JPH023283B2 - - Google Patents
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- JPH023283B2 JPH023283B2 JP57122411A JP12241182A JPH023283B2 JP H023283 B2 JPH023283 B2 JP H023283B2 JP 57122411 A JP57122411 A JP 57122411A JP 12241182 A JP12241182 A JP 12241182A JP H023283 B2 JPH023283 B2 JP H023283B2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 94
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F29/00—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は可変容量型分路リアクトルに関す
る。
る。
この種分路リアクトルにおいて、その容量を可
変とすることによつて電力線路の遅相容量を制御
するようにしたものはすでに提案をみているとこ
ろである。第1図は既提案の構成を示し、主鉄心
1に主巻線(これは電力線路に接続される。)2
と2次巻線3とを同軸に巻装し、2次巻線3の両
端間に短絡用の開閉器4が接続される。主鉄心1
の両端間はヨーク鉄心5によつて磁気的に短絡さ
れてある。この例では所定の容量変化率を得るた
めに、主鉄心1としてギヤツプ6を有する鉄心を
使用している。
変とすることによつて電力線路の遅相容量を制御
するようにしたものはすでに提案をみているとこ
ろである。第1図は既提案の構成を示し、主鉄心
1に主巻線(これは電力線路に接続される。)2
と2次巻線3とを同軸に巻装し、2次巻線3の両
端間に短絡用の開閉器4が接続される。主鉄心1
の両端間はヨーク鉄心5によつて磁気的に短絡さ
れてある。この例では所定の容量変化率を得るた
めに、主鉄心1としてギヤツプ6を有する鉄心を
使用している。
第1図に示す構成の作用を概略説明すると、開
閉器4を開放した場合は、主磁束φ1は点線で示
すように主鉄心1とヨーク鉄心5とを還流し、こ
れによつて主鉄心1のギヤツプ6による磁気抵抗
に相当する磁化アンペアターンを与える電流が主
巻線2に流れる。又開閉器4を閉成すると、主磁
束φ′1は実線で示すように主に主巻線2と2次巻
線3との間及びヨーク鉄心5を還流する。しかし
この磁路は鉄心窓の空間を含むためこの磁路の磁
気抵抗は主鉄心1のギヤツプ6による磁気抵抗よ
りも明らかに大きい。そしてこの磁気抵抗に相当
する磁化アンペアターンを与える電流が主巻線2
を流れる。この場合線路電圧は一定であるから、
線路電圧と主巻線電流との積で表わされるリアク
トル容量は、開閉器4を閉成した場合の方が、こ
れを開放している場合よりも増大するようにな
る。すなわち開閉器4の開閉によつてリアクトル
容量が可変とされるのである。
閉器4を開放した場合は、主磁束φ1は点線で示
すように主鉄心1とヨーク鉄心5とを還流し、こ
れによつて主鉄心1のギヤツプ6による磁気抵抗
に相当する磁化アンペアターンを与える電流が主
巻線2に流れる。又開閉器4を閉成すると、主磁
束φ′1は実線で示すように主に主巻線2と2次巻
線3との間及びヨーク鉄心5を還流する。しかし
この磁路は鉄心窓の空間を含むためこの磁路の磁
気抵抗は主鉄心1のギヤツプ6による磁気抵抗よ
りも明らかに大きい。そしてこの磁気抵抗に相当
