JPH0223586Y2 - - Google Patents
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- JPH0223586Y2 JPH0223586Y2 JP11859086U JP11859086U JPH0223586Y2 JP H0223586 Y2 JPH0223586 Y2 JP H0223586Y2 JP 11859086 U JP11859086 U JP 11859086U JP 11859086 U JP11859086 U JP 11859086U JP H0223586 Y2 JPH0223586 Y2 JP H0223586Y2
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、主として野菜の予冷および出荷用の
保冷容器に関するものである。
保冷容器に関するものである。
[従来の技術とその問題点]
一般に、苺、にんじん、レタス、ホウレンソ
ウ、ブロツコリー等の生野菜の遠方への出荷、輸
送に際しては、これらの野菜を断熱性のある出荷
箱等の容器に収納した状態で真空冷却により予冷
することが行なわれている。この真空冷却による
野菜の予冷は、野菜の種類によつても異なるが、
例えば苺の場合、冷却室内の雰囲気を760mmHgの
常圧の状態から8〜10分程度の時間をかけて徐々
に減圧し、最終的には30mmHg位まで減圧真空化
するとともに、冷却温度を1〜2℃に保ち、この
状態を維持して15〜20分間程の時間冷却し、この
冷却後、2〜3分もしくはそれ以下のごく短時間
の間に常圧にまで戻す。またにんじんのように比
較的堅い野菜の場合は、真空化した状態での冷却
時間を長くする。
ウ、ブロツコリー等の生野菜の遠方への出荷、輸
送に際しては、これらの野菜を断熱性のある出荷
箱等の容器に収納した状態で真空冷却により予冷
することが行なわれている。この真空冷却による
野菜の予冷は、野菜の種類によつても異なるが、
例えば苺の場合、冷却室内の雰囲気を760mmHgの
常圧の状態から8〜10分程度の時間をかけて徐々
に減圧し、最終的には30mmHg位まで減圧真空化
するとともに、冷却温度を1〜2℃に保ち、この
状態を維持して15〜20分間程の時間冷却し、この
冷却後、2〜3分もしくはそれ以下のごく短時間
の間に常圧にまで戻す。またにんじんのように比
較的堅い野菜の場合は、真空化した状態での冷却
時間を長くする。
従来、上記の野菜の真空冷却による予冷の際
は、冷却室内において、野菜を収納した容器を蓋
を取つた状態で第8図のように積み重ねるか、ま
たは第9図のように容器本体の側壁上部に小口部
を設けた容器を、蓋をして積み重ねた状態で前記
小口部を開口させておいて、上記冷却室内の減圧
作用および常圧へ戻す昇圧作用に対応できるよう
にしていた。
は、冷却室内において、野菜を収納した容器を蓋
を取つた状態で第8図のように積み重ねるか、ま
たは第9図のように容器本体の側壁上部に小口部
を設けた容器を、蓋をして積み重ねた状態で前記
小口部を開口させておいて、上記冷却室内の減圧
作用および常圧へ戻す昇圧作用に対応できるよう
にしていた。
しかし、いずれの場合にも、容器の蓋または小
口部の蓋を人的手段によつて脱着しなければなら
ず、冷却室への搬入、および搬出等の予冷工程で
要する作業が極めて面倒なものであつた。
口部の蓋を人的手段によつて脱着しなければなら
ず、冷却室への搬入、および搬出等の予冷工程で
要する作業が極めて面倒なものであつた。
そこで、本出願人は、蓋をしたままで野菜の予
冷を行なえるようにして冷却室内への搬入、搬出
作業を簡略化するために、この主の野菜の予冷お
よび出荷用の保冷容器として、蓋等の容器上部に
通気孔を設けるとともに、該通気孔の部分の外側
に弾性素材よりなる弁体を取着し、その弁体の外
