JPH02203345A - ネガ型平版印刷版の製造方法 - Google Patents

ネガ型平版印刷版の製造方法

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JPH02203345A
JPH02203345A JP2359789A JP2359789A JPH02203345A JP H02203345 A JPH02203345 A JP H02203345A JP 2359789 A JP2359789 A JP 2359789A JP 2359789 A JP2359789 A JP 2359789A JP H02203345 A JPH02203345 A JP H02203345A
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metal salt
photosensitive
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JP2359789A
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Koichi Toritsuka
鳥塚 光一
Shigeru Iguchi
井口 茂
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)技術分野 本発明はネガ型拡散転写画像形成方法を用いたネガ型平
版印刷版の製造方法に関する。
(B)従来技術とその問題点 銀塩拡散転写法を利用して銀画像を形成し、これを感脂
化処理することにより平版印刷版として用いる方法は既
に広く知られている。
即ち、上記の方法においては、支持体上に塗布されたハ
ロゲン化銀を画像露光したのち、現像剤およびハロゲン
化銀溶剤を含む処理することにより露光部のハロゲン化
銀を還元銀とする一方、未露光部のハロゲン化銀をハロ
ゲン化銀溶剤の作用により溶解させ、隣接して設けられ
た物理現像核上に物理現像銀として析出せしめ、さらに
この様にして得られたポジの銀画像を感脂化することに
より、直接印刷に使用できる平版印刷版としている。例
としては特公昭36−10910号、同36−1871
9号あるいは同48−30562号等にその技術が詳し
く記載されている。
しかしながら、上記の拡散転写法を利用した平版印刷版
の製造法によって得られる印刷版はいずれもポジ型印刷
版であり、ネガ原稿から直接平版印刷版を作製する場合
には用いることが出来ない。
又、最近になって広く用いられているレーザースキャナ
ーによる直接製版においては、原理的にみてポジ型より
ネガ型の方が有利である。
一方、ネガ型の銀塩拡散転写法を利用した平版印刷版の
製造方法に関しては、これまであまり知られておらず、
わずかに最近の例として特開昭57−44153号には
露光部の感光性ハロゲン化銀の現像によっておこる物理
化学的作用によって、難溶化された非感光性の易溶性金
属塩粒子を溶かし出して物理現像核上に金属画像を形成
せしめ、これを感脂化する方法が記載されており、さら
に特開昭57−150849号には上記方法の改良法が
記載されているが、上記の方法はいずれも難溶化処理を
施した金属塩粒子をネガ画像形成素材として用いている
ために、現像処理時の画像形成速度が遅く、また感光材
料中に金属塩の難溶化剤を多量含むため、その保存性に
も悪影響をおよぼすという欠点を有している。
そこで本発明者らは、これらの欠点を持たない処理時間
が短くかつ金属塩粒子の画像への転写効率のすぐれたネ
ガ型平版印刷版の製造方法として先に く1〉感光性ハロゲン化銀 〈2〉実質的に感光性をもたない金属塩の粒子〈3〉現
像により生成する現像主薬酸化体と反応して前記〈2〉
の金属塩粒子の溶解剤あるいは溶解物理促進剤として作
用する化合物を放出する化合物(^gX 5oLyen
t Releasing Redox Coa+poa
nds。
以下SRR化合物と略す) く4〉物理現像核 を含有するものを提案した(特開昭60−196764
号) このネガ型感材は金属塩粒子還元剤を含む現像液で処理
