシール構
造、特に、シリンダに存するシリンダ孔の開口縁
にシリンダ孔よりも内径の大きな大径孔を連設し
て、大径孔のシリンダ孔側の端部内周面に形成さ
れた環状取付溝にブーツの外周ビードを嵌合し、
またシリンダ孔に摺動自在に嵌合されるピストン
の一端部をシリンダ孔の開口より突出させてその
一端部外周面にブーツの内周ビードを嵌着して、
ブーツによりシリンダ内をシリンダ孔の開口側と
大径孔の開口側とに区画し、外周ビードの凹状を
なす外周面を取付溝の奥壁面に圧着すべく、外周
ビード内周面に存する環状装着溝に弾性リングを
装着した作動機のシール構造の改良に関する。
(2) 従来の技術 従来、前記構成のシール構造は、特公昭52−
9270号公報に記載されるように公知であり、そし
てシール性を向上させるため外周ビード外周面に
グリースを塗布することが行われる。
(3) 考案が解決しようとする問題点 前記のように外周ビード外周面を凹状に形成す
る理由は、その凹状外周面を弾性リングの拡径力
により略平坦面に変形して取付溝の奥壁面に圧着
し、その奥壁面に対する外周ビードの面圧を高め
ることにある。
そのため、従来構造には、外周ビード外周面の
平坦面化に伴いグリースがその外周面および取付
溝奥壁面間より食出してしまい、それらの間のグ
リース層が極めて薄くなつて、特に水の浸入に対
し十分なシール性が得られないという問題があ
る。
本考案は極めて簡単な手段により前記問題を解
決し得る前記シール構造を提供することを目的と
する。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案は、シリンダに存するシリンダ孔の開口
縁に該シリンダ孔よりも内径の大きな大径孔を連
設して、該大径孔のシリンダ孔側の端部内周面に
形成された環状取付溝にブーツの外周ビードを嵌
合し、また前記シリンダ孔に摺動自在に嵌合され
るピストンの一端部を該シリンダ孔の開口より突
出させて該一端部外周面に前記ブーツの内周ビー
ドを嵌着して、該ブーツにより前記シリンダ内を
前記シリンダ孔の開口側と前記大径孔の開口側と
に区画し、前記外周ビードの凹状をなす外周面を
前記取付溝の奥壁面に圧着すべく、前記外周ビー
ド内周面に存する環状装着溝に弾性リングを装着
した作動機のシール構造において、前記大径孔の
開口側に存する前記外周ビードの側面全周に環状
張出し部を連設し、該張出し部の外周面に、前記
装着溝よりも前記大径孔の開口側に偏倚する環状
グリース保持溝を形成し、前記シリンダの前記取
付溝を、それに前記張出し部を前記外周ビードと
共に嵌合し得るように形成したことを特徴とす
る。
(2) 作用 前記のように構成すると、グリース保持溝には
弾性リングの拡径力が殆ど及ばないので、その溝
にグリースが確実に保持される。
そして、取付溝の奥壁面および張出し部間に存
する、グリース保持溝深さに対応する厚さを持つ
た環状グリース層により、長期に亘つてシリンダ
孔側への塵埃の侵入はもちろん、水の浸入をも確
実に防止することができる。この場合、グリース
保持溝は水が浸入し易い側に配置されているの
で、水浸入防止効果およびそれに伴う取付溝の発
錆防止効果が顕著となる。
(3) 実施例 第1,第2図は作動機としての油圧式デイスク
ブレーキにおけるシール構造の第1実施例を示
し、車体に固定されるブラケツト1に一対の摺動
ピン2(図には一方のみ示す)が突設され、それ
ら摺動ピン2にブレーキキヤリパ3が摺動自在に
支持される。
ブレーキキヤリパ3はブレーキデイスク4の左
右両側に配設される一対の摩擦パツド51,52
挟む第1および第2挟み腕61,62を有する。両
摩擦パツド51,52における裏板7の一端部は両
挟み腕61,62間に架設される図示しないハンガ
ピンにそれぞれ摺動自在に懸架され、またそれら
裏板7の他端部はブラケツト1の図示しない段部
にそれぞれ滑動自在に支承される。
ブレーキキヤリパ3の第1挟み腕61には、公
知のブレーキマスタシリンダ(図示せず)に連通
する圧油導入孔8と、それに連なるシリンダとし
ての一対の油圧シリンダ9(図には一方のみ示
す)とが形成され、油油圧シリンダ9のシリンダ
