JPH0220131B2 - - Google Patents
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- JPH0220131B2 JPH0220131B2 JP58042021A JP4202183A JPH0220131B2 JP H0220131 B2 JPH0220131 B2 JP H0220131B2 JP 58042021 A JP58042021 A JP 58042021A JP 4202183 A JP4202183 A JP 4202183A JP H0220131 B2 JPH0220131 B2 JP H0220131B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- mold
- yoke
- cavity
- magnetizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0013—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor using fillers dispersed in the moulding material, e.g. metal particles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0253—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing permanent magnets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、1つの金型から多極異方性樹脂磁
石の多数個取りを可能とした磁場射出成形用金型
構造に関するものである。
石の多数個取りを可能とした磁場射出成形用金型
構造に関するものである。
従来技術
フエライト磁石粉末の如き強磁性粉末を熱可塑
性合成樹脂(またはゴム)に溶融混合し、所定形
状に成形した後これを着磁させることにより、等
方性の樹脂磁石(またはゴム磁石)を製造する方
法が、既に広く実用化されるに至つている。近
時、前記樹脂磁石の磁気特性を更に向上させるべ
く種々の研究がなされ、その研究の成果として、
磁石粉末の磁化容易軸を磁化方向に配向させて異
方化する技術の開発がなされている。
性合成樹脂(またはゴム)に溶融混合し、所定形
状に成形した後これを着磁させることにより、等
方性の樹脂磁石(またはゴム磁石)を製造する方
法が、既に広く実用化されるに至つている。近
時、前記樹脂磁石の磁気特性を更に向上させるべ
く種々の研究がなされ、その研究の成果として、
磁石粉末の磁化容易軸を磁化方向に配向させて異
方化する技術の開発がなされている。
磁石を異方化するには、粒子に剪断応力を機械
的に作用させたり、射出成形金型に磁場を形成し
たりする方法があり、殊に後者の方法が工業的に
広く実施化されている。これは、磁気異方性定数
の大きい強磁性粉末と合成樹脂との混合物を加熱
溶融し、この溶融混合物を磁場形成した金型キヤ
ビテイに射出して、磁石粉末粒子の磁化容易軸を
前記磁場の作用下に一定方向に配向させることに
より、磁気特性の優れた異方性樹脂磁石を製造す
るものである。
的に作用させたり、射出成形金型に磁場を形成し
たりする方法があり、殊に後者の方法が工業的に
広く実施化されている。これは、磁気異方性定数
の大きい強磁性粉末と合成樹脂との混合物を加熱
溶融し、この溶融混合物を磁場形成した金型キヤ
ビテイに射出して、磁石粉末粒子の磁化容易軸を
前記磁場の作用下に一定方向に配向させることに
より、磁気特性の優れた異方性樹脂磁石を製造す
るものである。
発明が解決すべき課題
ところで、磁場射出成形により異方性樹脂磁石
を製造するに際し従来は、第1図に示す如く、金
型に画成したキヤビテイ10の半径方向外周にn
極の着磁ヨーク12が対向的に配設され、この場
合に磁界発生用の励磁コイル14は、1つの着磁
ヨークに対応して各1個必要であつた。このた
め、スペースの限られた金型中で、n個の着磁ヨ
ークに対応的に励磁コイルを夫々組込むことは機
械構造上限界があり、従つて1回の射出成形で、
1個の金型から多極異方性樹脂磁石を多数個取り