する事により露光部に前記く1〉の感光性ハロゲン化銀
の現像をおこさせ、生成する現像主薬酸化体の作用で前
記〈2〉およびく3〉から生成する金属イオンあるいは
金属錯体イオンをく4〉の物理現像核上に金属として析
出させて画像を得るものである。
この方法は前記の様な利点を有しており、さらに保存性
にも優れているが、現像が増幅されておこる系であるた
め、金属画像形成時に非画像部において空気酸化等によ
り現像主薬酸化体がわずかでも系中に存在するとカブリ
が出やすく、またく1〉の感光性ハロゲン化銀の現像の
みならずく2〉の金属塩粒子の還元剤としても、〈3〉
のSRR化合物の反応を妨げる様な強い還元剤を用いる
事が出来ない゛ために、特に最近の自動現像機(以下自
現機と略す)による高温迅速処理における金属画像の形
成速度および画像強度が刷版として用いるには未だ不充
分であり、これらの点でより一層の改良が望まれていた
(C)発明の目的 本発明はこの様な金属画像形成時のカブリがなく、自現
機による高温迅速処理においても充分な金属画像の形成
速度および画像強度を有する新規なネガ型平版印刷版の
製造方法を提供することを目的としている。
(D)発明の構成 本発明は支持体上に(1)感光性ノ10ゲン化銀、(2
)実質的に感光性をもたない金属塩粒子、(3)現像に
より生成する現像主薬酸化体と反応して前記(2)の金
属塩粒子の溶解剤あるいは溶解物理現像促進剤として作
用する化合物を放出する化合物、および(4)物理現像
核を組合せて含有する感光性写真要素を画像露光したの
ち現像処理することにより露光部の前記(2)の金属塩
粒子を選択的に前記(4)の物理現像核上に金属像とし
て析出せしめる工程を有するネガ型平版印刷版の製造方
法において感光性写真要素中に(P)あるいは(Q)で
示されるカテコールプレカーサーのうち、いずれか一つ
もしくは、それ以上を含む事を特徴とするネガ型平版印
刷版の製造方法であり、これにより前記の目的を達成し
得る。
(P) 〔但しくP)(Q)および(R)においてLl〜L3は
I)H=10以上のアルカリ条件下で加水分解を受け0
との結合が切断されるような作用を有する2価の同一も
しくは異なる官能基をあられし、X1〜X3は同一もし
くは異なる1価の基をあられしている。〕 即ち、本発明の感光性写真要素を画像露光したのち現像
処理すると、露光部において(1)の感光性ハロゲン化
銀の現像がおこり、現像主薬酸化体が生成し、これが(
3)のSRR化合物と反応し、金属塩粒子の溶解剤ある
いは溶解物理現像促進剤として作用する化合物を放出し
、(2)の金属塩粒子の溶解あるいは溶解物理現像を促
進させ(4)の物理現像核上に、ネガ様に金属画像が析
出するが、現像を開始してしばらくすると写真要素中に
含まれる(P)あるいは(Q)のカテコールプレカーサ
ーが処理液のアルカリ条件下において加水分解を受けて
カテコールを放出し、これが物理現像核上での金属塩粒
子の溶解物理現像に対する補助現像薬として強力に作用
するため、金属画像の形成速度を速めるとともに、刷版
として用いた場合に耐刷性に優れた強固な金属画像を得
る事が出来る。
一方、非露光部においては、現像開始後しばらくして放
出されるカテコールのために空気酸化等によるSRR化
合物の分解がおさえられ、従ってカブリの発生が妨げら
れる。
なお、露光部における(3)のSRR化合物の酸化およ
び加水分解による金属塩粒子溶解剤あるいは物理現像促
進剤の放出は充分に速く起こり、カテコールプレカーサ
ーよりカテコールが放出される前に完了してしまうため
、放出されたカテコールによるSRR化合物の酸化の阻
害は実際上起こらない。
本発明に用いられる(P)あるいは(Q)のカテコール
プレカーサーにおけるし1.L3の官能基の例としては
、 等が挙げられ、またX1〜X3の1価の基の例とては、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、t−ブチル
、オクチル、ドデシル等のアルキル基、ベンジル、フェ
ネチル等のアラルキル基、フェニル、p−メトキシフェ
ニル、m−クロロフェニル等のアリール基、あるいは2
