JPH0222266B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0222266B2 JPH0222266B2 JP61257198A JP25719886A JPH0222266B2 JP H0222266 B2 JPH0222266 B2 JP H0222266B2 JP 61257198 A JP61257198 A JP 61257198A JP 25719886 A JP25719886 A JP 25719886A JP H0222266 B2 JPH0222266 B2 JP H0222266B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- movable
- shaft
- sheave
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車や農業機械等において変速装
置の一部として使用される有効径が可変の可変プ
ーリ装置に関し、特に、プーリをスプリングの付
勢力によつてベルトの張力に対応した有効径に自
動的に調整する機構に関するものである。
置の一部として使用される有効径が可変の可変プ
ーリ装置に関し、特に、プーリをスプリングの付
勢力によつてベルトの張力に対応した有効径に自
動的に調整する機構に関するものである。
(従来の技術)
従来より、ベルト伝動を利用したベルト式変速
装置として、互いに平行に配置された1対の入出
力軸の各々に、入出力軸の各々に対して回転一体
にかつ摺動不能に固定された固定シエイブと、各
軸に可動シエイブとの間にV字状のベルト溝を形
成するように対向配置されて回転一体にかつ摺動
自在に支持された可動シエイブとからなる可変プ
ーリを設けるとともに、これら両可変プーリのベ
ルト溝間にベルト部材を巻き掛け、各可変プーリ
の可動シエイブを軸方向に移動させて固定シエイ
ブに接離させ、両シエイブ間のベルト溝に巻き掛
けられるベルト部材に対する有効半径を変えるこ
とにより、入出力軸間の変速比を可変制御するよ
うにしたものはよく知られている。
装置として、互いに平行に配置された1対の入出
力軸の各々に、入出力軸の各々に対して回転一体
にかつ摺動不能に固定された固定シエイブと、各
軸に可動シエイブとの間にV字状のベルト溝を形
成するように対向配置されて回転一体にかつ摺動
自在に支持された可動シエイブとからなる可変プ
ーリを設けるとともに、これら両可変プーリのベ
ルト溝間にベルト部材を巻き掛け、各可変プーリ
の可動シエイブを軸方向に移動させて固定シエイ
ブに接離させ、両シエイブ間のベルト溝に巻き掛
けられるベルト部材に対する有効半径を変えるこ
とにより、入出力軸間の変速比を可変制御するよ
うにしたものはよく知られている。
そして、通常、上記入力軸上の可変プーリを駆
動プーリとし、その可動シエイブを例えば油圧に
より軸方向に移動させることにより、その駆動プ
ーリの有効径を変える一方、出力軸上の可変プー
リは従動プーリとし、その可動シエイブをスプリ
ングによつて固定シエイブ側に付勢して、上記駆
動プーリの有効径の変化に伴うベルト部材の位置
変動に応じて従動プーリの有効径を自動的に調整
するようになされている。
動プーリとし、その可動シエイブを例えば油圧に
より軸方向に移動させることにより、その駆動プ
ーリの有効径を変える一方、出力軸上の可変プー
リは従動プーリとし、その可動シエイブをスプリ
ングによつて固定シエイブ側に付勢して、上記駆
動プーリの有効径の変化に伴うベルト部材の位置
変動に応じて従動プーリの有効径を自動的に調整
するようになされている。
ところで、上記従動プーリにおける可動シエイ
ブにスプリングによつて付勢力を与える場合、両
シエイブ間のベルト溝の間隔を狭めた状態で設計
上の所定のばね力が作用するように設定される。
しかし、このスプリングのばね力は一定であるの
で、プーリの有効径が増大してベルト溝の間隔が
拡がつたときには、それに伴いスプリングが圧縮
変形してそのばね力が目標以上まで増大すること
となり、その結果、ベルト部材が両シエイブ間で
強く押圧挟持されてベルト部材の耐久性が悪化し
たり、動力伝達効率が低下したりする等の不具合
があつた。
ブにスプリングによつて付勢力を与える場合、両
シエイブ間のベルト溝の間隔を狭めた状態で設計
上の所定のばね力が作用するように設定される。
しかし、このスプリングのばね力は一定であるの
で、プーリの有効径が増大してベルト溝の間隔が
拡がつたときには、それに伴いスプリングが圧縮
変形してそのばね力が目標以上まで増大すること
となり、その結果、ベルト部材が両シエイブ間で
強く押圧挟持されてベルト部材の耐久性が悪化し
たり、動力伝達効率が低下したりする等の不具合
があつた。
そこで、従来、例えば特開昭58−46250号公報
に示されるように、可動シエイブを固定シエイブ
側に付勢するスプリングの受座を回転軸上に遊嵌
合するとともに、そのスプリング受座に、回転軸
と直交する方向のシフト軸回りに揺動可能なシフ
トフオークの先端部を連結し、このシフトフオー
クの揺動によつてスプリング受座をベルト溝の間
隔の増減変化に応じて回転軸の軸方向に移動させ
ることにより、スプリングの可動シエイブに作用
する付勢力を常時略一定に調整するようにしたも
のが提案されている。
に示されるように、可動シエイブを固定シエイブ
側に付勢するスプリングの受座を回転軸上に遊嵌
合するとともに、そのスプリング受座に、回転軸
と直交する方向のシフト軸回りに揺動可能なシフ
トフオークの先端部を連結し、このシフトフオー
クの揺動によつてスプリング受座をベルト溝の間
隔の増減変化に応じて回転軸の軸方向に移動させ
ることにより、スプリングの可動シエイブに作用
する付勢力を常時略一定に調整するようにしたも
のが提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、この提案のものでは、シフトフオー
クの揺動によりスプリング受座を回転軸の軸方向
に移動させるので、スプリング受座の移動可能範