することは非常に困難であつた。
を製造するに際し従来は、第1図に示す如く、金
型に画成したキヤビテイ10の半径方向外周にn
極の着磁ヨーク12が対向的に配設され、この場
合に磁界発生用の励磁コイル14は、1つの着磁
ヨークに対応して各1個必要であつた。このた
め、スペースの限られた金型中で、n個の着磁ヨ
ークに対応的に励磁コイルを夫々組込むことは機
械構造上限界があり、従つて1回の射出成形で、
1個の金型から多極異方性樹脂磁石を多数個取り
することは非常に困難であつた。
発明の目的
この発明は、磁場射出成形で多極異方性樹脂磁
石を製造するに際し内在している前記難点に鑑
み、これを好適に克服するべく案出されたもので
あつて、金型中の複数のキヤビテイに多極磁界を
印加するための着磁ヨークと閉成された磁気回路
との配列に工夫を加えることにより、従来着磁ヨ
ークの極数に対応してn個必要とされていた励磁
コイルの配設数を低減させ、スペースの限られた
金型での多極異方性樹脂磁石の多数個取りを実現
し、併せて製造コストの減少および稼動効率の向
上を図ることを目的とする。
石を製造するに際し内在している前記難点に鑑
み、これを好適に克服するべく案出されたもので
あつて、金型中の複数のキヤビテイに多極磁界を
印加するための着磁ヨークと閉成された磁気回路
との配列に工夫を加えることにより、従来着磁ヨ
ークの極数に対応してn個必要とされていた励磁
コイルの配設数を低減させ、スペースの限られた
金型での多極異方性樹脂磁石の多数個取りを実現
し、併せて製造コストの減少および稼動効率の向
上を図ることを目的とする。
課題を解決するための手段
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため
本発明は、金型に画成したキヤビテイに着磁ヨー
クを臨ませ、該ヨークを着磁して前記キヤビテイ
に磁場形成を行なうと共に、強磁性粉末と樹脂と
の溶融混合物を該キヤビテイに射出して異方性樹
脂磁石を製造する磁場射出成形用金型構造におい
て、前記金型に複数個のキヤビテイを所要の配列
で画成すると共に、少なくとも1つの磁界発生源
により励磁される閉成した磁気回路を該金型に所
要数だけ設け、前記夫々の閉成した磁気回路の一
部を構成する着磁ヨークを、各キヤビテイに臨ま
せるよう構成したことを特徴とする。
本発明は、金型に画成したキヤビテイに着磁ヨー
クを臨ませ、該ヨークを着磁して前記キヤビテイ
に磁場形成を行なうと共に、強磁性粉末と樹脂と
の溶融混合物を該キヤビテイに射出して異方性樹
脂磁石を製造する磁場射出成形用金型構造におい
て、前記金型に複数個のキヤビテイを所要の配列
で画成すると共に、少なくとも1つの磁界発生源
により励磁される閉成した磁気回路を該金型に所
要数だけ設け、前記夫々の閉成した磁気回路の一
部を構成する着磁ヨークを、各キヤビテイに臨ま
せるよう構成したことを特徴とする。
実施例
次に、本願の発明に係る磁場射出成形用金型構
造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参
照しながら以下説明する。
造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参
照しながら以下説明する。
(第1実施例について)
第2図は、第1実施例に係る磁場射出成形用金
型構造の概略平面図である。図において参照符号
16は、例えばオーステナイト系ステンレスの如
き非磁性体を材質とする磁場射出成形用金型を示
し、この金型16の分割平面内には、4つのキヤ
ビテイ18a〜18dが所定配列で画成されてい
る。すなわち図示例では、金型16の分割平面に
設けた仮想正方形の各頂点に夫々のキヤビテイ1
8が位置している。
型構造の概略平面図である。図において参照符号
16は、例えばオーステナイト系ステンレスの如
き非磁性体を材質とする磁場射出成形用金型を示
し、この金型16の分割平面内には、4つのキヤ
ビテイ18a〜18dが所定配列で画成されてい
る。すなわち図示例では、金型16の分割平面に
設けた仮想正方形の各頂点に夫々のキヤビテイ1
8が位置している。
前記キヤビテイ18は、例えば回転電機用ロー
タを製造するのに適した円筒状に形成され、各キ
ヤビテイ18の内周には、強磁性体からなる着磁
ヨーク20が、夫々90゜の位相角をもつて順次配