する磁化アンペアターンを与える電流が主巻線2
を流れる。この場合線路電圧は一定であるから、
線路電圧と主巻線電流との積で表わされるリアク
トル容量は、開閉器4を閉成した場合の方が、こ
れを開放している場合よりも増大するようにな
る。すなわち開閉器4の開閉によつてリアクトル
容量が可変とされるのである。
しかしこのような構成によると、開閉器4を閉
成したときの主磁束φ′1が通る磁路の磁気抵抗は、
前述したように主鉄心1のギヤツプ6の磁気抵抗
に比較してはるかに大きいので、たとえば2次巻
線3を開閉器4によつて短絡したことによつて主
巻線2のアンペアターンを2倍にしてリアクトル
容量を倍増しようとしても、主磁束の磁束密度を
高めることができない。これを解決するためには
磁路の断面積を増せばよいのであるが、この断面
積を増すことは主巻線2と2次巻線3との間隔を
広げることを意味し、そのため外側の巻線(図の
例では主巻線2)の径が大きくなり、重量、損失
並びに鉄心の重量の増大を招くことになる。第1
図では主巻線2を外側に、2次巻線3を内側に巻
装しているが、逆に主巻線2を内側に、2次巻線
3を外側に巻装した場合でも同じことが言える。
成したときの主磁束φ′1が通る磁路の磁気抵抗は、
前述したように主鉄心1のギヤツプ6の磁気抵抗
に比較してはるかに大きいので、たとえば2次巻
線3を開閉器4によつて短絡したことによつて主
巻線2のアンペアターンを2倍にしてリアクトル
容量を倍増しようとしても、主磁束の磁束密度を
高めることができない。これを解決するためには
磁路の断面積を増せばよいのであるが、この断面
積を増すことは主巻線2と2次巻線3との間隔を
広げることを意味し、そのため外側の巻線(図の
例では主巻線2)の径が大きくなり、重量、損失
並びに鉄心の重量の増大を招くことになる。第1
図では主巻線2を外側に、2次巻線3を内側に巻
装しているが、逆に主巻線2を内側に、2次巻線
3を外側に巻装した場合でも同じことが言える。
又前記のように主巻線2と2次巻線3との間隔
を広げると、この間隔の全断面積に対して、この
間隔の上下端部におけるヨーク鉄心5との対向面
積の比率が小さくなるから、この間隔部分以外の
他の磁路部分を通る磁束が増すことになる。この
磁束は洩れ磁束となつて付加損、局部加熱の発生
原因となり、その防止のために特別なシールドを
設けなければならないことになる。更に前記間隔
部分を通る磁束の一部は巻線内をも通るので、こ
れにより巻線を構成している電線内にうず電流が
発生して、リアクトル全体の損失が増加するよう
になる。
を広げると、この間隔の全断面積に対して、この
間隔の上下端部におけるヨーク鉄心5との対向面
積の比率が小さくなるから、この間隔部分以外の
他の磁路部分を通る磁束が増すことになる。この
磁束は洩れ磁束となつて付加損、局部加熱の発生
原因となり、その防止のために特別なシールドを
設けなければならないことになる。更に前記間隔
部分を通る磁束の一部は巻線内をも通るので、こ
れにより巻線を構成している電線内にうず電流が
発生して、リアクトル全体の損失が増加するよう
になる。
この発明は、主巻線と2次巻線との間隔を広げ
ることなくリアクトル容量を可変可能とすること
によつて寸法、重量の縮少並びに損失の低減を図
ることを目的とする。
ることなくリアクトル容量を可変可能とすること
によつて寸法、重量の縮少並びに損失の低減を図
ることを目的とする。
この発明は主巻線と2次巻線との間に、ギヤツ
プ入の鉄心を設置したことを特徴とするものであ
る。
プ入の鉄心を設置したことを特徴とするものであ
る。
この発明の実施例を第2図以降の各図によつて
