JPH02266905A - モノマー注型法による摺動部品の製造方法 - Google Patents

モノマー注型法による摺動部品の製造方法

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JPH02266905A
JPH02266905A JP1088033A JP8803389A JPH02266905A JP H02266905 A JPH02266905 A JP H02266905A JP 1088033 A JP1088033 A JP 1088033A JP 8803389 A JP8803389 A JP 8803389A JP H02266905 A JPH02266905 A JP H02266905A
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resin
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伊勢川 洋
Takeshi Kito
鬼頭 竹志
Kimimasa Murayama
公正 村山
Masaharu Igawa
正治 井川
Takahiro Iwase
隆広 岩瀬
Tsutomu Sugiura
杉浦 努
Atsuyuki Tsuzuki
都築 淳之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、互いに嵌合し合う軸とその軸受、例えばジャ
ーナルとジャーナル軸受、スプライン軸とその軸受なと
よりなる摺動部品に関するものである。さらに詳しくは
、本発明は、モノマー注型法により樹脂ライニングを軸
または軸受の表面に形成する、摺動部品の製造方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
軸受と軸とのクリアランスに、低粘度のモノマーまたは
ルポリマーを注入して、重合硬化させ、軸受の表面に樹
脂をライニングする、いわゆる現金加工方法は、従来か
ら提案されている(特開昭第60−178013号およ
び特開昭第63−212518号)、これらの現金加工
方法においては、重合触媒を含むω−ラクタム溶融状物
と重合開始剤を含むω−ラクタムの溶融状物とを、同時
に金型に注入または射出し、金型内で反応させ、樹脂ラ
イニングを形成している。従来、上記重合開始剤として
は、特開昭第60−178013号には、ラクタムアニ
オンおよびアシルラクタムが開示されており、特開昭第
63−212518号には、式 〔式中、Aはハロゲン原子を表すか、または! (式中、YはC2〜C11アルキレンを表す)であり、
aは1.2または3の整数であり、bは2またはそれ以
上の整数であり、R1はアルキレン基、アルアルキル基
、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン基ま
たはアルアルキルオキシ基を表し、R3炭化水素基およ
びエーテル結合を有する炭化水素から選択される2価以
上の基を表し、Zは(1)最低分子盟約2,000を有
するポリエーテル、(2)最低分子盟約2,000を有
するポリエーテルセグメントを有するポリエステルセグ
メント、または(3)最低分子量t、oooを有する炭
化水素を表す、〕 で表される重合開始剤が開示されている。
一方、ラクタム重合開始剤としては、上記の他にも種々
のものが知られており、例えば、特開昭第63−867
28号には、式 〔式中、Qは、C2〜C8のアルキレン基を有するラク
タム残基であり、該ラクタムの窒素原子を介してカルボ
ニルに結合しており;Aは脂肪族または芳香族のヒドロ
カルビル基またはヒドロカルビルエーテル 1であり;輪が0のとき、nは0または1で、pは1で
あり、輪が1のとき、iは1〜3の範囲内で、p=nで
ある.〕; で示されるラクタム末端基を少なくとも2つと、第1級
または第2級アミ7基を少なくとも2つ含有するテレキ
ーリックポリアミンに由来する弾性体骨格とを含有する