設されている。すなわち、各キヤビテイ18に関
して4つの着磁ヨーク20a〜20bがキヤビテ
イに臨み、該ヨークの端面がキヤビテイ内周壁面
の一部を形成している。
タを製造するのに適した円筒状に形成され、各キ
ヤビテイ18の内周には、強磁性体からなる着磁
ヨーク20が、夫々90゜の位相角をもつて順次配
設されている。すなわち、各キヤビテイ18に関
して4つの着磁ヨーク20a〜20bがキヤビテ
イに臨み、該ヨークの端面がキヤビテイ内周壁面
の一部を形成している。
そして、各キヤビテイ18に配設した4つの着
磁ヨークの内、2つの着磁ヨーク20a,20d
の夫々は、その両端部を隣接するキヤビテイ1
8,18に共通的に臨ませているので、便宜上こ
れを共通着磁ヨークと称する。なお、この共通着
磁ヨーク20a,20dは、何れも金型16内に
位置している。また、残り2つの着磁ヨーク20
b,20cは、共通着磁ヨーク20a,20dに
対し夫々90゜の位相角で金型16から外方に独立
的に延出しているので、便宜上これを独立着磁ヨ
ークと称する。すなわち、第2図のキヤビテイ1
8aにつき観察すれば、該キヤビテイ18aに一
端部を臨ませている着磁ヨーク20aは、前記仮
想正方形の隣接角部に位置するキヤビテイ18b
に他端部を臨ませているから共通着磁ヨークであ
る。同じく、キヤビテイ18aに一端部を臨ませ
ている着磁ヨーク20dも、仮想正方形の隣接角
部に位置するキヤビテイ18dに他端部を臨ませ
ているから共通着磁ヨークである。そして、キヤ
ビテイ18aの残り2つの着磁ヨーク20b,2
0cが、金型16外方に延出した独立着磁ヨーク
となる。
磁ヨークの内、2つの着磁ヨーク20a,20d
の夫々は、その両端部を隣接するキヤビテイ1
8,18に共通的に臨ませているので、便宜上こ
れを共通着磁ヨークと称する。なお、この共通着
磁ヨーク20a,20dは、何れも金型16内に
位置している。また、残り2つの着磁ヨーク20
b,20cは、共通着磁ヨーク20a,20dに
対し夫々90゜の位相角で金型16から外方に独立
的に延出しているので、便宜上これを独立着磁ヨ
ークと称する。すなわち、第2図のキヤビテイ1
8aにつき観察すれば、該キヤビテイ18aに一
端部を臨ませている着磁ヨーク20aは、前記仮
想正方形の隣接角部に位置するキヤビテイ18b
に他端部を臨ませているから共通着磁ヨークであ
る。同じく、キヤビテイ18aに一端部を臨ませ
ている着磁ヨーク20dも、仮想正方形の隣接角
部に位置するキヤビテイ18dに他端部を臨ませ
ているから共通着磁ヨークである。そして、キヤ
ビテイ18aの残り2つの着磁ヨーク20b,2
0cが、金型16外方に延出した独立着磁ヨーク
となる。
次に、金型16内に位置する前記共通着磁ヨー
ク20a,20dは、夫々その中央部から磁界誘
導用ヨーク22が直角に分岐され、前記金型16
の外方へ延出している。従つてこの磁界誘導用ヨ
ーク22は、第2図から判明するように、例えば
キヤビテイ18a,18dから金型外方へ延出す
る各独立着磁ヨーク20c,20cの中間に位置
していることになる。また磁界誘導用ヨーク22
の他端部は、その両側に位置する一対の独立着磁
ヨーク20,20を直角に折曲形成した連結ヨー
ク24,24と一体接続されて、閉成した磁気回
路(磁気閉ループ)を形成している。
ク20a,20dは、夫々その中央部から磁界誘
導用ヨーク22が直角に分岐され、前記金型16
の外方へ延出している。従つてこの磁界誘導用ヨ
ーク22は、第2図から判明するように、例えば
キヤビテイ18a,18dから金型外方へ延出す
る各独立着磁ヨーク20c,20cの中間に位置
していることになる。また磁界誘導用ヨーク22
の他端部は、その両側に位置する一対の独立着磁
ヨーク20,20を直角に折曲形成した連結ヨー
ク24,24と一体接続されて、閉成した磁気回
路(磁気閉ループ)を形成している。
この構成に係る磁界誘導用ヨーク22および独
立着磁ヨーク20には、各キヤビテイ18に磁場
を形成する目的で励磁コイル26が配設されてい
る。すなわち、第2図に示す実施例で励磁コイル
26は、中間の磁界誘導用ヨーク22およびその
両側に位置する一対の独立着磁ヨーク20,20
に夫々配設されるようになつている(この場合
は、分割巻された励磁コイル26が各キヤビテイ