−カルボキシエチル、2−エトキシカルボニルエチル、
等のような置換アルキル基などが挙げられる。
本発明に用いられる(P)あるいは(Q)の化合物はJ
、 Amtr、 Cbem、 Soc、 59巻392
ページ(1937年) 、Ann、Chew、  10
7巻243ページ(1858年)あるいはJ、 Pr3
k1. Cbem313巻626ページ(1971年)
に記載の方法等により容易に合成出来る。
本発明に用いられる(P)あるいは(Q)のカテコール
プレカーサーの例として具体的には下記に示す化合物等
が好ましく用いられるが、本発明はこれに限るものでは
ない。
(P)  −1(P)  −2 (P) −5 (P)  −6 (P)  −3 OCC)H2CO2COCI(3 (P) −4 OCCH2CH2COC)H2CO。
(P) υしり(I3 (P) (Q) (Q) (Q) (Q) (Q)−7 (Q)−9 これらの化合物は、本発明の感光要素1rrfあたり0
.05〜50モルの範囲で用いられる。
またこれらの化合物は単独で用いてもよく、あるいは組
合せて用いても良い。
本発明に用いられる(1)の感光性ハロゲン化銀として
は塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭
化銀、塩沃臭化銀あるいはこれらの混合物等が用いられ
るが、好ましくは高感度の臭化銀あるいは10モル%以
下の沃化銀を含む沃臭化銀が本発明には好適である。ま
た本発明におけるハロゲン化銀を含有する写真乳剤は通
常行なわれる製法により調製される。また本発明に用い
るハロゲン化銀粒子は種々の晶癖を有するものが含まれ
る。このハロゲン化銀乳剤は各種増感剤を用いて増感す
ることができるし、所望のスペクトル領域に感光性を与
えるために増感色素を用いて分光増感することもできる
し、さらに各種安定化剤を用いて安定化することもでき
る。
本発明に用いられる(2)の非感光性金属塩粒子は、(
3)の化合物より放出される金属塩粒子の溶解剤に対す
る溶解速度が前記(1)の感光性ハロゲン化銀よりも大
きく、かつ実質的に感光性をもたない金属の塩である。
ここで「実質的に感光性をもたない」とは本発明におい
ては前記(1)の感光性ハロゲン化銀と相対的な関係に
おいて非感光性であることを意味し、具体的には(+)
の感光性ハロゲン化銀を感光させるのに必要な光エネル
ギーを本発明に係る感光性写真要素に与えた時、その光
エネルギーにおいては実質的に感光されないことを意味
している。本発明においては「非感光性」という語も同
義に用いられている。
本発明に用いられる(2)の非感光性金属塩粒子は上記
の如き性質を有するものの中から選択され得るものであ
れ良いが、本発明の好ましい態様においては(2)は実
質的に感光性をもたないハロゲン化銀粒子であり、この
ハロゲン化銀粒子は、前記(1)の感光性ハロゲン化銀
粒子にくらべ、ハロゲン化銀粒子の溶解剤に対する溶解
速度が大なる粒子が選ばれる。
さらに具体的には、本発明に好ましく適用される金属塩
粒子は化学増感処理を施されていない純塩化銀あるいは
減感処理を施された、5モル%以下の臭化銀を含む塩臭
化銀、又は1モル%以下の沃化銀を含む塩沃化銀あるい
はこれらの混合ハロゲン化銀で、前記(1)の感光性ハ
ロゲン化銀よりも微細な結晶であることが望ましく、こ
れらの金属塩の粒子は(1)の感光性ハロゲン化銀1モ
ルに対して0.1モル〜100モルの範囲で用いられ、
好ましくは1モル〜10モルの範囲で用いられる。
本発明に用いられる(3)の溶解剤又は溶解物理現像促
進剤を放出する化合物(SRR化合物)とは下記の一般
式[I]であられされる化合物を意味する。
A−B   (I) CI]式においてAは現像主薬酸化体とのクロス酸化に
よって酸化を受け、アルカリ条件下でそれに就いておこ
る加水分解反応、脱離反応、置換反応あるいは環化反応
等によってB残基を放出する働きを有する酸化還元母核
をあられし、BはAからの脱離により金属塩粒子溶解作
用あるいは溶解物理現像促進作用を示す化合物を形成す
る置換基をあられす。Aには写真要素中においてAを不
動化するためのバラスト基がついていてもよい。