ことを特徴とする、ラクタム重合開始剤が開示されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
モノマー注型法によって樹脂ライニングを施して得られ
た摺動部品は、軸と樹脂ライニングを形成した軸受のク
リアランスに、グリースを注入して使用される。
上記従来法によって得られた摺動部品は、汎用のグリー
スを注入し、高温(100℃以上)下で使用した場合、
ライニングしたポリアミド系樹脂が劣化するという欠点
があった.樹脂の劣化が進むと、ポリアミド系樹脂にク
ラックが発生し、ポリアミド系樹脂と軸受面からの樹脂
の剥離が生じ、前記摺動部品を適用している部位によっ
ては、振動音の増加または摺動時の摺動抵抗の増加にも
つながる。
本発明は、上記のような問題点を解決するためのもので
あり、その目的とするところは、ポリアミド系樹脂のラ
イニングにおいて、使用する重合触媒および重合開始剤
を選択することにより、高温雰囲気下およびグリースの
介在する条件下においても、ポリアミド系樹脂の劣化お
よび金属界面との接着強度の低下を防止することのでき
る、耐久性に優れた摺動部品の製造方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明の要旨とするところは、軸受と、該軸受
に嵌合し回転または往復運動自在に支持される軸とのク
リアランスに、次の(A>および(B)の組成を含む注
型材料を注入し重合硬化させることにより、該軸または
該軸受の表面に樹脂ライニングを形成することからなる
、摺動部品の製造方法: (A)アルカリ金属またはアルカリ土類金属化合物の重
合触媒を含むω−ラクタム液状物:(B)次式で表され
るラクタム末端基 および/または −Nu−S−Qp (式中、Qは、03〜C目のアルキレン基を有するラク
タム残基であり、該ラクタムの窒素原子を介してC,P
まなはSに結合しており、Aは脂肪族または芳香族のヒ
ドロカルビル基またはヒドロカルビルエーテル基であり
、鴎は0または1であり、−がOのとき、nはOまたは
1で、pは1であり、−が1のとき、nは1〜3の範囲
内で、p=nであり、RIはアルキル基、アルアルキル
基、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン基
またはアルアルキルオキシ基を表す、) を少なくとも2つ、および 第1級または第2級アミノ基を少なくとも2つ含有する
テレキーリックポリアミンに由来する弾性体骨格、 とを含有するラクタム重合開始剤を少なくとも1つ含む
ω−ラクタム液状物; を提供することにある。
本発明の対象とする摺動部品は、まず丸軸、角軸等の軸
を適当な軸受(ここでの軸受は、単独または分離のもの
の他、機器本体と一体になった軸受部を含む、)に嵌合
して、回転自在または軸方向に往復動自在に支持し、次
いで所要量のアルカリまたはアルカリ土類金属化合物の
重合触媒を含有するω−ラクタム溶液、すなわち注型材
料(A)、および重合開始剤を含有するω−ラクタム溶
液、すなわち注型材料(B)等を混合、撹拌した低粘度
溶液を、軸受と軸のクリアランスに注入するか、あるい
はまず軸受の内部空間にこれらの溶液を適量注ぎ、次い
で軸を軸受に嵌合することにより、クリアランスに溶液
を均一にゆきわたらせ、加熱により重合硬化して、樹脂
ライニングを軸または軸受の表面上に成形したものであ
る。すなわち、現に嵌合している軸と軸受のクリアラン
スに直接樹脂ライニングを形成する、現金加工による゛
ものである。この場合、重合後に樹脂ライニングを除去
することは困難であるので、予め軸受には、軸受の機能
(持たせたい部位(軸受面)を除いて、適当なシールを
施しておくのが好ましい、また、重合反応を均一かつ円
滑に進めるために、必要により、軸および軸受を溶液の
注入以前から予備加熱して、重合に適する温度に保持し
ておくのが好ましい、さらに、溶液等の注入の前に、軸
受の軸受面には適当なプライマーを、また軸には適当な
離型剤を塗布することにより、樹脂ライニングを軸受面
上に強固に固着させることもできる。軸上に樹脂ライニ
ングを施したい場合には、軸にプライマーを、軸受に離