当り3個配設され、金型全体では12個あることに
なる)。各励磁コイル26は、キヤビテイ18に
有効な磁場を形成するため、1つの着磁ヨーク2
0につき、少なくとも7000ガウス以上の起磁力を
与えるものであることが要求される。
立着磁ヨーク20には、各キヤビテイ18に磁場
を形成する目的で励磁コイル26が配設されてい
る。すなわち、第2図に示す実施例で励磁コイル
26は、中間の磁界誘導用ヨーク22およびその
両側に位置する一対の独立着磁ヨーク20,20
に夫々配設されるようになつている(この場合
は、分割巻された励磁コイル26が各キヤビテイ
当り3個配設され、金型全体では12個あることに
なる)。各励磁コイル26は、キヤビテイ18に
有効な磁場を形成するため、1つの着磁ヨーク2
0につき、少なくとも7000ガウス以上の起磁力を
与えるものであることが要求される。
しかし、磁界誘導用ヨーク22に配設した励磁
コイル26が発生する磁界は、共通着磁ヨーク2
0aまたは20dの両端部に分配されるので
14000ガウス以上が必要とされ、これは独立着磁
ヨーク20cまたは20bにおける励磁コイル2
6の起磁力の2倍である。従つて、磁界誘導用ヨ
ーク22に配設された励磁コイル26の巻数(例
えば800ターン)は、各独立着磁ヨーク20に配
設された励磁コイル26の巻数(例えば400ター
ン)の2倍に設定されている。
コイル26が発生する磁界は、共通着磁ヨーク2
0aまたは20dの両端部に分配されるので
14000ガウス以上が必要とされ、これは独立着磁
ヨーク20cまたは20bにおける励磁コイル2
6の起磁力の2倍である。従つて、磁界誘導用ヨ
ーク22に配設された励磁コイル26の巻数(例
えば800ターン)は、各独立着磁ヨーク20に配
設された励磁コイル26の巻数(例えば400ター
ン)の2倍に設定されている。
(第2実施例について)
更に第3図に、本発明の第2実施例に係る磁場
射出成形用金型構造を示す。これは、励磁コイル
の配設形態が第1実施例と相違するだけで、他の
構造は全く同じである。すなわち本実施例では、
励磁コイル26は、各独立着磁ヨーク20,20
を直角に折曲形成した連結ヨーク24,24の
夫々に配設されていて、この2つの励磁コイル2
6,26で発生した磁界を、前記磁界誘導用ヨー
クを介して共通着磁ヨークに分配するようになつ
ている(この場合、分割巻された励磁コイル26
が各キヤビテイ当り2個配設され、金型全体では
8個あることになる)。このとき各励磁コイル2
6は、夫々少なくとも14000ガウス以上の起磁力
を発生するものとし、かつ各コイル巻数比は1:
1(例えば1000ターンずつ)に設定されている。
射出成形用金型構造を示す。これは、励磁コイル
の配設形態が第1実施例と相違するだけで、他の
構造は全く同じである。すなわち本実施例では、
励磁コイル26は、各独立着磁ヨーク20,20
を直角に折曲形成した連結ヨーク24,24の
夫々に配設されていて、この2つの励磁コイル2
6,26で発生した磁界を、前記磁界誘導用ヨー
クを介して共通着磁ヨークに分配するようになつ
ている(この場合、分割巻された励磁コイル26
が各キヤビテイ当り2個配設され、金型全体では
8個あることになる)。このとき各励磁コイル2
6は、夫々少なくとも14000ガウス以上の起磁力
を発生するものとし、かつ各コイル巻数比は1:
1(例えば1000ターンずつ)に設定されている。
(金型縦断面について)
第2図および第3図に示す構造を有する金型の
縦断面を、第4図に例示する。すなわち、円筒状
キヤビテイ18の開口部上方には、該開口部を開
閉自在に閉塞する非磁性体からなる可動金型28
が昇降自在に配設されている。この可動金型28
がキヤビテイ18の開口部に臨む部分には、キヤ
ビテイ内方に向け若干突出する円錐台形状の隆起
部30が一体的に形成され、この隆起部30に、
後述する溶融混合物射出用のピンポイントゲート
32が垂直に穿設されている。また、可動金型2
8の上方には、非磁性体からなる更に別の可動金
型34が昇降自在に配設され、可動金型28の頂
部および可動金型34の合わせ境界面には、図示
の如くランナ36が形成されている。このランナ
36は、可動金型34に穿設したスプルー38お
よびノズル口40に連通接続している。なお、各