ここでAとして好ましく通常カラー拡散転写法において
知られている、ネガ型に作用する色素放出レドックス化
合物の(Diflusible D7e Relets
ing Redox Compounds、以下DRR
化合物と略す)の酸化還元母核が用いられる。
その代表例を以下に示す。
US、3.928312に記載 US、 4.053.312に記載 H H Ballast B暑11xst US、 4.155.428に記載 US、 4.336.322に記載 特開昭53−3.819に記載 ■ 特開昭51−104.343に記載 特開昭59−65839に記載 特開昭59−6583
に記載NH3O2 343に記載 343に記載 939に記載 リサーチ・ディスクロージャー誌、17.455号に記
載 H H US、 3.725.062に記載 以上の様な酸化還元母核はいずれも本発明に用いるSR
R化合物の酸化還元母核に利用できる。
ここにおいてBxllaslは有機バラスト基をあられ
し本発明においては、これは炭素数8〜50の疎水性基
を含む基である事が好ましい。
現像によるB残基放出の機構はカラー拡散転写法におけ
るDRR化合物の色素放出の機構と同じであり、^ng
ev、 Chem、 Inl、 Ed、 Engl、 
 22巻19゛1209頁(1983年)あるいは有機
合成化学39巻4号331〜344頁(1981年)等
の総説に詳細に記載されている。B残基としては通常写
真感光材料の分野において知られている金属粒子溶解作
用あるいは溶解物理現像促進作用を示す化合物を形成す
る置換基が用いられるが、より好ましくは前記DRR化
合物の酸化還元母核とスルフォンアミド基を介して結合
している、置換ウラシル、置換ヒダントイン、置換イミ
ダゾリジンチオン、置換チアゾリジンチオン、置換オキ
サゾリジン千オン等の複素環化合物の他、鎖状の置換チ
オエーテル、置換アミノアルコール等の、従来銀塩感光
材料の分野においてハロゲン化銀溶剤あSRR るいはハロゲン化銀の溶解物理促進剤として知られてい
る化合物が用いられる。
H (I) のSRR化合物の例として次の様なものが用いられる。
SRR−1 H SRR−3 (以下余白) SRR−4 SRR−6 H SRR−5 S RR−7 H OC+eHjs C,ll++(+) 5RR−8 SRR−10 H OCI61(Jj SRR−9 C(CH,) 3 これらの化合物は単独で用いてもよくまた組合せて用い
てもよい。またCI]を溶解剤または溶解物理現像促進
剤放出化合物として用いた場合には、現像主薬としては
通常の写真感光材料の現像に用いられるものの中でCI
)の酸化還元母核Aをクロス酸化させうる酸化体を形成
するものであれば何を用いても良いが、好ましい例とし
ては通常カラー拡散転写材料においてクロス酸化剤とし
て用いられる1−フェニル−3−ピラゾリジノン誘導体
がある。そして現像主薬は処理液中に含まれていても良
いし、あるいは感光材料中に含まれていても良い。
本発明における(4)の物理現像核は前記(2)の金属
塩粒子が溶解することによって生成する金属イオンある
いは金属錯体イオンが還元剤によって金属に還元される
反応を触媒的に促進する働きを有する物質を示す。例と
しては金属硫化物コロイド、貴金属コロイド等が用いら
れるが、より具体的には硫化パラジウム、硫化ニッケル
、硫化銀あるいは金属銀コロイド、金属パラジウムコロ
イド等が好ましく用いられる。
本発明に係るネガ型平版印刷版は基本的には少なくとも
1つの支持体と前述の(1)感光性ハロゲン化銀(2)
実質的に感光性をもたない金属塩粒子(3)現像により
生成する現像主薬酸化体と反応して前記(2)の金属塩
粒子の溶解剤あるいは溶解物理現像促進剤として作用す
る化合物を放出する化合物(4)物理現像核および(P
)あるいは(Q)のカテコールプレカーサーを組合せて
成るものであるが、(1)、(2)、(3)、(4)お
よび(P)あるいは(Q)はそれぞれ単独の層に含まれ
ていてもよく、あるいは任意の組合せで2種以上あわせ
て含有してなる層が含まれた構成であってもよい。
また層の順序についても種々の構成をとり得るし、(1
