JPH0221013Y2 - - Google Patents

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JPH0221013Y2
JPH0221013Y2 JP10815986U JP10815986U JPH0221013Y2 JP H0221013 Y2 JPH0221013 Y2 JP H0221013Y2 JP 10815986 U JP10815986 U JP 10815986U JP 10815986 U JP10815986 U JP 10815986U JP H0221013 Y2 JPH0221013 Y2 JP H0221013Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来より、洗濯機に於いては、回転翼の反転時
間を長短変化させる等して、回転翼の作用力を変
化させ、槽内に強、中、弱の水流を夫々形成する
ことが知られている。例えば、特公昭60−58999
号公報に示されるものは、モータへの間欠的通電
時間をマルチバイブレータの発振周波数の可変に
より制御し、広範囲の水流強度を得ている。
さて、斯かる洗濯機に於いて、一般に少量、薄
手の洗濯物又はウール等のデリケートな洗濯物を
洗う場合には、布傷みを防止する目的で弱水流に
設定する。そして、この場合、水量も少量でよ
く、使用者が知らずに最高水位に設定していたな
らば、その分水が無駄となる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、洗濯機に於いて、特に少量又は薄手
の洗濯物を洗う場合の水の無駄を省くものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の洗濯機は、洗濯槽内の水流強度設定手
段及び水位設定手段と、前記水流強度設定手段に
よる弱い水流の設定に応じて、槽内の水位を最高
水位外の低い水位に自動的に変更する制御手段と
を備えたものである。
(ホ) 作用 即ち、弱い水流且つ最高水位に設定されている
場合に、最高水位より低ランクの水位に自動的に
変更されるものである。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に於いて、1は機枠、2は機枠1の上部
後方に設けられた操作部、3は機枠1に内設され
た外槽、4は外槽3に内設され、周囲に脱水孔5
…を有する洗濯兼脱水槽としての内槽、6は内槽
4の底部に配設された回転翼、7は駆動モータで
あり、内槽4及び回転翼6に動力伝達機構8を介
して連結され、洗濯時には回転翼6を回転させ、
脱水時には内槽4、回転翼6共に高速回転させ
る。9は外槽3の底部に設けた排水口、10は排
水電磁弁、11は排水ホース、12は外槽3の底
部一角に設けたエアートラツプであり、操作部2
内の水位センサー13に圧力ホース14を介して
連通している。15は給水路16中に設けた給水
電磁弁、17は前記エアートラツプ12の底部に
取付けられた水温センサー、18は前記外槽3の
上部に設けた溢水口、19は溢水ホースである。
ここで、前記水位センサー13を第3図に基づ
いて説明する。
13aはプラスチツクケースであり、内部をダ
イヤフラム13bにより一次側13cと二次側1
3dとに区画されている。前記一次側13cには
圧力導入管13eが形成され、前記圧力ホース1
4が接続されている。前記ダイヤフラム13bの
二次側13dにはコア状の磁性体20が取付けら
れており、前記エアートラツプ12内の圧力変化
に伴なう前記ダイヤフラム13bの動きに応じ
て、コイル21の内部を移動し、コイル21のイ
ンダクタンスを変化させる。前記コイル21は第
4図の通りコンデンサ22,23と共に発振回路
24を構成しており、前記コイル21のインダク
タンス変化により発振周波数が変化する。この信
号はバツフアアンプ25で整形増幅され、パルス
信号として後述する制御装置に入力される。制御
装置は入力された発振周波数信号(パルス信号)
から現在の水位を判定する。本実施例では、一定
時間(例えば1秒間)内に入力されるパルスの数
を計数し、その数により判定する。こうすること
により、槽内の水位変化を広範囲且つ連続的に検
出することができる。
第2図は、前記操作部2の前面パネル2aに配
列した各種発光ダイオード(以下LEDと称す)
群及び操作釦群を示し、26は水流強度の切換釦
であり、「強」、「標準」、「弱」、「ソフト」の4段
階に設定できる。27は洗い時間設定釦、28は
すすぎ回数設定釦であり、「念入り」に設定する
と注水すすぎ(注水を行ないながらすすぐ)を2
回繰り返し、以下「標準」はためすすぎ(設定水