金型28および34を構成する非磁性体として
は、例えばオーステナイト系ステンレスが好適に
使用される。
縦断面を、第4図に例示する。すなわち、円筒状
キヤビテイ18の開口部上方には、該開口部を開
閉自在に閉塞する非磁性体からなる可動金型28
が昇降自在に配設されている。この可動金型28
がキヤビテイ18の開口部に臨む部分には、キヤ
ビテイ内方に向け若干突出する円錐台形状の隆起
部30が一体的に形成され、この隆起部30に、
後述する溶融混合物射出用のピンポイントゲート
32が垂直に穿設されている。また、可動金型2
8の上方には、非磁性体からなる更に別の可動金
型34が昇降自在に配設され、可動金型28の頂
部および可動金型34の合わせ境界面には、図示
の如くランナ36が形成されている。このランナ
36は、可動金型34に穿設したスプルー38お
よびノズル口40に連通接続している。なお、各
金型28および34を構成する非磁性体として
は、例えばオーステナイト系ステンレスが好適に
使用される。
また円筒状キヤビテイ18の底部42を形成す
る金型16には、その底部中央において、後述す
る如くロータ回転軸44を挿通するための貫通孔
46が垂直に穿設されている。この場合、貫通孔
46の内径は回転軸44の外径に対し2/100〜3/1
00程度の環状細隙が形成されるよう予め寸法設定
してあり、更に貫通孔46の略中間から下方に
は、大径の段付孔部48が一体的に形成してあ
る。これは射出成形後にロータを脱型するに際
し、回転軸44が貫通孔46内壁に接触する摩擦
抵抗を軽減させるためである。また、前記中心貫
通孔46の周囲に隣接して複数の貫通孔50が穿
設され(第5図)、この貫通孔50にノツクアウ
トピン52が昇降自在に挿通されて、キヤビテイ
18中に突出可能となつている。
る金型16には、その底部中央において、後述す
る如くロータ回転軸44を挿通するための貫通孔
46が垂直に穿設されている。この場合、貫通孔
46の内径は回転軸44の外径に対し2/100〜3/1
00程度の環状細隙が形成されるよう予め寸法設定
してあり、更に貫通孔46の略中間から下方に
は、大径の段付孔部48が一体的に形成してあ
る。これは射出成形後にロータを脱型するに際
し、回転軸44が貫通孔46内壁に接触する摩擦
抵抗を軽減させるためである。また、前記中心貫
通孔46の周囲に隣接して複数の貫通孔50が穿
設され(第5図)、この貫通孔50にノツクアウ
トピン52が昇降自在に挿通されて、キヤビテイ
18中に突出可能となつている。
なお、中心貫通孔46の外部開放端には、当板
54を着脱自在に位置させ、この当板54により
回転軸44のキヤビテイ中での位置規制をさせる
のが好ましい。
54を着脱自在に位置させ、この当板54により
回転軸44のキヤビテイ中での位置規制をさせる
のが好ましい。
実施例の作用
実施例に係る磁場射出成形用金型構造は、この
ように構成したから、励磁コイル26を付勢し磁
界を励起してやれば、該磁界は各閉ループを介し
て着磁ヨーク20a〜20dに誘導され、該ヨー
ク先端を臨ませたキヤビテイ18に有効磁場が形
成される。そこで、実施例に係る金型構造を使用
して、回転電機用磁石ロータを製造する場合につ
き説明する。先ず、第4図に示す如く、円筒状キ
ヤビテイ18の底部に穿設した貫通孔46中に回
転軸44を挿通して、該回転軸44の軸心をキヤ
ビテイ18の軸心と一致させる。この場合、中心
貫通孔46の下部開口を前記当板54で閉塞する
ことにより、回転軸44の端部はこの当板54に
当接して所定位置規制がなされる。従つて回転軸
44は、常に所定寸法長だけ該キヤビテイ18中
に臨むようセツトされることになる。
ように構成したから、励磁コイル26を付勢し磁
界を励起してやれば、該磁界は各閉ループを介し
て着磁ヨーク20a〜20dに誘導され、該ヨー
ク先端を臨ませたキヤビテイ18に有効磁場が形
成される。そこで、実施例に係る金型構造を使用
して、回転電機用磁石ロータを製造する場合につ
き説明する。先ず、第4図に示す如く、円筒状キ
ヤビテイ18の底部に穿設した貫通孔46中に回
転軸44を挿通して、該回転軸44の軸心をキヤ
ビテイ18の軸心と一致させる。この場合、中心
貫通孔46の下部開口を前記当板54で閉塞する
ことにより、回転軸44の端部はこの当板54に
当接して所定位置規制がなされる。従つて回転軸
