JPH0228445B2 - Kobutsushitsusenibannoseizohoho - Google Patents
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- JPH0228445B2 JPH0228445B2 JP14110386A JP14110386A JPH0228445B2 JP H0228445 B2 JPH0228445 B2 JP H0228445B2 JP 14110386 A JP14110386 A JP 14110386A JP 14110386 A JP14110386 A JP 14110386A JP H0228445 B2 JPH0228445 B2 JP H0228445B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、表面に虫食い状の模様と多数の小さ
な空孔とが混在した鉱物質繊維板の製造方法に関
するものである。
な空孔とが混在した鉱物質繊維板の製造方法に関
するものである。
(従来技術とその問題点)
鉱物質繊維板は、防火性、断熱性、吸音性に優
れていることから、天井材その他の建材として広
く使用されている。
れていることから、天井材その他の建材として広
く使用されている。
このような鉱物質繊維板の製造方法としては、
一般に、連続湿式抄造法、或いはペースト法が知
られている。
一般に、連続湿式抄造法、或いはペースト法が知
られている。
しかしながら、前者の連続湿式抄造法によれ
ば、曲げ強度の大きい鉱物質繊維板が得られる利
点を有する反面、表面が無模様となるから化粧性
に劣るという欠点があり、そのため、その表面に
エンボス等による虫食い模様を形成することが行
われているが、機械的に付されるために不自然な
模様となり、より自然な模様にするためには種々
の工程を組合わせる必要がある。
ば、曲げ強度の大きい鉱物質繊維板が得られる利
点を有する反面、表面が無模様となるから化粧性
に劣るという欠点があり、そのため、その表面に
エンボス等による虫食い模様を形成することが行
われているが、機械的に付されるために不自然な
模様となり、より自然な模様にするためには種々
の工程を組合わせる必要がある。
一方、後者のペースト法によれば、繊維板表面
に多数の自然感のある空孔が得られて化粧性に優
れたものであるが、この方法で得られた鉱物質繊
維板は曲げ強度が小さく、又、連続生産ができな
いという問題点がある。
に多数の自然感のある空孔が得られて化粧性に優
れたものであるが、この方法で得られた鉱物質繊
維板は曲げ強度が小さく、又、連続生産ができな
いという問題点がある。
従つて、前者の連続湿式抄造法で得られた鉱物
質繊維マツトを乾燥してなる繊維基板上にペース
ト層による模様を形成すれば、機械的強度が大で
且つ意匠的にも良好な鉱物質繊維板が得られに筈
であるが、ペースト法で使用されるペーストの粘
度は極めて高いために、繊維基板の表面にペース
ト層を一体に形成することが困難であり、別個に
作製したのち一体化を図らなければならないの
で、製造に手間を要すると共に連続生産ができな
い等の問題点があつた。
質繊維マツトを乾燥してなる繊維基板上にペース
ト層による模様を形成すれば、機械的強度が大で
且つ意匠的にも良好な鉱物質繊維板が得られに筈
であるが、ペースト法で使用されるペーストの粘
度は極めて高いために、繊維基板の表面にペース
ト層を一体に形成することが困難であり、別個に
作製したのち一体化を図らなければならないの
で、製造に手間を要すると共に連続生産ができな
い等の問題点があつた。
(発明の目的)
本発明は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、機械的強度が優れていると共に表面には
自然的造形感に富んだ虫食い状の凹模様を有する
繊維板を連続的に且つ能率良く製造できる鉱物質
繊維板の製造方法を提供するものである。
もので、機械的強度が優れていると共に表面には
自然的造形感に富んだ虫食い状の凹模様を有する
繊維板を連続的に且つ能率良く製造できる鉱物質
繊維板の製造方法を提供するものである。
(発明の構成)