説明する。なお第1図と同じ符号を附した部分は
同一又は対応する部分を指す。第2図の実施例で
は、主巻線2と2次巻線3との間にギヤツプ8を
有する中間鉄心9を設ける。中間鉄心9の両端は
ヨーク鉄心5によつて主鉄心1とともに磁気的に
短絡されている。
説明する。なお第1図と同じ符号を附した部分は
同一又は対応する部分を指す。第2図の実施例で
は、主巻線2と2次巻線3との間にギヤツプ8を
有する中間鉄心9を設ける。中間鉄心9の両端は
ヨーク鉄心5によつて主鉄心1とともに磁気的に
短絡されている。
このような構成によると、開閉器4を開放した
状態では第1図の場合とその動作を異にすること
はないが、開閉器4を閉成したとき、主磁束は中
間鉄心9を通るようになる。このときの磁気抵抗
は第1図の場合よりも小さいことは明らかである
から、この主磁束の磁速密度を高めることができ
るようになる。すなわち第1図の構成では主巻線
2と2次巻線3との間隔を広げる必要があつたの
対し、第2図の構成ではこのような間隔の広がり
を何ら必要とすることなく磁束密度を高めること
ができるようになるのである。これによつて主巻
線の径を大きくする必要はなくなり、これにとも
なつて重量、損失並びにこれにともなう鉄心の重
量が増大することが回避できる。更に洩れ磁束も
減少するからこれによる付加損、局部加熱並びに
うず電流による損失を軽減することができるよう
になる。
状態では第1図の場合とその動作を異にすること
はないが、開閉器4を閉成したとき、主磁束は中
間鉄心9を通るようになる。このときの磁気抵抗
は第1図の場合よりも小さいことは明らかである
から、この主磁束の磁速密度を高めることができ
るようになる。すなわち第1図の構成では主巻線
2と2次巻線3との間隔を広げる必要があつたの
対し、第2図の構成ではこのような間隔の広がり
を何ら必要とすることなく磁束密度を高めること
ができるようになるのである。これによつて主巻
線の径を大きくする必要はなくなり、これにとも
なつて重量、損失並びにこれにともなう鉄心の重
量が増大することが回避できる。更に洩れ磁束も
減少するからこれによる付加損、局部加熱並びに
うず電流による損失を軽減することができるよう
になる。
この場合、中間鉄心9はギヤツプ入りであるこ
とが必要で、これがギヤツプを有していないと、
即閉器4の開放時、短絡時にかかわらず主磁束が
主鉄心1を通らずに中間鉄心9にほとんど通るよ
うになり、リアクトルの容量がほとんど零となつ
てしまうからである。又2次巻線3の短絡によつ
てリアクトル容量をn倍とするときは中間鉄心9
の磁気抵抗を主鉄心1の磁気抵抗の(n−1)倍
とする必要がある。ここで主鉄心の磁気抵抗に
は、主鉄心外部を通り2次巻線に鎖交する磁気抵
抗を主鉄心のみを通る磁束に対する磁気抵抗に並
列に含み、又中間鉄心の磁気抵抗には、中間鉄心
外部を通り主巻線にのみ鎖交する磁束に対する磁
気抵抗を中間鉄心のみを通る磁束に対する磁気抵
抗に並列に含むものとする。又主巻線2と2次巻
線3のアンペアターンは等しくなるので、両巻線
はこのアンペアターンに相当する電流を支障なく
流すことができる構造とする必要がある。なおこ
れらについては、後に詳述する。
とが必要で、これがギヤツプを有していないと、
即閉器4の開放時、短絡時にかかわらず主磁束が
主鉄心1を通らずに中間鉄心9にほとんど通るよ
うになり、リアクトルの容量がほとんど零となつ
てしまうからである。又2次巻線3の短絡によつ
てリアクトル容量をn倍とするときは中間鉄心9
の磁気抵抗を主鉄心1の磁気抵抗の(n−1)倍
とする必要がある。ここで主鉄心の磁気抵抗に