方への弾性変形作用により前記通気孔を開閉可能
とすることを提案している(実願昭60−15092号、
実願昭60−174084号)。
冷を行なえるようにして冷却室内への搬入、搬出
作業を簡略化するために、この主の野菜の予冷お
よび出荷用の保冷容器として、蓋等の容器上部に
通気孔を設けるとともに、該通気孔の部分の外側
に弾性素材よりなる弁体を取着し、その弁体の外
方への弾性変形作用により前記通気孔を開閉可能
とすることを提案している(実願昭60−15092号、
実願昭60−174084号)。
しかしこの場合、冷却室内の減圧時には前記弁
体が外方へ膨出変形して通気孔が開口し、容器内
も速やかに減圧されるものの、冷却後に常圧に戻
す昇圧時には前記弁体が通気孔を閉塞した状態の
ままであるために容器内への空気流入が殆どな
く、短時間の急な昇圧作用に対応できず、容器内
外の圧力差が大きくなり、発泡体製の容器側壁が
外圧により内方へ撓むように変形し、遂には割れ
ることにもなる等の問題が生じた。
体が外方へ膨出変形して通気孔が開口し、容器内
も速やかに減圧されるものの、冷却後に常圧に戻
す昇圧時には前記弁体が通気孔を閉塞した状態の
ままであるために容器内への空気流入が殆どな
く、短時間の急な昇圧作用に対応できず、容器内
外の圧力差が大きくなり、発泡体製の容器側壁が
外圧により内方へ撓むように変形し、遂には割れ
ることにもなる等の問題が生じた。
本考案は、上記に鑑み、主に野菜の予冷および
出荷用の保冷容器として、冷却室内の減圧および
短時間の昇圧作用のいずれにも対応し得て、容器
側壁の撓み変形や割れ等が生じるおそれがなく、
蓋をした状態のままでの真空冷却による予冷を好
適に実施でき、しかも保冷効果の非常に優れたも
のを提供しようとするものである。
出荷用の保冷容器として、冷却室内の減圧および
短時間の昇圧作用のいずれにも対応し得て、容器
側壁の撓み変形や割れ等が生じるおそれがなく、
蓋をした状態のままでの真空冷却による予冷を好
適に実施でき、しかも保冷効果の非常に優れたも
のを提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題点を解決するための本考案の保冷容
器は、合成樹脂発泡体よりなる容器本体とこれに
被嵌自在な蓋体とからなるものであつて、容器上
部の所要の2つの領域に容器内外を連通する通気
孔を設けるとともに、前記一方の領域の外側およ
び他方の領域の内側に、それぞれ通気孔を閉塞し
得る伸縮可能な弾性素材よりなる弁体を一方の相
対向側縁で取着し、これらの弁体の外方あるいは
内方への弾性変形作用により前記各領域の通気孔
を開閉可能に設けてなることを特徴とするもので
ある。
器は、合成樹脂発泡体よりなる容器本体とこれに
被嵌自在な蓋体とからなるものであつて、容器上
部の所要の2つの領域に容器内外を連通する通気
孔を設けるとともに、前記一方の領域の外側およ
び他方の領域の内側に、それぞれ通気孔を閉塞し
得る伸縮可能な弾性素材よりなる弁体を一方の相
対向側縁で取着し、これらの弁体の外方あるいは
内方への弾性変形作用により前記各領域の通気孔
を開閉可能に設けてなることを特徴とするもので
ある。
[作用]
上記の構成を有する本考案の保冷容器にあつて
は、容器本体内に野菜を収納して蓋体を被着した
状態で真空冷却による予冷を行なうもので、その
際、冷却室内が減圧され低圧になるのに伴い、容
器上部の外側に設けられた弾性素材よりなる弁体
が容器内圧によつて弾性力に抗して中央部分が外
方へ膨らむように撓曲変形して、該弁体により閉
塞されていた通気孔が開口し、その結果容器内の
空気が前記通気孔を経て弁体と容器との間から排
出されて容器内も速やかに冷却室と同圧に、つま
り減圧真空化するとともに、容器内が冷却室と略
同圧となつた状態では前記の弁体が素材の持つ弾