上記目的を達成するために、本発明における第
一の発明の鉱物質繊維板の製造方法は、連続抄造
法で得られた湿潤状態の鉱物質繊維マツト上に細
かい気泡を含む鉱物質繊維ペースト層を設け、こ
のペースト層の表面を鉱物質繊維マツトの搬送速
度とは異なる周速度で回転しているロールにより
摺擦してズラシ模様を形成することを特徴とする
ものであり、又第二の発明の鉱物質繊維板の製造
方法は、上記ロールによるズラシ模様の形成後、
又は形成に先立つてペースト層表面にピン等の凸
部を有する型材を押し当ててペースト層表面に多
数の凹模様を形成することにより任意形状の開口
部を有する虫食い状模様を設け、しかるのち加
熱、乾燥することを特徴とするものである。
一の発明の鉱物質繊維板の製造方法は、連続抄造
法で得られた湿潤状態の鉱物質繊維マツト上に細
かい気泡を含む鉱物質繊維ペースト層を設け、こ
のペースト層の表面を鉱物質繊維マツトの搬送速
度とは異なる周速度で回転しているロールにより
摺擦してズラシ模様を形成することを特徴とする
ものであり、又第二の発明の鉱物質繊維板の製造
方法は、上記ロールによるズラシ模様の形成後、
又は形成に先立つてペースト層表面にピン等の凸
部を有する型材を押し当ててペースト層表面に多
数の凹模様を形成することにより任意形状の開口
部を有する虫食い状模様を設け、しかるのち加
熱、乾燥することを特徴とするものである。
(実施例)
本発明の実施例を図面について説明すると、ロ
ツクウールやスラグウール等の鉱物質繊維を主体
とし、これに、必要に応じて適宜な骨材及び故紙
パルプ等を混入し、さらに、スターチ等のバイン
ダーを適量添加してなるスラリーを丸網抄造機或
いは長網抄造機等の公知な手段を使用して常法に
より連続湿式抄造し、湿潤状態の鉱物質繊維マツ
ト1を得る。
ツクウールやスラグウール等の鉱物質繊維を主体
とし、これに、必要に応じて適宜な骨材及び故紙
パルプ等を混入し、さらに、スターチ等のバイン
ダーを適量添加してなるスラリーを丸網抄造機或
いは長網抄造機等の公知な手段を使用して常法に
より連続湿式抄造し、湿潤状態の鉱物質繊維マツ
ト1を得る。
一方、鉱物質繊維に適量のスターチ等の結合
剤、増粘剤並びに必要応じて発泡剤を混合し、こ
の混合物の固形分100に対して清水180〜250部を
加えた後、混練して細かい気泡を含むペーストを
得る。
剤、増粘剤並びに必要応じて発泡剤を混合し、こ
の混合物の固形分100に対して清水180〜250部を
加えた後、混練して細かい気泡を含むペーストを
得る。
鉱物質繊維ペーストを混練する際における前述
の増粘剤としては、本実施例では、アクリルモノ
マーなどの合成樹脂モノマーをアルカリ反応させ
たもので、比較的高粘度タイプ(例えばSCP3000
〜5000)のものを使用している。
の増粘剤としては、本実施例では、アクリルモノ
マーなどの合成樹脂モノマーをアルカリ反応させ
たもので、比較的高粘度タイプ(例えばSCP3000
〜5000)のものを使用している。
尚、増粘剤は元々攪拌時に気泡を噛み込み易い
性質を持つていて、強く攪拌をした場合にはこの
気泡噛み込み現象がより顕著になり、発泡剤とし
ての機能も兼ね備えている。
性質を持つていて、強く攪拌をした場合にはこの
気泡噛み込み現象がより顕著になり、発泡剤とし
ての機能も兼ね備えている。
通常、増粘剤の添加は、低速攪拌によつて徐々
に添加することが一般的である。勿論これに限ら
れる事はないが本実施例では、前述の強攪拌によ
る気泡噛み込み現象を主として利用している。
に添加することが一般的である。勿論これに限ら
れる事はないが本実施例では、前述の強攪拌によ
る気泡噛み込み現象を主として利用している。
又、前述のように増粘剤に発泡剤の機能を付加
して使用する場合で、混合物の鉱物質繊維固形分
100に対して清水180〜250部を加えた状態の場合、
ペーストは半ウエツトのカール状でカール繊維中
には穴〓が残つていてこの状態で増粘剤を添加す
るとペースト内の気泡を封入し、放散することな
くペースト内に気泡が含まれることになる。
して使用する場合で、混合物の鉱物質繊維固形分
100に対して清水180〜250部を加えた状態の場合、
ペーストは半ウエツトのカール状でカール繊維中
には穴〓が残つていてこの状態で増粘剤を添加す
るとペースト内の気泡を封入し、放散することな
くペースト内に気泡が含まれることになる。
又、必要に応じて使用される発泡剤としては、
例えば、炭酸塩(重そう、炭酸水素ナトリウム
など)アンモニウム塩、などの無機系発泡剤
や、PVC、EVA、PE、フエノールなど、130〜
150℃で反応する発泡性合成樹脂などがある。尚、
ガスを発生させる炭酸塩などの発泡剤は、気泡の
放散を防止する増粘剤と共に使用され、この場合
は、混合物の鉱物質繊維固形分に対して増粘剤を
1〜2重量%、発泡剤を1重量%以下を混合する
のが望ましい。
例えば、炭酸塩(重そう、炭酸水素ナトリウム
など)アンモニウム塩、などの無機系発泡剤
や、PVC、EVA、PE、フエノールなど、130〜
150℃で反応する発泡性合成樹脂などがある。尚、
ガスを発生させる炭酸塩などの発泡剤は、気泡の
放散を防止する増粘剤と共に使用され、この場合
は、混合物の鉱物質繊維固形分に対して増粘剤を
1〜2重量%、発泡剤を1重量%以下を混合する
のが望ましい。
尚、混合される増粘剤の量によつて相違する
が、鉱物質繊維を主体とするペーストが、通常の
ペースト法で用いられるペーストよりも粘度が低
い場合にはそのままでは次工程において良好な虫
食い状の模様が得難いために、前述のように発泡
剤を添加して細かい気泡を含むペーストに調整さ
れる。
が、鉱物質繊維を主体とするペーストが、通常の
ペースト法で用いられるペーストよりも粘度が低
い場合にはそのままでは次工程において良好な虫
食い状の模様が得難いために、前述のように発泡
剤を添加して細かい気泡を含むペーストに調整さ
れる。
なお、気泡はペーストの体積の10〜15%となる
ように調整するのが好ましい。
ように調整するのが好ましい。
又、ペーストに含まれる水分が少ないと、鉱物
質繊維マツト上にペースト層を層着することが困
難となり、水分の量が多いと、含まれる気泡によ
り細かい凹凸模様が形成されても気泡を保持する
ことができず、意匠的効果を奏する模様が得られ
ないために、前述した範囲の水分量に調整される
ものである。
質繊維マツト上にペースト層を層着することが困
難となり、水分の量が多いと、含まれる気泡によ
り細かい凹凸模様が形成されても気泡を保持する
ことができず、意匠的効果を奏する模様が得られ
ないために、前述した範囲の水分量に調整される
ものである。
第一の発明は、このように含水量を調整された
鉱物質繊維ペーストを、前記連続湿式抄造法によ
つて得られた未乾燥の鉱物質繊維マツト1の表面
に該マツト1の搬送途上において塗布して適宜厚
さのペースト層2を形成し、このペースト層2を
鉱物質繊維マツト1の搬送速度と異なる周速度で
回転しているロール5で摺擦して虫食い状のズラ
シ模様を形成するものである。
鉱物質繊維ペーストを、前記連続湿式抄造法によ
つて得られた未乾燥の鉱物質繊維マツト1の表面
に該マツト1の搬送途上において塗布して適宜厚
さのペースト層2を形成し、このペースト層2を
鉱物質繊維マツト1の搬送速度と異なる周速度で
回転しているロール5で摺擦して虫食い状のズラ
シ模様を形成するものである。
即ち、鉱物質繊維マツト1の搬送速度と異なつ
た周速度で回転しているロール5がペースト層2
の表層に摺擦すると、摺擦されるペースト表層部
と摺擦されないペースト下層部との移動速度が異
なつて表層部が表面の多数個所で弱体部分から引
き裂かれ、斜め上方に開口(4a)したズラシ模
様3aが形成されるものである。
た周速度で回転しているロール5がペースト層2
の表層に摺擦すると、摺擦されるペースト表層部
と摺擦されないペースト下層部との移動速度が異
なつて表層部が表面の多数個所で弱体部分から引
き裂かれ、斜め上方に開口(4a)したズラシ模
様3aが形成されるものである。
又、ペーストには細かい気泡を含ませているの
で、それがペースト層表面に多数の小さな空孔8
となつて現出し、この多数の空孔8と前記ズラシ
模様による大きな虫食い状のランダムな模様とが
混在した模様が得られるものである。
で、それがペースト層表面に多数の小さな空孔8
となつて現出し、この多数の空孔8と前記ズラシ
模様による大きな虫食い状のランダムな模様とが
混在した模様が得られるものである。
このようにしてペースト層2に模様を形成した
のち、該ペースト層2を有する鉱物質繊維マツト
1を乾燥して鉱物質繊維板を得る。
のち、該ペースト層2を有する鉱物質繊維マツト
1を乾燥して鉱物質繊維板を得る。
得られた鉱物質繊維板は、前記ズラシ模様の開
口部周辺にロール5の摺擦による盛り上がり部9
が形成されているために、必要に応じて表面が平
坦となるように研削、除去すればよい。
口部周辺にロール5の摺擦による盛り上がり部9
が形成されているために、必要に応じて表面が平
坦となるように研削、除去すればよい。
次に、第二の発明は、上記ロール5でペースト
層2の表面に摺擦すると共に、該ペースト層が未
乾燥状態のうちに表面に多数のピン等の凸部7を
有するエンボスロール又はエンボスプレート等の
型材6を、該凸部7が鉱物質繊維マツト1に達し
ない深さでペースト層2の表面に押圧することに
よりペースト層2に任意形状に開口させた凹模様
と、前記摺擦によるズラシ模様とを組み合わせて
虫食い状の模様を形成するものである。
層2の表面に摺擦すると共に、該ペースト層が未
乾燥状態のうちに表面に多数のピン等の凸部7を
有するエンボスロール又はエンボスプレート等の
型材6を、該凸部7が鉱物質繊維マツト1に達し
ない深さでペースト層2の表面に押圧することに
よりペースト層2に任意形状に開口させた凹模様
と、前記摺擦によるズラシ模様とを組み合わせて
虫食い状の模様を形成するものである。
この場合、型材6による凹模様3bの形成は、
ロール5の摺擦によるズラシ模様3aの形成前で
あつても形成後であつてもよく、ズラシ模様3a
の形成前に凹模様3bの形成を行うと、型材6の
凸部7により押し拡げられて形成された凹模様3
bの開口部4bの形状が、ロール5による摺擦で
変形し、一層自然感のある虫食い状の凹模様3が
得られるものであり、又、図に示すように、ズラ
シ模様3aの形成後に型材6による凹模様3bの
形成を行うと、ロール5により予め形成しておい
たズラシ模様3aは、ペースト層内部で引き裂か
れてズレが生じた状態にあるため、このズレ部分
や小さく開口したズラシ模様の開口部が、部分的
に型材6の凸部7により形成された凹模様3bと
連続し、両者の模様3a,3bが連続して大きく
開口した部分や不連続な凹模様部分が縞状に形成
され、大きな凹模様と不連続な部分によつて形成
された小さな凹模様とが入り組んだ不定形の変化
に富んだ天然の虫食い模様に一層近い立体化粧面
を得ることができる。
ロール5の摺擦によるズラシ模様3aの形成前で
あつても形成後であつてもよく、ズラシ模様3a
の形成前に凹模様3bの形成を行うと、型材6の
凸部7により押し拡げられて形成された凹模様3
bの開口部4bの形状が、ロール5による摺擦で
変形し、一層自然感のある虫食い状の凹模様3が
得られるものであり、又、図に示すように、ズラ
シ模様3aの形成後に型材6による凹模様3bの
形成を行うと、ロール5により予め形成しておい
たズラシ模様3aは、ペースト層内部で引き裂か
れてズレが生じた状態にあるため、このズレ部分
や小さく開口したズラシ模様の開口部が、部分的
に型材6の凸部7により形成された凹模様3bと
連続し、両者の模様3a,3bが連続して大きく
開口した部分や不連続な凹模様部分が縞状に形成
され、大きな凹模様と不連続な部分によつて形成
された小さな凹模様とが入り組んだ不定形の変化
に富んだ天然の虫食い模様に一層近い立体化粧面
を得ることができる。
なお、型材6による凹模様3bの形状は、ロー
ル5の摺擦によるズラシ模様3aと略平行する方
向、即ち、鉱物質繊維マツト1の幅方向に沿つて
細長い形状に形成されるように、凸部7の形状を
設定しておくと、凹模様の相互のつながりを自然
な状態にすることができる。
ル5の摺擦によるズラシ模様3aと略平行する方
向、即ち、鉱物質繊維マツト1の幅方向に沿つて
細長い形状に形成されるように、凸部7の形状を
設定しておくと、凹模様の相互のつながりを自然
な状態にすることができる。
さらに、ロール5によるズラシ模様3aの形成
後に型材6による押し付けを行うと、ペースト層
2と下層の鉱物質繊維マツト1との密着性が向上
するものである。
後に型材6による押し付けを行うと、ペースト層
2と下層の鉱物質繊維マツト1との密着性が向上
するものである。
こうして鉱物質繊維マツト1のペースト層2に
摺擦するズラシ模様と押圧による凹模様とが組合
さつた虫食い状の凹模様3を形成したのち、加
熱、乾燥し、必要に応じてサンデイング等を施し
て鉱物質繊維板を得る。
摺擦するズラシ模様と押圧による凹模様とが組合
さつた虫食い状の凹模様3を形成したのち、加
熱、乾燥し、必要に応じてサンデイング等を施し
て鉱物質繊維板を得る。
(発明の効果)
以上のように、本発明による鉱物質繊維板の製
造方法は、連続抄造法で得られた湿潤状態の鉱物
質繊維マツト上に細かい気泡を含む鉱物質繊維ペ
ースト層を設け、このペースト層の表面を鉱物質
繊維マツトの搬送速度とは異なる周速度のロール
により摺擦するものであるから、このロールの摺
擦によつてペースト層の表面部がランダムに掻き
起こされて変化に富んだ形状のズラシ模様を形成
することができ、さらに、ペーストに含まれる気
泡によつて表面に多数の小さな空孔が形成され、
これらの模様と空孔により自然的造形感にあふれ
た虫食い状の模様を得ることができるものであ
る。
造方法は、連続抄造法で得られた湿潤状態の鉱物
質繊維マツト上に細かい気泡を含む鉱物質繊維ペ
ースト層を設け、このペースト層の表面を鉱物質
繊維マツトの搬送速度とは異なる周速度のロール
により摺擦するものであるから、このロールの摺
擦によつてペースト層の表面部がランダムに掻き
起こされて変化に富んだ形状のズラシ模様を形成
することができ、さらに、ペーストに含まれる気
泡によつて表面に多数の小さな空孔が形成され、
これらの模様と空孔により自然的造形感にあふれ
た虫食い状の模様を得ることができるものであ
る。
又、鉱物質繊維マツトからロールによる模様形
成を一連の工程で行うことができて連続的に多量
生産が可能となり、その上、湿潤状態の鉱物質繊
維マツト上にペースト層を形成するために、乾燥
時の水分の減少によつて結合剤が作用して接着剤
を使用することなく両者を強固に一体化すること
ができるものであり、さらに、鉱物質繊維マツト
とペースト層とが同時に乾燥できてエネルギーの
節約が図れるものである。
成を一連の工程で行うことができて連続的に多量
生産が可能となり、その上、湿潤状態の鉱物質繊
維マツト上にペースト層を形成するために、乾燥
時の水分の減少によつて結合剤が作用して接着剤
を使用することなく両者を強固に一体化すること
ができるものであり、さらに、鉱物質繊維マツト
とペースト層とが同時に乾燥できてエネルギーの
節約が図れるものである。
又、得られた鉱物質繊維板は、基板であるマツ
トが連続湿式抄造法で形成するために曲げ強度の
大きいものであり、その表面に前記自然な虫食い
模様が得られて優れた化粧性を発揮するものであ
る。
トが連続湿式抄造法で形成するために曲げ強度の
大きいものであり、その表面に前記自然な虫食い
模様が得られて優れた化粧性を発揮するものであ
る。
さらに、第二の発明の方法は、ロールによるズ
ラシ模様の形成後、又は形成に先立つてペースト
層表面にピン等の凸部を有する型材を押し当てて
ペースト層表面に任意形状の開口部を有する虫食
い状の凹模様を設け、しかるのち加熱、乾燥する
ことを特徴とするものであるから、水分を含んで
適度の流動性を有するペースト層を型材の凸部で
凹模様を形成するので、ペースト層に対する型材
の押し込みや抜取りが円滑に行われるのは勿論、
従来のように抄造したボード表面を型材で押して
表面を破壊させることにより模様付けを行う方法
と異なつて、強度の低下をきたすことなく任意の
形状及びサイズの開口部を有する凹模様を形成す
ることができ、この凹模様と前記ロールの摺擦に
よるズラシ模様との連続部や不連続部によつて不
定形の自然感に富んだ虫食い状凹模様を得ること
ができるものである。
ラシ模様の形成後、又は形成に先立つてペースト
層表面にピン等の凸部を有する型材を押し当てて
ペースト層表面に任意形状の開口部を有する虫食
い状の凹模様を設け、しかるのち加熱、乾燥する
ことを特徴とするものであるから、水分を含んで
適度の流動性を有するペースト層を型材の凸部で
凹模様を形成するので、ペースト層に対する型材
の押し込みや抜取りが円滑に行われるのは勿論、
従来のように抄造したボード表面を型材で押して
表面を破壊させることにより模様付けを行う方法
と異なつて、強度の低下をきたすことなく任意の
形状及びサイズの開口部を有する凹模様を形成す
ることができ、この凹模様と前記ロールの摺擦に
よるズラシ模様との連続部や不連続部によつて不
定形の自然感に富んだ虫食い状凹模様を得ること
ができるものである。
又、摺擦によるズラシ模様の発生密度の違いを
上記型材の押圧による凹模様を付加することによ
つて補つて、化粧性を安定させることができるも
のである。
上記型材の押圧による凹模様を付加することによ
つて補つて、化粧性を安定させることができるも
のである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
簡略側面図、第2図はズラシ模様形成状態を示す
断面図、第3図はズラシ模様と凹模様とを形成し
た鉱物質繊維マツトの一部斜視図、第4図は得ら
れた鉱物質繊維板の一部斜視図である。 1……鉱物質繊維マツト、2……ペースト層、
3a……ズラシ模様、3b……凹模様、4……開
口部、5……ロール、6……型材、7……凸部。
簡略側面図、第2図はズラシ模様形成状態を示す
断面図、第3図はズラシ模様と凹模様とを形成し
た鉱物質繊維マツトの一部斜視図、第4図は得ら
れた鉱物質繊維板の一部斜視図である。 1……鉱物質繊維マツト、2……ペースト層、
3a……ズラシ模様、3b……凹模様、4……開
口部、5……ロール、6……型材、7……凸部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続抄造法で得られた湿潤状態の鉱物質繊維
マツト上に細かい気泡を含む鉱物質繊維ペースト
層を設け、このペースト層の表面を鉱物質繊維マ
ツトの搬送速度とは異なる周速度で回転している
ロールにより摺擦してズラシ模様を形成する事を
特徴とする鉱物質繊維板の製造方法。 2 連続抄造法で得られた湿潤状態の鉱物質繊維
マツト上に細かい気泡を含む鉱物質繊維ペースト
層を設ける工程と、このペースト層の表面を鉱物
質繊維マツトの搬送速度とは異なる周速度で回転
しているロールにより摺擦して不定形の開口部を
有するズラシ模様を設ける工程と、ペースト層の
表面にピン等の凸部を有する型材を押し当ててペ
ースト層表面に多数の凹模様を形成する工程と、
模様付けしたのち乾燥する工程とを連続的に行う
ことを特徴とする鉱物質繊維板の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-142978 | 1985-06-29 | ||
| JP14297885 | 1985-06-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6290205A JPS6290205A (ja) | 1987-04-24 |
| JPH0228445B2 true JPH0228445B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=15328079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14110386A Expired - Lifetime JPH0228445B2 (ja) | 1985-06-29 | 1986-06-17 | Kobutsushitsusenibannoseizohoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0228445B2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP14110386A patent/JPH0228445B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6290205A (ja) | 1987-04-24 |
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