型剤を施しておくこともできる。
以下、本発明の詳細な説明する。
(ω−ラクタム) 本発明で使用されるω−カプロラクタムとしては、γ−
ブチロラクタム、δ−バレロラクタム、ε−カプロラク
タム、ω−エナントラクタム、ω−カプリルラクタム、
ω−ウンデカノラクカム、ω−ラウリンラクタムなどが
あげられる。これらのω−ラクタムは、単独で使用して
もよく、また2種類以上を併用してもよい。
(重合触媒) 本発明で使用される注型材料(A)に含有されるアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属化合物の重合触媒は、公
知のω−ラクタムのアニオン重合において使用されてい
るものから選択することができる。その具体例としては
、アルカリ金属、アルカリ土類金属、これらの水素化物
、酸化物、水酸化物、炭酸塩、アルキル化合物、アリー
ル化金物、アルコキシド、グリニヤール化合物、さらに
は上記金属または金属化合物とω−ラクタムとの反応生
成物、例えばω−ラクタムのナトリウム塩、カリウム塩
、マグネシウムハライド塩などがあげられる。アルカリ
重合触媒の使用量は、全ω−ラクタムに対し、0.01
〜15、または20モル%もしくはそれ以上の範囲であ
る。
(重合開始剤) 本発明に係るラクタム重合開始剤は、次の式で−Nfl
−C−A−−fc−)−nQGl  、     −N
H−P−Qp器 および/または (式中、Qは、C5〜O8のアルキレン基を有するラク
タム残本であり、該ラクタムの窒素原子を介してC,P
またはSに結合しており、Aは脂肪族または芳香族の辷
ドロカルビル基またはヒドロカルビlレエーテル基であ
り、醜はOまたは1であり、−が0のとき、nは0また
は1で、pは1であり、−が1のとき、nは1〜3の範
囲内で、p=nであり、R1はアルキル基、アルアルキ
ル基、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン
基またはアルアルキルオキシ基を表す、) を少なくとも2つ、および 第1級または第2級アミノ基を少なくとも2つ含有する
テレキーリックポリアミンに由来する弾性体骨格、 とを含有する。
さらに具体的には、この開始剤は、式 (式中、Zはポリオキシアルキレンポリアミン、オキシ
アルキレンコポリマーポリアミン、ポリアルカジエンポ
リアミン、アルカジエンコポリマーポリアミン、ポリア
ルケンポリアミン、アルケンコポリマーポリアミンおよ
びこれらの組合わせよりなる群から選択される第1級ま
たは第2級アミノ基を少なくとも2つ含有するテレキー
リックポリアミンから誘導される多価の基であり、tは
少なくとも1であり、A、Q、−1n、R+およびpは
、前に規定したとおりである。) で示される。
この開始剤は、少なくとも2つのアシルラクタム基を有
するアシルラクタムモノマーと、テレキーリックポリア
ミンとの反応によって生成され得る。
本発明の方法によれば、ライニング樹脂として、ポリア
ミド・ポリエーテルブロック共重合体を得ることができ
るが、卓越した性質のブロック共重合体を生成させるた
めには、実質的なラクタム重合の前に、ポリアミンのア
ミノ基の少なくとも90モル%、さらに好ましくは95
モル%をラクタム末端基に転換させておくのがよい、こ
のようにするには、開始剤をあらかじめ生成させるか、
もしくはラクタム重合条件下に置く前に、その場で開始
剤を生成させればよい。
ラクタム重合開始剤の数平均分子量は、約500〜約1
5.Goo好ましくは約t、ooo〜約10,000の
ものが有利である。好ましいラクタム重合開始剤は、ポ
リエーテルポリアミンとポリ炭化水素ポリアミンから誘
導され、少なくとも約t 、ooo、好ましくは約2 
、Goo〜約6.Gooの分子量のものである。ここは
いう分子量はすべて、特に断らない限り、当該技術分舒
において公知の方法で測定された数平均分子量を意味す
る。
本発明に係る開始剤は、周囲温度で進行する次の工程を
順次行うことによって得ることができる。
a)多官能性酸ハライドの酸ハライド基を第3級アミン