) 、(2) 、(3) 、(4)および(P)あるい
は(Q)は任意の組合せおよび層構成で複数の支持体上
に別々に含有されていて、それらをあわせて用いる構成
となっていてもよい。
本発明に係るネガ型平版印刷版の層構成として特に好ま
しいものは支持体上にカテコールプレカーサーを含む非
感光層を塗布したのちに(1)、(2)および(3)の
三者を混合させた層を塗布し、さらにその上に(4)を
含む層を塗布して三層構成としたものか、あるいは支持
体上に非感光性層を塗布し、その上に(1)および(3
)の三者を混合させた層を塗布し、その上に(2)を含
む層を塗布し、さらにその上に(4)を含む層を塗布し
て四層構成としたもの、あるいはまた支持体上に非感光
性層を塗布し、その上に(1)を含む層を塗布し、その
上に(2)および(3)の三者を混合した層を塗布し、
さらにその上に(4)を含む層を塗布して四層構成とし
たものが良い。
また本発明の写真要素においては目的に応じて本発明の
効果が損なわれない範囲で種々の位置に適当な層、例え
ば保護層、中間層、ハレーション防止層あるいは裏引き
層を有していても良いし、また現像主薬を含有する層を
含む、いわゆるアクチベータ化された形になっていても
よい。
さらに本発明の写真要素においては目的に応じて本発明
の効果が損なわれない範囲で写真構成要素中の任意の層
に前記のもの以外の写真用添加剤添加することもできる
。特に保水性、耐刷性などの印刷特性を改良あるいは向
上させるために、任意の層中に微細粉末粒子として例え
ばシリカゲル、コロイダルシリカ、二酸化ケイ素、酸化
マグネシウム、二酸化チタン、炭酸カルシウムなどを用
いることもできる。また支持体との接着および膜物性の
強化のために通常当業界で用いられている硬膜剤が使用
できるし、塗布液の塗布安定性を改良するために界面活
性剤を用いることもできる。
次に、本発明に用いる支持体は親水性表面を有する支持
体であれば何でも用いる事ができる。
例えばそれぞれコロナ放電処理、下引加工処理等を施さ
れたバライタ紙、ポリエチレン被覆紙、セルロースアセ
テート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステ
ルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリスチレンフィル
ム、ガラス板、あるいは陽極酸化処理を施されたアルミ
板等の金属プレート等が含まれるが、特に好ましいのは
ポリエチレン被覆紙、ポリエステルフィルムまたはアル
ミ板などである。また上記コロナ放電処理、下引加工処
理、陽極酸化処理等の表面の親水化処理法は通常当業界
で行われている公知の方法を用いることができる。
以下、代表的な例をあげて本発明をさらに具体的に説明
するが、本発明の技術的範囲はこれによって制約を受け
るものではない。
実施例1 (a)高感度沃臭化銀乳剤の調製法(r(+)感光性ハ
ロゲン化銀粒子」の調製) 通常の中性法により硝酸銀と臭化カリウムおよび沃化カ
リウムとから沃臭化銀乳剤(沃化銀2モル%)を調製し
、金、硫黄増感法により化学増感を行い、安定剤として
4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7−チト
ラザインデンを加えて粒径0.4ミクロンの沃臭化銀乳
剤を得た。
(b)減感塩臭化銀乳剤の調製法(r(2)非感光性金
属塩粒子」の調製) 硝酸銀と塩化ナトリウムおよび臭化カリウムに減感剤と
して塩化ロジウムを用いて減感塩臭化銀乳剤(臭化銀1
2モル%)を調製した。
得られた乳剤粒子の粒径は0.1ミクロンであった。
(C)物理現像核の調製 ポリビニルアルコール水溶液中で硫化ナトリウムと硝酸
銀とにより硫化銀からなる物理現像核を調製した。
以上の様にして調製した(a)高感度沃臭化銀乳剤(b
)減感塩臭化銀乳剤(c)物理現像核(d)別途に合成
したハロゲン化銀溶剤放出レドックス化合物5RR−6
をオイル分散法によってゼラチン中に含有させたゲル、
および(e)別途に合成したカテコールプレカーサー(
P)−9を含むゼラチンゲルを用いて紙支持体上に塗布