性力によつて通気孔閉塞状態の原状に復帰する。
こうして減圧真空化して所定の冷却温度に保持し
た状態で一定時間おいて冷却が行なわれる。
は、容器本体内に野菜を収納して蓋体を被着した
状態で真空冷却による予冷を行なうもので、その
際、冷却室内が減圧され低圧になるのに伴い、容
器上部の外側に設けられた弾性素材よりなる弁体
が容器内圧によつて弾性力に抗して中央部分が外
方へ膨らむように撓曲変形して、該弁体により閉
塞されていた通気孔が開口し、その結果容器内の
空気が前記通気孔を経て弁体と容器との間から排
出されて容器内も速やかに冷却室と同圧に、つま
り減圧真空化するとともに、容器内が冷却室と略
同圧となつた状態では前記の弁体が素材の持つ弾
性力によつて通気孔閉塞状態の原状に復帰する。
こうして減圧真空化して所定の冷却温度に保持し
た状態で一定時間おいて冷却が行なわれる。
そして冷却後、冷却室内が常圧に戻すべく昇圧
せしめられるが、この昇圧の際、前記外側の弁体
が通気孔を閉塞した状態のままである一方、容器
上部の内側に設けられた弾性素材の弁体が冷却室
の昇圧に伴う外圧によつてその弾性力に抗して中
央部分が膨らむように内方へ撓曲変形して、該弁
体により閉塞されていた通気孔が開口することと
なり、その結果容器外の空気が通気孔を経て流入
して容器内も速やかに冷却室と略同圧になつて内
外で大きな圧力差が生じることがなく、したがつ
て昇圧作用がかなり短時間に急激に行なわれるに
も拘らず、容器本体の側壁が内方へ過度に撓み変
形することがない。
せしめられるが、この昇圧の際、前記外側の弁体
が通気孔を閉塞した状態のままである一方、容器
上部の内側に設けられた弾性素材の弁体が冷却室
の昇圧に伴う外圧によつてその弾性力に抗して中
央部分が膨らむように内方へ撓曲変形して、該弁
体により閉塞されていた通気孔が開口することと
なり、その結果容器外の空気が通気孔を経て流入
して容器内も速やかに冷却室と略同圧になつて内
外で大きな圧力差が生じることがなく、したがつ
て昇圧作用がかなり短時間に急激に行なわれるに
も拘らず、容器本体の側壁が内方へ過度に撓み変
形することがない。
さらに常圧に戻つた状態では前記容器内側の弁
体が素材の持つ弾性力によつて通気孔閉塞状態の
原状に復帰し、これをそのまま搬出しても容器内
に温かい外気が容器内に侵入することがなく、容
器自体の断熱性により保冷状態に確実に保持でき
る。
体が素材の持つ弾性力によつて通気孔閉塞状態の
原状に復帰し、これをそのまま搬出しても容器内
に温かい外気が容器内に侵入することがなく、容
器自体の断熱性により保冷状態に確実に保持でき
る。
[実施例]
次に本考案の実施例を第1図〜第7図に基いて
説明する。
説明する。
図において、1は合成樹脂発泡体よりなる容器
本体であり、2は前記と同素材よりなり容器本体
1に対し被嵌自在な蓋体である。容器本体1に対
する蓋体2の被嵌構造として、図の場合は容器本
体1の側壁上端の内面側に上方への突縁1aが設
けられるとともに、蓋体2の周縁部に前記突縁1
aが嵌合する溝2aが設けられている。
本体であり、2は前記と同素材よりなり容器本体
1に対し被嵌自在な蓋体である。容器本体1に対
する蓋体2の被嵌構造として、図の場合は容器本
体1の側壁上端の内面側に上方への突縁1aが設
けられるとともに、蓋体2の周縁部に前記突縁1
aが嵌合する溝2aが設けられている。
しかして上記蓋体2の上壁部3における略中央
部の所要の領域の容器外側が凹設されるととも
に、前記領域とは別の所要の領域の容器内側が凹
設され、これら2つの領域における外側の凹所4
および内側の凹所5内の個所にそれぞれ容器内外
を連通する比較的径小の貫通孔からなる通気孔
6,7が設けられている。さらに一方の領域の外
側凹所4および他方の領域の内側凹所5内には、
前記の通気孔6,7を閉塞し得るゴムあるいはポ