囲はシフトフオークの円弧運動軌跡とスプリング
受座の直線運動軌跡とがほぼ重なる僅かな範囲内
に限定されることになる。このため、両シエイブ
間のベルト溝の最大間隔をあまり大きくすること
はできず、可変プーリの変速比を増大するのに限
度があるとともに、スプリングのばね力の調整範
囲も限定されるという欠点があつた。
クの揺動によりスプリング受座を回転軸の軸方向
に移動させるので、スプリング受座の移動可能範
囲はシフトフオークの円弧運動軌跡とスプリング
受座の直線運動軌跡とがほぼ重なる僅かな範囲内
に限定されることになる。このため、両シエイブ
間のベルト溝の最大間隔をあまり大きくすること
はできず、可変プーリの変速比を増大するのに限
度があるとともに、スプリングのばね力の調整範
囲も限定されるという欠点があつた。
また、スプリング受座をシフトフオークにより
移動調整するので、スプリングのばね力の調整精
度が低くなるという問題も避けられ得ない。
移動調整するので、スプリングのばね力の調整精
度が低くなるという問題も避けられ得ない。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、
その目的は、上記のスプリング受座を回転軸上で
ねじ送りしてスプリングの可動シエイブに対する
付勢力を調整するようにすることにより、ベルト
部材の耐久性の向上等を図りながら、スプリング
受座の回転軸上での移動可能範囲を増大させると
ともに、その移動調整精度を高めるようにし、よ
つて可変プーリの変速比の増大化、スプリングの
ばね力調整範囲の拡大化及びその調整精度の向上
を図ろうとすることにある。
その目的は、上記のスプリング受座を回転軸上で
ねじ送りしてスプリングの可動シエイブに対する
付勢力を調整するようにすることにより、ベルト
部材の耐久性の向上等を図りながら、スプリング
受座の回転軸上での移動可能範囲を増大させると
ともに、その移動調整精度を高めるようにし、よ
つて可変プーリの変速比の増大化、スプリングの
ばね力調整範囲の拡大化及びその調整精度の向上
を図ろうとすることにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明では、回転軸
に回転一体にかつ摺動不能に固定された固定シエ
イブと、回転軸に軸方向に摺動自在にかつ回転一
体に支持された可動シエイブとを備え、上記可動
シエイブを固定シエイブに対し接離させて両シエ
イブ間に巻き付けられるベルト部材に対する有効
半径を変えることで変速するようにした可変プー
リ装置を対象とする。
に回転一体にかつ摺動不能に固定された固定シエ
イブと、回転軸に軸方向に摺動自在にかつ回転一
体に支持された可動シエイブとを備え、上記可動
シエイブを固定シエイブに対し接離させて両シエ
イブ間に巻き付けられるベルト部材に対する有効
半径を変えることで変速するようにした可変プー
リ装置を対象とする。
そして、この可変プーリ装置において、上記回
転軸上に支持され、回転軸との相対回転によりね
じ送りされて軸方向に移動可能なスプリング受座
と、該スプリング受座と上記可動シエイブとの間
に縮装され、可動シエイブを固定シエイブ側に付
勢するスプリングとを設ける。
転軸上に支持され、回転軸との相対回転によりね
じ送りされて軸方向に移動可能なスプリング受座
と、該スプリング受座と上記可動シエイブとの間
に縮装され、可動シエイブを固定シエイブ側に付
勢するスプリングとを設ける。
さらに、上記スプリング受座の背面側に回転軸
と平行な方向に移動可能に配設され、スプリング
受座との接触によりスプリング受座を制動して回
転軸に対し一方向に相対回転させ可動シエイブ側
に向かつてねじ送りするクラツチパツドと、該ク
ラツチパツドを上記スプリングの付勢力が略一定
になるよう変速操作に応じて移動させて位置調整
する移動部材とからなるスプリング受座位置調整
手段を設ける構成とする。
と平行な方向に移動可能に配設され、スプリング
受座との接触によりスプリング受座を制動して回
転軸に対し一方向に相対回転させ可動シエイブ側
に向かつてねじ送りするクラツチパツドと、該ク
ラツチパツドを上記スプリングの付勢力が略一定
になるよう変速操作に応じて移動させて位置調整
する移動部材とからなるスプリング受座位置調整
手段を設ける構成とする。
(作用)
この構成により、本発明では、可動シエイブを
固定シエイブに向けて付勢するスプリングの受座
が回転軸に螺合支持され、このスプリング受座を
変速操作に応じてスプリング受座位置調整手段に
より回転軸に対し相対回転させながらねじ送りし
て位置調整することにより、スプリングの可動シ
エイブに対する付勢力が略一定に調整保持され
る。すなわち、変速操作に応じた移動部材の駆動
によりクラツチパツドが回転軸と平行に移動し、
例えば可動シエイブが固定シエイブに近付き、可
動シエイブとスプリング受座との間隔が広がつて
スプリングのばね力が小さくなろうとしたときに
は、それに伴い、移動部材によりクラツチパツド
が可動シエイブ側に移動してスプリング受座の背
面に接触し、その回転を制動する。このため、ス
プリング受座が回転軸に対して一方向に相対回転
して可動シエイブに近付くようにねじ送りされ、
このことでスプリングのばね力が元どおりに保た
れる。一方、逆に、可動シエイブが固定シエイブ
から離れ、可動シエイブとスプリング受座との間
隔が小さくなつてスプリングのばね力が大きくな
ろうとしたときには、それと同時にクラツチパツ
ドが可動シエイブから離れるように移動する。こ
のため、スプリング受座は増大しようとするスプ
リングにより押されて、回転軸に対して他方向に
相対回転しながら可動シエイブから離れるように
ねじ送りされ、このことでスプリングのばね力が
元どおりに保たれる。
固定シエイブに向けて付勢するスプリングの受座
が回転軸に螺合支持され、このスプリング受座を
変速操作に応じてスプリング受座位置調整手段に
より回転軸に対し相対回転させながらねじ送りし
て位置調整することにより、スプリングの可動シ
エイブに対する付勢力が略一定に調整保持され
る。すなわち、変速操作に応じた移動部材の駆動