は、主鉄心外部を通り2次巻線に鎖交する磁気抵
抗を主鉄心のみを通る磁束に対する磁気抵抗に並
列に含み、又中間鉄心の磁気抵抗には、中間鉄心
外部を通り主巻線にのみ鎖交する磁束に対する磁
気抵抗を中間鉄心のみを通る磁束に対する磁気抵
抗に並列に含むものとする。又主巻線2と2次巻
線3のアンペアターンは等しくなるので、両巻線
はこのアンペアターンに相当する電流を支障なく
流すことができる構造とする必要がある。なおこ
れらについては、後に詳述する。
第2図、第3図の構成では中間鉄心9を2次巻
線3の両側に配置し、したがつてヨーク鉄心5も
主巻線2の両側に延長して配置しているが、これ
に代えて中間鉄心9を2次巻線3の一方の側にの
み配置してもよい。その実施例を示したのが第4
図である。この図を用いて主、中間両鉄心の磁気
抵抗を検討することにする。同図においてφnを
1次電圧(線路電圧)に対する主磁束、φ1を2
次巻線3の開放時における主鉄心1の磁束、φ2
を同じく2次巻線3の開放時における中間鉄心9
の磁束、φ3を2次巻線3の短絡時における2次
巻線3に流れる電流による逆アンペアターンによ
り生ずる磁束とする。まず2次巻線3の開放時を
検討すると第4図から φn=φ1+φ2 (1) φ1Rn1=φ2Rn2=√2N1I1 (1′) ただしRn1は主鉄心1の磁気抵抗、Rn2は中間
鉄心9の磁気抵抗、I1は主巻線2に流れる電流、
N1は主巻線2の巻数、√2N1I1は1次アンペア
ターン(波高値表示)である。
線3の両側に配置し、したがつてヨーク鉄心5も
主巻線2の両側に延長して配置しているが、これ
に代えて中間鉄心9を2次巻線3の一方の側にの
み配置してもよい。その実施例を示したのが第4
図である。この図を用いて主、中間両鉄心の磁気
抵抗を検討することにする。同図においてφnを
1次電圧(線路電圧)に対する主磁束、φ1を2
次巻線3の開放時における主鉄心1の磁束、φ2
を同じく2次巻線3の開放時における中間鉄心9
の磁束、φ3を2次巻線3の短絡時における2次
巻線3に流れる電流による逆アンペアターンによ
り生ずる磁束とする。まず2次巻線3の開放時を
検討すると第4図から φn=φ1+φ2 (1) φ1Rn1=φ2Rn2=√2N1I1 (1′) ただしRn1は主鉄心1の磁気抵抗、Rn2は中間
鉄心9の磁気抵抗、I1は主巻線2に流れる電流、
N1は主巻線2の巻数、√2N1I1は1次アンペア
ターン(波高値表示)である。
前記両式から各鉄心の磁束と磁気抵抗の関係は
φ1=Rn2/Rn1+Rn2φn (2)
φ2=Rn1/Rn1+Rn2φn (2′)
となる。
次に2次巻線3を短絡したときは第6図から中
間鉄心9の磁気抵抗、磁束と1次アンペアターン
の関係は (φ2+φs)Rn2=√2N1Ip (3) 2次アンペアターン√2I2Rsにより生ずる磁束φs
は主鉄心1と中間鉄心9を通るから φs(Rn1+Rn2)=√2N2Is (4) ただしIpは2次電流Isが流れたときの1次電流、
N2は2次巻線3の巻数である。
間鉄心9の磁気抵抗、磁束と1次アンペアターン
の関係は (φ2+φs)Rn2=√2N1Ip (3) 2次アンペアターン√2I2Rsにより生ずる磁束φs
は主鉄心1と中間鉄心9を通るから φs(Rn1+Rn2)=√2N2Is (4) ただしIpは2次電流Isが流れたときの1次電流、
N2は2次巻線3の巻数である。
(3)(4)式から
2次巻線3を短絡したときは2次巻線と鎖交す
る磁束は0となるから φ1−φs=0 故に φs=φ1 したがつて(5)式を(1′)式を利用して変形すれ
ば したがつて (6),(7)式から1次アンペアターンと2次アンペ