リエチレン樹脂発泡体等の軟質合成樹脂その他の
弾性素材よりなる板状の弁体8,9が蓋体2と略
面一となるよう前記凹所に嵌合された状態でかつ
一方の相対向側縁において蓋体2に固着されてお
り、素材の持つ弾性と伸縮性による中央部分の撓
曲変形作用および元の状態への復元作用により前
記通気孔6,7を開閉できるように設けられてい
る。前記の通気孔6,7は図示するように複数の
径小の貫通孔による場合のほか、凹所内に径の若
干大なる一または数個の開口を設けてもよく、総
開口面積は減圧および昇圧作用時の通気性等を考
慮して設定すればよい。
部の所要の領域の容器外側が凹設されるととも
に、前記領域とは別の所要の領域の容器内側が凹
設され、これら2つの領域における外側の凹所4
および内側の凹所5内の個所にそれぞれ容器内外
を連通する比較的径小の貫通孔からなる通気孔
6,7が設けられている。さらに一方の領域の外
側凹所4および他方の領域の内側凹所5内には、
前記の通気孔6,7を閉塞し得るゴムあるいはポ
リエチレン樹脂発泡体等の軟質合成樹脂その他の
弾性素材よりなる板状の弁体8,9が蓋体2と略
面一となるよう前記凹所に嵌合された状態でかつ
一方の相対向側縁において蓋体2に固着されてお
り、素材の持つ弾性と伸縮性による中央部分の撓
曲変形作用および元の状態への復元作用により前
記通気孔6,7を開閉できるように設けられてい
る。前記の通気孔6,7は図示するように複数の
径小の貫通孔による場合のほか、凹所内に径の若
干大なる一または数個の開口を設けてもよく、総
開口面積は減圧および昇圧作用時の通気性等を考
慮して設定すればよい。
上記した弁体8,9の装着手段としては、凹所
4,5に嵌合した状態で一方の相対向側縁を接着
剤や接着テープ等による接着手段により固着する
ほか、弁体8,9が材質的な弾性伸縮作用によつ
て開閉できるように装着できさえすれば、止め具
等による他の種々の固着手段による実施が可能で
ある。
4,5に嵌合した状態で一方の相対向側縁を接着
剤や接着テープ等による接着手段により固着する
ほか、弁体8,9が材質的な弾性伸縮作用によつ
て開閉できるように装着できさえすれば、止め具
等による他の種々の固着手段による実施が可能で
ある。
さらに上記の蓋体2の上壁部3上面および/ま
たは容器本体1の底部下面には、段積みした際に
上下の容器A,A間に弁体8が開くことができか
つ通気のための間隔を保有し得るように突起を設
けるのが実施上望ましい。図示する実施例の場
合、上面四隅部に上層の容器Aを受支する平面略
L形のリブ状突起10を設けるとともに、底部下
面の四隅部に前記突起10に嵌合する突起11を
設けて、容器積み重ねの際に上層容器Aを下層容
器Aのリブ状突起10で受支してかつ突起嵌合状
態で安定よく段積みしておけるようにしている。
なお前記の突起を有さない容器の場合には真空冷
却の際に上下の容器間にスペーサーを介在させて
段積みする等何等かの手段で間隔を保持させれば
よい。
たは容器本体1の底部下面には、段積みした際に
上下の容器A,A間に弁体8が開くことができか
つ通気のための間隔を保有し得るように突起を設
けるのが実施上望ましい。図示する実施例の場
合、上面四隅部に上層の容器Aを受支する平面略
L形のリブ状突起10を設けるとともに、底部下
面の四隅部に前記突起10に嵌合する突起11を
設けて、容器積み重ねの際に上層容器Aを下層容
器Aのリブ状突起10で受支してかつ突起嵌合状
態で安定よく段積みしておけるようにしている。
なお前記の突起を有さない容器の場合には真空冷
却の際に上下の容器間にスペーサーを介在させて
段積みする等何等かの手段で間隔を保持させれば
よい。
上記容器本体1および蓋体2の構成素材である
合成樹脂発泡体としては、ポリスチレンおよびス
チレンを主体とする共重合体等のスチレン系樹脂
発泡体、ポリオレフイン系樹脂発泡体、ポリ塩化