で錯体化させる工程、 b) 11体化された酸ハライド基の全部ではない少な
くとも1つを、式 〈式中、YはC3〜C口のフルキレン基である。)で表
されるラクタムモノマーと反応させてハロゲンをラクタ
ム残基に置換し、ハロゲン化アンモニウム塩を生成させ
る工程、ぐ)残余の錯体化された酸ハライド基の少なく
とも90モル%を、多官能性第1級アミンと反応させて
アミド基を生成させる工程、および d)ハロゲン化アンモニウム塩を除去する工程、酸ハラ
イド基はアミノ基に対して化学量論量より僅かに過剰と
するのが有利である。この方法において、酸ハライド基
はポリアミンのアミノ基と反応してアミド結合と置換ハ
ロゲン化アンモニウム副生物を生成する。この反応の1
例は次のとおりである。すなわち (ラクタム重合開始剤) + (HXNRa)(式中、
Xは塩素または臭素、:NR,は第3級アミンであり:
 Z、Q、Aおよび箇は前に記載したとおりであり;そ
してに≧dxである。)ある種の多官能性酸ハライドは
、開始剤を生成させるには、工程b)におけるラクタム
モノマーとの反応の後に、1つより多い酸ハライド基を
含んでいてもよい、その場合、多官能性酸ハライドは、
カップリング反応1つあたり置換ハロゲン化アンモニウ
ム2分子を除去して、2つまたはそれ以上のテレキーリ
ックポリアミンをカップリングさせることができる。
この開始剤は、非妨害性溶剤、例えばシクロヘキサン、
トルエン、テトラヒドロフランまたはアセトンの存在下
で生成させるのが有利である。
この開始剤はまた使用する溶剤の性質にもよるが、高め
られた温度で、例えば30〜150℃で、生成させるこ
とができる。溶剤を用いた場合には、開始剤の生成後に
、用いた溶剤は蒸留により除去することができる。
テレキーリックポリアミンは、数平均分子数が約300
〜to、000のものが有利であり、好ましいのは少な
くとも約500、さらに好ましいのは少なくともt、o
ooのものである。そして、開始剤へのラクタムモノマ
ーの付加重合によって生成するポリラクタムセグメント
が、硬質で結晶性のセグメントを与えるのに対し、この
テレキーリックポリアミンは、ナイロンブロックコポリ
マーに、軟質で弾性体のセグメントの主鎖を与えるよう
に選択される。
軟質セグメントは、これがナイロンブロックコポリマー
に組込まれて、ガラス転移温度、T8を、約0℃以下好
ましくは、約−25℃以下にすることに寄与する。ガラ
ス転移温度は、窒素雰囲気下、走査速度10〜b 法によって簡便に測定できる。
このようなセグメントは、ポリオキシアルキレンポリア
ミン、オキシアルキレンコポリマーポリアミン、ポリア
ルカジエンポリアミン、アルカジエンコポリマーポリア
ミン、ポリアルケンポリアミン、アルケンコポリマーポ
リアミンおよびこれらの組合わせからなる群から選択さ
れるテレキーリックポリアミンから誘導されるのが有利
である。
本発明方法によって製造されるナイロンブロックコポリ
マー中の弾性体セグメントの量は、得ようとする性質に
依って変わるものであるが、コポリマーの10〜90重
量%の間で変えられる。
適当な重合体状炭化水素ポリアミンの例は、ポリブタジ
ェンジアミン、ポリブタジェンポリアミンおよびブタジ
ェン−アクリロニトリルコポリマーポリアミンである。
適当なポリエーテルポリアミンの例は、ポリ(オキシブ
チレン)ジアミン、ポリ(オキシエチレン)ジアミン、
ポリ(オキシプロピレン)ジアミン、ポリ(オキシプロ
ピレン)トリアミン、ポリ(オキシプロピレン)テトラ
ミン、およびこれらの組合わせ、例えば、少なくとも2
つのアミノ基で官能化された、ポリ(オキシプロピレン
)とポリ(オキシエチレン)とのブロックコポリマーで
ある。好ましいポリエーテルポリアミンは、少なくとも
約5.000の数平均分子量を有するポリ(オキシプロ
ピレン)トリアミンである。
テレキーリックポリアミンは、米国特許第3.155,
728号明細書および同第3,236,896号明細書
に記載の方法に従って、テレキーリックポリオールのヒ
ドロキシル基をアミノ基で置換することにより、テレキ
ーリックポリオールから生成させることができる。これ