アターンは等しくなる。
る磁束は0となるから φ1−φs=0 故に φs=φ1 したがつて(5)式を(1′)式を利用して変形すれ
ば したがつて (6),(7)式から1次アンペアターンと2次アンペ
アターンは等しくなる。
つぎに容量変化率と磁気抵抗との関係をみると
第4図から1次電圧Epは Ep=√2πN1(φ1+φ2) 1次電流Ipは(5′)式から したがつて1次容量Ppは Pp=Ep・Ip =π(φ1+φ2)(φ2+φs)Rn2 (8) 2次巻線3を開放したときはφs=0であるから、
このときの1次容量Ppは(8)式より Pp=πφ2(φ1+φ2)Rn2 (9) 又2次巻線3を短絡したときはφs=φ1であるか
ら、このときの1次容量P1は P1=π(φ1+φ2)2Rn2 (10) 故に両容量Pp,P1の比nは n=P1/Pp=φ1+φ2/φ2=1+φ1/φ2 (11) 上式に(1′)式を代入すれば n=1+Rn2/Rn1 すなわち Rn2=(n−1)Rn1 (12) すなわち中間鉄心9の磁気抵抗Rn2は主鉄心1
の磁名抵抗Rn1の(n−1)倍とすれば、2次巻
線3の開放時と短絡時との容量比をnとすること
ができるようになる。
第4図から1次電圧Epは Ep=√2πN1(φ1+φ2) 1次電流Ipは(5′)式から したがつて1次容量Ppは Pp=Ep・Ip =π(φ1+φ2)(φ2+φs)Rn2 (8) 2次巻線3を開放したときはφs=0であるから、
このときの1次容量Ppは(8)式より Pp=πφ2(φ1+φ2)Rn2 (9) 又2次巻線3を短絡したときはφs=φ1であるか
ら、このときの1次容量P1は P1=π(φ1+φ2)2Rn2 (10) 故に両容量Pp,P1の比nは n=P1/Pp=φ1+φ2/φ2=1+φ1/φ2 (11) 上式に(1′)式を代入すれば n=1+Rn2/Rn1 すなわち Rn2=(n−1)Rn1 (12) すなわち中間鉄心9の磁気抵抗Rn2は主鉄心1
の磁名抵抗Rn1の(n−1)倍とすれば、2次巻
線3の開放時と短絡時との容量比をnとすること
ができるようになる。
なお(1)式よりRn2=Rn1φ1/φ2であるから、これを
(12)式に代入し変形して
φ1=(n−1)φ2 (13)
故に主鉄心1の最大磁束をφ1としたとき、2次
巻線短絡時の中間鉄心9の最大磁束は φ2+φ1=nφ2 これを(13)式に代入して整理すれば φ1/φ1+φ2=n−1/n (14) すなわち容量比をnとしたとき、主鉄心1の最
大磁束は2次巻線3の短絡時における中間鉄心の
最大磁束の(n−1)/n倍となる。このため、
主鉄心の断面積を、中間鉄心の断面積に比べて減
らすことができる。このことは主鉄心1から中間
鉄心へと通る最大磁束は中間鉄心9から外側ヨー
クを通つて還流する最大磁束より少ないことを意
味するので、したがつて主鉄心1と中間鉄心9と
を結ぶヨーク鉄心部分の断面積を中間鉄心9の両
端を連結するヨーク鉄心部分の断面積より小さく
することができるようになる。
巻線短絡時の中間鉄心9の最大磁束は φ2+φ1=nφ2 これを(13)式に代入して整理すれば φ1/φ1+φ2=n−1/n (14) すなわち容量比をnとしたとき、主鉄心1の最
大磁束は2次巻線3の短絡時における中間鉄心の
最大磁束の(n−1)/n倍となる。このため、
主鉄心の断面積を、中間鉄心の断面積に比べて減
らすことができる。このことは主鉄心1から中間
鉄心へと通る最大磁束は中間鉄心9から外側ヨー
クを通つて還流する最大磁束より少ないことを意
味するので、したがつて主鉄心1と中間鉄心9と
を結ぶヨーク鉄心部分の断面積を中間鉄心9の両
端を連結するヨーク鉄心部分の断面積より小さく