することにより以下に示す本発明試料および比較試料を
作製した。
試料1−1(本発明試料) (e)を含む層を塗布した上に(a)および(d)を含
む層を塗布し、その上に(b)を含む層を塗布し、さら
にその上に(c)を含む層を塗布した試料 試料1−2(比較試料) (a)および(d)を含む層を塗布した上に(b)を含
む層を塗布し、さらにその上に(C)を含む層を塗布し
た試料 試料1−3(比較試料) 比較として本発明の化合物のかわりにカテコールを含む
層を塗布した上に(a)および(d)を含む層を塗布し
、その上に(b)を含む層を塗布し、さらにその上に(
c)を含む層を塗布した試但し、いずれの試料について
も(a)の高感度沃臭化銀乳剤については塗布銀量が0
.25g/rd、  (b)の減感塩臭化銀については
塗布銀量が0、 65 glof、  (c)の硫化パ
ラジウムについては塗布量が6X10−’モル/rrf
、  (d)のSRR化合物(SRR−6)については
塗布量が0゜5ミリモル/d、また(e)あるいは比較
のカテコールについては塗布量が0.8ミリモル/dと
なる様に塗布を行った。
以上の試料について4.5CMCの光でウェッジ露光し
たのち次の組成の現像液で20℃30秒間現像した。
水洗、乾燥ののち得られた試料の銀量測定を行い次の表
1に示す結果を得た。
(以下余白) 現像処理後市販のコダックF−5定着液(米国・イース
トマン・コダック社製)で定着処理し、また試料1−1
および試料1−2のいずれも露光部には鏡面状の析出銀
が見られたが、試料1−3の露光部には表面析出銀は殆
ど見られなかった。
一方、試料1−1および試料1−3の非露光部において
は表面析出銀は全く見られなかったのに対し、試料1−
2の非露光部にはカブリによる若干量の析出銀が見られ
た。
以上の結果より明らかな様に本発明の方法によってのみ
非露光部にカブリの殆どない、かつ露光部の銀の転写の
速いネガ鏡画像が得られる事が理解できる。
次に、ここで得た本発明の試料1−1および比較試料1
−2について表面をSLM−OH液(感脂化液・三菱製
紙■製)で拭いて感脂化処理したのち3分間水槽にひた
して表面に水を含ませる。
次に表面を通常のオフセット印刷用の印刷インクの付い
たゴムローラーでこすったところ試料1−1では鏡面銀
像のできている露光部のみにインクが付着したのに対し
、試料1−2では露光部のみでなく、非露光部にも若干
量のインクが付着した。
これらに紙をあてがいゴムローラーで圧することにより
紙上にインク画像を転写したところ、試料1−1では非
露光部にインク汚れのないきれいな画像が得られたのに
対し、試料1−2では得られた画像の非露光部にかなり
のインク汚れがみられた。
以上の事から本発明の方法によりカブリのない新規なネ
ガ型平版印刷版が得られる事が理解できる。
実施例2 紙支持体上に(e)カテコールプレカーサー(P)−2
、(P)−4、(P)−9、(P)−10、および(Q
)−9を各々0.5ミリモル/d含むゼラチンおよび比
較試料としてカテコールを0.5ミリモル/イ含むゼラ
チンおよび何も含まないゼラチンを塗布した上に、実施
例1で用いたと同じ(a)の高感度沃臭化銀乳剤および
(d)の5RR−6をオイル分散させたゼラチンゲルを
混合した乳剤を、(a)の塗布量が銀として0゜3g/
rri、また(d)の5RR−6の塗布量がO16ミリ
モル/n(、となるように紙支持体上に塗布した上に、
これも実施例1で用いたと同じ(b)の減感塩臭化銀乳
剤および(f)サイロイド・5Y−308(シリカゲル
粉末・富士デヴイソン社製)を混合した乳剤を(b)の
塗布量が銀として0.7g/rr?、また(f)の塗布
量が0.5g/イとなる様に塗布する。
更に、この上に実施例1で用いたと同じ(C)の物理現
像核を塗布量が硫化パラジウムについて3X10−’モ
ル/rdとなる様に塗布を行って以下に示す本発明試料
および比較試料を作製した。
試料2−1■(本発明試料):  (P)−2を含む′
2−1■():  (P)−4を含む′2−1■():
(P)−9 12−1■()+  (P)−10’ ′2−1■():(Q)−9 ’2−2  (比較試料)  二カテコールを含む’2
