JPH0224940B2 - - Google Patents
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- JPH0224940B2 JPH0224940B2 JP59248342A JP24834284A JPH0224940B2 JP H0224940 B2 JPH0224940 B2 JP H0224940B2 JP 59248342 A JP59248342 A JP 59248342A JP 24834284 A JP24834284 A JP 24834284A JP H0224940 B2 JPH0224940 B2 JP H0224940B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- twist
- yarn
- indicates
- yarns
- grain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、細かくシヤープなシボを有し、シボ
斑が少なくドレープ性にすぐれあたたかみがあ
り、しかもシルキーな光沢がある結束紡績糸使い
のシボ織物に関する。 (従来の技術) 従来、シボ織物にはマルチフイラメント糸に強
撚を付与したものが用いられている。しかしなが
ら、このマルチフイラメント糸に強撚を付与した
ものを用いたシボ織物は、シヤープな細かいシボ
を呈し、シボ斑も少ないものの、あたたかみのあ
る風合に欠けるという致命的な欠点を有してい
た。そこで、リング紡績糸に強撚を付与してシボ
織物を製造しようとする試みも行なわれてきた。
しかしながら、この試みによつても得られるシボ
織物は、あたたかみのある風合を有するものの、
もともと糸に実撚がかかつているために糸が柔軟
性に欠け、またフイラメント糸なみの強撚を付与
しにくいために、細かくシヤープなシボに欠ける
という欠点を有していた。 また、リング紡績糸を双糸にして強撚を付与し
てシボ織物を製造する方法も試みられているが、
実際上強撚はかけにくく、また、均斉な撚がかけ
にくいためシボ斑が発生しやすく、さらに細かく
シヤープなシボを有するシボ織物は得られていな
い。 さらに、近年流体仮撚ノズルを利用していわゆ
る結束紡績糸を製造する方法が種々研究されてき
ているが、これらの方法によつて製造される結束
紡績糸を用いてシボ織物を製造する方法が提案さ
れている(特開昭52−88662号公報)。しかしなが
ら、この方法によつて得られる結束紡績糸を用い
た織物は、あたたかみのある風合を有し、シボ斑
が少ないものの、シヤープな細かいシボに欠ける
ものであつた。また、このシボ織物は、ドレープ
性に欠けるものであつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、かかる従来のシボ織物の欠点を解消
し、あたたかみのある風合を有し、しかもシヤー
プで細かいシボを有しシボ斑が少なくドレープ性
にすぐれたシボ織物を提供することを目的とす
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成するために次の構
成をとるものである。すなわち、本発明は、実質
的にステープル繊維からなる芯の繊維束と該芯の
繊維束の周囲に巻き付けられた結束繊維とからな
る結束紡績糸の複数本が引揃えられて、該結束繊
維の巻付方向と同方向に撚係数8.0〜16.0でS撚、
Z撚を加えられたS強撚糸、Z強撚糸が緯糸とし
てS、Z交互に1本以上配置せしめられ、フイラ
メント糸が経糸として配置せしめられてなること
を特徴とするシボ織物である。以下に本発明を詳
細に説明する。 まず、本発明のシボ織物の緯糸に用いられるも
のは、複数本の結束紡績糸が引揃えられて撚係数
8.0〜16.0でS撚、Z撚を加えられたS強撚糸、
Z強撚糸である。ここで、前記の結束紡績糸は、
実質的にステープル繊維からなる芯の繊維束と該