孔10に一方の摩擦パツド51の裏板7を押圧し
得る一対のピストン11がそれぞれ摺動自在に嵌
合される。第2挟み腕62は他方の摩擦パツド52
の裏板7に当接する。
各油圧シリンダ9において、シリンダ孔10の
開口縁にそのシリンダ孔10よりも内径の大きな
大径孔12が連設され、その大径孔12のシリン
ダ孔10側の端部内周面に環状取付溝13が形成
される。また摩擦パツド51側に存するピストン
11の一端部はシリンダ孔10の開口より突出し
ており、その一端部外周面に環状取付溝14が形
成される。
第3図に示すように、ゴム製ブーツ15におけ
る外周ビード15aの内周面に、弾性リング20
を装着する環状装着溝19が形成され、また外周
ビード15aの外周面17は凹状に形成される。
さらに外周ビード15aにおいて、油圧シリンダ
9への取付状態にて大径孔12の開口側に存する
側面全周に厚肉の環状張出し部16が連設され、
その張出し部16の外周面に装着溝19よりも大
径孔12の開口側に偏倚させて環状グリース保持
溝18が形成される。油圧シリンダ9の取付溝1
3は、それに張出し部16を外周ビード15aと
共に嵌合し得るように形成される。
ブーツ15の取付けに当つては、外周ビード1
5aの外周面17にグリースgを塗布し、またグ
リース保持溝18にグリースgを充填し、その
後、外周ビード15aおよび張出し部16を、そ
のグリース保持溝18を大径孔12の開口側に位
置させて油圧シリンダ9の取付溝13に縮径した
状態で嵌合する。また内周ビード15bを、それ
を拡径した状態でピストン11の取付溝14に嵌
着する。これにより油圧シリンダ9内は、ブーツ
15によつてシリンダ孔10の開口側と大径孔1
2の開口側とに区画される。
外周ビード15a内周面の装着溝19に、弾性
リング20が縮径した状態で装着される。この弾
性リング20の拡径力により外周ビード15aの
外周面17は略平坦面に変形して取付溝13の奥
壁面21に圧着される。
この場合、グリース保持溝18は装着溝19よ
りも大径孔12の開口側に偏倚しているので、そ
のグリース保持溝18には弾性リング20の拡径
力が殆ど及ばず、したがつてグリースgがグリー
ス保持溝18に確実に保持される。また前記拡径
力により外周ビード15aの外周面17から食出
したグリースgの一部がグリース保持溝18に流
入するので、そのグリース保持溝18に対してグ
リースgが未充填であれば、その不足分が補われ
る。
次にこの実施例の作用を説明すると、ブレーキ
ペタルの操作により図示しないマスタシリンダか
ら圧油導入孔8を通してシリンダ孔10に圧油を
供給すれば、その油圧により前進するピストン1
1が一方の摩擦パツド51の背面を押圧するので、
その摩擦パツド51はハンガピンおよびブラケツ
ト1の段部上を摺動してブレーキデイスク4の一
側面に圧接する。すると、その反作用によりブレ
ーキキヤリパ3が摺動ピン2上を摺動しながらピ
ストン11と反対方向に移動して、第2挟み腕6
により他方の摩擦パツド52の背面を押圧し、こ
れをブレーキデイスク4の他側面に圧接させ、以
上により回転するブレーキデイスク4に制動をか
けることができる。
この場合、ブーツ15の内周ビード15bは拡
径した状態でピストン11の環状溝14に嵌着さ
れているので、内周ビード15bおよびピストン
11間のシール性は良好である。また外周ビード
15aおよび油圧シリンダ9間では、取付溝13
の奥壁面21と張出し部16との間に、グリース
保持溝18の深さに対応する厚さを持つたグリー
スgの層が存するので、奥壁面21に対する外周
面17の圧着と相俟つてシール性が良好となり、
シリンダ孔10側への塵埃の侵入はもちろん、水
の浸入をも確実に防止することができる。このシ
ール効果は、グリース保持溝18におけるグリー
スの滞留性が良好であることに起因して長期に亘
り維持される。
油圧シリンダ9の取付溝13および外周ビード
15a間のシール効果は、取付溝13に発生する
錆の増加に伴い低下するが、本実施例では、グリ
ース保持溝18を持つ張出し部16を大径孔12
の開口側、したがつて水が浸入し易い側に配置し
