JPH0230711B2 - - Google Patents
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- JPH0230711B2 JPH0230711B2 JP56174793A JP17479381A JPH0230711B2 JP H0230711 B2 JPH0230711 B2 JP H0230711B2 JP 56174793 A JP56174793 A JP 56174793A JP 17479381 A JP17479381 A JP 17479381A JP H0230711 B2 JPH0230711 B2 JP H0230711B2
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
本発明は詰綿材料に関するものである。
従来、防寒衣服や寝具類の詰綿で最も好ましい
ものとして天然ダウンが用いられている。ダウン
はそのすぐれた諸性質の故に世界中で重宝されて
いるのであるが、生産量が極めて限られているた
めに非常に高価なものとなつている。このため近
時これを人口的に生産せんとする試みがなされ始
めている。例えば天然ダウンにポリエステル繊維
を配合する方法、或にはポリエステル繊維にシリ
コン処理を施して使用する方法等が試みられてい
るが、これらはいづれも満足し得るものではな
く、天然ダウンの具有する他に類のないすぐれた
諸性質をもつ材料は未だ実現されていないのが現
状である。さらにこれらの人口材料は使用或いは
洗濯により、へたりを生じたり、材料同志が絡み
合つたり、綿切れを起こして側地の中で材料が一
方に片寄つたりし、しかもダウンのように軽く叩
くと再び元の状態に復することがない等、実用上
重大な欠陥をも有するのである。 一方、ふとん綿に関しては天然及び人造のふと
ん綿用繊維にセロフアンリボン状切断物を混合し
た混合綿が特公昭39−6330号公報に記載されてい
るが、側地内でふとん綿が片寄り易く、又片寄つ
た場合の復元性に欠けるばかりでなく、へたりも
充分に改善されず、所謂ダウン・ライクのものと
も言い難い。特に洗濯した場合綿の片寄り、及び
へたりをはじめとして諸性質の変化が大きく、例
えばダウン・ジヤケツト等の被服には使用し難
い。 本発明者等は斯様な従来の欠陥を排除すべく鋭
意研究の結果本発明を完成したものである。 本発明の目的は側地内で片寄り難く、又片寄つ
ても復元性に優れ、しかもへたりにくく、更に、
洗濯によつてへたりをはじめとする諸性質の変化
の少ない詰綿材料を提供するにある。他の目的は
使用に際しては嵩高性に富み、且つ適度の腰があ
り、感触もソフトな、軽量にして保温性にすぐれ
た詰綿材料を提供するにある。更に他の目的は収
納に当つて小さく折りたたみ易くてコンパクトに
収納でき、且つまたは再使用時には嵩回復にすぐ
れ、再び初期の特性をとり戻すことのできる詰綿
材料を提供するにある。 上記目的は、単糸繊度3〜10デニール、捲縮率
15%以上のポリエステル短繊維(A)90〜10重量%
と、単糸繊度がポリエステル短繊維(A)の繊度より
小さく且つ0.7〜4デニールで、捲縮率15%未満
のポリエステル短繊維(B)10〜90重量%とを配合混
綿して成る繊維と屈曲を与えたポリエステルフイ
ルム状構造素子(C)との混合物100重量部に対し、
前記繊維及びフイルム状構造素子(C)のいずれより
も20℃以上低い融点を有する低融点合成繊維を
100重量部以下配合してなる詰綿材料により達成
される。 本発明に適用される前記繊維としては、通常防
寒衣料、寝具類の中綿や断熱材等として用いられ
るポリエステル系繊維であり、ポリエステル系繊
維は各種力学的性質から見て本発明の繊維材料と
して用いるのに好適である。 本発明の諸効果を最大に発揮せしめるには、フ
イルム状構造素子を混合する繊維材料として繊度
が3〜10デニールで捲縮率が15%以上の繊維(A)90
〜10重量%と、繊度が繊維(A)のそれより小さく且
つ0.7〜4デニールで捲縮率が15%未満の合成重
合体から成る繊維(B)10〜90重量%を配合混綿した
ものを用いる繊維(A)と繊維(B)は夫々本詰綿材料の
嵩高性及び使用後のビートバツク性・保温性の向
上に寄与する。即ち、太繊度糸からなる繊維(A)は
ハリ、コシを有し、強い捲縮を持つため嵩高性を
強く発現する。また細繊度糸からなる繊維(B)の捲
縮率は高々15%以下、好ましくは10%以下であ
り、捲縮率零即ち、捲縮のないものも含めて通常
使用されていないような捲縮率の小さな領域の繊
維を用いる場合にのみ効果が充分発揮されるもの
で、特にコンパクトに収納していたものを再使用