によりクラツチパツドが回転軸と平行に移動し、
例えば可動シエイブが固定シエイブに近付き、可
動シエイブとスプリング受座との間隔が広がつて
スプリングのばね力が小さくなろうとしたときに
は、それに伴い、移動部材によりクラツチパツド
が可動シエイブ側に移動してスプリング受座の背
面に接触し、その回転を制動する。このため、ス
プリング受座が回転軸に対して一方向に相対回転
して可動シエイブに近付くようにねじ送りされ、
このことでスプリングのばね力が元どおりに保た
れる。一方、逆に、可動シエイブが固定シエイブ
から離れ、可動シエイブとスプリング受座との間
隔が小さくなつてスプリングのばね力が大きくな
ろうとしたときには、それと同時にクラツチパツ
ドが可動シエイブから離れるように移動する。こ
のため、スプリング受座は増大しようとするスプ
リングにより押されて、回転軸に対して他方向に
相対回転しながら可動シエイブから離れるように
ねじ送りされ、このことでスプリングのばね力が
元どおりに保たれる。
そして、このようにベルト部材の耐久性の向上
を図るべくスプリングのばね力を常に略一定に保
つ場合、該スプリングの付勢力を調整するスプリ
ング受座を回転軸上でねじ送りしながら軸方向に
移動させるため、該スプリング受座の移動可能範
囲を拡大することができ、このことにより、スプ
リングのばね力調整範囲を拡大できるとともに、
固定シエイブに対する可動シエイブの移動可能範
囲を大きくして可変プーリの変速比の増大化に対
処できるのである。
を図るべくスプリングのばね力を常に略一定に保
つ場合、該スプリングの付勢力を調整するスプリ
ング受座を回転軸上でねじ送りしながら軸方向に
移動させるため、該スプリング受座の移動可能範
囲を拡大することができ、このことにより、スプ
リングのばね力調整範囲を拡大できるとともに、
固定シエイブに対する可動シエイブの移動可能範
囲を大きくして可変プーリの変速比の増大化に対
処できるのである。
また、スプリング受座がねじ送りされて回転軸
上を移動するので、スプリング受座が回転軸の軸
方向に移動送りされる距離に対し回転軸に対して
相対回転する角度の割合が大きくなつて、直線動
作が回転動作に拡大される。このため、スプリン
グ受座の回転軸に対する相対回転差を調整するこ
とにより、スプリング受座のばね力を高精度に調
整できることとなる。
上を移動するので、スプリング受座が回転軸の軸
方向に移動送りされる距離に対し回転軸に対して
相対回転する角度の割合が大きくなつて、直線動
作が回転動作に拡大される。このため、スプリン
グ受座の回転軸に対する相対回転差を調整するこ
とにより、スプリング受座のばね力を高精度に調
整できることとなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本発明の実施例に係わるプ
ーリ式変速装置の全体構成を示し、1は入力軸、
2は該入力軸1と平行に配置支持された本発明で
いう回転軸としての出力軸であつて、上記入力軸
1上には駆動プーリ3が設けられている。この駆
動プーリ3は、入力軸1にビス4により回転一体
にかつ摺動不能に固定されたフランジ状の固定シ
エイブ5と、該固定シエイブ5に対向するように
入力軸1にボス部6aにて摺動自在にかつ回転一
体にスプライン結合させたフランジ状の可動シエ
イブ6とからなり、これら両シエイブ5,6間に
はベルト溝7が形成されている。
ーリ式変速装置の全体構成を示し、1は入力軸、
2は該入力軸1と平行に配置支持された本発明で
いう回転軸としての出力軸であつて、上記入力軸
1上には駆動プーリ3が設けられている。この駆
動プーリ3は、入力軸1にビス4により回転一体
にかつ摺動不能に固定されたフランジ状の固定シ
エイブ5と、該固定シエイブ5に対向するように
入力軸1にボス部6aにて摺動自在にかつ回転一
体にスプライン結合させたフランジ状の可動シエ
イブ6とからなり、これら両シエイブ5,6間に
はベルト溝7が形成されている。
一方、上記出力軸2上には従動プーリ8が設け
られている。この従動プーリ8は、出力軸2にビ
ス9により回転一体にかつ摺動不能に固定された
フランジ状の固定シエイブ10と、該固定シエイ
ブ10に上記入力軸1上の駆動プーリ3における
固定シエイブ5に対する可動シエイブ6の対向方
向と逆方向でもつて対向するように出力軸2に摺
動自在にかつ回転一体にスプライン結合されたフ
ランジ状の可動シエイブ11とからなり、これら
両シエイブ間10,11にはベルト溝12が形成
されている。そして、上記駆動プーリ3のベルト
溝7と従動プーリ8のベルト溝12との間にはベ
ルト部材としてのVベルト13が巻き掛けられて
おり、駆動プーリ3の可動シエイブ6を固定シエ
イブ5に対して接離させて駆動プーリ3及び従動
プーリ8のVベルト13に対する有効半径を制御
し、駆動プーリ3の可動シエイブ6を固定シエイ
ブ5に接近させたときには、駆動プーリ3の有効
半径を大にし、Vベルト13の張力によつて従動
プーリ8の可動シエイブ11を固定シエイブ10
から離隔させて従動プーリ8の有効半径を小さく
することにより、入出力軸1,2間の変速比を大
きくする高速モードとする一方、駆動プーリ3の
可動シエイブ6を固定シエイブ5から離隔させた
ときには、駆動プーリ3の有効半径を小にし、V
ベルト13の張力によつて従動プーリ8の可動シ
エイブ11を固定シエイブ10に接近させて従動
プーリ8の有効半径を大きくすることにより、入
出力1,2軸間の変速比を小さくする低速モード
とするように構成されている。
られている。この従動プーリ8は、出力軸2にビ
ス9により回転一体にかつ摺動不能に固定された
フランジ状の固定シエイブ10と、該固定シエイ
ブ10に上記入力軸1上の駆動プーリ3における
固定シエイブ5に対する可動シエイブ6の対向方
向と逆方向でもつて対向するように出力軸2に摺
動自在にかつ回転一体にスプライン結合されたフ
ランジ状の可動シエイブ11とからなり、これら
両シエイブ間10,11にはベルト溝12が形成
されている。そして、上記駆動プーリ3のベルト
溝7と従動プーリ8のベルト溝12との間にはベ
