JPH0223736B2 - - Google Patents
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- JPH0223736B2 JPH0223736B2 JP60107985A JP10798585A JPH0223736B2 JP H0223736 B2 JPH0223736 B2 JP H0223736B2 JP 60107985 A JP60107985 A JP 60107985A JP 10798585 A JP10798585 A JP 10798585A JP H0223736 B2 JPH0223736 B2 JP H0223736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caulking
- diameter
- friction material
- back metal
- force
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば自動車用ブレーキ装置に用い
られるブレーキ用摩擦パツドの製造方法に関し、
特に摩擦材が摩擦限界まで摩耗した時に当該摩耗
を警報する摩耗警報片を設けたブレーキ用摩擦パ
ツドの製造方法に関する。
られるブレーキ用摩擦パツドの製造方法に関し、
特に摩擦材が摩擦限界まで摩耗した時に当該摩耗
を警報する摩耗警報片を設けたブレーキ用摩擦パ
ツドの製造方法に関する。
(従来技術)
従来技術によるこの種のブレーキ用摩擦パツド
を第4図ないし第6図に示す。図中、1は車輪と
共に回転するデイスク(図示せず)を押圧するこ
とによつて制動を与えるための摩擦パツド、2は
該摩擦パツド1を構成する裏金で、該裏金2の一
側面2Aには後述のポンチ9を打込むことにより
凹陥部3が形成されると共に他側面2Bにはかし
め部4が突出形成されている。5はデイスクと摩
擦係合することによつて制動を与えつつ摩耗する
摩擦材で、該摩擦材5は焼結金属、アスベスト等
を基板とした樹脂材等が使用されている。そし
て、該摩擦材5は前記裏金2の一側面2Aに加圧
形成されているが、この時摩擦材5の樹脂材が裏
金2の凹陥部3内に充填される結果、裏金2と摩
擦材5の係合力が強化されている。6は裏金2の
かしめ部4に基端6A側が固着された摩耗警報片
で、該摩耗警報片6は裏金2の他側面2Bから側
面に沿つて配設され、その先端部6Bは裏金2の
一側面2Aから突出した状態になつている。
を第4図ないし第6図に示す。図中、1は車輪と
共に回転するデイスク(図示せず)を押圧するこ
とによつて制動を与えるための摩擦パツド、2は
該摩擦パツド1を構成する裏金で、該裏金2の一
側面2Aには後述のポンチ9を打込むことにより
凹陥部3が形成されると共に他側面2Bにはかし
め部4が突出形成されている。5はデイスクと摩
擦係合することによつて制動を与えつつ摩耗する
摩擦材で、該摩擦材5は焼結金属、アスベスト等
を基板とした樹脂材等が使用されている。そし
て、該摩擦材5は前記裏金2の一側面2Aに加圧
形成されているが、この時摩擦材5の樹脂材が裏
金2の凹陥部3内に充填される結果、裏金2と摩
擦材5の係合力が強化されている。6は裏金2の
かしめ部4に基端6A側が固着された摩耗警報片
で、該摩耗警報片6は裏金2の他側面2Bから側
面に沿つて配設され、その先端部6Bは裏金2の
一側面2Aから突出した状態になつている。
而して、上述した構成からなる摩擦パツドは従
来下記の如く製造されていた。
来下記の如く製造されていた。
即ち、第4図は裏金2にかしめ部4を成形する
かしめ部成形工程を示す。図中7はダイで、該ダ
イ7には穴径d1のダイ穴8が形成されている。該
ダイ7を用いて裏金2にかしめ部4を形成するに
は、ダイ7に裏金2の他側面2Bを当接し、一側
面2Aから前記ダイ穴8に向けてポンチ9を打込
む。ここで、ポンチ9の先端部9A直径d2はダイ
穴8の穴径d1よりも大径で、しかもその先端面9
Bは外周面9Cに対して垂直に形成されているか
ら、裏金2の一側面2Aには内径d2をもつた内周
面となるストレート面部3Aに対して垂直な底面
部3Bを有する凹陥部3が形成される。一方、前
記ポンチ9の打込力により裏金2の一部は他側面
2Bから突出し、ダイ穴8に案内されて直径d1の
円柱状かしめ部4が形成される。
かしめ部成形工程を示す。図中7はダイで、該ダ
イ7には穴径d1のダイ穴8が形成されている。該
ダイ7を用いて裏金2にかしめ部4を形成するに