らの化合物の生成方法によって、若干の残留ヒドロキシ
ル基が存在するものと見られている。別法として、ニト
リル含有ポリマーを、そのニトリル基の還元によってア
ミン−官能性化することができ、またフォルミル含有ポ
リマーを、そのフォルミル基の還元アミン化によってア
ミン−官能性化することができる。
ラクタム重合開始剤の製造に好適に使用し得る多官能性
酸ハライドは、次式で表される。
(式中、−はOまたは1であり、論が0のき、nは0ま
たは1でp=lであり、nが1のときnは1〜3の範囲
でpmnであり、またXは塩素または臭素である。Aは
脂肪族または芳香族のヒドロカルビル基またはしドロカ
ルビルエーテル基である。R3はアルキル基、アルアル
キル基、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、ハロゲ
ン基またはアルアルキルオキシ基を表す、)Aとして好
ましい基は、パラフェニレンまたはメタフェニレンおよ
び−+ CH* )−x (ここでXは3〜8の範囲内
である。)であり、さらに好ましいのは、パラフェニレ
ンまたはメタフェニレンおよびこれらの混合物であり、
これらは卓越した物理的性質をもつナイロンブロックコ
ポリマーをもたらす、その他の好ましいジ酸ハライドは
、−=0およびn=1の場合であるオキザリル基を含有
する。
錯体化された酸ハライドと反応させるのに適当なラクタ
ムは、C3〜C11のアルキレン基を有するもので、好
ましくは、その反応性と入手容易性に基づいて、C3ま
たはC1のアルキレン基を有するもの、すなわち、2−
ピロリジノンまたはε−カプロラクタムである。
多官能性酸ハライドを錯体化させるのに使用できる第3
級アミンの例は、トリアルキルアミン、ピリジンおよび
アルキル置換ピリジン、キノリン、そして、錯化剤とし
てのアミンの機能およびラクタム重合開始剤M成を実質
的に妨害しない、置換基を有するその他の置換アミンで
ある。アンモニウム塩および過剰の第3級アミンは開始
剤の生成後に除去するのが好ましい。
ラクタム重合開始剤は、アミノ基の数を基準にしたテレ
キーリックポリアミン1当量と、酸ハライド基の数を基
準にした酸ハライド1当量とを反応させて調製するのが
よい、しかしながら、硬質セグメントと軟質セグメント
を交互に含む主鎖を有する重合体状ラクタム重合開始剤
を望む場合には、多官能性酸ハライドは、2つまたはそ
れ以上のテレキーリックポリアミンと結合するように反
応させられる。この場合、酸ハライドに対するテレキー
リックポリアミンの当量比は、1:1より少な(選択さ
れる1例えば、テレキーリックポリアミンが三官能性で
あって、二官能性酸ハライドを加えて2つのポリアミン
をカップリングさせる場合、重合体状の四官能性開始剤
を得るのには、1:3の当量比を用いるのが有利である
。軟質セグメントについての上記記載は、前記テレキー
リックポリアミンについて、−a的に論じた分子量の規
定に従うのが好ましい。
ラクタム重合開始剤は、ラクタム重合触媒の存在下でラ
クタムモノマー、好ましくはε−カプロラクタムと反応
させられて、軟質セグメントと硬質セグメントとを有す
るナイロンブロックコボリマーを形成することができ、
その際、硬質セグメントは、式 %式% (式中、qは約4〜約300で、Yは前に規定したとお
りである。) で表され、また硬質セグメントと軟質セグメントとは、
式 (式中、A、Y、鴫、nおよびpは前に規定したとおり
である。) のアミド結合によって結合されている。
このブロックコポリマーは、硬質セグメントと軟質セグ
メントとの間に、実質的にはエステル結合を含んでおら
ず、そして、そのようなエステル結合を含むものよりも
、加水分解および熱に対する安定性が優れている。
得られるナイロンブロックコポリマーの重量平均分子量
は、広い範囲で変更することができるが、約ts、oo
o〜約100 、Gooの範囲内が有利である。分子量
は、−船釣に、ラクタムモノマーとラクタム重合開始剤
とのモル比に依存する。
開始剤の濃度またはラクタム重合開始剤から供給されて
、ラクタムモノマーの重合中に存在する活性化N−ラク