ルト部材としてのVベルト13が巻き掛けられて
おり、駆動プーリ3の可動シエイブ6を固定シエ
イブ5に対して接離させて駆動プーリ3及び従動
プーリ8のVベルト13に対する有効半径を制御
し、駆動プーリ3の可動シエイブ6を固定シエイ
ブ5に接近させたときには、駆動プーリ3の有効
半径を大にし、Vベルト13の張力によつて従動
プーリ8の可動シエイブ11を固定シエイブ10
から離隔させて従動プーリ8の有効半径を小さく
することにより、入出力軸1,2間の変速比を大
きくする高速モードとする一方、駆動プーリ3の
可動シエイブ6を固定シエイブ5から離隔させた
ときには、駆動プーリ3の有効半径を小にし、V
ベルト13の張力によつて従動プーリ8の可動シ
エイブ11を固定シエイブ10に接近させて従動
プーリ8の有効半径を大きくすることにより、入
出力1,2軸間の変速比を小さくする低速モード
とするように構成されている。
上記駆動プーリ3における可動シエイブ6のボ
ス部6a上には円筒状の従動カム14がベアリン
グ15を介して回転自在にかつ摺動不能に外嵌合
されている。また、上記可動シエイブ6に対し固
定シエイブ5と反対側の入力軸1上には円筒状ス
リーブ16がビス17により回転一体にかつ摺動
不能に固定され、該スリーブ17上には円筒状の
駆動カム18がベアリング19を介して回転自在
にかつ摺動不能に外嵌合されている。そして、上
記駆動カム18及び従動カム14は各々その本体
18a,14aから相手側に向かう方向に突出す
るカム部18b,14bを備え、これらカム部1
8b,14bは筒体を中間位置で斜めに切断分割
したときの各分割部分と同様の形状に設けられ、
各カム部18b,14bの先端には互いにカム接
触する傾斜カム面18c,14cが形成されてい
る。そして、上記駆動カム18は図示しないが切
換レバーの切換操作によつて回動するようになつ
ており、切換レバーの操作により駆動カム18を
入力軸1回りに回動させて、そのカム部18b先
端の傾斜カム面18cで従動カム14のカム部1
4b先端の傾斜カム面14cを押圧することによ
り、その従動カム14を駆動プーリ3の可動シエ
イブ6と共に入力軸1の軸方向に移動させて、駆
動プーリ3の有効半径を増大変化させるように構
成されている。
ス部6a上には円筒状の従動カム14がベアリン
グ15を介して回転自在にかつ摺動不能に外嵌合
されている。また、上記可動シエイブ6に対し固
定シエイブ5と反対側の入力軸1上には円筒状ス
リーブ16がビス17により回転一体にかつ摺動
不能に固定され、該スリーブ17上には円筒状の
駆動カム18がベアリング19を介して回転自在
にかつ摺動不能に外嵌合されている。そして、上
記駆動カム18及び従動カム14は各々その本体
18a,14aから相手側に向かう方向に突出す
るカム部18b,14bを備え、これらカム部1
8b,14bは筒体を中間位置で斜めに切断分割
したときの各分割部分と同様の形状に設けられ、
各カム部18b,14bの先端には互いにカム接
触する傾斜カム面18c,14cが形成されてい
る。そして、上記駆動カム18は図示しないが切
換レバーの切換操作によつて回動するようになつ
ており、切換レバーの操作により駆動カム18を
入力軸1回りに回動させて、そのカム部18b先
端の傾斜カム面18cで従動カム14のカム部1
4b先端の傾斜カム面14cを押圧することによ
り、その従動カム14を駆動プーリ3の可動シエ
イブ6と共に入力軸1の軸方向に移動させて、駆
動プーリ3の有効半径を増大変化させるように構
成されている。
さらに、本発明の特徴として、第3図にも拡大
して示すように、上記従動プーリ8の可動シエイ
ブ11背面側の出力軸2には雄ねじ部2aが形成
され、該雄ねじ部2aにはリング状のスプリング
受座20が、その出力軸2との相対回転により例
えば減速方向への相対回転時にあつては従動プー
リ8側に向かう方向(図で右方向)に移動するよ
うに軸方向に移動可能に螺合支持され、このスプ
リング受座20と上記可動シエイブ11背面との
間には可動シエイブ11を固定シエイブ10側に
付勢するスプリング21が縮装されている。尚、
第3図では、上半部に従動プーリ8の可動シエイ
ブ11が固定シエイブ10に接近した状態を、下
半部に同可動シエイブ11が固定シエイブ10か
ら離隔した状態をそれぞれ示している。
して示すように、上記従動プーリ8の可動シエイ
ブ11背面側の出力軸2には雄ねじ部2aが形成
され、該雄ねじ部2aにはリング状のスプリング
受座20が、その出力軸2との相対回転により例
えば減速方向への相対回転時にあつては従動プー
リ8側に向かう方向(図で右方向)に移動するよ
うに軸方向に移動可能に螺合支持され、このスプ
リング受座20と上記可動シエイブ11背面との
間には可動シエイブ11を固定シエイブ10側に
付勢するスプリング21が縮装されている。尚、
第3図では、上半部に従動プーリ8の可動シエイ
ブ11が固定シエイブ10に接近した状態を、下
半部に同可動シエイブ11が固定シエイブ10か
ら離隔した状態をそれぞれ示している。
また、上記スプリング受座20の位置を調整す
るためのスプリング受座位置調整手段25が設け
られている。このスプリング受座位置調整手段2
5は、スプリング受座20の背面側(スプリング
21と反対側)に出力軸2と平行に移動可能に配
設されたクラツチパツド22と、このクラツチパ
ツド22を移動させる移動部材としての連結ロツ
ド24とからなる。上記クラツチパツド22は、
スプリング受座20の背面と接触してその回転を
制動し、スプリング受座20を出力軸2に対し一
方向に相対回転させる円板リング状のもので、こ
のクラツチパツド22はケーシング23(第3図
のみに示す)に出力軸2の軸方向にスライド移動
可能に支持されている。一方、連結ロツド24は
入/出力軸1,2と平行な方向に摺動可能に支持
された剛性を持つたロツド部材で構成され、その
一端は上記入力軸1上の従動カム14に、また他
端はクラツチパツド22にそれぞれ連結固定され
ている。そして、この連結ロツド24により上記
スプリング21の付勢力が略一定になるよう、従