は、ダイ7に裏金2の他側面2Bを当接し、一側
面2Aから前記ダイ穴8に向けてポンチ9を打込
む。ここで、ポンチ9の先端部9A直径d2はダイ
穴8の穴径d1よりも大径で、しかもその先端面9
Bは外周面9Cに対して垂直に形成されているか
ら、裏金2の一側面2Aには内径d2をもつた内周
面となるストレート面部3Aに対して垂直な底面
部3Bを有する凹陥部3が形成される。一方、前
記ポンチ9の打込力により裏金2の一部は他側面
2Bから突出し、ダイ穴8に案内されて直径d1の
円柱状かしめ部4が形成される。
上述の如く他側面2Bにかしめ部4が形成され
た裏金2の一側面2Aには摩擦材5が固着され
る。これが摩擦材固着工程である。そして、摩擦
材5は前述の如く樹脂材を組成物として含んでい
るから、該摩擦材5を裏金2一側面2Aに加圧成
形した時、当該樹脂材は凹陥部3内にも充填され
る(第5図参照)。
た裏金2の一側面2Aには摩擦材5が固着され
る。これが摩擦材固着工程である。そして、摩擦
材5は前述の如く樹脂材を組成物として含んでい
るから、該摩擦材5を裏金2一側面2Aに加圧成
形した時、当該樹脂材は凹陥部3内にも充填され
る(第5図参照)。
次に、前記裏金2には摩耗警報片6が固着され
る。これが第5図、第6図に示すかしめ工程であ
る。ここで、摩耗警報片6の基部6A側にはかし
め部嵌合孔6Cが設けられており、該摩耗警報片
6はかしめ部嵌合孔6Cにかしめ部4を嵌合して
裏金2の他側面2Bから側面に沿つて一側面2A
側に配設する。しかる後、摩擦材5の外側面を支
持台10上に当接した状態にしてかしめ部4をハ
ンマ等の工具11によつて矢印A方向から強打し
てかしめ痕4Aを形成し、摩耗警報片6を固着す
る。
る。これが第5図、第6図に示すかしめ工程であ
る。ここで、摩耗警報片6の基部6A側にはかし
め部嵌合孔6Cが設けられており、該摩耗警報片
6はかしめ部嵌合孔6Cにかしめ部4を嵌合して
裏金2の他側面2Bから側面に沿つて一側面2A
側に配設する。しかる後、摩擦材5の外側面を支
持台10上に当接した状態にしてかしめ部4をハ
ンマ等の工具11によつて矢印A方向から強打し
てかしめ痕4Aを形成し、摩耗警報片6を固着す
る。
(発明が解決しようとする問題点)
従来技術による摩擦パツドは上述の如く製造さ
れるが、次のような欠点がある。
れるが、次のような欠点がある。
即ち、かしめ部4をかしめる時、該かしめ部4
の上端側から凹陥部3の底面部3Bに向けて鉛直
方向のかしめ力Fが加えられる。該底面部3Bは
かしめ力Fに対して直交する面になつており、か
しめ力Fは底面部3Bの中心に作用するが、鉛直
方向に作用するかしめ力Fによつてかしめ部4は
底面部3Bの中心に押圧され、膨出部4Bとなつ
て凹陥部3内に突出してしまう。この結果、かし
め部4のかしめ痕4Aが減少してしまい摩耗警報
片6の固着力が弱くなつてしまうという欠点があ
る。
の上端側から凹陥部3の底面部3Bに向けて鉛直
方向のかしめ力Fが加えられる。該底面部3Bは
かしめ力Fに対して直交する面になつており、か
しめ力Fは底面部3Bの中心に作用するが、鉛直
方向に作用するかしめ力Fによつてかしめ部4は
底面部3Bの中心に押圧され、膨出部4Bとなつ
て凹陥部3内に突出してしまう。この結果、かし
め部4のかしめ痕4Aが減少してしまい摩耗警報
片6の固着力が弱くなつてしまうという欠点があ
る。
また、該かしめ力Fによつて凹陥部3内に膨出
部4Bが形成される過程で、該凹陥部3内に充填
されている摩擦材5に裏金2から剥離させる力が
働くため、裏金2に対する摩擦材5の固着力が損
なわれるという欠点がある。
部4Bが形成される過程で、該凹陥部3内に充填
されている摩擦材5に裏金2から剥離させる力が
働くため、裏金2に対する摩擦材5の固着力が損
なわれるという欠点がある。
更に、膨出部4Bが凹陥部3内に突出する結
果、該凹陥部3の深さが浅くなることによつても
摩擦材5の固着力が損なわれるという欠点があ
る。
果、該凹陥部3の深さが浅くなることによつても
摩擦材5の固着力が損なわれるという欠点があ
る。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、かしめ部をかしめた時に、該かしめ部
が凹陥部内に逃げるのを防止し、充分なかしめ痕
を得ることができ、摩耗警報片を確実に固着でき
ると共に、摩擦材の固着力を高めるようにしたブ
レーキ用摩擦パツドの製造方法を提供することを
目的とする。
たもので、かしめ部をかしめた時に、該かしめ部
が凹陥部内に逃げるのを防止し、充分なかしめ痕