ビニル樹脂発泡体その他の合成樹脂発泡体を用い
ることができ、特に前記発泡体の表面に非発泡の
補強表皮層を設けることもできる。
合成樹脂発泡体としては、ポリスチレンおよびス
チレンを主体とする共重合体等のスチレン系樹脂
発泡体、ポリオレフイン系樹脂発泡体、ポリ塩化
ビニル樹脂発泡体その他の合成樹脂発泡体を用い
ることができ、特に前記発泡体の表面に非発泡の
補強表皮層を設けることもできる。
上記のように構成された本考案保冷容器Aは、
保冷野菜の予冷および出荷用として使用するもの
で、真空冷却による予冷の際は、容器本体1内に
苺、ホウレンソウ、レタス等の野菜Bを収納して
蓋体2を被せた状態で冷却室内に搬入して並置あ
るいは第5図のように上下の容器A,A間に所要
の間隔を保有するように段積みしておく。そし
て、冷却室内が徐々に減圧されて真空化するのに
伴い、容器内の圧力が外部より高くなつて、容器
上部の蓋体2の所要領域の外側に設けられた弾性
素材よりなる弁体8弾性力に抗して外方へ膨むよ
うに撓曲変形し(第5図)、蓋体2の該領域に有
する通気孔6が開口状態となつて容器内の空気が
徐々に排出される。その後、容器内が冷却室が略
同圧になるのにつれて弁体8が素材の持つ弾性力
により通気孔6を閉塞した状態に復元する。こう
して減圧真空化した状態で所定の冷却温度に保
ち、収納された野菜Bの種類に応じて一定の時間
おいて冷却を行なう。
保冷野菜の予冷および出荷用として使用するもの
で、真空冷却による予冷の際は、容器本体1内に
苺、ホウレンソウ、レタス等の野菜Bを収納して
蓋体2を被せた状態で冷却室内に搬入して並置あ
るいは第5図のように上下の容器A,A間に所要
の間隔を保有するように段積みしておく。そし
て、冷却室内が徐々に減圧されて真空化するのに
伴い、容器内の圧力が外部より高くなつて、容器
上部の蓋体2の所要領域の外側に設けられた弾性
素材よりなる弁体8弾性力に抗して外方へ膨むよ
うに撓曲変形し(第5図)、蓋体2の該領域に有
する通気孔6が開口状態となつて容器内の空気が
徐々に排出される。その後、容器内が冷却室が略
同圧になるのにつれて弁体8が素材の持つ弾性力
により通気孔6を閉塞した状態に復元する。こう
して減圧真空化した状態で所定の冷却温度に保
ち、収納された野菜Bの種類に応じて一定の時間
おいて冷却を行なう。
そしてこの冷却後、常圧に戻すべく冷却室内が
ごく短時間に昇圧せしめられることになるが、こ
の昇圧作用の際は、前記外側の弁体8が通気孔6
を閉塞した状態であるが、上記のように減圧され
た容器内と外部の圧力差により容器上部の他の領
域の内側に設けられた弁体9が第6図のごとく弾
性力に抗して内方へ膨むように撓曲変形して該領
域内の通気孔7が開口状態となり、冷却室の昇圧
に伴つて容器内に空気が速やかに流入して、容器
内外で大きな圧力差が生じず、そのため容器本体
1の側壁が過度に内方へ変形するようなことがな
い。さらに容器内が冷却室内と略同圧になるのに
つれて弁体9が素材の持つ弾性力によつて通気孔
7を閉塞する状態に復帰し、内部の野菜を保冷状
態に保持できる。
ごく短時間に昇圧せしめられることになるが、こ
の昇圧作用の際は、前記外側の弁体8が通気孔6
を閉塞した状態であるが、上記のように減圧され
た容器内と外部の圧力差により容器上部の他の領
域の内側に設けられた弁体9が第6図のごとく弾
性力に抗して内方へ膨むように撓曲変形して該領
域内の通気孔7が開口状態となり、冷却室の昇圧
に伴つて容器内に空気が速やかに流入して、容器
内外で大きな圧力差が生じず、そのため容器本体
1の側壁が過度に内方へ変形するようなことがな
い。さらに容器内が冷却室内と略同圧になるのに
つれて弁体9が素材の持つ弾性力によつて通気孔
7を閉塞する状態に復帰し、内部の野菜を保冷状
態に保持できる。
本考案は、上記の実施例のように通気孔6,7