することができるようになる。
以上の各実施例は主巻線2を2次巻線3の外側
に配置した構成であるが、第5図に示すように主
巻線2の外側に2次巻線3を配置してもよい。第
5図は第2図に対応する構成を示し、第6図は第
4図に対応する構成を示す。この場合でも、2次
巻線3を短絡することによつてリアクトル容量を
n倍とするときは、中間鉄心9の磁気抵抗を主鉄
心1の磁気抵抗の(n−1)倍とする。又2次巻
線3のアンペアターンは主巻線2のアンペアター
ンのn−1/n倍となるので、2次巻線の導体断
面積を主巻線に比べて減ずることができる。又こ
の場合は主鉄心1、中間鉄心9を通る最大磁束は
等しくなる。
に配置した構成であるが、第5図に示すように主
巻線2の外側に2次巻線3を配置してもよい。第
5図は第2図に対応する構成を示し、第6図は第
4図に対応する構成を示す。この場合でも、2次
巻線3を短絡することによつてリアクトル容量を
n倍とするときは、中間鉄心9の磁気抵抗を主鉄
心1の磁気抵抗の(n−1)倍とする。又2次巻
線3のアンペアターンは主巻線2のアンペアター
ンのn−1/n倍となるので、2次巻線の導体断
面積を主巻線に比べて減ずることができる。又こ
の場合は主鉄心1、中間鉄心9を通る最大磁束は
等しくなる。
この場合の容量比nと磁気抵抗との関係を第6
図を用いて検討する。
図を用いて検討する。
まず2次巻線3の開放時においては、φ1とφn
とは等しいから φ1Rn1=φnRn1=√2N1Ip (15) 又2次巻線3の短絡時においては φ1Rn1+φsRn2=√2N1Ip (16) φsRn2=√2N2Is (16′) したがつて N2Is/N1Ip=φsRn2/φ1Rn1+φsRn2 (17) 2次巻線の短絡時は、φs=φ1より、上式は N2Is/N1Ip=Pn2/Rn1+Rn2 (18) 第6図および(16)式から1次電圧Ep91次電流Ip
は したがつて1次容量Ppは Pp=Ep,Ip=πφ1 (φ1Rn1+φsRn2) (19) 2次巻線開放時の容量Ppはφs=0から Pp=πφ1 2Rn1 (20) 2次巻線短絡時の容量P1はφs=φ1より P1=πφ1 2(Rn1+Rn2) 故に容量比nは n=P1/Pp=1+Rn2/Rn1 故に Rn2=(n−1)Rn1 (21) すなわち(12)式と同じ関係式となる。
とは等しいから φ1Rn1=φnRn1=√2N1Ip (15) 又2次巻線3の短絡時においては φ1Rn1+φsRn2=√2N1Ip (16) φsRn2=√2N2Is (16′) したがつて N2Is/N1Ip=φsRn2/φ1Rn1+φsRn2 (17) 2次巻線の短絡時は、φs=φ1より、上式は N2Is/N1Ip=Pn2/Rn1+Rn2 (18) 第6図および(16)式から1次電圧Ep91次電流Ip
は したがつて1次容量Ppは Pp=Ep,Ip=πφ1 (φ1Rn1+φsRn2) (19) 2次巻線開放時の容量Ppはφs=0から Pp=πφ1 2Rn1 (20) 2次巻線短絡時の容量P1はφs=φ1より P1=πφ1 2(Rn1+Rn2) 故に容量比nは n=P1/Pp=1+Rn2/Rn1 故に Rn2=(n−1)Rn1 (21) すなわち(12)式と同じ関係式となる。
又上式を(17)式に代入すれば
N2Is/N1Ip=n−1/n
すなわち2次巻線3のアンペアターンN2Isは、
主巻線2のアンペアターンN1Ipのn−1/n倍
となる。
主巻線2のアンペアターンN1Ipのn−1/n倍
となる。
第7図は中間鉄心を主鉄心1に対してその円周
方向に放射状に複数分割して配置した構成を示