を得ることができ、摩耗警報片を確実に固着でき
ると共に、摩擦材の固着力を高めるようにしたブ
レーキ用摩擦パツドの製造方法を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、本発明が採用す
る手段は、裏金の一側面に凹陥部を打刻形成する
ことにより該裏金の他側面にかしめ部を突出成形
するかしめ部成形工程と、前記裏金の一側に摩擦
材を固着する摩擦材固着工程と、前記かしめ部に
摩耗警報片の基部を嵌合した後、該かしめ部をか
しめるかしめ工程とからなるブレーキ用摩擦パツ
ドの製造方法であつて、前記かしめ部成形工程で
打刻形成される凹陥部は、内周面が同一径に形成
されたストレート面部と、該ストレート面部と底
面部との間に位置して傾斜面又は曲面に形成され
たテーパ面部とからなり、前記かしめ部の直径を
d1、ストレート面部の内径をd2、底面部先端の直
径をd3としたとき、 d2>d1>d3 の関係をもつて形成したことにある。
る手段は、裏金の一側面に凹陥部を打刻形成する
ことにより該裏金の他側面にかしめ部を突出成形
するかしめ部成形工程と、前記裏金の一側に摩擦
材を固着する摩擦材固着工程と、前記かしめ部に
摩耗警報片の基部を嵌合した後、該かしめ部をか
しめるかしめ工程とからなるブレーキ用摩擦パツ
ドの製造方法であつて、前記かしめ部成形工程で
打刻形成される凹陥部は、内周面が同一径に形成
されたストレート面部と、該ストレート面部と底
面部との間に位置して傾斜面又は曲面に形成され
たテーパ面部とからなり、前記かしめ部の直径を
d1、ストレート面部の内径をd2、底面部先端の直
径をd3としたとき、 d2>d1>d3 の関係をもつて形成したことにある。
(作 用)
このように製造することにより、かしめ工程で
かしめ部に作用するかしめ力は、凹陥部の底面部
に集中せず、テーパ面部に沿つてストレート面部
側に分散し、従来技術のように底面部側に膨出部
が発生しないから、摩耗警報片の固着力を高め、
またストレート面部の形成によつて、凹陥部内の
摩擦材は該ストレート面部に作用する締付力で強
固に結合される。
かしめ部に作用するかしめ力は、凹陥部の底面部
に集中せず、テーパ面部に沿つてストレート面部
側に分散し、従来技術のように底面部側に膨出部
が発生しないから、摩耗警報片の固着力を高め、
またストレート面部の形成によつて、凹陥部内の
摩擦材は該ストレート面部に作用する締付力で強
固に結合される。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図
に基づき詳述する。なお、前述した従来技術と同
一の構成要素には同一符号を付しその説明を省略
する。
に基づき詳述する。なお、前述した従来技術と同
一の構成要素には同一符号を付しその説明を省略
する。
図において、21は実施例方法により製造した
摩擦パツド、22は該摩擦パツドを構成する裏金
で、該裏金22の一側面22Aは後述のポンチ2
6を打込んで凹陥部23が形成されると共に、他
側面22Bにはかしめ部24が突出形成されてい
る。そして、該裏金22の一側面22Aには従来
技術と同様に焼結金属、アスベスト等を基板とし
た樹脂材等からなる摩擦材25が加圧形成されて
いる。
摩擦パツド、22は該摩擦パツドを構成する裏金
で、該裏金22の一側面22Aは後述のポンチ2
6を打込んで凹陥部23が形成されると共に、他
側面22Bにはかしめ部24が突出形成されてい
る。そして、該裏金22の一側面22Aには従来
技術と同様に焼結金属、アスベスト等を基板とし
た樹脂材等からなる摩擦材25が加圧形成されて
いる。
次に、上述の構成からなる摩擦パツド21の製
造方法について述べる。前述した裏金22にかし
め部24を突出形成するには、ダイ7に裏金22
の他側面22Bを当接させ、一側面22Aから前
記ダイ穴8に向けてポンチ26を打込む。而し
て、該ポンチ26の先端部26A直径d2はダイ穴
8の穴径d1よりも大径で、しかも該先端部26A
には先端面26Bの直径d3がダイ穴8の穴径d1よ
りも小径になるように所謂C面取り26Cがされ
ている。この結果、該ポンチを用いてかしめ部2
4を打刻形成したとき、裏金22の一側面22A
には、かしめ部24直径d1よりも大径な内径d2を
もつた内周面からなるストレート面部23Aと、
前記かしめ部24直径d1よりも小径な直径d3をも
つた底面部23Bと、該底面部23Bとストレー
ト面部23Aとの間に形成された傾斜面からなる
テーパ面部23とを備えた凹陥部23が形成され