およびこれを閉塞する容器内外の弁体8,9より
なる通気手段の双方を蓋体2に設ける場合のほ
か、これらの通気手段のいずれか一方または双方
を容器本体1の側壁上部の所要領域に設けて実施
することもでき、特にその場合側壁上部に外側か
ら脱着自在な小塞体を備えた小口部を設けたもの
において、該小塞体の領域に設けておくこともで
きる。
およびこれを閉塞する容器内外の弁体8,9より
なる通気手段の双方を蓋体2に設ける場合のほ
か、これらの通気手段のいずれか一方または双方
を容器本体1の側壁上部の所要領域に設けて実施
することもでき、特にその場合側壁上部に外側か
ら脱着自在な小塞体を備えた小口部を設けたもの
において、該小塞体の領域に設けておくこともで
きる。
なお、上記弁体8,9は凹所4,5に嵌合した
状態で通気孔6,7を閉塞できるものが密封性お
よび外観的体裁等の実施上特に好適であるが、こ
れに限らず容器外面または内面に装着しておくこ
ともできる。
状態で通気孔6,7を閉塞できるものが密封性お
よび外観的体裁等の実施上特に好適であるが、こ
れに限らず容器外面または内面に装着しておくこ
ともできる。
[考案の効果]
上記したように本考案の保冷容器によれば、野
菜の真空冷却による予冷の際、蓋着状態のままで
あつても、減圧時には容器上部の2つの所要の領
域のうち一方の外側に設けられた弁体が容器内外
の圧力差によつて該領域内の通気孔を開口して対
応でき、また常圧に戻す昇圧時には他方の領域の
内側に設けられた弁体が容器内外の圧力差によつ
て該両域内の通気孔を開口して対応でき、急な昇
圧作用によつても容器内外に大きな圧力差を生じ
させることがないので、発泡体よりなる容器の側
壁が過度に撓み変形したり割れ等が生じることが
なく、したがつて該着状態のままでの真空冷却に
よる予冷が何等不都合なく好適に実施できるもの
である。
菜の真空冷却による予冷の際、蓋着状態のままで
あつても、減圧時には容器上部の2つの所要の領
域のうち一方の外側に設けられた弁体が容器内外
の圧力差によつて該領域内の通気孔を開口して対
応でき、また常圧に戻す昇圧時には他方の領域の
内側に設けられた弁体が容器内外の圧力差によつ
て該両域内の通気孔を開口して対応でき、急な昇
圧作用によつても容器内外に大きな圧力差を生じ
させることがないので、発泡体よりなる容器の側
壁が過度に撓み変形したり割れ等が生じることが
なく、したがつて該着状態のままでの真空冷却に
よる予冷が何等不都合なく好適に実施できるもの
である。
しかも前記のように容器を蓋着状態のままにし
て野菜の予冷を行なえるので、冷却室への搬入お
よび搬出作業等の予冷工程での作業を簡略化でき
る。さらに輸送時等の通常時は弾性素材よりなる
容器内外の双方の弁体がその弾性力により通気孔
を閉塞した状態に確実に保持でき、通気孔からの
外気の侵入を防止できるので、容器素材が合成樹
脂発泡体で断熱性に優れていることとも相俟つ
て、予冷による保冷状態を良好に保持でき、延い
ては収納野菜を長期に亘つて新鮮な状態に保ち、
その保護を良好になすことができる。
て野菜の予冷を行なえるので、冷却室への搬入お
よび搬出作業等の予冷工程での作業を簡略化でき
る。さらに輸送時等の通常時は弾性素材よりなる
容器内外の双方の弁体がその弾性力により通気孔
を閉塞した状態に確実に保持でき、通気孔からの
外気の侵入を防止できるので、容器素材が合成樹
脂発泡体で断熱性に優れていることとも相俟つ
て、予冷による保冷状態を良好に保持でき、延い
ては収納野菜を長期に亘つて新鮮な状態に保ち、
その保護を良好になすことができる。
第1図は本考案の1実施例を示す蓋体と容器本
体とを分離した状態の一部欠截斜視図、第2図は
蓋体の平面図、第3図は前図−線の断面図、
第4図は蓋体を被嵌した状態の断面図、第5図は
冷却室での減圧時の断面図、第6図は冷却室での