位以上は注水せずにすすぐ)を2回、「節約」は
ためすすぎを1回夫々行なう。29は脱水時間設
定釦、30は各工程時間を任意に入力して行なう
お好みコースのスタート釦、31は水位の設定釦
で、高、中、低、少量の4段階に設定できる。3
2は全工程を約18分で行なうスピーデイコースの
スタート釦、33は標準コースのスタート釦、3
4はウール洗い専用コースのスタート釦、35は
一時停止釦、36は前記水温センサー17により
検知した洗濯水の温度の表示部である。前記各種
操作釦には、夫々にLEDが対応しており、操作
に応じて適宜点消灯する。
第5図は制御装置37を中心とした洗濯機の制
御機構のブロツク回路図を示し、38はクロツク
発生器から出力されるクロツクの分周比を制御す
るクロツクコントロール、39はカウントパルス
が入力される毎にインクリメントされるカウント
レジスタとモジユロレジスタの内容を比較し、一
致すると一致信号を出力する比較器を有するタイ
マーカウンター、40は割り込み端子の選択や割
り込みの受け付け、禁止を制御する割り込みコン
トロール、41は外部回路とのデータの授受を行
なうシリアルインターフエース、42はプログラ
ムのアドレス情報を保持するプログラムカウンタ
ー、43は二進加算、論理演算、増減、比較等の
演算処理やビツト処理を行なう演算論理ユニツ
ト、44は演算命令実行時、最上位ビツトからの
キヤリーでセツトされるキヤリーフラグ、45は
演算結果をストアしたり、メモリ、I/Oボート
及びレジスタ等との間でデータの授受を行なうア
キユームレータ、46はプログラム、データテー
ブル等を格納するプログラムメモリ、47は命令
を解読するインストラクシヨンレコーダ、48は
汎用レジスタ、49はデータメモリ中のスタツク
の先頭アドレス情報を保持しているスタツクポイ
ンタ、50は外付け回路51と共に発振回路を構
成し、クロツクを発振するクロツク信号発生器、
52はクロツクを停止させるスタンバイコントロ
ール、53は処理データのストア等を行なうデー
タメモリ、54,55は前記各種操作釦26〜3
5から構成される入力キー回路56及び上蓋の開
閉に連動する上蓋安全スイツチ57からの入力を
中継する入力ポートバツフア、58〜60は前記
LED群から構成されるLED点灯回路61、ブザ
ー回路62及び負荷駆動回路63への出力を中継
する出力ボートラツチバツフアである。前記負荷
駆動回路63は該出力に応じて駆動モータ左右回
転回路64,65、給排水弁駆動回路66,67
の動作を制御する。
68は電源トランスであり、整流回路69を通
して前記制御装置37に電圧を供給する。70は
リセツト信号発生回路、71は電源周波数同期出
力発生回路、72は前記水温センサー17で構成
される温度検知回路である。前記水位センサー1
3及び発振回路24からの信号も該制御装置に入
力される。
さて、前記水流切換釦26により、「強」又は
「標準」水流を選んだ場合、前記制御装置37は、
回転翼の反転サイクルを、出願人が特開昭61−
11096号公報に示した如く、一方向回転時間が長
くて他方向回転時間が短いと云う単周期群から構
成して実行する。勿論、強水流の方が標準水流よ
りも回転時間が相対向に長い。
また、「弱」或は「ソフト」水流を選んだ場合
には、モータ制御用双方向性サイリスタのスイツ
チング制御を行なつてモータに間欠通電し、連続
通電した時に比べて回転数を低下させる。以下、
この「弱」、「ソフト」水流を説明する。
73は前記制御装置37に外付けされた電子回
路であり、前記トランス68の二次側電圧(第6
図イ)をダイオードD1,D2で整流し、抵抗R1
R2で分圧した電圧(第6図ロ)と、同じく直流
電圧VDDを抵抗R3,R4で分圧した電圧(第6図
ハ)とをコンパレータ74により比較し、この比
較出力(第6図ニ)を前記割り込みコントロール
40に入力する。
この比較出力は、電源電圧のゼロクロス点に同
期しており、前記制御装置37は「ソフト」水流
が選択されている場合、入力された比較出力のパ
ルスを3回に1回採用し、内部処理した後、モー
タ制御用双方向性サイリスタのゲート端子にゲー
ト信号(第6図ホ)を送る。その結果、モータに
加わる電圧(第6図ヘ)は間欠的になり、回転数
が約1/3に低下する。前記ウール洗い専用コース
を選択した場合には、無条件でこの「ソフト」水
流に固定される。
前記「弱」水流が選択されている場合には、前
記比較出力のパルスを3回に2回採用し、回転数
を約2/3に低下させる。
斯かる構成に基づく動作を各フローチヤートに
従つて説明する。
まず、使用者により、水流、水位及び各工程時
間が選択され、所望のコースのスタート釦30,
32〜34の操作により、洗い(給水含む)、す
すぎ(給水含む)及び脱水からなる一連のプログ
