JPH0223556Y2 - - Google Patents

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JPH0223556Y2
JPH0223556Y2 JP4458783U JP4458783U JPH0223556Y2 JP H0223556 Y2 JPH0223556 Y2 JP H0223556Y2 JP 4458783 U JP4458783 U JP 4458783U JP 4458783 U JP4458783 U JP 4458783U JP H0223556 Y2 JPH0223556 Y2 JP H0223556Y2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、美麗で、かつ摩耗、煮沸等に対する
堅牢性に富み、しかもゆがみの存しない絵付き模
様を有する合成樹脂製容器本体に関するものであ
る。
印刷による装飾模様が付された意匠性の高い合
成樹脂製成形品には、成形品の表面に直接印刷さ
れている印刷模様を有する合成樹脂製成形品や、
予め印刷模様が付されている合成樹脂製フイルム
を利用して絵付成形された合成樹脂製成形品等が
あるが、前者の印刷模様を有する合成樹脂製成形
品には、その印刷模様に耐熱性がないこと、印刷
インキが剥がれ易いこと、印刷模様に擦り疵が入
り易いこと、印刷インキが直接取り扱い者の手に
触れるので印刷インキに起因する衛生上の問題が
生ずること等の欠点があり、また、後者の絵付成
形された合成樹脂製成形品には、得られた成形品
に、印刷模様が付されている合成樹脂製フイルム
の跡が出ること、印刷模様が付されている合成樹
脂製フイルムが剥れることがあること、皺や気泡
の入つた成形品が成形され易いこと、成形される
物の形状によつては、絵付けされる面積に制限が
あること、絵付けの位置が一定し難い等の欠点が
ある。
このため、転写方式による転写印刷模様を片側
表面に有する第1の合成樹脂層と、該第1の合成
樹脂層を形成している合成樹脂と同質の合成樹脂
により、前記第1の合成樹脂層の片側表面におけ
る前記転写印刷模様を被覆するようにして前記第
1の合成樹脂層に積層されている第2の合成樹脂
層との多層構成からなる絵付き合成樹脂製成形品
とすることも考えられるが、かかる絵付合成樹脂
製成形品を、底部と底部周縁から立ち上がつてい
る側壁部とからなる胴部を有する合成樹脂製容器
本体に適用する場合に、第2の合成樹脂層の形成
を、第1の合成樹脂層を構成している内側容器本
体に対して射出成形で形成すると、第1の合成樹
脂層に形成されている転写印刷模様が容器側壁部
において縦方向に筋状をなす模様の場合には、第
1の合成樹脂層を構成している内側容器本体の底
部中心点直下から射出された合成樹脂による流動
圧力が直接前記転写印刷模様部に加わり、この転
写印刷模様が、意匠性を損う程ではないにして
も、縮んだり、ゆがんだりするため、特に正確さ
を要する容器本体の容量表示用の目盛等の転写印
刷模様を有する容器本体に適用することができな
いという欠点を有している。
本考案は実用新案登録請求の範囲の構成とする
ことにより、側壁部に、縦方向に筋状をなす転写
印刷模様からなる絵付き模様を有する合成樹脂製
容器本体であつて、美麗で、かつ摩耗、煮沸等に
対する堅牢性に富み、しかもゆがみの存しない絵
付き模様を有する合成樹脂製容器本体を提供し得
たものである。
以下本考案の絵付き合成樹脂製容器本体の構成
を図面実施例に基いて説明する。
第1図,第2図において符号1で示される本考
案の1実施例品たる絵付き合成樹脂製容器本体
は、底部2と、該底部2周縁から立ち上がつてい
る側壁部3とで構成されている容器本体胴部から
なるものである。
合成樹脂製容器本体1たる胴部は、側壁部の外
表面6に縦方向に筋状をなす転写印刷模様7が施
されている第1の合成樹脂層4を構成する内側胴
部と、該第1の合成樹脂層4における前記転写印
刷模様7が施されている面を被覆するようにし
て、前記第1の合成樹脂層4に積層されている第
2の合成樹脂層5を構成する外側胴部との多層構
成から成つているものである。
前記内側胴部を構成している第1の合成樹脂層
4は、第3図に明示されるように、第1の合成樹