44は、常に所定寸法長だけ該キヤビテイ18中
に臨むようセツトされることになる。
次いで、磁気異方性定数の大きい強磁性粉末と
合成樹脂とからなる混合物を加熱溶融し、この溶
融混合物を前記可動金型34のノズル口40から
注入し、スプルー36およびピンポイントゲート
32を介して円筒状キヤビテイ18中に射出す
る。また、これと同期して前述の如く励磁コイル
26を付勢し、前記着磁ヨーク20a〜20dを
介してキヤビテイ18に半径方向外方から強磁界
を印加する。このように磁石粉末と合成樹脂との
混合物が溶融状態にあり、粒子配列が固まつてい
ない間に複数極の磁界が印加されることにより、
粉末粒子の磁化容易軸は磁化方向に配向され、磁
気特性の優れた多極異方性樹脂磁石(本実施例の
場合、回転電機用の円筒形磁石ロータ)が得られ
る。
合成樹脂とからなる混合物を加熱溶融し、この溶
融混合物を前記可動金型34のノズル口40から
注入し、スプルー36およびピンポイントゲート
32を介して円筒状キヤビテイ18中に射出す
る。また、これと同期して前述の如く励磁コイル
26を付勢し、前記着磁ヨーク20a〜20dを
介してキヤビテイ18に半径方向外方から強磁界
を印加する。このように磁石粉末と合成樹脂との
混合物が溶融状態にあり、粒子配列が固まつてい
ない間に複数極の磁界が印加されることにより、
粉末粒子の磁化容易軸は磁化方向に配向され、磁
気特性の優れた多極異方性樹脂磁石(本実施例の
場合、回転電機用の円筒形磁石ロータ)が得られ
る。
発明の効果
このように本発明に係る金型構造によれば、着
磁ヨークの配列を工夫したことにより、従来は着
磁ヨークの極数×キヤビテイ数だけ必要としてい
た励磁コイルの数を低減させることができる。
磁ヨークの配列を工夫したことにより、従来は着
磁ヨークの極数×キヤビテイ数だけ必要としてい
た励磁コイルの数を低減させることができる。
すなわち、例えば異方性樹脂磁石の4個取りに
際して本来16個必要となる励磁コイルの数を、第
1実施例の場合は12個に、また第2実施例では8
個に低減させることができ、限られた金型スペー
ス内で各キヤビテイに容易に多極磁界を印加し
て、多極異方化された樹脂磁石の4個取りを実現
し、併せて製造コストの減少と稼動効率の向上を
達成し得る等、多くの有益な効果を奏するもので
ある。なお実施例では、何れも1つの金型にキヤ
ビテイを4つ設けて、異方性樹脂磁石を4個取り
する場合につき説明したが、本願はキヤビテイの
数やヨークの配置を4つに限定するものではな
く、その他の変更例であつても好適に本発明を応
用し得るものである。
際して本来16個必要となる励磁コイルの数を、第
1実施例の場合は12個に、また第2実施例では8
個に低減させることができ、限られた金型スペー
ス内で各キヤビテイに容易に多極磁界を印加し
て、多極異方化された樹脂磁石の4個取りを実現
し、併せて製造コストの減少と稼動効率の向上を
達成し得る等、多くの有益な効果を奏するもので
ある。なお実施例では、何れも1つの金型にキヤ
ビテイを4つ設けて、異方性樹脂磁石を4個取り
する場合につき説明したが、本願はキヤビテイの
数やヨークの配置を4つに限定するものではな
く、その他の変更例であつても好適に本発明を応
用し得るものである。
第1図は従来技術に係る磁場射出成形用金型に
より異方性樹脂磁石を製造する際の着磁ヨークと
励磁コイルとの配設例を示す概略説明図、第2図
は本発明の第1実施例に係る磁場射出成形用金型
構造の平面図、第3図は第2実施例に係る金型構
造の平面図、第4図は実施例に係る磁場射出成形
用金型構造の好適実施例の縦断面図、第5図は第
4図のA−A線横断面図である。 16……金型、18……キヤビテイ、20a,
20d……共通着磁ヨーク、20b,20c……
独立着磁ヨーク、22……磁界誘導用ヨーク、2
6……励磁コイル。
より異方性樹脂磁石を製造する際の着磁ヨークと
励磁コイルとの配設例を示す概略説明図、第2図
は本発明の第1実施例に係る磁場射出成形用金型
構造の平面図、第3図は第2実施例に係る金型構
造の平面図、第4図は実施例に係る磁場射出成形
用金型構造の好適実施例の縦断面図、第5図は第
4図のA−A線横断面図である。 16……金型、18……キヤビテイ、20a,
20d……共通着磁ヨーク、20b,20c……