する場合にこれを軽く叩くなど機械的な刺激或い
は振動を与えると繊維(B)が交絡部の滑材となつて
よく嵩が回復するなどの効果を示す。(ビート・
バツク)又、繊維度で捲縮率の小さな繊維(B)は繊
維(A)の交絡部間に位置する空隙の中に入り込み、
空隙により生じた空気室を細分化して空気の対流
を抑えるので保温性も向上せしめる。 又、繊維(A)と繊維(B)の配合比率によつても詰綿
材料の物性が変化し、本発明の効果を充分得るに
は繊維(A)を90〜10重量%、好ましくは80〜20重量
%、更に好ましくは70〜30重量%と、繊維(B)を10
〜90重量%、好ましくは20〜80重量%、更に好ま
しくは70〜30重量%とを配合する。 かかる配合比率とすることによつて、前記した
繊維(A)(B)の作用効果即ち適度な嵩高性・ビートバ
ツク性・保温性がバランスよく発揮される。 繊維(A)及び繊維(B)は一成分のみよりなるもので
あつても前記作用効果を奏するが、特に繊維(A)と
して粘度の異なる同種の重合体をサイドバイサイ
ドに複合した複合繊維を用いれば、スパイラル状
の捲縮が発現し、その結果、3次元的な構造とな
り嵩高性の向上に寄与する。更に、繊維(A)には中
空繊維を使用すれば捲縮を与え易く、しかも堅牢
であり、軽くて嵩高性にすぐれ保温性も良いため
特に好ましい。この場合通常中空率は5〜30%程
度である。 次に本発明に謂うフイルム状構造素子(C)とは、
一般に偏平糸・ラメ糸といわれるものでポリエス
テルから成る薄片状物であり、ポリエステルは力
学的性質等にすぐれていて特に好ましい。ここで
薄片状物とは縦、横の長さに比して厚さの薄いも
のであり、それらの寸法は本発明の詰綿材料に最
高の特性を与えるために適宜選択することができ
るが、通常入手できるものとしては概して5〜
200μ、好ましくは10〜80μ程度である。 これらの薄片状物は縦、横の長さの比が通常10
以上、特に15以上のものであり、前記ラメ糸・偏
平糸がこの範囲に含まれることは勿論である。そ
してこれらは後述のカーデイングを容易にし更
に、嵩高性を付与するため適宜屈曲させたり、捲
縮を与えたりして立体的に変形せしめる。 また、これら薄片状物は表面に金属蒸着したも
のを用いると赤外線反射作用があり、保温性向上
のため好ましく、特にアルミニウムを蒸着したも
のは赤外線反射率が高いので好適である。 本発明に適用するフイルム状構造素子は前記繊
維に対して1〜50重量部、好ましくは2〜30重量
部、さらに好ましくは3〜25重量部、特に好まし
くは4〜20重量部の割合で配合する。 フイルム状構造素子は主に嵩高性、圧縮性に関
連するため前記範囲より配合量が少ないと充分な
嵩高性、圧縮応力が得られず、又配合量が多くな
ると風合を劣化せしめる。 次に本発明に用いる低融点合成繊維とは后次の
熱処理工程での作業を容易にするため前記繊維及
びフイルム状構造素子よりも通常20℃以上、好ま
しくは30℃以上低い融点を持つ成分を少くとも一
部に有するものである。即ち、低融点合成繊維に
は上記の如き低融点成分単独から成るものの他、
低融点成分と、これとは上記温度差以上の高融点
を有する異質若しくは同質の重合体などを芯鞘型
等に複合した所謂コンジユゲート繊維をも含むの
である。 上記の低融点成分としてはポリエステル系、ポ
リアミド系、ポリアクリルニトリル系、ポリエチ
レン等のポリマーの他、各種変性乃至共重合した
ポリマーも含まれる。 低融点合成繊維の繊度は後記の如く熱融着に際
して、細いと接着密度が高くなり、又太いと接着
強度が大きくなるため繊度は通常1〜15デニー
ル、好ましくは1.5〜10デニールである。 本発明に適用する低融点合成繊維は前記繊維と
フイルム状構造素子との混合物100重量部に対し、
100重量部以下、好ましくは2〜50重量部、更に
好ましくは3〜40重量部、特に好ましくは4〜30
重量部配合混綿する。低融点合成繊維の配合量が
100重量部を越えると、詰綿材料が粗硬となるば
かりでなく、嵩高性等の他の物性が低下する。 本発明の繊維、フイルム状構造素子及び低融点
合成繊維を配合した詰綿材料は通常の方法で混綿
配合することができる。また、フイルム状構造素
子及び低融点合成繊維はその大きさにより前記繊
維と共にカーデイングすることもでき、場合によ
つては前記繊維のカード工程以後で配合すること
もできる。 通常のカード工程にこれら繊維を供するために
は、通常20〜200mm程度の繊維長(綿〜羊毛程度)
にカツトすればよく、この範囲内程度であればバ
イアスカツト等により繊維長にバラツキがあつて
もカード性等を損なうことはない。 配合した詰綿材料はウエツブ状としてばかりで
なく、ランダム繊維塊、例えばウエツブの配列を
乱したり、或いは機械、風力、又は人力で1〜10
cm程度の繊維塊に分離し、必要に応じてさらに丸
めて使用することができるが、これらのものは加
熱により低融点合成繊維を軟化、溶融せしめて繊
維材料等を接着固定する。この場合、温度は繊維
材料及びフイルム状構造素子のいづれの融点より
も低く、且つ低融点合成繊維の融点よりも高く設
定する。時間は低融点成分の組成、デニール、設
定温度等によつて変化するが、予めテトにより条
件を選定すくことができ、概してたかだか10分程
度である。尚、繊維塊として用いる場合に、ウエ
ツブ状で融着した後、これを繊維塊に分割しても
よい。 また、本発明の詰綿材料はその構成要素の一部
又は全部を配合前に或いは加熱融着後の詰綿材料
を、必要に応じて油剤、シリコン系、弗素系等の
平滑剤で処理するなどして、繊維間の静摩擦係数
を低下せしめることが好ましい。この場合、弾性
重合体や柔軟剤等を併用しても良い。 尚、本発明の詰綿材料はその使用に際して適当
な側地に包むなどして、布団などの寝操品や防寒
保温を必要とする衣服、或いは断熱を必要とする
各種産業資材用等に用いられるが、この場合本発
明の詰綿材料のみを単層又は積層して使用するこ
とがてきる。 本発明の詰綿材料の奏する効果として、一つに
はすぐれた着用性能や耐洗濯性がある。即ち、本
発明の詰綿材料は水洗濯でもへたりが少なく、ま
た詰綿が片寄つてもダウン同様原型に復し易い。 本発明の詰綿材料の奏する効果は、二つにはダ
ウンライクな物性を示すことである。即ち、まず
初期の嵩高性が挙げられる。通常、同重量の試料
を採ると、最も嵩が高いのは天然ダウンであり、
これに比較すると一般の詰綿材料は概して約半分
良いものでも7割程度の嵩に過ぎない。これに対
して本発明に係る詰綿材料は天然ダウンに優ると
も劣らない嵩高さえ得られないのである。 次に本発明の詰綿材料は天然ダウンと同様の高
圧縮性が得られる。天然ダウンは嵩高性にも拘ら
ず、逆に圧縮に要する荷重が小さくて済み、非常
に小さな容積に圧縮すくことができるので、これ
を収納する時に場所を取らない利点がある。 第三の効果は嵩復元性にある。上記のようにコ
ンパクトに収納した後再びこれを使用する時嵩が
充分回復しなければならない。長時間コンパクト
な形で収納しておくと詰綿は次第に歪み、復元力
が無くなつて来るため従来の詰綿では嵩回復が悪
い。この点ダウンの回復後の嵩高は初期の嵩高と
相侯つて至極良好である。特に手で叩くてどの機
械的な力を加えた時の回復性(ビートバツク性)
にすぐれているが、本発明の詰綿材料もまたビー
トバツク性を含む嵩回復性は従来の詰綿にないす
ぐれたものがある。 第四の効果は、保温性である。本発明の詰綿材
料は短繊維が細かに交絡しておりその結果、微細
な空隙部を多数有するので空気の対流が抑えら
れ、従来の詰綿材料に比べ保温性に優れる。 以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、実施例中「部」は「重量部」を示す。また
各種測定評価は次の方法により行つた。 12cm角の側地2枚を重ね周囲を縫い合わせた袋
内に詰綿材料4gを詰めて測定試料とした。イン
ストロンにより上記試料を5mmまで圧縮し、この
状態で5分間放置した後徐重して無荷重下に5分
間放置し、再度圧縮した。この測定から、 初期嵩高:初回圧縮過程に於いて、初荷重
(1.3g/cm2)時の厚さ(mm) 圧縮応力:初回圧縮過程に於いて5mmまで圧縮
した直後の応力(g/cm2) 初期圧縮硬さ:初回圧縮過程に於いて、試料を
初荷重時の厚さから20mm圧縮した時の応力(g/
cm2)を求めた。 次に試料に70g/cm2の高荷重を24時間負荷した
後、徐重して5分間放置して自然回復せしめ、次
いで試料をタンブラー乾燥機にて5分間回転、振
動を与えてビートバツクせしめたものの初荷重時
の厚さを全回復嵩高(mm)とした。 洗濯後のビートバツク性:50cm角のツシヨンを
作成し、これを三等分する様にキルテイングし
た。このものをタンブラー型洗濯機により10分間
洗濯、3分間のすすぎを3回繰返した後遠心脱
水、乾燥した。このものの中綿の片寄りを軽く手
で叩いた時の復元性を視触覚的に判定し、優、
良、可、不可の四段階に評価した。 また、保温性はJIS−L−1079A法に準拠した
方法により目付400g/m2の試料を用いて測定し
た保温率(%)で表わした。 尚、繊維間静摩擦係数はレーダー法により測定
した。 実施例 1 相対粘度(ηrel)1.38のポリエチレンテレフタ
レートと同1.21のポリエチレンテレフタレートと
を1対1の比率でサイドバイサイド型に複合して
得た複合中空糸よりなる中空率16.5%、繊度5デ
ニール、捲縮率22.3%、繊維長65mmの短繊維(A)を
50部、繊度1.5デニール、捲縮率7.0%、繊維長38
mmのポリエステル短繊維(B)を50部、及び展延面積
が0.12cm2の短冊形(幅0.04cm、長さ3cm)で捲縮
を与えアルミニウム蒸着ポリエステルフイルム10
部混合したもの100部に融点が120℃のポリエステ
ルからなる繊度5デニール、繊維長38mmの低融点
合成繊維を第1表の如く配合したものをカーデイ
ングし、直径3cm程度の繊維塊に分割して後、
160℃で5分間加熱融着して得た詰綿材料をポリ
エステルの側地内に詰め各種測定を行つた結果を
第1表に示す。尚、上記繊維は平滑剤処理に摩擦
係数を0.18とした。
ものとして天然ダウンが用いられている。ダウン
はそのすぐれた諸性質の故に世界中で重宝されて
いるのであるが、生産量が極めて限られているた
めに非常に高価なものとなつている。このため近
時これを人口的に生産せんとする試みがなされ始
めている。例えば天然ダウンにポリエステル繊維
を配合する方法、或にはポリエステル繊維にシリ
コン処理を施して使用する方法等が試みられてい
るが、これらはいづれも満足し得るものではな
く、天然ダウンの具有する他に類のないすぐれた
諸性質をもつ材料は未だ実現されていないのが現
状である。さらにこれらの人口材料は使用或いは
洗濯により、へたりを生じたり、材料同志が絡み
合つたり、綿切れを起こして側地の中で材料が一
方に片寄つたりし、しかもダウンのように軽く叩
くと再び元の状態に復することがない等、実用上
重大な欠陥をも有するのである。 一方、ふとん綿に関しては天然及び人造のふと
ん綿用繊維にセロフアンリボン状切断物を混合し
た混合綿が特公昭39−6330号公報に記載されてい
るが、側地内でふとん綿が片寄り易く、又片寄つ
た場合の復元性に欠けるばかりでなく、へたりも
充分に改善されず、所謂ダウン・ライクのものと
も言い難い。特に洗濯した場合綿の片寄り、及び
へたりをはじめとして諸性質の変化が大きく、例
えばダウン・ジヤケツト等の被服には使用し難
い。 本発明者等は斯様な従来の欠陥を排除すべく鋭
意研究の結果本発明を完成したものである。 本発明の目的は側地内で片寄り難く、又片寄つ
ても復元性に優れ、しかもへたりにくく、更に、
洗濯によつてへたりをはじめとする諸性質の変化
の少ない詰綿材料を提供するにある。他の目的は
使用に際しては嵩高性に富み、且つ適度の腰があ
り、感触もソフトな、軽量にして保温性にすぐれ
た詰綿材料を提供するにある。更に他の目的は収
納に当つて小さく折りたたみ易くてコンパクトに
収納でき、且つまたは再使用時には嵩回復にすぐ
れ、再び初期の特性をとり戻すことのできる詰綿
材料を提供するにある。 上記目的は、単糸繊度3〜10デニール、捲縮率
15%以上のポリエステル短繊維(A)90〜10重量%
と、単糸繊度がポリエステル短繊維(A)の繊度より
小さく且つ0.7〜4デニールで、捲縮率15%未満
のポリエステル短繊維(B)10〜90重量%とを配合混
綿して成る繊維と屈曲を与えたポリエステルフイ
ルム状構造素子(C)との混合物100重量部に対し、
前記繊維及びフイルム状構造素子(C)のいずれより
も20℃以上低い融点を有する低融点合成繊維を
100重量部以下配合してなる詰綿材料により達成
される。 本発明に適用される前記繊維としては、通常防
寒衣料、寝具類の中綿や断熱材等として用いられ
るポリエステル系繊維であり、ポリエステル系繊
維は各種力学的性質から見て本発明の繊維材料と
して用いるのに好適である。 本発明の諸効果を最大に発揮せしめるには、フ
イルム状構造素子を混合する繊維材料として繊度
が3〜10デニールで捲縮率が15%以上の繊維(A)90
〜10重量%と、繊度が繊維(A)のそれより小さく且
つ0.7〜4デニールで捲縮率が15%未満の合成重
合体から成る繊維(B)10〜90重量%を配合混綿した
ものを用いる繊維(A)と繊維(B)は夫々本詰綿材料の
嵩高性及び使用後のビートバツク性・保温性の向
上に寄与する。即ち、太繊度糸からなる繊維(A)は
ハリ、コシを有し、強い捲縮を持つため嵩高性を
強く発現する。また細繊度糸からなる繊維(B)の捲
縮率は高々15%以下、好ましくは10%以下であ
り、捲縮率零即ち、捲縮のないものも含めて通常
使用されていないような捲縮率の小さな領域の繊
維を用いる場合にのみ効果が充分発揮されるもの
で、特にコンパクトに収納していたものを再使用
する場合にこれを軽く叩くなど機械的な刺激或い
は振動を与えると繊維(B)が交絡部の滑材となつて
よく嵩が回復するなどの効果を示す。(ビート・
バツク)又、繊維度で捲縮率の小さな繊維(B)は繊
維(A)の交絡部間に位置する空隙の中に入り込み、
空隙により生じた空気室を細分化して空気の対流
を抑えるので保温性も向上せしめる。 又、繊維(A)と繊維(B)の配合比率によつても詰綿
材料の物性が変化し、本発明の効果を充分得るに
は繊維(A)を90〜10重量%、好ましくは80〜20重量
%、更に好ましくは70〜30重量%と、繊維(B)を10
〜90重量%、好ましくは20〜80重量%、更に好ま
しくは70〜30重量%とを配合する。 かかる配合比率とすることによつて、前記した
繊維(A)(B)の作用効果即ち適度な嵩高性・ビートバ
ツク性・保温性がバランスよく発揮される。 繊維(A)及び繊維(B)は一成分のみよりなるもので
あつても前記作用効果を奏するが、特に繊維(A)と
して粘度の異なる同種の重合体をサイドバイサイ
ドに複合した複合繊維を用いれば、スパイラル状
の捲縮が発現し、その結果、3次元的な構造とな
り嵩高性の向上に寄与する。更に、繊維(A)には中
空繊維を使用すれば捲縮を与え易く、しかも堅牢
であり、軽くて嵩高性にすぐれ保温性も良いため
特に好ましい。この場合通常中空率は5〜30%程
度である。 次に本発明に謂うフイルム状構造素子(C)とは、
一般に偏平糸・ラメ糸といわれるものでポリエス
テルから成る薄片状物であり、ポリエステルは力
学的性質等にすぐれていて特に好ましい。ここで
薄片状物とは縦、横の長さに比して厚さの薄いも
のであり、それらの寸法は本発明の詰綿材料に最
高の特性を与えるために適宜選択することができ
るが、通常入手できるものとしては概して5〜
200μ、好ましくは10〜80μ程度である。 これらの薄片状物は縦、横の長さの比が通常10
以上、特に15以上のものであり、前記ラメ糸・偏
平糸がこの範囲に含まれることは勿論である。そ
してこれらは後述のカーデイングを容易にし更
に、嵩高性を付与するため適宜屈曲させたり、捲
縮を与えたりして立体的に変形せしめる。 また、これら薄片状物は表面に金属蒸着したも
のを用いると赤外線反射作用があり、保温性向上
のため好ましく、特にアルミニウムを蒸着したも
のは赤外線反射率が高いので好適である。 本発明に適用するフイルム状構造素子は前記繊
維に対して1〜50重量部、好ましくは2〜30重量
部、さらに好ましくは3〜25重量部、特に好まし
くは4〜20重量部の割合で配合する。 フイルム状構造素子は主に嵩高性、圧縮性に関
連するため前記範囲より配合量が少ないと充分な
嵩高性、圧縮応力が得られず、又配合量が多くな
ると風合を劣化せしめる。 次に本発明に用いる低融点合成繊維とは后次の
熱処理工程での作業を容易にするため前記繊維及
びフイルム状構造素子よりも通常20℃以上、好ま
しくは30℃以上低い融点を持つ成分を少くとも一
部に有するものである。即ち、低融点合成繊維に
は上記の如き低融点成分単独から成るものの他、
低融点成分と、これとは上記温度差以上の高融点
を有する異質若しくは同質の重合体などを芯鞘型
等に複合した所謂コンジユゲート繊維をも含むの
である。 上記の低融点成分としてはポリエステル系、ポ
リアミド系、ポリアクリルニトリル系、ポリエチ
レン等のポリマーの他、各種変性乃至共重合した
ポリマーも含まれる。 低融点合成繊維の繊度は後記の如く熱融着に際
して、細いと接着密度が高くなり、又太いと接着
強度が大きくなるため繊度は通常1〜15デニー
ル、好ましくは1.5〜10デニールである。 本発明に適用する低融点合成繊維は前記繊維と
フイルム状構造素子との混合物100重量部に対し、
100重量部以下、好ましくは2〜50重量部、更に
好ましくは3〜40重量部、特に好ましくは4〜30
重量部配合混綿する。低融点合成繊維の配合量が
100重量部を越えると、詰綿材料が粗硬となるば
かりでなく、嵩高性等の他の物性が低下する。 本発明の繊維、フイルム状構造素子及び低融点
合成繊維を配合した詰綿材料は通常の方法で混綿
配合することができる。また、フイルム状構造素
子及び低融点合成繊維はその大きさにより前記繊
維と共にカーデイングすることもでき、場合によ
つては前記繊維のカード工程以後で配合すること
もできる。 通常のカード工程にこれら繊維を供するために
は、通常20〜200mm程度の繊維長(綿〜羊毛程度)
にカツトすればよく、この範囲内程度であればバ
イアスカツト等により繊維長にバラツキがあつて
もカード性等を損なうことはない。 配合した詰綿材料はウエツブ状としてばかりで
なく、ランダム繊維塊、例えばウエツブの配列を
乱したり、或いは機械、風力、又は人力で1〜10
cm程度の繊維塊に分離し、必要に応じてさらに丸
めて使用することができるが、これらのものは加
熱により低融点合成繊維を軟化、溶融せしめて繊
維材料等を接着固定する。この場合、温度は繊維
材料及びフイルム状構造素子のいづれの融点より
も低く、且つ低融点合成繊維の融点よりも高く設
定する。時間は低融点成分の組成、デニール、設
定温度等によつて変化するが、予めテトにより条
件を選定すくことができ、概してたかだか10分程
度である。尚、繊維塊として用いる場合に、ウエ
ツブ状で融着した後、これを繊維塊に分割しても
よい。 また、本発明の詰綿材料はその構成要素の一部
又は全部を配合前に或いは加熱融着後の詰綿材料
を、必要に応じて油剤、シリコン系、弗素系等の
平滑剤で処理するなどして、繊維間の静摩擦係数
を低下せしめることが好ましい。この場合、弾性
重合体や柔軟剤等を併用しても良い。 尚、本発明の詰綿材料はその使用に際して適当
な側地に包むなどして、布団などの寝操品や防寒
保温を必要とする衣服、或いは断熱を必要とする
各種産業資材用等に用いられるが、この場合本発
明の詰綿材料のみを単層又は積層して使用するこ
とがてきる。 本発明の詰綿材料の奏する効果として、一つに
はすぐれた着用性能や耐洗濯性がある。即ち、本
発明の詰綿材料は水洗濯でもへたりが少なく、ま
た詰綿が片寄つてもダウン同様原型に復し易い。 本発明の詰綿材料の奏する効果は、二つにはダ
ウンライクな物性を示すことである。即ち、まず
初期の嵩高性が挙げられる。通常、同重量の試料
を採ると、最も嵩が高いのは天然ダウンであり、
これに比較すると一般の詰綿材料は概して約半分
良いものでも7割程度の嵩に過ぎない。これに対
して本発明に係る詰綿材料は天然ダウンに優ると
も劣らない嵩高さえ得られないのである。 次に本発明の詰綿材料は天然ダウンと同様の高
圧縮性が得られる。天然ダウンは嵩高性にも拘ら
ず、逆に圧縮に要する荷重が小さくて済み、非常
に小さな容積に圧縮すくことができるので、これ
を収納する時に場所を取らない利点がある。 第三の効果は嵩復元性にある。上記のようにコ
ンパクトに収納した後再びこれを使用する時嵩が
充分回復しなければならない。長時間コンパクト
な形で収納しておくと詰綿は次第に歪み、復元力
が無くなつて来るため従来の詰綿では嵩回復が悪
い。この点ダウンの回復後の嵩高は初期の嵩高と
相侯つて至極良好である。特に手で叩くてどの機
械的な力を加えた時の回復性(ビートバツク性)
にすぐれているが、本発明の詰綿材料もまたビー
トバツク性を含む嵩回復性は従来の詰綿にないす
ぐれたものがある。 第四の効果は、保温性である。本発明の詰綿材
料は短繊維が細かに交絡しておりその結果、微細
な空隙部を多数有するので空気の対流が抑えら
れ、従来の詰綿材料に比べ保温性に優れる。 以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、実施例中「部」は「重量部」を示す。また
各種測定評価は次の方法により行つた。 12cm角の側地2枚を重ね周囲を縫い合わせた袋
内に詰綿材料4gを詰めて測定試料とした。イン
ストロンにより上記試料を5mmまで圧縮し、この
状態で5分間放置した後徐重して無荷重下に5分
間放置し、再度圧縮した。この測定から、 初期嵩高:初回圧縮過程に於いて、初荷重
(1.3g/cm2)時の厚さ(mm) 圧縮応力:初回圧縮過程に於いて5mmまで圧縮
した直後の応力(g/cm2) 初期圧縮硬さ:初回圧縮過程に於いて、試料を
初荷重時の厚さから20mm圧縮した時の応力(g/
cm2)を求めた。 次に試料に70g/cm2の高荷重を24時間負荷した
後、徐重して5分間放置して自然回復せしめ、次
いで試料をタンブラー乾燥機にて5分間回転、振
動を与えてビートバツクせしめたものの初荷重時
の厚さを全回復嵩高(mm)とした。 洗濯後のビートバツク性:50cm角のツシヨンを
作成し、これを三等分する様にキルテイングし
た。このものをタンブラー型洗濯機により10分間
洗濯、3分間のすすぎを3回繰返した後遠心脱
水、乾燥した。このものの中綿の片寄りを軽く手
で叩いた時の復元性を視触覚的に判定し、優、
良、可、不可の四段階に評価した。 また、保温性はJIS−L−1079A法に準拠した
方法により目付400g/m2の試料を用いて測定し
た保温率(%)で表わした。 尚、繊維間静摩擦係数はレーダー法により測定
した。 実施例 1 相対粘度(ηrel)1.38のポリエチレンテレフタ
レートと同1.21のポリエチレンテレフタレートと
を1対1の比率でサイドバイサイド型に複合して
得た複合中空糸よりなる中空率16.5%、繊度5デ
ニール、捲縮率22.3%、繊維長65mmの短繊維(A)を
50部、繊度1.5デニール、捲縮率7.0%、繊維長38
mmのポリエステル短繊維(B)を50部、及び展延面積
が0.12cm2の短冊形(幅0.04cm、長さ3cm)で捲縮
を与えアルミニウム蒸着ポリエステルフイルム10
部混合したもの100部に融点が120℃のポリエステ
ルからなる繊度5デニール、繊維長38mmの低融点
合成繊維を第1表の如く配合したものをカーデイ
ングし、直径3cm程度の繊維塊に分割して後、
160℃で5分間加熱融着して得た詰綿材料をポリ
エステルの側地内に詰め各種測定を行つた結果を
第1表に示す。尚、上記繊維は平滑剤処理に摩擦
係数を0.18とした。
【表】
【表】
上記の結果から低融点繊維の配合量が特定範囲
内であれば洗濯後のビートバツク性にすぐれ、且
つまた初期嵩高性、圧縮性、風合も良好であるこ
とが判る。 また、実験No.1−4の試料について保温率を測
定したところ79.0%で保温性も良好であつた。 実施例 2 繊度4デニール、捲縮率18.3%、繊維長65mmの
ポリエステル短繊維(A)と繊度1.5デニール、捲縮
率8.3%、繊維長48mmのポリエステル短繊維(B)と
を第2表に示すように混合し、さらに展延面積が
0.05cm2の短冊形(幅0.02cm、長さ2.5cm)をしたア
ルミニウム蒸着ポリエステルフイルム5部を配合
したもの100部と低融点成分がポリエチレン(融
点125℃)、高融点成分がポリプロピレン(融点
170℃)からなる複合低融点繊維(3デニール、
64mm)20部とをカーデイングし、直径2cm程度に
まるめた繊維塊を150℃で3分間加熱、融着して
得た詰綿材料をナイロン側地内に詰め、各種測定
を行つた結果を第2表に示す。尚、上記繊維塊は
融着後平滑剤処理した。
内であれば洗濯後のビートバツク性にすぐれ、且
つまた初期嵩高性、圧縮性、風合も良好であるこ
とが判る。 また、実験No.1−4の試料について保温率を測
定したところ79.0%で保温性も良好であつた。 実施例 2 繊度4デニール、捲縮率18.3%、繊維長65mmの
ポリエステル短繊維(A)と繊度1.5デニール、捲縮
率8.3%、繊維長48mmのポリエステル短繊維(B)と
を第2表に示すように混合し、さらに展延面積が
0.05cm2の短冊形(幅0.02cm、長さ2.5cm)をしたア
ルミニウム蒸着ポリエステルフイルム5部を配合
したもの100部と低融点成分がポリエチレン(融
点125℃)、高融点成分がポリプロピレン(融点
170℃)からなる複合低融点繊維(3デニール、
64mm)20部とをカーデイングし、直径2cm程度に
まるめた繊維塊を150℃で3分間加熱、融着して
得た詰綿材料をナイロン側地内に詰め、各種測定
を行つた結果を第2表に示す。尚、上記繊維塊は
融着後平滑剤処理した。
【表】
上記の結果から繊維材料として短繊維(A)及び短
繊維(B)を配合したものは洗濯後のビートバツク性
は勿論のこと、初期嵩高性、圧縮性、風合等にも
すぐれていることが判る。 実施例 3 実施例1と同様の複合中空糸よりなる繊度4デ
ニール、捲縮率22.1%、繊維長65mmのポリエステ
ル短繊維(A)30部、繊度1.3デニール、捲縮率4.7
%、繊維長38mmのポリエステル短繊維(B)70部、展
延面積0.5cm2の短冊形(幅0.1cm、長さ5cm)でく
の字形に屈曲を与えたポリエステルフイルムを第
3表に示す量配合したもの100部に対して高融点
成分(融点245℃)、低融点成分(融点110℃)が
共にポリエステルからなる複合低融点繊維(6デ
ニール、51mm)15部を混合したものをカーデイン
グし、170℃で3分間加熱融着した詰綿材料をポ
リエステル綿混側地内に詰め各種測定を行つた結
果を第3表に示す。尚、上記繊維は平滑剤で処理
し、摩擦係数を0.17とした。
繊維(B)を配合したものは洗濯後のビートバツク性
は勿論のこと、初期嵩高性、圧縮性、風合等にも
すぐれていることが判る。 実施例 3 実施例1と同様の複合中空糸よりなる繊度4デ
ニール、捲縮率22.1%、繊維長65mmのポリエステ
ル短繊維(A)30部、繊度1.3デニール、捲縮率4.7
%、繊維長38mmのポリエステル短繊維(B)70部、展
延面積0.5cm2の短冊形(幅0.1cm、長さ5cm)でく
の字形に屈曲を与えたポリエステルフイルムを第
3表に示す量配合したもの100部に対して高融点
成分(融点245℃)、低融点成分(融点110℃)が
共にポリエステルからなる複合低融点繊維(6デ
ニール、51mm)15部を混合したものをカーデイン
グし、170℃で3分間加熱融着した詰綿材料をポ
リエステル綿混側地内に詰め各種測定を行つた結
果を第3表に示す。尚、上記繊維は平滑剤で処理
し、摩擦係数を0.17とした。
【表】
上記の結果からポリエステルフイルムを配合し
たものも洗濯後のビートバツク性は勿論のこと嵩
高性、圧縮性にすぐれていることが判る。 また、実験No.3−4の試料について保温率を測
定したところ77.6%で保温性も良好であつた。
たものも洗濯後のビートバツク性は勿論のこと嵩
高性、圧縮性にすぐれていることが判る。 また、実験No.3−4の試料について保温率を測
定したところ77.6%で保温性も良好であつた。
Claims (1)
- 1 単糸繊度3〜10デニール、捲縮率15%以上の
ポリエステル短繊維(A)90〜10重量%と、単糸繊度
がポリエステル短繊維(A)の繊度より小さく且つ、
0.7〜4デニールで、捲縮率15%未満のポリエス
テル短繊維(B)10〜90重量%とを配合混綿して成る
繊維と屈曲を与えたポリエテスルフイルム状構造
素子(C)との混合物100重量部に対し、前記繊維及
びフイルム状構造素子(C)のいずれよりも20℃以上
低い融点を有する低融点合成繊維を100重量部以
下配合してなる詰綿材料。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56174793A JPS5875587A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 詰綿材料 |
| US06/437,765 US4477515A (en) | 1981-10-29 | 1982-10-27 | Wadding materials |
| DE8282305773T DE3268456D1 (en) | 1981-10-29 | 1982-10-29 | Wadding materials |
| CA000414493A CA1172776A (en) | 1981-10-29 | 1982-10-29 | Wadding materials |
| EP19820305773 EP0078682B1 (en) | 1981-10-29 | 1982-10-29 | Wadding materials |
| AT82305773T ATE17380T1 (de) | 1981-10-29 | 1982-10-29 | Fuellmaterialien. |
| EP19840105871 EP0137101A1 (en) | 1981-10-29 | 1982-10-29 | Wadding materials |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56174793A JPS5875587A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 詰綿材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5875587A JPS5875587A (ja) | 1983-05-07 |
| JPH0230711B2 true JPH0230711B2 (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=15984762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56174793A Granted JPS5875587A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-31 | 詰綿材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5875587A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5303359B2 (ja) * | 2009-05-25 | 2013-10-02 | 倉敷紡績株式会社 | 詰め綿 |
| JP2011017109A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Kurabo Ind Ltd | ネックウォーマー |
-
1981
- 1981-10-31 JP JP56174793A patent/JPS5875587A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5875587A (ja) | 1983-05-07 |
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