る。一方、裏金22の他側面22Aに突出形成さ
れるかしめ部24の直径d1は従来技術によるもの
と同一である。従つて、本実施例のかしめ部成形
工程では、かしめ部24の直径d1、ストレート面
部23Aの内径d2、底面部23Bの直径d3は、 d2>d1>d3 ……(1) なる関係に成形される。
造方法について述べる。前述した裏金22にかし
め部24を突出形成するには、ダイ7に裏金22
の他側面22Bを当接させ、一側面22Aから前
記ダイ穴8に向けてポンチ26を打込む。而し
て、該ポンチ26の先端部26A直径d2はダイ穴
8の穴径d1よりも大径で、しかも該先端部26A
には先端面26Bの直径d3がダイ穴8の穴径d1よ
りも小径になるように所謂C面取り26Cがされ
ている。この結果、該ポンチを用いてかしめ部2
4を打刻形成したとき、裏金22の一側面22A
には、かしめ部24直径d1よりも大径な内径d2を
もつた内周面からなるストレート面部23Aと、
前記かしめ部24直径d1よりも小径な直径d3をも
つた底面部23Bと、該底面部23Bとストレー
ト面部23Aとの間に形成された傾斜面からなる
テーパ面部23とを備えた凹陥部23が形成され
る。一方、裏金22の他側面22Aに突出形成さ
れるかしめ部24の直径d1は従来技術によるもの
と同一である。従つて、本実施例のかしめ部成形
工程では、かしめ部24の直径d1、ストレート面
部23Aの内径d2、底面部23Bの直径d3は、 d2>d1>d3 ……(1) なる関係に成形される。
次に、上述の如く凹陥部23とかしめ部24と
が形成された裏金22の一側面22Aには、摩擦
材25が加圧成形され、該摩耗材25の樹脂材は
凹陥部23内にも充填された状態になつている。
が形成された裏金22の一側面22Aには、摩擦
材25が加圧成形され、該摩耗材25の樹脂材は
凹陥部23内にも充填された状態になつている。
しかる後、裏金22には摩耗警報片6が固着さ
れる。該摩耗警報片6はかしめ部嵌合孔6Cをか
しめ部24に嵌合して裏金22の他側面22Bか
ら側面に沿つて一側面22Aに配設されており、
該かしめ部24を工具11によつて矢印A方向か
ら強打し、かしめ痕24Aを形成することにより
摩耗警報片6は裏金22に固着される。
れる。該摩耗警報片6はかしめ部嵌合孔6Cをか
しめ部24に嵌合して裏金22の他側面22Bか
ら側面に沿つて一側面22Aに配設されており、
該かしめ部24を工具11によつて矢印A方向か
ら強打し、かしめ痕24Aを形成することにより
摩耗警報片6は裏金22に固着される。
而して、本実施例によれば、裏金22に設けた
凹陥部23の底面部23B直径d3は、ポンチ26
を用いてかしめ部24の直径d1よりも小径に形成
すると共に、該底面部23Bとストレート面部2
3Aとの間はテーパ面部23Cに形成したから、
かしめ部24の上端から加えられたかしめ力Fは
第2図に示すように底面部23Bに集中せず、テ
ーパ面部23Cに沿つてストレート面部23A方
向に分散される。この結果、従来技術と異なり、
底面部23Bが凹陥部23内に膨出してかしめ部
24が凹陥部23側に逃げてしまうのを確実に防
止でき、充分なかしめ痕24Aを得て摩耗警報片
6を強固に固着することができる。
凹陥部23の底面部23B直径d3は、ポンチ26
を用いてかしめ部24の直径d1よりも小径に形成
すると共に、該底面部23Bとストレート面部2
3Aとの間はテーパ面部23Cに形成したから、
かしめ部24の上端から加えられたかしめ力Fは
第2図に示すように底面部23Bに集中せず、テ
ーパ面部23Cに沿つてストレート面部23A方
向に分散される。この結果、従来技術と異なり、
底面部23Bが凹陥部23内に膨出してかしめ部
24が凹陥部23側に逃げてしまうのを確実に防
止でき、充分なかしめ痕24Aを得て摩耗警報片
6を強固に固着することができる。
また、本実施例によれば、かしめ力Fが凹陥部
23の底面部23Bに集中するのを防止できるか
ら、摩擦材25を裏金22から剥離させる方向の
力を減少でき、裏金22に対する摩擦材25の固
着力が損なわれることがない。これと共に、凹陥
部23内に従来技術として述べた膨出部4Bが形
成されて該凹陥部23が浅くなることがないか
ら、裏金22と摩擦材25との固着力はより強固
なものにすることができる。
23の底面部23Bに集中するのを防止できるか
ら、摩擦材25を裏金22から剥離させる方向の
力を減少でき、裏金22に対する摩擦材25の固
着力が損なわれることがない。これと共に、凹陥