芯の繊維束の周囲に巻きつけられた結束繊維とか
らなるものをいう。結束紡績糸が用いられるの
は、あたたかみのある風合を出すためであり、ま
た、糸状の均斉さを利用してシボ斑を少なくし、
細かいシボを出すためである。かかる結束紡績糸
を構成する繊維は実質的にステープル繊維からな
る。実質的にステープル繊維を用いるのは、紡績
糸らしくしてあたたかみを出すためである。そし
て、ステープル繊維は、等長又は不等長のいずれ
であつても良い。該ステープル繊維の平均繊維長
は、好ましくは25〜100mm、さらに好ましくは30
〜80mmである。けだし、100mmを超えるとフイラ
メントに近づいてあたたかみに欠けるようにな
り、他方25mm未満になると糸状の均斉が低下して
シボ斑発生につながるからである。また、ステー
プル繊維の繊度(デニール)も糸の柔軟性に大き
く影響し、ひいては解撚力の均一に大きく影響す
るものである。したがつて、前記繊度(デニー
ル)は、好ましくは0.1〜2.0デニール、さらに好
ましくは0.3〜1.0デニールの範囲とする。2.0デニ
ールを超えると糸の柔軟性が低下し、シヤープな
シボが出にくくなり、また、0.1デニール未満に
なると解撚力が不均一となつて細かなシボが出に
くくなる。また、前記結束紡績糸の太さは、好ま
しくは英式綿番手で16〜200′S、さらに好ましく
は30〜80′Sである。200′Sを超えると、細かいシ
ボが得られるものの、構成本数が少なくなり解撚
力が低下しシヤープなシボが出にくくなり、他方
16′S未満になると撚がかかりにくくなつて細かな
シボを出しにくくなる。そして、前記結束紡績糸
を構成するステープル繊維の素材は、合成繊維が
好ましく、さらにポリエステル繊維が特に好まし
い。また、かかる結束紡績糸の複数本が引揃えら
れて所定の撚係数で強撚されていなければならな
い。結束紡績糸を複数本用いるのは、細かいシボ
を出すとともにドレープ性にすぐれたものとする
ためである。この観点から複数本のうちでも2〜
4本が好ましく、さらに2〜3本が特に好まし
い。そして、該結束紡績糸の複数本に加えられる
撚係数は8.0〜16.0の範囲でなければならない。
ここにいう撚係数Kは、撚数(t/in)をT、英
式綿番手をNe、引揃え本数をnとして、
斑が少なくドレープ性にすぐれあたたかみがあ
り、しかもシルキーな光沢がある結束紡績糸使い
のシボ織物に関する。 (従来の技術) 従来、シボ織物にはマルチフイラメント糸に強
撚を付与したものが用いられている。しかしなが
ら、このマルチフイラメント糸に強撚を付与した
ものを用いたシボ織物は、シヤープな細かいシボ
を呈し、シボ斑も少ないものの、あたたかみのあ
る風合に欠けるという致命的な欠点を有してい
た。そこで、リング紡績糸に強撚を付与してシボ
織物を製造しようとする試みも行なわれてきた。
しかしながら、この試みによつても得られるシボ
織物は、あたたかみのある風合を有するものの、
もともと糸に実撚がかかつているために糸が柔軟
性に欠け、またフイラメント糸なみの強撚を付与
しにくいために、細かくシヤープなシボに欠ける
という欠点を有していた。 また、リング紡績糸を双糸にして強撚を付与し
てシボ織物を製造する方法も試みられているが、
実際上強撚はかけにくく、また、均斉な撚がかけ
にくいためシボ斑が発生しやすく、さらに細かく
シヤープなシボを有するシボ織物は得られていな
い。 さらに、近年流体仮撚ノズルを利用していわゆ
る結束紡績糸を製造する方法が種々研究されてき
ているが、これらの方法によつて製造される結束
紡績糸を用いてシボ織物を製造する方法が提案さ
れている(特開昭52−88662号公報)。しかしなが
ら、この方法によつて得られる結束紡績糸を用い
た織物は、あたたかみのある風合を有し、シボ斑
が少ないものの、シヤープな細かいシボに欠ける
ものであつた。また、このシボ織物は、ドレープ