ラムが実行される。
而して、第7図に示す通り、前記制御装置37
は、水流が「弱」で水位が「高」に設定された場
合、洗い工程時の水位を自動的に「中」水位に変
更する。これは、「弱」水流に設定される時は概
して洗濯物の量が少なく、水量もそれほど必要と
しないので、「高」水位で行なうことの水の無駄
を省くためである。但し、すすぎ工程時に於いて
は、水量が多い程洗剤成分が希釈され、すすぎ効
果が向上するので、いかなる設定水位であつても
自動的に「高」水位に変更する。
斯かる動作により、例えばデリケートなウール
類を洗う場合、比較的少量の洗濯水で洗うことに
なるので、洗濯物が回転翼6上に載置される形と
なり、回転翼6と洗濯物とが連動して回転し、多
量の洗濯水で洗うことに比べて洗剤の繊維透過率
が高まり、洗浄率が向上する。
次に、プログラム実行中の水位変更について第
8図に基づいて説明する。
給水後の洗い又はすすぎ工程時に、前記水位設
定釦31が操作され、水位が変更された場合、前
記制御装置37は、現在動作中の回転翼6の動作
を一時停止すると同時に時間Tを計数する。時間
Tが回転翼6の回転による影響が水位検知に及ば
ない時間T。(2秒間)に達すると、現在の水位
を検知し、現水位が、変更された水位以上であれ
ば、そのまま回転翼6を再駆動し、プログラムを
再開させる。現水位が、変更された水位未満であ
れば、前記給水電磁弁15を開放し、設定水位ま
で給水した後にプログラムを再開させる。尚、こ
の動作は、給水中の水位変更にも適用するとよい
(この場合、給水弁を停止させる)。
また、前記制御装置37は、第9図に示す通
り、洗い及びすすぎ工程中常時前記発振回路24
からの発振周波数に注目しており、このが、
槽内の水位が零の時の発振周波数aと槽内に水
を満たした時の発振周波数bとの間にある場合
(第10図参照)、即ち、b≦≦aであるとき
には、水位センサー13及び発振回路24が正常
であるとしてプログラムを続行するが、がこの
範囲外の値である場合には、水位センサー13の
故障や回路の接触不良が考えられるので、即刻駆
動モータ7や、給、排水電磁弁15,10の動作
を停止させ、ブザー鳴動及び全LEDの点滅によ
り使用者に知らせる。こうすることにより、水位
が不正確な状態で洗濯機が稼動することを防止す
る。
尚、ノイズの影響で正常にも拘らず特異な発振
周波数が入力されることがあるので、特異な発振
周波数が所定時間継続して入力された場合に異常
と判断するようにするとよい。
(ト) 考案の効果 本考案の洗濯機は、少量又は薄手の洗濯物を洗
うために弱い水流に設定すれば、自動的に最高水
位より低ランクの水位に変更されるので、少量又
は薄手にも拘らず多量の水で洗濯されることの無
駄水を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗濯機に於ける要部断面せる
内部機構図、第2図は操作部の正面図、第3図は
水位センサーの断面図、第4図は発振回路図、第
5図は制御部のブロツク回路図、第6図は制御装
置に外付けされる電子回路の要部出力波形図、第
7図は洗濯動作を示すフローチヤート、第8図は
水位変更動作を示すフローチヤート、第9図は水
位検知異常検出動作を示すフローチヤート、第1
0図は水位に対する発振回路の発振周波数特性図
である。 3……洗濯槽、6……回転翼、7……駆動モー
タ(駆動手段)、26……水流切換釦(水流強度
設定手段)、31……水位設定釦(水位設定手
段)、37……制御装置(制御手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洗濯槽と、該洗濯槽内に配設された回転翼
    と、該回転翼の回転駆動手段と、該駆動手段の
    動作を制御する制御手段と、前記駆動手段の駆
    動力を変化させるべく前記制御手段に信号を入
    力する水流強度設定手段と、前記洗濯槽内の水
    位を変化させるべく前記制御手段に信号を入力
    する水位設定手段とを備え、前記制御手段が前
    記水流強度設定手段による弱い水流の設定信号
    に応じて、前記水位設定手段による最高水位設
    定動作をキヤンセルし、最高水位外の低い水位
    に自動的に変更するよう構成したことを特徴と
    する洗濯機。 (2) 前記制御装置は、前記最高水位のキヤンセル
    を洗い工程時にのみ実行し、すすぎ工程時には
    最高水位に自動的に変更するよう構成したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の洗濯機。
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