タム基の濃度は、全反応速度に影響を与える。活性化N
−ラクタム基の総量、すなわち、開始剤基の当量数は、
混合物中に存在する開始剤の官能性および/または濃度
によって変化し得る。一般に、開始剤の官能性または1
分子当りの活性化N−ラクタム基の数は、少なくとも2
であり、好ましくは約2〜約10で、そしてより好まし
くは約3〜約6である。一般に、使用されるラクタム重
合開始剤の量は、使用されるカプロラクタムモノマーの
全モル数の少なくとも、0.1モル%で、さらに好まし
くは0.25〜1.0モル%である。
ラクタム重合開始剤を用い、適当な触媒の存在下でε−
カプロラクタムモノマーと反応させてナイロン−6ブロ
ツクコポリマーを製造する場合、得られるブロックコポ
リマーは一般に、ラクタム重合開始剤に、一般式 %式%) の繰返し単位を有するポリアミド鎖が付加したものから
なる。一方、ナイロン−6ブロツクコポリマーは、本質
的にはε−カプロラクタムから製造されるが、カプロラ
クタム重含の反応速度または重合度が実質的に害されな
いかぎり、その他のラクタムモノマーも含めることがで
きる。
(その他の配合材料) さら番こ、本発明においては、実質的に重合反応を阻害
しない限り、他の添加剤、例えば可塑剤、発泡剤、染顔
料、酸化防止剤、内部離型剤等を配合することができる
〔実施例〕
次に、本発明を実施例に基づいて、さらに詳細に説明す
る。
なお、以下の例において、外観の評価および樹脂の劣化
評価は次のようにして行った。
摺動部品の外Wi: 以下に記載する実施例に基づき成形した1動部品の軸と
軸受とのクリアランスに、グリース(出光石油化学製オ
ートレックスA)を注入し、120℃のオープン中にt
ooo時間放置したのち、軸と軸受の摺動を一万回繰返
し、その後、軸受から軸を抜き、軸受にライニングされ
た樹脂にクラックが生じているかどうかを目視にて観察
した。評価の表示は次のとおりとした。
0:全くクラック発生せず ×:クラック発生樹脂の劣
化評価: 以下に記載する実施例に基づき成形した平板状成形品か
ら、^STN D−638−72のタイプ■のダンベル
を3Ofll切り出し、この試験片を指定のグリース(
出光石油化学製オートレックスA)中に浸漬した。この
状態で120℃のオープン中に1ooo時間放置後、^
STHD−838−72に準拠して引張りの伸びを測定
した。
1胤五−」 第11!Iおよび第2図において、(1)はアウタース
プラインの軸受、(2)は軸受(1)に嵌合し往復運動
自在に支持されたインナースプラインの軸を示し、また
(3)は軸受(1)の軸受面(4)上に形成したポリア
ミド系樹脂よりなる樹脂ライニングを示す、(5)およ
び(6)は、芯出し用センターである。
この実施例の摺動部品は、まず軸受(1)にはプライマ
ーを、軸には離型剤を塗布し、次に軸受(1)および軸
(2)を予備加熱して130〜160℃に保持した。そ
の後、下記の注型材料(A)および注型材料(B)を等
量混合し、軸受(1)と軸(2)のクリアランス(7)
(約0.2s+m)に注入し、130〜160℃で重合
硬化して、樹脂ライニング(3)を軸受(1)の軸受面
(4)上に形成した。得られた摺動部品について劣化後
の外観評価を行った。
また、同じく下記の注型材料(A)および注型材料(B
)を各々90g計量、混合し、直ちに電気ヒー“ターに
より140℃に温度制御された縦220■、横180m
g、深さ3mmのキャビティーを有する平板用成形金型
に注入し、140℃にて5分間保持した。得られた成形
品について樹脂の劣化評価を行った。
注型材料(A) ε−カプロラクタム       291gブロムマグ
ネシウムカプロラクタム 84g注型材料(B) ε−カプロラクタム        1672次の化学
構造を有する重合開始剤 167g(但し、式中Zは分
子量約5,000のポリプロピレンオキサイドを表す、
) 摺動部品の外観および樹脂の劣化評価結果について表1
に示す。
1胤夙−1 注型材料(A)に含有される重合開始剤として、下記の
ものを使用した以外は、実施例1と同様にして軸受の樹
脂ライニングを行った。
下記のものを使用した以外は、実施例1と同様にして軸
受の樹脂ライニングを行った。
(但し、式中2は分子量約5,000のポリプロピレン
オキサイドを表す、) 摺動部品の外観および樹脂の劣化評価結果を、表1に示
す。
え1且−ユ 注型材料(A)に含有される重合開始剤として、下記の
ものを使用した以外は、実施例1と同様にして軸受の樹
脂ライニングを行った。
(但し、式中2は分子量約s、oooのポリプロピレン
オキサイドを表す、) 摺動部品の外観および樹脂の劣化評価結果を、表1に示
す。
ル[LJ− 注型材料(A)に含有される重合開始剤として、下記の
ものを使用した以外は、実施例1と同様にして軸受の樹
脂ライニングを行った。
(但し、式中Zは・分子量約5.Gooのポリプロピレ
ンオキサイドを表す、) 摺動部品の外観および樹脂の劣化評価結果を、表1に示
す。
11皿−1 注型材料(A)に含有される重合開始剤として、(オキ
サイドのブロック共重合体を表す、)摺動部品の外観お
よび樹脂の劣化評価結果を、表1に示す。
表1から見られるように、本発明により重合開始剤を選
択した注型材料(B)を使用して、軸受けを樹脂ライニ
ングした場合、高温での長期摺動テストによってもライ
ニングの劣化、破損は起こらず、また、樹脂自体の物理
的劣化もないことが判る。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例により製造された摺動部品
を示す断面図である。 第2図は、第1図の摺動部品を示す平面図である。 1 :アウタースプラインの軸受 2 :インナースプラインの軸 3 :II脂シライニン グ :軸受の内表面 5 および(6):芯出し用センター 7 ;クリアランス 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明のモノマー成形法による摺
動部品は、耐グリス性に優れ、また従来からの特徴であ
る全くがたつきがない極めて精度の良い摺動部品であり
、その産業上の利用価値は極めて大である。 特許出願人  三菱モンサンド化成株式会社同    
 トヨタ自動車株式会社 代理人弁理士 曾 我 道 照:゛・−、′□(1)η
、J占

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 軸受と、該軸受に嵌合し回転または往復運動自在に支持
    される軸とのクリアランスに、次の(A)および(B)
    の組成を含む注型材料を注入し重合硬化させることによ
    り、該軸または該軸受の表面に樹脂ライニングを形成す
    ることからなる、摺動部品の製造方法: (A)アルカリ金属またはアルカリ土類金属化合物の重
    合触媒を含むω−ラクタム液状物; (B)次式で表されるラクタム末端基 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ および/または ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Qは、C_3〜C_1_1のアルキレン基を有
    するラクタム残基であり、該ラクタムの窒素原子を介し
    てC、PまたはSに結合しており、Aは脂肪族または芳
    香族のヒドロカルビル基またはヒドロカルビルエーテル
    基であり、mは0または1であり、mが0のとき、nは
    0または1で、pは1であり、mが1のとき、nは1〜
    3の範囲内で、p=nであり、R_1はアルキル基、ア
    ルアルキル基、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、
    ハロゲン基またはアルアルキルオキシ基を表す。) を少なくとも2つ、および 第1級または第2級アミノ基を少なくとも2つ含有する
    テレキーリックポリアミンに由来する弾性体骨格、 とを含有するラクタム重合開始剤を少なくとも1つ含む
    ω−ラクタム液状物。
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