動カム14に対する変速操作、つまり駆動プーリ
3の有効半径の制御に伴うVベルト13の移動に
応じてクラツチパツド22を移動させて位置調整
し、高速モード時に従動プーリ8の可動シエイブ
11が固定シエイブ10側に移動したときには、
それに応じてクラツチパツド22を従動プーリ8
に接近させてスプリング受座20の背面に接触さ
せ制動し、この制動によりスプリング受座20を
出力軸2と相対回転させて従動プーリ8の可動シ
エイブ11側に向かう方向にねじ送りする一方、
低速モード時に従動プーリ8の可動シエイブ11
が固定シエイブ10から離れたときには、それに
応じてクラツチパツド22を従動プーリ8から離
隔させて、スプリング受座20をスプリング21
の付勢力によつて従動プーリ8から離れる方向に
ねじ送りするように構成されている。
るためのスプリング受座位置調整手段25が設け
られている。このスプリング受座位置調整手段2
5は、スプリング受座20の背面側(スプリング
21と反対側)に出力軸2と平行に移動可能に配
設されたクラツチパツド22と、このクラツチパ
ツド22を移動させる移動部材としての連結ロツ
ド24とからなる。上記クラツチパツド22は、
スプリング受座20の背面と接触してその回転を
制動し、スプリング受座20を出力軸2に対し一
方向に相対回転させる円板リング状のもので、こ
のクラツチパツド22はケーシング23(第3図
のみに示す)に出力軸2の軸方向にスライド移動
可能に支持されている。一方、連結ロツド24は
入/出力軸1,2と平行な方向に摺動可能に支持
された剛性を持つたロツド部材で構成され、その
一端は上記入力軸1上の従動カム14に、また他
端はクラツチパツド22にそれぞれ連結固定され
ている。そして、この連結ロツド24により上記
スプリング21の付勢力が略一定になるよう、従
動カム14に対する変速操作、つまり駆動プーリ
3の有効半径の制御に伴うVベルト13の移動に
応じてクラツチパツド22を移動させて位置調整
し、高速モード時に従動プーリ8の可動シエイブ
11が固定シエイブ10側に移動したときには、
それに応じてクラツチパツド22を従動プーリ8
に接近させてスプリング受座20の背面に接触さ
せ制動し、この制動によりスプリング受座20を
出力軸2と相対回転させて従動プーリ8の可動シ
エイブ11側に向かう方向にねじ送りする一方、
低速モード時に従動プーリ8の可動シエイブ11
が固定シエイブ10から離れたときには、それに
応じてクラツチパツド22を従動プーリ8から離
隔させて、スプリング受座20をスプリング21
の付勢力によつて従動プーリ8から離れる方向に
ねじ送りするように構成されている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
入力軸1上に支持されている駆動プーリ3の可
動シエイブ6及びスリーブ16は入力軸1と一体
的に回転する。また、上記可動シエイブ6のボス
部6a上の従動カム14及びスリーブ16上の駆
動カム18は入力軸1に追従回転せずに回転停止
している。一方、通常の状態では、出力軸2上の
スプリング受座20はクラツチパツド22に制動
を受けない程度に接触していて出力軸2と一体に
回転しており、従つて該スプリング受座20は出
力軸2に対してその軸方向に移動停止しており、
従動プーリ8の可動シエイブ11にはスプリング
21から一定のばね力が作用している。
動シエイブ6及びスリーブ16は入力軸1と一体
的に回転する。また、上記可動シエイブ6のボス
部6a上の従動カム14及びスリーブ16上の駆
動カム18は入力軸1に追従回転せずに回転停止
している。一方、通常の状態では、出力軸2上の
スプリング受座20はクラツチパツド22に制動
を受けない程度に接触していて出力軸2と一体に
回転しており、従つて該スプリング受座20は出
力軸2に対してその軸方向に移動停止しており、
従動プーリ8の可動シエイブ11にはスプリング
21から一定のばね力が作用している。
この状態から、例えば入出力軸1,2間の変速
比を増大して高速モードにするときには、切換レ
バーを高速位置に位置付けると、この切換レバー
の切換操作に伴い、第1図に示す如く、上記駆動
カム18が入力軸1上を一方向(例えば時計回り
方向)に回動し、この駆動カム18の回動により
各カム部18b,14b先端の傾斜カム面18
c,14c同士で接触している従動カム14が押
されて駆動カム18から離れる方向(図で左方
向)に入力軸1上を移動し、この従動カム14に
ベアリング15を介して移動一体に連結されてい
る駆動プーリ3の可動シエイブ6が同方向に移動
して固定シエイブ5に接近し、このことにより駆
動プーリ3のベルト溝7の間隔つまりVベルト1
3に対する有効半径が増大する。また、この駆動
プーリ3の有効半径の増大に伴つて、Vベルト1
3が全体的に駆動プーリ3側に引き寄せられ、こ
のVベルト13の移動により従動プーリ8の可動
シエイブ11が固定シエイブ10から離れる方向
(図で左方向)に出力軸2上を移動し、従動プー
リ8の有効半径が減少する。その結果、駆動プー
リ3の有効半径が従動プーリ8よりも大きくな
り、入力軸1の回転が増速されて出力軸2に伝達
される。
比を増大して高速モードにするときには、切換レ
バーを高速位置に位置付けると、この切換レバー
の切換操作に伴い、第1図に示す如く、上記駆動
カム18が入力軸1上を一方向(例えば時計回り
方向)に回動し、この駆動カム18の回動により
各カム部18b,14b先端の傾斜カム面18
c,14c同士で接触している従動カム14が押
されて駆動カム18から離れる方向(図で左方
向)に入力軸1上を移動し、この従動カム14に
ベアリング15を介して移動一体に連結されてい
る駆動プーリ3の可動シエイブ6が同方向に移動
して固定シエイブ5に接近し、このことにより駆
動プーリ3のベルト溝7の間隔つまりVベルト1
3に対する有効半径が増大する。また、この駆動
プーリ3の有効半径の増大に伴つて、Vベルト1
3が全体的に駆動プーリ3側に引き寄せられ、こ
のVベルト13の移動により従動プーリ8の可動