部23内に従来技術として述べた膨出部4Bが形
成されて該凹陥部23が浅くなることがないか
ら、裏金22と摩擦材25との固着力はより強固
なものにすることができる。
さらに、本実施例では、凹陥部23にストレー
ト面部23Aが形成され、その奥部がテーパ面部
23Cとなつているから、かしめ力Fを与えた場
合に、摩擦材25を剥離させようとする力は底面
部23Bに作用するのみで、ストレート面部23
Aでは逆に摩擦材25の凹陥部23内部分を締付
けようとする力として作用する。この結果、かし
め力Fはストレート面部23A内に逃げようとす
る力、即ち摩擦材25の凹陥部23内部分を締付
ける締付力として作用し、該摩擦材25を一層強
固に固着することができる。
ト面部23Aが形成され、その奥部がテーパ面部
23Cとなつているから、かしめ力Fを与えた場
合に、摩擦材25を剥離させようとする力は底面
部23Bに作用するのみで、ストレート面部23
Aでは逆に摩擦材25の凹陥部23内部分を締付
けようとする力として作用する。この結果、かし
め力Fはストレート面部23A内に逃げようとす
る力、即ち摩擦材25の凹陥部23内部分を締付
ける締付力として作用し、該摩擦材25を一層強
固に固着することができる。
なお、本実施例において、ポンチ26の先端部
26AにはC面取り26Cを形成するものとして
述べたが、所謂R面取りを形成してもよく、この
場合にはテーパ面部23Cは曲面となる。
26AにはC面取り26Cを形成するものとして
述べたが、所謂R面取りを形成してもよく、この
場合にはテーパ面部23Cは曲面となる。
(発明の効果)
本発明に係るブレーキ用摩擦パツドの製造方法
は以上詳細に述べた如くであつて、かしめ部成形
工程で裏金に打刻形成される凹陥部は、ストレー
ト面部と底面部側のテーパ面部とによつて形成さ
れるから、下記各項の効果を奏する。
は以上詳細に述べた如くであつて、かしめ部成形
工程で裏金に打刻形成される凹陥部は、ストレー
ト面部と底面部側のテーパ面部とによつて形成さ
れるから、下記各項の効果を奏する。
かしめ工程でかしめ部に与えられたかしめ力
は、底面部に集中せずにテーパー面部からスト
レート面部に分散されるから、底面部が凹陥部
内に膨出して逃げてしまうのを防止でき、摩耗
警報片を強固に固着することができる。
は、底面部に集中せずにテーパー面部からスト
レート面部に分散されるから、底面部が凹陥部
内に膨出して逃げてしまうのを防止でき、摩耗
警報片を強固に固着することができる。
前記項に関連して、かしめ力が底面部に集
中することはないから、摩擦材を裏金から剥離
させる方向の力を減少できると共に、凹陥部内
に膨出部分が発生して該凹陥部が浅くなるのを
防止でき、裏金と摩耗材の固着力を強固なるも
のとすることができる。
中することはないから、摩擦材を裏金から剥離
させる方向の力を減少できると共に、凹陥部内
に膨出部分が発生して該凹陥部が浅くなるのを
防止でき、裏金と摩耗材の固着力を強固なるも
のとすることができる。
かしめ工程でかしめ部に与えられたかしめ力
は、テーパ面部からストレート面部に分散し、
該ストレート面部では摩擦材を締付けるような
力として作用することになり、前記項と相ま
つて、摩擦材を一層強固に固着することが可能
となる。
は、テーパ面部からストレート面部に分散し、
該ストレート面部では摩擦材を締付けるような
力として作用することになり、前記項と相ま
つて、摩擦材を一層強固に固着することが可能
となる。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示
し、第1図は裏金にかしめ部を成形する工程を示
す説明図、第2図はかしめ部をかしめる状態を示
す説明図、第3図は組付け状態を示す摩擦パツド
の部分縦断面図、第4図ないし第6図は従来技術
を示し、第4図は裏金にかしめ部を成形する工程
を示す説明図、第5図はかしめ部をかしめる状態
を示す説明図、第6図は組付け状態を示す摩擦パ
ツドの部分縦断面図である。 6……摩耗警報片、22……裏金、23……凹
陥部、23A……ストレート面部、23B……底
面部、23C……テーパ面部、24……かしめ
部、25……摩擦材。
し、第1図は裏金にかしめ部を成形する工程を示
す説明図、第2図はかしめ部をかしめる状態を示
す説明図、第3図は組付け状態を示す摩擦パツド
の部分縦断面図、第4図ないし第6図は従来技術
を示し、第4図は裏金にかしめ部を成形する工程
を示す説明図、第5図はかしめ部をかしめる状態
を示す説明図、第6図は組付け状態を示す摩擦パ