脂層4で構成される内側胴部における底部中心点
8と内側胴部の側壁部外表面に形成されている前
記転写印刷模様7の延長線が内側胴部の底部周縁
と交わる線9の中心点10とを結んだ直線11上
に、該直線11に対し、その軸線が直交するよう
な短柱体12が、底部から外方に突設された構成
から成つており、また、前記外側胴部を構成して
いる第2の合成樹脂層5は、内側胴部を構成して
いる第1の合成樹脂層4を形成している合成樹脂
と同質の合成樹脂による透明もしくは半透明の合
成樹脂層で形成されており、しかも、該第2の合
成樹脂層5は、第1の合成樹脂層4が構成される
内側胴部の底部中心点8直下にゲートを有する射
出成形機による射出成形で形成されているもので
ある。
前記本考案の絵付き合成樹脂製容器本体1にお
いて、第1の合成樹脂層4で構成される内側胴部
の底部に突設されている短柱体12は、第2の合
成樹脂層5を形成する際に、内側胴部の底部中心
点の直下に位置している射出成形機のゲートから
射出された合成樹脂の流れの方向が、前記短柱体
12の存在により変向され、内側胴部の側壁部に
形成されている転写印刷模様が直接受ける合成樹
脂の流動圧力を低減せしめるもので、図示実施例
に示されているような円柱体をはじめ角柱体等の
短柱体が利用される。
この短柱体12は、該短柱体12が前記作用を
果し、かつ、第2の合成樹脂層5の形成に支障を
与えないためには、第3図〜第5図においてその
位置関係と大きさとが明示されるているように、
第1の合成樹脂層4で構成される内側胴部の底部
中心点8と、転写印刷模様7もしくはその延長線
が内側胴部の底部周縁と交わる線9の中心点10
とを結んだ直線11上に、該直線11に対し短柱
体12の軸線が直交するように、且つ底部中心点
8と底部周縁との間の底部周縁寄り位置に位置さ
れており、しかも、高さ(h)が第2の合成樹脂
層5の厚さ(t)の20〜90%程度、最大幅(w)
が転写印刷模様7の幅(w)の5〜300%程度の
大きさに構成されているものである。
本考案の絵付き合成樹脂製容器本体1における
第1の合成樹脂層4の側壁部外表面6に形成され
ている転写印刷模様7は、、合成樹脂製成形体の
表面に転写印刷模様を形成する公知の手段で形成
されるが、例えば第6図に示されるような構成の
転写印刷紙13を利用して容易に形成し得る。
即ち、第6図に示される転写印刷紙13は、例
えば熱可塑性ポリエステルからなる基材シート1
4の片面に形成されている塩素化ポロプロピレン
とアクリル系樹脂との混合樹脂による剥離性プラ
イマー層15の表面に着色層7′が形成され、且
つ剥離性プライマー層15の表面に、前記着色層
7′を介してポリプロピレン樹脂による接着剤層
16が形成されている多層構成から成るものであ
る。
転写印刷紙13における着色層7′は、着色成
分たる染料または顔料と、着色成分のベヒクル
と、可塑剤、分散剤、安定剤、希釈剤、溶剤等の
混練組成物で構成され、着色成分として例えば昇
華性のものを利用した場合には深みのある転写印
刷模様7を得ることが出来る。着色成分に対する
ベクヒルとしては、例えばエチルセルロース、エ
チルヒドロキシエチルセルロース、セルロースア
セテートプロピオネート、酢酸セルロース等のセ
ルロース誘導体、ポリスチレン、ポリαメチルス
チレンなどのスチレン樹脂及びスチレン共重合樹
脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸
ブチルなどのアクリル又はメタクリル樹脂の単独
又は共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸
樹脂、ロジン変性フエノール樹脂、重合ロジンな
どのロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、
クマロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブ
チラール樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合樹脂等の一種又は二種以上の混合
物が利用され、特に昇華性の着色成分に対するベ
クヒルとしては、例えばメチルセルロース、エチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、酢