昇圧時の断面図、第7図は容器本体底部下方から
の斜視図、第8図および第9図は従来容器による
予冷状態を示す斜視図である。 1……容器本体、2……蓋体、3……上壁部、
4,5……凹所、6,7……通気孔、8,9……
弁体。
体とを分離した状態の一部欠截斜視図、第2図は
蓋体の平面図、第3図は前図−線の断面図、
第4図は蓋体を被嵌した状態の断面図、第5図は
冷却室での減圧時の断面図、第6図は冷却室での
昇圧時の断面図、第7図は容器本体底部下方から
の斜視図、第8図および第9図は従来容器による
予冷状態を示す斜視図である。 1……容器本体、2……蓋体、3……上壁部、
4,5……凹所、6,7……通気孔、8,9……
弁体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂発泡体よりなる容器本体とこれに被
嵌自在な蓋体とからなり、容器上部の所要の2
つの領域に容器内外を連通する通気孔を設ける
とともに、前記一方の領域の外側および他方の
領域の内側に、それぞれ通気孔を閉塞し得る伸
縮可能な弾性素材よりなる弁体を一方の相対向
側縁で取着し、これらの弁体の外方あるいは内
方への弾性変形作用により前記各領域の通気孔
を開閉可能に設けてなることを特徴とする保冷
容器。 2 上記一方の領域の外側、他方の領域の内側が
それぞれ凹設せしめられ、これらの凹所内に通
気孔が設けられ、各弁体が凹所に嵌合状態に設
けられてなる実用新案登録請求の範囲第1項記
載の保冷容器。 3 通気孔が、複数の貫通孔よりなる実用新案登
録請求の範囲第1項または第2項記載の保冷容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11859086U JPH0223586Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11859086U JPH0223586Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6323266U JPS6323266U (ja) | 1988-02-16 |
| JPH0223586Y2 true JPH0223586Y2 (ja) | 1990-06-27 |
Family
ID=31005185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11859086U Expired JPH0223586Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0223586Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100717155B1 (ko) | 2005-09-23 | 2007-05-15 | 변상우 | 공기 배출수단을 구비하는 밀폐 용기 |
| KR102379785B1 (ko) * | 2019-11-26 | 2022-03-28 | 썬전 징딩 패키징 머터리얼즈 컴퍼니 리미티드 | 더블 프레싱 타입의 진공 신선도 유지 박스 |
| KR102852227B1 (ko) | 2020-10-08 | 2025-09-02 | 삼성디스플레이 주식회사 | 마스크 검사 장치 및 이를 이용한 마스크 검사 방법 |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP11859086U patent/JPH0223586Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6323266U (ja) | 1988-02-16 |
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