シエイブ11が固定シエイブ10から離れる方向
(図で左方向)に出力軸2上を移動し、従動プー
リ8の有効半径が減少する。その結果、駆動プー
リ3の有効半径が従動プーリ8よりも大きくな
り、入力軸1の回転が増速されて出力軸2に伝達
される。
また、上記従動プーリ8の可動シエイブ11が
固定シエイブ10から離れる方向に出力軸2上を
移動するのに連動して、上記駆動カム18により
押圧されて入力軸1上を移動する従動カム14に
連結ロツド24を介して移動一体に連結されてい
るクラツチパツド22が図で左方向に移動し、そ
のスプリング受座20との接触が解除される。こ
のことにより、スプリング受座20はスプリング
21のばね力により押圧されて出力軸2上を例え
ば出力軸2に対し増速方向に相対回転しながらク
ラツチパツド22に再度接触するまで図で左方向
にねじ送りされ、その可動シエイブ11との間隔
が一定に保たれることとなり、こうしたスプリン
グ受座20の可動シエイブ11の動きに連携した
移動により可動シエイブ11に対するスプリング
21のばね力が略一定に保持される。
固定シエイブ10から離れる方向に出力軸2上を
移動するのに連動して、上記駆動カム18により
押圧されて入力軸1上を移動する従動カム14に
連結ロツド24を介して移動一体に連結されてい
るクラツチパツド22が図で左方向に移動し、そ
のスプリング受座20との接触が解除される。こ
のことにより、スプリング受座20はスプリング
21のばね力により押圧されて出力軸2上を例え
ば出力軸2に対し増速方向に相対回転しながらク
ラツチパツド22に再度接触するまで図で左方向
にねじ送りされ、その可動シエイブ11との間隔
が一定に保たれることとなり、こうしたスプリン
グ受座20の可動シエイブ11の動きに連携した
移動により可動シエイブ11に対するスプリング
21のばね力が略一定に保持される。
一方、逆に、入出力軸1,2間の変速比を低下
させて低速モードにするときには、切換レバーを
低速位置に位置付けると、この切換レバーの切換
操作に伴い、第2図に示す如く、上記駆動カム1
8が入力軸1上を他方向(例えば反時計回り方
向)に回動し、この駆動カム18の回動により上
記従動カム14に対する押圧がなくなつて従動カ
ム14が駆動カム18に近付く方向(図で右方
向)に入力軸1上を移動し、この従動カム14の
移動に伴い駆動プーリ3の可動シエイブ6が同方
向に移動して固定シエイブ5から離れ、このこと
により駆動プーリ3のVベルト13に対する有効
半径が減少する。また、この駆動プーリ3の有効
半径の減少に伴つて、上記スプリング21のばね
力による従動プーリ8の有効半径増大方向への付
勢力によりVベルト13が全体的に従動プーリ8
側に移動し、このVベルト13の移動に伴い従動
プーリ8の可動シエイブ11が固定シエイブ10
に接近する方向(図で右方向)に出力軸2上を移
動し、従動プーリ8の有効半径が増大する。その
結果、駆動プーリ3の有効半径が従動プーリ8よ
りも小さくなり、入力軸1の回転が減速されて出
力軸2に伝達される。
させて低速モードにするときには、切換レバーを
低速位置に位置付けると、この切換レバーの切換
操作に伴い、第2図に示す如く、上記駆動カム1
8が入力軸1上を他方向(例えば反時計回り方
向)に回動し、この駆動カム18の回動により上
記従動カム14に対する押圧がなくなつて従動カ
ム14が駆動カム18に近付く方向(図で右方
向)に入力軸1上を移動し、この従動カム14の
移動に伴い駆動プーリ3の可動シエイブ6が同方
向に移動して固定シエイブ5から離れ、このこと
により駆動プーリ3のVベルト13に対する有効
半径が減少する。また、この駆動プーリ3の有効
半径の減少に伴つて、上記スプリング21のばね
力による従動プーリ8の有効半径増大方向への付
勢力によりVベルト13が全体的に従動プーリ8
側に移動し、このVベルト13の移動に伴い従動
プーリ8の可動シエイブ11が固定シエイブ10
に接近する方向(図で右方向)に出力軸2上を移
動し、従動プーリ8の有効半径が増大する。その
結果、駆動プーリ3の有効半径が従動プーリ8よ
りも小さくなり、入力軸1の回転が減速されて出
力軸2に伝達される。
また、上記と同様に、この従動プーリ8の可動
シエイブ11が固定シエイブ10に近付く方向に
出力軸2上を移動するのに連動して、上記入力軸
1上を駆動カム18側方向へ移動する従動カム1
4に連結ロツド24を介して連結されているクラ
ツチパツド22が図で右方向に移動してスプリン
グ受座20を押圧制動する。このクラツチパツド
22からの制動力を受けたスプリング受座20は
出力軸2に対し減速方向に相対回転しながら出力
軸2上をクラツチパツド22との接触状態が再度
定常状態に下がるまで図で右方向にねじ送りさ
れ、このスプリング受座20の移動によりその可
動シエイブ11との間隔が一定に保たれることと
なり、こうしたスプリング受座20の可動シエイ
ブ11に連携した移動により可動シエイブ11に
対するスプリング21のばね力が上記と同様に略
一定に保持される。
シエイブ11が固定シエイブ10に近付く方向に
出力軸2上を移動するのに連動して、上記入力軸
1上を駆動カム18側方向へ移動する従動カム1
4に連結ロツド24を介して連結されているクラ
ツチパツド22が図で右方向に移動してスプリン
グ受座20を押圧制動する。このクラツチパツド
22からの制動力を受けたスプリング受座20は
出力軸2に対し減速方向に相対回転しながら出力
軸2上をクラツチパツド22との接触状態が再度
定常状態に下がるまで図で右方向にねじ送りさ
れ、このスプリング受座20の移動によりその可
動シエイブ11との間隔が一定に保たれることと
なり、こうしたスプリング受座20の可動シエイ
ブ11に連携した移動により可動シエイブ11に
対するスプリング21のばね力が上記と同様に略
一定に保持される。
したがつて、この実施例では、従動プーリ8の
可動シエイブ11の動きに応じてスプリング受座
20が連携して動き、スプリング21の可動シエ
イブ11に対する付勢力が従動プーリ8の有効径
の変動に拘らず略一定になるので、入出力軸1,