ツドの部分縦断面図である。 6……摩耗警報片、22……裏金、23……凹
陥部、23A……ストレート面部、23B……底
面部、23C……テーパ面部、24……かしめ
部、25……摩擦材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 裏金の一側面に凹陥部を打刻形成することに
より該裏金の他側面にかしめ部を突出成形するか
しめ部成形工程と、前記裏金の一側に摩擦材を固
着する摩擦材固着工程と、前記かしめ部に摩耗警
報片の基部を嵌合した後、該かしめ部をかしめる
かしめ工程とからなるブレーキ用摩擦パツドの製
造方法であつて、前記かしめ部成形工程で打刻形
成される凹陥部は、内周面が同一径に形成された
ストレート面部と、該ストレート面部と底面部と
の間に位置して傾斜面又は曲面に形成されたテー
パ面部とからなり、前記かしめ部の直径をd1、ス
トレート面部の内径をd2、底面部先端の直径をd3
としたとき、 d2>d1>d3 の関係をもつて形成してなるブレーキ用摩擦パツ
ドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10798585A JPS61266838A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10798585A JPS61266838A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61266838A JPS61266838A (ja) | 1986-11-26 |
| JPH0223736B2 true JPH0223736B2 (ja) | 1990-05-25 |
Family
ID=14473056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10798585A Granted JPS61266838A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61266838A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0547304Y2 (ja) * | 1989-03-20 | 1993-12-13 | ||
| JPH0736191Y2 (ja) * | 1989-12-20 | 1995-08-16 | トキコ株式会社 | ディスクブレーキ用パッド |
| DE4126196A1 (de) * | 1991-08-08 | 1993-02-11 | Teves Gmbh Alfred | Schwimmrahmen-teilbelagscheibenbremse fuer hochleistungsfahrzeuge |
| DE4136107A1 (de) | 1991-11-02 | 1993-05-06 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt, De | Bremsklotz mit verdrehgesicherter haltefeder |
| US5285873A (en) * | 1992-02-19 | 1994-02-15 | Ray Arbesman | Disk brake friction assembly |
| JP3722450B2 (ja) * | 1996-03-25 | 2005-11-30 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ用摩擦パッド |
| CN115722588B (zh) * | 2021-08-26 | 2026-03-03 | 鸿准精密模具(昆山)有限公司 | 冲压成型模具及产品成型方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57121438U (ja) * | 1981-01-22 | 1982-07-28 |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP10798585A patent/JPS61266838A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61266838A (ja) | 1986-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |