JPH0226517Y2 - - Google Patents

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JPH0226517Y2
JPH0226517Y2 JP1983071460U JP7146083U JPH0226517Y2 JP H0226517 Y2 JPH0226517 Y2 JP H0226517Y2 JP 1983071460 U JP1983071460 U JP 1983071460U JP 7146083 U JP7146083 U JP 7146083U JP H0226517 Y2 JPH0226517 Y2 JP H0226517Y2
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JP
Japan
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wooden
tennis racket
adhesive
racket frame
material layer
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JPS59177460U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は木製テニスラケツト枠の機械的強度を
向上するために用いられる中心材の改良に関す
る。 木製品、例えば木製テニスラケツト枠は第1図
A,Bに示す構造になつている。この木製テニス
ラケツト枠10には機械的強度を補強するための
補強材としての中心材11が用いられている。こ
の中心材11は第1図Bに示すようにその両側の
木製枠12,12′にサンドイツチされて配設さ
れている。この木製枠12,12′は、夫々図示
のように3層の積層合板になつている。そして、
上記サンドイツチ積層体の表面および裏面には化
粧用のFRP板(繊維強化プラスチツク板)13
が粘着されている。 ところで、上記構造を有する木製テニスラケツ
ト枠10において、中心材11としてはカーボン
クロスエポキシ積層板が従来使用されて来た。こ
の従来の中心材11は、第1図A,Bのように木
製枠12,12′と接着積層するために接着性の
優れたエポキシ系接着剤を使用する必要があつ
た。 このために接着成型に際しては、エポキシ系接
着剤の特性に起因して、約130℃で30分間の加熱
加圧成型を行なう必要があり、温度が高いために
木製枠が変形するという問題があつた。また、こ
の接着成型のための時間が長いため、たとえ予め
木製枠12,12′を積層形成してあつたとして
も、上記接着成型に少なくとも40分を要し、作業
時間が長いという問題があつた。 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、エ
ポキシ系接着剤よりも低温で硬化する尿素樹脂接
着剤を用いて木製部材との接着成型を行なうこと
が可能で良好な補強効果を達成でき、もつて木製
品の変形を防止できると共に、接着成型の作業時
間短縮を図ることができる木製テニスラケツト枠
用中心材を提供するものである。 即ち、本考案は、木製枠にサンドイツチされて
配設され、木製テニスラケツト枠の機械的強度を
補強するための中心材において、カーボンクロス
または一方向に引き揃えられたカーボン繊維群か
らなる基材層と、該基材層の両面に積層された晒
しベークライト原紙とからなることを特徴とする
木製テニスラケツト枠用中心材である。 本考案において、一方向に引き揃えられたカー
ボン繊維群を基材層として用いる場合には、これ
らの繊維群が樹脂で結合されたカーボン繊維の樹
脂プリプレーグを用いる。 また、基材層と晒しベークライト原紙とは接着
剤を介して積層されるが、この場合、基材層およ
びベークライト原紙を接着剤樹脂のプリプレグと
して接着積層するのが望ましい。 以下、本考案に係る木製品用補強材を木製テニ
スラケツト枠用中心材に適用した例について第2
図を参照して詳細に説明する。 第2図は本考案の一実施例になる木製テニスラ
ケツト用中心材20を示す断面図である。同図に
おいて、21はカーボンクロスからなる基材層で
ある。該基材層21の表面および裏面には、夫々
ベークライト原紙22,22′がエポキシ系接着
剤により接着積層されている。そして、ベークラ
イト原紙2,2′の表面はサンデイングにより阻
面化されている。 上記実施例の中心材20によれば、ベークライ
ト原紙22,22′の被接着性が良好なため、こ
れを第1図A,Bに示すように木製枠12,1
2′でサンドイツチして接着積層する際、エポキ
シ系接着剤よりも低温かつ短時間で接着能力を発
揮する尿素樹脂系の接着剤を使用することができ
る。その結果、接着成型後における木製枠の変形
を防止でき、かつ製造時間を著しく短縮できる。
また、上記実施例の中心材20はベークライト原
紙22,22′の表面がサンデイングにより阻面
化されているため、被接着性が向上されている。 なお、テニスラケツト枠は平面方向の機械的強
度が要求され、厚さ方向の強度はそれ程要求され
ないから、上記実施例の基材層21としてカーボ
ンクロスの代りにカーボン繊維を一方向に引き揃
えたものを用いてもよい。 次に、上記実施例の中心材20の製造例および
この中心材20を用いた木製テニスラケツト枠の
製造例を説明する。 [中心材の製造] (i) 下記(a)の特性を有する晒しベークライト原紙
を用い、該ベークライト原紙に下記(b)のエポキ
シ樹脂組生物を70〜80g/m2に塗布することに
より、晒しベークライト原紙のエポキシプリプ
レグを製作した。 (a) 晒しベークライト原紙 厚さ:0.13tmm 密度:0.47 気密度:6〜7秒 (b) エポキシ樹脂組成物 エピコート1001 90 重量部 (シエル化学社製エポキシ樹脂) ヘキサヒドロフタル酸無水物 30 重量部 (硬化剤) ベンジルメチルアミン 0.75 〃 (硬化剤) (ii) 厚さ0.27mmのトレカクロス(東洋レーヨン株
式会社製カーボンクロスの商品名)に前記(b)の
エポキシ樹脂組成物を200g/m2塗布し、トレ
カクロスのエポキシプリプレグを製作した。 (iii) (ii)で得たトレカクロスプリプレグの両面に、
(i)で得たベークライト原紙プリプレグを2枚づ
つ夫々配置し、プレスにより160℃〜180℃、10
〜30Kg/cm2で30分間加熱加圧して接着積層し
た。続いで、この積層体の両面をサンダーで研
磨して第2図の実施例になる中心材20を得
た。 [木製テニスラケツト枠の製造] (i) 上記のようにして得られた中心材20を第1
図A,Bの木製枠12,12′の幅に切断し、
このリボン状中心材に尿素樹脂系接着剤を塗布
した後、これを第1図A,Bに示すように木製
枠12,12′でサンドイツチした。また、第
1図と同様にFRP板13,13′をこのサンド
イツチ積層板上に配置した。ただし、この
FRP板13,13′は中心材20に用いた晒し
ベークライト原紙プリプレグを片面に接着積層
し、晒しベークライト原紙側に尿素樹脂接着剤
を塗布して用いた。 (ii) 次いで、上記のように組み立てた積層体を温
度100℃、圧力10Kg/cm2で10分間加熱加圧して
接差成型し、第1図と同様の木製テニスラケツ
ト枠を製造した。得られたテニスラケツト枠は
充分な接着強度および機械的強度を有してい
た。 上記のように、第2図の実施例になる中心材
0を用いれば、第1図A,Bの木製テニスラケツ
トを製造する際の接着成型を従来の130℃から30
℃も低い100℃で行なうことができ、また接着成
型に要する時間も従来の40分から10分と大幅に短
縮することができた。このため、製品の変形不良
は絶無となり、生産性も顕著に改善することがで
きた。 なお、基材層21として一方向に引き揃えられ
たカーボン繊維群を用いた中心材20は、上記製
造例におけるトレカクロスのエポキシプリプレグ
の代りに、市販されている厚さ0.25mmのトレカエ
ポキシプリプレグ一方向引き揃えを用いて同様に
製造でき、上記と同様の効果が得られる。 以上詳述したように、本考案によれば尿素樹脂
接着剤を用いて低温かつ短時間で木製部材との接
着成型を行なうことが可能で良好な補強効果を達
成でき、木製品の製造に際して該製品の変形不良
を防止し、かつ生産性の向上を図れる等顕著な効
果を有する木製テニスラケツト枠中心材を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは木製テニスラケツト枠の平面図、第
1図Bは同図AのB−B線に沿う断面図、第2図
は本考案に係る補強材を木製テニスラケツト枠用
中心材に適用した一実施例を示す断面図である。 10……木製テニスラケツト枠、12,12′
……木製枠、13,13′……表面化粧用FRP
板、20……中心材、21……基材層、22,2
2′……晒しベークライト原紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 木製枠にサンドイツチされて配設され、木製テ
    ニスラケツト枠の機械的強度を補強するための中
    心材において、カーボンクロスまたは一方向に引
    き揃えられたカーボン繊維群からなる基材層と、
    該基材層の両面に積層された晒しベークライト原
    紙とからなることを特徴とする木製テニスラケツ
    ト枠用中心材。
JP1983071460U 1983-05-13 1983-05-13 木製テニスラケット枠用中心材 Granted JPS59177460U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983071460U JPS59177460U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 木製テニスラケット枠用中心材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983071460U JPS59177460U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 木製テニスラケット枠用中心材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177460U JPS59177460U (ja) 1984-11-27
JPH0226517Y2 true JPH0226517Y2 (ja) 1990-07-19

Family

ID=30201607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983071460U Granted JPS59177460U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 木製テニスラケット枠用中心材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59177460U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240857U (ja) * 1975-09-17 1977-03-23
JPS6059855B2 (ja) * 1978-05-09 1985-12-27 ヤマハ株式会社 中芯を有するfrp外殻構造体の曲成法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59177460U (ja) 1984-11-27

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