2間の動力伝達効率を高めることができ、Vベル
ト13の寿命を延ばすことができる。
可動シエイブ11の動きに応じてスプリング受座
20が連携して動き、スプリング21の可動シエ
イブ11に対する付勢力が従動プーリ8の有効径
の変動に拘らず略一定になるので、入出力軸1,
2間の動力伝達効率を高めることができ、Vベル
ト13の寿命を延ばすことができる。
また、その場合、上記スプリング受座20を出
力軸2に対する相対回転差により軸方向にねじ送
りして、その従動プーリ8の可動シエイブ11に
対するばね力を一定に保つため、スプリング受座
20の移動可能範囲を大きくとることができ、そ
の分、従動プーリ8の可動シエイブ11に対する
スプリング21のばね力の調整範囲を拡げ得ると
ともに、従動プーリ8のベルト溝12の最大間隔
を大きくして該従動プーリ8の変速比を大に設定
することができる。
力軸2に対する相対回転差により軸方向にねじ送
りして、その従動プーリ8の可動シエイブ11に
対するばね力を一定に保つため、スプリング受座
20の移動可能範囲を大きくとることができ、そ
の分、従動プーリ8の可動シエイブ11に対する
スプリング21のばね力の調整範囲を拡げ得ると
ともに、従動プーリ8のベルト溝12の最大間隔
を大きくして該従動プーリ8の変速比を大に設定
することができる。
しかも、スプリング受座20をねじ送りして軸
方向に移動させるので、その軸方向の移動距離に
対する回動角の比が大きくなり、このことにより
スプリング受座20の移動つまりスプリング21
のばね力を高精度に調整することができる。
方向に移動させるので、その軸方向の移動距離に
対する回動角の比が大きくなり、このことにより
スプリング受座20の移動つまりスプリング21
のばね力を高精度に調整することができる。
尚、上記実施例では、入力軸1上の駆動プーリ
3の可動シエイブ6を駆動カム18及び従動カム
14よりなるカム機構により軸方向に移動させる
ようにしたが、その他の機構、例えば入力軸1と
の相対回転によりねじ送りされるねじ部材等によ
り可動シエイブを移動させるようにすることも可
能である。
3の可動シエイブ6を駆動カム18及び従動カム
14よりなるカム機構により軸方向に移動させる
ようにしたが、その他の機構、例えば入力軸1と
の相対回転によりねじ送りされるねじ部材等によ
り可動シエイブを移動させるようにすることも可
能である。
また、上記実施例では、出力軸2上に設けられ
る従動プーリ8の可動シエイブ11をスプリング
21によつて付勢するようにしたが、逆に、入力
軸上の駆動プーリ側にスプリングを設けるように
変更してもよく、上記実施例と同様の作用効果を
奏することができる。
る従動プーリ8の可動シエイブ11をスプリング
21によつて付勢するようにしたが、逆に、入力
軸上の駆動プーリ側にスプリングを設けるように
変更してもよく、上記実施例と同様の作用効果を
奏することができる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によると、回転軸
上におけるプーリの可動シエイブを固定シエイブ
に向かう方向に付勢するスプリングの受座を、回
転軸との相対回転によりねじ送りされて軸方向に
移動可能とし、このスプリング受座をスプリング
の可動シエイブに対する付勢力が常に略一定にな
るように回転軸に対して相対回転させるようにし
たことにより、ベルト部材の耐久性の向上等を図
りつつ、スプリング受座の移動可能範囲を拡げ
て、スプリングのばね力の調整範囲を拡大するこ
とができるとともに、可変プーリにおけるベルト
溝の最大間隔を拡げてその変速比を増大させるこ
とができ、さらにはスプリングのばね力を精度良
く調整することができるという実用上優れた効果
を有するものである。
上におけるプーリの可動シエイブを固定シエイブ
に向かう方向に付勢するスプリングの受座を、回
転軸との相対回転によりねじ送りされて軸方向に
移動可能とし、このスプリング受座をスプリング
の可動シエイブに対する付勢力が常に略一定にな
るように回転軸に対して相対回転させるようにし
たことにより、ベルト部材の耐久性の向上等を図
りつつ、スプリング受座の移動可能範囲を拡げ
て、スプリングのばね力の調整範囲を拡大するこ
とができるとともに、可変プーリにおけるベルト
溝の最大間隔を拡げてその変速比を増大させるこ
とができ、さらにはスプリングのばね力を精度良
く調整することができるという実用上優れた効果
を有するものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
高速モード時における変速装置の全体構成図、第
2図は同低速モード時の全体構成図、第3図は要
部を示す拡大断面図である。 1……入力軸、2……出力軸、3……駆動プー
リ、8……従動プーリ、10……固定シエイブ、
11……可動シエイブ、13……Vベルト、20
……スプリング受座、21……スプリング、22
……クラツチパツド、24……連結ロツド、25
……スプリング受座位置調整手段。
高速モード時における変速装置の全体構成図、第
2図は同低速モード時の全体構成図、第3図は要
部を示す拡大断面図である。 1……入力軸、2……出力軸、3……駆動プー
リ、8……従動プーリ、10……固定シエイブ、
11……可動シエイブ、13……Vベルト、20
……スプリング受座、21……スプリング、22
……クラツチパツド、24……連結ロツド、25
……スプリング受座位置調整手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転軸に回転一体にかつ摺動不能に固定され
た固定シエイブと、回転軸に軸方向に摺動自在に
かつ回転一体に支持された可動シエイブとを備
え、上記可動シエイブを固定シエイブに対し接離
させて両シエイブ間に巻き掛けられるベルト部材
に対する有効半径を変えることで変速するように
した可変プーリ装置において、 上記回転軸上に支持され、回転軸との相対回転
によりねじ送りされて軸方向に移動可能なスプリ
ング受座と、該スプリング受座と上記可動シエイ