す。これによれば前記の実施例に比較して主巻線
2の周囲の空間を有効に利用することができ、重
量、損失の低減が更に可能となる。図の例は主鉄
心1を断面円形としており、たとえばラジアル鉄
心(又はインボリユート鉄心、巻鉄心等)で構成
される。中間鉄心を8個とした例であり、内側の
ヨーク鉄心51は主鉄心1の上下側において円形
となるように衝合させてある。一般には中間鉄心
をm等分した場合はヨーク鉄心51の幅tは次の
ように求められる。すなわちひとつのヨーク鉄心
51の中心角は360゜/mとなるから、幅tは、主
鉄心1の直径をDとすれば t=2D/2sin360゜/2m=Dsin180゜/m すなわち主鉄心1の直径のsin180゜/m倍に幅tを 選べばヨーク鉄心の衝合部分を直径Dの円形とす
ることができるようになる。又ヨーク鉄心51の
高さHは H=πD2/4mt とすると、ヨーク鉄心51の全断面積が主鉄心1
の断面積と等しくなるが、ヨーク鉄心と主鉄心の
磁束密度の相違その他により、必ずしもこの値と
する必要もない。
方向に放射状に複数分割して配置した構成を示
す。これによれば前記の実施例に比較して主巻線
2の周囲の空間を有効に利用することができ、重
量、損失の低減が更に可能となる。図の例は主鉄
心1を断面円形としており、たとえばラジアル鉄
心(又はインボリユート鉄心、巻鉄心等)で構成
される。中間鉄心を8個とした例であり、内側の
ヨーク鉄心51は主鉄心1の上下側において円形
となるように衝合させてある。一般には中間鉄心
をm等分した場合はヨーク鉄心51の幅tは次の
ように求められる。すなわちひとつのヨーク鉄心
51の中心角は360゜/mとなるから、幅tは、主
鉄心1の直径をDとすれば t=2D/2sin360゜/2m=Dsin180゜/m すなわち主鉄心1の直径のsin180゜/m倍に幅tを 選べばヨーク鉄心の衝合部分を直径Dの円形とす
ることができるようになる。又ヨーク鉄心51の
高さHは H=πD2/4mt とすると、ヨーク鉄心51の全断面積が主鉄心1
の断面積と等しくなるが、ヨーク鉄心と主鉄心の
磁束密度の相違その他により、必ずしもこの値と
する必要もない。
主鉄心1の断面積は前記したようにこれと対応
する中間鉄心9部分の断面積より大きくできるの
で、この例のように内側のヨーク鉄心51の断面
積はヨーク鉄心52の断面積より小さくすること
ができる。なお10は主鉄心1のセンタホールで
ここを貫通するスタツドにより主鉄心1を締付け
る。主巻線2の端子はヨーク鉄心52の間から、
又2次巻線3の端子はヨーク鉄心51の間からそ
れぞれ引出せばよい。中間鉄心9の締付けは隣り
合う中間鉄心間の空間部を利用し、締付スタツド
により行なえばよい。
する中間鉄心9部分の断面積より大きくできるの
で、この例のように内側のヨーク鉄心51の断面
積はヨーク鉄心52の断面積より小さくすること
ができる。なお10は主鉄心1のセンタホールで
ここを貫通するスタツドにより主鉄心1を締付け
る。主巻線2の端子はヨーク鉄心52の間から、
又2次巻線3の端子はヨーク鉄心51の間からそ
れぞれ引出せばよい。中間鉄心9の締付けは隣り
合う中間鉄心間の空間部を利用し、締付スタツド
により行なえばよい。
第9図は第7図と同様の構成としたもので、2
次巻線3を主巻線2に対して外側に配置した構成
(第5図に対応する構成)を示す。この場合中間
鉄心9とヨーク鉄心5の断面積は、それと対応す
る主鉄心1の端面の面積と等しくすればよいが、
鉄心外を通る磁束量もしくは選定する磁束密度の
値によつては異る断面積としてもよい。
次巻線3を主巻線2に対して外側に配置した構成