性に欠けるものであつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、かかる従来のシボ織物の欠点を解消
し、あたたかみのある風合を有し、しかもシヤー
プで細かいシボを有しシボ斑が少なくドレープ性
にすぐれたシボ織物を提供することを目的とす
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成するために次の構
成をとるものである。すなわち、本発明は、実質
的にステープル繊維からなる芯の繊維束と該芯の
繊維束の周囲に巻き付けられた結束繊維とからな
る結束紡績糸の複数本が引揃えられて、該結束繊
維の巻付方向と同方向に撚係数8.0〜16.0でS撚、
Z撚を加えられたS強撚糸、Z強撚糸が緯糸とし
てS、Z交互に1本以上配置せしめられ、フイラ
メント糸が経糸として配置せしめられてなること
を特徴とするシボ織物である。以下に本発明を詳
細に説明する。 まず、本発明のシボ織物の緯糸に用いられるも
のは、複数本の結束紡績糸が引揃えられて撚係数
8.0〜16.0でS撚、Z撚を加えられたS強撚糸、
Z強撚糸である。ここで、前記の結束紡績糸は、
実質的にステープル繊維からなる芯の繊維束と該
芯の繊維束の周囲に巻きつけられた結束繊維とか
らなるものをいう。結束紡績糸が用いられるの
は、あたたかみのある風合を出すためであり、ま
た、糸状の均斉さを利用してシボ斑を少なくし、
細かいシボを出すためである。かかる結束紡績糸
を構成する繊維は実質的にステープル繊維からな
る。実質的にステープル繊維を用いるのは、紡績
糸らしくしてあたたかみを出すためである。そし
て、ステープル繊維は、等長又は不等長のいずれ
であつても良い。該ステープル繊維の平均繊維長
は、好ましくは25〜100mm、さらに好ましくは30
〜80mmである。けだし、100mmを超えるとフイラ
メントに近づいてあたたかみに欠けるようにな
り、他方25mm未満になると糸状の均斉が低下して
シボ斑発生につながるからである。また、ステー
プル繊維の繊度(デニール)も糸の柔軟性に大き
く影響し、ひいては解撚力の均一に大きく影響す
るものである。したがつて、前記繊度(デニー
ル)は、好ましくは0.1〜2.0デニール、さらに好
ましくは0.3〜1.0デニールの範囲とする。2.0デニ
ールを超えると糸の柔軟性が低下し、シヤープな
シボが出にくくなり、また、0.1デニール未満に
なると解撚力が不均一となつて細かなシボが出に
くくなる。また、前記結束紡績糸の太さは、好ま
しくは英式綿番手で16〜200′S、さらに好ましく
は30〜80′Sである。200′Sを超えると、細かいシ
ボが得られるものの、構成本数が少なくなり解撚
力が低下しシヤープなシボが出にくくなり、他方
16′S未満になると撚がかかりにくくなつて細かな
シボを出しにくくなる。そして、前記結束紡績糸
を構成するステープル繊維の素材は、合成繊維が
好ましく、さらにポリエステル繊維が特に好まし
い。また、かかる結束紡績糸の複数本が引揃えら
れて所定の撚係数で強撚されていなければならな
い。結束紡績糸を複数本用いるのは、細かいシボ
を出すとともにドレープ性にすぐれたものとする
ためである。この観点から複数本のうちでも2〜
4本が好ましく、さらに2〜3本が特に好まし
い。そして、該結束紡績糸の複数本に加えられる
撚係数は8.0〜16.0の範囲でなければならない。
ここにいう撚係数Kは、撚数(t/in)をT、英
式綿番手をNe、引揃え本数をnとして、
【式】であらわされるものである。撚
係数が8.0未満になると解撚力が乏しくなつてシ
ボ斑が発生し、また、シヤープなシボが出にくく
なり、また、撚係数が16.0を超えると撚が不安定
となり、またセツトがききにくくなつてシボ斑が
発生し、さらにはあたたかみが失われてしまうの
で好ましくない。なお、加えられる上撚方向は、
S撚及びZ撚の双方である。上撚方向は、結束繊
維の巻き付方向と同方向のものがシボ斑の発生を
できるだけ少なくする上で好ましい。かかる結束
紡績糸の複数本に前記の所定の上撚の撚係数が加
えられたS強撚糸、Z強撚糸が緯糸としてS、Z
交互に1本以上好ましくは2〜4本配置せしめら
れるのである。 次に経糸に用いられるものは、フイラメント糸
である。ここに、フイラメント糸は、マルチフイ
ラメント糸、モノフイラメント糸の双方を意味す
るが、このうちでもマルチフイラメント糸の方が
シボ織物にシルキーな光沢を出す上で好ましい。
なお、マルチフイラメント糸は実質的に無撚であ
ることが好ましい。実質的に無撚とは、撚数が好
ましくは300t/m以下、さらに好ましくは250t/
m以下をいう。また、前記フイラメント糸の素材
としては、ポリエステル繊維が好ましい。 ここで、本発明のシボ織物の製造方法について
説明する。まず、等長カツトしたステープル繊維
の原綿を用いてスライバーを製造するか、または
トウもしくはマルチフイラメント糸をケン切して
不等長カツトのステープル繊維からなるスライバ
ーを製造する。ついで、前記スライバーを例え
ば、1個の流体仮撚ノズルを用いて旋回流体流の
作用によつて結束繊維が実質的に無撚の芯の繊維
束の周囲を巻きつくようにさせるか、または2個
の相反する方向の施回流体流の作用によつて叙上
の如く結束繊維が実質的に無撚の芯の繊維束の周
囲を巻きつくようにさせる。もちろん、本発明の
効果を阻害しない範囲で叙上のステープル繊維の
ほかに若干のフイラメントが含まれていても良い
が、好ましくはステープル繊維100%のものがよ
い。さらにこのようにして得た結束紡績糸の複数
本を引揃えて結束繊維の巻付方向と同方向に8.0
〜16.0でS撚、またはZ撚をかける。結束繊維の
巻付方向がZ方向であるものと、S方向であるも
のとを夫々製造し、巻付方向がZ方向の結束紡績
糸を複数本引揃えてZ方向の撚数を与えてZ強撚
糸を製造し、他方、巻付方向がS方向の結束紡績
糸を複数本引揃えてS方向の撚数を与えてS強撚
糸を製造し、これらのZ強撚糸、S強撚糸を1本
以上S、Z交互に緯糸として配置せしめ、フイラ
メント糸を経糸として配置せしめて織物を形成す
る。なお、前記の織物を形成する前に各強撚糸に
好ましくは80〜105℃、15〜40分の湿熱セツト、
さらに好ましくは85〜95℃、15〜40分の湿熱セツ
トを施す。その後、該織物を例えばロータリーワ
ツシヤーでシボ立てを行う。この際、5〜30%好
ましくは15〜25%の減量率でカセイソーダ溶液な
どにより減量をシボ立て後に続けて行なつてもよ
い。さらに染色、仕上加工を行なつてシボ織物を
製造する。 (実施例) 実施例 1 経糸にポリエステルマルチフイラメント糸(50
デニール/36フイラメント、S250t/m)を緯糸
に0.7デニール38mmの等長カツトのポリエステル
繊維のステープル繊維からなる結束紡績糸60′S
(結束繊維の巻付方向:Z)を2本引揃えイタリ
ー撚糸機で種々の撚係数の撚数を与えて90℃×40
分でキヤーセツトしたものを用いて経密度205
本/in.、緯密度90本/in.でS、Z2本交互(緯糸)
の平組織の織物を製織し、ついでロータリーワツ
シヤーでシボ立てを行ない、カセイソーダで20℃
の減量率で減量を行ない染色、仕上加工して得た
シボ織物のシボなどを評価して第1表に示した。
ボ斑が発生し、また、シヤープなシボが出にくく
なり、また、撚係数が16.0を超えると撚が不安定
となり、またセツトがききにくくなつてシボ斑が
発生し、さらにはあたたかみが失われてしまうの
で好ましくない。なお、加えられる上撚方向は、
S撚及びZ撚の双方である。上撚方向は、結束繊
維の巻き付方向と同方向のものがシボ斑の発生を
できるだけ少なくする上で好ましい。かかる結束
紡績糸の複数本に前記の所定の上撚の撚係数が加
えられたS強撚糸、Z強撚糸が緯糸としてS、Z
交互に1本以上好ましくは2〜4本配置せしめら
れるのである。 次に経糸に用いられるものは、フイラメント糸
である。ここに、フイラメント糸は、マルチフイ
ラメント糸、モノフイラメント糸の双方を意味す
るが、このうちでもマルチフイラメント糸の方が
シボ織物にシルキーな光沢を出す上で好ましい。
なお、マルチフイラメント糸は実質的に無撚であ
ることが好ましい。実質的に無撚とは、撚数が好
ましくは300t/m以下、さらに好ましくは250t/
m以下をいう。また、前記フイラメント糸の素材
としては、ポリエステル繊維が好ましい。 ここで、本発明のシボ織物の製造方法について
説明する。まず、等長カツトしたステープル繊維
の原綿を用いてスライバーを製造するか、または
トウもしくはマルチフイラメント糸をケン切して
不等長カツトのステープル繊維からなるスライバ
ーを製造する。ついで、前記スライバーを例え
ば、1個の流体仮撚ノズルを用いて旋回流体流の
作用によつて結束繊維が実質的に無撚の芯の繊維
束の周囲を巻きつくようにさせるか、または2個
の相反する方向の施回流体流の作用によつて叙上
の如く結束繊維が実質的に無撚の芯の繊維束の周
囲を巻きつくようにさせる。もちろん、本発明の
効果を阻害しない範囲で叙上のステープル繊維の
ほかに若干のフイラメントが含まれていても良い
が、好ましくはステープル繊維100%のものがよ
い。さらにこのようにして得た結束紡績糸の複数
本を引揃えて結束繊維の巻付方向と同方向に8.0
〜16.0でS撚、またはZ撚をかける。結束繊維の
巻付方向がZ方向であるものと、S方向であるも
のとを夫々製造し、巻付方向がZ方向の結束紡績
糸を複数本引揃えてZ方向の撚数を与えてZ強撚
糸を製造し、他方、巻付方向がS方向の結束紡績
糸を複数本引揃えてS方向の撚数を与えてS強撚
糸を製造し、これらのZ強撚糸、S強撚糸を1本
以上S、Z交互に緯糸として配置せしめ、フイラ
メント糸を経糸として配置せしめて織物を形成す
る。なお、前記の織物を形成する前に各強撚糸に
好ましくは80〜105℃、15〜40分の湿熱セツト、
さらに好ましくは85〜95℃、15〜40分の湿熱セツ
トを施す。その後、該織物を例えばロータリーワ
ツシヤーでシボ立てを行う。この際、5〜30%好
ましくは15〜25%の減量率でカセイソーダ溶液な
どにより減量をシボ立て後に続けて行なつてもよ
い。さらに染色、仕上加工を行なつてシボ織物を
製造する。 (実施例) 実施例 1 経糸にポリエステルマルチフイラメント糸(50
デニール/36フイラメント、S250t/m)を緯糸
に0.7デニール38mmの等長カツトのポリエステル
繊維のステープル繊維からなる結束紡績糸60′S
(結束繊維の巻付方向:Z)を2本引揃えイタリ
ー撚糸機で種々の撚係数の撚数を与えて90℃×40
分でキヤーセツトしたものを用いて経密度205
本/in.、緯密度90本/in.でS、Z2本交互(緯糸)
の平組織の織物を製織し、ついでロータリーワツ
シヤーでシボ立てを行ない、カセイソーダで20℃
の減量率で減量を行ない染色、仕上加工して得た
シボ織物のシボなどを評価して第1表に示した。
【表】
なお、表中での撚係数はT=K√の式
よりTを撚数(t/in.)、Neを英式綿番手、n
を引揃本数として求めたKの値をいう。シボ質の
細かさは、◎が優、〇が良、△が丙をあらわし、
シヤープは、◎が優、〇が良、△が丙、〇〜△が
その中間、×が劣るを示す。また、シボ斑は、◎
が無し、〇が目立たず、△が若干あり、〇〜△が
その中間、×が目立つを示し、ドレープ性は、◎
が優、〇が良、△が劣ることを示し、総合は、◎
が優、〇が良、△が劣るを示す。No.1のものは、
上撚の撚数が低いため解撚力が不充分でシボ斑が
目立ち、シボのシヤープさも劣り、粗いシボが目
立ち、総合的にも不充分なシボ織物であつた。他
方、No.7のものは、逆に撚数が過度に多いために
撚が不安定となり、また撚セツトが不充分となつ
てシボ斑が目立つとともにシヤープなシボになら
ず、またあたたかみのないものとなつた。No.2〜
6のものは、本発明のものであり、目的とするシ
ボ織物が得られた。特にNo.4、No.5のものは、シ
ボ質、シボ斑、ドレープ性3点で特に申し分のな
いものであつた。 実施例 2 経糸にポリエステルマルチフイラメント糸(50
デニール/36フイラメント、S250t/m)を、緯
糸に実施例1で用いた結束紡績糸60′Sの2本を引
揃えてZ強撚糸(Z2600t/m)、S強撚糸
(S2800t/m)を製造し、90℃×40分でキヤーセ
ツトして得られたものを用い、経密度205本/
in.、緯密度90本/in.でS、Z2本交互で平織物を
製織し、ロータリーワツシヤーでシボ立てを行
い、シボの状態を観察して第2表に示した。 なお、比較のために同じポリエステル繊維を用
いた結束紡績糸(30′S)、リング紡績糸なども緯
糸にS、Z2本交互で用いてシボ状態を観察して
第2表に示した。
よりTを撚数(t/in.)、Neを英式綿番手、n
を引揃本数として求めたKの値をいう。シボ質の
細かさは、◎が優、〇が良、△が丙をあらわし、
シヤープは、◎が優、〇が良、△が丙、〇〜△が
その中間、×が劣るを示す。また、シボ斑は、◎
が無し、〇が目立たず、△が若干あり、〇〜△が
その中間、×が目立つを示し、ドレープ性は、◎
が優、〇が良、△が劣ることを示し、総合は、◎
が優、〇が良、△が劣るを示す。No.1のものは、
上撚の撚数が低いため解撚力が不充分でシボ斑が
目立ち、シボのシヤープさも劣り、粗いシボが目
立ち、総合的にも不充分なシボ織物であつた。他
方、No.7のものは、逆に撚数が過度に多いために
撚が不安定となり、また撚セツトが不充分となつ
てシボ斑が目立つとともにシヤープなシボになら
ず、またあたたかみのないものとなつた。No.2〜
6のものは、本発明のものであり、目的とするシ
ボ織物が得られた。特にNo.4、No.5のものは、シ
ボ質、シボ斑、ドレープ性3点で特に申し分のな
いものであつた。 実施例 2 経糸にポリエステルマルチフイラメント糸(50
デニール/36フイラメント、S250t/m)を、緯
糸に実施例1で用いた結束紡績糸60′Sの2本を引
揃えてZ強撚糸(Z2600t/m)、S強撚糸
(S2800t/m)を製造し、90℃×40分でキヤーセ
ツトして得られたものを用い、経密度205本/
in.、緯密度90本/in.でS、Z2本交互で平織物を
製織し、ロータリーワツシヤーでシボ立てを行
い、シボの状態を観察して第2表に示した。 なお、比較のために同じポリエステル繊維を用
いた結束紡績糸(30′S)、リング紡績糸なども緯
糸にS、Z2本交互で用いてシボ状態を観察して
第2表に示した。
【表】
【表】
表中で、シボ質の細かさについては、〇は非常
に細かい、△はやや細かい、〇〜△はその中間、
−はシボができない、ことを夫々示す。また、シ
ボ質のシヤープさについては、〇は鋭い、△はや
や鋭い、〇〜△はその中間、−はシボができない
ことを夫々示す。シボ斑については、◎は無い、
〇は目立たず、△はややあり、×は目立つ、−はシ
ボができないことを示す。あたたかみについて
は、◎は非常に有り、〇はあり、×はなしを示し、
シルキーな光沢については、◎は非常に有り、〇
は有り、△はやや有り、×は無しを示し、ドレー
プ性については、〇はあり、△はややあり、〇〜
△はその中間を、×はなしを示し、さらに総合に
ついては◎は非常にすぐれている、〇はすぐれて
いる、△はややすぐれている、〇〜△はその中間
を、×は劣つていることを示す。 さて表から、実験No.1のものは、シボは細か
く、シボ斑はないものの、シボのシヤープさはや
や欠けており、あたたかみが全く無かつた。実験
No.2のものは、シボ質が悪く、シボが目立つもの
であつた。実験No.3のものは、比較的良いシボ織
物であつたが、シボの細かさ、シボ斑について若
干物足りなかつた。実験No.4のものは、シボがは
つきりとできず、不満足なものであつた。実験No.
5のものは、結束紡績糸に追撚したものを緯糸に
用いたものであるが、シボ織物としてはまあまあ
の出来ばえであつた。実験No.6のものは全般的に
良好であるが、シボ斑が今一歩である。実験No.7
のものは本発明に係るもので、シボ織物としては
シボ斑も無く非常に出来ばえが良く、さらにシボ
織物を観察したところシルキー光沢にもすぐれて
いた。 (発明の効果) このような本発明によれば、シボ質がすぐれて
おり、シボ斑もなくシルキーな光沢もあつてドレ
ープ性にすぐれたシボ織物が製造され、このシボ
織物は結束紡績糸使いのものとは思えないほどす
ぐれたものであつた。
に細かい、△はやや細かい、〇〜△はその中間、
−はシボができない、ことを夫々示す。また、シ
ボ質のシヤープさについては、〇は鋭い、△はや
や鋭い、〇〜△はその中間、−はシボができない
ことを夫々示す。シボ斑については、◎は無い、
〇は目立たず、△はややあり、×は目立つ、−はシ
ボができないことを示す。あたたかみについて
は、◎は非常に有り、〇はあり、×はなしを示し、
シルキーな光沢については、◎は非常に有り、〇
は有り、△はやや有り、×は無しを示し、ドレー
プ性については、〇はあり、△はややあり、〇〜
△はその中間を、×はなしを示し、さらに総合に
ついては◎は非常にすぐれている、〇はすぐれて
いる、△はややすぐれている、〇〜△はその中間
を、×は劣つていることを示す。 さて表から、実験No.1のものは、シボは細か
く、シボ斑はないものの、シボのシヤープさはや
や欠けており、あたたかみが全く無かつた。実験
No.2のものは、シボ質が悪く、シボが目立つもの
であつた。実験No.3のものは、比較的良いシボ織
物であつたが、シボの細かさ、シボ斑について若
干物足りなかつた。実験No.4のものは、シボがは
つきりとできず、不満足なものであつた。実験No.
5のものは、結束紡績糸に追撚したものを緯糸に
用いたものであるが、シボ織物としてはまあまあ
の出来ばえであつた。実験No.6のものは全般的に
良好であるが、シボ斑が今一歩である。実験No.7
のものは本発明に係るもので、シボ織物としては
シボ斑も無く非常に出来ばえが良く、さらにシボ
織物を観察したところシルキー光沢にもすぐれて
いた。 (発明の効果) このような本発明によれば、シボ質がすぐれて
おり、シボ斑もなくシルキーな光沢もあつてドレ
ープ性にすぐれたシボ織物が製造され、このシボ
織物は結束紡績糸使いのものとは思えないほどす
ぐれたものであつた。
Claims (1)
- 1 実質的にステープル繊維からなる芯の繊維束
と該芯の繊維束の周囲に巻きつけられた結束繊維
とからなる結束紡績糸の複数本が引揃えられて前
記結束繊維の巻付方向と同方向に撚係数8.0〜
16.0でS撚、Z撚を加えられたS強撚糸、Z強撚
糸が緯糸としてS、Z交互に1本以上配置せしめ
られ、フイラメント糸が経糸として配置せしめら
れてなることを特徴とするシボ織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59248342A JPS61132653A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | シボ織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59248342A JPS61132653A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | シボ織物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132653A JPS61132653A (ja) | 1986-06-20 |
| JPH0224940B2 true JPH0224940B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=17176658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59248342A Granted JPS61132653A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | シボ織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61132653A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6461535A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-08 | Toyo Boseki | Georgette fabric |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512803A (en) * | 1978-07-03 | 1980-01-29 | Toray Industries | High tensile fabric made from bundled spun yarn |
| JPS5567033A (en) * | 1978-07-03 | 1980-05-20 | Toray Industries | High tenacity fabric by bundled spun yarn |
| JPS55132735A (en) * | 1979-04-02 | 1980-10-15 | Toyo Boseki | Production of hard twisted crepe fabric by spun yarn |
-
1984
- 1984-11-24 JP JP59248342A patent/JPS61132653A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61132653A (ja) | 1986-06-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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