酪酸セルロース、酢酸セルロース、アルギン酸ソ
ーダおよびその誘導体のセルロース誘導体類、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアセテート、ポ
リカーボネート、ポリエステル、ポリアミド、フ
エノール、アミノ−プラスト、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、フマール酸、マレイン酸
等の不飽和カルボン酸類又はこれら不飽和カルボ
ン酸類のエステル誘導体、同ニトリル誘導体若し
くは同酸アミド誘導体類、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン、酢酸ビニル、スチレン、ビニルピロリド
ン、ビニルメチルエーテル等が利用される。
次に、以上の通りの構成から成る本考案の絵付
き合成樹脂製容器本体1の成形方法を第7図に基
いて説明する。
絵付き合成樹脂製容器本体1は、例えば前記第
6図に示したような構成を有する転写印刷紙13
を利用して得られる転写印刷模様7が側壁部外表
面6に付されている第1の合成樹脂製容器本体か
らなる内側胴部たる第1の合成樹脂層4を、金型
17に嵌着し、次いで、金型17を金型18に合
わせ、しかる後に、第1の合成樹脂層4を構成す
る内側胴部の底部中心点8の直下に位置する射出
成形機のゲート19から、第1の合成樹脂層4と
金型18との間に形成されている空隙20内に、
前記第1の合成樹脂層4を構成している合成樹脂
と同質で、かつ透明もしくは半透明の合成樹脂層
を形成し得る合成樹脂を射出し、外側胴部を構成
する第2の合成樹脂層を形成するものである。こ
のような工程によつて前述の本考案の絵付き合成
樹脂製容器本体を得る場合には、外側胴部となる
第2の合成樹脂層5を形成する射出成形工程に利
用する第1の合成樹脂層4となる内側胴部として
は、内側胴部を得る際の転写印刷工程終了後2日
以上経過したものを使用するのが好ましい。これ
は内側胴部における側壁部の外側表面6に付され
た転写印刷模様7中のインキ溶剤を十分に揮発さ
せ、内側胴部の収縮の防止をはかるためであり、
もし、インキ溶剤の揮発が不十分であると、射出
工程において、第2の合成樹脂層5の成形材料に
剪断力が生じ、均質なる第2の合成樹脂層5を形
成することができなくなるためである。
また、前記第1の合成樹脂層4となる内側胴部
の外側表面に形成される第2の合成樹脂層は、あ
る程度の肉厚を具備しないと、第2の合成樹脂層
の成形材料に剪断力が発生し、下地である第1の
合成樹脂層4の外側表面が荒れてしまい、転写印
刷模様7に流れが生じ、美麗な転写印刷模様を得
ることが出来ないばかりか、射出成形操作そのも
のも困難となるので、第2の合成樹脂層5の肉厚
は、第1の合成樹脂層4の肉厚の60%以上である
ことが好ましい。しかしながら、第2の合成樹脂
層の肉厚を第1の合成樹脂層4の肉厚に比べて必
要以上に厚くすることは、使用する合成樹脂の浪
費であるばかりか、第2の合成樹脂層5を形成す
るための射出成形工程中の冷却工程で、冷却が不
均一となるために、収縮、変形等が発生し、均質
なる第2の合成樹脂層を得ることが困難となるこ
とがある。
以上、本考案の絵付き合成樹脂製容器本体の構
成を、底部と側壁部とで構成される合成樹脂製容
器本体の場合について説明したが、本考案の絵付
き合成樹脂製容器本体は、底部と側壁部とで構成
される胴部を有するものであれば、これにフラン
ジ部が形成されているものや、細頚部を有するも
の等にも応用することができるものである。
本考案の絵付き合成樹脂製容器本体は叙上の通
りの構成からなるもので、第1の合成樹脂層と第
2の合成樹脂層との間に介在している転写印刷模
様は、第1の合成樹脂層の片側表面に転写方式に
より付されたものであるから、予め印刷模様が付
されている合成樹脂製フイルムを利用して得られ
る絵付成形された合成樹脂製成形品の場合のよう
に、合成樹脂製フイルムの跡が出ることもなく、
また剥れ、皺、気泡等が生ずることもなく、美麗
な印刷模様が得られるという作用、効果を奏す
る。
また、本考案の絵付き合成樹脂製容器本体たる
転写印刷模様は、第1の合成樹脂層と第2の合成
