JPH02275938A - フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式 - Google Patents

フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式

Info

Publication number
JPH02275938A
JPH02275938A JP1099589A JP9958989A JPH02275938A JP H02275938 A JPH02275938 A JP H02275938A JP 1099589 A JP1099589 A JP 1099589A JP 9958989 A JP9958989 A JP 9958989A JP H02275938 A JPH02275938 A JP H02275938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
correction
density
film
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1099589A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiya Imoto
善弥 伊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP1099589A priority Critical patent/JPH02275938A/ja
Publication of JPH02275938A publication Critical patent/JPH02275938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿フィルムの画像をフィルムプロジェクタ
より画像読取装置本体に映写してその映写画像を読み取
ることにより、原稿フィルムに記録されている画像を再
現するためのフィルム画像読取装置に関し、特に光学系
からのフィルム画像の色分解信号に対して濃度調整及び
カラーバランス調整を行うためのフィルム画像読取装置
におりるカラーキャスト補正方式に関するものである。
(従来の技術) 35mmフィルム等の各種フィルムに記録された画像を
所望の大きさにプリントするには、一般に感光紙に焼き
付けることにより行われている。しかしながら、このよ
うな感光紙に焼き付ける方法では、高度な専門技術や特
殊設備が必要であり、一般の人が誰でも手軽にプリント
を行うことはできなかった。加えて、プリンI・の価格
もかなり高く、気軽にフィルムの画像を所望の大きさに
プリントすることもできなかっ!乙 一方、近年、カラー複写機の技術が進歩して紙に記録さ
れている画像を高精度にカラーコピーすることができる
ようになってきている。その」二、拡大縮小機能を始め
、画像をディジタル信号として扱うことで可能となる各
種の画像処理により、色再現能力の向上、精細度の向」
−1画像合成等の処理などカラー複写機の多機能化がユ
ーザの要望に応えるべく、かなり進んでいる。
このようなことから、各1ffiフイルムに記録された
画像をフィルムプロジェクタによって映写し、その映写
画像をディジタルカラー複写機におけるCCDセンサ等
の光電変換素子を備えた画像読取装置により光電的に読
み取って電気的な画像信号を得、この画像信号に基づい
てその複写機によりカラーコピーを行うことが提案され
ている。また、従来からあるアナログ複写機にフィルム
プロジェクタを装着してこのフィルムプロジェクタによ
って映写されたフィルム画像をコピーしたり、映写画像
を直接感光体に当てることによりプリンl−したすする
ことも行われている。
ところで、一般の人がカメラによって写真撮影する場合
、必ずしも適正な露光量で写真をとるとは限らない。む
しろ、誤った露光量、すなわちアンダーまたはオーバー
露光量のいずれかで撮影している場合が多い。また、被
写体を照明している光色も、人間が日常感じている以」
二に、夕方は、赤っぽく、曇りの日は青っぽい場合が多
い。このような誤った露光量で撮影したフィルムの画像
を再現しようとしても、適正なカラーバランス及び濃度
を持った画像に再現することはできない。
そこで、例えばフィルムの焼付けを行う場合、従来から
、フィルムの赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の平
均透過濃度(LATD)を測定し、このLATDと基準
濃度(基準光量で露光したとき、基準グレーとなる濃度
)との差分を補正量とし、R,G、  Bの3色の露光
量を調整して、再現画像の平均濃度がグレーとなるよう
に補正することが行われている。このような補正により
、通常のフィルムの約60%のフィルムがほぼ適正に補
正されるようになる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようなLATDによる補正のみでは
、例えば暗いところでのネガフィルムを用いてストロボ
撮影を行った場合、人物等の主要被写体はストロボの光
が十分に届くので比較的濃度の濃いものとなるが、その
周囲は光があまり届かないので全体に濃度が薄いものと
なる。また白い壁のような明るい背景で撮影した場合、
ネガフィルム上の主要被写体の濃度はノーマルであるが
、その周囲は主要被写体の濃度よりも濃くなっており、
全体として濃度の高いネガフィルムとなっている。更に
黒い壁面を背景とした撮影の場合にも、主要被写体の濃
度とその周囲の濃度とに大きな差が生じてしまう。この
ように撮影したフィルムのなかには、主要被写体の濃度
とその周囲の濃度とに大きな差が生じているものがあり
、こうしたフィルムをLATDのみで補正すると、周囲
濃度の影響で主要被写体濃度とLATDの間に差がある
ため、濃度補正エラーが発生するという、いわゆる濃度
フェリアを生じる。
一方、主要被写体の背景が全体に赤(R)であるような
場合、ネガフィルム上では赤の補色のシアン(C)の平
均濃度が高くなるので、主要被写体がシアンオーバーの
青味がかった再現画像となってしまう。このように、主
要被写体に背景の色の補色が現れるカラーフエリアが生
じているフィルムもある。
このような濃度フェリアやカラーフエリアが生じている
フィルムの画像を一般の素人がコピーするような場合、
まずフィルムがこのようなフエリアを起こしているか否
かを判断しなければならないが、この判断が困難である
ばかりでなく、このようなフェリアによる色ずれを補正
するには、R9G、  B毎に適正に行わなければなら
ないので、般の素人にはきわめて難しいものとなってい
る。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、主要被写体の背景がどのような濃度の
フィルムであっても、できるだけ正確に実際の主要被写
体の濃度及び色に近づけることのできるフィルム画像読
取装置におけるカラーキャスト補正方式を提供すること
である。
本発明の他の目的は、このようなカラーキャスト補正を
簡単に行うことのできるフィルム画像読取装置における
カラーキャスト補正方式を提供することである。
(課題を解決するための手段およびその作用)前述の課
題を解決するために、請求項1の発明においては、光学
系からのフィルム画像の色分解信号を、分解色間のカラ
ーバランスを調整しながら濃度補正することを特徴とし
ている。
すなわち、例えばフィルム画像を色分解したR5G、 
 B毎のサンプリングデータにより各種パラメータを抽
出し、このパラメータに基づいてフィルム画像の濃度や
カラーバランスを判定する。そして、判定した結果濃度
や色に実際の被写体に対してずれが生じていると、補正
すべき各色毎の濃度補正量を決定し、その補正量にした
がってフィルム画像の前記色分解信号を補正する。これ
により、フィルム画像は実際の濃度や色に近づくように
補正される。
その場合、請求項2の発明のように、原稿フィルムの平
均透過濃度(LATD)を測定し、得られたLATDに
基づいて前記分解色毎に濃度補正量を求め、求められた
濃度補正量に基づいて補正を行うハイコレクションモー
ドと、測定したサンプリングデータから各種パラメータ
を演算し、これらのパラメータに基づいて前記分解色毎
に濃度補正量を求め、求められた濃度補正量に基づいて
補正を行うローコレクションモードとを設け、濃度フェ
リアやカラーフエリアが生じている原稿フィルムについ
てはローコレクション補正を行つことにより、これらフ
ェリアの影響を低減することができる。これにより、よ
り正確にかつ迅速に被写体の実際の濃度や色に近づける
ことができるようになる。
そして、請求項3の発明のように、ハイコレクションキ
ーを設けておき、このキーを押すことにより前記ハイコ
レクションモードに設定するようにする。これにより濃
度や色がずれているフィルムに対して、一般の素人でも
簡単に補正を行うことができるようになる。
実際に補正を行う方法としては、請求項4の発明のよう
に前記濃度補正量に基づいてフィルム画像読取装置本体
に設定される濃度補正値(DyJ(ωを書き換える方法
、請求項5の発明のように前記濃度補正量に基づいてフ
ィルム画像読取装置本体の増幅器のゲインを変更する方
法あるいは請求項5の発明のように前記濃度補正量に基
づいてフィルム画像読取装置本体に記録されているEN
Dカーブを切り換える方法があり、実際にはこれらの方
法を適宜組み合わせて補正するようにしている。
また原稿フィルムがりバーサルフィルムであるときには
、更にフィルムプロジェクタのランプ電圧を変えること
も併せて行うようにしてもよい。
このようにして、濃度フエリアやカラーフエリアを生じ
ているフィルム画像も、素人が簡単にかつ正確に実際の
濃度や色に再現することができるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
目次 実施例の説明に先立って、本実施例の説明についての目
次を示す。なお、以下の説明において、(T)〜(H)
は、本発明によるフィルム画像読取装置の画像読取装置
本体を構成するIIT等の画像読取装置を備えたカラー
複写機の全体構成の概要を説明する項であって、本発明
のフィルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方
式の一実施例を説明する項が(■)である。
(I)装置の概要 (I−1)装置構成 (1−2)システムの機能・特徴 (r−3)電気系制御システムの構成 (TI)具体的な各部の構成 (■−1)システム (n−2)イメージ入力ターミナル(IIT)(IT−
3)イメージ処理システム(IPS)(II−4)イメ
ージ出力ターミナル(IOT)(1175)ユーザイン
タフェース(U/ I )(m)フィルム画像読取装置 (m−1)フィルム画像読取装置の概略構成(m−2)
フィルム画像読取装置の主な機能(■−3)画像信号処
理 (m−4)全体制御 (m−5)操作手順および信号のタイミング(1)装置
の概要 (I−1)装置構成 第2図は本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の
1例を示す図である。
本発明が適用されるカラー複写機は、基本構成となるベ
ースマシン30が、上面に原稿を載置するプラテンガラ
ス31、イメージ入力ターミナル(IIT)32、電気
系制御収納部33、イメージ出力ターミナル(IOT)
34、用紙トレイ35、ユーザインタフェース(U/I
)36から構成され、オプションとして、エデイツトパ
ッド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)62
、ソータ63およびフィルムプロジェクタ(F / P
)64を備える。
前記IIT、 IOT、U/I等の制御を行うためには
電気的ハードウェアが必要であるが、これらのハードウ
ェアは、 IIT、 IITの出力信号をイメージ処理
するIPS、U/I、F/P等の各処理の単位毎に複数
の基板に分けられており、更にそれらを制御するSYS
基板、およびIOT、ADF、ソータ等を制御するため
のMCB基板(マスターコントロールボード)等と共に
電気制御系収納部33に収納されている。
1、TT32は、イメージングユニット37、該ユニッ
トを駆動するためのワイヤ38、駆動プーリ39等から
なり、イメージングユニット37内のCCDラインセン
サ、カラーフィルタを用いて、カラー原稿を光の原色B
(青)、G(緑)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像
信号に変換して■psへ出力する。
IPSでは、前記IIT32のB、  G、  R信号
を1〜ナーの原色Y(イエロー)、C(シアン)、M(
マゼンタ)、K(ブラック)に変換し、さらに、色、階
調、精細度等の再現性を高めるために、種々のデータ処
理を施してプロセスカラーの階調トナー信号をオン/オ
フの2値化I・ナー信号に変換し、 l0T34に出力
する。
l0T34は、スキャナ40、感利ベルト41を有し、
レーザ出力部40aにおいて前記IPSからの画像信号
を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F10レン
ズ40cおよび反射ミラー40dを介して感材ベルト4
1上に原稿画像に対応した潜像を形成させる。感材ベル
ト41は、駆動プーリ41aによって駆動され、その周
囲にクリーナ41b、帯電器41 c、  Y、  M
、  C,Kの各現像器41dおよび転写器41eが配
置されている。そして、この転写器41eに対向して転
写装置42が設けられていて、用紙l・レイ35がら用
紙搬送路35aを経て送られる用紙をくわえ込み、例え
ば、 4色フルカラーコピーの場合には、転写装置42
を4回転させ、用紙にY、  M、  C1Kの順序で
転写させる。転写された用紙は、転写装置42から真空
搬送装置43を経て定着器45で定着さね 排出される
。また、用紙搬送路35aには、SSI  (シングル
シートインザータ)35bからも用紙が選択的に供給さ
れるようになっている。
U/I36は、ユーザが所望の機能を選択してその実行
条件を指示するものであり、カラーデイスプレィ51と
、その横にハードコントロールパネル52を備え、さら
に赤外線タッチボード53を組み合わせて画面のソフト
ボタンで直接指示できるようにしている。次に、ベース
マシン30へのオプションについて説明する。1つはプ
ラテンガラス31上に、座標入力装置であるエディッl
゛パッド61を載置し、入力ペンまたはメモリカドによ
り、各種画像編集を可能にする。また、既存のADF 
62、ソータ63の取付を可能にしている。
さらに、本実施例における特徴は、プラテンガラス31
上にミラーユニット(M/U)65を載置し、これにF
/P 64からフィルム画像を投射させ、 IIT32
のイメージングユニット37で画像信号として読取るこ
とにより、カラーフィルムから直接カラーコピーをとる
ことを可能にしている。対象原稿としては、ネガフィル
ム、ポジフィルム、スライドが可能であり、オートフォ
ーカス装置、補正フィルタ自動交換装置を備えている。
(I−2)システムの機能・特徴 (A)機能 本発明は、ユーザのニーズに対応した多種多彩な機能を
備えつつ複写業務の入口から出口までを全自動化すると
共に、前記ユーザインターフェイスにおいては、機能の
選択、実行条件の選択およびその他のメニュー等の表示
をCRT等のデイスプレィで行い、誰もが簡単に操作で
きることを大きな特徴としている。
その主要な機能として、バートコトロールパネルの操作
により、オペレーションフローで規定できないスタート
、ストップ、オールクリア、テンキー、インクラブ1〜
、インフォメーション、言語切り換え等を行い、各種機
能を基本画面のソフトボタンをタッチ操作することによ
り選択できるようにしている。また機能選択領域である
パスウェイに対応したパスウェイタブをタッチすること
によりマーカー編集 ビジネス編集、クリエイティブ編
集等各種編集機能を選択できるようにし、従来のコピー
感覚で使える簡単な操作でフルカラー白黒兼用のコピー
を行うことができる。
本装置では4色フルカラー機能を大きな特徴としており
、さらに3色カラー、黒をそれぞれ選択できる。
用紙供給は自動用紙選択、用紙指定が可能である。
縮小/拡大は50〜400%までの範囲で1%刻みで倍
率設定することができ、また縦と横の倍率を独立に設定
する偏倍機能、及び自動倍率選択機能を設けている。
コピー濃度は白黒原稿に対しては自動濃度調整を行って
いる。
カラー原稿に対しては自動カラーバランス調整を行い、
カラーバランスでは、コピー上で減色したい色を指定す
ることができる。
ジョブプログラムではメモリカードを用いてジョブのリ
ード、ライトができ、メモリカードへは最大8個のジョ
ブが格納できる。容量は32キロバイトを有し、フィル
ムプロジェクタ−モード以外のジョブがプログラム可能
である。
この他に、付加機能としてコピーアウトプット、コピー
シャープネス、コピーコントラスト、コピーポジション
、フィルムプロジェクタ−、ヘーシプログラミング、マ
ージンの機能を設けている。
コピーアウトプットは、オプションとしてソーターが付
いている場合、Uncollatedが選択されている
と、最大調整機能が働き、設定枚数をビン収納最大値内
に合わせ込む。
エツジ強調を行うコピーシャープネスは、オプションと
して7ステツプのマニュアルシャープネス調整、写真(
P hoto)、文字(Cha rac te r)、
網点印刷(P rint)、写真と文字の混合(P h
ot。
/ Character)からなる写真シャープネス調
整機能を設けている。そしてデフォルトとツールパスウ
ェイで任意に設定できる。
コピーコントラストは、オペレーターが7ステツプでコ
ントロールでき、デフオルI・はツールパスウェイで任
意に設定できる。
コピーポジションは、用紙上でコピー像を載せる位置を
選択する機能で、オプションとして用紙のセンターにコ
ピー像のセンターを載せるオートセンタリング機能を有
し、デフォルトはオートセンタリングである。
フィルムプロジェクタ−は、各種フィルムからコピーを
とることができるもので、35mmネガ・ポジのプロジ
ェクション、35mmネガプラテン置き、6 cm X
 6 cmスライドプラテン置き、4 inX 41n
スライドプラテン置きを選択できる。フィルムプロジェ
クタでは、特に用紙を選択しなければA4用紙が自動的
に選択さね またフィルムプロジェクタポツプアップ内
には、カラーバランスネ幾能があり、カラーバランスを
゛′赤味゛にすると赤っぽく、 ゛′青味″にすると青
っぽく補正さね また独自の自動濃度コントロール、マ
ニュアル濃度コントロールを行っている。
ページプログラミングでは、コピーにフロント・バック
カバーまたはフロントカバーを付けるカバー機能、コピ
ーとコピーの間に白紙またはカラーペーパーを挿入する
インサート機能、原稿の頁別にカラーモードを設定でき
るカラーモード、原稿の頁別にペーパートレイを選択で
き、カラーモードと併せて設定できる用紙選択の機能が
ある。
マージンは、0〜30mmの範囲で1 mm刻みでマー
ジンを設定でき、1原稿に対して1辺のみ指定可能であ
る。
マーカー編集は、マーカーで囲まれた領域に対して編集
加工する機能で、文書を対象とするもので、そのため原
稿は白黒原稿として扱い、黒モード時は指定領域内をC
RTJ−のパレット色に返還し、指定領域外は黒コピー
となる。また赤黒モード時は、イメージを赤色に変換し
、領域外は赤黒コピーとなり、 トリム、マス久 カラ
ーメツシュ、ブラックtoカラーの機能を設けている。
なお、領域指定は原稿面に閉ループを描くか、テンキー
またはエデイツトパッドにより領域を指定するかにより
行う。以下の各編集機能における領域指定でも同様であ
る。そして指定した領域はCRT上のビットマツプエリ
アに相似形で表示する。
トリムはマーク領域内のイメージのみ白黒でコピーし、
マーク領域外のイメージは消去する。
マスクはマーク領域内のイメージは消去し、マーク領域
外のイメージのみ白黒でコピーする。
カラーメツシュでは、マーク領域内に指定の色間パター
ンを置き、イメージは白黒でコピーされ、カラーメンシ
ュの色は8標準色(あらかじめ決められた所定の色)、
8登録色(ユーザーにより登録されている色で1670
万色中より同時8色まで登録可)から選択することがで
き、また網は4パターンから選択できる。
ブラックtoカラーではマーク領域内のイメージを8標
準色、8登録色から選択した指定の色でコピーすること
ができる。
ビジネス編集はビジネス文書中心に、高品質オリジナル
がすばやく作製できることを狙いとしており、原稿はフ
ルカラー原稿として扱われ、全ての機能ともエリアまた
はポイントの指定が必要で、1原稿に対して複数ファン
クション設定できる。
そして、黒/モノカラーモード時は、指定領域以外は黒
またはモノカラーコピーとし、領域内は黒イメージをC
RT上のパレット色に色変換し、また赤黒モード時は指
定領域外は赤黒コピー、領域内は赤色に変換する。そし
て、マーカー編集の場合と同様のトリム、マス久 カラ
ーメツシュ、ブラックtoカラーの外に、ロゴタイプ、
ライン、ペイント1、コレクション、ファンクションク
リアの機能を設けている。
ロゴタイプは指定ポイントにシンボルマークのようなロ
ゴを挿入できる機能で、2タイプのロゴをそれぞれ縦置
き、横置きが可能である。但し1原稿に対して1個のみ
設定でき、ロゴパターンは顧客ごとに用意してROMに
より供給する。
ラインは、 2点表示によりX軸に対して垂線、または
水平線を描く機能であり、ラインの色は8標準色、8登
録色からライン毎に選択することができ、指定できるラ
イン数は無制限、使用できる色は一度に7色までである
ペイント1は、閉ループ内に対して1点指示することに
よりループ内を8標準色、8登録色からループ毎に選択
した色で塗りつぶす機能である。
網は4パターンからエリア毎に選択でき、指定できるル
ープ数は無制限、使用できる色間パターンは7パターン
までである。
コレクション機能は、エリア毎の設定ファンクションを
確認及び修正することができるエリア/ポインI・チェ
ンジ、エリアサイズやポイント位置の変更を1 mm刻
みで行うことができるエリア/ポイントコレクション、
指定のエリアを消去するエリア/ポイントキャンセルモ
ードを有しており、指定した領域の確課 修正、変更、
消去等を行うことができる。
クリエイティブ編集は、イメージコンポジション、コピ
ーオンコピー、カラーコンポジション、部分イメージシ
フト、マルチ頁拡大、ペイント1、カラーメツシュ、カ
ラーコンバージョン、ネガ/ポジ反転、 リピート、ペ
イント2、濃度コントロール、カラーバランス、コピー
コンI・ラスト、コピーシャープネス、カラーモード、
 l・リム、マス久 ミラーイメージ、マージン、ライ
ン、シフト、ロゴタイプ、スプリットスキャン、コレク
ション、ファンクションクリア、八dd Functi
on機能を設けており、この機能では原稿はカラー原稿
として扱わ札 1原稿に対して複数のファンクションが
設定でき、1エリアに対してファンクションの併用がで
き、また指定するエリアは2点指示による矩形と1点指
示によるポイントである。
イメージコンポジションは、4サイクルでベースオリジ
ナルをカラーコピー後、用紙を転写装置」二に保持し、
引き続きトリミングしたオリジナルを4サイクルで重ね
てコピーし、出力する機能である。
コピーオンコピーは、 4サイクルで第1オリジナルを
コピー後、用紙を転写装置」二に保持し、ひき続き第2
オリジナルを4サイクルで重ねてコピーし出力する機能
である。
カラーコンポジションは、マゼンタで第1オリジナルを
コピー後、用紙を転写装置上に保持し、ひき続き第2オ
リジナルをシアンで重ねてコピー後、用紙を転写装置上
に保持し、ひき続き第3オリジナルをイエローで重ねて
コピー後出力する機能であり、4カラーコンポジシヨン
の場合は更にブラックを重ねてコピー後出力する。
部分イメージシフトは4サイクルでカラーコピー後、用
紙を転写装置上に保持し、ひき続き4サイクルで重ねて
コピーし出力する機能である。
カラーモードのうちフルカラーモードでは4サイクルで
コピーし、3色カラーモードでは編集モードが設定され
ている時を除き、 3サイクルでコピーし、ブラックモ
ードでは編集モードが設定されている時を除き、 1サ
イクルでコピーし、プラス1色モードでは1〜3サイク
ルでコピーする。
ツールパスウェイでは、オーデイトロン、マシンセット
アツプ、デフォルトセレクション、カラーレジストレー
ション、フィルムタイプレジストレーション、 カラー
コレクション、プリセット、フィルムプロジェクタ−ス
キャンエリアコレクション、オーディオトーン、 タイ
マーセット、 ビリングメー久 診断モード、最大調整
、メモリカートフォーマツティングを設けている。この
パスウェイで設定や変更を行なうためには暗証番号を入
力しなければ入れない。従って、ツールパスウェイで設
定/変更を行なえるのはキーオペレータとカスタマ−エ
ンジニアである。ただし、診断モードに入れるのは、カ
スタマ−エンジニアだけである。
カラーレジストレーションは、カラーパレット中のレジ
スタカラーボタンに色を登録するのに用いら札 色原稿
からCCDラインセンサーで読み込まれる。
カラーコレクションは、 レジスタカラーボタンに登録
した色の微調整に用いられる。
フィルムタイプレジストレーションは、フィルムプロジ
ェクタモードで用いるレジスタフィルムタイプを登録す
るのに用いら札 未登録の場合は、フィルムプロジェク
タモード画面ではレジスタポクンが選択できない状態と
なる。
プリセットは、縮、小/拡大値、コピー濃度7ステツプ
、コピーシャープネス7ステツプ、コピーコントラスト
7ステツプをプリセットする。
フィルムプロジェクタスキャンエリアコレクションは、
フィルムプロジェクタ−モード時のスキャンエリアの調
整を行う。
オーディオトーンは選択音等に使う音量の調整をする。
タイマーセットは、キーオペレータに開放することので
きるタイマーに対するセットを行う。
この他にも、サブシステムがクラッシュ状態に入った場
合に再起動をかけるクラッシュリカバリ機能、クラッシ
ュリカバリを2回かけてもそのサブシステムが正常復帰
できない場合にはフォルトモードとする機能、ジャムが
発生した場合、緊急停止する機能等の異常系に対する機
能も設けている。
さらに、基本コピーと付加機能、基本/付加機能とマー
カー編集 ビジネス編集 クリエイティブ編集等の組み
合わせも可能である。
上記機能を備える本発明のシステム全体として下記の特
徴を有している。
(B)特徴 (イ)高画質フルカラーの達成 本装置においては、黒の画質再見 淡色再現性、ジェネ
レーションコピー質、○HP画質、細線再現性、フィル
ムコピーの画質再現性、コピーの維持性を向上させ、カ
ラードキュメントを鮮明に再現できる高画質フルカラー
の達成を図っている。
(ロ)低コスト化 感光化 現像機、トナー等の画祠原価・消耗品のコスト
を低減化し、UMR、パーツコスト等サービスコストを
低減化すると共に、白黒コピー兼用機としても使用可能
にし、さらに白黒コピー速度も従来のものに比して3倍
程度の30枚/A4を達成することによりランニングコ
ストの低減コピー単価の低減を図っている。
(ハ)生産性の改善 入出力装置にADF、ソータを設置(オプション)して
多枚数原稿を処理可能とし、倍率は50〜400%選択
でき、最大原稿サイズA3、ペーパートレイは上段B5
〜B4、中段B5〜B4、下段B5〜A3.5SIB5
〜A3とし、コピースピードは4色フルカラー、A4で
4. 8CPM、B4で4.8CPM、A3で2,4C
PM、1魅A4で19.2CPM、B4で19.2CP
M、A3で9.6CPM、ウオームアツプ時間8分以内
、FCOTは4色フルカラーで28秒以下、白黒で7秒
以下を達成し、また、連続コピースピー2フー ドは、フルカラー7.5枚/A4、白黒30枚/A4を
達成して高生産性を図っている。
(ニ)操作性の改善 ハードコントロールパネルにおけるハードボタン、CR
T画面ソフトパネルのソフトボタンを併用し、初心者に
わかりやすく、熟練者に煩わしくなく、機能の内容をダ
イレクトに選択でき、かつ操作をなるべく1ケ所に集中
するようにして操作性を向上させると共に、色を効果的
に用いることによりオペレータに必要な情報を正確に伝
えるようにしている。ハイファイコピーは、ハードコン
トロールパネルと基本画面の操作だけで行うようにし、
オペレーションフローで規定できないスタート、ストッ
プ、オールクリア、割り込み等はハードボタンの操作に
より行い、用紙選択、縮小拡大、コピー濃度、画質調整
、カラーモード、カラーバランス調整等は基本画面ソフ
トパネル操作により従来の単色コピーマシンのユーザー
が自然に使いこなせるようにしている。さらに、各種編
集機能等はソフトパネルのパスウェイ領域のバスタエイ
タブをタッチ操作するだけで、パスウェイをオープンし
て各種編集機能を選択することができる。さらにメモリ
カードにコピーモードやその実行条件等を予め記憶して
おくことにより所定の操作の自動化を可能にしている。
(ホ)機能の充実 ソフトパネルのパスウェイ領域のパスウェイタブをタッ
チ操作することにより、パスウェイをオープンして各種
編集機能を選択することができ、例えばマーカ編集では
マーカーというツールを使用して白黒文書の編集加工を
することができ、ビジネス編集ではビジネス文書中心に
高品質オリジナルを素早く作製することができ、またク
リエイティブ編集では各種編集機能を用意し、フルカラ
監 モノカラーにおいて選択肢を多くしてデザイナ−、
コピーサービス業者、キーオペレータ等の専門家に対応
できるようにしている。また、編集機能において指定し
た領域はビットマツプエリアにより表示され、指定した
領域を確認できる。
このように、豊富な編集機能とカラークリエーシヨンに
より文章表現力を大幅にアップすることができる。
(へ)省電力化の達成 1.5kVAで4色フルカラー、高性能の複写機を実現
している。そのため、各動作モードにおける1、5kV
A実現のためのコントロール方式を決定し、また、目標
値を設定するための機能別電力配分を決定している。ま
た、エネルギー伝達経路の確定のためのエネルギー系統
表の作成 エネルギー系統による管理、検証を行うよう
にしている。
(C)差別化の例 本発明が適用される複写機は、フルカラー、及び白黒兼
用でしかも初心者にわかりやすく、熟練者に煩わしくな
くコピーをとることができると共に、各種機能を充実さ
せて単にコピーをとるというだけでなく、オリジナルの
作製を行うことができるので、専門家、芸術家の利用に
も対応することができ、この点で複写機の使用に対する
差別化が可能になる。以下にその使用例を示す。
例えば、従来印刷によっていたポスター、カレンダー、
カードあるいは招待状や写真入りの年賀状等は、枚数が
それほど多くない場合は、印刷よりはるかに安価に作製
することができる。また、編集機能を駆使すれば、例え
ばカレンダー等では好みに応じたオリジナルを作製する
ことができ、従来、企業単位で画一的に印刷していたも
のを、セクション単位で独創的で多様なものを作製する
ことが可能になる。
また、近年インテリアや電気製品に見られるように、色
彩は販売量を左右するものであり、インテリアや服飾品
の製作段階において彩色を施した図案をコピーすること
により、デザインと共に色彩についても複数人により検
討することができ、消費を向上させるような新しい色彩
を開発することが可能である。特に、アパレル産業等で
は遠方の製作現場に製品を発注する際にも、彩色を施し
た完成図のコピーを送ることにより従来より適確に色を
指定することができ、作業能率を向上させることができ
る。
さらに、本装置はカラーと白黒を兼用することができる
ので、 1つの原稿を必要に応じて白黒であるいはカラ
ーでそれぞれ必要枚数ずつコピーすることができる。し
たがって、例えば専門学校、大学等で色彩学を学ぶ時に
、彩色した図案を白黒とカラーの両方で表現することが
でき、両者を比較検討することにより、例えば赤はグレ
イがほぼ同じ明度であることが一目瞭然で分かる等、明
度および彩色の視覚に与える影響を学ぶこともてきる。
(T−3)電気系制御システムの構成 この項では、本複写機の電気的制御システムとして、ハ
ードウェアアーキテクチャ−、ソフトウェアアーキテク
チャ−およびステート分割について説明する。
(A)ハードウェアアーキテクチャ−およびソフトウェ
アアーキテクチャ− 本複写機のようにUIとしてカラーCRTを使用すると
、モノクロのCRTを使用する場合に比較してカラー表
示のためのデータが増え、また、表示画面の構成 画面
遷移を工夫してよりフレンドリ−なUIを構築しようと
するとデータ量が増える。
これに対して、大容量のメモリを搭載したCPUを使用
することはできるが、基板が大きくなるので複写機本体
に収納するのが困難である、仕様の変更に対して柔軟な
対応が困難である、コストが高くなる、等の問題がある
そこで、本複写機においては、CRTコン1〜ローラ等
の他の機種あるいは装置との共通化が可能な技術をリモ
ートとしてCPUを分散させることでデータ量の増加に
対応するようにしたのである。
電気系のハードウェアは第3図に示されているように、
UI系、SYS系およびMCB系の3種の系に大別され
ている。UI系はUIリモート70を含み、SYS系に
おいては、F/Pの制御を行うF/Pリモート72、原
稿読み取りを行う■ITリモート73、種々の画像処理
を行うIPSリモート74を分散している。 IITリ
モート73はイメージングユニットを制御するためのI
ITコントローラ73aと、読み取った画像信号をデジ
タル化してIPSリモート74に送るVIDEO回路7
3bを有し、 IPSリモート74と共にV CP U
 74 aにより制御される。前記及び後述する各リモ
ートを統括して管理するものとしてS Y S (Sy
stem)  リモート71が設けられている。
SYSリモート71はUIの画面遷移をコントロールす
るためのプログラム等のために膨大なメモリ容量を必要
とするので、 16ビツトマイクロコンピユータを搭載
した8086を使用している。なお、8086の他に例
えば68000等を使用することもできるものである。
また、MCB系においては、感月ベルトにレーザで潜像
を形成するために使用するビデオ信号をIPSリモート
74から受は取り、 IOTに送出するためのラスター
出カスキャン(Raster 0utput 5can
:  RO3)インターフェースであるVCB(Vid
eo Control Board ) リモート76
、転写装置(タードル)のサーボのためのRCBリモー
ト77、更にはIOT、ADF、ソー久 アクセサリ−
のためのI10ポートとじてのIOBリモート78、お
よびアクセザリーリモ−1・79を分散させ、それらを
統括して管理するためにMCB(Master Con
trol Board) リモート75が設けられてい
る。
なお、図中の各リモー1へはそれぞれ1枚の基板で構成
されている。また、図中の太い実線は1875 kbp
sのLNET高速通信網、太い破線は9600b p 
sのマスター/スレーブ方式シリアル通信網をそれぞれ
示し、細い実線はコントロール信号の伝送路であるホッ
トラインを示す。また、図中76.8kbpsとあるの
は、エデイツトパッドに描かれた図形情報、メモリカー
ドから入力されたコピーモード情報、編集領域の図形情
報をUIリモート70からIPSリモート74に通知す
るための専用回線である。更に、図中CCC(Comm
unicati。
n Control Chip)とあるのは、高速通信
回線LNETのプロトコルをサポートするICである。
以」二のようにハードウェアアーキテクチャ−は、UI
系、SYS系、MCB系の3つに大別されるが、これら
の処理の分担を第4図のソフトウェアアーキテクチャ−
を参照して説明すると次のようである。なお、図中の矢
印は第3図に示ず187.5kbpsのLNET高速通
信網、9600b p sのマスター/スレーブ方式シ
リアル通信網を介して行われるデータの授受またはホッ
トラインを介して行われる制御信号の伝送関係を示して
いる。
UIリモート70は、 L L U I  (Low 
Level 旧)モジュール80と、エデイツトパッド
およびメモリカードについての処理を行うモジュール(
図示せず)から構成されている。LLUIモジュール8
oは通常CRTコントローラとして知られているものと
同様であって、カラーCRTに画面を表示するためのソ
フトウェアモジュールであり、その時々でどのような絵
の画面を表示するかは、5YSUIモジユール81また
はMCBUIモジュール86により制御される。これに
よりUIリモートを他の機種または装置と共通化するこ
とができることは明かである。なぜなら、どのような画
面構成とするか、画面遷移をどうするかは機種によって
異なるが、CRTコントローラはCRTと一体で使用さ
れるものであるからである。
SYSリモート71は、5YSUIモジユール81と、
SYSTEMモジュール82、およびSYS、DIAG
モジュール83の3つのモジュールで構成されている。
5YSUIモジユール81は画面遷移をコントロールす
るソフトウェアモジュールであり、 SYSTEMモジ
ュール82は、どの画面でソフトパネルのどの座標が選
択されたか、つまりどのようなジョブが選択されたかを
認識するF/F(Feature Function)
選択のソフトウェア、コピー実行条件に矛盾が無いかど
うか等最終的にジョブをチエツクするジョブ確認のソフ
トウェア、および、他のモジュールとの間でF/F選択
、ジョブリカバリー、マシンステート等の種々の情報の
授受を行うための通信を制御するソフトウェアを含むモ
ジュールである。
SYS、DIAGモジュール83は、自己診断を行うダ
イアグノスティックステートでコピー動作を行うカスタ
マ−シミュレーションモードの場合に動作するモジュー
ルである。カスタマ−シミュレーションモードは通常の
コピーと同じ動作をするので、SYS、DIAGモジュ
ール83は実質的にはSYSTEMモジュール82と同
じなのであるが、ダイアグノスティックという特別なス
テートで使用されるので、 SYSTEMモジュール8
2とは別に、しかし一部が重畳されて記載されているも
のである。
また、 IITリモート73にはイメージングユニット
に使用されているステンピングモータの制御を行うII
Tモジュール84が、 IPSリモート74にはIPS
に関する種々の処理を行うIPSモジュール85がそれ
ぞれ格納されており、これらのモジュールはSYSTE
Mモジュール82によって制御される。
一方、MCBリモート75には、ダイアグノスティック
 オーデイトロン(Auditron)およびジャム等
のフォールトの場合に画面遷移をコントロールするソフ
トウェアであるMCBUIモジュール86、感材ベルト
の制御、現像機の制御、フユーザの制御等コピーを行う
際に必要な処理を行うIOTモジュール90.ADFを
制御するためのADFモジュール91、ソータを制御す
るための5ORTERモジユール92の各ソフトウェア
モジュールとそれらを管理するコピアエグゼクティブモ
ジュール87、および各種診断を行うダイアグエグゼク
ティブモジュール88、暗唱番号で電子カウンターにア
クセスして料金処理を行うオーデイトロンモジュール8
9を格納している。
また、RCBリモート77には転写装置の動作を制御す
るタードルサーボモジュール93が格納されており、当
該タードルサーボモジュールはゼログラフィーサイクル
の転写工程を司るために、IOTモジュール90の管理
の下に置かれている。なお、図中、コピアエグゼクティ
ブモジュール87とダイアグエグゼクティブモジュール
88が重複しているのは、SYSTEMモジュール82
とSYS.DIAGモジュール83が重複している理由
と同様である。
以上の処理の分担をコピー動作に従って説明すると次の
ようである。コピー動作は現像される色の違いを別にす
ればよく似た動作の繰り返しであり、第5図(a)に示
すようにいくつかのレイヤに分けて考えることができる
1枚のカラーコピーはピッチと呼ばれる最小の単位を何
回か繰り返すことで行われる。具体的には、 1色のコ
ピーを行うについて、現像機、転写装置等をどのように
動作させるか、ジャムの検知はどのように行うか、 と
いう動作であって、 ピッチ処理をY,  M,  C
の3色について行えば3色カラーのコピーが、Y,  
M,  C,  Kの4色について行えば4色フルカラ
ーのコピーが1枚出来上がることになる。これがコピー
レイヤであり、具体的には、用紙に各色のトナーを転写
した後、フユーザで定着させて複写機本体から排紙する
処理を行うレイヤである。ここまでの処理の管理はMC
B系のコピアエグゼクティブモジュール87が行う。
勿論、ピッチ処理の過程では、SYS系に含まれている
IITモジュール84およびIPSモジュール85も使
用されるが、そのために第3図、第4図に示されている
ように、IOTモジュール90とIITモジュール84
の間ではPR−TRUEという信号と、LE@REGと
いう2つの信号のやり取りが行われる。具体的にいえば
、 IOTの制御の基準タイミングであるP R (P
ITCII RESET)信号はMCBより感材ベルト
の回転を2または3分割して連続的に発生される。つま
り、感材ベルトは、その有効利用とコピースピード向」
−のために、例えばコピー用紙がA3サイズの場合には
2ピツチ、A4サイズの場合には3ピツチというように
、使用されるコピー用紙のサイズに応じてピッチ分割さ
れるようになされているので、各ピッチ毎に発生される
PR信号の周期は、例えば2ピツチの場合には3 se
cと長くなり、3ピンチの場合には2 secと短くな
る。
さて、MCBで発生されたPR信号は、VIDEO信号
関係を取り扱うVCBリモート等のIOT内の必要な箇
所にホントラインを介して分配される。
VCBはその内部にゲート回路を有し、 IOT内でイ
メージングが可能、即ち、実際に感材ベルトにイメージ
を露光することが可能なピッチのみ選択的にIPSリモ
ートに対して出力する。この信号がPR−TRUE信号
である。なお、ホットラインを介してMCBから受信し
たPR信号に基づいてPR−TRUE信号を生成するた
めの情報は、 LNETによりMCBから通知される。
これに対して、実際に感材ベルトにイメージを露光する
ことができない期間には、感材ベル1へには1ピツチ分
の空ピッチを作ることになり、このような空ピッチに対
してはPR−TRUE信号は出力されない。このような
PR−TRUEが発生されないピッチとしては、例えば
、転写装置での転写が終了した用紙を排出してから次の
用紙を転写装置に供給するまでの間の期間を挙げること
ができる。つまり、例えば、A3サイズのように長い用
紙を最後の転写と共に排出するとすると、用紙の先端が
フユーザの入口に入ったときのショックで画質が劣化す
るために一定長以上の用紙の場合には最後の転写が終r
してもそのままυ1出せず、後述するグリッパ−バーで
保持したまま一定速度でもう一周回転させた後排出する
ようになされているため、感材ベルトには1ピツチ分の
スキップが必要となるのである。
また、スターI・キーによるコピー開始からサイクルア
ップシーケンスが終了するまでの間もPRTRUE信号
は出力されない。この期間にはまだ原稿の読み取りが行
われておらず、従って、感材ベルトにはイメージを露光
することができないからである。
VCBリモートから出力されたPR−TRUE信号は、
 IPSリモートで受信されると共に、そのままIIT
リモートにも伝送されて、IITのスキャンスタートの
ためのトリガー信号として使用される。
これによりIITリモート73およびIPSリモート7
4をIOTに同期させてピッチ処理を行わせることがで
きる。また、このときIPSリモ−1−74とVCBリ
モート76の間では、感材べルトに潜像を形成するため
に使用されるレーザ光を変調するためのビデオ信号の授
受が行われ、VCBリモート76で受信されたビデオ信
号は並列信号から直列信号に変換された後、直接RO3
へVIDEO変調信号としてレーザ出力部40aに与え
られる。
以上の動作が4回繰り返されると1枚の4色フルカラー
コピーが出来」二かり、 1コピ一動作は終了となる。
次に、第5図(b) 〜(e)により、 IITで読取
られた画像信号をIOTに出力し最終的に転写ポイント
で用紙に転写させるまでの信号のやりとりとそのタイミ
ングについて説明する。
第5図(b)、 (C)に示すように、SYSリモート
71からスタートジョブのコマンドが入ると、 l0T
78bではメインモータの駆動、高圧電源の立ち上げ等
サイクルアップシーケンスに入る。、TOT78bは、
感材ベルト上に用紙長に対応した潜像を形成させるため
に、PR(ピッチリッセット)信号を出力する。例えば
、感材ベルトが1回転する毎に、A4では3ピツチ、A
3では2ピツチのPR信号を出力する。l0T78bの
サイクルアップシーケンスが終了すると、その時点から
PR信号に同期してPR−TRUE信号が、イメージン
グが必要なピッチのみに対応してIITコン1〜ローラ
73aに1」」力される。
また、 l0T78bは、RO3(ラスクーアウトプッ
トスキャン)の1ライン分の回転毎に出力されるl0T
−LS (ラインシンク)信号を、VCP U 74 
a内のTG (タイミングジェネレータ)に送り、ここ
でl0T−LSに対してIPSの総パイプライン遅延分
だけ見掛は上の位相を進めたIPS−LSをII”r:
Iシトロ−ラフ3aに送る。
IIT:Iシトロ−ラフ3aは、 PR−TRUE信号
が入ると、カウンタをイネーブルしてl0T−LS信号
をカウントし、所定のカウント数に達すると、イメージ
ングユニット37を駆動させるステッピングモータ21
30回転をスタートさせてイメージングユニットが原稿
のスキャンを開始する。さらにカウントしてT2秒後原
稿読取開始位置でLE@REGを出力しこれをl0T7
8bに送る。
この原稿読取開始位置は、予め例えば電源オン後1回だ
け、イメージングユニットを駆動させてレジンサ217
の位置(レジ位置の近く、具体的にはレジ位置よりスキ
ャン側に約10mm)を−度検出して、その検出位置を
元に真のレジ位置を計算で求め、また同時に通常停止位
置(ホームポジション)も計算で求めることができる。
また、レジ位置は機械のばらつき等でマシン毎に異なる
ため、補正値をNVMに保持しておき、真のレジ位置と
ホームポジションの計算時に補正を行うことにより、正
確な原稿読取開始位置を設定することができる。この補
正値は工場またはサービスマン等により変更することが
でき、この補正値を電気的に書き換えるだけで実施でき
、機械的調整は不要である。なお、レジンサ217の位
置を真のレジ位置よりスキャン側に約10mmずらして
いるのは、補正を常にマイナス値とし、調整およびソフ
トを簡単にするためである。
また、 IITjントローラ73aは、 LE@REG
と同期してIMAGE−AREA信号を出力する。この
IMAGE−AREA信号の長さは、スキャン長に等し
いものであり、スキャン長はSYSTEMモジュール8
2よりIITモジコー−ル84へ伝達されるスタートコ
マンドによって定義される。具体的には、原稿サイズを
検知してコピーを行う場合には、スキャン長は原稿長さ
であり、倍率を指定してコピーを行う場合には、スキャ
ン長はコピー用紙長と倍率(100%を1とする)との
除数で設定される。IMAGE−AREA信号は、VC
PU74 aを経由しそこでIIT−PS(ページシン
ク)と名前を変えてIPS74に送られる。 IIT−
PSはイメージ処理を行う時間を示す信号である。
LE@REGが出力されると、 l0T−LS信号に同
期してラインセンサの1ライン分のデータが読み取らL
VIDEO回路(第3図)で各種補正処理、A/D変換
が行われIPS74に送られる。 IPS74において
は、 工○T−LSと同期して1ライン分のビデオデー
タを■○T78bに送る。このときl0T−BYTE−
CLKの反転信号であるRTN−BYTE−CLKをビ
デオデータと並列してIOTへ送り返しデータとクロッ
クを同様に遅らせることにより、同期を確実にとるよう
にしている。
l0T78bにLE@REGが入力されると、同様に■
○T−LS信号に同期してビデオデータがRO3に送ら
れ、砥料ベルト」二に潜像が形成される。 工○T78
bは、 LE@REGが入るとそのタイミングを基準に
してl0T−CLKによりカウントを開始し、一方、転
写装置のサーボモータは、所定カウント数の転写位置で
用紙の先端がくるように制御される。ところで、第5図
(d)に示すように、感材ベルトの回転により出力され
るPR−TRUE信号とRO3の回転により出力される
l0T−LS信号とはもともと同期していない。このた
め、PR−TRUE信号が入り次のl0T−LSからカ
ウントを開始し、カウントmでイメージングユニット3
7を動かし、カウント=48− nでLE@REGを出力するとき、LE@REGはPR
−TRUEに対してT1時間だけ遅れることになる。こ
の遅れは最大1ラインシンク分で、4色フルカラーコピ
ーの場合にはこの遅れが累積してしまい出力画像に色ズ
レとなって現れてしまう。
そのために、先ず、第5図(C)に示すように、1回目
のLE@REGが入ると、カウンタ1がカウントを開始
し、2.3回目のLE@REGが入ると、カウンタ2.
3がカウントを開始し、それぞれのカウンタが転写位置
までのカウント数pに達するとこれをクリアして、以下
4回目以降のLE@REGの入力に対して順番にカウン
タを使用して行く。そして、第5図(e)に示すように
、LE@REGが入ると、 l0T−CLKの直前のパ
ルスからの時間T3を補正用クロックでカウントする。
感材ベルトに形成された潜像が転写位置に近ずき、 l
0T−CLKが転写位置までのカウント数pをカウント
すると、同時に補正用クロックがカウントを開始し、上
記時間T3に相ソー1するカウント数rを加えた点が、
正確な転写位置となり、これを転写装置の転写位置(タ
イミング)コントロール用カウンタの制御に上乗せし、
LE@REGの入力に対して用紙の先端が正確に同期す
るように転写装置のサーボモータを制御している。
以上がコピーレイヤまでの処理であるが、その上に、 
1枚の原稿に対してコピー単位のジョブを何回行うかと
いうコピー枚数を設定する処理があり、これがパーオリ
ジナル(PER0RIGINAL)  レイヤで行われ
る処理である。更にその上には、ジョブのパラメータを
変える処理を行うジョブプログラミングレイヤがある。
具体的には、ADFを使用するか否か、原稿の一部の色
を変える、偏倚機能を使用するか否か、ということであ
る。これらパーオリジナル処理とジョブプログラミング
処理はSYS系のSYSモジュール82が管理する。
そのためにSYSTEMモジュール82は、LLUIモ
ジュール80から送られてきたジョブ内容をチェッ久 
確定し、必要なデータを作成して、9600b p s
シリアル通信網によりIITモジュール84、IPSモ
ジュール85に通知し、またLNETによりMCB系に
ジョブ内容を通知する。
以上述べたように、独立な処理を行うもの、他の機種、
あるいは装置と共通化が可能な処理を行うものをリモー
トとして分散させ、それらをUI系、SYS系、および
MCB系に大別し、コピー処理のレイヤに従ってマシン
を管理するモジュールを定めたので、設計者の業務を明
確にできる、ソフトウェア等の開発技術を均一化できる
、納期およびコストの設定を明確化できる、仕様の変更
等があった場合にも関係するモジュールだけを変更する
ことで容易に対応することができる、等の効果が得られ
、以て開発効率を向」ニさせることができるものである
(B)ステート分割 以上、UI系、SYS系およびMCB系の処理の分担に
ついて述べたが、この項ではUI系、SYS系、MCB
系がコピー動作のその時々でどのような処理を行ってい
るかをコピー動作の順を追って説明する。
複写機では、パワーONからコピー動作、およびコピー
動作終了後の状態をいくっがのステートに分割してそれ
ぞれのステー1・で行うジョブを決めておき、各ステー
トでのジョブを全て終了しなければ次のステートに移行
しないようにしてコントロールの能率と正確さを期する
ようにしている。
これをステート分割といい、本複写機においては第6図
に示すようなステート分割がなされている。
本複写機におけるステート分割で特徴的なことは、各ス
テートにおいて、当該ステート全体を管理するコントロ
ール権および当該ステートでUIを使用するUIマスタ
ー権が、あるときはSYSリモート71にあり、またあ
るときはMCBリモート75にあることである。つまり
、」二連したようにCPUを分散させたことによって、
UIリモート70(7)LLUIモジュ−#80は5Y
SUIモジユール81ばかりでなくMCBUIモジュー
ル86によっても制御されるのであり、また、ピッチお
よびコピー処理はMCB系のコピアエグゼクティブモジ
ュール87で管理されるのに対して、パーオリジナル処
理およびジョブプログラミング処理はSYSモジュール
82で管理されるというように処理が分担されているか
ら、これに対応して各ステートにおいてSYSモジュー
ル82、コピアエグゼクティブモジュール87のどちら
が全体のコントロール権を有するか、また、UIマスタ
ー権を有するかが異なるのである。第6図においては縦
線で示されるステートはUIマスター権をMCB系のコ
ピアエグゼクティブモジュール87が有することを示し
、黒く塗りつぶされたステートはUIマスター権をSY
Sモジュール82が有することを示している。
第6図に示すステート分割の内パワーONからスタンバ
イまでを第7図を参照して説明する。
電源が投入されてパワーONになされると、第3図でs
ysリモート71からIITリモート73およびIPS
リモート74に供給されるIPSリセット信号およびI
ITリセット信号がH(旧GH)  となり、 IPS
リモート74、 IITリモート73はリセットが解除
されて動作を開始する。
また、電源電圧が正常になったことを検知するとパワー
ノーマル信号が立ち上がり、MCBリモート75が動作
を開始し、コントロール権およびU■マスター権を確立
すると共に、高速通信網LNETのテストを行う。また
、パワーノーマル信号はホットラインを通じてMCBリ
モート75からSYSリモート71に送られる。
MCB!、lモート75の動作開始後所定の時間TOが
経過すると、MCBリモート75からホットラインを通
じてSYSリモート71に供給されるシステムリセット
信号がHとなり、SYSリモート71のリセットが解除
されて動作が開始されるが、この際、SYSリモート7
1の動作開始は、SYSリモート71の内部の信号であ
る86NM■、86リセツトという二つの信号により上
記10時間の経過後更に200μsec遅延される。こ
の200μsecという時間は、クラッシュ、即ち電源
の瞬断、ソフトウェアの暴走、ソフトウェアのバグ等に
よる一過性のトラブルが生じてマシンが停止、あるいは
暴走したときに、マシンがどのステートにあるかを不揮
発性メモリに格納するために設けられているものである
SYSリモート71が動作を開始すると、約38sec
の間コアテスト、即ちROM、RAMのチェッ久 ハー
ドウェアのチエツク等を行う。このとき不所望のデータ
等が入力されると暴走する可能性があるので、SYSリ
モート71は自らの監督下で、コアテストの開始と共に
IPSリセット信号およびIITリセット信号をL (
Low )とし、IPSリモート74およびIITリモ
ート73をリセットして動作を停止させる。
SYSリモート71は、コアテストが終了すると、10
〜31OOmsecの間CCCセルフテストを行うと共
に、 IPSリセット信号およびIITリセット信号を
Hとし、 IPSリモート74およびIITリモート7
3の動作を再開させ、それぞれコアテストを行わせる。
CCCセルフテストは、LNETに所定のデータを送出
して自ら受信し、受信したデータが送信されたデータと
同じであることを確認することで行う。なお、CCCセ
ルフテストを行うについては、セルフテストの時間が重
ならないように各CCCに対して時間が割り当てられて
いる。
つまり、LNETにおいては、SYSリモート71、M
CBリモート75等の各ノードはデータを送信したいと
きに送信し、もしデータの衝突が生じていれば所定時間
経過後再送信を行うというコンテンション方式を採用し
ているので、SYSリモート71がCCCセルフテスト
を行っているとき、他のノードがLNETを使用してい
るとデータの衝突が生じてしまい、セルフテストが行え
ないからである。従って、 SYSリモート71がCC
Cセルフテストを開始するときには、MCBリモート7
5のLNETテストは終了している。
CCCセルフテストが終了すると、 SYSリモ−1−
71は、 IPSリモート74およびIITリモート7
3のコアテストが終了するまで待機し、T1の期間にS
YSTEMノードの通信テストを行う。この通信テスト
は、9600b p sのシリアル通信網のテストであ
り、所定のシーケンスで所定のデータの送受信が行われ
る。当該通信テストが終了すると、T2の期間にSYS
リモート71とMCBリモート75の間でLNETの通
信テストを行う。即ち、MCBリモート75はSYSリ
モート71に対してセルフテストの結果を要求し、SY
Sリモート71は当該要求に応じてこれまで行ってきた
テストの結果をセルフテストリザルトとしてMCBリモ
ート75に発行する。
MCBリモート75は、セルフテストリザルトを受は取
るとトークンパスをSYSリモート71に発行する。 
トークンパスはUIマスター権をやり取りする札であり
、 トークンパスがSYSリモ−1−71に渡されるこ
とで、UIマスター権はMCBリモート75からsys
リモート71に移ることになる。ここまでがパワーオン
シーケンスである。当該パワーオンシーケンスの期間中
、UIリモート70は[しばらくお待ち下さい」等の表
示を行うと共に、自らのコアテスト、通信テスト等、各
種のテストを行う。
上記のパワーオンシーケンスの内、セルフテストリザル
トの要求に対して返答されない、またはセルフテストリ
ザルトに異常がある場合には、MCBリモート75はマ
シンをデッドとし、UIコントロール権を発動してUI
リモート70を制御し、異常が生じている旨の表示を行
う。これがマシンデッドのステートである。
パワーオンステートが終了すると、次に各リモートをセ
ットアツプするためにイニシャライズステートに入る。
イニシャライズステートではSYSリモート71が全体
のコントロール権とUIマスター権を有している。従っ
て、SYSリモート71は、SYS系をイニシャライズ
すると共に、r INITIALIZE SUI3SY
STEMJ コマンドをMCBリモート75に発行して
MCB系をもイニシャライズする。その結果はサブシス
テムステータス情報としてMCBリモート75から送ら
れてくる。これにより例えばIOTではフユーザを加熱
したり、トレイのエレベータが所定の位置に配置された
りしてコピーを行う準備が整えられる。ここまでがイニ
シャライズステートである。
イニシャライズが終了すると各リモートは待機状態であ
るスタンバイに入る。この状態においてもUIマスター
権はSYSリモー1へ71が有しているので、SYSリ
モート71はUIマスター権に基づいてUI画面上にF
/Fを表示し、コピー実行条件を受は付ける状態に入る
。このときMCBリモート75はIOTをモニターして
いる。また、スタンバイステートでは、異常がないかど
うかをチエツクするためにMCBリモート75は、50
0m5ec毎にバックグランドボールをSYSリモート
71に発行し、 SYSリモート71はこれに対してセ
ルフテストリザルトを200m5ec以内にMCBリモ
ート75に返すという処理を行う。このときセルフテス
トリザルトが返ってこない、あるいはセルフテストリザ
ルトの内容に異常があるときには、MCBリモート75
はUIリモート70に対して異常が発生した旨を知らせ
、その旨の表示を行わせる。
スタンバイステートにおいてオーデイトロンが使用され
ると、オーデイトロンステートに入り、M CB !J
 モー ドア 5はオーデイトロンコントロールを行う
と共に、UIリモート70を制御してオーデイトロンの
ための表示を行わせる。スタンバイステートにおいてF
/Fが設定さね スタートキーが押されるとプロダレス
ステートに入る。プロダレスステートは、セットアツプ
、サイクルアップ、ラン、スキップピッチ、 ノーマル
サイクルダウン、サイクルダウンシャットダウンという
6ステー1・に細分化されるが、これらのステートを、
第8図を参照して説明する。
第8図は、プラテンモード、4色フルカラーコピー設定
枚数3の場合のタイミングチャートを示す図である。
SYSリモート71は、 スタートキーが押されたこと
を検知すると、ジョブの内容をシリアル通信網を介して
IIT!Jモート73およびIPSリモート74に送り
、またLNETを介してジョブの内容をスタートジョブ
というコマンドと共にMCBリモート75内のコピアエ
グゼクティブモジュール87に発行する。このことでマ
シンはセラ−60= l・アップに入り、各リモートでは指定されたジョブを
行うための前準備を行う。例えば、 IOTモジュール
90ではメインモータの駆動、感材ベルトのパラメータ
の合わせ込み等が行われる。
スタートジョブに対する応答であるACK(八ckno
wledge )がMCBリモート75から送り返され
たことを確認すると、 SYSリモート71は、IIT
リモート73にプリスキャンを行わせる。
プリスキャンには、原稿サイズを検出するためのプリス
キャン、原稿の指定された位置の色を検出するためのプ
リスキャン、塗り絵を行う場合の閉ループ検出のための
プリスキャン、マーカ編集の場合のマーカ読み取りのた
めのプリスキャンの4種類があり、選択されたF/Fに
応じて最高3回までプリスキャンを行う。このときUI
には例えば「しばらくお待ち下さい」等の表示が行われ
る。
プリスキャンが終了すると、 IITレディというコマ
ンドが、コピアエグゼクティブモジュール87に発行さ
ね ここからサイクルアップに入る。
サイクルアップは各リモートの立ち上がり時間を待ち合
わせる状態であり、MCBリモート75ばIOT、  
転写装置の動作を開始し、SYSリモート71はIPS
リモート74を初期化する。このときUIは、現在プロ
ダレスステートにあること、および選択されたジョブの
内容の表示を行う。
サイクルアップが終了するとランに入り、コピー動作が
開始されるが、先ずMCBリモート75のIOTモジュ
ール90から1個目のPROが出されるとIITは1回
目のスキャンを行い、 IOTは1色目の現像を行い、
これで1ピツチの処理が終了する。次に再びPROが出
されると2色目の現像が行われ、2ピツチ目の処理が終
了する。
この処理を4回繰り返し、4ピツチの処理が終了すると
IOTはフコ、−ザでトナーを定着し、排紙する。これ
で1枚目のコピー処理が完了する。以上の処理を3回繰
り返すと3枚のコピーができる。
ピッチレイヤの処理およびコピーレイヤの処理はMCB
リモート75が管理するが、その上のレイヤであるパー
オリジナルレイヤで行うコピー設定枚数の処理はSYS
!Jモート71が行う。従つて、現在何枚口のコピーを
行っているかをSYSリモート71が認識できるように
、各コピーの1個目のPROが出されるとき、MCBC
モリ1−75はSYSリモート71に対してメイドカウ
ント信号を発行するようになされている。また、最後の
PROが出されるときには、MCBCモリ1−75はS
YSリモート71に対してrRDY  FORNXT 
 JOBj というコマンドを発行して次のジョブを要
求する。このときスタートジョブを発行するとジョブを
続行できるが、ユーザが次のジョブを設定しなければジ
ョブは終了であるから、 SYSリモート71はFEN
D  JOBJ  というコマンドをMCBリモート7
5に発行する。
MCBCモリ1へ75はrEND  JOBJコマンド
を受信してジョブが終了したことを確認すると、マシン
はノーマルサイクルダウンに入る。ノーマルサイクルダ
ウンでは、MCBリモート75はIOTの動作を停止さ
せる。
ザイクルダウンの途中、MCBリモート75は、コピー
された用紙が全て排紙されたことが確認されるとその旨
をrDELIVERED  JOBJコマンドでSYS
リモート71に知らせ、また、ノーマルサイクルダウン
が完了してマシンが停止すると、その旨をrIOT  
5TAND  BYJコマンドでSYSリモート71に
知らせる。これによりプロダレスステートは終了し、ス
タンバイステートに戻る。
なお、以上の例ではスキップピッチ、サイクルダウンシ
ャットダウンについては述べられていないが、スキップ
ピッチにおいては、SYSリモート71はSYS系を次
のジョブのためにイニシャライズし、また、MCBリモ
ート75では次のコピーのために待機している。また、
サイクルダウンシャットダウンはフォールトの際のステ
ートであるので、当該ステートにおいては、SYSリモ
ート71およびMCBリモート75は共にフォールト処
理を行う。
以上のようにプロダレスステートにおいては、MCBリ
モート75はピッチ処理およびコピー処理を管理し、S
YSリモート71はパーオリシナル処理およびジョブプ
ログラミング処理を管理しているので、処理のコントロ
ール権は双方が処理の分担に応じてそれぞれ有している
。これに対してUIマスター権はSYSリモート71が
有している。なぜなら、UIにはコピーの設定枚数、選
択された編集処理などを表示する必要があり、これらは
パーオリジナル処理もしくはジョブプログラミング処理
に属し、SYSリモート71の管理下に置かれるからで
ある。
プロダレスステートにおいてフォールトが生じるとフォ
ールトリカバリーステートに移る。フォールトというの
は、ノーペーパー、ジャム、部品の故障または破損等マ
シンの異常状態の総称であり、F/Fの再設定等を行う
ことでユーザがリカバリーできるものと、部品の交換な
どザービスマンがリカバリーしなければならないものの
2種類がある。上述したように基本的にはフォールトの
表示はMCBUIモジュール86が行うが、F/FはS
YSモジュール82が管理するので、F/Fの再設定で
リカバリーできるフォールトに関してはSYSモジュー
ル82がリカバリーを担当し、それ以外のりカバリ−に
関してはコピアエグゼクティブモジュール87が担当す
る。
また、フォールトの検出はSYS系、MCB系それぞれ
に行われる。つまり、 IIT、 IPS、F/PはS
YSリモート71が管理しているのでSYSリモート7
1が検出し、 IOT、ADF、ソータはMCBリモー
ト75が管理しているのでMCBリモート75が検出す
る。従って、本複写機においては次の4種類のフォール
トがあることが分かる。
■SYSノードで検出され、 SYSノードがリカバリ
ーする場合 例えば、F/Pが準備されないままスタートキーが押さ
れたときにはフォールトとなるが、ユーザは再度F/F
を設定することでリカバリーできる。
■SYSノードで検出さり、MCBノードがリカバリー
する場合 この種のフォールトには、例えば、レジセンサの故障、
イメージングユニットの速度異常、イメージングユニッ
トのオーバーラン、PRO信号の異常、CCCの異常、
シリアル通信網の異常、ROMまたはRAMのチエツク
エラー等が含まれ、これらのフォールトの場合には、U
lにはフォールトの内容および「サービスマンをお呼び
下さい」等のメツセージが表示される。
■MCBノードで検出さり、SYSノードがリカバリー
する場合 ソータがセットされていないにも拘らずF/Fでソータ
が設定された場合にはMCBノードでフォールトが検出
されるが、ユーザが再度F/Fを設定し直してソータを
使用しないモードに変更することでもリカバリーできる
。ADFについても同様である。また、 トナーが少な
くなった場合、トレイがセットされていない場合、用紙
が無くなった場合にもフォールトとなる。これらのフォ
ールトは、本来はユーザがトナーを補給する、あるいは
トレイをセットする、用紙を補給することでリカバリー
されるものではあるが、あるトレイに用紙が無くなった
場合には他のトレイを使用することによってもリカバリ
ーできるし、ある色のトナーが無くなった場合には他の
色を指定することによってもリカバリーできる。つまり
、 F/Fの選択によってもリカバリーされるものであ
るから、SYSノードでリカバリーを行うようになされ
ている。
■MCBノードで検出され、MCBノードがリカバリー
する場合 例えば、現像機の動作が不良である場合、 トナーの配
給が異常の場合、モータクラッチの故障フユーザの故障
等はMCBノードで検出され、Ulには故障の箇所およ
び「サービスマンを呼んで下さいj等のメツセージが表
示される。また、ジャムが生じた場合には、ジャムの箇
所を表示すると共に、ジャムクリアの方法も表示するこ
とでリカバリーをユーザに委ねている。
以上のようにフォールトリカバリーステートにおいては
コントロール権およびUIマスター権は、フォールトの
生じている箇所、 リカバリーの方法によってSYSノ
ードが有する場合と、MCBノードが有する場合がある
のである。
フォールトがリカバリーされてIOTスタンバイコマン
ドがMCBノードから発行されるとジョブリカバリース
テートに移り、残されているジョブを完了する。例えば
、コピー設定枚数が3であり、2枚目をコピーしている
ときにジャムが生じたとする。この場合にはジャムがク
リアされた後、残りの2枚をコピーしなければならない
ので、SYSノード、MCBノードはそれぞれ管理する
処理を行ってジョブをリカバリーするのである。従って
、ジョブリカバリーにおいてもコントロール権は、SY
Sノード、MCBノードの双方がそれぞれの処理分担に
応じて有している。しかし、U■マスター権はSYSノ
ードが有している。なぜなら、ジョブリカバリーを行う
については、例えば[スタートキーを押して下さい」、
 「残りの原稿をセットして下さいj等のジョブリカバ
リーのためのメツセージを表示しなければならず、これ
はSYSノードが管理するパーオリジナル処理またはジ
ョブプログラミング処理に関する事項だからである。
なお、プロダレスステートでIOTスタンバイコマンド
が出された場合にもジョブリカバリーステートに移り、
ジョブが完了したことが確認されるとスタンバイステー
トに移り、次のジョブを待機する。スタンバイステート
において、所定のキー操作を行うことによってダイアグ
ノスティック(以下、単にダイアグと称す。)ステート
に入ることができる。
ダイアグステートは、部品の入カチェッ久 出カチェッ
久 各種パラメータの設定、各種モードの設定、NVM
(不揮発性メモリ)の初期化等を行う自己診断のための
ステートであり、その概念を第9図に示す。図から明ら
かなように、ダイアグとしてTECHREPモード、カ
スタマ−シミュレーションモードの2つのモードが設け
られている。
TECHREPモードは入カチェッ久 出力チエツク等
サービスマンがマシンの診断を行う場合に用いるモード
であり、カスタマ−シミュレーションモードは、通常ユ
ーザがコピーする場合に使用するカスタマ−モードをダ
イアグで使用するモードである。
いま、カスタマ−モードのスタンバイステートから所定
の操作により図のAのルートによりTECHREPモー
ドに入ったとする。TECHREPモードで各種のチェ
ッ久 パラメータの設定、モードの設定を行っただけで
終了し、再びカスタマ−モードに戻る場合(図のBのル
ート)には所定のキー操作を行えば、第6図に示すよう
にパワーオンのステートに移り、第7図のシーケンスに
よりスタンバイステートに戻ることができるが、本複写
機はカラーコピーを行い、しかも種々の編集機能を備え
ているので、TECHREPモードで種々のパラメータ
の設定を行った後に、実際にコピーを行ってユーザが要
求する色が出るかどうか、編集機能は所定の通りに機能
するかどうか等を確認する必要がある。これを行うのが
カスタマ−シミュレーションモードであり、ビリングを
行わない点、UIにはダイアグである旨の表示がなされ
る点でカスタマ−モードと異なっている。これがカスタ
マ−モードをダイアグで使用するカスタマ−シミュレー
ションモードの意味である。なお、TECHREPモー
ドからカスタマ−シミュレーションモードへの移行(図
のCのルート)、その逆のカスタマ−シミュレーション
モードからTECHREPモードへの移行(図のDのル
ート)はそれぞれ所定の操作により行うことができる。
また、TECHREPモードはダイアグエグゼクティブ
モジュール88(第4図)が行うのでコントロール権、
UIマスター権は共にMCBノードが有しているが、カ
スタマ−シミュレーションモードはSYS、DIAGモ
ジュール83(第4図)の制御の基で通常のコピー動作
を行うので、コントロール権、UIマスター権は共にS
YSノードが有する。
(II)具体的な各部の構成 (II−1)システム 第10図はシステムと他のリモートとの関係を示す図で
ある。
前述したように、 リモート71には5YSUIモジユ
ール81とSYSTEMモジュール82が搭載され、5
YSUI 81とSYSTEMモジュール82間はモジ
ュール間インタフェースによりデータの授受が行われ 
またSYSTEMモジュール82とIIT73、 IP
S74との間はシリアル通信インターフェースで接続さ
れ、MCB75、RO376、RAIB79との間はL
NET高速通信網で接続されている。
次にシステムのモジュール構成について説明する。
第11図はシステムのモジュール構成を示す図である。
本複写機においては、 IIT、 IPS、 IOT等
の各モジュールは部品のように考え、これらをコントロ
ールするシステムの各モジュールは頭脳を持つように考
えている。そして、分散CPtJ方式を採用し、システ
ム側ではパーオリジナル処理およびジョブプログラミン
グ処理を担当し、これに対応してイニシャライズステー
1・、スタンバイステート、セットアツプステー1・、
サイクルステートを管理するコントロール権、およびこ
れらのステートでUIを使用するUIマスター権を有し
ているので、それに対応するモジュールでシステムを構
成している。
システムメイン100は、5YSUIやMCB等からの
受信データを内部バッファに取り込み、また内ij/i
バッファに格納したデータをクリアし、システムメイン
100の下位の各モジュールをコールして処理を渡し、
システムステートの更新処理を行っている。
M/Cイニシャライズコントロールモジュール101は
、パワーオンしてからシステムがスタンバイ状態になる
までのイニシャライズシーケンスをコントロールしてお
り、MCBによるパワーオン後の各種テストを行うパワ
ーオン処理が終了すると起動される。
M/Cセットアツプコン]・ロールモジュール103は
スタートキーが押されてから、コピーサイクルの処理を
行うMCBを起動するまでのセットアツプシーケンスを
コントロールし、具体的には5YSUIから指示された
FEATURE (使用者の要求を達成するためのM/
Cに対する指示項目)に基づいてジョブモードを作成し
、作成したジョブモードに従ってセットアツプシーケン
スを決定する。
第12図(a)に示すように、ジョブモードの作成は、
F/Fで指示されたモードを解析し、ジョブを切り分け
ている。この場合ジョブとは、使用者の要求によりM/
Cがスタートしてから要求通りのコピーが全て排出さね
 停止されるまでのM/C動作を言い、使用者の要求に
対して作業分割できる最小単位、ジョブモードの集合体
である。例えば、嵌め込み合成の場合で説明すると、第
12図(b)示すように、ジョブモードは削除と移動、
抽出とからなり、ジョブはこれらのモードの集合体とな
る。また、第12図(c)に示すようにADF原稿3枚
の場合においては、ジョブモードはそれぞれ原稿1、原
稿2、原稿3に対するフィード処理であり、ジョブはそ
れらの集合となる。
そして、自動モードの場合はドキュメントスキャン、ぬ
り絵モードの時はプレスキャン、マーカー編集モードの
時はプレスキャン、色検知モードの時はサンプルスキャ
ンを行い(プレスキャンは最高3回)、またコピーサイ
クルに必要なコピーモードをIIT、IPS、MCBに
対して配付し、セットアツプシーケンス終了時MCBを
起動する。
M/Cスタンバイコントロールモジュール102はM/
Cスタンバイ中のシーケンスをコントロールし、具体的
にはスタートキーの受付、色登録のコントロール、ダイ
アグモードのエントリー等を行っている。
M/Cコピーサイクルコントロールモジュール104は
MCBが起動されてから停止するまでのコピーシーケン
スをコントロールし、具体的には用紙フィードカウント
の通知、JOBの終了を判断してIITの立ち」二げ要
求、MCBの停止を判断してIPSの立ち下げ要求を行
う。
また、M/C停止中、あるいは動作中に発生するスルー
コマンドを相手先リモートに通知する機能を果たしてい
る。
フォール1へコントロールモジュール106 ハIIT
、 IPSからの立ち下げ要因を監視し、要因発生時に
MCBに対して立ち下げ要求し、具体的にはIIT、I
PSからのフェイルコマンドによる立ち下げを行い、ま
たMCBからの立ち下げ要求が発生後、M/C停止時の
りカバリ−を判断して決定し、例えばMCBからのジャ
ムコマンドによりリカバリーを行っている。
コミニュケーションコントロールモジュール107はI
ITからのIITレディ信号の設定、イメージエリアに
おける通信のイネーブル/ディスエイプルを設定してい
る。
DIAGコントロールモジュール10gは、DIAGモ
ードにおいて、入力チエツクモード、出力チエツクモー
ド中のコントロールを行っている。
次に、これらの各モジュール同士、あるいは他のサブシ
ステムとのデータの授受について説明する。
第13図はシステムと各リモー1〜とのデータフロー、
およびシステム内モジュール間データフローを示す図で
ある。図のA〜Nはシリアル通信を、Zはホットライン
を、■〜@はモジュール間データを示している。
5YSUI!Jモートとイニシャライズコントロール部
101との間では、5YSUIからはCRTの制御権を
SYSTEM  N0DEに渡すT○K E Nコマン
ドが送られ、一方イニシャライズコントロール部101
からはコンフィグコマンドが送られる。
5YSUIリモートとスタンバイコントロール部102
との間では、5YSUIからはモードチェンジコマンド
、スタートコピーコマンド、ジョブキャンセルコマンド
、色登録すクエストコマンド、 トレイコマンドが送ら
江 一方スタンバイコントロール部102からはM/C
ステータスコマンド、 トレイステータスコマンド、 
トナーステータスコマンド、回収ホl〜ルステータスコ
マンド、色登録ANSコマンド、T OK E Nコマ
ンドが送られる。
5YSU IリモートとセットアツプコンI・ロール部
103との間では、セットアツプコントロール部103
からはM/Cステータスコマンド(プログレス)、AP
MSステータスコマンドが送られ、一方5YSUIリモ
ートからはストップリクエストコマンド、インターラブ
ドコマンドが送られる。
IPSリモートとイニシャライズコントロール部101
との間では、 IPSリモートからはイニシャライズエ
ンドコマンドが送られ イニシャライズコンI・ロール
部101からはNVMパラメータコマンドが送られる。
IITリモートとイニシャライズコントロール部101
との間では、 IITリモートからはIITレディコマ
ンド、イニシャライズコントロール部101からはNV
Mパラメータコマンド、 INITIALIZEコマン
ドが送られる。
IPSリモートとスタンバイコントロール部1o2との
間では、 IPSリモートからイニシャライズフリーハ
ンドエリア、アンサ−コマンド、 リムーヴエリアアン
サーコマンド、カラー情報コマンドが送られ スタンバ
イコントロール部102からはカラー検出ポイントコマ
ンド、イニシャライズフリーハンドエリアコマンド、 
リムーヴエリアコマンドが送られる。
IPSリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、 IPSリモートからIPSレディコマンド
、ドキーメント情報コマンドが送られ セットアツプコ
ントロール部103スキャン情報コマンド、基本コピー
モードコマンド、エデイツトモートコマンド、M/Cス
トップコマンドが送られる。
IIT!、1モートとスタンバイコントロール部102
との間では、 IITリモートからプレスキャンが終了
したことを知らせるIITレディコマンドが送られ ス
タンバイコントロール部102かラサンプルスキャンス
タートコマンド、イニシャライズコマンドが送られる。
IITリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、 IITリモートからはIITL/ティコマ
ント、イニシャライズエンドコマンドが送られ セット
アンプコントロール部103からはドキュメントスキャ
ンスタートコマンド、サンプルスキャンスタートコマン
ド、コピースキャンスタートコマンドが送られる。
MCBリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、スタンバイコントロール部102からイニシャ
ライズサブシステムコマンド、スタンバイセレクション
コマンドが送らり、MCBリモートからはサブシステム
ステータスコマンドが送られる。
MCBリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、セットアツプコントロール部103からスタ
ートジョブコマンド、 IITレディコマンド、ストッ
プジョブコマンド、デクレアシステムフォールトコマン
ドが送られ、MCBリモートからIOTスタンバイコマ
ンド、デクレアMCBフォールトコマンドが送られる。
MCBリモートとザ′イクルコントロール部104との
間では、サイクルコントロール部104からストップジ
ョブコマンドが送ら、h、、MCBリモートからはMA
DEコマンド、レディフォアネクストジョブコマンド、
ジョブデリヴアードコマンド、 IOTスタンバイコマ
ンドが送られる。
MCBリモートとフォールトコントロール部106との
間では、フォールトコントロール部106からデクレア
システムフォールトコマンド、システムシャットダウン
完了コマンドが送られ、MCBリモートからデクレアM
CBフォールトコマンド、システムシャットダウンコマ
ンドが送られる。
IIT!Jモー1−とコミニュケーションコントロール
部107との間では、 IITリモートからスキャンレ
ディ信号、イメージエリア信号が送られる。
次に各モジュール間のインターフェースについて説明す
る。
システムメイン100から各モジュール(101〜10
7)に対して受信リモートNO,及び受信データが送ら
れて各モジュールがそれぞれのリモートとのデータ授受
を行う。一方、各モジュール(101〜107)からシ
ステムメイン100に対しては何も送られない。
イニシャライズコントロール部101は、イニシャライ
ズ処理が終了するとフォルトコントロール部106、ス
タンバイコントロール部102に対し、それぞれシステ
ムステー1− (スタンバイ)を通知する。
コミニュケーションコントロール部107は、イニシャ
ライズコントロール部101、スタンバイコントロール
部102、セットアツプコントロール部103、コピー
サイクルコントロール部1o4、フォルトコントロール
部106に対し、それぞれ通信可否情報を通知する。
スタンバイコントロール部102は、スフ−1へキーが
押されるとセットアツプコントロール部103に対して
システムステート(プログレス)を通知する。
セットアツプコントロール部103は、セットアップが
終了するとコピーサイクルコントロール部104に対し
てシステムステート(サイクル)を通知する。
(TI−2)イメージ入力ターミナル(IIT)(A)
原稿走査機構 第14図は、原稿走査機構の斜視図を示し、イメージン
グユニット37は、2本のスライドシャフト202、2
03上に移動自在に載置されると共に、両端はワイヤ2
04.205に固定されている。このワイヤ204、2
05はドライブプーリ206.207とテンションプー
リ208.209に巻回さ江 テンションプーリ208
、209には、図示矢印方向にテンションがかけられて
いる。前記ドライブプーリ206.207が取付けられ
るドライブ軸210には、減速プーリ211が取付ら札
 タイミングベルl−212を介してステッピングモー
タ213の出力軸214に接続されている。なお、 リ
ミットスイッチ215、216はイメージングユニット
37の異常動作を検出するセンサであり、レジセンサ2
17は、原稿読取開始位置の基準点を設定するためのセ
ンサである。
1枚の4色カラーコピーを得るためには、イメージング
ユニット37は4回のスキャンを繰り返す必要がある。
この場合、4回のスキャン内に同期ズレ、位置ズレをい
かに少なくさせるかが大きな課題であり、そのためには
、イメージングユニッI・37の停止位置の変動を抑え
、ホームポジションからレジ位置までの到達時間の変動
を抑えることおよびスキャン速度の変動を抑えることが
重要である。そのためにステッピングモータ213を採
用している。しかしながら、ステッピングモータ213
はDCザーボモータに比較して振動、騒音が大きいため
、高画質(Is  高速化に種々の対策を採っている。
(B)ステッピングモータの制御方式 ステッピングモータ213は、モータ巻線を5角形に結
線し、その接続点をそれぞれ2個のトランジスタにより
、電源のプラス側またはマイナス側に接続するようにし
、 10個のスイッチングトランジスタでバイポーラ駆
動を行うようにしている。また、モータに流れる電流値
をフィードバックし、モータに流す電流を一定にするよ
うにコントロールしながら駆動している。
第15図(a)はステッピングモータ213により駆動
されるイメージングユニッI・37のスキャンザイクル
を示している。図は倍率50%すなわち最大移動速度で
フォワードスキャン、バックスキャンさせる場合に、イ
メージングユニット37の速度すなわちステッピングモ
ータに加えられる周波数と時間の関係を示している。加
速時には同図(b)に示すように、例えば259 Hz
を逓倍してゆき、最大11〜12KHz程度にまで増加
させる。このようにパルス列に規則性を持たせることに
よりパルス生成を簡単にする。そして、同図(a)に示
すように、259pps/3.9msで階段状に規則的
な加速を行い台形プロファイルを作るようにしている。
また、フォワードスキャンとバックスキャンの間には休
止時間を設け、 IITメカ系の振動が減少するの待ち
、またIOTにおける画像出力と同期させるようにして
いる。本実施例におていは加速度を0.7Gにし従来の
ものと比較して犬にすることによりスキャンザイクル時
間を短縮させている。
前述したようにカラー原稿を読み取る場合には、4回ス
キャンの位置ズレ、システムとしてはその結果としての
色ズレ或いは画像のゆがみをいかに少なくさせるかが大
きな課題である。第15図(C)〜(e)は色ずれの原
因を説明するための図で、同図(C)はイメージングユ
ニットがスキャンを行って元の位置に停止する位置が異
なることを示しており、次にスタートするときにレジ位
置までの時間がずれて色ずれが発生する。また、同図(
d)に示すように、4スキヤン内でのステッピングモー
タの過度振動(定常速度に至るまでの速度変動)により
、レジ位置に到達するまでの時間がずれて色ずれが発生
する。また、同図(e)はレジ位置通過後テールエツジ
までの定速走査特性のバラツキを示し、1回目のスキャ
ンの速度変動のバラツキが2〜4回目のスキャンの速度
変動のバラツキよりも大きいことを示している。従って
、例えば1回目のスキャン時には、色ずれの目立たない
Yを現像させるようにしている。
上記した色ずれの原因は、タイミングベルト212、ワ
イヤ204.205の経時変イK スライドパッドとス
ライドレール202、203間の粘性抵抗等の機械的な
不安定要因が考えられる。
(C)IITのコントロール方式 IITリモートは、各種コピー動作のためのシーケンス
制御、サービスサポート機能、自己診断機能、フェイル
セイフ機能を有している。 IITのシーケンス制御は
、通常スキャン、サンプルスキャン、イニシャライズに
分けられる。 IIT制御のための各種コマンド、パラ
メータは、SYSリモート71よりシリアル通信で送ら
れてくる。
第16図(a)は通常スキャンのタイミングチャートを
示している。スキャン長データは、用紙長と倍率により
0〜432mm(1mmステップ)が設定され、スキャ
ン速度は倍率(50%〜400%)により設定さ江 プ
リスキャン長(停止位置からレジ位置までの距離)デー
タも、倍率(50%〜400%)により設定される。ス
キャンコマンドを受けると、FL−ON信号により蛍光
灯を点灯させると共に、 5CN−RDY信号によりモ
ータドライバをオンさせ、所定のタイミング後シェーデ
ィング補正パルスWHT−REFを発生させてスキャン
を開始する。レジセンサを通過すると、イメージエリア
信号IMG−AREAが所定のスキャン長分ローレベル
となり、これと同期して■IT−PS信号がIPSに出
力される。
第16図(b)はサンプルスキャンのタイミングチャー
トを示している。サンプルスキャンは、色変換時の色検
知、F/Pを使用する時の色バランス補正およびシェー
ディング補正に使用される。レジ位置からの停止位置、
移動速度、微小動作回数、ステップ間隔のデータにより
、目的のサンプル位置に行って一時停止または微小動作
を複数回繰り返した後、停止する。
第16図(C)はイニシャライズのタイミングチャート
を示している。電源オン時にSYSリモートよりコマン
ドを受け、レジセンサの離落 レジセンサによるイメー
ジングユニッI・動作の離落 レジセンサによるイメー
ジングユニットのホーム位置の補正を行う。
(D)イメージングユニット 第17図は前記イメージングユニット37の断面図を示
し、原稿220は読み取られるべき画像面がプラテンガ
ラス31上に下向きにセットさ札イメージングユニット
37がその下面を図示矢印方向へ移動し、30W昼光色
螢光灯222および反射鏡223により原稿面を露光す
る。そして、原稿220からの反射光をセルフォックレ
ンズ224、シアンフィルタ225を通過させることに
より、CCDラインセンサ226の受光面に正立等倍像
を結像させる。セルフォックレンズ224は4列のファ
イバーレンズからなる複眼レンズであり、明るく解像度
が高いために、光源の電力を低く抑えることができ、ま
たコンパクトになるという利点を有する。また、イメー
ジングユニット37には、CCDラインセンサドライブ
回路、CCDラインセンサ出力バッファ回路等を含む回
路基板227が搭載される。なお、228はランプヒー
久 229は照明電源用フレキシブルケーブル、230
は制御信号用フレキシブルケーブルを示している。
第18図は前記CCDラインセンサ226の配置例を示
し、同図(a)に示すように、5個のCCDラインセン
サ226a〜226eを主走査方向Xに千鳥状に配置し
ている。これは−本のラインセンサにより、多数の受光
素子を欠落なくかつ感度を均一に形成することが困難で
あり、また、複数のラインセンサを1ライン上に並べた
場合には、ラインセンサの両側まで画素を構成すること
が困難で、読取不能領域が発生するからである。
このCCDラインセンサ226のセンサ部は、同図(b
)に示すように、CCDラインセンサ226の各画素の
表面にR,G、  Bの3色フィルタをこの順に繰り返
して配列し、隣りあった3ビツトで読取時の1画素を構
成している。各色の読取画素密度を16ドツト/ mm
、 1チツプ当たりの画素数を2928とすると、 1
チツプの長さが2928/ (16x3) −61mm
となり、5チップ全体で61X5=305mmの長さと
なる。従って、これによりA3版の読取りが可能な等倍
系のCCDラインセンサが得られる。また、R,G、 
 Bの各画素を45度傾けて配置し、モアレを低減して
いる。
このように、複数のCCDラインセンサ226a〜22
6eを千鳥状に配置した場合、隣接したCCDラインセ
ンサが相異なる原稿面を走査することになる。ずなわち
、CCDラインセンサの主走査方向Xと直交する副走査
方向YにCCDラインセンサを移動して原稿を読み取る
と、原稿を先行して走査する第1列のCCDラインセン
サ226b、226dからの信号と、それに続く第2列
のCCDラインセンサ226a、226c、 226e
からの信号との間には、隣接するCCDラインセンサ間
の位置ずれに相当する時間的なずれを生じる。
そこで、複数のCCDラインセンサで分割して読み取っ
た画像信号から1ラインの連続信号を得るだめには、少
なくとも原稿を先行して走査する第1列のCCDライン
センサ226b、226dからの信号を記憶せしめ、そ
れに続く第2列のCCDラインセンサ226a、226
c、226eからの信号出力に同期して読みだすことが
必要となる。この場合、例えば、ずれ量が250 ft
 mで、解像度が16ドツト/ mmであるとすると、
4ライン分の遅延が必要となる。
また、一般に画像読取装置における縮小拡大は、主走査
方向はIPSでの間引き水増し、その他の処理により行
い、副走査方向はイメージングユニット37の移動速度
の増減により行っている。そこで、画像読取装置におけ
る読取速度(単位時間当たりの読取ライン数)は固定と
し、移動速度を変えることにより副走査方向の解像度を
変えることになる。すなわち、例えば縮拡率100%時
に16ドツh / mmの解像度であれば、r    
       7         7       
    ff           ”1縮拡率 1速
 度 1解像度 1千鳥補正%    倍   じット
/mm   ライン数1−−−−− + −−−−+ 
−−−−−+ −−−−−−@+−−−−m−+ −−
一−−−1−−−−−−−十−−−−」ト−m−−+ 
−−−−+ −−−−+−−−−−−q200 11/
2 132  l   81−−−−−+ −−−−+
−−−−+ −−一−@4oO11/4164116 L−−一一上一一一一工−−−−上一一一一」の如き関
係となる。従って縮拡率の増加につれて解像度が」二が
ることになり、よって、前記の千鳥配列の差250μm
を補正するための必要ラインメモリ数も増大することに
なる。
(E)ビデオ信号処理回路 次に第19図により、CCDラインセンサ226を用い
て、カラー原稿をR,G、  B毎に反射率信号として
読取り、これを濃度信号としてのデジタル値に変換する
ためのビデオ信号処理回路について説明する。
原稿は、イメージングユニット37内の5個のCCDラ
インセンサ226により、原稿を5分割に分けて5チヤ
ンネルで、R,G、  Bに色分解されて読み取られ、
それぞれ増幅回路231で所定レベルに増幅されたのち
、ユニット、本体間を結ぶ伝送ケーブルを介して本体側
の回路へ伝送される(第20図231a)。次いでサン
プルホールド回路S H232において、サンプルホー
ルドパルスSHPにより、ノイズを除去して波形処理を
行う(第20図232 a)。ところがCCDラインセ
ンサの光電変換特性は各画素毎、各チップ毎に異なるた
めに、同一の濃度の原稿を読んでも出力が異なり、これ
をそのまま出力すると画像データにスジやムラが生じる
。そのために各種の補正処理が必要となる。
ゲイン調整回路AG C(AUTOMATICGAIN
 C0NTR0L)233は、各センサの出力をA/D
変換器235の入力信号レンジに見合う大きさまで増幅
するための回路で、原稿の読み取り以前に予め各センサ
で白のりファランスデータを読み取り、これをディジタ
ル化してシェーディングRAM240に格納し、このデ
ータがSYSリモート71 (第3図)において所定の
基準値と比較判断され、適当な増幅率が決定されてそれ
に見合うディジクルデータがD/A変換されてAGC2
33に送られることにより各々のゲインが自動的に設定
されている。
オフセット調整回路AOC(AUTOMATIC0FS
ETCONTROL ) 234は、黒レベル調整と言
われるもので、各センサの暗時出力電圧を調整する。そ
のために、螢光灯を消灯させて暗時出力を各センサによ
り読取り、このデータをデジタル化してシェーディング
RAM240に格納し、この1ライン分のデータはSY
Sリモート71 (第3図)において所定の基準値と比
較判断され、オフセット値をD/A変換してAOC23
4に出力し、オフセラl−電圧を256段階に調節して
いる。このAOCの出力は、第20図234aに示すよ
うに最終的に読み取る原稿濃度に対して出力濃度が規定
値になるように調整している。
このようにしてA/D変換器235でデジタル値に変換
され(第20図235 a)だデータは、GBRGBR
・・・・・・・・・と連なる8ビツトデータ列の形で出
力される。遅延量設定回路236は、複数ライン分が格
納されるメモリで、FIFO構成をとり、原稿を先行し
て走査する第1列のCCDラインセンサ226b、22
6dからの信号を記憶せしめ、それに続く第2列のCC
DCCラインセンサ226226c、226eからの信
号出力に同期して出力している。
分離合成回路237は、各CCDラインセンサ毎にR,
G、  Bのデータを分離した後、原稿の1ライン分を
各CCDラインセンサのR,G、  B毎にシリアルに
合成して出力するものである。変換器238は、ROM
から構成され、対数変換テーブルLUT”1”が格納さ
れており、デジタル値をROMのアドレス信号として人
力すると、対数変換テーブルLUT“1′′でR,G、
  Bの反射率の情報が濃度の情報に変換される。
次にシェーディング補正回路239について説明する。
シェーディング特性は、光源の配光特性にバラツキがあ
ったり、蛍光灯の場合に端部において光量が低下したり
、CCDラインセンサの各ビット間に感度のバラツキが
あった頃 また、反射鏡等の汚れがあったりすると、こ
れらに起因して現れるものである。
そのために、シェーディング補正開始時に、CCDライ
ンセンサにシェーディング補正の基準濃度データとなる
白色板を照射したときの反射光を入力し、上記信号処理
回路にてA/D変換およびログ変換を行い、この基準濃
度データlog(Ri)をラインメモリ240に記憶さ
せておく。次に原稿を走査して読取った画像データlo
g(Di)から前記基準濃度データlog(Ri)を減
算すれば、log(D i) −1og(Ri) = 
log(D i / Ri)となり、シェーディング補
正された各画素のデータの対数値が得られる。このよう
にログ変換した後にシェーディング補正を行うことによ
り、従来のように複雑かつ大規模な回路でハードロジッ
ク除算器を組む必要もなく、汎用の全加算器ICを用い
ることにより演算処理を簡単に行うことができる。
(II−3)イメージ処理シ人テム(IPS)(A)I
PSのモジュール構成 第21図はIPSのモジュール構成の概要を示す図であ
る。
カラー画像形成装置では、 IIT(イメージ入力ター
ミナル)においてCCDラインセンサーを用いて光の原
色B(青)、G(緑)、R(赤)に分解してカラー原稿
を読み取ってこれをトナーの原色Y(イエロー)、M(
マゼンタ)、C(シアン)、さらにはK(黒又は墨)に
変換し、 l0T(イメージ出力ターミナル)において
レーザビームによる露光、現像を行いカラー画像を再現
している。この場合、Y、  M、  C,Kのそれぞ
れのトナー像に分解してYをプロセスカラーとするコピ
ープロセス(ピッチ)を1回、同様にM、  C,Kに
ついてもそれぞれをプロセスカラーとするコピーサイク
ルを1回ずつ、計4回のコピーサイクルを実行し、これ
らの網点による像を重畳することによってフルカラーに
よる像を再現している。したがって、カラー分解信号(
B、  G、  R信号)をトナー信号(Y、  M、
  C,K信号)に変換する場合においては、その色の
バランスをどう調整するかやIITの読み取り特性およ
びIOTの出力特性に合わせてその色をどう再現するか
、濃度やコントラストのバランスをどう調整するか、エ
ツジの強調やボケ、モアレをどう調整するか等が問題に
なる。
IPSは、 IITからB、  G、  Rのカラー分
解信号を入力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の
再現性等を高めるために種々のデータ処理を施して現像
プロセスカラーのトナー信号をオン/オフに変換しIO
Tに出力するものであり、第21図に示すようにEND
変換(Equivalent Neutral Den
sity;等価中性濃度変換)モジュール301、カラ
ーマスキングモジュール302、原稿サイズ検出モジュ
ール303、カラー変換モジュール304、UCR(U
nder Co1or Removal;下色除去)&
熱生成モジュール305、空間フィ10〇− ルター306、 T RC(T one Reprod
uction Control; 色調補正制御)モジ
ュール307、縮拡処理モジュール308、スクリーン
ジェネレータ309、 IOTインターフェースモジュ
ール310、領域生成回路やスイッチマトリクスを有す
る領域画像制御モジュール311、エリアコマンドメモ
リ312やカラーパレットビデオスイッチ回路313や
フォントバッファ314等を有する編集制御モジュール
等からなる。
そして、 IITからB、  G、  Rのカラー分解
信号について、それぞれ8ビットデータ(256階調)
をEND変換モジュール301に入力し、Y、M、  
C,Kのトナー信号に変換した後、プロセスカラーのト
ナー信号Xをセレクトし、これを2値化してプロセスカ
ラーのトナー信号のオン/オフデータとしIOTインタ
ーフェースモジュール310からIOTに出力している
。したがって、フルカラー(4カラー)の場合には、プ
リスキャンでまず原稿サイズ検dj+  編集領域の検
出、その他の原稿情報を検出した後、例えばまず初めに
プロセスカラーのトナー信号XをYとするコピーサイク
ル、続いてプロセスカラーのトナー信号XをMとするコ
ピーサイクルを順次実行する毎に、 4回の原稿読み取
りスキャンに対応した信号処理を行っている。
IITでは、CCDセンサーを使いB、  0% Rの
それぞれについて、 1ピクセルを16ドツト/mmの
サイズで読み取り、そのデータを24ビツト(3色×8
ビット; 256階調)で出力している。
CCDセンサーは、上面にB、  G、Rのフィルター
が装着されていて16ドツl−/ mmの密度で300
 mmの長さを有し、190. 5mm/secのプロ
セススピードで16ライン/ mmのスキャンを行うの
で、はぼ各色につき毎秒15Mピクセルの速度で読み取
りデータを出力している。そして、 IITでは、B、
  G、  Hの画素のアナログデータをログ変換する
ことによって、反射率の情報から濃度の情報に変換し、
さらにデジタルデータに変換している。
次に各モジュールについて説明する。
第22図はIPSを構成する各モジュールを説明するた
めの図である。
(イ)END変換モジュール END変換モジュール301は、 IITで得られたカ
ラー原稿の光学読み取り信号をグレーバランスしたカラ
ー信号に調整(変換)するためのモジュールである。カ
ラー画像のトナーは、グレーの場合に等量になりグレー
が基準となる。しかし、IITからグレーの原稿を読み
取ったときに入力するB、  G、  Rのカラー分解
信号の値は光源や色分解フィルターの分光特性等が理想
的でないため等しくなっていない。そこで、第22図(
a)に示すような変換テーブル(LUT; ルックアッ
プテーブル)を用いてそのバランスをとるのがEND変
換である。したがって、変換テーブルは、グレイ原稿を
読み取った場合にそのレベル(黒→白)に対応して常に
等しい階調でB、G、  Hのカラー分解信号に変換し
て出力する特性を有するものであり、 IITの特性に
依存する。また、変換テーブルは、16面用意され、そ
のうち11面がネガフィルムを含むフィルムフプロジェ
クター用のチープルであり、3面が通常のコピー用、写
真用、ジェネレーションコピー用のテーブルである。
(ロ)カラーマスキングモジュール カラーマスキングモジュール302は、B、  G、R
信号をマトリクス演算することによりY、  M、Cの
トナー量に対応する信号に変換するのものであり、EN
D変換によりグレーバランス調整を行った後の信号を処
理している。
カラーマスキングに用いる変換マトリクスには、純粋に
B、  G、  RからそれぞれY、  M、  Cを
演算する3×3のマトリクスを用いているが、B、  
G、Rだけでなく、BG、  GR,RB、B2、G2
、R2の成分も加味するため種々のマトリクスを用いた
り、他のマトリクスを用いてもよいことは勿論である。
変換マトリクスとしては、通常のカラー調整用とモノカ
ラーモードにおける強度信号生成用の2セツトを保有し
ている。
このように、 IITのビデオ信号についてIPSで処
理するに際して、何よりもまずグレーバランス調整を行
っている。これを仮にカラー調整用ングの後に行うとす
ると、カラーマスキングの特性を考慮したグレー原稿に
よるグレーバランス調整を行わなければならないため、
その変換テーブルがより複雑になる。
(ハ)原稿サイズ検出モジュール 定型サイズの原稿は勿論のこと切り張りその他任意の形
状の原稿をコピーする場合もある。この場合に、原稿サ
イズに対応した適切なサイズの用紙を選択するためには
、原稿サイズを検出する必要がある。また、原稿サイズ
よりコピー用紙が大きい場合に、原稿の外側を消すとコ
ピーの出来映えをよいものとすることができる。そのた
め、原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキャン
時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテ
ンカラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。そ
のために、プラテンカラーは原稿との識別が容易な色例
えば黒にし、第22図(b)に示すようにプラテンカラ
ー識別の上限値/下限値をスレッショルドレジスタ30
31にセットする。
そして、プリスキャン時は、原稿の反射率に近い情報に
変換(y変換)した信号(後述の空間フィルター306
の出力を用いる)Xとスレッショルドレジスタ3031
にセットされた上限値/下限値とをコンパレータ303
2で比較し、エツジ検出回路3034で原稿のエツジを
検出して座標(x、  y)の最大値と最小値とを最大
/最小ソータ3o35に記憶する。
例えば第22図(d)に示すように原稿が傾いている場
合や矩形でない場合には、上下左右の最大値と最小値(
xi、x2、yl、y)が検出、記憶される。また、原
稿読み取りスキャン時は、コンパレーク3033で原稿
のY、  M、  Cとスレッショルドレジスタ303
1にセットされた上限値/下限値とを比較し、プラテン
カラー消去回路3036でエツジの外側、即ちプラテン
の読み取り信号を消去して枠消し処理を行う。
(ニ)カラー変換モジュール カラー変換モジュール305は、特定の領域において指
定されたカラーを変換できるようにするものであり、第
22図(c)に示すようにウィンドコンパレーク305
2、スレッショルドレジスタ3051、カラーパレット
3053等を備え、カラー変換する場合に、被変換カラ
ーの各Y、M、Cの上限値/下限値をスレッショルドレ
ジスタ3051にセットすると共に変換カラーの各Y、
  M、Cの値をカラーパレッl−3053にセラI・
する。
そして、領域画像制御モジュールから入力されるエリア
信号にしたがってナンドゲ−1−3054を制御し、カ
ラー変換エリアでない場合には原稿のY、  M、  
Cをそのままセレクタ3055から送出し、カラー変換
エリアに入ると、原稿のY、  M、C信号がスレッシ
ョルドレジスタ3051にセットされたY、  M、 
 Cの上限値と下限値の間に入るとウィンドコンパレー
タ3052の出力でセレクタ3o55を切り換えてカラ
ーパレット3053にセットされた変換カラーのY、M
、  Cを送出する。
指定色は、ディジタイザで直接原稿をポイントすること
により、プリスキャン時に指定された座標の周辺のB、
  G、  R各25画素の平均をとって指定色を認識
する。この平均操作により、例えば150線原稿でも色
差5以内の精度で認識可能となる。B、  G、  R
濃度データの読み取りは、 IITシェーディング補正
RAMより指定座標をアドレスに変換して読み出し、ア
ドレス変換に際しては、原稿サイズ検知と同様にレジス
トレーション調整分の再調整が必要である。プリスキャ
ンでは、IITはサンプルスキャンモードで動作する。
シェーディング補正RAMより読み出されたB、  G
、R濃度データは、ソフトウェアによりシェーディング
補正された後、平均化さね さらにEND補正、カラー
マスキングを実行してからウィンドコンパレータ305
2にセットされる。
登録色は、 1670万色中より同時に8色までカラー
パレット3053に登録を可能にし、標準色は、Y、 
 M、  C,G、  B、  Rおよびこれらの中間
色とに、  Wの14色を用意している。
(ホ)UCR&黒生成モジュール Y、  M、  Cが等量である場合にはグレーになる
ので、理論的には、等量のY、  M、  Cを黒に置
きog− 換えることによって同じ色を再現できるが、現実的には
、黒に置き換え、ると色に濁りが生じ鮮やかな色の再現
性が悪くなる。そこで、UCR&黒生成モジュール30
5では、このような色の濁りが生じないように適量のK
を生成し、その量に応じてY、  M、  Cを等量減
する(下色除去)処理を行う。具体的には、Y、  M
、Cの最大値と最小値とを検出し、その差に応じて変換
テーブルより最小値以下でKを生成し、その量に応じY
、M、Cについて一定の下色除去を行っている。
UCR&黒生成では、第22図(e)に示すように例え
ばグレイに近い色になると最大値と最小値との差が小さ
くなるので、Y、M、  Cの最小値相当をそのまま除
去してKを生成するが、最大値と最小値との差が大きい
場合には、除去の量をY、  M、Cの最小値よりも少
なくし、Kの生成量も少なくすることによって、墨の混
入および低明度高彩度色の彩度低下を防いでいる。
具体的な回路構成例を示した第22図(f)では、最大
値/最小値検出回路3051によりY、  M、Cの最
大値と最小値とを検出し、演算回路3053によりその
差を演算し、変換テーブル3054と演算回路3055
によりKを生成する。変換テーブル3054がKの値を
調整するものであり、最大値と最小値の差が小さい場合
には、変換テーブル3054の出力値が零になるので演
算回路3055から最小値をそのままKの値として出力
するが、最大値と最小値の差が大きい場合には、変換テ
ーブル3054の出力値が零でなくなるので演算回路3
055で最小値からその分減算された値をKの値として
出力する。変換テーブル3056がKに対応してY、 
 M、  Cから除去する値を求めるテーブルであり、
この変換テーブル3056を通して演算回路3059で
Y、  M、  CからKに対応する除去を行う。また
、アントゲ−1−3057、3058はモノカラーモー
ド、 4フルカラーモードの各信号にしたがってに信号
およびY、  M、Cの下色除去した後の信号をゲート
するものであり、セレクタ3052.3050は、プロ
セスカラー信号によりY、  M、  C,Kのいずれ
かを選択するものである。このように実際には、Y、M
、Cの網点で色を再現しているので、Y、M、Cの除去
やKの生成比率は、経験的に生成したカーブやテーブル
等を用いて設定されている。
(へ)空間フィルターモジュール 本複写機に適用される装置では、先に述べたようにII
TでCCDをスキャンしながら原稿を読み取るので、そ
のままの情報を使うとボケだ情報になり、また、網点に
より原稿を再現しているので、印刷物の網点周期と16
ドツト/ mmのサンプリング周期との間でモアレが生
じる。また、自ら生成する網点周期と原稿の網点周期と
の間でもモアレが生じる。空間フィルターモジュール3
06は、このようなボケを回復する機能とモアレを除去
する機能を備えたものである。そして、モアレ除去には
網点成分をカットするためローパスフィルタが用いられ
 エツジ強調にはバイパスフィルタが用いられている。
空間フィルターモジュール306では、第22図(g)
に示すようにY、  M、  C,MinおよびMaX
−+11 Mlnの入力信号の1色をセレクタ3003で取り出し
、変換テーブル3004を用いて反射率に近い情報に変
換する。この情報の方がエツジを拾いやすいからであり
、その1色としては例えばYをセレクトしている。また
、スレッショルドレジスタ3001.4ビツトの2値化
回路3002、デコーダ3005を用いて画素毎に、Y
、  M、  C1M1nおよびM a x −M i
 nからY、  M、  C,K、  B、G、  R
,W (白)の8つに色相分離する。同図(g)のデコ
ーダ3005は、2値化情報に応じて色相を認識してプ
ロセスカラーから必要色か否かを1ビツトの情報で出力
するものである。
第22図(g)の出力は、第22図(h)の回路に入力
される。ここでは、FIFO3061と5×7デジタル
フイルタ3063、モジュレーションテーブル3066
により網点除去の情報を生成し、FIFO3062と5
×7デジタルフイルタ3064、モジュレーションテー
ブル3067、デイレイ回路3065により同図(g)
の出力情報からエツジ強調情報を生成する。モジュレー
ションチープル3066.3067は、写真や文字専用
、混在等のコピーのモードに応じてセレクトされる。
エツジ強調では、例えば第22図(1)■のような緑の
文字を■のように再現しようとする場合、Y、Cを■、
■のように強調処理し、Mは■実線のように強調処理し
ない。このスイッチングを同図(h)のアンドゲート3
068で行っている。この処理を行うには、■の点線の
ように強調すると、■のようにエツジにMの混色による
濁りが生じる。
同図(h)のデイレイ回路3065は、このような強調
をプロセスカラー毎にアンドゲート3068でスイッチ
ングするためにF丁F03062と5×7デジタルフイ
ルタ3064との同期を図るものである。鮮やかな緑の
文字を通常の処理で再生すると、緑の文字にマゼンタが
混じり濁りが生じる。
そこで、上記のようにして緑と認識するとY、Cは通常
通り出力するが、Mは抑えエツジ強調をしないようにす
る。
(1−)TRC変換モジュール IOTは、 IPSからのオン/オフ信号にしたかって
Y、  M、  C,Kの各プロセスカラーにより4回
のコピーサイクル(4フルカラーコピーの場合)を実行
し、フルカラー原稿の再生を可能にしているが、実際に
は、信号処理により理論的に求めたカラーを忠実に再生
するには、 IOTの特性を考慮した微妙な調整が必要
である。TRC変換モジュール309は、このような再
現性の向上を図るためのものであり、Y、  M、Cの
濃度の各組み合わせにより、第22図(j)に示すよう
に8ビット画像データをアドレス入力とするアドレス変
換テーブルをRAMに持ち、エリア信号に従った濃度調
整、コントラスト調整、ネガポジ反転、カラーバランス
調整、文字モード、すかし合成等の編集機能を持ってい
る。このRAMアドレス」二位3ビットにはエリア信号
のビットO〜ビット3が使用される。また、領域外モー
ドにより上記機能を組み合わせて使用することもできる
。なお、このRAMは、例えば2にバイ1−(256バ
イ1へ×8面)で構成して8面の変換テーブルを保有し
、Y、M、  Cの各サイクル毎にIITキャリッジリ
ターン中に最高8面分ストアされ、領域指定やコピーモ
ードに応じてセレクトされる。勿論、RAM容量を増や
せば各サイクル毎にロードする必要はない。
(チ)縮拡処理モジュール 縮拡処理モジュール308は、ラインバッファ3o83
にデータXを一旦保持して送出する過程において縮拡処
理回路3082を通して縮拡処理するものであり、リサ
ンプリングジェネレータ&アドレスコン)・ローラ30
81でサンプリングピッチ信号とラインバッファ308
3のリード/ライトアドレスを生成する。ラインバッフ
ァ3083は、2ライン分からなるピンポンバッファと
することにより一方の読み出しと同時に他方に次のライ
ンデータを書き込めるようにしている。縮拡処理では、
主走査方向にはこの縮拡処理モジュール308でデジタ
ル的に処理しているが、副走査方向にはIITのスキャ
ンのスピードを変えている。スキャンスピードは、 2
倍速から1×4倍速まで変化させることにより50%か
ら400%まで縮拡できる。デジタル処理では、ライン
バッファ3083にデータを読み/書きする際に間引き
補完することによって縮小し、付加補完することによっ
て拡大することができる。補完データは、中間にある場
合には同図(1)に示すように両側のデータとの距離に
応じた重み付は処理して生成される。例えばデータXi
′の場合には、両側のデータXi、Xi+1およびこれ
らのデータとサンプリングポイントとの距離d1、d2
から、(Xixd2 )+ (Xi+1xdl)ただし
、dl+d2=1 の演算をして求められる。
縮小処理の場合には、データの補完をしながらラインバ
ッファ3o83に書き込み、同時に前のラインの縮小処
理したデータをバッファから読み出して送出する。拡大
処理の場合には、−旦そのまま書き込み、同時に前のラ
インのデータを読み出しながら補完拡大して送出する。
書き込み時に補完拡大すると拡大率に応じて書き込み時
のクロックを上げなければならなくなるが、」二記のよ
うにすると同じクロックで書き込み/読み出しができる
。また、この構成を使用し、途中から読み出したり、タ
イミングを遅らせて読み出したりすることによって主走
査方向のシフトイメージ処理することができ、繰り返し
読み出すことによって繰り返し処理することができ、反
対の方から読み出すことによって鏡像処理することもで
きる。
(ワ)スクリーンジェネレータ スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナ一信号に変換し
出力するものであり、閾値マトリクスと階調表現された
データ値との比較による2値化処理とエラー拡散処理を
行っている。 IOTでは、この2値化トナ一信号を入
力し、 16ドツト/mmに対応するようにほぼ縦80
ALmφ、幅6011mφの楕円形状のレーザビームを
オン/オフして中間調の画像を再現している。
まず、階調の表現方法について説明する。第22図(n
)に示すように例えば4×4のハーフトーンセルSを構
成する場合について説明する。まず、スクリーンジェネ
レータでは、このようなハーフI・−ンセルSに対応し
て閾値マトリクスmが設定され、これと階調表現された
データ値とが比較される。そして、この比較処理では、
例えばデータ値が「5」であるとすると、閾値マトリク
スmの「5」以下の部分でレーザビームをオンとする信
号を生成する。
16ドツト/ mmで4×4のハーフト−ンセルを一般
に100 spi、 16階調の網点というが、これで
は画像が粗くカラー画像の再現性が悪いものとなる。そ
こで、本複写機では、階調を上げる方法として、この1
6ドツト/ mmの画素を縦(主走査方向)に4分割し
、画素単位でのレーザビームのオン/オフ周波数を同図
(0)に示すように1/4の単位、すなわち4倍に上げ
るようにすることによって4倍高い階調を実現している
。したがって、これに対応して同図(0)に示すような
閾値でトリクスm′を設定している。さらに、線数を上
げるためにザブマトリクス法を採用するのも有効である
」1記の例は、各ハーフトーンセルの中央付近を唯一の
成長核とする同じ閾値マI・リクスmを用いたが、ザブ
マトリクス法は、複数の旧位マトリクスの集合により構
成し、同図(p)に示すように7トリクスの成長核を2
カ所或いはそれ以」−(複数)にするものである。この
ようなスクリーンのパターン設計手法を採用すると、例
えば明るいところは141spi、64階調にし、暗く
なるにしたがって200spi、128階調にすること
によって暗いところ、明るいところに応じて自由に線数
と階調を変えることができる。このようなパターンは、
階調の滑らかさや細線性、粒状性等を目視によって判定
することによって設計することができる。
中間調画像を」1記のようなドントマトリクスによって
再現する場合、階調数と解像度とは相反する関係となる
。すなわち、階調数を上げると解像度が悪くなり、解像
度を上げると階調数が低くなるという関係がある。また
、閾値データのマトリクスを小さくすると、実際に出力
する画像に量子化誤差が生じる。エラー拡散処理は、同
図(q)に示すようにスクリーンジェネレータ3092
で生成されたオン/オフの2値化信号と入力の階調信号
との量子化誤差を濃度変換回路3093、減算回路30
94により検出し、補正回路3095、加算回路309
1を使ってフィードバックしてマクロ的にみたときの階
調の再現性を良くするものであり、例えば前のラインの
対応する位置とその両側の画素をデジタルフィルタを通
してたたみこむエラー拡散処理を行っている。
スクリーンジェネレータでは、」1記のように中間調画
像や文字画像等の画像の種類によって原稿或いは領域毎
に閾値データやエラー拡散処理のフィードバック係数を
切り換え、高階調、高精細画像の再現性を高めている。
(ヌ)領域画像制御モジュール 領域画像制御モジュール311では、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマトリクスに領
域の制御情報が設定される。
制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフルカラ
ーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレーショ
ンセレクト情報、TRCのセレクト情報、スクリーンジ
ェネレータのセレクト情報等があり、カラーマスキング
モジュール302、カラー変換モジュール304、UC
Rモジュール305、空間フィルター306、TRCモ
ジュール307の制御に用いられる。なお、スイッチマ
トリクスは、ソフトウェアにより設定可能になっている
(ル)編集制御モジュール 編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域を指定の
色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするものであ
り、同図(m)に示すようにCPUのバスにAGDC(
Advanced Graphic Digital 
Controller)3121、フォントバッファ3
126、ロゴROM128、DMAC(DMACont
roller)3129が接続されている。そして、C
PUから、エンコードされた4ビツトのエリアコマンド
がAGDC3121を通してプレーンメモリ3122に
書き込まれ、フォントバッファ3126にフォントが書
き込まれる。プレーンメモリ3122は、4枚で構成し
、例えばroooOJの場合にはコマンドOであってオ
リジナルの原稿を出力するというように、原稿の各点を
プレーンO〜プレーン3の4ビツトで設定できる。この
4ビツト情報をコマンドO〜コマンド15にデコードす
るのがデコーダ3123であり、コマンドO〜コマンド
15をフィルパターン、フィルロジック ロゴのいずれ
の処理を行うコマンドにするかを設定するのがスイッチ
マトリクス3124である。フォントアドレスコントロ
ーラ3125は、2ビツトのフィルパターン信号により
網点シェード、ハツチングシェード等のパターンに対応
してフォントバッファ3126のアドレスを生成するも
のである。
スイッチ回路3127は、スイッチマトリクス3124
のフィルロジック信号、原稿データXの内容により、原
稿データX、フォントバッファ3126、カラーパレッ
トの選定等を行うものである・ フィルロジックは、バ
ンクグラウンド(原稿の背景部)だけをカラーメツシュ
で塗りつぶしたり、特定部分をカラー変換したり、マス
キングやl・リミング、塗りつぶし等を行う情報である
本複写機のIPSでは、以」−のようにIITの原稿読
み取り信号について、まずEND変換した後カラーマス
キングし、フルカラーデータでの処理の方が効率的な原
稿サイズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色
除去および墨の生成をして、プロセスカラーに絞ってい
る。しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC1縮
拡等の処理は、・ プロセスカラーのデータを処理する
ことによって、フルカラーのデータで処理する場合より
処理量を少なくし、使用する変換テーブルの数を1/3
にすると共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、
色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性を高めてい
る。
(B)イメージ処理システムのハードウェア構成第23
図はIPSのハードウェア構成例を示す図である。
本複写機のIPSでは、2枚の基板、 IPSAおよび
IPS−Hに分割し、色の再現性や階調の再現性、精細
度の再現性等のカラー画像形成装置としての基本的な機
能を達成する部分について第1の基板IPS−Aに、編
集のように応用、専門機能を達成する部分を第2の基板
IPS−Bに搭載している。前者の構成が第23図(a
)〜(c)であり、後者の構成が同図(d)である。特
に第1の基板により基本的な機能が充分達成できれば、
第2の基板を設計変更するだけで応用、専門機能につい
て柔軟に対応できる。したがって、カラー画像形成装置
として、さらに機能を高めようとする場合には、他方の
基板の設計変更をするだけで対応できる。
IPSの基板には、第23図に示すようにCPUのバス
(アドレスバスADR3BUS、データバスDATAB
US、コントロールバスCTRLBUS)が接続さね 
IITのビデオデータB、G、  R1同期信号として
ビデオクロックIIT・VCLK、ライン同期(主走査
方向、水平同期)信号IIT−LS、ページ同期(副走
査方向、垂直同期)信号IIT−PSが接続される。
ビデオデータは、END変換部以降においてパイプライ
ン処理されるため、それぞれの処理段階において処理に
必要なりロック単位でデータの遅れが生じる。そこで、
このような各処理の遅れに対応して水平同期信号を生成
して分配し、また、ビデオクロックとライン同期信号の
フェイルチエツクするのが、ライン同期発生&フェイル
チエツク回路328である。そのため、ライン同期発生
&フェイルチエツク回路328には、ビデオクロックI
IT・VCLKとライン同期信号IIT・LSが接続さ
ね また、内部設定書き換えを行えるようにCPUのバ
ス(ADR3BUS、DATA B U S、  CT
 RL B U S )、チップセレクト信号CSが接
続される。
IITのビデオデータB、  G、  RはEND変換
部のROM321に入力される。END変換テーブルは
、例えばRAMを用いCPUから適宜ロードするように
構成してもよいが、装置が使用状態にあって画像データ
の処理中に書き換える必要性はほとんど生じないので、
B、  G、  Rのそれぞれに2にバイトのROMを
2個ずつ用い、ROMによるLUT (ルックアップテ
ーブル)方式を採用している。そして、 ]6面の変換
テーブルを保有し、4ビツトの選択信号ENDSelに
より切り換えられる。
END変換されたROM321の出力は、カラー毎に3
×1マトリクスを2面保有する3個の演算LSI322
からなるカラーマスキング部に接続される。演算LSI
322には、CPUの各パスが接続さ札 CPUからマ
トリクスの係数が設定可能になっている。画像信号の処
理からCPUによる書き換え等のためCPUのバスに切
り換えるためにセットアツプ信号SU、チップセレクト
信号O8が接続さね マトリクスの選択切り換えに1ビ
ツトの切り換え信号MONOが接続される。
また、パワーダウン信号PDを入力し、 IITがスキ
ャンしていないときすなわち画像処理をしていないとき
内部のビデオクロックを止めている。
演算LSI322によりB、  G、  RからY、 
 M、Cに変換された信号は、同図(d)に示す第2の
基板IPS−Bのカラー変換LSI353を通してカラ
ー変換処理後、DOD用LSI323に入力される。カ
ラー変換LSI353には、非変換カラーを設定するス
レッショルドレジスタ、変換カラーを設定するカラーパ
レット、コンクくレータ等力1らなるカラー変換回路を
4回路保有し、DOD用LSI323には、原稿のエツ
ジ検出回路、枠消し回路等を保有している。
枠消し処理したDOD用LSI323の出力は、UCR
用LSI324に送られる。このLSIは、UCR回路
と墨生成回路、さらには必要色生成回路を含み、コピー
サイクルでのトナーカラーに対応するプロセスカラーX
、必要色Hue、エツジEdgeの各信号を出力する。
したがって、このLSIには、2ビツトのプロセスカラ
ー指定信号C0LR、カラーモード信号(4COLR,
MONO)も入力される。
ラインメモリ325は、UCR用LSI324から出力
されたプロセスカラーX、必要色Hue、エツジE d
geの各信号を5×7のデジタルフィルター326に入
力するために4ライン分のデータを蓄積するFIFOお
よびその遅れ分を整合させるためのFIFOからなる。
ここで、プロセスカラーXとエツジEdgeについては
4ライン分蓄櫃してトータル5ライン分をデジタルフィ
ルター326に送り、必要色HueについてはFIFO
で遅延させてデジタルフィルター326の出力と同期さ
せ、MIX用LSI327に送るようにしている。
デジタルフィルター326は、 2×7フイルターのL
SIを3個で構成した5×7フイルターが2組(ローパ
スLPとバイパスHP)あり、一方で、プロセスカラー
Xについての処理を行い、他方で、エツジE dgeに
ついての処理を行っている。
MIX用LSI327では、これらの出力に変換テーブ
ルで網点除去やエツジ強調の処理を行いプロセスカラー
Xにミキシングしている。ここでは、変換テーブルを切
り換えるための信号としてエツジEDGE、シャープ5
harpが入力されていTRC342は、8面の変換テ
ーブルを保有する2にバイトのRAMからなる。変換テ
ーブルは、各スキャンの前、キャリッジのリターン期間
を利用して変換テーブルの書き換えを行うように構成さ
れ、3ビツトの切り換え信号TRC3clにより切り換
えられる。そして、ここからの処理出力は、トランシー
バーより縮拡処理用LSI345に送られる。縮拡処理
部は、8にバイトのRAM344を2個用いてピンボン
バッファ(ラインバッファ)を構成し、LSI343で
リザンプリングピッチの生成 ラインバッファのアドレ
スを生成している。
縮拡処理部の出力は、同図(d)に示す第2の基板のエ
リアメモリ部を通ってEDF用LSI346に戻る。E
DF用LSI346は、前のラインの情報を保持するF
’IFOを有し、前のラインの情報を用いてエラー拡散
処理を行っている。そして、エラー拡散処理後の信号X
は、スクリーンジェネレータを構成するSG用LSI3
47を経てIOTインターフェースへ出力される。
IOTインターフェースでは、 1ビツトのオン/オフ
信号で入力されたSG用LSI347からの信号をLS
I349で8ピツI・にまとめてパラレルでIOTに送
出している。
第23図に示す第2の基板において、実際に流れている
データは、 16ドツト/ mmであるので、縮小LS
I354では、 1/4に縮小して且つ2値化してエリ
アメモリに蓄える。拡大デコードLSI359は、フィ
ルパターンRAM360を持ち、エリアメモリから領域
情報を読み出してコマンドを生成するときに16ドツト
に拡大し、ロゴアドレスの発生、カラーパレット、フィ
ルパターンの発生処理を行っている。DRAM356は
、4面で構成しコードされた4ビツトのエリア情報を格
納する。AGDC355は、エリアコマンドをコントロ
ールする専用のコントローラである。
(■−4)イメージ出力ターミナル (A)概略構成 第24図はイメージ出力ターミナル(IOT)の扼略構
成を示す図である。
本装置は感光体として有機感刊ベルI−(Phot。
Recepterベルト)を使用し、4色フルカラー用
にブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イ
エロー(Y)からなる現像機404、用紙を転写部に搬
送する転写装置(Tow Roll Transfer
 L。
op)406、転写装置404から定着装置408へ用
紙を搬送する真空搬送装置(Vacuum Trans
fer)407、用紙トレイ410.412、用紙搬送
路411が備えら札 感材ベルト、現像機、転写装置の
3つのユニットはフロント側へ引き出せる構成となって
いる。
レーザー光源40からのレーザ光を変調して得られた情
報光はミラー40clを介して感材41上に照射されて
露光が行われ、潜像が形成される。
感材」二に形成されたイメージは、現像機404で現像
されてトナー像が形成される。現像機404はに、  
M、C,Yからなり、図示するような位置関係で配置さ
れる。これは、例えば暗減衰と各トナーの特性との関係
、ブラックトナーへの他のトナーの混色による影響の違
いといったようなことを考慮して配置している。但し、
フルカラーコピーの場合の駆動順序は、Y−C−M−に
である。
一方、 2段のエレベータトレイからなる410、他の
2段のトレイ412から供給される用紙は、搬送路41
1を通して転写装置406に供給される。転写装置40
6は転写部に配置さね タイミングチェーンまたはベル
トで結合された2つのロールと、後述するようなグリッ
パ−バーからなり、グリッパ−バーで用紙をくわえ込ん
で用紙搬送し、感材」二のトナー像を用紙に転写させる
。4色フルカラーの場合、用紙は転写装置部で4回転し
、Y、C,M、  Kの像がこの順序で転写される。転
写後の用紙はグリッパ−バーから解放されて転写装置か
ら真空搬送装置407に渡さね 定着装置4゜8で定着
されて排出される。
真空搬送装置407は、転写装置406と定着装置40
8との速度差を吸収して同期をとっている。本装置にお
いては、転写速度(プロセススピード)は190mm/
secで設定されており、フルカラーコピー等の場合に
は定着速度は90 mm / scCであるので、転写
速度と定着速度とは異なる。
定着度を確保するために、プロセススピードを落として
おり、一方1.5kVA達成のため、パワーをフユーザ
にさくことができない。
そこで、B5、A4等の小さい用紙の場合、転写された
用紙が転写装置406から解放されて真空搬送装置40
7に載った瞬間に真空搬送装置の速度を190mm/s
ecから90 mm / secに落として定着速度と
同じにしている。しかし、本装置では転写装置と定着装
置間をなるべく短くして装置をコンパクト化するように
しているので、A3用紙の場合は転写ポイントと定着装
置間に納まらず、真空搬送装置の速度を落としてしまう
と、A3の後端は転写中であるので用紙にブレーキがか
かり色ズレを生じてしまうことになる。そこで、定着装
置と真空搬送装置との間にバッフル板409を設け、A
3用紙の場合にはバッフル板を下側に倒して用紙にルー
プを描かせて搬送路を長くし、真空搬送装置は転写速度
と同一速度として転写が終わってから用紙先端が定着装
置に到達するようにして速度差を吸収するようにしてい
る。また、○HPの場合も熱伝導が悪いのでA3用紙の
場合と同様にしている。
なお、本装置ではフルカラーだけでなく黒でも生産性を
落とさずにコピーできるようにしており、黒の場合には
トナー層が少なく熱量が小さくても定着可能であるので
、定着速度は190mm/ seeのまま行い、真空搬
送装置でのスピードダウンは行わない。これは黒以外に
もシングルカラーのようにトナー層が1層の場合は定着
速度は落とさずにすむので同様にしている。そして、転
写が終了するとクリーナ405で感材上に残っているト
ナーが掻き落とされる。
(B)転写装置の構成 転写装置406は第25図(a)に示すような構成とな
っている。
本装置の転写装置はメカ的な用紙支持体を持たない構成
にして色ムラ等が起きないようにし、また、スピードの
コントロールを行って転写速度を上げるようすることを
特徴としている。
用紙はフィードヘッド421でトレイから排出され、ペ
ーパーパスサーボ423で駆動されるバックルチャンバ
ー422内を搬送され、レジゲートソレノイド426に
より開閉制御されるレジゲ−1−425を介して転写装
置へ供給される。用紙がレジゲートに到達したことはプ
リレジゲートセンサ424で検出するようにしている。
転写装置の駆動は、サーボモータ432でタイミングベ
ルトを介してローラ433を駆動することによって行い
、反時計方向に回転駆動している。ローラ434は特に
駆動はしておらず、ローラ間には2本のタイミング用の
チェーン、またはベルトが掛けら札 チェーン間(搬送
方向に直角方向)には、常時は弾性で閉じており、転写
装置入り口でソレノイドにより口を開くグリッパ−バー
430が設けられており、転写装置入口で用紙をくわえ
て弓っ張り回すことにより搬送する。従来は、マイラー
シート、またはメツシュをアルミないしスチール性の支
持体に貼って用紙を支持していたため、熱膨張率の違い
により凹凸が生じて転写に対して平面性が悪くなり、転
写効率が部分的に異なって色ムラが生じていたのに対し
、このグリッパ−バーの使用により、用紙の支持体を特
に設ける必要がなく、色ムラの発生を防止することがで
きる。
転写装置には搬送する用紙の支持体は設けておらず、ロ
ーラ部では用紙は遠心力で外側へ放り出されることにな
るので、これを防止するために2つのローラを真空引き
して用紙をローラの方へ弓きつけ、ローラを過ぎるとひ
らひらしながら搬送される。用紙は転写ポイントにおい
て、ブタツクコロトロン、 トランスファコロトロンが
配置すした感材の方へ静電的な力により吸着され転写が
行われる。転写終了後、転写装置出口においてグリッパ
ホームセンサ436で位置検出し、適当なタイミングで
ソレノイドによりグリッパバーの口を開いて用紙を離し
、真空搬送装置413へ渡すことになる。
従って、転写装置において、−枚の用紙はフルカラーの
場合であれば4回転、3色の場合であれば3回転搬送さ
れて転写が行われることになる。
サーボモータ432のタイミング制御を第22図(b)
により説明する。転写装置においては、転写中はサーボ
モータ432を一定速度でコントロールし、転写が終了
すれば用紙に転写されたリードエツジが、次の潜像の転
写ポイントと同期するように制御すればよい。一方、感
材ベルト41の長さは、A4で3枚、A3で2枚の潜像
が形成される長さであり、また、ベルト435の長さは
A3用紙の長さより少し長く (略4/3倍)設定され
ている。
従って、A4用紙のカラーコピーを行う場合には、1色
目の潜像■lを転写するときにはサーボモータ432を
一定速度でコンI・ロールし、転写が終了すると用紙に
転写されたリードエツジが、2色目の潜像■2の先端と
同期するように、サーボモータを急加速して制御する。
また、A3用紙の場合には、 1色目の潜像Itの転写
が終了すると用紙に転写されたリードエツジが、 2色
目の潜像■2の先端と同期するように、サーボモータを
減速して待機するように制御する。
(U−5)ユーザインターフェース(U/ I >(A
)カラーデイスプレィの採用 第26図はデイスプレィを用いたユーザインターフェー
ス装置の取り付は状態および外観を示す図、第27図は
ユーザインターフェースの取り付は角や高さを説明する
ための図である。
ユーザインターフェースは、オペレータと機械とのわか
りやすい対話を支援するものであり、シンプルな操作を
可能にし、情報の関連を明らかにしつつ必要な情報をオ
ペレータに印象付は得るものでなければならない。その
ために、本複写機では、ユーザーの使い方に対応したオ
リジナルのユーザインターフェースを作成し、初心者に
はわかりやすく、熟練者には煩わしくないこと、機能の
内容を選択する際にはダイレクト操作が可能であること
、色を使うことにより、より正確、より迅速にオペレー
タに情報を伝えること、操作をなるべく1カ所に集中す
ることを操作性のねらいとしている。
複写機において、様々な機能を備え、イ言頼性の高いも
゛のであればそれだけ装置としての評価は高くなるが、
それらの機能が使い難ければ優れた機能を備えていても
価値が極端に低下して逆に高価な装置となる。そのため
、高機能機種であっても使い難いとして装置の総合的評
価も著しく低下することになる。このような点からユー
ザインターフェースは、装置が使いやすいかどうかを大
きく左右するファクタとなり、特に、近年のように複写
機が多機能化してくれば向火のこと、ユーザインターフ
ェースの操作性が問題になる。
本複写機のユーザインターフェースは、このような操作
性の向上を図るため、第26図に示すように12インチ
のカラーデイスプレィ501のモニターとその横にハー
ドコントロールパネル502を備えている。そして、カ
ラー表示の工夫によりユーザへ見やすく判りやすいメニ
ューを提供すると共に、カラーデイスプレィ501に赤
外線クッチボード503を組み合わせて画面のソフトボ
タンで直接アクセスできるようにしている。また、ハー
ドコントロールパネル502のハードボタンとカラーデ
イスプレィ501の画面に表示したソフトボタンに操作
内容を効率的に配分することにより操作の簡素イヒ メ
ニュー画面の効率的な構成を可能にしている。
カラーデイスプレィ501とハードコントロールパネル
502との裏側には、同図(b)、(C)に示すように
モニター制御/電源基板504やビデオエンジン基板5
05、CRTのドライバー基板506等が搭載さ江 ハ
ードコントロールパネル502は、同図(c)に示すよ
うにカラーデイスプレィ501の面よりさらに中央の方
へ向くような角度を有している。
また、カラーデイスプレィ501およびハードコントロ
ールパネル502は、図示のようにベースマシン(複写
機本体)5071に直接でなく、ベースマシン507に
支持アーム508を立ててその上に取り付けている。従
来のようにコンソールパネルを採用するのではなく、ス
タンドタイプのカラーデイスプレィ501を採用すると
、第26図(a)に示すようにベースマシン507の上
方へ立体的に取り付けることができるため、特に、カラ
ーデイスプレィ501を第27図(a)に示すようにベ
ースマシン507の右奥隅に配置することによって、コ
ンソールパネルを考應することなく複写機のサイズを設
計することができ、装置のコンパクト化を図ることがで
きる。
複写機において、プラテンの高さすなわち装置の高さは
、原稿をセットするのに程よい腰の高さになるように設
計さね この高さが装置としての高さを規制している。
従来のコンソールパネルは、複写機の上面に取り付けら
れるため、はぼ腰の高さで手から近い位置にあって操作
としてはしやすいが、目から結構離れた距離に機能選択
や実行条件設定のための操作部および表示部が配置され
ることになる。その点、本複写機のユーザインターフェ
ースでは、第27図(b)に示すようにプラテンより高
い位置、すなわち目の高さに近くなるため、見やすくな
ると共にその位置がオペレータにとって下方でなく前方
で、且つ右側になり操作もしやすいものとなる。しかも
、デイスプレィの取り付は高さを目の高さに近づけるこ
とによって、その下側をユーザインターフェースの制御
基板やメモリカード装置、キーカウンター等のオプショ
ンキットの取り付はスペースとしても有効に活用できる
。したがって、メモリカード装置を取り付けるための構
造的な変更が不要となり、全く外観を変えることなくメ
モリカード装置を付加装備でき、同時にデイスプレィの
取り付は位置、高さを見やすいものとすることができる
。また、デイスプレィは、所定の角度で固定してもよい
が、角度を変えることができるような構造を採用しても
よいことは勿論である。
(B)システム構成 第28図はユーザインターフェースのモジュール構成を
示す図、第29図はユーザインターフェースのハードウ
ェア構成を示す図である。
本複写機のユーザインターフェースのモジュール構成は
、第28図に示すようにカラーデイスプレィ501の表
示画面をコントロールするビデオデイスプレィモジュー
ル511、およびエデイツトパッド513、メモリカー
ド514の情報の入出力を処理するエデイツトパッドイ
ンターフェースモジュール512で構成し、これらをコ
ントロールするシステムUI517.519やサブシス
テム515、タッチスクリーン503、コントロールパ
ネル502がビデオデイスプレィモジュール511に接
続される。
エデイツトパッドインターフェースモジュール512は
、エデイツトパッド513からX、  Y座標を、また
、メモリカード514からジョブやX。
Y座標を入力すると共に、ビデオデイスプレィモジュー
ル511にビデオマツプ表示情報を送り、ビデオデイス
プレィモジュール511との間でU■コントロール信号
を授受している。
ところで、領域指定には、赤や青のマーカーで原稿上に
領域を指定しトリミングや色変換を行うマーカー指定、
矩形領域の座標による2点指定、エデイツトパッドでな
ぞるクローズループ指定があるが、マーカー指定は特に
データがなく、また2点指定はデータが少ないのに対し
、クローズループ指定は、編集対象領域として大容量の
データが必要である。このデータの編集はIPSリモー
トで行われるが、高速で転送するにはデータ量が多い。
そこで、このようなX、  Y座標のデータは、一般の
データ転送ラインとは別に、 IIT/IPS516へ
の専用の転送ラインを使用するように構成している。
ビデオデイスプレィモジュール511は、タッチスクリ
ーン503の縦横の入カポインド(タッチスクリーンの
座標位置)を入力してボタンIDを認識し、コントロー
ルパネル502のボタン■Dを入力する。そして、シス
テムUI517、519にボタンIDを送り、システム
UI51乙519から表示要求を受は取る。また、サブ
システム(ESS)515は、例えばワークステーショ
ンやホストCPUに接続され、本装置をレーザープリン
タとして使用する場合のプリンタコントローラである。
この場合には、タッチスクリーン503やコントロール
パネル502、キーボード(図示せず)の情報は、その
ままサブシステム515に転送され、表示画面の内容が
サブシステム515からビデオデイスプレィモジュール
511に送られてくる。
システムUI517.519は、マスターコントローラ
518、520との間でコピーモードやマシンステート
の情報を授受している。先に説明した第4図と対応させ
ると、このシステムUI517.519の一方が第32
図に示すSYSリモートの5YSUIモジユール81で
あり、他方が第4図に示すMCBリモートのMCBUI
モジュール86である。
本複写機のユーザインターフェースは、ハードウェアと
して第29図に示すようにUICB521とEPIB5
22からなる2枚のコントロールボードで構成し、上記
モジュール構成に対応して機能も大きく2つに分けてい
る。そして、UICB52]には、UIのハードをコン
トロールしエデイツトパッド513とメモリカード51
4をドライブするために、また、タッチスクリーン50
3の入力を処理してCRTに書くために2つのCPU(
例えばインテル社の8085相当と6845相当)を使
用し、さらに、EPIB522には、ビットマツプエリ
アに描画する機能が8ビツトでは不充分であるので16
ビツトのCPU (例えばインテル社の80C196K
A)を使用し、ビットマツプエリアの描画データをDM
AでUICB521に転送するように構成することによ
って機能分散を図っている。
第30図はUICBの構成を示す図である。
UICBでは、」−記のCPUの他にCPU534(例
えばインテル社8051相当)を有し、CCC531が
高速通信回線L−NETやオプショナルキーボードの通
信ラインに接続されてCPU534とCCC531によ
り通信を制御すると共に、CPU534をタッチスクリ
ーンのドライブにも用いている。タッチスクリーンの信
号は、その座標位置情報のままCPU534からCCC
531を通してCPU532に取り込まれ、CPU53
2でボタンIDが認識され処理される。また、インプッ
トポート551とアウトプットポート2を通してコント
ロールパネルに接続し、またサブシステムインターフェ
ース548、レシーバ549、 ドライバ550を通し
てEPIB522、サブシステム(ESS)からI M
 H zのクロックと共にIMbpsでビデオデータを
受は取り、 9600bpsでコマンドやステータス情
報の授受を行えるようにしている。
メモリとしては、ブートストラップを格納したブートR
OM53 5の仇 フレームROM5 3 8と539
、RAM536、ビットマツプRAM537、V−RA
M542を有している。フレームROM538と539
は、ビットマツプではなく、ソフトでハンドリングしや
すいデータ構造により表示画面のデータが格納されたメ
モリであり、LNETを通して表示要求が送られてくる
と、CPU532によりRA.M536をワークエリア
としてまずここに描画データが生成され、DMA 5 
41によりV−RAM5 4 2に書き込まれる。また
、ビットマツプのデータは、DMA 5 4 0がEP
1B522からビットマツプRAM537に転送して書
き込まれる。キャラクタジェネレータ544はグラフィ
ックタイル用であり、テキストキャラクタジェネレータ
543は文字タイル用である。
V−RAM5 42は、タイルコードで管理さねタイル
コードは、 24ビット(3バイト)で構成し、 13
ビットをタイルの種類情報に、2ビツトをテキストかグ
ラフィックかビットマツプかの識別情報に、1ビツトを
ブリンク情報に、5ビツトをタイルの色情報に、3ピツ
1〜をバックグラウンドかフォアグラウンドかの情報に
それぞれ用いている。CRTコントローラ533は、V
−RAM542に書き込まれたタイルコードの情報に基
づいて表示画面を展開し、シフトレジスタ545、マル
チプレクサ546、カラーパレット547を通してビデ
オデータをCRTに送り出している。
ビットマツプエリアの描画は、シフトレジスタ545で
切り換えられる。
第31図はEPIBの構成を示す図である。
EPIBは、 16ビツトのCPU (例えばインチル
社の80C196KA相当)555、ブートページのコ
ードROM5 5 6、OSページのコードROM55
7、エリアメモリ558、 ワークエリアとして用いる
RAM559を有している。そして、インターフェース
561、 ドライバ562、ドライバ/レシーバ563
を通してUICBへのビットマツプデータの転送やコマ
ンド、ステータス情報の授受を行い、高速通信インター
フェース564、 ドライバ565を通してIPSへX
,  Y座標データを転送している。なお、メモリカー
ド525に対する読み/書きは、インターフェース56
0を通して行う。したがって、エテイットパッド524
やメモリカード525からクローズループの編集領域指
定情報やコピーモード情報が入力されると、これらの情
報は、適宜インターフニス561、 ドライバ562を
通してUICBへ高速通信インターフェース564、 
ドライバ565を通してIPSへそれぞれ転送される。
(C)デイスプレィ画面構成 ユーザインターフェースにデイスプレィを採用する場合
においても、多機能化に対応した情報を提供するにはそ
れだけ情報が多くなるため、単純に考えると広い表示面
積が必要となり、コンパクト化に対応することが難しく
なるという側面を持っている。コンパクトなサイズのデ
イスプレィを採用すると、必要な情報を全て1画面によ
り提供することは表示密度の問題だけでなく、オペレー
タにとって見やすい、判りやすい画面を提供するという
ことからも離しくなる。
本発明のユーザインターフェースでは、デイスプレィに
コンパクトなサイズのものを採用して、その中で表示画
面、その制御に工夫をしている。
特に、カラーデイスプレィが、コンソールパネルで使用
されているLEDや液晶表示器に比べ 色彩や輝度、そ
の他の表示属性の制御により多様な表示態様を採用する
ことができるというメリットを生かし、コンパクトなサ
イズであっても判りやすく表示するために種々の工夫を
している。
例えば画面に表示する情報を大きく分類して複数の画面
に分割し、さらに1画面+4を位では、詳細な情報をポ
ツプアップ展開にして一次画面から省くことによって必
要最小限の情報で簡潔に画面を構成するように工夫して
いる。そして、複数の情報が盛り込まれた画面では、カ
ラー表示の特徴、強調表示の特徴を出すことによって画
面画面での必要な情報の認胤 識別が容易にできるよう
に工夫している。
(イ)画面レイアウト 第32図はデイスプレィ画面の構成例を示す図であり、
同図(a)はベーシックコピー画面の構成を示す図、同
図(b)はベーシックコピー画面にポツプアップ画面を
展開した例を示す図、同図(c)はクリエイティブ編集
のペイント1画面の構成を示す図である。
本複写機のユーザインターフェースでは、初期画面とし
て、第32図に示すようなコピーモードを設定するベー
シックコピー画面が表示される。
コピーモードを設定する画面は、ソフトコントロ−ルパ
ネル セージエリアAとパスウェイBに2分したものである。
メツセージエリアAは、スクリーンの上部3行を用い、
第1ラインはステートメンセージ用、第2ラインから第
3ラインは機能選択に矛盾がある場合のその案内メツセ
ージ用、装置の異常状態に関するメツセージ用、警告情
報メツセージ用として所定のメツセージが表示される。
また、メツセージエリアAの右端は、枚数表示エリアと
し、テンキーにより入力されたコピーの設定枚数や複写
中枚数が表示される。
パスウェイBは、各種機能の選択を行う領域であって、
ベーシックコピー、エイディトフィーチャー、マーカー
編集、ビジネス編集、フリーハンド編瓜 クリエイティ
ブ編箆 ツールの各パスウェイを持ち、各パスウェイに
対応してパスウェイタブCが表示される。また、各パス
ウェイには、操作性を向」ニさせるためにポツプアップ
を持つ。
パスウェイBには、選択肢であってタッチすると機能の
選択を行うソフトボタンD、選択された機能に応じて変
化しその機能を表示するアイコン(絵)E、縮拡率を表
示するインジケーターF等が表示され、ソフトボタンD
でポンプアップされるものに△のポンプアップマークG
がイ」けられている。そして、パスウェイタブCをタッ
チすることニヨってそのパスウェイがオープンでき、ソ
フトボタンDをタッチすることによってその機能が選択
できる。ソフトボタンDのタッチによる機能の選択は、
操作性を考慮して左」二から右下の方向へ向けて順に操
作するような設計となっている。
」1記のように他機種との共通性、ハードコンソールパ
ネルとの共通性を最大限持たせるようにベーシックコピ
ー画面とその他を分け、また編集画面は、オペレータの
熟練度に合わせた画面、機能を提供するように複数の層
構造としている。さらに、このような画面構成とポツプ
アップ機能とを組み合わせることにより、 1画面の中
でも機能の高度なものや複雑なもの等をポツプアップで
表示する等、多彩に利用しやすい画面を提供している。
ポツプアップは、特定の機能に対する詳細な設定情報を
もつものであって、ポツプアップのオープン機能を持た
せ、その詳細な設定情報を必要に応じてポツプアップオ
ープンすることによって、各パスウェイの画面構成を見
やすく簡素なものにしている。ポツプアップは、ポツプ
アップマークが付いているソフトボタンをタッチしたと
きオープンする。そして、クローズボタンやキャンセル
ボタンをセレクトしたとき、オールクリアボタンを押し
たとき、オートクリア機能によりオールクリアがかかっ
たとき等にクローズする。縮小拡大機能において、変倍
のソフトボタンをタッチしてポツプアップをオープンし
た画面の様子を示したのが第32図(b)である。
ベーシックコピー画面において、クリエイティブ編集の
パスウェイタブをタッチすると、クリエイティブ編集パ
スウェイの画面に切り変わるが、その中のペイント1の
画面を示したのが第32図(C)である。この画面では
、ビットマツプエリアHと誘導メツセージエリア■を持
っている。ビットマツプエリアHは、スクリーンの左上
を用い、エデイツトパッド上で編集エリアを指定した場
合等において、そのエリアを白黒でビットマツプ表示で
きるようにしている。また、誘導メツセージエリア■は
、スクリーン左下を用い、編集作業に対応してユーザを
誘導するもので、作業により変わる。スクリーン上では
、これらビットマツプエリアH1誘導メツセージエリア
■とスクリーン上部のメツセージエリアAを除いた部分
をワークエリアとして用いる。
(ロ)ベーシックコピー画面 ベーシックコピーのパスウェイは、第32図(a)に示
すようにカラーモード、用紙選択、縮小拡大、コピー画
質、カラーバランス、ジョブプログラムの各機能選択の
ソフトボタン(選択肢)を有していると共に、マーカー
編氾 ビジネス編低フリーハンド編夾 クリエイティブ
編爽 さらにエイディトフィーチャー、ツールの各パス
ウェイタブを有している。このパスウェイは、初期のパ
スウェイであり、パワーオンやオールクリアボタンオン
の後、オートクリア時等に表示される。
カラーモードは、Y、  M、  C,K4種のトナー
によりコピーをとるフルカラー(4パスカラー)、Kを
除いた3種のトナーによりコピーをとる3パスカラー、
 12色の中から1色を選択できるシングルカラー、凰
 黒/赤の選択肢を持ち、自動選択されるデフォルトは
任意に設定できるようになっている。ここで、シングル
カラー、黒/赤の選択肢は、詳細な設定項目を持つこと
から、その項目がポツプアップ展開される。
用紙選択は、自動用紙選択(APS)、 トレイ1.2
、カセット3.4の選択肢を持ち、APSは、縮小拡大
において特定倍率が設定されている場合に成立し、自動
倍率(AMS)が設定されている場合には成立しない。
デフォルトはAPSである。
縮小拡大は、100%、用紙が選択されている場合にそ
の用紙サイズと原稿サイズから倍率を設定するAMS、
任意変倍の選択肢を持ち、 トップのインジケーターに
設定された倍祇 算出された倍率、又は自動が表示され
る。変倍では、 50%〜400%までの範囲で1%刻
みの倍率が設定でき、縦と横の倍率を独立に設定(偏倍
)することもできる。したがって、これらの詳細な設定
項目は、ポツプアップ展開される。なお、デフォルトは
100%である。
先に述べたようにこの縮小拡大は、スキャンスピードの
変更によって副走査方向(X方向)、 工PSのライン
メモリからの読み出し方法の変更によって主走査方向(
X方向)の縮小拡大を行っている。
コピー画質は、白黒原稿に対しては自動濃度調整を行い
、カラー原稿に対しては自動カラーバランス調整を行う
自動とポツプアップにより7ステツプの濃度コントロー
ルが行える手動の選択肢を持ち、 IPSにおいてその
コントロールが行われる。
カラーバランスは、ポツプアップによりコピー」二で減
色したい色をY、  M、  C,B、  G、  R
から指定し、 IPSにおいてそのコントロールが行わ
れる。
ジョブプログラムは、メモリカードが読み取り装置のス
ロットに挿入されている時のみその選択肢が有効となり
、このモードでは、ポツプアンプによりメモリカードか
らのジョブの読み込み、メモリカードへのジョブの書き
込みが選択できる。
メモリカードは、例えば最大8ジョブが格納できる32
にバイトの容量のものを用い、フィルムプロジェクタ−
モードを除く全てのジョブをプログラム可能にしている
(ハ)エイディトフィーチャー画面 エイディトフィーチャーのパスウェイは、 コピーアウ
トプット、コピーシャープネス、コピーコントラスト、
コピーポジション、フィルムプロジェクタ−、ページプ
ログラミング、ジョブプログラム、とじ代の各機能選択
のソフトボタン(選択肢)を有していると共に、マーカ
ー編堆 ビジネス編集、フリーハンド編集、クリエイテ
ィブ編丸さらにベーシックコピー、ツールの各パスウェ
イタブを有している。
コピーアウトプットは、 l・ツブトレイに出力するか
ソーI・モードかの選択肢を持つ。デフォルトはトップ
トレイ い場合、この項目は表示されない。
コピーシャープネスは、標準と、ポツプアップ。
により7ステツプのコン1へロールができるマニコ。
アルと、ポツプアップにより写真、文字(キャラクタ)
、プリント、写真/文字に分類される写真との選択肢を
持ち、 IPSにおいてそのコントロルが行われる。デ
フォルトは任意に設定できる。
コピーコントラストは、7ステツプのコンl− ラスト
コントロールが選択できる。コピーポジションは、デフ
ォルトで用紙のセンターにコピー像のセンターを載せる
オートセンター機能の選択肢を持つ。
フィルムプロジェクタ−は、別項により説明しているよ
うに各種フィルムからコピーをとるモードであり、ポツ
プアップによりプロジェクタ−をこよる35mmネガや
35mmポジ、プラテン」二での35mmネガや6 c
m X 6 cmスライドや4 // x 5 //ス
ライドの選択肢を持つ。
ページプログラミングは、コピーにカバーを付けるカバ
ー、コピー間に白紙又は色紙を挿入するインサー1へ、
原稿のページ別にカラーモードで設定できるカラーモー
ド、原稿のページ別にトレイが選択できる用紙の選択肢
を持つ。なお、この項目は、ADFがないと表示されな
い。
とじ代は、0〜30mmの範囲で1 mm刻みの設定が
でき、1原稿に対し1カ所のみ指定可能にしている。と
じ化量は、用紙先端からイメージ領域の先端までの量で
あり、主走査方向はIPSのラインバッファを用いたシ
フト操作によって、副走査方向はIITのスキャンタイ
ミングをずらすことによって生成している。
(二)編集画面およびツール画面 編集画面としては、マーカー編低 ビジネス編集、フリ
ーハンド編丸 クリエイティブ編集の4つのパスウェイ
がある。
マーカー編集パスウェイおよびフリーハンド編集パスウ
ェイは、抽出、削除、色かけ(網/線/ベタ)、色変換
に関する各機能の選択肢を持ち、さらにベーシックコピ
ー、エイディトフィーチャ16〇− ツールのパスウェイタブを持つ。
ビジネス編集パスウェイは、抽1凡 削除、色かけ(網
/線/ベタ)、色変攬 色塗り、ロゴ挿入、とじ代に関
する各機能の選択肢を持ち、さらにマーカー編集パスウ
ェイ等と同様にベーシックコピエイディドフィーチャー
、ツールのパスウェイタブを持つ。
クリエイティブ編集パスウェイは、抽出、削除、色かけ
(網/線/ベタ)、色変攬 色塗り、ロゴ挿入、とじ代
、ネガポジ反転、はめこみ合成 すかし合点 ペイント
、鏡像、 リピート、拡大連写、部分移動、コーナー/
センター移動、マニュアル/オート変倍、マニュアル/
オート偏倍、カラーモード、カラーバランス調整、ペー
ジ速写、色合成に関する各機能の選択肢を持ち、さらに
マーカー編集パスウェイ等と同様にベーシックコピーエ
イディドフィーチャー、ツールのパスウェイタブを持つ
ツールパスウェイは、暗証番号を入力することによって
キーオペレータとカスタマーエンジニアが入れるもので
あり、オーデイトロン、マシン初期値のセットアツプ、
各機能のデフォルト選択、カラーの登録、フィルムタイ
プの登録、登録カラーの微調整、マシンの各種選択肢の
プリセット、フィルムプロジェクタ−スキャンエリア設
定、オーディオトーン(音種、音量)、用紙搬送系その
他の各種(オートクリア等)のタイマーセット、ピリン
グメーター、デュアルランゲージの設定、ダイアグモー
ド、最大値調整、メモリカードのフォーマツ1へに関す
る各機能の選択肢を持つ。
デフォルト選択は、カラーモード、用紙選択、コピー濃
度、コピーシャープネス、コピーコントラスト、ページ
プログラミングの用紙トレイ、シングルカラーの色、色
かけのカラーパレットの色と網、ロゴタイプのパターン
、とじ化量、カラーバランスがその対象となる。
(ホ)その他の画面制御 ユーザインターフェースでは、常時コピーの実行状態を
監視することにより、ジャムが発生した場合には、その
ジャムに応じた画面を表示する。
また、機能設定では、現在表示されている画面に対する
インフォメーション画面を有し、適宜表示が可能な状態
におかれる。
なお、画面の表示は、ピントマツプエリアを除いて幅3
mm(8ピクセル)、高さ6mm(16ピクセル)のタ
イル表示を採用しており、横が80タイル、縦が25タ
イルである。ビットマツプエリアは縦]51ピクセル、
横216ピクセルで表示される。
以上のように本複写機のユーザインターフニスでは、ベ
ーシックコピー、エイディトフィーチャー、編集等の各
モードに類別して表示画面を切り換えるようにし、それ
ぞれのモードで機能選択や実行条件の設定等のメニュー
を表示すると共に、ソフトボタンをタッチすることによ
り選択肢を指定したり実行条件データを入力できるよう
にしている。また、メニューの選択肢によってはその詳
細項目をポンプアップ表示(重ね表示やウィンドウ表示
)して表示内容の拡充を図っている。その結果、選択可
能な機能や設定条件が多くても、表子画面をスッキリさ
せることができ、操作性を向上させることができる。
(D)ハードコントロールパネル ハードコントロールパネルは、第26図に示すようにカ
ラーデイスプレィの右側に画面よりもさらに中央を向く
ような角度で取り付けら江 テンキー、テンキークリア
、オールクリア、ストップ、害すリ込み、スタート、イ
ンフォメーション、オーデイトロン、言語の各ボタンが
取り付けられる。
テンキーボタンは、コピー枚数の設定、ダイアグモード
におけるコード入力やデータ入力、ツール使用時の暗証
番号の入力に用いるものであり、ジョブの発生中やジョ
ブ中断中は無効となる。
オールクリアボタンは、設定したコピーモードの全てを
デフォルトに戻し、ツール画面のオープン中を除き、ベ
ーシックコピー画面に戻すのに用いるものであり、割り
込みジョブの設定中では、コピーモードがデフォルトに
戻るが、割り込みモトは解除されない。
ストップボタンは、ジョブ実行中にコピーの切れ目でジ
ョブを中断し、コピー用紙を排出後マシンを停止させる
のに用いるものである。また、ダイアグモードでは、入
出力のチエツク等を停止(中断)させるのに用いる。
割り込みボタンは、ジョブ中断中を除く第1次ジョブ中
で割り込みモードに入り、割り込みジョブ中で第1次ジ
ョブに戻すのに用いるものである。
また、第1次ジョブの実行中にこのボタンが操作される
と、予約状態となり、コピー用紙排出の切れ目でジョブ
を中断又は終了して割り込みのジョブに入る。
スタートボタンは、ジョブの開始、中断後の再開に用い
るものであり、ダイアグモードでは、コード値やデータ
値の入力セーブ、入出力等の開始に用いる。マシン余熱
中にスタートボタンが走査されると、余熱終了時点でマ
シンはオートスタートインフォメーションボタンは、オ
ンボタンとオフボタンからなり、コピー実行中を除き受
イ・]可能な状態にあって、オンボタンにより現在表示
されている画面に対するインフォメーション画面を表示
し、オフボタンにより退避させるのに用いるものである
オーデイトロンボタンは、ジョブ開始時に暗証番号を入
力するために操作するものである。
ランゲージボタンは、表示画面の言語を切り換えるとき
に操作するものである。したがって、各表示画面毎に複
数言語のデータを持ち、選択できるようにしている。
なお、ハードコントロールパネルには、」1記の各ボタ
ンの他、ボタンの操作状態を表示するために適宜LED
 (発光ダイオード)ランプが取り付けられる。
(III)フィルム画像読取装置 (]’l’l−1)フィルム画像読取装置の概略構成第
2図に示されているように、フィルム画像読取装置は、
フィルムプロジェクタ(F/P)64、ミラーユニット
(M/U)65および例えばディジタルカラー複写機の
IIT33等の画像読取装置本体を備えている。
(A)F/Pの構成 第33図および第34図に示されているように、F/P
 64はハウジング601を備えており、このハウジン
グ601に動作確認ランプ602、マニュアルランプス
イッチ603、オートフォーカス/マニュアルフォーカ
ス切り換えスイッチ(AF/MF切り換えスイッチ)6
04、およびマニュアルフォーカス操作スイッチ(M/
F操作スイッチ)605a、605bが設けられている
。また、ハウジング601は開閉自在な開閉部606を
備えている。この開閉部606の上面と側面とには、原
稿フィルム633を支持したフィルム保持ケース607
を縦または横方向からF/P 64内に挿入することが
できる大きさの孔608,609がそれぞれ穿設されて
いる。これら孔608゜609の反対側にもフィルム保
持ケース607が突出することができる孔が穿設されて
いる。
このようにフィルム保持ケース607の挿入方向を縦ま
たは横方向に切り替えることができるようにすることに
より、その原稿フィルム633に記録されている画像を
コピー用紙のフオームに対してコピー画像を所望の向き
に設定してコピーすることができるようになる。すなわ
ち、複写機において例えばA3のコピー用紙のような向
きが一方向にしか設定することができない場合に、その
コピー用紙の向きに対して同じ向きまたは直交する向き
のうち所望の向きにコピーすることができるようになる
。またコピー用紙の一部にコメントを書いて残りの部分
にフィルム画像のコピーをするような場合、そのコメン
トの向きに合わせて画像をコピーすることもできるよう
になる。
開閉部606は蝶番によってハウジング601に回動可
能に取り付けられるか、あるいはハウジング601に着
脱自在に取り付けるようになっている。開閉部606を
開閉自在にすることにより、孔608,609からハウ
ジング601内に小さな異物が侵入したときに容易にこ
の異物を取り除くことができるようにしている。
このフィルム保持ケース607は35mmネガフィルム
用のケースとりバーサルフィルム用のケースとが準備さ
れている。したがって、F/P 64はこれらのフィル
ムに対応することができるようにしている。また、F/
P 64は6 cmX 6 amや4inchX 51
nchのりバーサルフィルムにも対応することができる
ようにしている。その場合、このリバーサルフィルムを
M2O2Sとプラテンガラス31との間でプラテンガラ
ス31上に密着するようにしている。
第34図に示されているように、ハウジング601の図
において右側面には映写レンズ610を保持する映写レ
ンズ保持部祠611が摺動自在に支持されている。映写
レンズ610は映写レンズ保持部材611に相対移動可
能とされているが、通常はねじ654によってこの部材
611に固定されている。
また、ハウジング601内にはりフレツク612および
ハロゲンランプ等からなる光源ランプ613が映写レン
ズ610と同軸」二に配設されている。ランプ613の
近傍には、このランプ613を冷却するための冷却用フ
ァン614が設けられている。更に、ランプ613の右
方には、このランプ613からの光を収束するための非
球面レンズ615、所定の波長の光線をカットするため
の熱線吸収フィルタ616および凸レンズ617がそれ
ぞれ映写レンズ610と同軸上に配設されている。
凸レンズ617の右方には、例えばリバーサルフィルム
の分光特性およびランプ613の分光特性を補正するた
めのりバーサルフィルム用補正フィルタ635等の補正
フィルタを支持する補正フィルタ保持部材618と、こ
の補正フィルタ保持部Gl’ 618を歯車減速装置6
40を介して回転する駆動用モータ619と、補正フィ
ルタ保持部桐618の回転位置を検出する第1および第
2位置検出センサ620,621と駆動用モータ619
を制御するコントロール装置641とをそれぞれ備えた
補正フィルタ自動交換装置が設けられている。
そして、この補正フィルタ自動交換装置は、補正フィル
タ保持部材618に支持された補正フィルタのうち、例
えば原稿フィルム633がリバーザルフィルムの場合に
、このリバーサルフィルムに対応したリバーザルフィル
ム用補正フィルタ635を自動的に選択して映写レンズ
610等の各レンズと同軸上の使用位置に整合するよう
にしている。
更に、映写レンズ保持部材611に連動するオートフォ
ーカスセンサ(AFセンサ)用発光器623および受光
器624と、映写レンズ保持部月611をハウジング6
01に対して摺動させる摺動用モータ625とこのモー
タ625を制御するコントロール装置とを備えたオート
フォーカス装置(AF装置)が設けられている。フィル
ム保持ケース607が孔608または孔609からハウ
ジング601内に挿入されたとき、このフィルム保持ケ
ース607に支持された原稿フィルム633は補正フィ
ルタ保持部材618と発光器623および受光器624
との間に位置するようになっていて、発光器623から
の光が原稿フィルム633によって反射し、その反射光
が受光器624+71 によって受光されるようになっている。受光器624は
一対のフォトダイオードからなる2分割の素子で構成さ
れ、ベストフォーカスのとき2素子の反射光の受光量の
差分がOとなるように予め設定されている。
原稿フィルム633の装着位置の近傍には、この原稿フ
ィルム633を冷却するためのフィルム冷却用ファン6
26が設けられている。
このF/P 64の電源はベースマシン30の電源とは
別に設けられるが、このベースマシン30内に収納され
ている。
(B)M/Uの構成 第35図に示されているように、 ミラーユニット(M
/U)65は底板627とこの底板627に一端が回動
可能に取り付けられたカバー628とを備えている。底
板627とカバー628との間には、一対の支持片62
9,629が枢着されており、これら支持片629,6
29は、カバー628を最大に開いたときこのカバー6
28と底板627とのなす角度が45度となるようにカ
バ−628を支持するようにしている。
カバー628の裏面にはミラー630が設けられている
。また底板627には大きな開口が形成されていて、こ
の開口を塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板
632とが設けられている。
第34図に示されているように、これらフレネルレンズ
631と拡散板632とは一枚のアクリル板からなって
おり、このアクリル板の表面にフレネルレンズ631が
形成されているとともに、裏面に拡散板632が形成さ
れている。フレネルレンズ631はミラー630によっ
て反射され、拡散しようとする映写光を平行な光に変え
ることにより、画像の周辺部が暗くなるのを防止する機
能有している。また拡散板632は、フレネルレンズ6
31からの平行光によって形成される、イメージングユ
ニット37内のセルフォックレンズ224の影をライン
センサ226が検知し得ないようにするために平行光を
微小量拡散する機能を有している。
このミラーユニット65はF/P 64によるカラーコ
ピーを行わないときには、折畳まれて所定の保管場所に
保管される。そして、 ミラーユニット65は使用する
時に開かれてベースマシン30のプラテンガラス31」
二の所定の場所に載置される。
(ITJ−2)フィルム画像読取装置の主な機能フィル
ム画像読取装置は、以ドの主な機能を備えている。
(A)補正フィルタ自動交換機能 前述の通り、F/P 64に光源ランプ613として一
般に用いられているハロゲンランプは、可視光域で赤が
強く青が弱いという分光特性を有してるので、フィルム
画像の映写光のR,G、Bノ比がアンバランスになって
しまう。またネガフィムの場合、ベースの色がオレンジ
色をしているため、映写光の色が赤が強く青が弱いとい
う特性が一層顕著になる。このため、ハロゲンランプに
よりフィルム画像を映写した映写光をフィルムの種類に
関係なく一律に読み取ろうとした場合、色によって光量
が異なることから、読取り系のレンジから色によっては
逸脱してしまい、良好な読取りを行うことができなくな
る。
そこで、フィルム画像読取装置には、このような分光特
性を補正するための補正フィルタがフィルムの種類に応
じて準備されている。そして、フィルム画像読取り装置
は、これらの補正フィルタを自動的に交換することがで
きるようになっている。
補正フィルタの交換は前述の補正フィルタ交換装置によ
って行われる。すなわち、後述するシェーディング補正
時にはIITで読み取れる濃度レンジに補正するための
例えばリバーザル用補正フィルタをまた原稿フィルム映
写時にはこの原稿フィルムに対応した補正フィルタをそ
れぞれ使用位置に装着するように、システム(SYS)
内のマイクロプロセッサ(CPU)71から2bitの
命令信号が出力されると、コントロール装置641は、
第1、第2位置検出センサ620,62]からの2bi
t信号がCPU71の信号に一致するように、駆動用モ
ークロ19を駆動制御する。
そして、センサ620,621からの信号がCPUの信
号に一致すると、コントロール装置641はモータ61
9を停止させる。モータ619が停止したときには、使
用すべき補正フィルタが自動的に使用位置に装着される
ようになる。
したがって、補正フィルタの交換はオペレータがフィル
ムの種類をU/I36により選択するのみで自動的に交
換されるので手間がかからなく、簡単かつ正確に補正フ
ィルタを交換することができるようになる。
(B)原稿フィルム挿入方向検知機能 原稿フィルム633はフィルム保持ケース607に支持
される。このフィルム保持ケース607はハウジング6
01に形成された挿入孔608゜609のいずれの孔か
らも挿入することができる。
すなわち、コピー用紙の向きに対するコピー画像の所望
の向きに対応して鉛直方向からと水平方向からとの二方
向からフィルム保持ケース607を装着することができ
るようにしている。その場合、第1図に示されているよ
うに、挿入孔608の近傍のハウジング601の内側に
は、フィルム保持ケース検知センサ642が配設されて
いる。このセンサ642はもう一方の挿入孔609の方
の近傍に設けるようにすることもできるし、また両方の
孔608,609の近傍に設けるようにすることもでき
る。
そして、第34図に示されているようにフィルム保持ケ
ース検知センサ642が孔608側にのみ設けられてい
る場合には、フィルム保持ケース607が孔608から
挿入されてフィルムが検知されたとき、このセンサ64
2はオンとなって、その検知信号がHIGHとなる。こ
の検知信号がHIGHのときにはラインセンサ226は
常に全エリアの信号を送出し、CPU71で画像エリア
として切り出す領域を決定するようにしている。
すなわち副走査方向が投影像の長平方向となるように設
定される。また、フィルム保持ケース607が孔609
から挿入されたとき、このセンサ642はオフ状態を保
持するので、検知信号はLOWとなる。この検知信号が
LOWのときには、CPU71で決定される画像エリア
は主走査方向が投影像の長平方向となるように設定され
る。
また、センサ642が孔609側のみに設けられている
場合、あるいはセンサ642が両方の孔608.609
側に設けられている場合にも、同様に、フィルム保持ケ
ース607が孔608から挿入されたときにコピー画像
エリアは副走査方向が投影像の長平方向となるように、
またフィルム保持ケース607が孔609から挿入され
たときに画像エリアは主走査方向が投影像の長平方向と
なるように、センサ642のHIGH,LOW信号が設
定される。
(C)オートフォーカス機能(AF機能)フィルム保持
ケース607をF/P 64に装着したとき、原稿フィ
ルム633の装着位置には数十μmの精度が要求される
。このため、原稿フィルム633を支持したフィルム保
持ケース607を装着した後、フィルム633のピント
合わせが必要となる。このピント合わせを手動で行う場
合、プラテンガラス31の所定位置にセットされたM/
U65の拡散板632に原稿フィルム633の画像を投
影し、その投影画像を見ながら映写レンズ保持部材61
1を摺動させて行わなければならない。その場合、拡散
板632に投影された画像はきわめて見にくいので、正
確にピントを合わせることは非常に僅トしい。
そこで、原稿フィルム633を入れたフィルム保持ケー
ス607をF/P 64に装着したとき、F/P 64
は自動的にピント合わせを行うことができるようにして
いる。すなわち、F/P 64はAF機能を有している
このAF機能は前述のAF装置により次のようにして行
われる。
U/I36におけるデイスプレィの画面上のキーを操作
してF/Pモードにすることにより、発光器623が光
を発し、また第34図において、F/P 64のAF/
MF切り換えスイッチ604をAFに選択することによ
り、AF装置が作動可能状態となる。第34図に示され
ているように、Julフィルム633が入っているフィ
ルムケース607をF/P 64に装着すると、発光器
623からの光がこの原稿フィルム633によって反射
するようになり、その反射光がAFのための例えば2素
子型の受光器624によって検知される。
そして、受光器624の2素子はそれぞれが検知した反
射光の量に応じた大きさの信号をコントロール装置65
7に出力する。コントロール装置657はこれらの信号
の差分を演算し、差分が0でないときには出力信号を発
して2素子からの信号の差分が小さくなる方向にモータ
625を駆動する。したがって、モータ625の駆動力
は歯車656を介してラック655に伝えられるので、
映写レンズ保持部月611が摺動するとともに、これに
連動して、発光器623および受光器624がともに移
動する。そして、2素子からの出力信号の差分がOにな
ると、コントロール装置657はモータ625を停止す
る。モータ625が停止したときがピントの合った状態
となる。
こうして、AP作動が行われる。これにより、原稿フィ
ルム633を入れたフィルム保持ケース607をF/P
64に装着したとき、その都度手動によりピント合わせ
を行わなくても済むようになる。したがって、手間がか
からないばかりでなく、ピントずれによるコピーの失敗
が防止できる。
また、フィルム保持ケース607がF/P 64に装着
されていないとき、またはケース607がF/P 64
に装着されていてもケース607内にフィルム633が
入っていないときには、AF装置は作動しないようにし
ている。
(D)マニュアルフォーカス機能(MF機能)A F 
7M F切り換えスイッチ604をMFに切り換えるこ
とにより、自動的にランプ613が所定時間点灯し、手
動でビンI・合わせを行うことができるようになる。M
Fの操作は、ミラーユニット65の拡散板632に映写
した原稿フィルム633の画像を見ながら、操作スイッ
チ605a605bを押すことにより行われる。このM
Fにより、フィルム画像の特定の部分のピントを合わせ
ることができるようになる。
(E)光源ランプのマニュアル点灯機能マニュアルラン
プスイッチ603を押すことにより無条件にランプ61
3を点灯させることができるようにしている。このスイ
ッチは通常は使用しないが、比較的厚さの厚いものに記
録されている画像をコピーする場合において原稿のまわ
りが黒くならないようにバックライティングするとき、
AF時に長時間映写画像を見るとき、およびランプ切れ
を確認するとき等に使用される。
(F)(M率自動変更およびスキャンエリア自動変更機
能 U/I36で用紙サイズを設定すると、設定された用紙
サイズと原稿読取りサイズとの間の計算により倍率を自
動的に設定することができるようにしてる。また、U/
I36で原稿フィルムの種類を選択することにより、そ
のフィルムに応じてコピーエリアを自動的に選択するこ
とができるようにしている。
(G)自動シェーディング補正機能 光源ランプ613の光量ムラ等の読取り系の空間的ムラ
やフィルム以外の分光特性の変動によって画像の読取り
データが影響を受けてしまう。また、セルフォックレン
ズ224の周期ムラやラインセンサ226の画素感度ム
ラ等の読取り系の主走査方向の構造に起因するムラによ
り、画像」−に副走査方向のすしが生じるので、見苦し
くなってしまう。更に読取り系の経時変化や機器間の差
も画像読取りに影響を与えてしまう。このような影響を
排除するために、シェーディング補正が行われる。
本発明に用いられるフィルム画像読取装置においては、
このシェーディング補正を自動的に行うことができるよ
うにしている。すなわち、ネガフィルム用およびリバー
サルフィルム用の各保持ケース607の交夾 補正フィ
ルタの交挽 ベースフィルムの装着等の作業を行うこと
なく、U/I36」二の一つのキーボタンを操作するだ
けでシェーディングを行うことができるようにしている
この自動シェーディングの詳細は後述する。
一方、CPU71のROMには、一般に、写真撮影によ
く使用されるネガフィルムであるFUJ■ (登録商標
)、KODAK (登録商標)およびKONICA (
登i商1)cD各ASA100の未露光フィルムを現像
したベースフィルムの濃度データが記憶されており、こ
れらのフィルムが選択されたとき、 CPU71は記憶
された濃度データに基づいてフィルムのバックグランド
濃度分、すなわちベースフィルム濃度分の濃度補正を自
動的に行うことができるようにしている。
その場合、これらのフィルムのベースフィルムをF/P
64に装着する必要はない。したがって、ベースフィル
ムを装着する手間を省くことができるばかりでなく、間
違ってベースフィルムを装着することが防止でき、しか
もベースフィルムの管理が不要となる。
また、この3種類のフィルム以外に他のフィルムの一種
類について、そのフィルムのベースフィルムの濃度デー
タを登録することができるようにしている。そしてこの
データをベースマシン3゜のシステム内の不揮発性メモ
リ (ノンボラ)に記憶するようにしている。この登昇
されたフィルムの場合にもそのベースフィルムを装着す
る必要がないとともに、前述の3種類のフィルムの場合
と同様にベースフィルム分の濃度補正が自動的に行われ
るようにしている。
(H)自動画質調整機能 フィルム撮影時の露光条件等の諸条件に由来する原稿フ
ィルムの濃淡やカラーバランスずれに基づいて濃度調整
やカラーバランス調整を自動的に行い、併せてフィルム
の濃淡に応じたγ補正を自動的に行うことができるよう
にしている。
濃度補正やカラーバランス調整を行う場合、般のフィル
ム焼付けにおいては、そのフィルム画像の平均透過濃度
(LATD)を測定し、測定したLATDと基準濃度(
基準光量で露光したとき、基準グレーとなる濃度)との
差分を補正量とし、R,G、  B毎の各露光量を調整
して、再現画像の平均濃度がグレーとなるように補正し
ている。すなわちR,G、  Hの各露光量を、式lo
g (露光量)=に+LATD により求め、この露光量に基づいてフィルムの焼付けを
行っている。
本発明においては、この露光量に見合うR,G。
B毎の各濃度補正量(△R9ΔG、ΔB)を決定し、こ
の濃度補正量に基づいてIIT32で読み取ったR、 
 G、  B毎の色分解信号を補正するようにしている
。そしてこのようなフィルム画像の濃度調整やカラーバ
ランス調整をローコレクションモードとして設定してい
る。このモードでは、補正量(△R9ΔG、ΔB)を、
フィルムのLATDのグレイからのずれに対し、弱めの
補正とすることで、背景色の偏りのために、主要被写体
のカラーバランスを過剰補正にするカラーフエリアの発
生を抑えている。 (この時、LATDの他に、各種パ
ラメータを参考としている。) また、前述の平均透過濃度(LATD)のみを考え、被
写体の照明のカラーバランスの偏りを原因とする、フィ
ルム像のグレイバランスの偏り (カラーキャスト)を
全面的に補正するハイコレクションモードを設定してい
る。
そして、通常はローコレクションモードに設定され、U
/l36J二に設けられたハイコレクションキーを押す
ことによりハイコレクションモードが設定されるように
している。したがって、このキーを押すだけでハイコレ
クションが行われるようになるので、簡単にカラーキャ
ストによる濃度ずれや色ずれを調整することができるよ
うになる。
この濃度調整及びカラーバランス調整については、画像
信号処理の項で更に述べる。
(m−3)画像信号処理 (A)画像信号の補正の必要性およびその補正の原理 前述のようにフィルムの持っている濃度レンジが広いば
かりでなく、フィルムの種類によっても濃度レンジが異
なる。また、フィルムの実際に使われている濃度レンジ
は、例えばフィルムの露光量、被写体の濃度あるいは撮
影時の明るさ等の原稿フィルムの撮影条件によって左右
され、実際に、主要被写体濃度は撮影されたコマ毎に種
々異なっていてフィルムの濃度レンジ内に広く分布して
おり、あるコマは比較的低濃度の情報しか持たず、また
高濃度あるいは中濃度の情報しか持たないコマもある。
したがって、このようなフィルムに記録されている画像
を、反射光によって原稿をコピーする複写機でコピーし
ようとする場合、−律に同じ信号処理を行ったのでは、
良好な再現性は得られない。
6そこで、主要被写体の濃度が適正となるよう画像読取
り信号を適宜補正することにより、良好な再現性を得る
ようにしている。
第36図は、あるネガフィルムの写真ネlJ性曲線(H
−D曲線)および濃度補正の原理を示している。この図
において、横軸は、右半分が被写体の露光量H(被写体
濃度に相当する)を表わし、左半分がシェーディング補
正後の濃度を表わしている。また、縦軸は、上半分がビ
デオ回路出力D(はぼネガ濃度に等しい)を表わし、下
半分が出力コピー濃度を表わしている。すなわち、第1
象限はそのネガフィルムのH−D曲線を、第2象限はシ
ェーディング補正の部分で行う濃度の加減算の関係を、
第3象限はENDカーブによるγ補正の関係を、そして
第4象限は被写体露光量と補正された出力コピー濃度と
の関係をそれぞれ表わしている。
このネガフィルムのH−D特性は、第36図の第1象限
において線(イ)で示される。すなわち、被写体からの
露光量が多いときにはネガフィルムの濃度が大きく、被
写体からの露光量が少なくなるにしたがって、ネガフィ
ルム濃度は線形的に小さくなる。被写体からの露光量が
ある程度中なくなると、被写体からの露光量とネガフィ
ルム濃度との線形性がなくなる。そして、この露光量が
少ない場合には、例えば、そのフィルムに記録されてい
る画像が人間の胸像であるとすると、顔と髪の毛との間
のコントラストがフィルム濃度の」二ではとれなくなっ
てしまう。これを補正するためには、ENDカーブの傾
きを非線形の部分のみ大きくすることによりγ補正を行
う必要がある。また、露光量が多く、露光量と濃度との
関係が線形の範囲でも、線(イ)の傾き、すなわちγの
値が例えば1よりも小さい場合γ補正を行うことによっ
て、コピ−が軟調になることを防止することができる。
更にR,G、  B毎に異なる補正量を設定することに
より、カラーバランスを良好に再現することや意図的に
再現することが可能となる。
次に、第36図を用いて補正の原理を説明する。
同図第3象限には、γ補正のためのENDカーブ(ロ)
が設定されている。このENDカーブ(ロ)は所定の指
数関数fによって構成されており、この関数fの接線の
傾きy−は、第4象限において被写体からの露光量と出
力コピー濃度との関係が45度の直線関係となるように
するために、γ=−1/yに設定されている。
例えば、被写体からの露光量が比較的多い領域aの場合
、シェーディング補正回路239のレジスタ239aに
設定されている濃度調整値り、d。
が、第2象限において直線■で表わされる値にあるとす
ると、シェーディング補正後の濃度は領域a′となる。
この領域a′のうち領域aにつ−いてはENDカーブ(
ロ)の変換範囲に入らなくなり、この領域の部分はコピ
ーをすると白くつぶれてしまう。そこで、第2象限にお
いてD8dJ値を直線■から直線■にシフトシて、シェ
ーディング補正後の濃度をENDカーブ(ワ)の変換範
囲に入るようにする。このようにすることにより、被写
体からの露光量と出力コピー濃度との関係が第4象限に
おいて45度の直線■に従うようになって、コピは階調
をもった濃度を有するようになる。
また、アンダー露光のフィルムのような被写体からの露
光量が比較的小さい領域すの場合、被写体からの露光量
とネガフィルム濃度との線形性がなくなる。この場合に
は、シェーディング補正回路のD adj値を第2象限
において直線■の値に設定する。そして、第3象限にお
いて線■で表わされるアンダー露光用のENDカーブ(
ロ)を選択する。
このアンダー露光用のENDカーブ(ロ)を選択するこ
とにより、被写体からの露光量と出力コピー濃度とを第
4象限の45度の直線■にほぼ近づけるようにすること
ができる。すなわち、被写体からの露光量が領域すにあ
るとき、例えば黒い髪の人が茶色い帽子をかぶっている
とすると、髪と帽子とがほとんど同じ濃度になってしま
うことが防止さね 髪と帽子とのコントラストを明瞭に
出すことができ、メリハリの効いた画像のコピーを得る
ことができるようになる。
こうして、被写体の濃度が適正となるように補正が行わ
れる。
ところでネガフィルムのH−D特性曲線の傾き、すなわ
ちyの値はR,G、  B毎に異なっている。
したがって、これを同じENDカーブで補正すると、カ
ラーバランスがくずれてしまうので、本発明ではEND
テーブルをR,G、  B毎に設けるようにしている。
(B)アンダー露光、オーバー露光及びサブジェクトフ
ェリア(濃度フェリア、カラーフエリア)の補正 また本実施例においてはENDカーブをR,G。
B hfに設ける外に、フィルムの露光状態やサブジェ
クトフェリアに応じて数種類のENDカーブを設けるよ
うにしている。例えば、第37図(A)〜(C)に示す
ように、このENDテーブル660には、ネガフィルム
の場合、R,G、  B毎にそれぞれ6本のENDカー
ブ660 R+〜660 R6,660G、〜660G
6及び660B、〜660 B6が設けられている。こ
れらのENDカーブは指数関数によって構成されており
、6本のENDカーブはその指数乗数を変えて設定され
ている。このように、指数関数の乗数を変えることによ
り、濃度差をきめ細かくより適正に補正するようにして
いる。
第37図(A)〜(C)において、横軸は第36図の第
3象限における横軸に対応し、また縦軸は第36図の第
3象限における縦軸に対応している。すなわち第37図
(A)〜(C)を180゜回転した状態がちょうど第3
6図の第3象限と一致するようになる。そしてこのよう
に複数のENDカーブを設けることにより、フィルム低
濃度部の非線形の補正では読み取り差1bitを拡大す
るため疑似輪郭が表れ易くなるが、この疑似輪郭になら
ない範囲の拡大を行えるように、補正をきめ細かく行う
ことができるようになる。
出力画像」二でのハイライト(低濃度)部(ネガフィル
ム」二での高濃度部)の濃度と主要被写体の濃度との差
が大きい場合、仮にこれら両者の濃度をIIT32が読
み取り可能であっても、■END補正(γ補正)により
、 IIT32の読取りレンジから濃度が伸張されるこ
と、■主要被写体の濃度を適正に出力するために、出力
画像濃度を明るい方向にずらすこと の二つの事項のため、ハイライト部の出力画像上の濃度
が出力可能レンジより明るい方に逸脱して白く跳び、ハ
イライト部の階調がなくなってしまうことがあるので、
所定以」二の濃度においては、各ENDカーブを(a)
の末端領域で曲げることによりIIT32の読み取り可
能レンジになるようにしている。
また第38図に示すように、 リバーサルフィルム用と
して、5本のENDカーブ660PI〜660P、を設
けている。これらのENDカーブ660P、〜660P
5は左右にシフトシた状態に設定されている。このよう
に左右にシフトしたENDカーブを複数設けることによ
り、アルゴリズムの誤差を吸収するようにしている。
このようなENDテーブル660は、一つのENDカー
ブを8bitで表して、 16kb i tのROM2
個で構成されている。そして、第1図に示すようにこれ
らのENDテーブル660をCPU71が4bitのア
ドレス信号によって切り換えるようにしている。
その場合、コピーを行う際に、 IIT32がプリスキ
ャンすることにより得られた原稿フィルムの濃度データ
に基づいて、CPU71はフィルムがアンダー露光であ
るか、オーバー露光であるかあるいはサブジェクトフェ
リアを生じているか等を判断し、その結果によって主要
被写体を実際の濃度及び実際の色に近づけるためにR,
G、  B毎に濃度調整量(△R9ΔG、ΔB)を決定
し、決定した濃度調整量を参考としてENDカーブの切
り換えを行うようにしている。
第1図に示すように、原稿フィルムの濃度調整及びカラ
ーバランス調整を行う基本構成は、フィルム画像を読み
取り、その画像の濃度を色分解してR,G、  B毎に
出力するIIT32等の光学系読取手段670と、これ
らの色分解信号から、この原稿フィルムの平均透過濃度
(LATD)、後述する各種パラメー久 濃度補正量を
演算するCPU71と、CPU71によって求められた
これらの各位に基づいてローコレクションまたはハイコ
レクションにより前記色分解信号を補正する濃度補正手
段671とから成っている。また濃度補正手段671に
はハイ・ローコレクションモード選択手段672が設け
られており、この選択手段672は通常では濃度補正手
段671をローコレクションモードに設定し、ハイコレ
クションキー673からの切替信号によりハイコレクシ
ョンモードに切替設定するようになっている。
そして濃度調整及びカラーバランス調整は第39図に示
されているフローにしたがって行われる。
まず、原稿フィルムのサンプリングデータを抽出する。
このデータサンプリングにあたっては、1ラインからR
,G、  B毎に16点のサンプリングデータをとる。
そして、各点毎に32個のデータをとり、その平均を求
める。
このサンプル点を16ラインについて合計256点のデ
ータを抽出する。
得られたR、  G、  Bの色分解信号毎のデータに
基づいてカラーコレクションを行い、色にごり補正及び
γ補正を行う。
この補正は所定の係数を掛 は合わせることにより行われる。すなわち、この補正に
より補正されたR、  G、  Bは更に二次元の色座
標に変換される。すなわち、 ■肌色領域の 個数   nF 平均色相 F F ここで、WはR,G、  Bの平均であり、白色を表す
。そして、この色座標を肌色領域が一つの軸(例えばX
軸)上に来るように色座標を回転させる。
すなわち、 ■グレー領域の ■彩色領域の ■全領域の 濃度 F 個数  nQ 平均色相 X。、YG 個数   nc 平均色相 Xc、  Yc 平均濃度 LATDW 平均色相 △X、△Y ■全領域の 平均コントラスト B このようにして得られた二次元座標X、  Yにおける
256点のサンプリングデータ、X、、  Y、、が、
第40図に示すグレー領域a、肌色領域す及び彩色領域
Cのどの領域に入るかを判定し、以下のパラメータを求
める。
■全領域最大濃度  WX、  X、、  YN■全領
域最小濃度  WI ■フィルムの 上半分平均濃度 下半分平均濃度 右半分平均濃度 左半分平均濃度 中心部平均濃度 U L RT LF C なお、■の領域は第41図(a)〜(c)に示すように
設定される。
次に、得られたデータに基づいて、濃度補正量△Wを決
定する。この濃度補正量△Wを決定するにあたっては、
まず、フィルムを次の5種類に分類する。すなわち、 (イ)アンダー露光フィルム (ロ)オーバー露光フィルム (ハ)ローコントラストフィルム (ニ)ハイコントラストフィルム (ホ)標準フィルム に分類する。次いで、濃度補正項△W、を次のようにし
て求める。
△Wb = k+ (i)+に2 (i) ・WX+に
3(i) ・W++kA (i)・LATDW+ks 
(i)・CF+ke (i)・01゜+に7 (i:l
DB+に6 (i) ・nGこの補正項△W、に対し、 (a)肌色を検知した場合(すなわちnF≧n Fiり
△W e = W F  W F 11 N (i )
(wt”肌色点の平均濃度) (W++iN’ 肌色点の標準濃度) を使って、 △W−△W、・α(1)+△Wsil−α(I))(i
は、分類により別な数値とする) とし、 (b)肌色を検知できなかった場合、 △W−△W。
このように濃度補正量△W(△W8.△Wb)が求めら
れると、次にカラーバランス色相判定を行う。
通常の場合、第42図に示すように、 (△X。
△Y)を極座標(r、  O) に変換して、第42図
の各0点の補正量CB(r、0)を基準に、その間のデ
ータの補正を行う。すなわち、 色バランス補正量 △Y        △Y (02≦CB≦1.0) この場合の補正はローコレクションとして設定されてい
る。なお、本発明においては、上述の各0点の補正量C
B(r、0)の値のテーブルを準備している。
また、カラーフエリアの条件が設定されており、この条
件に基づいてカラーフエリアを検知するようにしている
カラーフエリアの検知条件として、 のときには、彩色が多く、その色相が偏っているととも
に、彩色データの平均彩度も高いと判断する。すなわち
、各サンプリング点毎に、彩度の高さによって彩色点か
どうかを判断し、彩色点と判断された点の個数をn。、
彩色点の平均色相を(Xc、  Yc)として評価関数 nc−XC”+YC’  ・c o s Oにおいて、
彩色と判定された個数It Cが多いと、評価関数の数
値が大きくなり、カラーフエリアと1′1]断する。ま
l乙 極端な彩色があっても、個数が少ないと、数値は
小さくなりカラーフエリアでないと判断する。なお、 
0は第43図に示すようにコマの平均色彩(△X、△Y
)と彩色のみの平均色彩(Xo、  Y、)との間のず
れ角度を表す。
しかしながら、彩色と判定された個数n。が多くとも、
彩色点の色相がバラバラで平均彩度、すなわち AX2
+、aY下が小さければ、評価関数は大きくならずカー
フエリアでないと判断する。
また全領域の平均色相△X、△Yと彩色領域の平均色相
X。、Yoとが大きくずれている場合、すなわちC08
Oが小さい場合にも、評価関数は小さくなりカラーフエ
リアではないと判断する。これは例えばうすい水色(彩
色でない)の背景に鮮やかな黄色の花のように、彩色が
全領域の平均色相に影響を与えていないことを意味して
いる。
■ np>nFco(設定定数) (XF  XF2)  2+  (YF  Ype) 
 2Q≦F2のときには、検出された肌色が色変わりし
ていないと判断する。
■ n6>noc。
XG2+Yo2≦02 のときには、グレーが検出されて色変わりしていないと
判断する。
■ XM2+YM2≦03 のときには、最高濃度点の色相が偏っていないと判断す
る。
そして■〜■の条件の論理和により、カラーフエリアを
検知し、カラーバランス自動補正を行いながらも、過補
正によるカラーフエリアの発生を極力防止している。
つまり、これらの条件によって、カラーサブジェクトフ
ェリアを積極的に検知し、このフエリアに対して、CB
 = (1/2)CBとして色補正量を落とすようにし
ている。しかし、カラーフエリア(被写体自身の色の偏
りのためのLATDのカラーバランスの偏り)を積極的
に検知した結果、照明光色の偏りであるカラーキャスト
を補正しきれないケースが出てくる。
この場合、オペレータが実コピーで、色味が異なってい
ることを判断して、ハイコレクションモードを設定する
キーを設けておき、T−A T Dの偏り分、△X、△
Yを無条件で補正するようにモードを切換える。
そして、求められたカラーバランス補正量△X。
△Y及び濃度補正量△Wから、各R,G、  B毎の濃
度補正量(△R5ΔG、△B)を演算する。すなわち、 ここで、 である。
この求められた濃度補正量(△R7△G、△B)に基づ
いて、シェーディング回路のレジスタ内のD8,4値を
書き換えると共に、増幅器のゲイン及びランプ電圧を変
更する(なお、ランプ電圧変更はりバーサルフィルムの
み行う)。また同時に、この補正量(△R9△G、△B
)に基づいて、 IIT32出力のENDカーブのテー
ブルを切り換えるようにしている。
このようにしてF/Pモードにおけるフィルム画像コピ
ー時に、アンダー露光、オーバー露光、濃度フェリアあ
るいはカラーフエリアが補正されて、 コピーがされる
ようになる。
このENDカーブの切替選定の詳細は後述する。
(C)画像信号処理 第34図に示されているように、F/P 64によって
プラテンガラス31上に原稿フィルム633の画像が映
写されると、その画像の映写光がセルフォックレンズ2
24を通してラインセンサ226の各センサ226a〜
226eによりR,G、B毎の光量としてアナログで読
み取られる。この光量で表わされた読取画像信号は各セ
ンサ別の増幅器23]に入力され、この増幅器231に
よって所定レベルに増幅される。
増幅された画像信号はサンプルホールド回路(S/H)
232においてサンプルホールドパルス用いてノイズを
除去すべく波形処理を行う。整形されたR、  G、 
 B毎の画像信号はゲイン調整回路(AGC)233に
入力される。このAGC233はD/A変換器241内
に格納されているゲイン値に基づいて各チップセンサ(
Ch )からの画像信号の大きさをA/D変換器235
の入力信号レンジに見合う大きさまでR,G、  B毎
に増幅するようにしている。
D/A変換器241内のゲイン値は次のようにして設定
される。すなわち、原稿フィルム633の画像を読み取
る前に、予め各チャンネル(チップセンサCh)226
a〜226eの白のリファレンスデータを読み取り、こ
れをディジタル化してラインメモリ240に格納する。
CPU71はこのデータと所定の基準値とを比較判断し
て適正なゲイン値を決定し、決定したゲイン値が8bi
tのディジクルデータとしてD/A変換器241に送ら
れることにより、各々のゲインが自動的にD/A変換器
241に格納される。
AGC233から出力されたR、  G、  B毎の画
像信号はオフセット調整回路(AOC)234に入力さ
れる。このAOC234は、D/A変換器243内に記
憶されているオフセット値に基づいて黒レベルを調整す
るために設けられている。すなわち、各ch毎の黒レベ
ルが同じになるように調整しないと、シャドーの濃さが
各chの読取り分担範囲毎に異なり、画像がツギハギの
ように見えて好ましい絵にならなくなってしまう。この
ため、オフセット値を精密に合わせることが必要となる
。このようなことから、AOC234が設けられている
ところで、AGC233によってゲイン調整が行われる
と、隣合うチップセンサどうしの隣接端部におけるそれ
ぞれのランプ消灯時での濃度の平均値の差が所定範囲と
ならなくなる。そこで、このオフセット値を調整するこ
とにより、前記濃度平均値の差を所定の範囲内に入るよ
うにしなければならない。すなわち、各センサの暗時出
力も調整する必要がある。
このためには、まずランプ613を消灯して暗時出力を
各センサにより読み取り、そのデータがデジタル化され
てラインメモリ240に格納される。この1ライン分の
データはCPU7 ]において所定の基準値と比較判断
される。CPU71はその判断結果に基づいて適正なオ
フセット値をR2O,B毎に算出し、得られたオフセッ
ト値を8bitの信号を用いてD/A変換器243に出
力し、この新しいオフセット値がD/A変換器243内
に格納される。このようにして、フィルム画像の濃度に
対して出力濃度がほぼ規定値となるように調整している
AOC234によって黒レベルが調整された画像信号は
A/Dコンバータ235によって81)itのディジタ
ル画像信号に変換される。更にこのディジタル画像信号
は分離合成回路237において各センサ別にR,G、 
 B毎に分離さね 分離された各センサのR,G、  
Bがそれぞれシリアルに合成される。そして、合成分離
回路237はRlG、  B毎に8bitの画像信号を
出力する。
この画像信号はログ変換器238に入力さねこのログ変
換器238によって光量信号から濃度信号に変換される
濃度で表わされた画像信号はシェーディング補回路23
9によってシェーディング補正がされる。
このシェーディング補正によって、セルフォックレンズ
224の光量ムラ、ラインセンサ226における各画素
の感度ムラ、補正フィルタやランプ613の各分光特性
や光量レベルのバラツキ、あるいは経時変化による影響
分が画像信号から取り除かれる。
このシェーディング補正を行うに先立って、まず原稿フ
ィルム633が前述の3種類のフィルムおよび登録され
たフィルムが選択されたときには、補正フィルタ自動交
換装置によって、まず補正フィルタとしてリバーサルフ
ィルム用補正フイタ635が使用位置に装着され、原稿
フィルム633を装着しない状態でランプ613からの
光量(M −”jを読み取る。読み取った光量信号が増
幅されてディジタル信号に変換さね さらに濃度信号に
変換したものに基づいて得られたデータを基準データと
してラインメモリ240に記憶させる。すなわち、イメ
ージングユニット37をR,G、  Bの各画素毎に3
2ラインステツプスキヤンしてサンプリングし、これら
のサンプリングデータをラインメモリ240を通してC
PU71に送り、CPU71が32ラインのサンプリン
グデータの各々の画素毎の平均濃度値を演算し、シェー
ディングデータをとる。このように平均をとることによ
り、光路」−のゴミなどによって各画素データ毎のエラ
ーをなくすようにしている。
また、フィルム保持ケース607をF/P 64に装着
してそのケース607に支持された原稿フィルム633
の画像を読み取るときに、CPU71はROMに記憶さ
れている値またはこのROM値を補正更新した不揮発性
メモリ (ノンボラ)に記憶されている値に基づくネガ
フィルムの濃度データを、原稿フィルムをプリスキャン
するときのデータとして用いる。更にCPU71はこの
プリスキャンによって得られたデータに基づいた濃度補
正量を前記ネガフィルムデータに加算して濃度調整値D
8゜を演算し、シェーディング補正回路239のLSI
内のレジスタ239aに設定されているD 、d、値を
書き換える。
そして、シェーディング補正回路239は原稿フィルム
を読み取った実際のデータにこのD a di値を加え
ることにより、読み取った濃度値をシフトさせる。更に
、シェーディング補正回路239はこれらの調整がされ
たデータから各画素毎のシェーディングデータを引くこ
とによりシェーディング補正を行う。このD e d+
の加算により濃度の微調整が行われる。
また、 CPU71のROMに記録されていなく、かつ
システムのノンボラに登録されていないフィルムの場合
には、原稿フィルム633のベースフィルムを装着して
その濃度データをシェーディング時の出力濃度値(シェ
ーディングデータ)と、原稿読取時の濃度の差の形で得
、得られた濃度データからD 、d、値を演算しなけれ
ばならなし\。
シェーディング補正が終ると、 IIT32はIPS3
3に向けてR,G、  Bの濃度信号を出力する。
第34図に示すように、 IIT32からのR,G、 
 B毎の8bitの色分解信号は、前述のようにEND
テーブル660によってγ補正をされる。すなわち、 
CPU71は4bitのアドレス信号により原稿フィル
ム633の実際の濃度データより演算I7た、濃度補正
値に基づき最適なENDカーブを選択する。ENDカー
ブの選択は第44図に示されているフローチャー1・に
したがって行われる。サンプリングによって得られた濃
度データからR,G、  B毎のカラーバランス補正量
△R1ΔG、ΔBを求め、求められたこれらの補正量を
所定の方法で変換して得られた変換補正量△R=、  
ΔGΔB′を所定の各閾値e(1,p)。
e (2,p)、  e (3,p)、  e (4゜
pL  e (5,p)と比較する。以下△R′につい
て説明するが、他のΔG−及びΔB′についても同様で
ある。フローチャートにおいて、△R=<e (L  
p)のときにはR用ENDカーブ660R6が選択され
、  e(1,p)(△R−<e  (2,p)のとき
にはR用ENDカーブ660R5が選択され、 e(2
,p)<△R−(e(3゜p)のときにはR)TJEN
Dカーブ660R4が選択さ札 e(3,p)<△R′
〈e(4,p)のときにはR用ENDカーブ660R3
が選択さib  e  (4,p)<△R=<e(5,
p)のときにはR用ENDカーブ660R2が選択さt
L、  e (5,p)〈△R−のときにはR用END
カーブ660R,が選択される。この後、ネガフィルム
かりバーサルフィルムかによって、専用のカラーコレク
ション係数を選択し、選択した係数(前述△W、の式中
の係数)に基づいて、色分解信号はy補正をされる。こ
うして、色分解信号は原稿フィルム633のyが1でな
いことや非線形特性から生じるコントラストの不明瞭さ
、フィルムの露光量の不適切さあるいは濃度フェリアや
カラーフエリアに対して補正される。
なお、本実施例では前述の△Wの式中の係数の値を設定
したテーブルを設けている。
(III−4)全体制御 この実施例、すなわちフィルムプロジェクタを備えたカ
ラー複写機の全体の制御フローを説明する。
第45図は、その制御フローを示す図であ る。
第45図において、カラー複写機の電源をオンする。ま
ず、イメージングユニット37をプリスキャンしてカラ
ー複写1幾自体のAGC,AOC,△V d a r 
kの補正を行う。次いで、カラー複写機のモードをプラ
テンモードかF/Pモードかに設定する(defaul
tでは、プラテンモードが選択されている)。カラー複
写機がプラテンモードに設定されると、このプラテンモ
ードにおけるシェーディングが行われると共に、コピー
動作が行われるようになる。
その後、カラー複写機はモード設定段階に戻 る。
またカラー複写機のプラテン上に、 ミラーユニットを
置いてF/Pモードを設定すると、 F/Pモードにお
けるAGC,AOC9△Vdarkの補正が初めての場
合、すなわち、カラー複写機をその目立ち上げてから、
まだF/Pモードが選択されておらず、 F/P用のA
GC等を行っていなければ、このF/Pモードにおける
A G C。
シェーディング、AOC,△V d a r kの各補
正が行われる。次いで、カラー複写機のモードの設定及
び、 コピースタートのオペレートをするステージに入
る。ここでモードが設定された後、 コピースタートキ
ーが押されると、 自動#度調整(A/E)のためのイ
メージングユニット37のスキャンが1回行われる。そ
して、 AGC,AOCにより、増幅器のゲイン値及び
オフセット値が補正値に切り換えられると共に、△V 
d a r kが補正値に切り換えられる。その後でコ
ピー動作が行われ カラー複写機はモード設定段階に戻
る。
F/PモードにおけるAGC,AOC。
△V d a r kの補正が行われた後、 カラー複
写機のモードをプラテンモードに設定すると、カラー複
写機は前述と同様のプラテンモードにおけるシェーディ
ング、 コピー動作が行われる。
カラー複写機がF/Pモードに設定されたとき、 F/
PモードにおけるAGC,AOC9△V d a r 
kの補正が初めてでない場合、即自動濃度調整が行われ
、以後前述と同様にカラー複写機は制御される。
(m−5)操作手順および信号のタイミング 第46図に基づいて、操作手順および信号のタイミング
を説明する。なお、破線で示す信号は、その信号を用い
てもよいことを示している。
F/P 64の操作は、主にベースマシン30のU/I
36によって行われる。すなわち、U/I36のデイス
プレィの画面に表示されるF/P操作キーを操作するこ
とにより、ベースマシン30をF/Pモードにする。
これにより第46図に示すように、 U/I36のデイ
スプレィの画面には、 「ミラーユニットを置いて下さ
いJと表示される。
したがって、まずM/U65を開いてプラテンガラス3
1の所定位置にセラ)・する。
次いで、U/I36の画面にのM/U65セット終了キ
ーを操作すると、画面には「フィルムを入れずにお待ち
下さい」と表示される。同時に、 ランプ613が点灯
するとともに、補正フィルタ制御(FCC0NT)信号
が(0,0)となってFC動作、すなわち補正フィルタ
交換動作が行われる。また同時に、補正フィルタ交換(
FC5ET)信号がHI G Hとなる。補正フィルタ
自動交換装置が作動してリバーサルフィルム用補正フィ
ルタ635が使用位置に装着される。こうして、原稿フ
ィルムカネガフィルムおよびリバーサルフィルムに関わ
らず、シェーディングデータ採取時には常にリバーサル
フィルム用補正フィルタ635が使用位置に装着される
補正フィルタ635がセントされると、FCSET信号
がLOWとなる。その場合、 FCC0NT信号が(0
,0)とな219一 つた後所定時間(例えば4秒)経過しても、このFCS
ET信号がLOWとならないときには、U/I36の画
面−にに「故障」または「電源が入っているか否かの確
認」と表示される。 これにより、故障または電源の入
れ忘れを認識することができる。
FCSET信号がLOWとなったこと かつランプ613が点灯してランプの立−1−かり時間
(例えば3〜5秒)経過したことをトリガーとしてシェ
ーディング補正のためのシェーディングデータの採取が
開始される。このシェーディングデータ採取が終了する
と、 この終了をトリガーとして画面には「ピントを合
わせます フィルムを入れて下さい」と表示されるとと
もに、 ランプ613が消灯する。したがって、原稿フ
ィルム633を入れたフィルムケース607をF/P 
64に装着する。これにより、AF用の発光器623か
らの光がこのフィルム633によって反則され、その反
射光が受光器624によって検知される。
受光器624におtiる2素子間の反射光の受光量の差
分がフィルムの位置ずれやフィルムの歪等でOでないと
きには、AF装置のモータ625が作動して差分がOと
なるように映写レンズ610を移動する。これにより、
 ピントが合わされてAF動作が行われる。ピント合わ
せが終了すると、 F/P作動準備完了(F/P  R
DY)信シ)がLOWとなる。またピント合わせ終了と
同時に、画面には「フィルムの種類を選んで下さい」お
よび[各種類のフィルムの選択キー」が表示される。
いま原稿フィルム633が前記3種類のネガフィルムま
たは登録ネガフィルムであると想定するとする。
「記憶または登録フィルム」のキーを押すと、 FCC
0NT信号が(0,1)となるとともに、 FCSET
信号がHIGHとなる。 したがって、補iTEフィル
タ自動交換装置が作動して、ネガフィルム用補正フィル
タ636が使用位置に装着される。
となって1秒経過した後に、画面には「コピーできます
jと表示される。
U/I36の画面上の「スタートキーJを押すと、画面
には「コピー中です」と表示さね かつランプ613が
点灯するとともに、 ランプ613立ち上がり時間を待
って自動濃度調整(A/E)のためのデータの採取、す
なわちA/E動作が開始される。
すなわち、濃度調整、カラーバランス調整、γ補正等を
行うためのデータを得るためにイメージングユニット3
7が一部スキャンして、投影像の一部または全部を読み
取る。
次いで、イメージングユニット37がフルカラーのとき
には4回スキャンしてコピーが行われる。その場合、シ
ェーディングデータおよび自動濃度調整用データに基づ
いてシェーディング補正、濃度調整及びカラーバランス
調整が自動的に行われる。その場合、 γ補正のための
ENDカーブの選択も濃度調整量に応じて切り替えられ
、原稿フィルム濃度の薄い部分も有効画素データとする
濃度調整量に幻しては、第34図のENDカーブ■や■
が選択される。 コピーが終了すると、 ランプ613
が消灯するとともに、画面にはコピーできます」と表示
される。したがって、再びスタートキを押すと、新たに
コピーが行われる。
他の画像をコピーしたい場合には、 フィルムのコマを
変えることになる。コマを変える際、 F/P  RD
Y信号がHIGHとなるとともに、画面には[ピントを
合わせます」と表示される。新しいコマがセットされる
と、AF動作が行われ、同時に、丁/P  RDY信号
がL OWとなるとともに、画面には「コピーできます
Jと表示される。
その後、 スタートキーを押すことにより、コピーが行
われる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
この実施例に限定されるものではなく、種々の設計変更
が可能である。
例えば、前述の実施例では、第37図および第38図に
示されているENDカーブは、ネガフィルムについては
6本設けていると共に、 リバーサルフィルムについて
は5本設けているが、 ENDカーブの本数はこれ以外
の適宜数設けるようにすることもできる。
(発明の効果) 以−J−の説明から明らかなように、本発明によるフィ
ルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式によ
れば、分解色毎にカラーバランスを調整しながら濃度補
正を行うようにしているので、被写体の実際の濃度や色
に対する原稿フィルムのい濃度ずれや色ずれを確実に低
減することができるようになる。したがって、再現した
画像を被写体の実際の濃度や色により近づいたものとす
ることができる。
その場合、原稿フィルムの濃度データから各種パラメー
タを求め、 これらのパラメータと原稿フィルムの平均
透過濃度(LATD)とから求めた濃度補正量により補
正するローコレクションモードを設けているので、濃度
フェリアやカラーフエリアが生じているフィルムの画像
も濃度や色を実際の被写体のそれにより正確に近づけて
再現することができる。
また、通常はこのローコレクションモードに設定し、ハ
イコレクションキーを押せばハイコレクションモードに
設定できるようにしているので、濃度調整やカラーバラ
ンス調整の操作がきわめて簡単になり、操作性が良好な
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィルム画像読取装置のカラーキ
ャスト補正方式の一実施例における濃度補正調整及びカ
ラーバランス調整を行う基本構成を示す図、第2図は本
発明が適用されるカラー複写機の全体構成の1例を示す
図、第3図はハードウェアアーキテクチャ−を示す図、
第4図はソフトウェアアーキテクチャ−を示す図、第5
図はコピーレイヤを示す図、第6図はステート分割を示
す図、第7図はパワーオンステートからスタンバイステ
ートまでのシーケンスを説明する図、第8図はプロダレ
スステートのシーケンスを説明する図、第9図はダイア
グノスティックの概念を説明する図、第10図はシステ
ムと他のリモートとの関係を示す図、第11図はシステ
ムのモジュール構成を示す図、第12図はジョブモード
の作成を説明する図、第13図はシステムと各リモート
とのデータフローおよびシステム内子ジュール間データ
フローを示す図、第14図は原稿走査機構の斜視図、第
15図はステッピングモータの制御方式を説明する図、
第16図はIITコントロール方式を説明するタイミン
グチャー1〜、第17図はイメージングユニットの断面
図、第18図はCCDラインセンサの配置例を示す図、
第19図はビデオ信号処理回路の構成例を示す図、第2
0図はビデオ信号処理回路の動作を説明するタイミング
チャート、第21図はIPSのモジュール構成の概要を
示す図、第22図はIPSを構成する各モジュールを説
明する図、第23図はIPSのハードウェアの構成例を
示す図、第24図はIOTの概略構成を示す図、第25
図は転写装置の構成例を示す図、第26図はデイスプレ
ィを用いたUlの取り伺は例を示す図、第27図はUI
の取り付は角や高さの設定例を説明する図、第28図は
UIのモジュール構成を示す図、第29図はUIのハー
ドウェア構成を示す図、第30図はUICBの構成を示
す図、第31図はEPIBの構成を示す図、第32図は
デイスプレィ画面の構成例を示す図、第33図はフィル
ムプロジェクタの斜視図、第34図はフィルムプロジェ
クタの構成を概略的に示すとともに、フィルムプロジェ
クタとミラーユニットとイメージ入力ターミナルとの関
連を示す説明図、第35図はミラーユニットの斜視図、
第36図はネガフィルムの濃度特性および補正の原理を
説明する説明図、第37図はネガフィルムの濃度補正用
のENDカーブを示し、 (A)は赤(R)のENDカ
ーブを、 (B)は緑(G)のENDカーブを、 (C
)は青(B)のENDカーブをそれぞれ表す図、第38
図はりバーサルフィルムのENDカーブを示す図、第3
9図は濃度調整及びカラーバランス調整の制御フローを
示す図、第40図は色座標における各色の領域を表す図
、第41図は原稿フィルムのサンプリングエリアの選択
方法を示す図、第42図は色相判定に用いられる色バラ
ンス補正量CBを示す図、第43図はフィルムコマの平
均色彩と彩色のみの平均色彩との関係を示す図、第44
図はネガフィルムにおけるENDカーブを選択するとき
のフローチャー1・、 第45図はF/Pの全体制御の
フローを表す図、第46図はネガフィルムに記録されて
いる画像をコピーするときの操作手順および信号のタイ
ミングを説明する説明図である。 670・・・光学系読取手段、 71・・CPU、67
1・・・濃度調整手段、 672・・・ハイ・ローコレ
クションモード選択手段、 673・・ハイコレクシヨ
インキ−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学系からのフィルム画像の色分解信号を、これ
    ら分解された色のカラーバランスを調整しながら濃度補
    正を行うことを特徴とするフィルム画像読取装置におけ
    るカラーキャスト補正方式。
  2. (2)前記カラーキャスト補正は、原稿フィルムの平均
    透過濃度(LATD)及び他のパラメータに基づいて前
    記分解色毎に得られた濃度補正量にしたがって補正を行
    うローコレクションモードと、前記平均透過濃度に基づ
    いて前記分解色毎に得られた濃度補正量にしたがって補
    正を行うハイコレクションモードとからなることを特徴
    とする請求項1記載のフィルム画像読取装置におけるカ
    ラーキャスト補正方式。
  3. (3)通常は前記ローコレクションモードに設定されて
    おり、ハイコレクションキーを押すことにより前記ハイ
    コレクションモードに設定することを特徴とする請求項
    2記載のフィルム画像読取装置におけるカラーキャスト
    補正方式。
  4. (4)前記濃度補正量に基づいてフィルム画像読取装置
    本体に設定されている濃度補正値(D_a_d_j値)
    を書き換えることにより補正を行うことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか一記載のフィルム画像読取装
    置におけるカラーキャスト補正方式。
  5. (5)前記濃度補正量に基づいてフィルム画像読取装置
    本体に記憶されている補正用ENDカーブを切り換える
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の
    フィルム画像読取装置のカラーキャスト補正方式。
JP1099589A 1989-04-18 1989-04-18 フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式 Pending JPH02275938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1099589A JPH02275938A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1099589A JPH02275938A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02275938A true JPH02275938A (ja) 1990-11-09

Family

ID=14251283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1099589A Pending JPH02275938A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02275938A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5210600A (en) * 1990-01-08 1993-05-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Extraction of film image parameters in image processing apparatus
US5335093A (en) * 1991-04-01 1994-08-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Film image reading system
WO1996035291A1 (en) * 1995-05-02 1996-11-07 Polaroid Corporation Apparatus for use in color correction in an electronic imaging system
JP2007158954A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Brother Ind Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125046A (ja) * 1986-11-14 1988-05-28 Canon Inc フイルム画像読取り装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125046A (ja) * 1986-11-14 1988-05-28 Canon Inc フイルム画像読取り装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5210600A (en) * 1990-01-08 1993-05-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Extraction of film image parameters in image processing apparatus
US5335093A (en) * 1991-04-01 1994-08-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Film image reading system
WO1996035291A1 (en) * 1995-05-02 1996-11-07 Polaroid Corporation Apparatus for use in color correction in an electronic imaging system
JP2007158954A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Brother Ind Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US8325395B2 (en) 2005-12-07 2012-12-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus and method for processing image including white balance correction

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5079624A (en) Digital image processing apparatus
JP2513002B2 (ja) 中間調画像生成装置
JPH02145085A (ja) フィルム画像読取装置
JPH0286266A (ja) 画像読取装置
JPH02161872A (ja) 画像処理装置の縮拡処理方式
JPH02298934A (ja) 画像記録装置における振動防止方式
JPH02110582A (ja) カラー画像処理装置
JPH02208646A (ja) フイルム画像読取装置の濃度補正方式
JPH02118680A (ja) 画像形成装置の下色除去方式
JPH02189073A (ja) 画像読取装置の画像データ調整方式
JPH02119466A (ja) 画像形成装置のグレイバランス制御方式
JPH02244868A (ja) 画像読取装置の自己診断システム
JPH02224569A (ja) 画像処理装置のカラー変換方式
JPH0341872A (ja) 画像読取装置
JPH02122759A (ja) 画像記録装置の放熱装置
JPH02223275A (ja) 画像処理装置の編集制御方式
JPH02275938A (ja) フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式
JPH02131662A (ja) 画像処理装置
JPH02197862A (ja) 記録装置のユーザインターフェース
JPH07110032B2 (ja) 記録装置のユーザインターフェース
JP2861038B2 (ja) 画像読取装置
JPH02224568A (ja) 画像処理装置の領域編集方式
JP2581219B2 (ja) 画像読取装置
JPH02137574A (ja) 画像読取装置
JPH02119465A (ja) 画像形成装置の色補正方式