JPH02298934A - 画像記録装置における振動防止方式 - Google Patents

画像記録装置における振動防止方式

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JPH02298934A
JPH02298934A JP1119439A JP11943989A JPH02298934A JP H02298934 A JPH02298934 A JP H02298934A JP 1119439 A JP1119439 A JP 1119439A JP 11943989 A JP11943989 A JP 11943989A JP H02298934 A JPH02298934 A JP H02298934A
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JP
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color
signal
copy
image
image recording
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JP1119439A
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English (en)
Inventor
Masuhisa Ogiwara
荻原 益寿
Arinobu Nagano
有信 永野
Kimito Omori
公人 大森
Harutaka Sudo
須藤 晴孝
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/522,892 priority patent/US5198909A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステッピングモータにより原稿読取領域が定
速域となるフォワードスキャンモードと高速でリターン
するバックスキャンモードでイメージングユニットを往
復駆動して原稿を走査するデジタル複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像記録装置における振動防止方式に
関する。
〔従来の技術〕
近年、CCDラインセンサにより原稿画像の濃度を光電
的に読取り、これを画像出力する画像記録装置において
は、高画質化、高速化が課題となっている。特に、カラ
ー原稿を読取る場合には、画像記録装置のイメージング
ユニットを4@走査させて4色の信号を読取るが、この
場合、4色間の色ずれをいかに少なくさせるかが大きな
課題となっている。そのためには、イメージングユニッ
トの停止位置の変動、ホームポジションからレジ位置ま
での到達時間の変動右よびスキャン速度の変動を抑える
ことが重要である。これら各変動を抑制するためには、
DCサーボモータよりステッピングモータが優れている
ことから、従来、イメージングユニットをステッピング
モータで駆動する方式が知られている。
一方、画像記録装置においては、イメージングユニット
が原稿を走査するためのフォワードスキャン動作とイメ
ージングユニットを元の位置ヘリターンさせるバックス
キャン動作を繰り返して行っており、画像記録装置の高
速化を達成するためには、リターン時の速度を可能なか
ぎり早めることが望ましい。そのため、イメージングユ
ニットの速度プロファイルをみると、原稿読取を行うフ
ォワードスキャンでは、原稿読欄領域を定速域とし、そ
の原稿読取領域の前後で一定の加減速制御を行い、バッ
クスキャンでは、フォワードスキャンよりも遥かに高い
速度まで加減速を行う。
他方、ステッピングモータは、駆動周波数が小さい程、
かつ供給電流が大になる程トルクが大きくなるという特
性を有している。したがって、ステッピングモータのド
ライブ電流は、イメージングユニットが高速でリターン
するバックスキャン時に充分なトルクが確保でき、脱調
しないように安全率を見込んだ大きい値を設定している
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、一般にステッピングモータは、DCサーボモー
タに比較して振動、騒音が大きいという問題を有してい
る。特に、先に述べたようにステッピングモータの特性
が、駆動周波数が小さい程、かつ供給電流が大になる程
トルクが大きくなるため、イメージングユニットが低速
でスキャンする定常時には、トルクが大となり過剰なト
ルクによる振動、騒音、回転ムラ、モータ発熱等が生じ
ることになる。この振動は、特に4回の走査を行うカラ
ー複写機においてそれぞれの読取画像に微妙なズレを生
じ、読取画質に大きな影響を与えることになる。そのた
め、このような読取画像のデータをY、M、C,にの4
色による画像で重合わせて再現した場合には色ズレとな
る。
本発明は、上記課題を解決するものであって、本発明の
目的は、ステッピングモータを駆動することにより発生
する振動、騒音の低減を図ることである。
本発明の他の目的は、加速終了後の過渡振動を速やかに
抑制することである。
本発明の他の目的は、画像読取領域での走査再現性を高
めることである。
本発明の他の目的は、イメージングユニットが低速でス
キャンする定常時に、ステッピングモータに流す電流を
減少させることにより、振動を低減させることである。
本発明の他の目的は、1回目のスキャンとそれ以降のス
キャンとで電流設定条件を同一にすることにより、電流
切換点での過渡振動の再現性を向上させ、色ズレを防止
することである。
本発明の他の目的は、イメージングユニッ)(7)振動
が十分に減衰するのに必要な時間よりも休止時間が長い
場合に、一旦電流を遮断させてモータドライバの温度上
昇を防止することである。
本発明の他の目的は、イメージングユニットの休止時間
中にモータに半分程度の電流を流すことにより、イメー
ジングユニットの停止位置を保持することである。
本発明のさらに他の目的は、ドライブ電流の切り換えに
より騒音、振動、モータドライバ発熱、電力消費量の低
減を図ることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕そのために本
発明は、第1図に示すようにステッピングモータ1によ
り原稿読取領域が定速域となるフォワードスキャンモー
ドと高速でリターンするバックスキャンモードでイメー
ジングユニット2を往復駆動して原稿を走査する画像記
録装置において、ステッピングモータlのドライブ電流
制御手段3を備え、定速域でステッピングモータ1のド
ライブ電流の値を加速域での値より小さい値に設定し切
り換えるようにしたことを特徴とする。さらには、フォ
ワードスキャンモードにおいてイメージングユニット2
がレジ位置に到達する前、フォワードスキャンモードの
加速終了以後に、また、これらの中間では、加速終了後
の過渡振動において減衰側にあるときに、そして、フォ
ワードスキャンモードのテールエツジでドライブ電流の
値を切り換える。
上記のようにすることによって、加速域では脱調しない
ような大きいトルクによりステッピングモータを駆動す
ることができ、定速域では、電流を下げて過大なトルク
を与えないようにするので、定速域での振動や騒音を低
減することができる。
また、電流切り換えでは、所定の時定数をもたせ、特に
加速終了以後の切り換え時のみ所定の時定数をもたせて
電流切換点で生じる過渡振動が最小になるように時定数
を設定する。さらに、原稿を複数回走査する際、電流の
立ち上げおよび電流の立ち下げ時の時定数を変えること
により電流設定条件を同一にする。
上記のようにすることによって、電流切り換え時の電流
変化に伴う振動を防止することができ、電流設定条件を
同一にするので、複数回走査を行っても走査再現性を高
めることができる。
さらには、バックスキャンモードとフォワードスキャン
モードとの間で一旦電流を遮断し、或いはフォワードス
キャンモードとバックスキャンモード間に休止期間を設
け、休止時間中に電流切換を行うので、振動の減衰、発
熱の低減を図ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
目次 この実施例では、カラー複写機を画像記録装置の1例と
して説明するが、これに限定されるものではなく、プリ
ンタやファクシミリ、その他の画像記録装置にも適用で
きることは勿論である。
まず、実施例の説明に先立って、目次を示す。
な右、以下の説明に右いて、(f)〜([[)は、本発
明が適用される複写機の全体構成の概要を説明する項で
あって、その構成の中で本発明の詳細な説明する項が(
III)である。
(I)装置の概要 (1−1)装置構成 (1−2)システムの機能・特徴 (1−3>電気系制御システムの構成 (II)具体的な各部の構成 (I[−1)システム (n−2)イメージ処理システム([’5)(II−3
)イメージ出力ターミナル(IOT)(I[−4)ユー
ザインタフェース(U/I)(n−5)フィルム画像読
取装置 (III)イメージ入力ターミナル(IIT)(III
−1)イメージングユニット駆動機構(III−2)ス
テッピングモータの制御方式%式% (III−4)ビデオ信号処理回路 (nI−5)I ITのコントロール (I)装置の概要 (I−1>装置構成 第2図は本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の
1例を示す図である。
本発明が適用されるカラー複写機は、基本構成となるベ
ースマシン30が、上面に原稿を載置するプラテンガラ
ス31、イメージ人力ターミナル(IIT)32、電気
系制御収納部33、イメージ出力ターミナル(IOT)
34、用紙トレイ35、ユーザインタフェース(U/I
)36から構成され、オプションとして、エディツトパ
ッド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)62
、ソータ63およびフィルムプロジェクタ(F/P)6
4を備える。
前記I IT、IOT、U/I等の制御を行うためには
電気的ハードウェアが必要であるが、これらのハードウ
ェアは、717% IITの出力信号をイメージ処理す
るIPS、U/I、F/P等の各処理の単位毎に複数の
基板に分けられており、更にそれらを制御するSYS基
板、およびrOT。
ADF、ソータ等を制御するためのMCB基板(マシン
コントロールボード)等と共に電気制御系収納部33に
収納されている。
11T32は、イメージングユニット37、該ユニット
を駆動するためのワイヤ38、駆動プーリ39等からな
り、イメージングユニット37内のCCDラインセンサ
、カラーフィルタを用いて、カラー原稿を光の原色B(
青)、G(緑)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像信
号に変換してIPSへ出力する。
IPS−?lt、前記r I T 32 ノBSG1R
信号をトナーの原色Y(イエロー)、C(シアン)、M
(マゼンタ)、K(ブラック)に変換し、さらに、色、
階調、精細度等の再現性を高めるために、種々のデータ
処理を施してプロセスカラーの階調トナー信号をオン/
オフの2値化トナ一信号に変換し、10T34に出力す
る。
l0T34は、スキャナ40.感材ベルト41を有し、
レーザ出力IB40aにおいて前記IPSからの画像信
号を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F/θレ
ンズ40cおよび反射ミラー40dを介して感材ベルト
41上に原稿画像に対応した潜像を形成させる。感材ベ
ルト41は、駆動プーリ41aによって駆動され、その
周囲にクリーナ41b1帯電器41 cSYlM、CS
Kの各現像器41dおよび転写器41eが配置されてい
る。そして、この転写器4Leに対向して転写装置42
が設けられていて、用紙トレイ35から用紙搬送路35
aを経て送られる用紙をくわえ込み、例えば、4色フル
カラーコピーの場合には、転写装置42を4回転させ、
用紙にY、M、C。
Kの順序で転写させる。転写された用紙は、転写装置4
2から真空撮送装置43を経て定着器45で定着され、
排出される。また、用紙搬送路35aには、5SI(シ
ングルシートインサータ)35bからも用紙が選択的に
供給されるようになっている。
U/436は、ユーザが所望の機能を選択してその実行
条件を指示するものであり、カラーディスプレイ51と
、その横にハードコントロールパネル52を備え、さら
に赤外線タッチボード53を組み合わせて画面のソフト
ボタンで直接指示できるようにしている。 次にベース
マシン30へのオプションについて説明する。1つはプ
ラテンガラス31上に、座標人力装置であるエディツト
パッド61を載置し、入力ペンまたはメモリカードによ
り、各種画像編集を可能にする。また、既存のADF6
2、ソータ63の取付を可能にしている。
さらに、本実施例における特徴は、プラテンガラス31
上にミラーユニット (M/U)65を載置し、これに
F/P64からフィルム画像を投射させ、IIT32の
イメージングユニット37で画像信号として読取ること
により、カラーフィルムから直接カラーコピーをとるこ
とを可能にしている。対象原稿としては、ネガフィルム
、ポジフィルム、スライドが可能であり、オートフォー
カス装置、補正フィルタ自動交換装置を備えている。
(1−2)システムの機能・特徴 (A)機能 本発明は、ユーザのニーズに対応した多種多彩な機能を
備えつつ複写業務の人口から出口までを全自動化すると
共に、前記ユーザインターフェイスにおいては、機能の
選択、実行条件の選択およびその他のメニュー等の表示
をCRT等のディスプレイで行い、誰もが簡単に操作で
きることを大きな特徴としている。
その主要な機能として、バートコトロールパネルの操作
により、オペレーション70−で規定できないスタート
、ストップ、オールクリア、テンキー、インタラブド、
インフォメーション、言語切り換え等を行い、各種機能
を基本画面のソフトボタンをタッチ操作することにより
選択できるようにしている。また機能選択領域であるバ
スウェイに対応したバスウェイタブをタッチすることに
よりマーカー編集、ビジネス編集、クリエイティブ編集
等各種編集機能を選択できるようにし、従来のコピー感
覚で使える簡単な操作でフルカラー、白黒兼用のコピー
を行うことができる。
本装置では4色フルカラー機能を大きな特徴としており
、さらに3色カラー、黒をそれぞれ選択できる。
用紙供給は自動用紙選択、用紙指定が可能である。
縮小/拡大は50〜400%までの範囲で1%刻みで倍
率設定することができ、また縦と横の倍率を独立に設定
する偏倍機能、及び自動倍率選択機能を設けている。
コピー濃度は白黒原稿に対しては自動濃度調整を行って
いる。
カラー原稿に対しては自動カラーバランス調整を行い、
カラーバランスでは、コピー上で減色したい色を指定す
ることができる。
ジョブプログラムではメモリカードを用いてジョブのリ
ード、ライトができ、メモリカードへは最大8個のジョ
ブが格納できる。容量は32キロバイトを有し、フィル
ムプロジェクタ−モード以外のジョブがプログラム可能
である。
この他に、付加機能としてコピーアウトプット、コピー
シャープネス、コピーコントラスト、コピーポジション
、フィルムプロジェクタ−、ページプログラミング、マ
ージンの機能を設けている。
コピーアウトプットは、オプションとしてソーターが付
いている場合、l1ncollatedが選択されてい
ると、最大調整機能が働き、設定枚数をビン収納最大値
内に合わせ込む。
エツジ強調を行うコピーシャープネスは、オプションと
して7ステツプのマニュアルシャープネス調整、写真(
Photo) 、文字(Character)、網点印
刷(P r + n t ) 、写真と文字の混合(P
hot。
/ Character)からなる写真シャープネス調
整機能を設けている。そしてデフォルトとツールバスウ
ェイで任意に設定できる。
コピーコントラストは、オペレーターが7ステツプでコ
ントロールでき、デフォルトはツールパスウェイで任意
に設定できる。
コピーポジションは、用紙上でコピー像を載せる位置を
選択する機能で、オプションとして用紙のセンターにコ
ピー像のセンターを載せるオートセンタリング機能を有
し、デフォルトはオートセンタリングである。
フィルムプロジェクタ−は、各種フィルムからコピーを
とることができるもので、35市ネガ・ポジのプロジェ
クション、35mmネガプラテン置き、6 am X 
6 cmスライドプラテン置き、4inX4inスライ
ドプラテン置きを選択できる。フィルムプロジェクタで
は、特に用紙を選択しなければA4用紙が自動的に選択
され、またフィルムプロジェクタポツプアップ内には、
カラーバランス機能があり、カラーバランスを“赤味”
にすると赤っぽく、′青味“にすると青っぽ(補正され
、また独自の自動濃度コントロール、マニュアル濃度コ
ントロールを行っている。
ページプログラミングでは、コピーにフロント・バック
カバーまたはフロントカバーを付けるカバー機能、コピ
ーとコピーの間に白紙またはカラーベーパーを挿入する
インサート機能、原稿の頁別にカラーモードを設定でき
るカラーモード、原稿の頁別にペーパートレイを選択で
き、カラーモードと併せて設定できる用紙選択の機能が
ある。
マージンは、0〜30mmの範囲で1m刻みでマージン
を設定でき、■原稿に対して1辺のみ指定可能である。
マーカー編集は、マーカーで囲まれた領域に対して編集
加工する機能で、文書を対象とするもので、そのため原
稿は白黒原稿として扱い、黒モード時は指定領域内をC
RT上のパレット色に返還し、指定領域外は黒コピーと
なる。また赤黒モード時は、イメージを赤色に変換し、
領域外は赤黒      −コピーとなり、トリム、マ
スク、カラーメツシュ1ブラツクtoカラーの機能を設
けている。なお、領域指定は原稿面に閉ループを描くか
、テンキーまたはエディツトパッドにより領域を指定す
るかにより行う。以下の各編集機能における領域指定で
も同様である。そして指定した領域はCRT上のビット
マツプエリアに相似形で表示する。
トリムはマーク領域内のイメージのみ白黒でコピーし、
マーク領域外のイメージは消去する。
マスクはマーク領域内のイメージは消去し、マーク領域
外のイメージのみ白黒でコピーする。
カラーメツシュでは、マーク領域内に指定の色間パター
ンを置き、イメージは白黒でコピーされ、カラーメツシ
ュの色は8HI準色(あらかじめ決められた所定の色)
、8登録色(ユーザーにより登録されている色で167
0万色中より同時8色まで登録可)から選択することが
でき、また網は4パターンから選択できる。
ブラックtoカラーではマーク領域内のイメージを8標
準色、8登録色から選択した指定の色でコピーすること
ができる。
ビジネス編集はビジネス文書中心に、高品質オリジナル
がすばやく作製できることを狙いとしており、原稿はフ
ルカラー原稿として扱われ、全ての機能ともエリアまた
はポイントの指定が必要で、1[稿に対して複数ファン
クション設定できる。
゛ そして、黒/モノカラーモード時は、指定領域以外
は黒またはモノカラーコピーとし、領域内は黒イメージ
をCRT上のパレット色に色変換し、また赤黒モード時
は指定領域外は赤黒コピー、領域内は赤色に変換する。
そして、マーカー編集の場合と同様のトリム、マスク、
カラーメツシュ、ブラックtoカラーの外に、ロゴタイ
プ、ライン、ペイント1、コレクション、ファンクショ
ンクリアの機能を設けている。
ロゴタイプは指定ポイントにシンボルマークのようなロ
ゴを挿入できる機能で、2タイプのロゴをそれぞれ縦置
き、横置きが可能である。但し1原稿に対して1個のみ
設定でき、ロゴパターンは顧客ごとに用意してROMに
より供給する。
ラインは、2点表示によりX軸に対して垂線、または水
平線を描く機能であり、ラインの色は8標準色、8登録
色からライン毎に選択することができ、指定できるライ
ン数は無制限、使用できる色は一度に7色までである。
ペイント1は、閉ループ内に対して1点指示することに
よりループ内を8標準色、8登録色からループ毎に選択
した色で塗りつぶす機能である。
網は4パターンからエリア毎に選択でき、指定できるル
ープ数は無制限、使用できる色間パターンは7パターン
までである。
コレクション機能は、エリア毎の設定ファンクションを
rIi認及び修正することができるエリア/ポイントチ
ェンジ、エリアサイズやポイント位置の変更を1+nm
刻みで行うことができるエリア/ポイントコレクション
、指定のエリアを消去するエリア/ポイントキャンセル
モードを有しており、指定した領域のw認、修正、変更
、消去等を行うことができる。
クリエイティブ編集は、イメージコンポジション、コピ
ーオンコピー、カラーコンポジション、部分イメージシ
フト、マルチ頁拡大、ペイント11カラーメツシユ、カ
ラーコンバージョン、ネガ/ポジ反転、リピート、ペイ
ント2、濃度コントロール、カラーバランス、コピーコ
ントラスト、コピーシャープネス、カラーモード、トリ
ム、マスク、ミラーイメージ、マージン、ライン、シフ
ト、ロゴタイプ、スプリットスキャン、コレクション、
ファンクションクリアs Add Function機
能を設けており、この機能では原稿はカラー原稿として
扱われ、1原稿に対して複数のファンクションが設定で
き、1エリアに対してファンクションの併用ができ、ま
た指定するエリアは2点指示による矩形と1点指示によ
るポイントである。
イメージコンポジションは、4サイクルでペースオリジ
ナルをカラーコピー後、用紙を転写装置上に保持し、引
き続きトリミングしたオリジナルを4サイクルで重ねて
コピーし、出力する機能である。
コピーオンコピーは、4サイクルで第1オリジナルをコ
ピー後、用紙を転写装置上に保持し、ひき続き第2オリ
ジナルを4サイクルで重ねてコピーし出力する機能であ
る。
カラーコンポジションは、マゼンタで第1オリジナルを
コピー後、用紙を転写装置上に保持し、ひき続き第2オ
リジナルをシアンで重ねてコピー後、用紙を転写装置上
に保持し、ひき続き第3オリジナルをイエローで重ねて
コピー後出力する機能であり、4カラーコンポジシヨン
の場合は更にブラックを重ねてコピー後出力する。
部分イメージシフトは4サイクルでカラーコピー後、用
紙を転写装置上に保持し、ひき続き4サイクルで重ねて
コピーし出力する機能である。
カラーモードのうちフルカラーモードでは4サイクルで
コピーし、3色カラーモードでは編集モードが設定され
ている時を除き、3サイクルでコピーし、ブラックモー
ドでは編集モードが設定されている時を除き、1サイク
ルでコピーし、プラス1色モードでは1〜3サイクルで
コピーする。
ツールパスウェイでは、オーディトロン、マシンセット
アツプ、デフォルトセレクション、カラーレジストレー
ション、フィルムタイプレジストレーション、カラーコ
レクション、プリセット、フィルムプロジェクタ−スキ
ャンエリアコレクション、オーディオトーン、タイマー
セット、ピリングメータ、診断モード、最大調整、メモ
リカードフォーマツティングを設けている。このパスウ
ェイで設定や変更を行なうためには暗証番号を人力しな
ければ入れない。従って、ツールパスウェイで設定/変
更を行なえるのはキーオペレータとカスタマ−エンジニ
アである。ただし、診断モードに入れるのは、カスタマ
−エンジニアだけである。
カラーレジストレーションは、カラーパレット中のレジ
スタカラーボタンに色を登録するのに用いられ、色原稿
からCCDラインセンサーで読み込まれる。
カラーコレクションは、レジスタカラーボタンに登録し
た色の微調整に用いられる。
フィルムタイプレジストレーションは、フィルムプロジ
ェクタモードで用いるレジスタフィルムタイプを登録す
るのに用いられ、未登録の場合は、フィルムプロジェク
タモード画面ではレジスタボタンが選択できない状態と
なる。
プリセットは、縮小/拡大値、コピー濃度7ステツプ、
コピーシャープネス7ステツプ、コピーコントラスト7
ステツプをプリセットする。
フィルムプロジエクタスキャンエリアコレクショーンは
、フィルムプロジェクタ−モード時のスキャンエリアの
調整を行う。
オーディオトーンは選択音等に使う音量の調整をする。
タイマーセットは、キーオペレータに開放することので
きるタイマーに対するセットを行う。
この他にも、サブシステムがクラッシュ状態に入った場
合に再起動をかけるクラッシュリカバリ機能、クラッシ
ュリカバリを2回かけてもそのサブシステムが正常復帰
できない場合にはフォルトモードとする機能、ジャムが
発生した場合、緊急停止する機能等の異常系に対する機
能も設けている。
さらに、基本コピーと付加機能、基本/付加機能とマー
カー編集、ビジネス編集、クリエイティブ編集等の組み
合わせも可能である。
上記機能を備える本発明のシステム全体として下記の特
徴を有している。
(B)特徴 (イ)高画質フルカラーの達成 本装置においては、黒の画質再現、淡色再現性、ジェネ
レーションコピー質、OHP画質、細線再現性、フィル
ムコピーの画質再現性、コピーの維持性を向上させ、カ
ラードキュメントを鮮明に再現できる高画質フルカラー
の達成を図っている。
(ロ)低コスト化 感光体、現像機、トナー等の画材原価・消耗品のコスト
を低減化し、UMR,パーツコスト等サービスコストを
低減化すると共に、白黒コピー兼用機としても使用可能
にし、さらに白黒コピー速度も従来のものに比して3倍
程度の30枚/A4を達成することによりランニングコ
ストの低減、コピー単価の低減を図っている。
(ハ)生産性の改善 入出力装置にADF、ソータを設置(オプション)して
多枚数原稿を処理可能とし、倍率は50〜400%選択
でき、最大原稿サイズ八3、ペーパートレイは上段85
〜B4、中段85〜B4、下段B5〜A3.5SIB5
〜A3とし、コピースピードは4色フルカラー、A4で
4.8CPM。
B4で4.8CPM、A3で2.4CPM、白黒、A4
で19.2CPMSB4で19.2CPM1A3で9.
6CPM、ウオームアツプ時間8分以内、FCOTは4
色フルカラーで28秒以下、白黒で7秒以下を達成し、
また、連続コピースピードは、フルカラー7.5枚/A
4、白黒30枚/A4を達、あして高生産性を図ってい
る。
(ニ)操作性の改善 ハードコントロールパネルにおけるハードボタン、CR
T画面ソフトパネルのソフトボタンを併用し、初心者に
わかりやすく、熟練者に煩わしくなく、機能の内容をダ
イレクトに選択でき、かつ操作をなるべく1ケ所に集中
するようにして操作性を向上させると共に、色を効果的
に用いることによりオペレータに必要な情報を正確に伝
えるようにしている。ハイファイコピーは、ハードコン
トロールパネルと基本画面の操作だけで行うようにし、
オペレーションフローで規定できないスタート、ストッ
プ、オールクリア、割り詰み等はハードボタンの操作に
より行い、用紙選択、縮小拡大、コピー濃度、画質調整
、カラーモード、カラーバランス調整等は基本画面ソフ
トパネル操作により従来の単色コピーマシンのユーザー
が自然に使いこなせるようにしている。さらに、各種編
集機能等はソフトパネルのパスウェイ領域のパスウェイ
タブをタッチ操作するだけで、パスウェイをオープンし
て各種編集機能を選択することができる。さらにメモリ
カードにコピーモードやその実行条件等を予め記憶して
おくことにより所定の操作の自動化を可能にしている。
(ホ)機能の充実 ソフトパネルのパスウェイ領域のパスウェイタブをタッ
チ操作することにより、パスウェイをオーブンして各種
編集機能を選択することができ、例えばマーカ編集では
マーカーというツールを使用して白黒文書の編集加工を
することができ、ビジネス編集ではビジネス文書中心に
高品質オリジナルを素早く作製することができ、またク
リエイティブ編集では各種編集機能を用意し、フルカラ
ー、黒、モノカラーにおいて選択肢を多くしてデザイナ
−、コピーサービス業者、キーオペレータ等の専門家に
対応できるようにしている。また、編集機能において指
定した領域はビットマップエリアにより表示され、指定
した領域を確認できる。
このように、豊富な編集機能とカラークリエーションに
より文章表現力を大幅にアップすることができる。
(へ)省電力化の達成 1.5kVAで4色フルカラー、高性能の複写機を実現
している。そのため、各動作モードにおける1、5kV
A実現のためのコントロール方式を決定し、また、目標
値を設定するための機能別電力配分を決定している。ま
た、エネルギー伝達経路の確定のためのエネルギー系統
表の作成、エネルギー系統による管理、検証を行うよう
にしている。
(C)差別化の例 本発明が適用される複写機は、フルカラー、及び白黒兼
用でしかも初心者にわかりやすく、熟練者に煩わしくな
くコピーをとることができると共に、各種機能を充実さ
せて単にコピーをとるというだけでなく、オリジナルの
作製を行うことができるので、専門家、芸術家の利用に
も対応することができ、この点で複写機の使用に対する
差別化が可能になる。以下にその使用例を示す。
例えば、従来印刷によっていたポスター、カレンダー、
カードあるいは招待状や写真入りの年賀状等は、枚数が
それほど多くない場合は、印刷よりはるかに安価に作製
することができる。また、編集機能を駆使すれば、例え
ばカレンダー等では好みに応じたオリジナルを作製する
ことができ、従来、企業単位で画一的に印刷していたも
のを、セクション単位で独創的で多様なものを作製する
ことが可能になる。
また、近年インテリアや電気製品に見られるように、色
彩は販売量を左右するものであり、インテリアや服飾品
の製作段階において彩色を施した図案をコピーすること
により、デザインと共に色彩についても複数人により検
討することができ、消費を向上させるような新しい色彩
を開発することが可能である。特に、アパレル産業等で
は遠方の製作現場に製品を発注する際にも、彩色を施し
た完成図のコピーを送ることにより従来より適確に色を
指定することができ、作業能率を向上させることができ
る。
さらに、本装置はカラーと白黒を兼用することができる
ので、1つの原稿を必要に応じて白黒であるいはカラー
でそれぞれ必要枚数ずつコピーすることができる。した
がって、例えば専門学校、大学等で色彩学を学ぶ時に、
彩色した図案を白黒とカラーの両方で表現することがで
き、両者を比較検討することにより、例えば赤はグレイ
がほぼ同じ明度であることが一目瞭然で分かる等、明度
および彩色の視覚に与える影響を学ぶこともできる。
(I−3)電気系制御、システムの構成この項では、本
複写機の電気的制御システムとして、ハードウェアアー
キテクチャ−、ソフトウェアアーキテクチャ−およびス
テート分割について説明する。
(A)ハードウェアアーキテクチャ−およびソフトウェ
アアーキテクチャ一 本複写機のようにUIとしてカラーCRTを使用すると
、モノクロのCRTを使用する場合に比較してカラー表
示のためのデータが増え、また、表示画面の構成、画面
遷移を工夫してよりフレンドリ−なUlを構築しようと
するとデータ量が増える。
これに対して、大容量のメモリを搭載したCPUを使用
することはできるが、基板が大きくなるので複写機本体
に収納するのが困難である、仕様の変更に対して柔軟な
対応が困難である、コストが高くなる、等の問題がある
そこで、本複写機においては、CRTコントローラ等の
他の機種あるいは装置との共通化が可能な技術をリモー
トとしてCPUを分散させることでデータ量の増加に対
応するようにしたのである。
電気系のハードウェアは第3図に示されているように、
UI系、SYS系およびMCB系の3種の系に大別され
ている。UI系はUIリモート70を含み、SYS系に
おいては、F/Pの制御を行うF/P リモート72、
原稿読み取りを行うIIT’Jモート73、種々の画像
処理を行う[’Sリモート74を分散し、これらのリモ
ートを統括して管理するものとしてS Y S (Sy
stem)  リモート71が設けられている。SYS
リモート71はIIの画面遷移をコントロールするため
のプログラム等のために膨大なメモリ容量を必要とする
ので、16ビツトマイクロコンピユータを搭載した80
86を使用している。なお、8086の他に例えば68
000等を使用することもできるものである。また、M
CB系においては、感材ベルトにレーザで潜像を形成す
るために使用するビデオ信号をIPS!1モート74か
ら受は取り、IOTに送出するためのラスター出カスキ
ャン(Raster 0utput 5can :RO
5)インターフェースであるV CB (Vide。
Control Board ) リモート76、転写
装置(タードル)のサーボのためのRCB +Jモート
77、更にはIOT、ADF、ソータ、アクセサリ−の
ための■/○ポートとしてのIOBリモート78、およ
びアクセサリ−リモート79を分散させ、それらを統括
して管理するためにMCB (Master Cont
rol Board)  リモート75が設けられてい
る。
なお、図中の各リモートはそれぞれ1枚の基板で構成さ
れている。また、図中の太い実線は187゜5 kbp
sのLNET高速通信網、太い破線は96QObpsの
マスター/スレーブ方式シリアル通信網をそれぞれ示し
、細い実線はコントロール信号の伝送路であるホットラ
インを示す。また、図中76、8kbpsとあるのは、
エディツトパッドに描かれた図形情報、メモリカードか
ら人力されたコピーモード情報、編集領域の図形情報を
U I IJモート70からI P S IJモート7
4に通知するための専用回線である。更に、図中CCC
(Communicati。
n Control Chip)とあるのは、高速通信
回線LNETのプロトコルをサポートするICである。
以上のようにハードウェアアーキテクチャ−は、II系
、SYS系、MCB系の3つに大別されるが、これらの
処理の分担を第4図のソフトウェアアーキテクチャ−を
参照して説明すると次のようである。なお、図中の矢印
は第3図に示す187.5kbpsのLNET高速通信
網、9600b p sのマスター/スレーブ方式シリ
アル通慣網を介して行われるデータの授受またはホット
ラインを介して行われる制御信号の伝送関係を示してい
る。
U■リモート70は、LLU I  (Low Lev
el tlI)モジュール80と、エディツトパッドお
よびメモリカードについての処理を行うモジュール(図
示せず)から構成されている。LLUIモジュール80
は通常CRTコントローラとして知られているものと同
様であって、カラーCRTに画面を表示するためのソフ
トウェアモジュールであり、その時々でどのような絵の
画面を表示するかは、5YSUIモジユール81または
MCBUIモジュール86により制御される。これによ
りUI リモートを他の機種または装置と共通化するこ
とができることは明かである。なぜなら、どのような画
面構成とするか、画面遷移をどうするかは機種によって
異なるが、CRTコントローラはCRTと一体で使用さ
れるものであるからである。
SYSリモート71は、5YSUIモジユール81と、
SYSTEMモ、ジュール82、およびSYS、DIA
Gモジュール83の3つのモジュールで構成されている
5YSUIモジユール81は画面遷移をコントロールす
るソフトウェアモジニールであり、SYSTEMモジュ
ール82は、どの画面でソフトパネルのどの座標が選択
されたか、つまりどのようなジョブが選択されたかを認
識するF/F (Feature Function)
選択のソフトウェア、コピー実行条件に矛盾が無いかど
うか等最終的にジョブをチェックするジョブ確認のソフ
トウェア、および、他のモジュールとの間でF/F選択
、ジョブリカバリー、マシンステート等の種々の情報の
授受を行うための通信を制御するソフトウェアを含むモ
ジュールである。
SYS、DIAGモジニール83は、自己診断を行うダ
イアグノスティックステートでコピー動作を行うカスタ
マ−シミュレーションモードの場合に動作するモジュー
ルである。カスタマ−シミニレ−ジョンモードは通常の
コピーと同じ動作をするので、SYS、DIAGモジュ
ール83は実質的にはSYSTEMモジュール82と同
じなのであるが、ダイアグノスティックという特別なス
テートで使用されるので、SYSTEMモジュール82
とは別に、しかし一部が重畳されて記載されているもの
である。
また、IITリモート73にはイメージングユニットに
使用されているステッピングモータの制御を行うIIT
モジュール84が、IPSリモート74にはIPSに関
する種々の処理を行う■PSモジュール85がそれぞれ
格納されており、これらのモジュールはSYSTEMモ
ジュール82によって制御される。
一方、MCBリモート75には、ダイアグノスティック
、オーディトロン(Auditron)およびジャム等
のフォールトの場合に画面遷移をコントロールするソフ
トウェアであるMCBUIモジュール86、感材ベルト
の制御、現像機の制御、フユーザの制御等コピーを行う
際に必要な処理を行う10Tモジユール90、ADFを
制御するためのADFモジュール91、ソータを制御す
るための5ORTERモジユール92の各ソフトウェア
モジュールとそれらを管理するコビアエグゼクティブモ
ジュール87、および各種診断を行うダイアグエグゼク
ティブモジュール88、暗唱番号で電子カウンターにア
クセスして料金処理を行うオーディトロンモジュール8
9を格納している。
また、RCB Uモート77には転写装置の動作を制御
するタードルサーボモジュール93が格納されており、
当該タードルサーボモジュール93はゼログラフィーサ
イクルの転写工程を司るために、rOTモジュール90
の管理の下に置かれている。なお、図中、コピアエグゼ
クティブモジュール87とダイアグエグゼクティブモジ
ュール88が重複しているのは、SYSTEMモジュー
ル82とSYS、DIAGモジュール83が重複してい
る理由と同様である。
以上の処理の分担をコピー動作に従って説明すると次の
ようである。コピー動作は現像される色の違いを別にす
ればよく似た動作の繰り返しであり、第5図(a)に示
すようにいくつかのレイヤに分けて考えることができる
1枚のカラーコピーはピッチと呼ばれる最小の単位を何
回か繰り返すことで行われる。具体的には、1色のコピ
ーを行うについて、現像機、転写装置等をどのように動
作させるか、ジャムの検知はどのように行うか、という
動作であって、ピッチ処理をY、 M、 Cの3色につ
いて行えば3色カラーのコピーが、Y、 M、 C,K
の4色について行えば4色フルカラーのコピーが1枚出
来上がることになる。これがコピーレイヤであり、具体
的には、用紙に各色のトナーを転写した後、フユーザで
定着させて複写機本体から排紙する処理を行うレイヤで
ある。ここまでの処理の管理はMCB系のコピアエグゼ
クティブモジュール87が行う。
勿論、ピッチ処理の過程では、SYS系に含まれている
IITモジュール84およびIPSモジュール85も使
用されるが、そのために第3図、第4図に示されている
ように、IOTモジュール90とIITモジュール84
の間ではPR−TRUEという信号と、LE@REGと
いう2つの信号のやり取りが行われる。具体的にいえば
、IoTの制御の基準タイミングであるP R(PIT
CHRESET )信号はMCBより感材ベルトの回転
を2または3分割して連続的に発生される。つまり、感
材ヘルドは、その有効利用とコピースピード向上のため
に、例えばコピー用紙がA3サイズの場合には2ピツチ
、A4サイズの場合には3ピツチというように、使用さ
れるコピー用紙のサイズに応じてピッチ分割されるよう
になされているので、各ピッチ毎に発生されるPR(f
f号の周期は、例えば2ピツチの場合には3 secと
長くなり、3ピツチの場合には2 secと短くなる。
さて、MCBで発生されたPR信号は、VIDEO信号
関係を取り扱うV CB Uモート等のIoT内の必要
な箇所にホットラインを介して分配される。
VCBはその内部にゲート回路を有し、IoT内でイメ
ージングが可能、即ち、実際に感材ベルトにイメージ、
を露光することが可能なピッチのみ選択的にIPSリモ
ートに対して出力する。この信号がPR−TRUE信号
である。なお、ホットラインを介してMCBから受信し
たPR信号に基づいてPR−TRUE信号を生成するた
めの情報は、LNETによりMCBから通知される。
これに対して、実際に感材ベルトにイメージを露光する
ことができない期間には、感材ベルトには1ピツチ分の
空ピッチを作ることになり、このような空ピッチに対し
てはPR−TRUE信号は出力されない。このようなP
R−TRUEが発生されないピッチとしては、例えば、
転写装置での転写が終了した用紙を排出してから次の用
紙を転写装置に供給するまでの間の期間を挙げることが
できる。つまり、例えば、A3サイズのように長い用紙
を最後の転写と共に排出するとすると、用紙の先端がフ
ユーザの人口に入ったときのショックで画質が劣化する
ために一定長以上の用紙の場合には最後の転写が終了し
てもそのまま排出せず、後述するグリッパ−バーで保持
したまま一定速度でもう一周回転させた後排出するよう
になされているため、感材ベルトには1ピツチ分のスキ
ップが必要となるのである。
また、スタートキーによるコピー開始からサイクルアッ
プシーケンスが終了するまでの間もPR−TRUE信号
は出力されない。この期間にはまだ原稿の読み取りが行
われておらず、従って、感材ベルトにはイメージを露光
することができないからである。
VCBリモートから出力されたPR−TRUE信号は、
IPSリモートで受信されると共に、そのままIITI
Jモートにも伝送されて、IITのスキャンスタートの
ためのトリガー信号として使用される。
これによりIITリモート73およびI P S IJ
モート74をIOTに同期させてピッチ処理を行わせる
ことができる。また、このときIPSリモート74とV
CBリモート76の間では、感材ベルトに潜像を形成す
るために使用されるレーザ光を変調するためのビデオ信
号の授受が行われ、VCBリモート76で受信されたビ
デオ信号は並列信号から直列信号に変換された後、直接
ROSへV I DEOI:調信号としてレーザ出力部
40aに与えられる。
以上の動作が4回繰り返されると1枚の4色フルカラー
コピーが出来上がり、1コピ一動作は終了となる。
次に、第5図(b) 〜(e)により、IITで読取ら
れた画像信号をIOTに出力し最終的に転写ポイントで
用紙に転写させるまでの信号のやりとりとそのタイミン
グについて説明する。
第5図(b)、(c)に示すように、SYSリモート7
1からスタートジョブのコマンドが入ると、l0T78
bではメインモータの駆動、高圧電源の立ち上げ等サイ
クルアップシーケンスに入る。l0T78bは、感材ベ
ルト上に用紙長に対応した潜像を形成させるために、P
R(ピッチリッセット)信号を出力する。例えば、感材
ベルトが1回転する毎に、A4では3ピツチ、A3では
2ピツチのPR信号を出力する。l0T78bのサイク
ルアップシーケンスが終了すると、その時点からP’R
信号に同期してPR−TRUE信号が、イメージングが
必要なピッチのみに対応してIITコントローラ73a
に出力される。
また、l0T78bは、RO5(ラスターアウトプット
スキャン)の1ライン分の回転毎に出力される[0T−
LS (ラインシンク)信号を、VCPU74a内のT
G(タイミングジェネレータ)に送り、ここでl0T−
LSに対して[PSの総パイプライン遅延分だけ見掛は
上の位相を進めたIPS−LSをIIT:]ントローラ
73aに送る。
11Tコントローラ73aは、PR−TRUE信号が入
ると、カウンタをイネーブルしてl0T−LS信号をカ
ウントし、所定のカウント数に達すると、イメージング
ユニット37を駆動させるステッピングモータ213の
回転をスタートさせてイメージングユニットが原稿のス
キャンを開始する。さらにカウントしてT2秒後胤稿読
取開始位置でLE@REGを出力しこれをl0T78b
に送る。
この原稿読取開始位置は、予め例えば電源オン後1回だ
け、イメージングユニットを駆動させてレジンサ217
の位置(レジ位置の近く、具体的にはレジ位置よりスキ
ャン側に約10mm)を一度検出して、その検出位置を
元に真のレジ位置を計算で求め、また同時に通常停止位
置(ホームポジション)も計算で求めることができる。
また、レジ位置は機械のばらつき等でマシン毎に異なる
ため、補正値をNVMに保持しておき、真のレジ位置と
ホームポジションの計算時に補正を行うことにより、正
確な原稿読取開始位置を設定することができる。この補
正値は工場またはサービスマン等により変更することが
でき、この補正値を電気的に書き換えるだけで実施でき
、機械的調整は不要である。なお、レジンサ217の位
置を真のレジ位置よりスキャン側に約10mmずらして
いるのは、補正を常にマイナス値とし、調整およびソフ
トを簡単にするためである。
また、I ’I Tコントローラ73aは、L E@R
EGと同期してIMAGE−AREA信号:4号を出力
する。このIMAGE−AREA信号の長さは、スキャ
ン長に等しいものであり、スキャン長はSYSTEMモ
ジュール82よりIITモジュール84へ伝達されるス
タートコマンドによって定義される。具体的には、原稿
サイズを検知してコピーを行う場合には、スキャン長は
原稿長さであり、倍率を指定してコピーを行う場合には
、スキャン長はコピー用紙長と倍率(100%を1とす
る)との除数で設定される。!M八へE−AREA信号
は、VCPU74 aを経由しそこでIIT−PS(ペ
ージシンク)と名前を変えてIPS74に送られる。I
IT−PSはイメージ処理を行う時間を示す信号である
LE@REGが出力されると、l0T−LS信号に同期
してラインセンサの1ライン分のデータが読み取られ、
VIDEO回路(第3図)で各種補正処理、A/D変換
が行われIPS74に送られる。IPS74においては
、l0T−LSと同期して1ライン分のビデオデータを
l0T78bに送る。このときl0T−BYTE−CL
Kの反転信号であるRTN−BYTE−CLKをビデオ
データと並列してIOTへ送り返しデータとクロックを
同様に遅らせることにより、同期を確実にとるようにし
ている。
10T78bにLE@REGが入力されると、同様にl
0T−LS(”号に同期してビデオデータがRO3に送
られ、感材ベルト上に潜像が形成される。IOT?8b
は、LE@REGが入るとそのタイミングを基準にして
l0T−CLKによりカウントを開始し、一方、転写装
置のサーボモータは、所定カウント数の転写位置で用紙
の先端がくるように制御される。ところで、第5図(d
)に示すように、感材ベルトの回転により出力されるP
R−TRUE信号とRO3の回転により出力されるl0
T−LS信号とはもともと同期していない。このため、
PR−TRUEF号が入り次の10T−LSからカウン
トを開始し、かラントmでイメージングユニット37を
動かし、カウントnでLE@REGを出力するとき、L
 E@RE GはPR−TRUEに対してT1時間だけ
遅れることになる。この遅れは最大1ラインシンク分で
、4色フルカラーコピーの場合にはこの遅れが累積して
しまい出力画像に色ズレとなって現れてしまう。
そのために、先ず、第5図(C)に示すように、1回目
のLE@REGが入ると、カウンタlがカウントを開始
し、2.3回目のLE@REGが入ると、カウンタ2.
3がカウントを開始し、それぞれのカウンタが転写位置
までのカウント数pに達するとこれをクリアして、以下
4回目以降のLE@RE Gの人力に対して順番にカウ
ンタを使用して行く。そして、第5図(e)に示すよう
に、LE@REGが入ると、l0T−CLKの直前のパ
ルスからの時間T3を補正用クロックでカウントする。
感材ベルトに形成された潜像が転写位置に近すき、l0
T−CLKが転写位置までのカウント数pをカウントす
ると、同時に補正用クロックがカウントを開始し、上記
時間T3に相当するカウント数rを加えた点が、正確な
転写位置となり、これを転写装置の転写位置(タイミン
グ)コントロール用カウンタの制御に上乗せし、LE@
REGの人力に対して用紙の先端が正確に同期するよう
に転写装置のサーボモータを制御している。
以上がコピーレイヤまでの処理であるが、その上に、1
枚の原稿に対してコピ一単位のジョブを何回行うかとい
うコピ一枚数を設定する処理があり、これがパーオリジ
ナル(PBR0RIGINAL)レイヤで行われる処理
である。更にその上には、ジョブのパラメータを変える
処理を行うジョブプログラミングレイヤがある。具体的
には、ADFを使用するか否か、原稿の一部の色を変え
る、偏位機能を使用するか否か、ということである。こ
れらパーオリジナル処理とジョブプログラミング処理は
SYS系のSYSモジュール82が管理する。
そのためにSYSTEMモジュール82は、LLUIモ
ジュール80から送られてきたジョブ内容をチェック、
確定し、必要なデータを作成して、9600b p s
シリアル通信網によりIITモジュール84、IPSモ
ジュール85に通知し、またLNETによりMCB系に
ジョブ内容を通知する。
以上述べたように、独立な処理を行うもの、他の機種、
あるいは装置と共通化が可能な処理を行うものをリモー
トとして分散させ、それらをUI系、SYS系、および
MCB系に大別し、コピー処理のレイヤに従ってマシン
を管理するモジュールを定めたので、設計者の業務を明
確にできる、ソフトウェア等の開発技術を均一化できる
、納期およびコストの設定を明確化できる、仕様の変更
等があった場合にも関係するモジュールだけを変更する
ことで容易に対応することができる、等の効果が得られ
、以て開発効率を向上させることができるものである。
(B)ステート分割 以上、UI系、SYS系およびM C,B系の処理の分
担について述べたが、この項ではUI系、SYS系、M
CB系がコピー動作のその時々でどのような処理を行っ
ているかをコピー動作の順を追って説明する。
複写機では、パワーONからコピー動作、およびコピー
動作終了後の状態をいくつかのステートに分割してそれ
ぞれのステートで行うジョブを決めておき、各ステート
でのジョブを全て終了しなければ次のステートに移行し
ないようにしてコントロールの能率と正確さを期するよ
うにしている。
これをステート分割といい、本複写機においては第6図
に示すようなステート分割がなされている。
本複写機におけるステート分割で特徴的なことは、各ス
テートにおいて、当該ステート全体を管理するコントロ
ール権および当該ステートでUtを使用するUIlマス
ター権、あるときはSYSリモート71にあり、またあ
るときはMCBリモート75にあることである。つまり
、上述したようにCPUを分散させたことによって、U
Iリモート70のLLUIモジュール80は5YSUI
モジユール81ばかりでなくMCBUIモジュール86
によっても制御されるのであり、また、ピッチおよびコ
ピー処理はMCB系のコビアエグゼクティブモジュール
87で管理されるのに対して、バーオリジナル処理声よ
びジョブプログラミング処理はSYSモジュール82で
管理されるというように処理が分担されているから、こ
れに対応して各ステート1こおいてSYSモジニール8
2、コビアエグゼクティブモジュール87のどちらが全
体のコントロール権を有するか、また、Ulマスター権
を有するかが異なるのである。第6図においては縦線で
示されるステートはUIlマスター権MCB系のコビア
エグゼクティブモジュール87が有することを示し、黒
く塗りつぶされたステートはUlマスター権をSYSモ
ジュール82が有することを示している。
第6図に示すステート分割の内パワーONからスタンバ
イまでを第7図を参照して説明する。
電源が投入されてパワーONになされると、第3図でS
YSリモート7!からIrTリモート73およびIPS
リモート74に供給されるIPSリセット信号およびI
 IT!Iセット信号がH(旧GH)となり、IPSリ
モート74、IITリモート73はリセットが解除され
て動作を開始する。
また、電源電圧が正常になったことを検知するとパワー
ノーマル慣号が立ち上がり、MCBIJモート75が動
作を開始し、コントロール権およびUIlマスター権確
立すると共に、高速通儒網LNETのテストを行う。ま
た、パワーノーマル信号はホットラインを通じてMCB
リモート75からSYSリモート71に送られる。
MCBIJモート75の動作開始後所定の時間TOが経
過すると、MCBリモート75からホットラインを通じ
てSYSリモート71に供給されるシステムリセット信
号がHとなり、SYSリモート71のリセットが解除さ
れて動作が開始されるが、この際、5YSIJモート7
1の動作開始は、SYS リモート71の内部の信号で
ある86NM1.861セツトという二つの信号により
上記10時間の経過後更に200μsec遅延される。
この200μsecという時間は、クラッシュ、即ち電
源の瞬断、ソフトウェアの暴走、ソフトウェアのバグ等
による一過性のトラブルが生じてマシンが停止、あるい
は暴走したときに、マシンがどのステートにあるかを不
揮発性メモリに格納するために設けられているものであ
る。
SYSリモート71が動作を開始すると、約3゜8se
cの間コアテスト、即ちROM%RAMのチェック、ハ
ードウェアのチェック等を行う。このとき不所望のデー
タ等が入力されると暴走する可能性があるので、S Y
 S Uモート71は自らの監督下で、コアテストの開
始と共にIPSリセット儒号およびIIT!Jセット信
号をL (Low )とし、IPSリモート74および
IITリモート73をリセットして動作を停止させる。
SYSリモート71は、コアテストが終了すると、10
〜3100msecの間CCCセルフテストを行うと共
に、IPSリセット信号およびIITリセット信号をH
とし、IPSリモート74およびIIT Uモート73
の動作を再開させ、それぞれコアテストを行わせる。C
CCセルフテストは、LNETに所定のデータを送出し
て自ら受信し、受信したデータが送信されたデータと同
じであることを確認することで行う。なお、CCCセル
フテストを行うについては、セルフテストの時間が重な
らないように各CCCに対して時間が割り当てられてい
る。
つまり、LNETにおいては、SYS’Jモート71、
MCBリモート75等の各ノードはデータを送信したい
ときに送信し、もしデータの衝突が生じていれば所定時
間経過後再送信を行うというコンテンション方式を採用
しているので、SYSリモート71がCCCセルフテス
トを行っているとき、他のノードがLNETを使用して
いるとデータの衝突が生じてしまい、セルフテストが行
え°ないからである。従って、5YSIJモー)71が
CCCセルフテストを開始するときには、MCBリモー
ト75のLNETテストは終了している。
CCCセルフテストが終了すると、SYSリモート71
は、IPSリモート74およびIITリモート73のコ
アテストが終了するまで待機し、Tlの期間にSYST
EMノードの通信テストを行う。この通信テストは、9
6QOb p sのシリアル通信網のテストであり、所
定のシーケンスで所定のデータの送受儒が行われる。当
該通信テストが終了すると、T2の期間にSYSリモー
ト71とMCBIJモート75の間でLNETの通信テ
ストを行う。即ち、MCBリモート75はSYSリモー
ト71に対してセルフテストの結果を要求し、S Y 
S Uモート71は当該要求に応じてこれまで行ってき
たテストの結果をセルフテストリザルトとしてMCBリ
モート75に発行する。
MCBリモート75は、セルフテストリザルトを受は取
るとトークンパスをSYSリモート71に発行する。ト
ークンパスはUlマスター権をやり取りする札であり、
トークンパスがSYSリモート71に渡されることで、
U■lマスター権MCBリモート75からSYSリモー
ト71に移ることになる。ここまでがパワーオフシーケ
ンスである。当該パワーオンシーケンスの期間中、UI
リモート70は「しばらくお待ち下さい」等の表示を行
うと共に、自らのコアテスト、通信テスト等、各種のテ
ストを行う。
上記のパワーオンシーケンスの内、セルフテストリザル
トの要求に対して返答されない、またはセルフテストリ
プルトに異常がある場合には、MCBリモート75はマ
シンをデッドとし、UIコントロール権を発動してU 
I IJモート70を制御し、異常が生じている旨の表
示を行う。これがマシンデッドのステートである。
パワーオンステートが終了すると、次に各リモートをセ
ットアツプするためにイニシャライズステートに入る。
イニシャライズステートではSYSリモート71が全体
のコントロール権とUlマスター権を有している。従っ
て、SYSリモート71は、SYS系をイニシャライズ
すると共に、r INITIALIZE! SUBSY
STBM」コマンドをMCBリモート75に発行してM
CB系をもイニシャライズする。その結果はサブシステ
ムステータス情報としてMCBリモート75から送られ
てくる。これにより例えばIOTではフユーザを加熱し
たり、トレイのエレベータが所定の位置に配置されたり
してコピーを行う準備が整えられる。ここまでがイニシ
ャライズステートである。
イニシャライズが終了すると各リモートは待機状態であ
るスタンバイに入る。この状態にふいてもUlマスター
権はSYS !Iモート71が有しているので、SYS
リモー)71はUIlマスター権基づいて01画面上に
F/Fを表示し、コピー実行条件を受は付ける状態に入
る。このときMCBリモート75はIOTをモニターし
ている。また、スタンバイステートでは、異常がないか
どうかをチェックするためにMCBリモート75は、5
00m5ec毎にバックグランドポールをSYSリモー
ト71に発行し、SYSリモート71はこれに対してセ
ルフテストリザルトを200m5ec以内にMCBIJ
モート75に返すという処理を行う。このときセルフテ
ストリザルトが返ってこない、あるいはセルフテストリ
ザルトの内容に異常があるときには、MCBリモート7
5はUlリモート70に対して異常が発生した旨を知ら
せ、その旨の表示を行わせる。
スタンバイステートにおいてオーディトロンが使用され
ると、オーディトロンステートに入り、MCBリモート
75はオーディトロンコントロールを行うと共に、U 
I +Jモート70を制御してオーディトロンのための
表示を行わせる。スタンバイステートにおいてF/Fが
設定され、スタートキーが押されるとプログレスステー
トに入る。プログレスステートは、セットアツプ、サイ
クルアップ、ラン、スキップピッチ、ノーマルサイクル
ダウン、サイクルダウンシャットダウンという6ステー
トに細分化されるが、これらのステートを、第8図を参
照して説明する。
第8図は、プラテンモード、4色フルカラー、コピー設
定枚数3の場合のタイミングチャートを示す図である。
SYSリモー)71は、スタートキーが押されたことを
検知すると、ジョブの内容をシリアル通信網を介してI
 ITリモート73およびIPS!Jモート74に送り
、またLNETを介してジョブの内容をスタートジョブ
というコマンドと共にMCBリモート75内のコビアエ
グゼクティブモジ。
ニール87に発行する。このことでマシンはセットアツ
プに入り、各リモートでは指定されたジョブを行うため
の前準備を行う。例えば、IOTモジュール90ではメ
インモータの駆動、感材ベルトのパラメータの合わせ込
み等が行われる。 スタートジョブに対する応答である
ACK (Acknowledge )がMCBリモー
ト75から送り返されたことを確認すると、sysリモ
ート71は、IITリモート73にプリスキャンを行わ
せる。プリスキャンには、原稿サイズを検出するための
プリスキャン、原稿の指定された位置の色を検出するだ
めのプリスキャン、塗り絵を行う場合の閉ループ検出の
ためのプリスキャン、マーカ編集の場合のマーカ読み取
りのためのプリスキャンの4種類があり、選択されたF
/Fに応じて最高3回までプリスキャンを行う。このと
きUlには例えば「しばらくお待ち下さい」等の表示が
行われる。
プリスキャンが終了すると、IITレディというコマン
ドが、コピアエグゼクティブモジュール87に発行され
、ここからサイクルアップに入る。
サイクルアップは各リモートの立ち上がり時間を待ち合
わせる状態であり、MCBリモート75は10T、転写
装置の動作を開始し、SYS!Iモー)71はIPS!
Iモート74を初期化する。このときUIは、現在プロ
グレスステートにあること、および選択されたジョブの
内容の表示を行う。
サイクルアップが終了するとランに入り、コピー動作が
開始されるが、先ずMCBIJモート75のIOTモジ
ュール90から1個目のPROが出されるとIITは1
回目のスキャンを行い、IOTは1色目の現像を行い、
これで1ピツチの処理が終了する。次に再びPROが出
されると2色目の現像が行われ、2ピツチ目の処理が終
了する。
この処理を4回繰り返し、4ピツチの処理が終了すると
IOTはフユーザでトナーを定着し、排紙する。これで
1枚目のコピー処理が完了する。以上の処理を3回繰り
返すと3枚のコピーができる。
ピッチレイヤの処理およびコピーレイヤの処理はMCB
!Jモート75が管理するが、その上のレイヤであるバ
ーオリジナルレイヤで行うコピー設定枚数の処理はSY
Sリモート71が行う。従って、現在何枚口のコピーを
行っているかをSYSリモート71が認識できるように
、各コピーの1個目のPROが出されるとき、MCBリ
モート75はSYSリモート71に対してメイドカウン
ト信号を発行するようになされている。また、最後のP
ROが出されるときには、MCBリモート75はSYS
リモート71に対してrRDY  FORNXT  J
OBJというコマンドを発行して次のジョブを要求する
。このときスタートジョブを発行するとジョブを続行で
きるが、ユーザが次のジョブを設定しなければジョブは
終了であるから、SYSリモート71はrEND  J
OBJというコマンドをMCBリモート75に発行する
MCBリモート75はrEND  JOBJコマンドを
受信してジョブが終了したことを確認すると、マシンは
ノーマルサイクルダウンに入る。ノーマルサイクルダウ
ンでは、MCBリモート75はIOTの動作を停止させ
る。
サイクルダウンの途中、MCBリモート75は、コピー
された用紙が全て排紙されたことが確認されるとその旨
をrDELIVERED  JOBJコマンドでSYS
リモー)71に知らせ、また、ノーマルサイクルダウン
が完了してマシンが停止すると、その旨をrIOT  
5TAND  BYJコマンドでSYSリモート71に
知らせる。これによりプログレスステートは終了し、ス
タンバイステートに戻る。
なお、以上の例ではスキップピッチ、サイクルダウンシ
ャットダウンについては述べられていないが、スキップ
ピッチにおいては、SYS!Jモート71はSYS系を
次のジョブのためにイニシャライズし、また、MCBI
Jモート75では次のコピーのために待機している。ま
た、サイクルダウンシャットダウンはフォールトの際の
ステートであるので、当該ステートにおいては、S Y
 S IJモート71およびMCBリモート75は共に
フォールト処理を行う。
以上のようにプログレスステートにおいては、MCB!
Iモート75はピッチ処理およびコピー処理を管理し、
SYSリモート71はパーオリジナル処理およびジョブ
プログラミング処理を管理しているので、処理のコント
ロール権は双方が処理の分担に応じてそれぞれ有してい
る。これに対してUlマスター権はSYSリモート71
が有している。なぜなら、Ulにはコピーの設定枚数、
選択された編集処理などを表示する必要があり、これら
はパーオリジナル処理もしくはジョブプログラミング処
理に属し、SYSリモート71の管理下に置かれるから
である。
プログレスステートにおいてフォールトが生じるとフォ
ールトリカバリーステートに移る。フォールトというの
は、ノーペーパー、ジャム、部品の故障または破損等マ
シンの異常状態の総称であり、F/Fの再設定等を行う
ことでユーザがリカバリーできるものと、部品の交換な
どサービスマンがリカバリーシなければならないものの
2種類がある。上述したように基本的にはフォールトの
表示はMCBUIモジュール86が行うが、F/FはS
YSモジュール82が管理するので、F/Fの再設定で
リカバリーできるフォールトに関してはSYSモジュー
ル82がリカバリーを担当し、それ以外のりカバリ−に
関してはコピアエグゼクティブモジュール87が担当す
る。
また、フォールトの検出はSYS系、MCB系それぞれ
に行われる。つまり、IIT、IPS。
F/Pは5YSIJモート71が管理しているのでSY
Sリモート71が検出し、IOT、ADF1ソータはM
CBリモート75が管理しているのでMCBIJモート
75が検出する。従って、本複写機においては次の4種
類のフォールトがあることが分かる。
■SYSノードで検出され、SYSノードがリカバリー
する場合 例えば、F/Pが準備されないままスタートキーが押さ
れたときにはフォールトとなるが、ユーザは再度F/F
を設定することでリカバリーできる。
■SYSノードで検出され、MCBノードがリカバリー
する場合 この種のフォールトには、例えば、レジセンサの故障、
イメージングユニットの速度異常、イメージングユニッ
トのオーバーラン、PRO信号の異常、CCCの異常−
シリアル通信網の異常、ROMまたはRAMのチェック
エラー等が含まれ、これらのフォールトの場合には、U
lにはフォールトの内容および「サービスマンをお呼び
下さいj等のメツセージが表示される。
■MCBノードで検出され、SYSノードがリカバリー
する場合 ソータがセットされていないにも拘らずF/Fでソータ
が設定された場合にはMCBノードでフォールトが検出
されるが、ユーザが再度F/Fを設定し直してソータを
使用しないモードに変更することでもリカバリーできる
。ADFについても同様である。また、トナーが少な(
なった場合、トレイがセットされていない場合、用紙が
無くなった場合にもフォールトとなる。これらのフォー
ルトは、本来はユーザがトナーを補給する、あるいはト
レイをセットする、用紙を補給することでリカバリーさ
れるものではあるが、あるトレイに用紙が無くなった場
合には他のトレイを使用することによってもリカバリー
できるし、ある色のトナーが無くなった場合には他の色
を指定することによってもリカバリーできる。つまり、
F/Fの選択によってもリカバリーされるものであるか
ら、SYSノードでリカバリーを行うようになされてい
る。
■MCBノードで検出され、MCBノードがリカバリー
する場合 例えば、現像機の動作が不良である場合、トナーの配給
が異常の場合、モータクラッチの故障、フユーザの故障
等はMCBノードで検出され、Ulには故障の箇所およ
び「サービスマンを呼んで下さい」等のメツセージが表
示される。また、ジャムが生じた場合には、ジャムの箇
所を表示すると共に、ジャムクリアの方法も表示するこ
とでリカバリーをユーザに委ねている。
以上のようにフォールトリカバリーステートにおいては
コントロール権およびUlマスター権は、フォールトの
生じている箇所、リカバリーの方法によってSYSノー
ドが有する場合と、MCBノードが有する場合があるの
である。
フォールトがリカバリーされてIOTスタンバイコマン
ドがMCBノードから発行されるとジョブリカバリース
テートに移り、残されているジョブを完了する。例えば
、コピー設定枚数が3であり、2枚目をコピーしている
ときにジャムが生じたとする。この場合にはジャムがク
リアされた後、残りの2枚をコピーしなければならない
ので、SYSノード、MCBノードはそれぞれ管理する
処理を行ってジョブをリカバリーするのである。従って
、ジョブリカバリーにおいてもコントロール権は、SY
Sノード、MCBノードの双方がそれぞれの処理分担に
応じて有している。しかし、U■マスター権はSYSノ
ードが有している。なぜなら、ジョブリカバリーを行う
については、例えば「スタートキーを押して下さい」、
「残りの原稿をセットして下さい」等のジョブリカバリ
ーのためのメツセージを表示しなければならず、これは
SYSノードが管理するバーオリジナル処理またはジョ
ブプログラミング処理に関する事項だからである。
なお、プロダレスステートでIOTスタンバイコマンド
が出された場合にもジョブリカバリーステートに移り、
ジョブが完了したことが確認されるとスタンバイステー
トに移り、次のジョブを待機する。スタンバイステート
において、所定のキー操作を行うことによってダイアグ
ノスティック(以下、単にダイアグと称す。)ステート
に入ることができる。
ダイアグステートは、部品の入力チェック、出力チェッ
ク、各種パラメータの設定、各種モードの設定、NVM
 (不揮発性メモリ)の初期化等を行う自己診断のだめ
のステートであり、その概念を第9図に示す。図から明
らかなように、ダイアグとしてTECHREPモード、
カスタマ−シミュレーションモードの2つのモードが設
けられている。
TECHREPモードは人力チェック、出力チェック等
サービスマンがマシンの診断を行う場合に用いるモード
であり、カスタマ−シミュレーションモードは、通常ユ
ーザがコピーする場合に使用するカスタマ−モードをダ
イアグで使用するモードである。
いま、カスタマ−モードのスタンバイステートから所定
の操作により図のAのルートによりTEC,HREPモ
ードに入ったとする。TECHREPモードで各種のチ
ェック、パラメータの設定、モードの設定を行っただけ
で終了し、再びカスタマ−モードに戻る場合(図のBの
ルート)には所定のキー操作を行えば、第6図に示すよ
うにパワーオンのステートに移り、第7図のシーケンス
によりスタンバイステートに戻ることができるが、本複
写機はカラーコピーを行い、しかも種々の編集機能を備
えているので、TECHREPモードで種々のパラメー
タの設定を行った後に、実際にコピーを行ってユーザが
要求する色が出るかどうか、編集機能は所定の通りに機
能するかどうか等をfIi詔する必要がある。これを行
うのがカスタマ−シミュレーションモードであり、ピリ
ングを行わない点、U■にはダイアグである旨の表示が
なされる点でカスタマ−モードと異なっている。これが
カスタマ−モードをダイアグで使用するカスタマ−シミ
ュレーションモードの意味である。なお、TECHRE
Pモードからカスタマ−シミュレーションモードへの移
行(図のCのルート)、その逆のカスタマ−シミュレー
ションモードからTECHREPモードへの移行(図の
Dのルート)はそれぞれ所定の操作により行うことがで
きる。また、TECHREPモードはダイアグエグゼク
ティブモジュール88(第4図)が行うのでコントロー
ル権、UIマスター権は共にMCBノードが有している
が、カスタマ−シミュレーションモードはSYS、D[
AGモジュール83 (第4図)の制御の基で通常のコ
ピー動作を行うので、コントロール権、UIマスター権
は共にSYSノードが有する。
(II)具体的な各部の構成 (II−1)システム 第10図はシステムと他のリモートとの関係を示す図で
ある。
前述したように、リモート71には5YSUIモジユー
ル81とSYSTEMモジュール82が搭載され、5Y
SUI 81とSYSTEMモジコール82間はモジュ
ール間インタフェースによりデータの授受が行われ、ま
たSYSTEMモジュール82とIIT’73、IPS
74との間はシリアル通信インターフェースで接続され
、MCB75、ROS 76、RΔIB79との間はL
NET高速通信網で接続されている。
次にシステムのモジュール構成について説明する。
第11図はシステムのモジュール構成を示す図である。
本複写機ニオイテハ、IIT、N’S、rOT等の各モ
ジュールは部品のように考え、これらをコントロールす
るシステムの各モジュールは頭脳を持つように考えてい
る。そして、分散CPU方式を採用し、システム側では
パーオリジナル処理およびジョブプログラミング処理を
担当し、これに対応してイニシャライズステート、スタ
ンバイステート、セットアツプステート、サイクルステ
ートを管理するコントロール権、およびこれらのステー
トでU■を使用するIIマスター権を有しているので、
それに対応するモジュールでシステムを構成している。
システムメイン100は、5YSU IやMCB等から
の受信データを内部バッファに取り込み、また内部バッ
ファに格納したデータをクリアし、システムメイン10
0の下位の各モジュールをコールして処理を渡し、シス
テムステートの更新処理を行っている。
M/Cイニシャライズコントロールモジュール101は
、パワーオンしてからシステムがスタンバイ状態になる
までのイニシャライズシーケンスをコントロールしてお
り、MCBによるパワーオン後の各種テストを行うパワ
ーオン処理が終了すると起動される。
M/Cセットアツプコントロールモジュール103はス
タートキーが押されてから、コピーサイクルの処理を行
うMCBを起動するまでのセットアツプシーケンスをコ
ントロールし、具体的には5ysu tから指示された
FEATURE (使用者の要求を達成するためのM/
Cに対する指示項目)に基づいてジョブモードを作成し
、作成したジョブモードに従ってセットアツプシーケン
スを決定する。
第12図(a)に示すように、ジョブモードの作成は、
F/Fで指示されたモードを解析し、ジョブを切り分け
ている。この場合ジョブとは、使用者の要求によりM/
Cがスタートしてから要求通りのコピーが全て排出され
、停止されるまでのM/C動作を言い、使用者の要求に
対して作業分割できる最小単位、ジョブモードの集合体
である。例えば、嵌め込み合成の場合で説明すると、第
12図ら)示すように、ジョブモードは削除と移動、抽
出とからなり、ジョブはこれらのモードの集合体となる
。また、第12図(C)に示すようにADF原稿3枚の
場合においては、ジョブモードはそれぞれ原稿11原稿
2、原稿3に対するフィード処理であり、ジョブはそれ
らの集合となる。
そして、自動モードの場合はドキコメントスキャン、ぬ
り絵モードの時はプレスキャン、マーカー編集モードの
時はプレスキャン、色検知モードの時はサンプルスキャ
ンを行い(プレスキャンは最高3回)、またコピーサイ
クルに必要なコピーモードをI IT、I PSSMC
Bに対して配付し、セットアツプシーケンス終了時MC
Bを起動する。
M/Cスタンバイコントロールモジュール10211M
/Cスタンバイ中のシーケンスをコントロールし、具体
的にはスタートキーの受付、色登録のコントロール、ダ
イアグモードのエントリー等を行っている。
M/Cコピーサイクルコントロールモジュール104は
MCBが起動されてから停止するまでのコピーシーケン
スをコントロールし、具体的には用紙フィードカウント
の通知、JOBの終了を判断してIITの立ち上げ要求
、MCBの停止を判断してIPSの立ち下げ要求を行う
また、M/C停止中、あるいは動作中に発生するスルー
コマンドを相手先リモートに通知する機能を果たしてい
る。
フォールトコントロールモジュール106は■IT、I
PSからの立ち下げ要因を監視し、要因発生時にMCB
に対して立ち下げ要求し、具体的にはIIT、IPSか
らのフェイルコマンドによる立ち下げを行い、またMC
Bからの立ち下げ要求が発生後、M/C停止時のりカバ
リ−を判断して決定し、例えばMCBからのジャムコマ
ンドによりリカバリーを行っている。
コミニュケーションコントロールモジュール107はI
ITからのIITレディ信号の設定、イメージエリアに
おける通信のイネーブル/ディスエイプルを設定してい
る。
DIΔGコントロールモジュール108は、DIAGモ
ードにおいて、人力チェックモード、出力チェックモー
ド中のコントロールを行っている。
次に、これらの各モジュール同士、あるいは他のサブシ
ステムとのデータの授受について説明する。
第13図はシステムと各リモートとのデータフロー、お
よびシステム内子ジュール間データフローを示す図であ
る。図のA−Nはシリアル通信を、Zはホットラインを
、■〜0はモジュール間デー夕を示している。
5YSU Iリモートとイニシャライズコントロール部
101との間では、5YSUIからはCRTの制御権を
SYSTEM  N0DEに渡すTOKENコマンドが
送られ、一方イニシャライズコントロールRL 01 
カラはコンフィグコマンドが送られる。
5YStJIリモートとスタンバイコントロール110
2との間では、5YSUIからはモードチェンジコマン
ド、スタートコピーコマンド、ジョブキャンセルコマン
ド、色登録リクエストコマンド、トレイコマンドが送ら
れ、一方スタンバイコントロール部102からはM/C
ステータスコマンド、トレイステータスコマンド、トナ
ーステータスコマンド、回収ボトルステータスコマンド
、色登録ANSコマンド、TOKENコマンドが送られ
る。
5YSUI!Jモートとセットアツプコントロール部1
03との間では、セットアツプコントロール部103か
らはM/Cステータスコマンド(プログレス) 、AP
MSステータスコマンドが送られ、一方5YSUIリモ
ートからはストップリクエストコマンド、インターラブ
ドコマンドが送られる。
IPSリモートとイニシャライズコントロール部101
との間では、IPSリモートからはイニシャライズエン
ドコマンドが送られ、イニシャライズコントロール部1
01からはNVMパラメータコマンドが送られる。
IITIJモートドイニシャライズコントロール邪10
1との間では、I I T IJモートからはIITレ
ディコマンド、イニシャライズコントロール部101か
らはNVMパラメータコマンド、INITIALIZE
コマンドが送られる。
■PSリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、IPSリモートからイニシャライスフリーハン
ドエリア、アンサ−コマンド、リムーヴエリアアンサー
コマンド、カラー情報コマンドが送られ、スタンバイコ
ントロール部102からはカラー検出ポイントコマンド
、イニシャライズフリーハンドエリアコマンド、リムー
ヴエリアコマンドが送られる。
IPSリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、IPSリモートからIPSレディコマンド、
ドキュメント情報コマンドが送られ、セットアツプコン
トロール1l103スキヤン情報コマンド、基本コピー
モードコマンド、エディツトモードコマンド、M/Cス
トップコマンドが送られる。
IITリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、IITリモートからプレスキャンが終了したこ
とを知らせるIITレディコマンドが送られ、スタンバ
イコントロール部102からサンプルスキャンスタート
コマンド、イニシャライズコマンドが送られる。
IITリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、IrTリモートからはIITレディコマンド
、イニシャライズエンドコマンドが送られ、セットアツ
プコントロール部103からはドキュメントスキャンス
タートコマンド、サンプルスキャンスタートコマンド、
コピースキャンスタートコマンドが送られる。
MCBリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、スタンバイコントロール部102からイニシャ
ライズサブシステムコマンド、スタンバイセレクション
コマンドが送られ、MCBリモートからはサブシステム
ステータスコマンドが送られる。
MCBリモートとセットアツプコントロール部103と
の間では、セットアツプコントロール部103からスタ
ートジョブコマンド、IITレディコマンド、ストップ
ジョブコマンド、デクレアシステムフォールトコマンド
が送られ、MCBリモートから工OTスタンバイコマン
ド、デクレアMCBフォールトコマンドが送られる。
MCBリモートとサイクルコントロール部104との間
では、サイクルコントロール部104からストップジョ
ブコマンドが送られ、MCBリモートからはMADEコ
マンド、レディフォアネタストジョブコマンド、ジョブ
デリヴアードコマンド、IOTスタンバイコマンドが送
られる。
MCBIJモートとフォールトコントロール部106と
の間では、フォールトコントロールRIO6からデクレ
アシステムフォールトコマンド、システムシャットダウ
ン完了コマンドが送られ、MCBリモートからデクレア
MCBフォールトコマンド、システムシャットダウンコ
マンドが送られる。
11TIJモ一トドコミニユケーシヨンコントロール部
107との間では、I I T Uモートからスキャン
レディ信号、イメージエリア信号が送られる。
次に各モジュール間のインターフェースについて説明す
る。
システムメイン100から各モジュール(101〜10
7)に対して受信リモー)No、及び受信データが送ら
れて各モジュールがそれぞれのリモートとのデータ授受
を行う。一方、各モジュール(101〜107)からシ
ステムメイン100に対しては何も送られない。
イニシャライズコントロール部101は、イニシャライ
ズ処理が終了するとフォルトコントロールill 06
、スタンバイコントロール部1021.:対し、それぞ
れシステムステート (スタンバイ)を通知する。
コミニニケーションコントロール部107は、イニシャ
ライズコントロール9101、スタンバイコントロール
部102、セットアツプコントロール部103、コピー
サイクルコントロール部104、フォルトコントロール
1106に対し、それぞれ通信可否情報を通知する。
スタンバイコントロール1102ハ、x9−)キーが押
されるとセットアツプコントロール部103に対してシ
ステムステート (プログレス)を通知する。
セットアツプコントロール部103は、セットアツプが
終了するとコピーサイクルコントロール部104に対し
てシステムステート (サイクル)f通知する。
(II−2)イメージ処理システム(IPS)(A)I
PSのモジュール構成 第14図はIPSのモジュール構成の概要を示す図であ
る。
カラー画像形成装置では、IIT(イメージ人力ターミ
ナル)においてCCDラインセンサーを用いて光の原色
B(青)、G(緑)、R(赤)に分解してカラー原稿を
読み取ってこれをトナーの原色Y(イエロー)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)、さらにはK(黒又は墨)に変
換し、l0T(イメージ出力ターミナル)においてレー
ザビームによる露光、現像を行いカラー画像を再現して
いる。この場合、7%M、C%にのそれぞれのトナー像
に分解してYをプロセスカラーとするコピープロセス(
ピッチ)を1回、同様にMSC,Kについてもそれぞれ
をプロセスカラーとするコピーサイクルを1回ずつ、計
4回のコピーサイクルを実行し、これらの網点による像
を重畳することによってフルカラーによる像を再現して
いる。したがって、カラー分解信号(BSGSR信号)
をトナー信号(Y、M、C,に信号)に変換する場合に
おいては、その色のバランスをどう調整するかやIIT
の読み取り特性およびIOTの出力特性に合わせてその
色をどう再現するか、濃度やコントラストのバランスを
どう調整するか、エツジの強調やボケ、モアレをどう調
整するか等が問題になる。
IPSは、IITからB%G、Hのカラー分解信号を入
力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等を
高めるために種々のデータ処理を施して現像プロセスカ
ラー〇トナー信号をオン/オフに変換しrOTに出力す
るものであり、第14図に示すようにEND変換(Eq
uivalent Neutral  Density
 ;等価中性濃度変換)モジュール301Jラーマスキ
ングモジユール302、[稿サイズ検出モジュール30
3、カラー変換モジュール304、UCR(Under
  Co1or  Removal;下色除去)&黒生
成モジュール305、空間フィルター306、TRC(
Tone Reproducti。
n Control ;色調補正制御)モジュール30
7、縮拡処理モジュール308、スクリーンジェネレ−
夕309、IOTインターフェースモジュール310、
領域生成回路やスイッチマ) IJクスを有する領域画
像制御モジュール311、エリアコマンドメモリ312
やカラーパレットビデオスイッチ回路313やフォント
バッファ314等を有する編集制御モジュール等からな
る。
そして、IITからB、GSRのカラー分解信号につい
て、それぞれ8ビツトデータ(256階調)をEND変
換モジュール301に人力し、YlM、C,にのトナー
信号に変換した後、プロセスカラーのトナー信号Xをセ
レクトし、これを2値化してプロセスカラーのトナー信
号のオン/オフデータとしIOTインターフェースモジ
ュール310からrOTに出力している。したがって、
フルカラー(4カラー)の場合には、プリスキャンでま
ず原稿サイズ検出、編集領域の検出、その他の原稿情報
を検出した後、例えばまず初めにプロセスカラーのトナ
ー信号XをYとするコピーサイクル、続いてプロセスカ
ラーのトナー信号XをMとするコピーサイクルを順次実
行する毎に、4回の原稿読み取りスキャンに対応した信
号処理を行っている。
11Tでは、CCDセンサーを使いBSG、Hのそれぞ
れについて、lピクセルを16ドツト/mmのサイズで
読み取り、そのデータを24ビツト(3色×8とッ);
256階調)で出力している。CCDセンサーは、上面
にB、G、Hのフィルターが装着されていて16ドツ)
/mmの密度で300mmの長さを有し、190. 5
mm/seCのプロセススピードで16ライン/mmの
スキャンを行うので、はぼ各色につき毎秒15Mピクセ
ルの速度で読み取りデータを出力している。
そして、IITでは、81G、Hの画素のアナログデー
タをログ変換することによって、反射率の情報から濃度
の情報に変換し、さらにデジタルデータに変換している
次に各モジュールについて説明する。
第15図はIPSを構成する各モジュールを説明するた
めの図である。
(イ)END変換モジュール END変換モジュール301は、IITで得られたカラ
ー原稿の光学読み取り信号をグレーバランスしたカラー
信号に調整(変換)するためのモジュールである。カラ
ー画像のトナーは、グレーの場合に等量になりグレーが
基準となる。しかし、11Tからグレーの原稿を読み取
ったときに人力するB、G、Hのカラー分解信号の値は
光源や色分解フィルターの分光特性等が理想的でないた
め等しくなっていない。そこで、第15図(a)に示す
ような変換テーブル(LUT;ルックアップテーブル)
を用いてそのバランスをとるのがEND変換である。し
たがって、変換テーブルは、グレイ原稿を読み取った場
合にそのレベル(黒→白)に対応して常に等しい階調で
B、G、Hのカラー分解信号に変換して出力する特性を
有するものであり、IITの特性に依存する。また、変
換テーブルは、16面用意され、そのうち11面がネガ
フィルムを含むフィルムフプロジェクター用のテーブル
であり、3面が通常のコピー用、写真用、ジェネレーシ
ョンコピー用のテーブルである。
(ロ)カラーマスキングモジュール カラーマスキングモジコール302は、B、G。
R信号をマトリクス演算することによりYSM。
Cのトナー量に対応する信号に変換するのものであり、
END変換によりグレーバランス調整を行った後の信号
を処理している。
カラーマスキングに用いる変換マトリクスには、純粋に
B、G、RからそれぞれYSMlCを演算する3X3の
マトリクスを用いているが、8%01Rだけでなく、B
G%GR,RBSB” 、G”、R2の成分も加味する
ため種々のマ) IJクスを用いたり、他のマトリクス
を用いてもよいことは勿論である。変換マトリクスとし
ては、通常のカラー調整用とモノカラーモードにおける
強度信号生成用の2セツトを保有している。
このように、IITのビデオ信号についてIFSで処理
するに際して、何よりもまずグレーバランス調整を行っ
ている。これを仮にカラーマスキングの後に行うとする
と、カラーマスキングの特性を考慮したグレー原稿によ
るグレーバランス調整を行わなければならないため、そ
の変換テーブルがより複雑になる。
(ハ)原稿サイズ検出モジュール 定型サイズの原稿は勿論のこと切り張りその他任意の形
状の原稿をコピーする場合もある。この場合に、原稿サ
イズに対応した適切なサイズの用紙を選択するためには
、原稿サイズを検出する必要がある。また、原稿サイズ
よりコピー用紙が大きい場合に、原稿の外側を消すとコ
ピーの出来映えをよいものとすることができる。そのた
め、原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキャン
時の原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテ
ンカラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。そ
のために、プラテンカラーは原稿との識別が容易な色例
えば黒にし、第15図ら)に示すようにプラテンカラー
識別の上限値/下限値をスレッショルドレジスタ303
1にセットする。
そして、プリスキャン時は、原稿の反射率に近い情報に
変換(γ変換)した信号(後述の空間フィルター306
の出力を用いる)Xとスレッショルドレジスタ3031
にセットされた上限値/下限値とをコンパレータ303
2で比較し、エツジ検出回路3034で原稿のエツジを
検出して座標x。
yの最大値と最小値とを最大/最小ソータ3035に記
憶する。
例えば第15図(社)に示すように原稿が傾いている場
合や矩形でない場合には、上下左右の最大値と最小値(
X+、Xz 、yl、y2)が検出、記憶される。また
、原稿読み取りスキャン時は、コンパレータ3033で
原稿のYSM%Cとスレッショルドレジスタ3031に
セットされた上限値/下限値とを比較し、プラテンカラ
ー消去回路3036でエツジの外側、即ちプラテンの読
み取り信号を消去して枠消し処理を行う。
(ニ)カラー変換モジュール カラー変換モジュール305は、特定の領域において指
定されたカラーを変換できるようにするものであり、第
15図(C)に示すようにウィンドコンパレータ305
2、スレッショルドレジスタ3051、カラーパレット
3053等を備え、カラー変換する場合に、被変換カラ
ーの各YSMSCの上限値/下限値をスレッショルドレ
ジスタ3051にセットすると共に変換カラーの各Y%
M1Cの値をカラーパレット3053にセットする。
そして、領域画像制御モジュールから人力されるエリア
信号にしたがってナントゲート3054を制御し、カラ
ー変換エリアでない場合には原稿の7%M、Cをそのま
まセレクタ3055から送出し、カラー変換エリアに入
ると、原稿のY、M。
C(1号がスレッショルドレジスタ30511ごセット
されたY、M、Cの上限値と下限値の間に入るとウィン
ドコンパレータ3052の出力でセレクタ3055を切
り換えてカラーパレット3053にセットされた変換カ
ラーのY、M、Cを送出する。
指定色は、ディジタイザで直接原稿をポイントすること
により、プリスキャン時に指定された座標の周辺のB%
G、R各25画素の平均をとって指定色を認識する。こ
の平均操作により、例えば150線原稿でも色差5以内
の精度で認識可能となる。B%G、Rs度データの読み
取りは、IITシェーディング補正RAMより指定座標
をアドレスに変換して読み出し、アドレス変換に際して
は、原稿サイズ検知と同様にレジストレーション調整分
の再調整が必要である。プリスキャンでは、rITはサ
ンプルスキャンモードで動作する。シェーディング補正
RAMより読み出されたB、G。
R濃度データは、ソフトウェアによりシェーディング補
正された後、平均化され、さらにEND補正、カラーマ
スキングを実行してからウィンドコンパレータ3052
にセットされる。
登録色は、1670万色中より同時に8色までカラーパ
レット3053に登録を可能にし、標準色は、Y、M%
C,G、BSRおよびこれらの中間色とに%Wの14色
を用意している。
(ホ)UCR&黒生成モジュール Y%M%Cが等量である場合にはグレーになるので、理
論的には、等量のY、M、Cを黒に置き換えることによ
って同じ色を再現できるが、現実的には、黒に置き換え
ると色に濁りが生じ鮮やかな色の再現性が悪くなる。そ
こで、UCR&黒生成モジュール305では、このよう
な色の濁りが生じないように適量のKを生成し、その量
に応じてY、M、Cを等量減する(下色除去)処理を行
う。具体的には、Y、M、Cの最大値と最小値とを検出
し、その差に応じて変換テーブルより最小値以下でKを
生成し、その量に応じY、M、Cについて一定の下色除
去を行っている。
UCR&黒生成では、第15図(e)に示すように例え
ばグレイに近い色になると最大値と最小値との差が小さ
くなるので、Y、M、Cの最小値相当をそのまま除去し
てKを生成するが、最大値と最小値との差が大きい場合
には、除去の量をY、M。
Cの最小値よりも少なくし、Kの生成量も少なくするこ
とによって、墨の混入および低明度高彩度色の彩度低下
を防いでいる。
具体的な回路構成例を示した第15図(0では、最大値
/最小値検出回路3051によりY、M。
Cの最大値と最小値とを検出し、演算回路3053によ
りその差を演算し、変換テーブル3054と演算回路3
055によりKを生成する。変換テーブル3054がK
の値を調整するものであり、最大値と最小値の差が小さ
い場合には、変換テーブル3054の出力値が零になる
ので演算回路3055から最小値をそのままKの値とし
て出力するが、最大値と最小値の差が大きい場合には、
変換テーブル3054の出力値が零でなくなるので演算
回路3055で最小値からその分減算された値をKの値
として出力する。変換テーブル3056がKに対応して
YSMSCから除去する値を求めるテーブルであり、こ
の変換テーブル3056を通して演算回路3059でY
、M、CからKに対応する除去を行う。また、アンドゲ
ート3057.3058はモノカラーモード、4フルカ
ラーモードの各信号にしたがってに信号およびY、M。
Cの下色除去した後の信号をゲートするものであり、セ
レクタ3052.3050は、プロセスカラー信号によ
りYSM、C1にのいずれかを選択するものである。こ
のように実際には、YlM。
Cの網点て色を再現しているので、YSM、Cの除去や
Kの生成比率は、経験的に生成したカーブやテーブル等
を用いて設定されている。
(へ)空間フィルターモジュール 本発明に適用される装置では、先に述べたようにIIT
でCCDをスキャンしながら原稿を読み取るので、その
ままの情報を使うとボケだ情報になり、また、網点によ
り原稿を再現しているので、印刷物の網点周期と16ド
ツ)7mmのサンプリング周期との間でモアレが生じる
。また、自ら生成する網点周期と原稿の網点周期との間
でもモアレが生じる。空間フィルターモジュール306
は、このようなボケを回復する機能とモアレを除去する
機能を備えたものである。そして、モアレ除去には網点
成分をカットするためローパスフィルタが用いられ、エ
ツジ強調にはバイパスフィルタが用いられている。
空間フィルターモジュール306では、第15図(匂に
示すようにYSMSCSMinおよびMax−Minの
人力信号の1色をセレクタ3003で取り出し、変換テ
ーブル3004を用いて反射率に近い情報に変換する。
この情報の方がエツジを拾いやすいからであり、その1
色としては例えばYをセレクトしている。また、スレッ
ショルドレジスタ3001.4ビツトの2値化回路30
02、デコーダ3005を用いて画素毎に、Y、MSC
MinおよびMaw−MinからYSM、C,に、B。
G、R,W (白)の8つに色相分離する。デコーダ(
11り3005は、2値化情報に応じて色相を認識して
プロセスカラーから必要色か否かを1ビツトの情報で出
力するものである。
第15図(匂の出力は、第15図(社)の回路に人力さ
れる。ここでは、PIF03061と5×7デジタルフ
イルタ3063、モジュレーションテーブル3066に
より網点除去の情報を生成し、FIFO3062と5X
7デジタルフイルタ3064、モジコレ−ジョンテーブ
ル3067、ディレィ回路3065により同図(のの出
力情報からエツジ強調情報を生成する。モジュレーショ
ンテーブル3066.3067は、写真や文字専用、混
在等のコピーのモードに応じてセレクトされる。
エツジ強調では、例えば第15図(1)■のような緑の
文字を■のように再現しようとする場合、YlCを■、
■のように強調処理し、Mは■実線のように強調処理し
ない。このスイッチングをアンドゲート(5)8で行っ
ている。この処理を行うには、■の点線のように強調す
ると、■のようにエツジにMの混色による濁りが生じる
。ディレィ回路(社)5は、このような強調をプロセス
カラー毎にアンドゲート3068でスイッチングするた
めにFIFO3062と5X7デジタJL174JL/
タ3064との同期を図るものである。鮮やかな緑の文
字を通常の処理で再生すると、縁の文字にマゼンタが混
じり濁りが生じる。そこで、上記のようにして縁と認識
するとY%Cは通常通り出力するが、Mは抑えエツジ強
調をしないようにする。
())TRC変換モジニール IOTは、IPSからのオン/オフ借号にしたがってY
SM、CSKの各プロセスカラーにより4回のコピーサ
イクル(4フルカラーコピーの場合)を実行し、フルカ
ラー原稿の再生を可能にしているが、実際には、信号処
理により理論的に求めたカラーを忠実に再生するには、
IOTの特性を考慮した微妙な調整が必要である。TR
C変換モジュール309は、このような再現性の向上を
図るだめのものであり、YSMSCの濃度の各組み合わ
せにより、第15図(j)に示すように8ビツト画像デ
ータをアドレス入力とするアドレス変換テーブルをRA
Mに持ち、エリア信号に従った濃度調整、コントラスト
調整、ネガポジ反転、カラーバランス調整、文字モード
、すかし合成等の編集機能を持っている。このRAMア
ドレス上位3ビツトにはエリア信号のビット0〜ビツト
3が使用される。また、領域外モードにより上記機能を
組み合わせて使用することもできる。なお、このRAM
は、例えば2にバイト(256バイト×8面)で構成し
て8面の変換テーブルを保有し、YlM、Cの各サイク
ル毎にrlTキャリッジリターン中に最高8面分ストア
され、領域指定やコピーモードに応じてセレクトされる
。勿論、RAM容量を増やせば各サイクル毎にロードす
る必要はない。
(チ)縮拡処理モジュール 縮拡処理モジュール308は、ラインバッファ3083
にデータXを一旦保持して送出する過程において縮拡処
理回路3082を通して縮拡処理するものであり、リサ
ンプリングジェネレータ&アドレスコントローラ308
1でサンプリングピッチ信号とラインバッファ3083
のリード/ライトアドレスを生成する。ラインバッファ
3083は、2ライン分からなるピンポンバッファとす
ることにより一方の読み出しと同時に他方に次のライン
データを書き込めるようにしている。縮拡処理では、主
走査方向にはこの縮拡処理モジュール308でデジタル
的に処理しているが、副走査方向にはIITのスキャン
のスピードを変えている。スキャンスピードは、2倍速
から1/4倍速まで変化させることにより50%から4
00%まで縮拡できる。デジタル処理では、ラインバッ
ファ3083にデータを読み/書きする際に間引き補完
することによって縮小し、付加補完することによって拡
大することができる。補完データは、中間にある場合に
は同図(1)に示すように両側のデータとの距離に応じ
た重み付は処理して生成される。例えばデータXL’の
場合には、両側のデータX1%Xl++およびこれらの
データとサンプリングポイントとの距離d+ 、d2か
ら、(Xt Xd2)+ (X+++ Xd+ )ただ
し、dr+dz=1 の演算をして求められる。
縮小処理の場合には、データの補完をしながらラインバ
ッファ3083に書き込み、同時に前のラインの縮小処
理したデータをバッファから読み出して過小する。拡大
処理の場合には、一旦そのまま書き込み、同時に前のラ
インのデータを読み出しながら補完拡大して送出する。
書き込み時に補完拡大すると拡大率に応じて書き込み時
のクロックを上げなければならなくなるが、上記のよう
にすると同じクロックで書き込み/読み出しができる。
また、この構成を使用し、途中から読み出したり、タイ
ミングを遅らせて読み出したりすることによって主走査
方向のシフトイメージ処理することができ、繰り返し読
み出すことによって繰り返し処理することができ、反対
の方から読み出すことによって鏡像処理することもでき
る。
(す)スクリーンジェネレータ スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナ(2号に変換し
出力するものであり、閾値マトリクスと階調表現された
データ値との比較による2値化処理とエラー拡散処理を
行っている。IOTでは、この2値化トナ一信号を入力
し、16ドツ)/mmに対応するようにほぼ縦80μm
φ、幅60μmφの楕円形状のレーザビームをオン/オ
フして中間調の画像を再現している。
まず、階調の表現方法について説明する。第15図(n
)に示すように例えば4×4のハーフトーンセルSを構
成する場合について説明する。まず、スクリーンジェネ
レータでは、このようなハーフトーンセルSに対応して
閾値マトリクスmが設定され、これと階調表現されたデ
ータ値とが比較される。そして、この比較処理では、例
えばデータ値が「5」であるとすると、閾値マトリクス
mの「5」以下の部分でレーザビームをオンとする信号
を生成する。
16ドツ) / m mで4×4のハーフトーンセルを
一般に1(lospi、16階調の網点というが、これ
では画像が粗くカラー画像の再現性が悪いものとなる。
そこで、本発明では、階調を上げる方法として、この1
6ドツ) / m mの画素を縦(主走査方向)に4分
割し、画素単位でのレーザビームのオン/オフ周波数を
同図(0)に示すように1/4の単位、すなわち4倍に
上げるようにすることによって4倍高い階調を実現して
いる。したがって、これに対応して同図(0)に示すよ
うな閾値マトリクスm′を設定している。さらに、線数
を上げるためにサブマトリクス法を採用するのも有効で
ある。
上記の例は、各ハーフトーンセルの中央付近を唯一の成
長核とする同じ閾値マIIクスmを用いたが、サブマト
リクス法は、複数の単位マトリクスの集合により構成し
、同図(ロ)に示すようにマトリクスの成長核を2カ所
或いはそれ以上(複数)にするものである。このような
スクリーンのパターン設計手法を採用すると、例えば明
るいところは141spi、64階調にし、暗くなるに
したがって200spi、128階調にすることによっ
て暗いところ、明るいところに応じて自由に線数と階調
を変えることができる。このようなパターンは、階調の
滑らかさや細線性、粒状性等を目視によって判定するこ
とによって設計することができる。
中間調画像を上記のようなドブトマトリクスによって再
現する場合、階調数と解像度とは相反する関係となる。
すなわち、階調数を上げると解像度が悪くなり、解イ象
度を上げると階調数が低くなるという関係がある。また
、閾値データのマトリクスを小さくすると、実際に出、
力する画像に量子化誤差が生じる。エラー拡散処理は、
同図(6)に示すようにスクリーンジェネレータ309
2で生成されたオン/オフの2値化信号と人力の階調信
号との量子化誤差を濃度変換回路3093、減算回路3
094により検出し、補正回路3095、加算回路30
91を使ってフィードバックしてマクロ的にみたときの
階調の再現性を良くするものであり、例えば前のライン
の対応する位置とその両側の画素をデジタルフィルタを
通してたたみこむエラー拡散処理を行っている。
スクリーンジェネレータでは、上記のように中間調画像
や文字画像等の画像の種類によって原稿或いは領域毎に
閾値データやエラー拡散処理のフィードバック係数を切
り換え、高階調、高精細画像の再現性を高めている。
(ヌ)領域画像制御モジュール 領域画像制御モジュール311では、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマ) Uクスに
領域の制御情報が設定される。
制御情報としては、カラー変換やモノカラーかフルカラ
ーか等のカラーモード、写真や文字等のモジュレーショ
ンセレクト情報、TRCのセレクト情報、スクリーンジ
ェネレータのセレクト情報等があり、カラーマスキング
モジュール302、カラー変換モジュール304、UC
Rモジュール305、空間フィルター306、TRCモ
ジュール307の制御に用いられる。なお、スイッチマ
トリクスは、ソフトウェアにより設定可能になっている
(ル)編集制御モジニール 編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域を指定の
色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするものであ
り、同図に)に示すようにCPUのバスにAGDC(A
dvanced Graphic  Digital 
 Controller)3121フオントバツフア3
126、ロゴROM128、DMAC(DMA  Co
ntroller) 3129が接続されている。そし
て、CPUから、エンコードされた4ビツトのエリアコ
マンドがAGDC3121を通してブレーンメモリ31
22に書き込まれ、7オントバツフア3126にフォン
トが書き込まれる。プレーンメモU 3122は、4枚
で構成し、例えば「0000」の場合にはコマンド0で
あってオリジナルの原稿を出力するというように、原稿
の各点をブレーンO〜プレーン3の4ビツトで設定でき
る。
この4ビツト情報をコマンド0〜コマンド15にデコー
ドするのがデコーダ3123であり、コマンド0〜コマ
ンド15をフィルパターン、フィルロジック、ロゴのい
ずれの処理を行うコマンドにするかを設定するのがスイ
ッチマトリクス3124である。フォントアドレスコン
トローラ3125は、2ビツトのフィルパターン信号に
より網点シェード、ハツチングシェード等のパターンに
対応して7オントバツフア3126のアドレスを生成す
るものである。
スイッチ回路3127は、スイッチマトリクス3124
のフィルロジック信号、原稿データXの内容により、原
稿データx1フォントバッファ3126、カラーパレッ
トの選定等を行うものである。フィルロジックは、バッ
クグラウンド(原稿の背景部)だけをカラーメツシュで
塗りつぶしたり、特定部分をカラー変換したり、マスキ
ングやトリミング、塗りつぶし等を行う情報である。
本発明のIPSでは、以上のようにIITの原稿読み取
り信号について、まずEND変換した後カラーマスキン
グし、フルカラーデータでの処理の方が効率的な原稿サ
イズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色除去
および墨の生成をして、プロセスカラーに絞っている。
しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC,縮拡等
の処理は、プロセスカラーのデータを処理することによ
って、フルカラーのデータで処理する場合より処理量を
少なくし、使用する変換テーブルの数を1/3にすると
共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、色の再現
性、階調の再現性、精細度の再現性を高めている。
(B)イメージ処理システムのハードウェア構成第16
図はIPSのハードウェア構成例を示す図である。
本発明のN’Sでは、2枚の基板(IPS−A。
IPS−B)に分割し、色の再現性や階調の再現性、精
細度の再現性等のカラー画像形成装置としての基本的な
機能を達成する部分について第1の基板(IPS−A)
に、編集のように応用、専門機能を達成する部分を第2
の基板(IPS−B)に搭載している。前者の構成が第
16図(a)〜(C)であり、後者の構成が同図(d)
である。特に第1の基板により基本的な機能が充分達成
できれば、第2の基板を設計変更するだけで応用、専門
機能について柔軟に対応できる。したがって、カラー画
像形成装置として、さらに機能を高めようとする場合に
は、他方の基板の設計変更をするだけで対応できる。
IPSの基板には、第16図に示すようにCPUのバス
(アドレスバスADR3BUS、データバスDATAB
US、コントロールバスCTRLBUS)が接続され、
IITのビデオデータB1G%R1同期儒号としてビデ
オクロックIrT・VCLK、ライン同期(主走査方向
、水平同期)信号IIT−LS、ページ同期(副走査方
向、垂直同期)信号I IT−PSが接続される。
ビデオデータは、END変換部以降においてパイプライ
ン処理されるため、それぞれの処理段階において処理に
必要なタロツク単位でデータの遅れが生じる。そこで、
このような各処理の遅れに対応して水平同期信号を生成
して分配し、また、ビデオクロックとライン同期信号の
フェイルチェックするのが、ライン同期発生&フェイル
チェック回路328である。そのため、ライン同期発生
&フェイルチェック回路328には、ビデオクロックI
 IT−VCLKとライン同期信号IIT・LSが接続
され、また、内部設定書き換えを行えるようにCPUの
バス(ADR3BtJS、DATABUSSCTRLB
US) 、チップセレクト信号C8が接続される。
11TのビデオデータB、G、RはEND変換部のRO
M321に人力される。END変換テーブルは、例えば
RAMを用いCPUから適宜ロードするように構成して
もよいが、装置が使用状態にあって画像データの処理中
に書き換える必要性はほとんど生じないので、BSG、
Rのそれぞれに2にバイトのROMを2個ずつ用い、R
OMによるLOT (ルックアップテーブル)方式を採
用している。そして、16面の変換テーブルを保有し、
4ビツトの選択信号ENDSelにより切り換えられる
END変換されたROM321の出力は、カラー毎に3
X1マトリクスを2面保有する3個の演算LSI322
からなるカラーマスキング部に接続される。演算LSI
322には、CP[Jの各バスが接続され、CPUから
マトリクスの係数が設定可能になっている。画像信号の
処理からCPUによる書き換え等のためCPUのバスに
切り換えるためにセットアツプ信号SLI、チップセレ
クト信号C8が接続され、マトリクスの選択切り換えに
1ビツトの切り換え信号MONOが接続される。
また、パワーダウン信号PDを入力し、IITがスキャ
ンしていないときすなわち画像処理をしていないとき内
部のビデオクロックを止めている。
演算LSI322によりB、G、RからY、M。
Cに変換された信号は、同図(d)に示す第2の基板(
IPS−B)のカラー変換LSI353を通してカラー
変換処理後、DOD用LSI323に人力される。カラ
ー変換LS 1353には、非変換カラーを設定するス
レッショルドレジスタ、変換カラーを設定するカラーパ
レット、コンパレータ等からなるカラー変換回路を4回
路保有し、D。
D用LSI323には、原稿のエツジ検出回路、枠消し
回路等を保有している。
枠消し処理したDOD用LSI323の出力は、OCR
用LSI324に送られる。このLSIは、UCR回路
と墨生成回路、さらには必要色生成回路を含み、コピー
サイクルでのトナーカラーに対応するプロセスカラーx
1必要色Hus、エツジEdgeの各信号を出力する。
したがって、このLSIには、2ビツトのプロセスカラ
ー指定信号C0LR,カラーモード信号(4COLR%
MONO)も人力される。
ラインメモリ325は、UCR用LS■324から出力
されたプロセスカラーx1必要色Hue。
エツジE dgeの各信号を5X7のデジタルフィルタ
ー326に入力するために4ライン分のデータを蓄積す
るFIFOおよびその遅れ分を整合させるためのFIF
Oからなる。ここで、プロセスカラーXとエツジEdg
eについては4ライン分蓄積してトータル5ライン分を
デジタルフィルター326に送り、必要色Hueについ
てはFIFOで遅延させてデジタルフィルター326の
出力と同期させ、MIXJ’flLS I 327に送
るようにしている。
デジタルフィルター326は、2×7フイルターのLS
Iを3個で構成した5×7フイルターが2組(ローパス
LPとバイパスHP) あり、−Jで、プロセスカラー
Xについての処理を行い、他方で、エツジE dgeに
ついての処理を行っている。
MIX用LSI327では、これらの出力に変換テーブ
ルで網点除去やエツジ強調の処理を行いプロセスカラー
Xにミキシングしている。ここでは、変換テーブルを切
り換えるための信号としてエツジEDGE、シャープ5
harpが人力されている。
TRC342は、8面の変換テーブルを保有する2にバ
イトのRAMからなる。変換テーブルは、各スキャンの
前、キャリッジのリターン期間を利用して変換テーブル
の書き換えを行うように構成され、3ビツトの切り換え
信号TRC3elにより切り換えられる。そして、ここ
からの処理出力は、トランシーバ−より縮拡処理用LS
I345に送られる。縮拡処理部は、8にバイトのRA
M344を2個用いてピンポンバッファ(ラインバッフ
ァ)を構成し、LSI343でリサンプリングピッチの
生成、ラインバッファのアドレスを生成している。
縮拡処理部の出力は、同図(6)に示す第2の基板のエ
リアメモリ部を通ってEDF用LSI346に戻る。E
DF用LSI346は、前のラインの情報を保持するF
IFOを有し、前のラインの情報を用いてエラー拡散処
理を行っている。そして、エラー拡散処理後の信号Xは
、スクリーンジェネレータを構成するSG用LSI34
7を経て10Tインターフエースへ出力される。
10Tインターフエースでは、1ビツトのオン/オフ信
号で入力されたSG用LSI347からの信号をLSI
349で8ビツトにまとめてパラレルでIOTに送出し
ている。
第16図に示す第2の基板において、実際に流れている
データは、16ドツ) / m mであるので、縮小L
SI354では、1/4に縮小して且つ2値化してエリ
アメモリに蓄える。拡大デコードL51359は、フィ
ルパターンRAM360を持ち、エリアメモリから領域
情報を読み出してコマンドを生成するときに16ドツト
に拡大し、ロゴアドレスの発生、カラーパレット、フィ
ルパターンの発生処理を行っている。DRAM35 B
は、4面で構成しコードされた4ビツトのエリア情報を
格納する。AGDC355は、エリアコマンドをコント
ロールする専用のコントローラである。
(■−3)イメージアウトプットターミナル(If−3
−1)概略構成 第17図はイメージアウトプットターミナル(IOT)
の概略構成を示す図である。
本装置は感光体として有機感材ベル)(Ph。
to  Recepterベルト)を使用し、4色フル
カラー用にブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(
C)、イエロー(Y)からなる現像機404、用紙を転
写部に搬送する転写装置(TowRoll  Tran
sfer  Loop)406、転写装置404から定
着装置408へ用紙を搬送する真空搬送装置(Vacu
um  Transfer)407、用紙トレイ410
.412、用紙搬送路411が備えられ、感材ベルト、
現像機、転写装置の3つのユニー/ )はフロント側へ
引き出せる構成となっている。
レーザー光源40からのレーザ光を変調して得られた情
報光はミラー40dを介して感材41上に照射されて露
光が行われ、潜像が形成される。
感材上に形成されたイメージは、現像機404で現像さ
れてトナー像が形成される。現像機404はに、M、C
,Yからなり、図示するような位置関係で配置される。
これは、例えば暗減衰と各トナーの特性との関係、ブラ
ックトナーへの他のトナーの混色による影響の違いとい
ったようなことを考慮して配置している。但し、フルカ
ラーコピーの場合の駆動順序は、Y−+C−4M→にで
ある。
一方、2役のエレベータトレイからなる4101他の2
段のトレイ412から供給される用紙は、搬送路411
を通して転写装置406に供給される。転写装置406
は転写部に配置され、タイミングチェーンまたはベルト
で結合された2つのロールと、後述するようなグリッパ
−バーからなり、グリッパ−バーで用紙をくわえ込んで
用紙搬送し、感材上のトナー像を用紙に転写させる。4
色フルカラーの場合、用紙は転写装置部で4回転し、Y
lG、MSKの像がこの順序で転写される。転写後の用
紙はグリッパ−バーから解放されて転写装置から真空搬
送装置407に渡され、定着装置408で定着されて排
出される。
真空搬送装置407は、転写装置406と定着装置40
8との速度差を吸収して同期をとっている。本装置にお
いては、転写速度(プロセススピード)は190 ff
1m/secで設定されており、フルカラーコピー等の
場合には定着速度は90mm/seCであるので、転写
速度と定着速度とは異なる。
定着度を確保するために、プロセススピードを落として
おり、一方1.5kVA達成のため、パワーを7ユーザ
にさくことができない。
そこで、B5、A4等の小さい用紙の場合、転写された
用紙が転写装置406から解放されて真空搬送装置40
7に載った瞬間に真空搬送装置の速度を190mm/s
ecから9つIaIII/SeCに落として定着速度と
同じにしている。しかし、本装置では転写装置と定着装
置間をなるべく短くして装置をコンパクト化するように
しているので、A3用紙の場合は転写ポイントと定着装
置間に納まらず、真空搬送装置の速度を落としてしまう
と、A3の後端は転写中であるので用紙にブレーキがか
かり色ズレを生じてしまうことになる。そこで、定着装
置と真空搬送装置との間にバッフル板409を設け、A
3用紙の場合にはバッフル板を下側に倒して用紙にルー
プを描かせて搬送路を長くし、真空搬送装置は転写速度
と同一速度として転写が終わってから用紙先端が定着装
置に到達するようにして速度差を吸収するようにしてい
る。また、OHPの場合も熱伝導が悪いのでA3用紙の
場合と同様にしている。
なお、本装置ではフルカラーだけでなく黒でも生産性を
落とさずにコピーできるようにしており、黒の場合には
トナ一層が少なく熱量が小さくても定着可能であるので
、定着速度は190mm/secのまま行い、真空搬送
装置でのスピードダウンは行わない。これは思量外にも
シングルカラーのようにトナ一層が1層の場合は定着速
度は落とさずにすむので同様にしている。そして、転写
が終了するとクリーナ405で感材上に残っているトナ
ーが掻き落とされる。
(II−3−2)転写装置の構成 転写装置406は118図(a)に示すような構成とな
っている。
本装置の転写装置はメカ的な用紙支持体を持たない構成
にして色ムラ等が起きないようにし、また、スピードの
コントロールを行って転写速度を上げるようすることを
特徴としている。
用紙はフィードヘッド421でトレイから排出され、ベ
ーパーパスサーボ423で駆動されるバックルチャンバ
ー422内を搬送され、レジゲートソレノイド426に
より開閉制御されるレジゲ−)425を介して転写装置
へ供給される。用紙がレジゲートに到達したことはプリ
レジゲートセンサ424で検出するようにしている。転
写装置の駆動は、サーボモータ432でタイミングベル
トを介してローラ433を駆動することによって行い、
反時計方向に回転駆動している。ローラ434は特に駆
動はしておらず、ローラ間には2本のタイミング用のチ
ェーン、またはベルトが掛けられ、チェーン間(搬送方
向に直角方向)には、常時は弾性で閉じており、転写装
置入り口でソレノイドにより口を開くグリッパ−バー4
30が設けられており、転写装置人口で用紙をくわえて
引っ張り回すことにより搬送する。従来は、マイラーシ
ート、またはメツシュをアルミないしスチール性の支持
体に貼って用紙を支持していたため、熱膨張率の違いに
より凹凸が生じて転写に対して平面性が悪くなり、転写
効率が部分的に異なって色ムラが生じていたのに対し、
このグリッパ−バーの使用により、用紙の支持体を特に
設ける必要がなく、色ムラの発生を防止することができ
る。
転写装置には搬送する用紙の支持体は設けておらず、ロ
ーラ部では用紙は遠心力で外側へ放り出されることにな
るので、これを防止するために2つのローラを真空引き
して用紙をローラの方へ引きつけ、ローラを過ぎるとひ
らひらしながら搬送される。用紙は転写ポイントにおい
て、ブタツクコロトロン、トランスファコロトロンカ配
[すtした感材の方へ静電的な力により吸着され転写が
行われる。転写終了後、転写装置出口においてグリッパ
ホームセンサ436で位置検出し、適当なタイミングで
ソレノイドによりグリッパバーの口を開いて用紙を離し
、真空搬送装置413へ渡すことになる。
従って、転写装置において、一枚の用紙はフルカラーの
場合であれば4回転、3色の場合であれば3回転搬送さ
れて転写が行われることになる。
サーボモータ432のタイミング制御を第18図(b)
により説明する。転写装置においては、転写中はサーボ
モータ432を一定速度でコントロールし、転写が終了
すれば用紙に転写されたリードエツジが、次の潜像の転
写ポイントと同期するように制御すればよい。一方、感
材ベルト41の長さは、A4で3枚、A3で2枚の潜像
が形成される長さであり、また、ベルト435の長さは
A3用紙の長さより少し長く (略4/3倍)設定され
ている。
従って、A4用紙のカラーコピーを行う場合には、1色
目の潜像11を転写するときにはサーボモータ432を
一定速度でコントロールし、転写が終了すると用紙に転
写されたリードエツジが、2色目の潜像I2の先端と同
期するように、サーボモータを急加速して制御する。ま
た、A3用紙の場合には、1色目の潜像I、の転写が終
了すると用紙に転写されたリードエツジが、2色目の潜
像■2の先端と同期するように、サーボモータを減速し
て待機するように制御する。
(II−4)ユーザインターフェース(U/I)(A)
カラーディスプレイの採用 第19図はディスプレイを用いたユーザインターフェー
ス装置の取り付は状態および外観を示す図、第20図は
ユーザインターフェースの取り付は角や高さを説明する
ための図である。
ユーザインターフェースは、オペレータと機械とのわか
りやすい対話を支援するものであり、シンプルな操作を
可能にし、情報の関連を明らかにしつつ必要な情報をオ
ペレータに印象付は得るものでなければならない。その
ために、本発明では、ユーザーの使い方に対応したオリ
ジナルのユーザインターフェースを作成し、初心者には
わかりやすく、熟練者には煩わしくないこと、機能の内
容を選択する際にはダイレフ)ff1作が可能であるこ
と、色を使うことにより、より正確、より迅速にオペレ
ータに情報を伝えること、操作をなるべく1カ所に集中
することを操作性のねらいとしている。
複写機において、様々な機能を備え、信頼性の高いもの
であればそれだけ装置としての評価は高くなるが、それ
らの機能が使い難ければ優れた機能を備えていても価値
が極端に低下して逆に高価な装置となる。そのため、高
機能機種であっても使い難いとして装置の総合的評価も
著しく低下することになる。このような点からユーザイ
ンターフェースは、装置が使いやすいかどうかを大きく
左右するファクタとなり、特に、近年のように複写機が
多機能化してくれば向見のこと、ユーザインターフェー
スの操作性が問題になる。
本発明のユーザインターフェースは、このような操作性
の向上を図るため、第19図に示すように12インチの
カラーディスプレイ501のモニターとその横にハード
コントロールパネル502を備えている。そして、カラ
ー表示の工夫によりユーザへ見やすく判りやすいメニュ
ーを提供すると共に、カラーディスプレイ501に赤外
線タッチボード503を組み合わせて画面のソフトボタ
ンで直接アクセスできるようにしている。また、ハード
コントロールパネル502のハードボタンとカラーディ
スプレイ501の画面に表示したソフトボタンに操作内
容を効率的に配分することにより操作の簡素化、メニュ
ー画面の効率的な構成を可能にしている。
カラーディスプレイ501とハードコントロールパネル
502との裏側には、同図ら)、(C)に示すようにモ
ニター制御/電源基板504やビデオエンジン基板50
5、CRTのドライバー基板506 等カ搭!され、ハ
ードコントロールパネル502は、同図(C)に示すよ
うにカラーディスプレイ501の面よりさらに中央の方
へ向くような角度を有している。
また、カラーディスプレイ501およびハードコントロ
ールパネル502は、図示のようにベースマシン(複写
機本体)507上に直接でなく、ベースマシン507に
支持アーム508を立ててその上に取り付けている。従
来のようにコンソールパネルを採用するのではなく、ス
タンドタイプのカラーディスプレイ501を採用すると
、第20図(a)に示すようにベースマシン507の上
方へ立体的に取り付けることができるため、特に、カラ
ーディスプレイ501を第20図(a)に示すようにベ
ースマシン507の右奥間に配置することによって、コ
ンソールパネルを考慮することなく複写機のサイズを設
計することができ、装置のコンパクト化を図ることがで
きる。
複写機において、プラテンの高さすなわち装置の高さは
、原稿をセットするのに程よい腰の高さになるように設
計され、この高さが装置としての高さを規制している。
従来のコンソールパネルは、複写機の上面に取り付けら
れるため、はぼ腰の高さで手から近い位置にあって操作
としてはしやすいが、目から結構離れた距離に機能選択
や実行条件設定のための操作部および表示部が配置され
ることになる。その点、本発明のユーザインターフェー
スでは、第20図ら)に示すようにプラテンより高い位
置、すなわち目の高さに近(なるため、見やすくなると
共にその位置がオペレータにとって下方でなく前方で、
且つ右側になり操作もしやすいものとなる。しかも、デ
ィスプレイの取り付は高さを目の高さに近づけることに
よって、その下側をユーザインターフェースの制御基板
やメモリカード装置、キーカウンター等のオプションキ
ットの取り付はスペースとしても有効に活用できる。し
たがって、メモリカード装置を取り付けるための構造的
な変更が不要となり、全く外観を変えることなくメモリ
カード装置を付加装備でき、同時にディスプレイの取り
付は位置、高さを見やすいものとすることができる。ま
た、ディスプレイは、所定の角度で固定してもよいが、
角度を変えることができるような構造を採用してもよい
ことは勿論である。
(B)システム構成 第21図はユーザインターフェースのモジュール構成を
示す図、第22図はユーザインターフェースのハードウ
ェア構成を示す図である。
本発明のユーザインターフェースのモジュール構成は、
第21図に示すようにカラーディスプレイ501の表示
画面をコントロールするビデオディスプレイモジュール
511、およびエディツトパッド513、メモリカード
514の情報を人出処理するエディツトパッドインター
フェースモジュール512で構成し、これらをコントロ
ールするシステムUI517.519やサブシステム5
15、タッチスクリーン503、コントロールパネル5
02がビデオディスプレイモジュール511に接続され
る。
エディツトバッドインターフェースモジュール512は
、エディツトパッド513からx、Y座標を、また、メ
モリカード514からジョブやX。
Y座標を人力すると共に、ビデオディスプレイモジュー
ル511にビデオマツプ表示情報を送り、ビデオディス
プレイモジュール511との間でU■コントロール信号
を授受している。
ところで、領域指定には、赤や青のマーカーで原稿上に
領域を指定しトリミングや色変換を行うマーカー指定、
矩形領域の座標による2点指定、エディツトパッドでな
ぞるクローズループ指定があるが、マーカー指定は特に
データがなく、また2点指定はデータが少ないのに対し
、クローズループ指定は、編集対象領域として大容量の
データが必要である。このデータの編集はIPSで行わ
れるが、高速で転送するにはデータ量が多い。そこで、
このようなX、Y座標のデータは、一般のデータ転送ラ
インとは別に、IIT/IPS516への専用の転送ラ
インを使用するように構成している。
ビデオディスプレイモジュール511は、タッチスクリ
ーン503の縦横の人カポインド(タッチスクリーンの
座標位置)を人力してボタンrDを認識し、コントロー
ルパネル502のボタンIDを人力する。そして、シス
テムUI517.519にボタンIDを送り、システム
UI517.519から表示要求を受は取る。また、サ
ブシステム(ESS)515は、例えばワークステーシ
ョンやホス)CPUに接続され、本装置をレーザープリ
ンタとして使用する場合のプリンタコントローラ゛であ
る。この場合には、タッチスクリーン503やコントロ
ールパネル502、キーボード(図示省略)の情報は、
そのままサブシステム515に転送され、表示画面の内
容がサブシステム515からビデオディスプレイモジュ
ール511に送られてくる。
システムUI517.519は、マスターコントローラ
518.520との間でコピーモードやマシンステート
の情報を授受している。先に説明した第4図と対応させ
ると、このシステムUI517.519の一方が第4図
に示すSYSリモートの5YSU Iモジュール81で
あり、他方が第4図に示すMCBリモートのMCBUI
モジュール86である。
本発明のユーザインターフェースは、ハードウェアとし
て第26図に示すようにUICB521とEPIB52
2からなる2枚のコントロールボードで構成し、上記モ
ジュール構成に対応して機能も大きく2つに分けている
。そして、UICB521には、UIのハードをコント
ロールしエディツトバッド513とメモリカード514
をドライブするために、また、タッチスクリーン503
の入力を処理してCRTに書くために2つのCPU(例
えばインテル社の8085相当と6845相当)を使用
し、さらに、EPIB522には、ビットマツプエリア
に描画する機能が8ビツトでは不充分であるので16ビ
ツトのCPU (例えばインテル社の80C196KA
)を使用し、ビットマツプエリアの描画データをDMA
でUICB521に転送するように構成することによっ
て機能分散を図っている。
第23図はUICBの構成を示す図である。
UrCBt’l;!、上記のCPUの他1.:cPU5
34(例えばインテル社8051相当)を有し、CCC
531が高速通信回線L−NETやオプショナルキーボ
ードの通信ラインに接続されてCPU534とCCC5
31により通信を制御すると共に、CPU534をタッ
チスクリーンのドライブにも用いている。タッチスクリ
ーンの信号は、その座標位置情報のままCPU534か
らCCC531を通してCPU532に取り込まれ、C
PU532でボタンIDの認識され処理される。また、
インプットポート551とアウトプットポート552を
通してコントロールパネルに接続し、またサブシステム
インターフェース548、レシーバ549、ドライバ5
50を1lllLテEP rB522、サブシステム(
ESS)からIMHzのクロックと共に1Mbpsでビ
デオデータを受は取り、9600bpsでコマンドやス
テータス情報の授受を行えるようにしている。
メモリとしては、ブートストラップを格納したブー)R
OM535の他、フレームROM538と539、RA
M536、ピクトマツプRAM537、V−RAM54
2を有している。フレームROM538と539は、ビ
ットマツプではなく、ソフトでハンドリングしやすいデ
ータ構造により表示画面のデータが格納されたメモリで
あり、L−NETを通して表示要求が送られてくると、
CPU532によりRAM536をワークエリアとして
まずここに描画データが生成され、DMA 541によ
りV−RAM542に書き込まれる。また、ビットマツ
プのデータは、DMA 540がEPIB522からビ
ットマツプRAM537に転送して書き込まれる。キャ
ラクタジェネレータ544はグラフィックタイル用であ
り、テキストキャラクタジェネレータ543は文字タイ
ル用である。V−RAM542は、タイルコードで管理
され、タイルコードは、24ビツト (3バイト)で構
成し、13ビツトをタイルの種類情報に、2ビツトをテ
キストかグラフィックかビットマツプかの識別情報に、
1ビツトをブリンク情報に、5ビツトをタイルの色情報
に、3ビツトをバックグラウンドかフォアグラウンドか
の情報にそれぞれ用いている。CRTコントローラ53
3は、V−RAM542に書き込まれたタイルコードの
情報に基づいて表示画面を展開し、シフトレジスタ54
5、マルチプレクサ546、カラーパレット547を通
してビデオデータをCRTに送り出している。ビットマ
ツプエリアの描画は、シフトレジスタ545で切り換え
られる。
第24図はEPIBの構成を示す図である。
EPIBは、16ビツトのCPU (例えばインテル社
の80C196KA相当)555、ブートページのコー
ドROM556、OSページのコードROM557、エ
リアメモリ558、ワークエリアとして用いるRAM5
59を有している。そして、インターフェース561、
ドライバ562、ドライバ/レシーバ563を通してU
ICBへのビットマツプデータの転送やコマンド、ステ
ータス情報の授受を行い、高速通信インターフェース5
64、ドライバ565を通してIPSへX、 Y座標デ
ータを転送している。なお、メモリカード525に対す
る読み/書きは、インターフェース560を通して行う
。従って、ニブイトパッド524やメモリカード525
からクローズループの編集領域指定情報やコピーモード
情報が入力されると、これらの情報は、適宜インターフ
ェース561、ドライバ562を通してUICBへ、高
速通信インターフェース564、ドライバ565を通し
てIPSへそれぞれ転送される。
(C)ディスプレイ画面構成 ユーザインターフェースにディスプレイを採用する場合
においても、多機能化に対応した情報を提供するにはそ
れだけ情報が多くなるため、単純に考えると広い表示面
積が必要となり、コンパクト化に対応することが難しく
なるという側面を持っている。コンパクトなサイズのデ
ィスプレイを採用すると、必要な情報を全て1画面によ
り提供することは表示密度の問題だけでなく、オペレー
タにとって見やすい、判りやすい画面を提供するという
ことからも難しくなる。
本発明のユーザインターフェースでは、ディスプレイに
コンパクトなサイズのものを採用して、その中で表示画
面、その制御に工夫をしている。
特に、カラーディスプレイが、コンソールパネルで使用
されているLEDや液晶表示器に比べ、色彩や輝度、そ
の他の表示属性の制御により多様な表示態様を採用する
ことができるというメリットを生かし、コンパクトなサ
イズであっても判りやすく表示するために種々の工夫を
している。
例え1f画面に表示する情報を大きく分類して複数の画
面に分割し、さらに1画面単位では、詳細な情報をポツ
プアップ展開にして一次画面から省くことによって必要
最小限の情報で簡潔に画面を構成するように工夫してい
る。そして、複数の情報が盛り込まれた画面では、カラ
ー表示の特徴、強調表示の特徴を出すことによって画面
画面での必要な情報の認識、識別が容易にできるように
工夫している。
(イ)画面レイアウト 第25図はディスプレイ画面の構成例を示す図であり、
同図(a)はベーシックコピー画面の構成を示す図、同
図(b)はベーシックコピー画面にポツプアップ画面を
展開した例を示す図、同図(C)はクリエイティブ編集
のペイント1画面の構成を示す図である。
本発明のユーザインターフェースでは、初期画面として
、第25図に示すようなコピーモードを設定するベーシ
ックコピー画面が表示される。コピーモードを設定する
画面は、ソフトコントロールパネルを構成し、第25図
に示すようにメツセージエリアAとバスウェイ已に2分
したものであメツセージエリアAは、スクリーンの上部
3行を用い、第1ラインはステートメツセージ用、第2
ラインから第3ラインは機能選択に矛盾がある場合のそ
の案内メツセージ用、装置の異常状態に関するメツセー
ジ用、警告情報メツセージ用として所定のメツセージが
表示される。また、メツセージエリアへの右端は、枚数
表示エリアとし、テンキーにより人力されたコピーの設
定枚数や複写少枚数が表示される。
パスウェイBは、各種機能の選択を行う領域であって、
ベーシックコピー、エイディトフィーチャー、マーカー
編集、ビジネス編集、フリーハンド編集、クリエイティ
ブ編集、ツールの各パスウェイを持ち、各パスウェイに
対応してパスウェイタブCが表示される。また、各パス
ウェイには、操作性を向上させるためにポツプアップを
持つ。
パスウェイBには、選択肢であってタッチすると機能の
選択を行うソフトボタンD1選択された機能に応じて変
化しその機能を表示するアイコン(絵)E1縮拡率を表
示するインジケーターF等が表示され、ソフトボタンD
でポツプアップされるものにΔのポツプアップマークG
が付けられている。そして、バスウェイタブCをタッチ
することによってそのバスウェイがオープンでき、ソフ
トボタンDをタッチすることによってその機能が選択で
きる。ソフトボタンDのタッチによる機能の選択は、操
作性を考慮して左上から右下の方向へ向けて順に操作す
るような設計となっている。
上記のように他機種との共通性、ハードコンソールパネ
ルとの共通性を最大限持たせるようにベーシックコピー
画面とその他を分け、また編集画面は、オペレータの熟
練度に合わせた画面、機能を提供するように複数の層構
造としている。さらに、このような画面構成とポツプア
ップ機能とを組み合わせることにより、1画面の中でも
機能の高度なものや複雑なもの等をポツプアップで表示
する等、多彩に利用しやすい画面を提供している。
ポツプアップは、特定の機能に対する詳細な設定情報を
もつものであって、ポツプアップのオープン機能を持た
せ、その詳細な設定情報を必要に応じてポツプアップオ
ープンすることによって、各バスウェイの画面構成を見
やすく簡素なものにしている。ポツプアップは、ポツプ
アップマークが付いているソフトボタンをタッチしたと
きオープンする。そして、クローズボタンやキャンセル
ボタンをセレクトしたとき、オールクリアボタンを押し
たとき、オートクリア機能によりオールクリアがかかっ
たとき等にクローズする。縮小拡大機能において、変倍
のソフトボタンをタッチしてポツプアップをオープンし
た画面の様子を示したのが第25図ら)である。
ベーシックコピー画面において、クリエイティブ編集の
パスウェイタブをタッチすると、クリエイティブ編集バ
スウェイの画面に切り変わるが、その中のペイント1の
画面を示したのが第257(C)である。この画面では
、ビットマツプエリアHと誘導メツセージエリア■を持
っている。ビットマツプエリアHは、スクリーンの左上
を用い、エディツトパッド上で編集エリアを指定した場
合等において、そのエリアを白黒でビットマツプ表示で
きるようにしている。また、誘導メツセージエリア■は
、スクリーン左下を用い、編集作業に対応してユーザを
誘導するもので、作業により変わる。スクリーン上では
、これらビットマツプエリアH1誘導メツセージエリア
■とスクリーン上部のメツセージエリアAを除いた部分
をワークエリアとして用いる。
(ロ)ベーシックコピー画面 ベーシックコピーのバスウェイは、第25図(a)に示
すようにカラーモード、用紙選択、縮小拡大、コピー画
質、カラーバランス、ジョブプログラムの各機能選択の
ソフトボタン(選択肢)を有していると共に、マーカー
編集、ビジネス編集、フリーハント編集、クリエイティ
ブ編集、さらにエイディトフィーチャー、ツールの各パ
スウェイタブを有している。このバスウェイは、初期の
バスウェイであり、パワーオンやオールクリアボタンオ
ンの後、オートクリア時等に表示される。
カラーモードは、Y、M、C,に4種のトナーによりコ
ピーをとるフルカラー(4バスカラー)、Kを除いた3
種のトナーによりコピーをとる3バスカラー、12色の
中から1色を選択できるシングルカラー、黒、黒/赤の
選択肢を持ち、自動選択されるデフォルトは任意に設定
できるようになっている。ここで、シングルカラー、黒
/赤の選択肢は、詳細な設定項目を持つことから、その
項目がポツプアップ展開される。
用紙選択は、自動用紙選択(APS)、)レイ1.2、
カセット3.4の選択肢を持ち、APSは、縮小拡大に
おいて特定倍率が設定されている場合に成立し、自動倍
率(AMS)が設定されている場合には成立しない。デ
フォルトはAPSである。
縮小拡大は、100%、用紙が選択されている場合にそ
の用紙サイズと原稿サイズから倍率を設定するAMS、
任意変倍の選択肢を持ち、トップのインジケーターに設
定された倍率、算出された倍率、又は自動が表示される
。変倍では、5.0%〜400%までの範囲で1%刻み
の倍率が設定でき、縦と横の倍率を独立に設定(偏倍)
することもできる。したがって、これらの詳細な設定項
目は、ポツプアップ展開される。なお、デフォルトは1
00%である。
先に述べたようにこの縮小拡大は、スキャンスピードの
変更によって副走査方向(X方向)、IPSのラインメ
モリからの読み出し方法の変更によって主走査方向(Y
方向)の縮小拡大を行っている。
コピー画質は、白黒原稿に対しては自動濃度調整を行い
、カラー原稿に対しては自動カラーバランス調整を行う
自動とポツプアップにより7ステツプの濃度コントロー
ルが行える手動の選択肢を持ち、IPSにおいてそのコ
ントロールが行われる。
カラーバランスは、ポツプアップによりコピー上で減色
したい色をY、M、C,B、G、Rから指定し、IPS
においてそのコントロールが行われる。
ジョブプログラムは、メモリカードが読み取り装置のス
ロットに挿入されている時のみその選択肢が有効となり
、このモードでは、ポツプアップによりメモリカードか
らのジョブの読み込み、メモリカードへのジョブの書き
込みが選択できる。
メモリカードは、例えば最大8ジヨブが格納できる32
にバイトの容量のものを用い、フィルムプロジェクタ−
モードを除く全てのジョブをプログラム可能にしている
(ハ)エイディトフィーチャー画面 エイディトフィーチャーのバスウェイは、コピーアウト
プット、コピーシャープネス、コピーコントラスト、コ
ピーポジション、フィルムプロジェクタ−、ページプロ
グラミング、ジョブプログラム、とじ代の各機能選択の
ソフトボタン(選択肢)を有していると共に、マーカー
編集、ビジネス編集、フリーハンド編集、クリエイティ
11m集、さらにベーシックコピー、ツールの各バスウ
ェイタブを有している。
コピーアウトプットは、トップトレイに出力するかソー
トモードかの選択肢を持つ。デフォルトはトップトレイ
であり、ソータが装備されていない場合、この項目は表
示されない。
コピーシャープネスは、標準と、ポツプアップにより7
ステツプのコントロールができるマニュアルと、ポツプ
アップにより写真、文字(キャラクタ)、プリント、写
真/文字に分類される写真との選択肢を持ち、IPSに
おいてそのコントロールが行われる。デフォルトは任意
に設定できる。
コピーコントラストは、7ステツプのコントラストコン
トロールが選択できる。コピーポジションは、デフォル
トで用紙のセンターにコピー像のセンターを載せるオー
トセンター機能の選択肢を持つ。
フィルムプロジェクタ−は、別項により説明しているよ
うに各種フィルムからコピーをとるモードであり、ポツ
プアップによりプロジェクタ−による35mmネガや3
5mmポジ、プラテン上での35mmネガや5cmx5
cmスライドや4′×5′スライドの選択肢を持つ。
ページプログラミングは、コピーにカバーを付けるカバ
ー、コピー間に白紙又は色紙を挿入するインサート、原
稿のページ別にカラーモードで設定できるカラーモード
、原稿のページ別にトレイが選択できる用紙の選択肢を
持つ。なお、この項目は、ADFがないと表示されない
とじ代は、0〜30mmの範囲で1mm刻みの設定がで
き、1原稿に対し1カ所のみ指定可能にしている。とじ
代置は、用紙先端からイメージ領域の先端までの量であ
り、主走査方向はIPSのラインバッファを用いたシフ
ト操作によって、副走査方向はIITのスキャンタイミ
ングをずらすことによって生成している。
(ニ)編集画面およびツール画面 編集画面としては、マーカー編集、ビジネス編集、フリ
ーハンド編集、クリエイティブ編集の4つのバスウェイ
がある。
マーカー4inバスウエイおよびフリーハンド編集バス
ウェイは、抽出、削除、色かけ(jil/線/ベタ)、
色変換15関する各機能の選択肢を持ち、さらにベーシ
ックコピー、エイディドフィーチャ−、ツールのパスウ
ェイタブを持つ。
ビジネス編集パスウェイは、抽出、削除、色かけ(網/
線/ベタ)、色変換、色塗り、ロゴ挿入、とじ代に関す
る各機能の選択肢を持ち、さらにマーカー編集パスウェ
イ等と同様にベーシックコピー、エイディトフィーチャ
ー、ツールのパスウェイタブを持つ。
クリエイティブ編集パスウェイは、抽出、削除、色かけ
(網/線/ベタ)、色変換、色塗り、ロゴ挿入、とじ代
、ネガポジ反転、はめこみ合成、すかし合成、ペイント
、鏡像、リピート、拡大連写、部分移動、コーナー/セ
ンター移動、マニュアル/オート変倍、マユコアル/オ
ート偏倍、カラーモード、カラーバランス調整、ページ
速写、色合成に関する各機能の選択肢を持ち、さらにマ
ーカー編集パスウェイ等と同様にベーシックコピー、エ
イディトフィーチャー、ツールのパスウェイタブを持つ
ツールパスウェイは、暗証番号を人力す゛ることによっ
てキーオペレータとカスタマ−エンジニアが入れるもの
であり、オーディトロン、マシン初期値のセットアツプ
、各機能のデフォルト選択、カラーの登録、フィルムタ
イプの登録、登録カラーの微調整、マシンの各種選択肢
のプリセット、フィルムプロジェクタ−スキャンエリア
設定、オーディオトーン(音種、音量)、用紙搬送系そ
の他の各種(オートクリア等)のタイマーセット、ピリ
ングメーター、デュアルランゲージの設定、ダイアグモ
ード、最大値調整、メモリカードのフォーマットに関す
る各機能の選択肢を持つ。
デフォルト選択は、カラーモード、用紙選択、コピー濃
度、コピーシャープネス、コピーコントラスト、ページ
プログラミングの用紙トレイ、シングルカラーの色、色
かけのカラーパレットの色と網、ロゴタイプのパターン
、とじ化量、カラーバランスがその対象となる。
(ホ)その他の画面制御 ユーザインターフェースでは、常時コピーの実行状態を
監視することにより、ジャムが発生した場合には、その
ジャムに応じた画面を表示する。
また、機能設定では、現在表示されている画面に対する
インフォメーション画面を有し、適宜表示が可能な状態
におかれる。
なお、画面の表示は、ビットマツプエリアを除いて幅3
mm(8ピクセル)、高さ6mm(16ビクセル)のタ
イル表示を採用してあり、横が80タイル、縦が25タ
イルである。ビットマツプエリアは縦151ピクセル、
横216ビクセルで表示される。
以上のように本発明のユーザインターフェースでは、ベ
ーシックコピー、エイディトフィーチャー、編集等の各
モードに類別して表示画面を切り換えるようにし、それ
ぞれのモードで機能選択や実行条件の設定等のメニユー
を表示すると共に、ソフトボタンをタッチすることによ
り選択肢を指定したり実行条件データを入力できるよう
にしている。また、メニューの選択肢によってはその詳
細項目をポツプアップ表示(重ね表示やウィンドウ表示
)して表示内容の拡充を図っている。その結果、選択可
能な機能や設定条件が多くても、表示画面をスッキリさ
せることができ、操作性を向上させることができる。
(D)ハードコントロールパネル ハードコントロールパネルは、第20図に示すようにカ
ラーディスプレイの右側に画面よりもさらに中央を向く
ような角度で取り付けられ、テンキー、テンキークリア
、オールクリア、ストップ、割り込み、スタート、イン
フォメーション、オーディトロン、言語の各ボタンが取
り付けられる。
テンキーボタンは、コピ一枚数の設定、ダイアグモード
におけるコード入力やデータ入力、ツール使用時の暗証
番号の入力に用いるものであり、ジョブの発生中やジョ
ブ中断中は無効となる。
オールクリアボタンは、設定したコピーモードの全てを
デフォルトに戻し、ツール画面のオープン中を除き、ベ
ーシックコピー画面に戻すのに用いるものであり、割り
込みジョブの設定中では、コピーモードがデフォルトに
戻るが、割り込みモードは解除されない。
ストップボタンは、ジョブ実行中にコピーの切れ目でジ
ョブを中断し、コピー用紙を排出後マシンを停止させる
のに用いるものである。また、ダイアグモードでは、入
出力のチェック等を停止(中断)させるのに用いる。
割り込みボタンは、ジョブ中断中を除く第1次ジョブ中
で割り込みモードに入り、割り込みジョブ中で第1次ジ
ョブに戻すのに用いるものである。
また、第1次ジョブの実行中にこのボタンが操作される
と、予約状態となり、コピー用紙排出の切れ目でジョブ
を中断又は終了して割り込みのジョブに入る。
スタートボタンは、ジョブの開始、中断後の再開に用い
るものであり、ダイアグモードでは、コード値やデータ
値の人力セーブ、人出力等の開始に用いる。マシン余熱
中にスタートボタンが走査されると、余熱終了時点でマ
シンはオートスタートする。
インフォメーションボタンは、オンボタンとオフボタン
からなり、コピー実行中を除き受付可能な状態にあって
、オンボタンにより現在表示されている画面に対するイ
ンフォメーション画面を表示し、オフボタンにより退避
させるのに用いるものである。
オーディトロンボタンは、ジョブ開始時に暗証番号を人
力するために操作するものである。
ランゲージボタンは、表示画面の言1吾を切り換えると
きに操作するものである。したがって、各表示画面毎に
複数言語のデータを持ち、選択できるようにしている。
なお、ハードコントロールパネルには、上記の各ボタン
の他、ボタンの操作状態を表示するために適宜LED 
(発光ダイオード)ランプが取り付けられる。
(n−5)フィルム画像読取り装置 (A)フィルム画像読取り装置の概略構成第2図に示さ
れているように、フィルム画像読取り装置は、フィルム
プロジェクタ(F/P)64およびミラーユニツ) (
M/U)65から構成されている。
(A−1)F/Pの構成 第26図に示されているように、F/P 64はハウジ
ング601を備えており、このハウジング601に動作
確認ランプ602、マニュアルランプスイッチ603、
オートフォーカス/マニュアルフォーカス切り換えスイ
ッチ(AP/MF切り換えスイッチ)604、およびマ
ニュアルフォーカス操作スイッチ(M/F1作スイッチ
) 605a、605bが設けられている。また、ハウ
ジング601は開閉自在な開閉部606を備えている。
この開閉部606の上面と側面とには、原稿フィルム6
33を保持したフィルム保持ケース607をその原稿フ
ィルム633に記録されている被写体の写し方に応じて
縦または横方向からハウジング601内に挿入すること
ができる大きさの孔6.08.609がそれぞれ穿設さ
れている。これら孔608,609の反対側にもフィル
ム保持ケース607が突出することができる孔(図示さ
れない)が穿設されている。開閉部606は蝶番によっ
てハウジング601に回動可能に取り付けられるか、あ
るいはハウジング601に着脱自在に取り付けるように
なっている。開閉部606を開閉自在にすることにより
、孔608.609からハウジング601内に小さな異
物が侵入したときに容易にこの異物を取り除くことがで
きるようにしている。
このフィルム保持ケース607は35mmネガフィルム
用のケースとポジフィルム用のケースとが準備されてい
る。したがって、F/P 64はこれらのフィルムに対
応することができるようにしている。また、F/P 6
4は6cmX6cmや41nchx51nchのネガフ
ィルムにも対応することができろうにしている。その場
合、このネガフィルムをM/U65とプラテンガラス3
1との間でプラテンガラス31上に密着するようにして
いる。
第26図に示されているように、ハウジング601の図
において右側面には映写レンズ610を保持する映写レ
ンズ保持部材611が摺動自在に支持されている。
また、ハウジング601内にはりフレフタ612および
ハロゲンランプ等からなる光源ランプ613が映写レン
ズ610と同軸上に配設されている。ランプ613の近
傍には、このランプ613を冷却するための冷却用ファ
ン614が設けられている。更に、ランプ613の右方
には、このランプ613からの光を収束するための非球
面レンズ615、所定の波長の光線をカットするための
熱線吸収フィルタ616および凸レンズ617がそれぞ
れ映写レンズ610と同軸上に配設されている。
凸レンズ617の右方には、例えば351T++nネガ
フイルム用およびポジフィルム用のフィルム濃度を調整
するための補正フィルタ635 (図では一方のフィル
ム用の補正フィルタが示されている)を支持する補正フ
ィルタ保持部材618と、この補正フィルタ保持部材6
18の駆動用モータ619と、補正フィルタ保持部材6
18の回転位置を検出する第1および第2位置検出セン
サ620゜621と駆動用モータ619を制御するコン
トロール装置(F/P 64内に設けられるが図示され
ていない)とをそれぞれ備えた補正フィルタ自動交換装
置が設けられている。そして、補正フィルタ保持部材6
18に支持された補正フィルタ635のうち、原稿フィ
ルム633に対応した補正フィルタ635を自動的に選
択して映写レンズ610等の各レンズと同軸上の使用位
置に整合するようにしている。この補正フィルタ自動交
換装置の補正フィルタ635は、例えばプラテンガラス
31とイメージングユニット37との間等、投影光の光
軸上であればどの場所にも配設することができる。
更に、映写レンズ保持部材611に連動するオートフォ
ーカスセンサ用発光器623および受光器624と、映
写レンズ610の映写レンズ保持部材611をハウジン
グ601に対して摺動させる摺動用モータ625とを備
えたオートフォーカス装置が設けられている。フィルム
保持ケース607が孔608または孔609からハウジ
ング601内に挿入されたとき、このフィルム保持ケー
ス607に支持された原稿フィルム633は補正フィル
タ保持部材618と発光器623および受光器624と
の間に位置するようにされている。
原稿フィルム635のセット位置の近傍には、この原稿
フィルム633を冷却するためのフィルム冷却用ファン
626が設けられている。
コノF/P 64の電源はベースマシン30の電源とは
別に設けられるが、このベースマシン30内に収納され
ている。
(A−2)M/Uの構成 第27図に示されているように、ミラーユニット65は
底板627とこの底板627に一端が回動可能に取り付
けられたカバー628とを備えている。底板627とカ
バー628との間には、一対の支持片629,629が
枢着されており、これら支持片629.629は、カバ
ー628を最大に開いたときこのカバー628と底板6
27とのなす角度が45度となるようにカバー628を
支持するようになっている。
カバー628の裏面にはミラー630が設けられている
。また底板627には大きな開口が形成されていて、こ
の開口を塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板
632とが設けられている。
第29図に示されているように、これらフレネルレンズ
631と拡散板632とは一枚のアクリル板からなって
おり、このアクリル板の表面にフレネルレンズ631が
形成されているとともに、裏面に拡散板632が形成さ
れている。フレネルレンズ631はミラー630によっ
て反射され、拡散しようとする映写光を平行な光に変え
ることにより、画像の周辺部が暗くなるのを防止する機
能を有している。また拡散板632は、フレネルレンズ
631からの平行光によって形成される、イメージング
ユニット37内のセルフォックレンズ224の影をライ
ンセンサ226が検知し得ないようにするために平行光
を微小量拡散する機能を有している。
このミラーユニット65はF/P64によるカラーコピ
ーを行わないときには、折畳まれて所定の保管場所に保
管される。そして、ミラーユニット65は使用する時に
開かれてベースマシン30のプラテンガラス31上の所
定の場所に載置され(B)フィルム画像読取り装置の主
な機能フィルム画像読取り装置は、以下の主な機能を備
えている。
(B−1)補正フィルタ自動交換機能 F/P 64に光源ランプ613として一般に用いられ
ているハロゲンランプは、一般的に赤(R)が多く、青
(B)が少ないという分光特性を有しているので、この
ランプ613でフィルムを映写すると、投影光の赤(R
)、縁(G)および青(B)の比がランプ613の分光
特性によって影響を受けてしまう。このため、ハロゲン
ランプを用いて映写する場合には、分光特性の補正が必
要となる。
一方、画像を記録するフィルムには、ネガフィルムやポ
ジフィルム等の種類があるばかりでなく、ネガフィルム
自体あるいはポジフィルム自体;こもいくつかの種類が
あるように、多くの種類がある。
これらのフィルムはそれぞれその分光特性が異なってい
る。例えば、ネガフィル、ムにおいてはオレンジ色をし
ており、Rの透過率が多いのに対してBの透過率が少な
い。このため、ネガフィルムにおいては、Bの光量を多
くなるように分光特性を補正する必要がある。
そこで、F/P 64には、このような分光特性を補正
するための補正フィルタが準備されている。
F/P 64はこれらの補正フィルタを自動的に交換す
ることができるようにしている。 補正フィルタの交換
は、前述の補正フィルタ自動交換装置によって行われる
。すなわち、原稿フィルム633に対応した補正フィル
タを使用位置にセットするように、システム(SYS)
内のマイクロプロセッサ(CPU)から2bi tの命
令信号が出力されると、コントロール装置は、第1、第
2位置検出センサ620,621からの2bi を信号
がCPUの信号に一致するように、駆動用モータ619
を駆動制御する。そして、センサ620゜621からの
信号がCPUの信号に一致すると、コントロール装置は
モータ619を停止させる。
モータ619が停止したときには、原稿フィルムに対応
した補正フィルタが自動的に使用位置にセットされるよ
うになる。
したがって、補正フィルタを簡単かつ正確に交換するこ
とができるようになる。
(B−2)原稿フィルム挿入方向検知機能原稿フィルム
633は開閉部606に形成された挿入孔608.60
9のいずれの孔からも挿入することができる、すなわち
、被写体の写し方に対応して鉛直方向からと水平方向か
らとの二方向から原稿フィルム633を装着することが
できるようにしている。その場合、挿入孔608.60
9の少なくともいずれか一方にはフィルム検知スイッチ
が設けられている。すなわち、フィルム検知スイッチが
少なくとも一つ設けられている。そして、フィルム検知
スイッチが孔608側に設けられるが孔609側には設
けられない場合には、フィルム保持ケース607が孔6
08から挿入されてフィルムが検知されたときオンとな
って、検知信号を出力する。この検知信号があるときに
はラインセンサ226の必要エリアは縦、すなわち副走
査方向が投影像の長手方向となるように設定される。ま
た、フィルム保持ケース607が孔609から挿入され
たとき、このスイッチはオフ状態を保持するので検知信
号を出力しない。検知信号がないときには必要エリアは
横、すなわち主走査方向が投影像の長手方向となるよう
に設定される。
また、フィルム検知スイッチが孔609側のみに設けら
れている場合、あるいはフィルム検知スイッチ両方の孔
608,609側に設けられている場合にも、同様に、
フィルム保持ケース607が孔608から挿入されたと
きにラインセンサ226の必要エリアは副走査方向が投
影像の長手方向となるように、またフィルム保持ケース
607が孔609から挿入されたときにラインセンサ2
26の必要エリアは主走査方向が投影像の長手方向とな
るように、フィルム検知スイッチのオン、オフ信号が設
定される。
(B−3)オートフォーカス機能(AP機能)フィルム
保持ケース607をF/P 64に装着したとき、原稿
フィルム633の装着位置には数十mmの精度が要求さ
れる。このため、原稿フィルム633を装着した後、ピ
ント合わせが必要となる。このピント合わせを手動で行
う場合、プラテンガラス31の所定位置にセットされた
M/U 65の拡散板632に原稿フィルム633の画
像を投影し、その投影画像を見ながら映写レンズ保持部
材611を摺動させて行わなければならない。
その場合、拡散板632に投影された画像はきわめて見
にくいので、正確にピントを合わせることは非常に難し
い。
そこで、原稿フィルム633をF/P 64に装着した
とき、F/P 64は自動的にピント合わせを行うこと
ができるようにしている。
このAP機能は前述のAF装置により次のようにして行
われる。
U/136のディスプレイ上のキーを操作してF/Pモ
ードにすることにより、発光器623が光を発し、また
第26図において、F/P 64のAP/MP切り換え
スイッチ604をAPに選択することにより、AP装置
が作動可能状態となる。第29図に示されているように
、原稿フィルム633が入っているフィルムケース60
7をF/P64に装着すると、発光器623からの光が
この原稿フィルム633によって反射するようになり、
その反射光がAFのための例えば2素子型の受光器62
4によって検知される。
そして、受光器624の2素子はそれぞれが検知した反
射光の量に応じた大きさの信号をCPU634に出力す
る。CPU634はこれらの信号の差を演算し、その演
算結果が0でないときには出力信号を発して2素子から
の信号の差が小さくなる方向にモータ625を駆動する
。したがって、映写レンズ保持部材611が摺動すると
ともに、これに連動して、発光器623および受光器6
24がともに移動する。そして、2素子からの出力信号
の差がOになると、CPU634はモータ625を停止
する。モータ625が停止したときがピントの合った状
態となる。
こうして、AF作動が行われる。これにより、原稿フィ
ルムを入れたフィルムケースをF/P64に装着したと
き、その都度手動によりピント合わせを行わなくても済
むようになる。したがって、手間がかからないばかりで
なく、ピントずれによるコピーの失敗が防止できる。
(B−4>マニュアルフォーカス機能<MFm能) AF / M P切り換えスイッチ604をMFに切り
換えることにより、自動的にランプ613が所定時間点
灯し、手動でピント合わせを行うことができるようにな
る。MFの操作は、ミラユニット65の拡散板632に
映写した原稿フィルムの画像を見ながら、操作スイッチ
605a、605bを押すことにより行われる。このM
Fにより、フィルム画像の特定の部分のピントを合わせ
ることができるようになる。
(B−5)光源ランプのマニュアル点灯機能マニュアル
ランプスイッチ603を押すことにより無条件にランプ
613を点灯させることができるようにしている。この
スイッチは通常は使用しないが、比較的厚さの厚いもの
に記録されている画像をコピーする場合においてバック
ライティングするとき、AF時に長時間映写像を見ると
き、およびランプ切れを確認するとき等に使用される。
(B−6)倍率自動変更およびスキャンエリア自動変更
機能 U/136で用紙サイズを設定することにより、倍率を
自動的に設定することができるようにしている。また、
U/136で原稿フィルムの種類を選択することにより
、そのフィルムに応じてコピーエリアを自動的に選択す
ることができるようにしている。
(B−7)自動シェーディング補正機能CPU634の
ROMには、一般に、写真撮影によく使用されるネガフ
ィルムであるFUJ 1(登録商標”) 、KODAK
 (登録商標)およびKONICA(登録商標)の各A
SA100のオレンジマスクの濃度データが記憶されて
おり、これらのフィルムが選択されたとき、CPU63
4は記憶された濃度データに基づいて自動的にシェーデ
ィング補正を行うことができるようにしている。
その場合、これらのフィルムのベースフィルムをF/P
 64に装着する必要はない。
したがって、ベースフィルムを装着する手間を省くこと
ができるばかりでなく、間違ってベースフィルムを装着
することが防止でき、しかもベースフィルムの管理が不
要となる。
また、この3種類のフィルム以外に他のフィルムの一種
類について、そのフィルムのオレンジマスクの濃度デー
タを登録することができるようにしている。このデータ
は複写機のシステム内のRAMに記憶されるようにして
いる。この登録されたフィルムの場合にも前述の3種類
のフィルムの場合と同様に自動的にシェーディング補正
が行われる。
(B−8)自動画質調整機能 原稿フィルムの濃度特性やフィルム撮影時の露光条件等
の諸条件に基づいてr補正等の補正を行い、濃度調整や
カラーバランス調整を自動的に行うことができるように
している。
(C)画像信号処理 (C−1)画像信号の補正の必要性およびその補正の原
理 一般にフィルムの持っている濃度レンジは原稿の濃度レ
ンジよりも広い。また、同じフィルムでも、ポジフィル
ムの濃度レンジはネガフィルムのそれよりも広いという
ようにフィルムの種類によっても濃度レンジが異なる。
更に、フィルムの濃度レンジは、例えばフィルムの露光
量、被写体の濃度あるいは撮影時の明るさ等の原稿フィ
ルムの撮影条件によって左右される。実際に、被写体濃
度はフィルムの濃度レンジ内で広く分布している。
したがって、このようなフィルムに記録されている画像
を、反射光によって原稿をコピーする複写機でコピーし
ようとする場合、同じ信号処理を行ったのでは、良好な
再現性は得られない。そこで、主要被写体の濃度が適正
となるように画像読取り信号を適宜補正することにより
、良好な再現性を得るようにしている。
第28図は、あるネガフィルムの濃度特性および濃度補
正の原理を示している。この図において、横軸は、右半
分が被写体の露光量(被写体濃度に相当する)を表わし
、左半分がシェーディング補正後の濃度を表わしている
。また、縦軸は、上半分がビデオ回路出力(はぼネガ濃
度に等しい)を表わし、下半分が出力コピー濃度を表わ
している。
すなわち、第1象限はそのネガフィルムの濃度特性を、
第2象限はシェーディング補正の関係を、第3象限はr
補正の関係を、そして第4象限は被写体露光量と補正さ
れた出力コピー濃度との関係をそれぞれ表わしている。
このネガフィルムの濃度特性は、第28図の第1象限に
おいて線αで示される。すなわち、被写体からの露光量
が多いときにはネガフィルムの濃度が大きく、被写体か
らの露光量が少なくなるにしたがって、ネガフィルム濃
度は線形的に小さくなる。被写体からの露光量がある程
度少なくなると、被写体からの露光量とネガフィルム濃
度との線形性がなくなる。そして、この露光量が少ない
場合には、例えば、そのフィルムに記録されている画像
が人間の胸像であるとすると、顔と髪の毛とのコントラ
ストがとれなくなってしまう。また、露光量が多い場合
でも、線αの傾き、すなわちFの値が1よりも小さいの
でr補正を行わないと、コピーが軟調になってしまう。
このようなことから、r補正が必要となる。
次に、第28図を用いて補正の原理を説明する。
同図第3象限には、r補正のためのENDカーブβが設
定されている。このENDカーブβの傾きr′は、第4
象限において被写体からの露光量と出力コピー濃度との
関係が45度の直線関係となるようにするために、r’
=l/rに設定されている。
例えば、被写体からの露光量が比較的多い領域aの場合
、シェーディング補正回路のレジスタに設定されている
濃度調整値が、第2象限において直線■で表わされる値
にあるとすると、シェーディング補正後の濃度は領域a
′となる。この領域a′のうち領域についてはENDカ
ーブβの変換範囲に入らなくなり、この領域の部分はコ
ピーをすると白くつぶれてしまう。そこで、第2象限に
おいて濃度調整値を直線■から直線■にシフトして、シ
ェーディング補正後の濃度をENDカーブβの変換範囲
に入るようにする。このようにすることにより、被写体
からの露光量と出力コピー濃度との関係が第4象限にお
いて45度の直線■に従うようになって、コピーは諧調
をもった濃度を有するようになる。
また、被写体からの露光量が比較的小さい領域すの場合
には、被写体からの露光量とネガフィルム濃度との線形
性がなくなる。この場合には、シェーディング補正回路
の濃度調整値を第2象限において直線■の値に設定する
。そして、第3象限において線■で表わされるENDカ
ーブβを選択する。このENDカーブβを選択すること
により、被写体からの露光量と出力コピー濃度とが第4
象限の45度の直線■で表わされるようにすることがで
きる。すなわち、被写体からの露光量が領域すにあると
き、例えば黒い髪の人が茶色い帽子をかぶっているとす
ると、髪と帽子とがほとんど同じ濃度になってしまうこ
とが防止され、髪と帽子とのコントラストを明瞭に出す
ことができるようになる。
こうして、被写体の濃度が適正となるように補正が行わ
れる。
(C−2)画像信号処理方法 第29図に示されているように、ラインセンサ226が
原稿フィルム633の画像の映写光をR1GSB毎の光
量としてアナログで読み取り、この光量で表わされた画
像信号は増幅器231によって所定レベルに増幅される
。増幅された画像信号はA/Dコンバータ235によっ
てディジタル信号に変換され、更にログ変換器238に
よって光量信号から濃度信号に変換される。
濃度で表わされた画像信号はシェーディング補正回路2
39によってシェーディング補正がされる。このシェー
ディング補正によって、セルフォックレンズ224の光
量ムラ、ラインセンサ226における各画素の感度ムラ
、補正フィルタやランプ613の各分光特性や光量レベ
ルのバラツキ、あるいは経時変化による影響分が画像信
号から取り除かれる。
このシェーディング補正を行うに先立って、まず原稿フ
ィルムが前述の3種類のフィルムおよび登録されたフィ
ルムが選択されたときには、補正フィルタがポジフィル
ム用フィルタにセットされ、原稿フィルム633を装着
しない状態でランプ613からの光量信号を読み取り、
その信号を増幅してディジタル信号に変換した後、さら
に濃度信号に変換したものに基づいて得られたデータを
基準データとしてラインメモリ240に記憶させる。
すなわち、イメージングユニット37をR,G。
Bの各画素毎に32ラインステツプスキヤンしてサンプ
リングし、これらのサンプリングデータをラインメモリ
240を通してCPU634に送り、CPU634が3
2ラインのサンプリングデータの平均濃度値を演算し、
シェーディングデータをとる。このように平均をとるこ
とにより、各画素毎のエラーをな(すようにしている。
また、原稿フィルムを装着してその原稿フィルムの画像
の読取り時に、CPU634はROMに記憶されている
ネガフィルムの濃度データから濃度調整値D^口」を演
算し、シェーディング補正回路239内のLSIのレジ
スタに設定されているD ADj値を書き換える。更に
、CPU634は選択されたフィルムに対応してランプ
613の光量および増幅器643のゲインを調整する。
そして、シェーディング補正回路239は原稿フィルム
を読み取った実際のデータにD ADj値を加えること
により、読み取った濃度値をシフトさせる。更に、シェ
ーディング補正回路239はこれらの調整がされたデー
タから各画素毎のシェーディングデータを引くことによ
りシェーディング補正を行う。
なお、CPU634のROMに記録されていなく、かつ
システムのRAMに登録されていないフィルムの場合に
は、ベースフィルムを装着してそのフィルムの濃度デー
タを得、得られた濃度データからD^0」値を演算しな
ければならない。
シェーディング補正が終ると、IIT32はIPS33
にRSG、Bの濃度信号を出力する。
そして、CPU634は原稿フィルムの実際のデータに
基づいてENDカーブを選択し、この選択したカーブに
基づいてF補正を行うべく補正信号を出力する。この補
正信号により、IPS33はF補正を行って原稿フィル
ムのrが1でないことや非線形特性から生じるコントラ
ストの不明瞭さを補正する。
(D)tffi作手1111および信号のタイミング第
30図に基づいて、操作手順および信号のタイミングを
説明する。なお、破線で示されている信号は、その信号
を用いてもよいことを示している。
F/P 64の操作は、主にベースマシン30のU/1
36によって行われる。すなわち、U/136にディス
プレイの画面に表示されるF/P損作生作キー作するこ
とにより、ベースマシン30をF/Pモードにする。原
稿フィルムが前記3種類のフィルムおよび登録されてい
るフィルムのうちの一つである場合を想定すると、第3
0図に示されているように、U/136のディスプレイ
の画面には、「ミラーユニットを置いてからフィルムの
種類を選んで下さい」と表示される。したがって、まず
M/[65を開いてプラテンガラス31の所定位置にセ
ットする。
次いで、画面上のフィルム選択キーを押すと、画面には
「フィルムを入れずにお待ち下さい」と表示される。同
時に、ランプ613が点灯するとともに、補正フィルタ
制御(FCC0NT)信号が(0,0)となってFC動
作が行われる。すなわち、補正フィルタ自動交換装置が
作動してポジ用補正フィルタが使用位置にセットされる
。補正フィルタがセットされると、補正フィルタ交換終
了(FC5ET)信号がLOWとなる。
このLOWとなったことかつランプ613が点灯して3
〜5秒経過したことをトリガーとしてシェーディング補
正のためのシェーディングデータの採取が開始される。
このシェーディングデータ採取が終了すると、この終了
をトリガーとしてFCC0NTが(0,1)となって補
正フィルタ自動交換装置が作動し、フィルム補正用フィ
ルタが使用位置にセットされる。また、シェーディング
補正をトリガーとして画面には「ピントを合わせます。
フィルムを入れて下さい」と表示されるとともに、ラン
プ613が消灯する。したがって、原稿フィルム633
 G人tLタフイルムケース607をF/P 64に装
着する。これにより、発光器623からの光がこのフィ
ルムによって反射され、その反射光が受光器624によ
って検知される。
反射光が受光器624の2素子間の受光量の差分が0で
ないときには、AF装置のモータ625が作動し、ピン
トが合わされる。すなわち、AF作動が行われる。ピン
ト合わせが終了すると、F/P作動準備完了(丁)γP
  RDYゝ)信号がLOWとなる。この丁フ”P  
RDY信号がLOWになった後でかつFCSETがLO
Wとなって1秒経過した後に、画面には「コピーできま
す」と表示される。U/136のスタートキーを押すと
、画面には「コピー中です」と表示され、かつランプ6
13が点灯するとともに、ランプ613の立ち上がり時
間を待って自動濃度調整(A/E)のためのデータの採
取が開始される。すなわち、濃度調整、カラーバランス
調整、r補正等を行うためのデータを得るためにイメー
ジングユニット37が一部スキャンして、投影像の一部
または全部を読み取る。
次いで、フルカラーのときには、イメージングユニット
37が4回スキャンしてコピーが行われる。その場合、
シェーディングデータおよび自動濃度調整用データに基
づいてシェーディング補正および濃度調整が自動的に行
われる。コピーが終了すると、ランプ613が消灯する
とともに、画面には「コピーできます」と表示される。
したがって、再びスタートキーを押すと、新たにコピー
が行われる。他の画像をコピーしたい場合には、フィル
ムのコマを変えることになる。コマを変える際、「7F
−■万YがHIGHとなるとともに画面には「ピントを
合わせます」と表示される。
そして、新しいコマがセットされると、AF動作が行わ
れ、同時に、r77−■rYがLOWとなるとともに、
画面には「コピーできます」と表示される。その後、ス
タートキーを押すことにより、コピーが行われる。
(III)イメージ人力ターミナル(IIT)次に本発
明の実施例を複写機のイメージ人力ターミナルを例にし
て説明する。
(III−1)イメージングユニット駆動機構(A)構
成概要 第31図はイメージングユニット駆動機構を示す斜視図
である。
イメージングユニット駆動機構は、′f!J31図に示
すようにイメージングユニット37が2本のスライドシ
ャフト202.203上に移動自在に載置されると共に
、イメージングユニット37の両端がワイヤ204.2
05に固定されている。そして、このワイヤ204.2
05は、ドライブプーリ206.207とテンションプ
ーリ208.209に巻回され、テンションプーリ20
8.209には、図示矢印方向にテンションがかけられ
ている。また、前記ドライブプーリ206.207が取
付けられるドライブ軸210には、減速ブーU211が
取付られ、さらにタイミングベルト212を介してステ
ッピングモータ213の出力軸214が接続されている
。なお、リミー/トスイッチ215.216は、イメー
ジングユニット37の異常動作を検出するためのセンサ
であり、レジセンサ217は、原稿読取開始位置の基準
点を設定するためのセンサである。
上記のようにイメージングユニット37を駆動するため
にステッピングモータ213を採用する理由は次のとお
りである。
イメージングユニット37は、1枚の7%M1C1Kに
よる4色カラーコピーを得るため、4回のスキャンを繰
り返す必要がある。この場合、4回のスキャンでの同期
ズレ、位置ズレをいかに少なくさせるかが大きな課題で
あり、そのためには、イメージングユニット37の停止
位置の変動を抑え、ホームポジションからレジ位置まで
の到達時間の変動を抑えること、およびスキャン速度変
動に再現性があることが重要である。このようなイメー
ジングユニット37の停止位置の変動やホームポジショ
ンからレジ位置までの到達時間の変動を抑える制御は、
DCモータよりステッピングモータの方が容易に実現で
きるからである。
(B)振動防止機構 しかながら、ステッピングモータ213は、DCサーボ
モータに比較して振動、騒音が大きく、また、タイミン
グベルト212、ワイヤ204.205の経時変化、ス
ライドパッドとスライドレール202.203間の粘性
抵抗等の機械的な不安定要因によって走査再現性が低下
する。従って、画像記録装置の高画質化、高速化のため
にはその対策が必要である。
そのために、本実施例においては、2本のスライドシャ
ツ)202 (203)を平行に設け、第32図に示す
ようにイメージングユニット37のハウジング37aと
スライドシャフト202(203)との間に、アングル
37b1板バネ37cにより含油バッドPを介在させる
ことにより、イメージングユニット37の主走査方向の
振動を規制している。
また、第2図で示したIIT32および電気制御系収納
部33を収納する箱体に振動防止の工夫を施している。
これを第33図により説明する。
同図(a)は箱体の断面図、同図(b)は箱体を形成す
る鋼板の断面図、同図(C)は箱体の組立図を示してい
る。
第33図に示す例では、同図(a)に示すように、イメ
ージングユニット37を支持する箱体32aと電気制御
系収納箱体33aとを別体で構成すると共に、箱体32
a、33aに同図(C)に示すように7ランジ219b
を設けることにより、イメージングユニット37の剛性
を向上させ振動、騒音の発生を防いでいる。また、前記
箱体32a、33aは、同図(6)に示すように2枚の
鋼板の間に粘着テープ等の防振材218を挟んだサンド
イッチ鋼板219で製作し、モータの振動がフレームに
伝達してフレームと共振を起こすのを防止することによ
って振動、騒音の発生を防いでいる。
前記サンドイッチ鋼板219を使用して箱体32a、3
3aを製造するときは、サンドイッチ鋼板219にボル
ト穴219aをあけた後に曲げ加工して同図(C)に示
すよ・うに箱体を組立てるが、曲げ加工したときに2枚
の鋼板のボルト穴219aの位置が同図ら)に示すよう
にΔdだけズしてしまいボルトが貫通しない恐れが生じ
る。実験の結果、このズレ量Δdは、曲げ位置からボル
ト穴219aまでの距離dが狭い程大きくなり、距離d
を板厚tの10倍以上とすれば、ズレがほぼなくなるこ
とが判明した。
(III−2)ステッピングモータの制御方式(A) 
 ドライブ回路 第34図(a)はステッピングモータ213のドライブ
回路を示している。このドライブ回路は、ペンタゴン結
線を採用したものであり、モータ巻線を5角形に結線し
、その接続点をそれぞれ2個のトランジスタにより、電
源のプラス側またはマイナス側に接続して10個のスイ
ッチングトランジスタでバイポーラ駆動を行うようにし
たものである。そして、モータに流れる電流は、フィー
ドバックして電流を一定にするようにコントロールして
いる。励磁シーケンスは、同図(b)に示すように4つ
の相が励磁されているときに残りの1相がプラスまたは
マイナスの同電位で短絡される。
次に、第34図(C)により上記ドライバーの制御回路
について説明する。図において、5TART信号および
正転クロックCWまたは逆転クロックCCWが5相パル
スデバイダ271に人力されると、5相パルスデバイダ
271は、人力クロックに応じてドライバー272にパ
ルスを分配し、ドライバー272は、ステッピングモー
タ213に電流を流してこれを駆動する。ステッピング
モータ213に流れる電流は、電流検出器273で検出
され電圧Vに変換される。この前記電圧Vと、基準電圧
発生器275で予め設定された基準電圧V、またはV、
とを比較器274において比較し、電圧Vが基準電圧v
1またはV、よりも大きくなると、チョッパー276を
オフにしてドライバ272をオフにし、ステッピングモ
ータ213に供給する電流を一定にするようにコントロ
ールする。
基準電圧発生器275で予め設定される基準電圧は、高
い電圧V、(FULL)とその半分程度の電圧V 2 
 (HA L F )があり、高い電圧v、は、ステッ
ピングモータ213が加速中でトルクが必要なときとリ
ターンでクロック周波数が高いときに設定され、電圧V
、は加速が終了して定常スキャンのときに設定される。
なお、パルスデバイダ271に5TART信号が人力さ
れているが、正転クロックCWまたは逆転クロックCC
Wが人力されない場合には、ドライバー272の成るト
ランジスタだけに電流が流れ破壊するため、低周波検出
器は、これを検出して基準電圧発生器275に慣号を送
り、基準電圧をV、に下げるようにしている。
第35図(a)はステッピングモータ213により駆動
されるイメージングユニット37のスキャンサイクルを
示し、倍率50%すなわち最大移動速度でスキャン動作
、リターン動作させる場合に、イメージングユニット3
7の速度すなわちステッピングモータに加えられる周波
数と時間の関係を示している。ステッピングモータに加
える周波数は、同図但〕に示すように加速時には例えば
259Hzを逓倍しつつ1サイクルずつ増やし、てゆき
、最大11〜12KHz程度にまで増加させる。このよ
うにパルス列に規則性を持たせるとパルス生成を簡単に
することができる。このようにすると、同図(a)に示
すように259pps/3.9msで階段状に規則的な
加速を行う台形プロファイルを作ることができる。また
、スキャン動作とリターン動作の間およびリターン動作
とスキャン動作の間には、休止時間を設け、IITメカ
系の振動が減少するの待ち、またIOTにおける画像出
力と同期させるようにしている。
ところで、ステッピングモータの駆動周波数−電流−ト
ルク特性は、第36図に示すように駆動周波数Fが小に
なる程、かつ供給電流Iが大になる程トルクTが大きく
なるという特性を有している。図中、Aは、イメージン
グユニット37が所定の速度プロファイルを実現するの
に必要な加速のトルクを示し、Bは定速時に必要なトル
クを示している。走査機構のイナーシャをJ1加速度を
α、スライドレール、ベルトの粘性係数をD1駆動速度
をW1摩擦負荷をFt、とすると、加速トルクは、TL
=J・α+D−W+FL定速トルクは、TL =D−W
+FL となる。
これに対して、イメージングユニットは、前面で説明し
たように高速でリターンするスキャンバック時(駆動周
波数Fm)にトルクを確保するような電流■。を設定し
、この電流Ioは、リターン時の加速トルクに対応する
電流■1に脱調しないような安全率を見込んだものであ
る。したがって、イメージングユニットが低速でスキャ
ンする定常時(駆動周波数Fr)には、トルクが大とな
り過剰なトルクによる回転ムラ等に起因して振動、騒音
が生じることになる。
(B)振動防止制御 そこで、本発明は、上記過剰なトルクによる振動を低減
させるため、第36図において、イメージングユニット
が低速でスキャンする定常時(駆動周波数Fr)に、設
定電流を定速トルクに対応する電流I5に対し安全率を
見込んだ電流(例えば1.)まで低下させるように電流
を切り換えるようにしている。この電流の切り換えが第
34図(C)の基準電圧発生器275において基準電圧
V。
からり、へ切り換えることによってなされる。第37図
は設定電流を切り換えたときの振動によるイメージング
ユニットの速度変動率を示し、低周波数域では電流を下
げることにより、振動低減効果が大きいことを示してい
る。
しかしながら、電流を瞬時に切り換えるとトルク変化に
より切換点で過渡振動が生じてしまうという問題がある
。第38図は読取開始位置(レジ位置)で電流を切り換
えたときのレジ位置での過渡振動量を示し、この図から
明らかなように振動量は、切り換え前後の電流値差(ト
ルク差)が大きい程大きくなる。
そこで、電流を瞬時に切り換えるのではなく時定数を大
きくして切り換えると、切り換え時の過渡振動量を低減
することができる。第39図は電流を3.3八から1.
5Aに切り換えるときに、時定数を0.3.10.27
m5ecとした場合の過渡振動量を示す。この図から明
らかなようにlQmsecより大きい時定数で過渡振動
量をほぼゼロにすることができる。
一方、カラー原稿を読み取る場合には、イメージングユ
ニット37を4回走査させて4色の信号を読み出してい
るため、4色間の色ズレをいかに少なくするかが大きな
課題であり、そのためには、イメージングユニット37
の停止位置の変動を抑え、ホームポジションからレジ位
置までの到達時間の変動を抑えることおよびスキャン速
度の変動を抑えることが重要である。
第40図は上記振動の発生により生じる色ズレの原因を
説明するための図で、同図(a)に示すようにイメージ
ングユニットがスキャンを行って元の位置に停止する位
置がΔLだけ異なると、次にスタートするときにレジ位
置までの時間がズして色ズレが発生する。また、同図ら
)に示すように4スキヤン内でのステッピングモータの
過渡振動(定常速度に至るまでの速度変動)により、レ
ジ位置に到達するまでの時間がΔtズして色ズレが発生
する。また、レジ位置通過後テールエツジまでの定速走
査特性のバラツキは、同図(C)に示すように1回目の
スキャンの速度変動のバラツキが2〜4回目のスキャン
の速度変動のバラツキよりも大きい。したがって、1回
目のスキャンでイエローを現像させると、1回目のスキ
ャンの速度変動のバラツキによる色ズレを目立たないよ
うにすることができる。
第41図は上記した色ズレと電流切換時における時定数
との関係を示している。これによれば、時定数を太き(
するに従い、色ズレ量が大きくなり、IQmsec程度
であれば色ズレ量が許容できる範囲内にあることが判る
。また、この色ズレは高速コピーで顕著になるが、これ
は、第42図に示すように1回目のスキャンでは電流が
時定数をもって立上がるが、それ以降のスキャンでは電
流値が高い状態でスタートするためであり、このように
電流設定条件(ハツチング部)が同一でないため、過渡
振動による位相のズレが大きくなることにより色ズレが
生じる。したがって、1回目のスキャンとそれ以降のス
キャンとで電流設定条件を同一にすることが重要である
以上の結果をまとめると、電流切り換え点での過渡振動
を防止するには、電流切り換えに要する時定数をある値
以上例えばτ≧10m5ecとする必要があり、かつ、
電流切り換えによる色ズレの増加を防止するには、電流
切り換えに要する時定数をある値以下例えば1510m
5ecとする必要がある。このことから、時定数は両者
を満足する値例えばτ=10msec程度が最適となる
さらに、1回目のスキャンとそれ以降のスキャンとで電
流設定条件を同一にすることも重要である。
1回目のスキャンとそれ以降のスキャンとで電流設定条
件を同一にするためには、2回目以降のスキャン時にお
ける電流の立ち上げと立ち下げ時の時定数に対して、1
回目のスキャン時における時定数を変えるように、時定
数の切り換えを行うようにしてもよい。なお、前記時定
数、切換設定電流値は、イメージングユニットの走査条
件、ステッピングモータの負荷条件、仕様等により異な
る。
次に電流切り換え方式の実施例について説明する。
(C)振動防止のための電流切り換え方式第43図は本
発明に係わる電流切換方式の1実施例を示す図であり、
同図(a)が切り換えタイミング、同図(b)は加速終
了から定速域へ移行する際の過渡振動の変化を示してい
る。
まず、同図(a)に示すようにイメージングユニットの
スタート時には、所定の時定数をもって脱調しないで加
速可能なトルクが得られる電流値(フル)までステッピ
ングモータの設定電流を立ち上げ、ステッピングモータ
を速度プロファイルに対応した励磁周波数で駆動し加速
する。加速が終了すると、ステッピングモータの設定電
流をτ=IQmsec程度の時定数で当初の半分程度の
電流値(ハーフ)に切り換える。なお、加速終了は、励
磁周波数の逓倍モードから一定モードに切り換える点に
よって検出できる。その後、イメージングユニットがレ
ジ位置(レジストレーション位置)に到達すると、イメ
ージエリア信号IMAGE AREAがLになり、倍率
と用紙サイズで設定されたスキャンが終了するテールエ
ツジでIMAGE  AREAがHになる。このテール
エツジでステッピングモータの設定電流を再び減速に必
要な電流値(フル)に時定数をもって切り換える。
このように本実施例は、電流の立上がり、下がり共に時
定数をもって電流切り換えを行うものである。
上記のようにして1回目のスキャンが終了すると、引き
続いて2回目のスキャン、さらに3回目以後のスキャン
に移行することになる。現像色Y。
MSC,Kによる4色のフルカラーコピーでは、通常、
Y、M、C1に間でスキャンが移行する間のドウエルタ
イムは極めて短時間であるのに対し、YlMSC,にの
4サイクルコピースキヤンから次の4サイクルコピース
キヤンに移行する間のウェイトタイムは比較的長くなる
。そこで、次のスキャンまでの間の休止時間が短い場合
、電流値は、フルのままとなり、図示ASBのように1
回目のスキャンとそれ以降のスキャンとで電流設定条件
が同一でなくなる。
なお、上記実施例では、加速終了により電流切り換えを
行うようにしたが、加速終了からレジ位置検出までの間
に電流切り換えを行うようにしても同様に、過渡振動を
低減することができる。加速終了点で電流切り換えを行
った場合とレジ位置で電流切り換えを行った場合の過渡
振動の様子を示したのが同図5)である。この切り換え
点による振動抑制効果について考察すると、以下のよう
である。
加速終了点は、先に説明したように励磁周波数の逓倍モ
ードから一定モードへの切り換え点、すなわち定速値と
のクロスポイントとなる。したがって、図の速度波形A
SBのようにこの点から速度の過渡振動が生じる意味で
、切り換え点は、切り換え信号B′のように速度波形に
対して同一となる。これに対して、レジ位置を切り換え
点とする切り換え信号A′は、速度波形へにふいて1回
振動してアンダーシュート側から定速値へ向かう点にな
っているが、機械的な特性の変動や縮拡動作等により常
にこの点になるとは限らない。例えばレールの摺動抵抗
や粘性等が変動した場合や、縮拡コピーにおいて縮拡率
により定速域の速度が変動した場合には、図の速度波形
も変わってくるからである。
電流切り換えを行うことにより与える振動抑制効果は、
オーバーシュートの領域か、アンダーシュートの領域か
、加速モードか、減速モードかによって微妙に異なり、
抑制効果の大きい点と逆に小さい点が存在する。例えば
オーバーシュートの領域の前半は加速状態であり、この
状態でフルからハーフへの電流切り換えを行うと、振動
の抑制力が弱くなる。しかし、オーバーシュートの領域
の後半は減速状態であるので、この状態でフルからハー
フへの電流切り換えを行うと、振動の抑制が有効に作用
する。つまり、振動において、目標とする速度に戻る方
向(減衰側)にあるときにフルからハーフへの電流切り
換えを行うと振動の抑制が有効に作用する。基本的には
、この安定領域の範囲が維持できるように電流の設定、
電流切り換え点の設定を行うことが必要である。
また、トルクと角度からみた安定領域と不安定領域は、
同図(C)に示すようになっており、電流が大きい程ト
ルクが大きくなる。例えばペンタゴン結線の5相ステツ
ピングモータでは、10パルスで1ピツチ送られるので
、±2.5パルス(5パルス)の範囲が安定領域となる
。この安定領域における安定点に対し、電流切り換え点
におけるステッピングモータは、遅れ又は進みが生じ電
流の大きさに応じたトルクが作用する。このトルクによ
る過渡的な振動は、メカ系に影響を及ぼすため、複数回
にわたる走査では、特性にズレが生じやすい。
上記の考察から明らかなようにレジ位置で電流切り換え
を行い、さらに電流変化に時定数を持たせることにより
、電流切り換えに伴うトルクの変化により生じる振動を
低減することはできるが、原稿読取領域に入ってから電
流切り換えを行うため、色ズレの原因となる走査再現性
に問題が残る。
その点、加速終了点を切り換え点とする方式は、同図ら
)の速度波形A、Bを比較しても明らかなようにレジ位
置の切り換え(速度波形A)より過渡振動の減衰が早く
、走査再現性で優れたものといえる。
さらに他の実施例を説明する。
第44図は本発明に係わる電流切換方式の他の実施例を
示し、4回のスキャンを行うカラーコピーに適用する例
を示している。
まず、イメージングユニットのスタート時ニハ、カレン
トダウン信号CurrDownがHとなり、設定電流は
フルに立ち上がる。イメージングユニットを加速し、例
えば所定のクロックCLKをカウントすることによって
加速終了を検知すると、カレントダウン信号CurrD
ownがLとなり、時定数をもって設定電流がハーフに
切り換えられる。その後、イメージングユニットがレジ
位置に移動すると、イメージエリア信号IMAGE  
AREAがLとなり、倍率と用紙サイズで設定されたイ
メージスキャンが終了するテールエツジでイメージエリ
アイ2号IMAGE  AREAがHになると同時に再
びCurrDownがHとなって設定電流がフルに切り
換えられる。そして、イメージングユニットのリターン
が終了しt1秒(例えば50m5ec>後にMOT、P
OWERD。
WN信号がLになると、ステッピングモータに流れる電
流を遮断しステッピングモータを無励磁状態にする。以
下上記処理を繰り返して4回のスキャンを行う。
本実施例に右いては、電流の立ち下げ時のみ時定数をも
って電流の切換を行うため、1回目のスキャンサイクル
とそれ以降のスキャンサイクルとで電流設定条件を同一
にすることができ、電流切換点での過渡振動を防止し、
色ズレを防止できる。
また、イメージングユニットの振動が十分に減衰するの
に必要な時間t1よりも休止時間Tが長い場合に、一旦
電流を遮断させてモータドライバの温度上昇を防止する
ことができる。
第45図は本発明に係わる電流切換方式のさらに他の実
施例を示している。前図の実施例と比較して相違する点
は、各スキャンサイクルにおいて、リターン動作が終了
してt1秒後に、(:urrDownがLとなると、時
定数をもって設定電流をHに切り換える点である。本実
施例においては、休止時間中におけるモータドライバの
温度上昇を防止することは、前図の実施例と同様である
が、休止時間中にも電流を流すことにより、イメージン
グユニットの停止位置を保持することができる。
第46図は本発明に係わる電流切換方式のさらに他の実
施例を示している。前図の実施例が、各スキャンサイク
ルにおいて、リターン動作が終了してt1秒後に、Cu
rrDownがLとなると、時定数をもって設定電流を
ハーフに切り換えるのに対して、本実施例においては、
リターン動作が終了してt2秒(例えば200m5ec
)間、クロックCLKのパルスが入力されない場合に、
モータドライバ内で設定電流をハーフに低下させるもの
である。本実施例においては、休止時間中、或いはイメ
ージングユニットが何らかの原因で長時間停止するよう
な異常時に、モータドライバの温度上昇を防止すること
ができる。
(III−3)イメージングユニット (A)全体構成 第48図は前記イメージングユニット37の断面図を示
す。
第48図において、原M220は、プラテンガラス31
上に読み取られるべき画像面が下向きになるようにセッ
トされ、イメージングユニット37は、その下面を図示
矢印方向へ移動して昼光色蛍光灯222および反射鏡2
23により原稿面を露光する。そして、原稿220から
の反射光をセルフォックレンズ224、シアンフィルタ
225を通過させることにより、CCDラインセンサ2
26の受光面に正立等倍像を結像させる。セルフォック
レンズ224は4列のファイバーレンズからなる複眼レ
ンズであり、明るく解像度が高いために、光源の電力を
低く抑えることができ、またコンパクトになるという利
点を有する。また、イメージングユニット37には、C
CDセンサドライブ回路、CCDセンサ出力バッファ回
路等を含む回路基板227が搭載される。なお、228
はランプヒータ、229は制御信号用フレキシブルケー
ブル、230は照明電源用フレキシブルケーブルを示し
ている。ラインセンサ226が固定されたハウジング3
7aには、その下部に回路基板227が取付けられると
共に、回路基板227とハウジング37a間に突出部2
50bを有する放熱板250が取付けられ、さらに放熱
板250を覆うように電磁シールド用のパンチングメタ
ル251が取付けられている。回路基板227には、ド
ライブ用ICチップ252が配設され、ラインセンサ2
26は、接続用ピン226aにより回路基板227に電
気的に接続されている。
第49図は前記昼光色蛍光灯222の詳細図を示し、ガ
ラス管222aの内面には、反射膜222bがアパーチ
ャ角α(50度程度)の面を除いて形成され、さらにそ
の内面に蛍光M″222cが形成されている。これによ
り、蛍光灯222の光量を効率良く原稿面に照射させる
ことで、消費電力の低減を図っている。なお、内面全面
に蛍光膜222Cを形成し、アパーチャ角の面を除いた
面に反射膜222bを形成する理由は、光量は減少する
ものの水銀の輝線のピークを減少させるためである。ま
た、蛍光灯222の外周面にはランプヒータ228、ヒ
ートシンク(放熱部材)222dが設けられ、サーミス
タ222eの温度検知により、ランプヒータ228およ
びクーリングファンの制御を行っている。
(B)CCDラインセンサ 第50図は前記CCDラインセンサ226の配置例を示
し、同図(a)に示すように、5個のラインセンサ22
6a〜226eを主走査方向Xに千鳥状に配置している
。これは一本のラインセンサにより、多数の受光素子を
欠落なくかつ感度を均一に形成することが、ウェハーの
サイズ、歩留まり、コスト的に困難であり、また、複数
のラインセンサを1ライン上に並べた場合には、ライン
センサの両端まで画素を構成することが困難で、読取不
能領域が発生するからである。
このラインセンサ226のセンサ部は、同図(b)に示
すように、ラインセンサ226の各画素の表面にR,G
、Bの3色フィルタをこの順に繰り返して配列し、隣り
あった3ビツトで読取時の1画素を構成している。各色
の読取画素密度を16ドツト/叩、1チツプ当たりの画
素数を2928とすると、■チップの長さが2928/
(16x3)=61市となり、5チップ全体で61X5
=305印の長さとなる。従って、これによりA3版の
読取りが可能な等倍系のラインセンサが得られる。また
、R,G%Bの各画素を45度傾けて配置し、モアレを
低減している。
このように、複数のラインセンサ226a〜226eを
千鳥状に配置した場合、隣接したラインセンサが相異な
る原稿面を走査することになる。
すなわち、ラインセンサの主走査方向Xと直交する副走
査方向Yにラインセンサを移動して原稿を読み取ると、
原稿を先行して走査する第1列のラインセンサ226b
、226dからの信号と、それに続く第2列のラインセ
ンサ226a、226c、226eからの信号との間に
は、隣接するラインセンサ間の位置ズレに相当する時間
的なズレを生じる。
(C)千鳥補正 そこで、複数のラインセンサで分割して読み取った画像
信号から1ラインの連続信号を得るためには、少なくと
も原稿を先行して走査する第1列のラインセンサ226
b1226dからの信号を記憶せしめ、これを第2列の
ラインセンサ226a、226c、226eからの信号
出力に同期して読み出す、千鳥補正が必要となる。この
場合、例えば、ズレ量が250μmで、解像度が■6ド
ツト/ff111であるとすると、4ライン分の遅延が
必要となる。
また、一般に画像読取装置における縮小拡大は、主走査
方向はビデオ回路中での間引き水増し、その他の処理に
より行い、副走査方向はイメージングユニット37の移
動速度の増減により行っている。そこで、画像読取装置
における読取速度(単位時間当たりの読取ライン数)は
固定とし、移動速度を変えることにより副走査方向の解
像度を変えることになる。すなわち、例えば縮拡率10
0%時に解像度が16ドツ)/1u11であれば、の如
き関係となる。従って縮拡率の増加につれて解像度が上
がることになり、よって、前記の千鳥配列の差250μ
mを補正するための必要ラインメモリ数も増大すること
になる。第51図は縮拡率とズレ量との関係を示し、縮
拡率の変化により1画素ズレる毎に1ラインを補正して
いる。lライン毎の補正に最大31μmのズレ量を生じ
るが、出力される画像に影響は見られない。
(I[[−4)ビデオ信号処理回路 (A)ビデオ信号処理系の構成概要 法に第51図によりCCDラインセンサ226を用いて
、カラー原稿をR,GSB毎に反射率信号として読み取
り、これをデジタル値の濃度信号に変換するためのビデ
オ信号処理回路について説明する。
第51図において、読取データ調整・変換回路232は
、アナログのビデオ信号をサンプルホールドし、ゲイン
調整、オフセット調整してデジタル信号に変換するもの
であり、サンプルホールド回路232a、ゲイン調整回
路A G C(AIITOMATICGAIN C0N
TR0L) 232 b 、オフセット調整回路AOC
(AuTOMATIC0FSBT  C0NTR0L 
 )  2 3 2  c 。
A/D変換回路232dからなる。CCDラインセンサ
の白色信号(白色基準板の読み取り信号)と黒色信号(
暗時の出力信号)は、通常各チップにより、またチップ
内の各画素によりバラツキがある。ゲイン調整回路AG
C232bでは、各チャンネルの白色信号の最大値(ピ
ーク値)を基準値、例えば256階調でr200」に揃
え、オフセット調整回路AOC232cでは、黒色俳号
の最小値を基準値、例えば256階調で「10」に揃え
るようにしている。つまり、オフセット調整回路AOC
232Cでは、最小値がA/D出力レベルの基準値より
大きいとその基準値まで下げ、チャンネル2のように最
小値がA/D出力レベルの基準値より小さいとその基準
値まで上げる。
ITG (I IT  Timing Generat
or) 238は、千鳥補正を行う遅延量設定回路23
3及び分離合成回路234の制御を行うものであり、V
CPU74aにより設定されたレジスタの内容に応じて
千鳥補正の遅延量を制御し、5ラヤンネルのCCDライ
ンセンサ226の出力のタイミングを調整し、B、G、
Rの色分解信号に分配するための制御を行う。ITG2
38には、倍率値に対応した千鳥補正量を設定するレジ
スタ、■PSパイプラインの遅延補正値を設定するレジ
スタ、主走査方向レジ補正値を設定するレジスタ、主走
査方向の有効画素幅を設定するレジスタ、千鳥補正調整
値を設定するレジスタ、ダーク出力タイミング調整値を
設定するレジスタ、等が用意されている。
そして、パワーオン時に倍率100%に対応する「4」
が千鳥補正量としてレジスタに設定され、スタート時に
選択倍率に応じた千鳥補正量が決定され設定される。
遅延量設定回路233は、第49図及び第50図で説明
したようなCCDラインセンサ226の副走査方向の取
り付けずれ量を補正する、所謂千鳥補正回路である。F
IFO構成のラインメモリからなり、原稿を先行して走
査する第1列のccDラインセンサ226b、226d
からの信号を記憶し、それに続く第2列のCCDライン
センサ226 a s 226 c s 226 eか
らの信号出力に同期して出力するものであり、ITG2
38における縮拡倍率に応じた遅延量の設定にしたがっ
て遅延ライン数を制御するものである。
分離合成回路234は、各チャンネルのBGRBGR・
・・・・・と連なる8ビツトデータ列をRlG。
Bに分離してラインメモリに格納した後、各チャンネル
の信号をR%GSB別にシリアルに合成して出力するも
のである。
変換テーブル236は、第53図(a)に示すような反
射信号から濃度信号に変換するための対数変換テーブル
LUTrlJと同図ら)に示すようなスルーの変換テー
ブルLUTrOJの2枚のテーブルを有し、例えばRO
Mに格納したものである。
そして、原稿を読み取った反射率のRSG、B信号を記
録材料の量(例えばトナー量)に対応する濃度のR,G
、B信号に変換する。
シェーディング補正部235.237は、シェーディン
グ補正回路235a、237aとSRAM235b12
37bからなり、画素ずれ補正や、シェーディング補正
、画像データ人力調整等を行うものである。
画素ずれ補正は、画素データ間の加重平均を行う処理で
あり、前述したように信号処理回路においては、R,G
SBのデータをパラレルに取り込んでいるが、第49図
ら)に示すようにRSGSHのフィルタ位置がずれてい
るために、同一画素におけるR、G、Bの出力は、第5
4図(a)に示すようにずれが生じ、黒線Kを読み込ん
だときこれがずれてしまう。そのために重みづけ平均化
処理により、Rを2/3画素分右方向ヘシフトさせ、B
を1/3画素分右方向ヘシフトさせることにより、同図
(b)に示すように黒線Kを一致させる。例えばn画素
目の人力データをり、、、出力データをd、。
とすると、第54図に示すようにR,G、B信号に応じ
て d、=D、、(補正しない) dl、= (DI、−+ +2D11)/3a+、= 
(2D、、−+ +Dn ) /3のパターンを選択す
る。
シェーディング補正は、画素ずれ補正後の画像入力デー
タから基準データとしてSRAMに書き込まれた画像デ
ータを減算して出力する処理であり、光源の配光特性や
光源の経年変化によるバラツキ、反射鏡等の汚れ等に起
因する光学系のバラツキ、CCDラインセンサの各ビッ
ト間の感度のバラツキを補正する。シェーディング補正
回路235aは、変換テーブル236の前段に接続され
てダークレベル(蛍光灯を消灯したときの暗時出力)に
対する補正を行い、シェーディング補正回路237aは
、変換テーブル236の後段に接続されて白色基準板の
読み取り出力に対する補正を行っている。したがって、
基準データとしては、暗時出力データと白色基準板の読
み取りデータがそれぞれのSRAMに書き込まれる。
(B)ビデオ信号処理系の動作概要 法に、画像信号の流れに沿って回路の動作概要を説明す
る。
まず、原稿がイメージングユニット37内の5個のCC
Dラインセンサ226によりCHI〜CH5からなる5
チヤンネルに分割して読み取られ、それぞれのチャンネ
ルから第52図に示すようなRGBRGB・・・・・・
のシリアル信号が送出される。
このシリアル信号は、前段増幅回路231で所定レベル
に増幅された後、サンプルホールド回路5H232aに
おいて、サンプルホールドパルスSHPでホールドされ
ノイズが除去される。このホールドされた信号は、ゲイ
ン調整回路AGC232b、オフセット調整回路AOC
232cを通してゲイン及びオフセットが調整されA/
D変換回路232dでデジタル信号に変換される。そし
て、シリアルのRGBRGB・・・・・・デジタル信号
は、遅延量設定回路233で各チャンネルでライン同期
し、分離合成回路234で各チャンネル毎にRGBが分
離された後、各チャンネルのRを合成したシリアルのデ
ジタル信号、各チャンネルのGを合成したシリアルのデ
ジタル信号、各チャンネルのBを合成したシリアルのデ
ジタル信号が生成されシェーディング補正回路に送出さ
れる。シェーディング補正回路では、その時々のモード
に応じて画像人力データに対する処理を行う。
また、上記のようなコピースキャンモードとは別に色検
知サンプルスキャンモードがあるが、このモードでは、
まず、色検知指定点にIITキャリッジを移動させ、原
稿読み取り濃度データをSRAMに書き込む。そして、
指定画素のデータをVCPU74 aに取り込む。この
色検知シーケンスをもう少し詳しく説明すると、色検知
シーケンスでは、IITキャリッジを指定点まで移動し
て50m5経過するとITG785にWHTREFが発
行され、IPSのラインシンク信号IPS−LSに同期
してSRAMへの書き込み処理が行われる。そして、次
のラインシンク信号IPS−LSでITGからWHTI
NT信号が発行されてVCPU784のRAMへ指定点
の画素データが転送される。上記50m5は、IITキ
ャリッジの振動が止まり静止する時間である。この色検
知は、指定点から主走査方向に5画素、副走査方向に5
画素が対象となる。したがって、SRAMへ書き込まれ
た主走査方向lラインの画素データから指定点とそれに
続く5点の画素データをVCPU74aのRAMに読み
込み、さらにIITキャリッジを1パルスずつ4回移動
して同様に5点ずつ画素データの読み込み処理を行う。
以上は指定点が1点の場合の処理である。したがって、
指定点が複数ある場合には、それぞれの指定点について
同様の処理が繰り返し行われることになる。
(C)読取データの調整 CCDラインセンサで読み取った信号レベルは、光源か
ら原稿に光を照射しその反射信号を読み取るため、反射
率に対応し白くなる程高くなる。したがって、例えばA
/D変換回路における入力レンジがO〜2.5vに対し
1バイト、8ビツトの0〜255に変換される場合には
、白色基準板を読み取った信号レベルを2.5Vに近い
値とすることにより原稿の読み取り精度を上げることが
できる。そこで、白色基準板を読み取った信号レベルを
2.0V程度になるようにゲインを調整し、これを25
6等分してデジタル信号に変換するようにしているが、
蛍光灯の光量が使用とともに低下してくると、同じ白色
基準板を読み取った信号でも徐々にレベルが低下し、1
ビツト当たりの分解能が落ちてくることになる。白色基
準板の反射率は、80%程度であるので、この読み取り
信号レベルをもっと上げて例えば2.3Vにすると、原
稿の明るい白で飽和してしまうという間頚がある。
ゲイン調整AGCは、このような場合にも安定した分解
能が得られるようにするものであり、白色基準板を読み
取った信号のレベルを例えば2゜0■にした場合には、
常にこの値に維持されるようにゲインを調整し、センサ
感度のバラツキのあるチップにおいて最適なゲインを設
定するものである。
また、蛍光灯を消した状態においてCCDラインセンサ
から出力される信号レベル(暗時出力レベル、ダークレ
ベル)は最低値を示すことになる。
このダークレベルは、1チツプでもフラットではなく種
々のカーブを描き、また、チップ間でも最低レベルが異
なっている。そこで、ゲタをはかせてこのダークレベル
の最低値を一定の値まで持ち上げ保証するのがオフセッ
ト調整AOCである。
ゲイン調整では、まず、白色基準板の読み取りデータを
例えば白色シェーディング回路のSRAMに書き込む。
しかる後VCPU74aは、このSRAMから所定の画
素間隔で読み取りデータをサンプリングし、各チップ毎
に最大値を求める。
そして、この最大値が所定の出力、例えば256階調で
200になるようなゲインを設定する。また、オフセッ
ト調整では、同様に、暗時出力を白色シェーディング補
正回路のSRAMに書き込んだ後、VCPU74 aが
このSRAMから所定の画素間隔で読み取りデータをサ
ンプリングし、各チップ毎に最小値を求める。そして、
この最小値が所定の出力、例えば256階調で10にな
るようなオフセット値を設定する。
しかし、これだけでは、各画素間、チップ端でのレベル
が揃わず、また、濃度の高い領域で画像が粗くなったり
、線が入ったりする。ΔVダーク補正は、このようなダ
ークレベルでの画素単位のバラツキを補正するものであ
り、ホワイトシェーディング補正は、ホワイトレベルで
の画素単位のバラツキを補正するものである。
ΔVダーク補正では、暗時出力を白色シェーディング補
正回路のSRAMに書き込んだ後、VCPUT4aがこ
のSRAMのデータを読み込み、これを4回繰り返して
行い積算して平均値を求めることにより、これをダーク
シェーディング補正回路のSRAMに書き込む。したが
って、これらの調整時には、VCPIJ? 4 aによ
り第53図(社)に示すスルーの変換テーブルが選択、
設定されていることになる。
さらに、上記のようにしてゲイン調整、オフセット調整
、ΔVダーク補正を行うと、コピー動作に移行可能とな
る。コピー動作では、対数変換テーブルを選択し、まず
、コピーサイクルへの移行に先立って白色シェーディン
グ補正回路のSRAMに対する基準データの書き込み処
理が行われる。
これは、上記各調整が行われた状態でかつΔVダーク補
正を行った上での白色基準板の読み取りデータを書き込
む処理である。したがって、このSRAMに書き込まれ
たデータは、白色基準板の読み取りデータをDW%ダー
クシェーディング補正回路のSRAMに書き込まれた補
正データをDI。
とすると、 ’Og(Dw  D口) となる。
そこで、白色シェーディング補正回路でこのSRAMに
設定したデータと実際のコピーサイクルで原稿読み取り
データとの差をとると、原稿読み取りデータD8は、ま
ず、ダークシェーディング補正回路でΔVダーク補正さ
れるので、l og (DX  Do )   l o
g (DIl  DIl )となる。つまり、ダークシ
ェーディング補正回路、白色シェーディング補正回路に
よる補正の結果、濃度信号としては、 l og (DX  DO)   l og (Dw 
−Do )の補正処理をすることになり、反射信号では
、D、−D。
の補正処理をすることになる。
このように黒色信号に基づいて補正を行うΔVダーク補
正は、対数変換前の反射信号に対して行い、白色に基づ
いて補正を行うシェーディング補正は、対数変換後の濃
度データに対して行うことにより、補正値を少なくし補
正効率をよくしている。また、SRAMを用いて1ライ
ン分の補正データを格納し、このデータを減算して補正
処理を行うことによって、汎用の全加算器ICを用いる
ことができ、演算処理を簡単に行うことができる。
したがって、従来のように複雑かつ大規模な回路でハー
ドロジック除算器を組む必要もない。
(II[−5)IITのコントロール I ITIJモートは、各種コピー動作のためのシーケ
ンス制御、サービスサポート機能、自己診断機能、フェ
イルセーフ機能を有している。そして、IITのシーケ
ンス制御は、通常スキャン、サンプルスキャン、イニシ
ャライズに分けられる。■IT制御のための各種コマン
ド、パラメータは、SYSリモート71よりシリアル通
儒で送られてくる。
第55図(a)は通常スキャンのタイミングチャートを
示している。
通常スキャンでは、スキャン長データとして用紙長と倍
率が0〜432fl(Is■ステップ)により設定され
、スキャン速度が倍率(50%〜400%)により設定
され、プリスキャン長(停止位置からレジ位置までの距
離)データも倍率(50%〜400%)により設定され
る。
通常スキャンは、まず、スキャンコマンドを受信すると
、FL−ON信号により蛍光灯を点灯させると共に、5
CN−RDY信号によりモータドライバをオンさせ、所
定のタイミング後シェーディング補正パルスWHT−R
EFを発生させてスキャンを開始する。レジ位置に達す
ると、イメージエリア信号IMG−AREAが所定のス
キャン長分ローレベルとなり、これと同期してIIT−
PS(”号をIPSに出力する。
第55図(6)はサンプルスキャンのタイミングチャー
トを示している。
サンプルスキャンは、色変換時の色検知、F/Pを使用
する時の色バランス補正およびシェーディング補正に使
用される。このサンプルスキャンでは、レジ位置からの
停止位置、移動速度、微小動作回数、ステップ間隔のデ
ータにより、まず、イメージングユニットを目的のサン
プル位置まで移動して一時停止させ、または微小動作を
複数回繰り返した後、停止させてサンプルデータの採取
を行う。
第55図(C)はイニシャライズのタイミングチャート
を示している。
IITのイニシャライズでは、電源オン時にSYSリモ
ートよりコマンドを受信すると、レジセンサの確認、レ
ジセンサによるイメージングユニット動作の確認、レジ
センサによるイメージングユニットのホーム位置の補正
を行う。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、イメ
ージスキャン時にステッピングモータの電流値を減少さ
せるように切り換えるため、定速域での電流を適正な値
にすることができ、原稿走査機構の騒音、振動を低減す
ることができると共に、モータドライバの温度上昇、電
力消費を少なくすることができる。
また、電流切り換えを加速終了後に行うので、原稿読取
領域に入る前に過渡振動量を速やかに抑制することがで
きる。しかも、加速終了点で電流切り換えを行うと、励
磁信号から切り換え点を容易に求めることができ、常に
同じ切り換え点を設定することができるので、レジ位置
で切り換えるよりも切り換え後の過渡振動が一様になり
、走査再現性を高めることができる。さらには、電流切
換時に最適な時定数をもたせることにより、電流切換時
における過渡振動を減少させると共に、過渡振動の位相
のズレも減少させることができ、色ズレ、画像歪みのな
い再現性に優れた走査特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録装置における振動防止方
式の1実施例を示す図、第2図は本発明が適用されるカ
ラー複写機の全体構成の1例を示す図、第3図はハード
ウェアアーキテクチャ−を示す図、第4図はソフトウェ
アアーキテクチャ−を示す図、第5図はコピーレイヤを
示す図、第6図はステート分割を示す図、第7図はパワ
ーオンステートからスタンバイステートまでのシーケン
スを説明する図、第8図はプロダレスステートのシーケ
ンスを説明する図、第9図はダイアグノスティックの概
念を説明する図、第10図はシステムと他のリモートと
の関係を示す図、第11図はシステムのモジュール構成
を示す図、第12図はジョブモードの作成を説明する図
、第13図はシステムと各リモートとのデータフロー、
およびシステム内子ジュール間データフローを示す図、
第14図はIPSのモジュール構成概要を示す図、第1
5図は[’Sを構成する各モジュールを説明するための
図、第16図はIPSのハードウェア構成例を示す図、
第17図はIOTの概略構成を示す図、第18図は転写
装置の構成例を示す図、第19図はディスプレイを用い
たUIの取り付は例を示す図、第20図はUIの取り付
は角や高さの設定例を説明するための図、第21図はU
Iのモジュール構成を示す図、第22図は01のハード
ウェア構成を示す図、第23図はUICBの構成を示す
図、第24図はEPIBの構成を示す図、第25図はデ
ィスプレイ画面の構成例を示す図、第26図はF/Pの
斜視図、第27図はM/Uの斜視図、第28図はネガフ
ィルムの濃度特性および補正の原理を説明するための図
、第29図はF/Pの構成を概略的に示すとともに、F
/PとM/UおよびIITとの関連を示す図、第30図
は操作手順およびタイミングを説明するための図、第3
1図はイメージングユニット駆動機構の斜視図、第32
図は第31図の要部断面図、第33図(a)は箱体の断
面図、第33図(b)はサンドイッチ鋼板の断面図、第
33図(C)は箱体の組立図、第34図(a)はステッ
ピングモータのドライブ回路図、同図(b)は励磁シー
ケンスを示す図、同図(C)はドライバーの制御回路図
、第35図はイメージングユニットによるスキャンサイ
クルを説明するための図、第36図はステッピングモー
タの特性を示す図、第37図はステッピングモータの電
流と振動の関係を示す図、第38図は切換電流と振動の
関係を示す図、第39図は電流切換時における時定数と
振動の関係を示す図、第40図はカラーコピにおける色
ズレの原因を説明するための図、第41図は電流切換時
における時定数と色ズレの関係を示す図、第42図は各
スキャン時の電流設定条件を説明するための図、第43
図は本発明に係わる電流切換方式の1実施例を説明する
ための図、第44図、第45図および第46図は電流切
換方式の他の実施例を説明するための図、第47図はイ
メージングユニットの断面図、第48図は蛍光灯の断面
図、第49図(a)はCCDラインセンサの配置例を示
す図、同図ら)はカラーフィルタの配置例を示す図、第
50図は縮拡率と読取ズレ量の関係を示す図、第51r
gJはビデオ信号処理回路図、第52図は出力波形を示
す図、第53図は変換テーブルを示す図、第54図は画
素ズレ補正を説明する図、第55図はIITのコントロ
ールモードを説明するための図である。 1・・・ステッピングモータ、2・・・イメージングユ
ニット、3・・・ドライブ電流制御手段、4・・・切り
換え手段。 出 願 人   富士ゼロックス株式会社代理人 弁理
士 阿 部 龍 吉(外5名)第1図 第5図(b) 第5図(C) カウンタ3              o−−−−−
−−−−−−−−p第5図(d) PR−TRUE :1 10T−LS  ↓;+↓↓↓ 11番↓↓  ↓↓↓
↓↓↓−1呻T。 、−1T3I− 第5図(e) e’zlll(LH:       :■I■612・
・ ; !Ts仝 血胤無帥 i 第6図 第10図 4−−−−−−m−: シリアル通τ:イシヲーフエイ
ス鴫−m−−:  モジュール間インターフエイス第1
2図 (久) (b) 第15図 (f) 第15図 (i) ■C−−j−ヒーー (【) (縮)1\)            (1ジク!人 
)第15図 (n) 第15図 (p) (q) 第16図 (C) 第17図 口二二]゛41041□/=ニニ] 第18図(a) 第18図(b) 亮21図 第22図 席25図 第26図 第27図 t21,632         629第31図 Z(J2(2(JJ) 第33図(C) d 第34図 (a) (b) ステ9プ Hり 11 1  IQ  +  2 3ン
7!:l           274第35図 (a) (b) 第36図 第37図 励RITI漢表 (PPS) 第38図 1″j:4荊邊ILlu:Lfi色+A)時定数(ms
ec) 第40図 乙し くし) (C) REGI       X        TAILE
DGE第41図 電+L初瑣傅定改 第43図(a) T:iルり 第47図(α) 第48図(b) 第49図 (b) 第50図 第52図 (に)2322  G+  ” B+  ” 82−”
2−二”3  Rt(ε) 232”  G+ B+ 
 FIT 02 82  R2G3 83  R3第5
3図 (し) 第54図 (a)            (b)第55図(a) 第55図(b) 第55図(C)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステッピングモータにより原稿読取領域が定速域
    となるフォワードスキャンモードと高速でリターンする
    バックスキャンモードでイメージングユニットを往復駆
    動して原稿を走査する画像記録装置において、ステッピ
    ングモータのドライブ電流制御手段を備え、定速域でス
    テッピングモータのドライブ電流の値を加速域での値よ
    り小さい値に設定し切り換えるようにしたことを特徴と
    する画像記録装置における振動防止方式。
  2. (2)フォワードスキャンモードにおいてイメージング
    ユニットがレジストレーション位置に到達する前にドラ
    イブ電流の値を切り換えることを特徴とする請求項1記
    載の画像記録装置における振動防止方式。
  3. (3)フォワードスキャンモードの加速終了以後にドラ
    イブ電流の値を切り換えることを特徴とする請求項1記
    載の画像記録装置における振動防止方式。
  4. (4)加速終了後の過渡振動において減衰側にあるとき
    にドライブ電流の値を切り換えることを特徴とする請求
    項3記載の画像記録装置における振動防止方式。
  5. (5)フォワードスキャンモードのテールエッジでドラ
    イブ電流の値を切り換えることを特徴とする請求項1記
    載の画像記録装置における振動防止方式。
  6. (6)切り換えは、所定の時定数をもたせて行うことを
    特徴とする請求項1記載の画像記録装置における振動防
    止方式。
  7. (7)加速終了以後の切り換え時のみ所定の時定数をも
    たせることを特徴とする請求項6記載の画像記録装置に
    おける振動防止方式。
  8. (8)前記時定数は、電流切換点で生じる過渡振動が最
    小になるように設定することを特徴とする請求項6又は
    7記載の画像記録装置における振動防止方式。
  9. (9)原稿を複数回走査する際の各走査の電流設定条件
    を同一にすることを特徴とする請求項7または請求項8
    記載の画像記録装置における振動防止方式。
  10. (10)電流の立ち上げおよび電流の立ち下げ時の時定
    数を変えることにより電流設定条件を同一にすることを
    特徴とする請求項9記載の画像記録装置における振動防
    止方式。
  11. (11)バックスキャンモードとフォワードスキャンモ
    ードとの間で一旦電流を遮断することを特徴とする請求
    項1記載の画像記録装置における振動防止方式。
  12. (12)フォワードスキャンモードとバックスキャンモ
    ード間に休止期間を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の画像記録装置における振動防止方式。
  13. (13)イメージングユニットの休止時間中に電流切換
    を行うことを特徴とする請求項5記載の画像記録装置に
    おける振動防止方式。
  14. (14)フォワードスキャンモードは、定速域の原稿読
    取領域の前後を一定の加速度で加減速することを特徴と
    する請求項1記載の画像記録装置における振動防止方式
  15. (15)励磁周波数を逓倍しつつパルス数を所定数ずつ
    増減する台形プロファイルにより加減速することを特徴
    とする請求項14項記載の像記録装置における振動防止
    方式。
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