ブとの間に縮装され、可動シエイブを固定シエイ
ブ側に付勢するスプリングとを設けるとともに、 上記スプリング受座の背面側に回転軸と平行な
方向に移動可能に配設され、スプリング受座との
接触によりスプリング受座を制動して回転軸に対
し一方向に相対回転させ可動シエイブ側にねじ送
りするクラツチパツドと、該クラツチパツドを上
記スプリングの付勢力が略一定になるよう変速操
作に応じて移動させて位置調整する移動部材とか
らなるスプリング受座位置調整手段を設けたこと
を特徴とする可変プーリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25719886A JPS63111355A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 可変プ−リ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25719886A JPS63111355A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 可変プ−リ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63111355A JPS63111355A (ja) | 1988-05-16 |
| JPH0222266B2 true JPH0222266B2 (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=17303042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25719886A Granted JPS63111355A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 可変プ−リ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63111355A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH032858U (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-11 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55105655U (ja) * | 1979-01-19 | 1980-07-23 | ||
| JPS5846250A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-17 | Kubota Ltd | ベルト式無段変速装置 |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP25719886A patent/JPS63111355A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63111355A (ja) | 1988-05-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3600960A (en) | Infinitely variable cone pulley transmission | |
| JP2558522B2 (ja) | Vベルト式無段変速機 | |
| US4739850A (en) | Walking operator type agricultural machine having transmission system with disk type frictional stepless change speed apparatus | |
| US4838834A (en) | Speed-shifting device | |
| US4869706A (en) | Speed-shifting device | |
| JPH0222266B2 (ja) | ||
| US2658399A (en) | Automatic speed variator device | |
| US5212997A (en) | Friction roller type continuously variable transmission | |
| US4048864A (en) | Drive with continuously adjustable speed variation | |
| US2742794A (en) | Variable pitch v-belt drive | |
| JPH0612142B2 (ja) | 可変プ−リ装置 | |
| JPH0238124Y2 (ja) | ||
| US3090246A (en) | Control mechanism for infinitely variable cone pulley transmissions | |
| JPH0248788B2 (ja) | Hensokusochi | |
| EP0285407B1 (en) | A speed-shifting device | |
| JP3195892B2 (ja) | ベルト式変速装置 | |
| JPH07243488A (ja) | Vベルト式無段変速機 | |
| SU1087724A1 (ru) | Клиноременный вариатор | |
| JP2554014Y2 (ja) | プーリ式変速装置 | |
| JP2004156686A (ja) | ベルト挟み径/挟み圧直列制御型無段変速装置 | |
| JPH0529571Y2 (ja) | ||
| JPH0735153Y2 (ja) | 無段変速装置 | |
| JPH0248779B2 (ja) | Hensokusochi | |
| JP3267235B2 (ja) | トロイダル型無段変速機の変速制御装置 | |
| JPH0529570Y2 (ja) |