樹脂層との間にサンドウイツチされた構成とされ
ているので、例えば、合成樹脂製成形品の外側表
面に直接印刷された印刷模様のように、印刷模様
のインキが剥れたり、傷が付いたりすることがな
く、長期に亘つて安定した美しい転写印刷模様が
具備され、しかも耐熱性に優れ、かつ、印刷イン
キによる衛生上の問題もないので、例えば哺乳壜
の如く飲食品を収容するための容器本体として優
れた作用、効果を奏する。
更に、本考案の合成樹脂製容器本体において
は、第2の合成樹脂層が、第1の合成樹脂層を構
成する内側胴部の底部中心点の直下にゲートを有
する射出成形機による射出成形で形成されている
が、内側胴部の側壁部外表面に付されている転写
印刷模様もしくはその延長線が内側胴部の底部周
縁と交わる線の中心点と内側胴部の底部中心点と
を結ぶ直線上にその軸線が直交するような短柱体
が内側胴部の底部外方に突設されているので、第
2の合成樹脂層を形成する際の合成樹脂の流動圧
力を転写印刷模様が直接受けることが少なく、第
2の合成樹脂層を形成する際の合成樹脂の流動圧
力を転写印刷模様が直接受けることに起因する転
写印刷模様のゆがみ、縮み等が極めて少なく、精
度の高い転写印刷模様による絵付き合成樹脂製容
器本体とすることが出来るという作用、効果も奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の絵付き合成樹脂製容器本体の
1例を示す平面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は第1図に示される合成樹脂製容器
本体における内側胴部の底面拡大図、第4図は第
2図における短柱体12付近の拡大断面図、第5
図は転写印刷模様7の拡大図、第6図は転写印刷
紙の1例を示す拡大断面図、第7図は本考案の絵
付き合成樹脂製容器本体の外側胴部の形成工程を
示す断面図である。 1:絵付き合成樹脂製容器本体、2:底部、
3:側壁部、4:第1の合成樹脂層を構成する内
側胴部、5:第2の合成樹脂層を構成する外側胴
部、6:内側胴部における側壁部外表面、7:転
写印刷模様、12:短柱体、19:射出成形機に
おけるゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部と該底部周縁から立ち上がつている側壁部
    とで構成されている胴部を有する合成樹脂製容器
    本体において、前記胴部は、側壁部の外表面に転
    写方式による縦方向の筋状をなす転写印刷模様が
    施されている第1の合成樹脂層を構成する内側胴
    部と、前記第1の合成樹脂層を形成している合成
    樹脂と同質の合成樹脂により、前記第1の合成樹
    脂層における転写印刷模様面を被覆するようにし
    て該第1の合成樹脂層に積層されている第2の合
    成樹脂層を構成する外側胴部との多層構成とされ
    ており、前記内側胴部における底部には、該底部
    中心点と前記内側胴部における筋状をなす転写印
    刷模様もしくはその延長線が内側胴部の底部周縁
    と交わる線の中心点とを結んだ直線上に、該直線
    に対し、その軸線が直結するような短柱体が外方
    に突設されており、かつ前記外側胴部は、前記内
    側胴部における底部中心点の直下にゲートを有す
    る射出成形機による射出成形で形成されている透
    明もしくは半透明の合成樹脂層で構成されている
    ことを特徴とする絵付き合成樹脂製容器本体。
JP4458783U 1983-03-28 1983-03-28 絵付き合成樹脂製容器本体 Granted JPS59150737U (ja)

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JP5365916B2 (ja) * 2009-05-29 2013-12-11 株式会社吉野工業所 合成樹脂製厚肉成形品
JP2024133431A (ja) * 2023-03-19 2024-10-02 株式会社東海理化電機製作所 金型内コーティング成形品の製造方法及び製造装置

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