たので、取付溝13における錆の発生を抑制する
上で有効である。
第4図は第2実施例を示し、外周ビード15a
の両側面全周に張出し部16を連設し、各張出し
部16の外周面にグリース保持溝18を形成した
もので、このように複数のグリース保持溝18を
備えると、前記シール効果を一層向上させること
ができる。
C 考案の効果 本考案によれば、弾性リングの拡径力がグリー
ス保持溝に殆ど及ばないので、その溝にグリース
が確実に保持され、これにより長期に亘り優秀な
防塵および防水効果を発揮し得るシール構造を提
供することができる。しかも、グリース保持溝は
水が浸入し易い側に配置されているので、取付溝
の錆発生によるシール効果の低減を極力抑制する
ことができる。
その上、外周ビードに張出し部を連設し、また
シリンダの取付溝を、それに張出し部を外周ビー
ドと共に嵌合し得るように形成することは簡単で
あり、したがつてシール構造のコストの上昇を極
力抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第3図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は全体の縦断正面図、第2図は第1図
矢示部の拡大図、第3図はブーツの要部拡大縦
断正面図、第4図は第2実施例の第2図と同様の
拡大図である。 9……シリンダとしての油圧シリンダ、10…
…シリンダ孔、11……ピストン、12……大径
孔、14……取付溝、15……ブーツ、15a…
…外周ビード、15b……内周ビード、16……
張出し部、17……外周面、18……グリース保
持溝、19……装着溝、20……弾性リング、2
1……奥壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ9に存するシリンダ孔10の開口縁に
    該シリンダ孔10よりも内径の大きな大径孔12
    を連設して、該大径孔12のシリンダ孔10側の
    端部内周面に形成された環状取付溝13にブーツ
    15の外周ビード15aを嵌合し、また前記シリ
    ンダ孔10に摺動自在に嵌合されるピストン11
    の一端部を該シリンダ孔10の開口より突出させ
    て該一端部外周面に前記ブーツ15の内周ビード
    15bを嵌着して、該ブーツ15により前記シリ
    ンダ9内を前記シリンダ孔10の開口側と前記大
    径孔12の開口側とに区画し、前記外周ビード1
    5aの凹状をなす外周面17を前記取付溝13の
    奥壁面21に圧着すべく、前記外周ビード15a
    内周面に存する環状装着溝19に弾性リング20
    を装着した作動機のシール構造において、前記大
    径孔12の開口側に存する前記外周ビード15a
    の側面全周に環状張出し部16を連設し、該張出
    し部16の外周面に、前記装着溝19よりも前記
    大径孔12の開口側に偏倚する環状グリース保持
    溝18を形成し、前記シリンダ9の前記取付溝1
    3を、それに前記張出し部16を前記外周ビード
    15aと共に嵌合し得るように形成したことを特
    徴とする、作動機のシール構造。
JP1986055772U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0219629Y2 (ja)

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JPS62167940U JPS62167940U (ja) 1987-10-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6137872Y2 (ja) * 1980-07-24 1986-11-01

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JPS62167940U (ja) 1987-10-24

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