−3():何も含まない 以上の様にして作製した四層構成の本発明試料2−1お
よび比較試料2−2および2−3を画像露光したのち、
次の現像液および実施例1で用いた定着液を用いてプロ
セサー処理を行った。
(但し現像温度35℃現像時間約10秒)以上の様にし
て得られた本発明試料2−1■〜■において露光部のみ
に鏡面状の析出銀が見られ、非露光部にはカブリ銀は全
くみられないのに対し、2−2の比較試料では非露光部
のカブリ銀は見られないものの、露光部の析出銀も殆ど
見られず、また2−3の比較試料では非露光部にカブリ
銀の析出が見られた。
以上の本発明試料および比較試料について表面をSLM
−OH液(感脂化液・三菱製紙■製)で拭いて感脂化処
理したのち、通常のオフセット印刷用のインキを使い、
湿潤液としてSLM−OD液(三菱製紙■製)を使用し
オフセット印刷機にかけたところ、本発明の試料2−1
■〜■のみにおいて非露光部のインキ汚れのない鮮明な
インキ画像が得られたのに対し、比較試料2−2では露
光部のインキ画像が全くあられれず、また比較試料2−
3では非露光部のインキ汚れがひどいために、鮮明なイ
ンキ画像は得られなかった。
以上のことより本発明がカブリの少ない優れたネガ型平
版印刷版の製造方法であることが理解できる。
実施例3 ポリエチレンテレフタレートフィルム上に実施例1で用
いたと同じ(a)の高感度沃臭化銀乳剤、(b)の減感
塩臭化銀乳剤、(c)の物理現像核および実施例2で用
いたと同じ(f)のサイロイド・5Y−308を用いて
実施例2で作製したと同一構成、同一塗布量の試料を作
製する。但しくd)のSRR化合物としては5RR−6
のかわりに5RR−10(塗布量0.6ミリモル/d)
を用い、また試料3−1(本発明試料)では非感光性ゼ
ラチン層にカテコールプレカーサー(P)−2(塗布量
0.7ミリモル/イ)を含み、試料3−2(比較試料)
では非感光性ゼラチン層に何も添加しない。以上の試料
3−1および3−2について実施例2で行なったと同様
の露光、現像、定着お上び感脂化処理を行い印刷版とし
た。
このようにして得られた印刷版を実施例2の場合と同様
にオフセット印刷機にかけたところ、本発明の試料3−
1ではインク汚れのない鮮明な画像が得られるとともに
1000部以上の耐刷力があったのに対し、比較試料3
−2では非露光部のインク汚れが多い上に、露光部の銀
画像も100部程度の印刷で剥離してしまい印刷不能と
なった。
以上のことから本発明が、カブリのない、耐刷力にも優
れたネガ型平版印刷版の製造方法であることが理解でき
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上に(1)感光性ハロゲン化銀、(2)実質
    的に感光性をもたない金属塩粒子、(3)現像により生
    成する現像主薬酸化体と反応して前記(2)の金属塩粒
    子の溶解剤あるいは溶解物理現像促進剤として作用する
    化合物を放出する化合物、および(4)物理現像核を組
    合せて含有する感光性写真要素を画像露光したのち現像
    処理することにより露光部の前記(2)の金属塩粒子を
    選択的に前記(4)の物理現像核上に金属として析出せ
    しめる工程を有するネガ型平版の製造方法において、感
    光性写真要素中に(P)あるいは(Q)で示されるカテ
    コールプレカーサーのうち、いずれか一つもしくは、そ
    れ以上を含む事を特徴とするネガ型平版印刷版の製造方
    法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(P) ▲数式、化学式、表等があります▼(Q) 〔但し(P)および(Q)においてL^1〜L^3はp
    H=10以上のアルカリ条件下で加水分解を受けてOと
    の結合が切断されるような作用を有する2価の同一もし
    くは異なる官能基をあらわし、X^1〜X^3は同一も
    しくは異なる1価の基をあらわしている。〕
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