独立着磁ヨーク、22……磁界誘導用ヨーク、2
6……励磁コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金型に画成したキヤビテイに着磁ヨークを臨
ませ、該ヨークを着磁して前記キヤビテイに磁場
形成を行なうと共に、強磁性粉末と樹脂との溶融
混合物を該キヤビテイに射出して異方性樹脂磁石
を製造する磁場射出成形用金型構造において、 前記金型に複数個のキヤビテイを所要の配列で
画成すると共に、少なくとも1つの磁界発生源に
より励磁される閉成した磁気回路を該金型に所要
数だけ設け、 前記夫々の閉成した磁気回路の一部を構成する
着磁ヨークを、各キヤビテイに臨ませるよう構成
した ことを特徴とする磁場射出成形用金型構造。 2 前記閉成した磁気回路は、隣接し合うキヤビ
テイを金型内で磁気的に結合する2つの共通着磁
ヨークと、一端部を金型外方に延出させた2つの
独立着磁ヨークとを備え、各ヨークの端部は前記
各キヤビテイの内側に夫々所定の位相角で臨ませ
てある 特許請求の範囲第1項記載の磁場射出成形用金
型構造。 3 前記磁界発生源は、共通着磁ヨークから金型
外方へ導出した磁界誘導用ヨークとその両側に位
置する一対の独立着磁ヨークとの夫々に配設した
励磁コイルで構成され、 磁界誘導用ヨークに配設した励磁コイルの巻数
は、各独立着磁ヨークに配設した励磁コイルの巻
数の2倍に設定されている特許請求の範囲第1項
または第2項記載の磁場射出成形用金型構造。 4 前記磁界発生源は、金型外方に延出している
2つの独立着磁ヨークの夫々に配設した励磁コイ
ルで構成されると共に、 この励磁コイルで発生した磁界は金型外方へ導
出した磁界誘導用ヨークを介して前記共通着磁ヨ
ークに分配され、 各励磁コイルの巻数比は1:1に設定されてい
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の磁場
射出成形用金型構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4202183A JPS59168620A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 磁場射出成形用金型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4202183A JPS59168620A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 磁場射出成形用金型構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59168620A JPS59168620A (ja) | 1984-09-22 |
| JPH0220131B2 true JPH0220131B2 (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=12624512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4202183A Granted JPS59168620A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 磁場射出成形用金型構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59168620A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0777177B2 (ja) * | 1986-06-25 | 1995-08-16 | 電気化学工業株式会社 | 同時多極着磁射出成形用型及びこれを用いた同時多極着磁成形方法 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4202183A patent/JPS59168620A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59168620A (ja) | 1984-09-22 |
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