(第5図に対応する構成)を示す。この場合中間
鉄心9とヨーク鉄心5の断面積は、それと対応す
る主鉄心1の端面の面積と等しくすればよいが、
鉄心外を通る磁束量もしくは選定する磁束密度の
値によつては異る断面積としてもよい。
これらの構成によれば主巻線2の周囲が中間鉄
心とヨーク鉄心で適当に覆われるので、漏れ磁束
は更に少くなり、磁気シールドは極めて容易であ
る。
心とヨーク鉄心で適当に覆われるので、漏れ磁束
は更に少くなり、磁気シールドは極めて容易であ
る。
第11図は第4図に示す分岐リアクトルを三相
配置した場合の例を示し、すなわち、主巻線2を
長円形とし、その内側の一方に主鉄心1及び2次
巻線3を同心状に設け、他の一方に中間鉄心9を
設ける。主鉄心1と中間鉄心9はヨーク鉄心51
により又中間鉄心9の両端は主巻線2の外側を通
るヨーク鉄心52により磁気的に結合する。この
ように構成される3台の分路リアクトル21〜2
3を図のように並設し、各三相の線路に主巻線2
を接続すればスペース的に極めて有利となる。
配置した場合の例を示し、すなわち、主巻線2を
長円形とし、その内側の一方に主鉄心1及び2次
巻線3を同心状に設け、他の一方に中間鉄心9を
設ける。主鉄心1と中間鉄心9はヨーク鉄心51
により又中間鉄心9の両端は主巻線2の外側を通
るヨーク鉄心52により磁気的に結合する。この
ように構成される3台の分路リアクトル21〜2
3を図のように並設し、各三相の線路に主巻線2
を接続すればスペース的に極めて有利となる。
以上詳述したように、この発明によれば主巻線
と2次巻線との間にギヤツプ入りの中間鉄心を配
置する構成としたので、従来のように両巻線の間
隔を広げなくともリアクトル容量の増大のために
磁束密度を高めることができ、したがつて従来構
成に比較して、重量、損失を軽減させることがで
きる効果を奏する。
と2次巻線との間にギヤツプ入りの中間鉄心を配
置する構成としたので、従来のように両巻線の間
隔を広げなくともリアクトル容量の増大のために
磁束密度を高めることができ、したがつて従来構
成に比較して、重量、損失を軽減させることがで
きる効果を奏する。
第1図は従来例の断面図、第2図はこの発明の
実施例を示す断面図、第3図は平面図、第4図は
第2図の変形実施例を示す断面図、第5図はこの
発明の他の実施例を示す断面図、第6図は第5図
の変形実施例を示す断面図、第7図はこの発明の
更に別の実施例を示す平面図、第8図は第7図の
半部を断面とした側面図、第9図は第7図の変形
実施例を示す平面図、第10図は第9図の半部を
断面とした側面図、第11図はこの発明の更に別
の実施例を示す平面図、第12図は同断面図であ
る。 1……主鉄心、2……主巻線、3……2次巻
線、4……開閉器、5,51,52……ヨーク鉄
心、9……中間鉄心。
実施例を示す断面図、第3図は平面図、第4図は
第2図の変形実施例を示す断面図、第5図はこの
発明の他の実施例を示す断面図、第6図は第5図
の変形実施例を示す断面図、第7図はこの発明の
更に別の実施例を示す平面図、第8図は第7図の
半部を断面とした側面図、第9図は第7図の変形
実施例を示す平面図、第10図は第9図の半部を
断面とした側面図、第11図はこの発明の更に別
の実施例を示す平面図、第12図は同断面図であ
る。 1……主鉄心、2……主巻線、3……2次巻
線、4……開閉器、5,51,52……ヨーク鉄
心、9……中間鉄心。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ギヤツプを有する主鉄心に、主巻線と、選択
的に短絡開放される2次巻線とを巻装するととも
に、前記主巻線と2次巻線との間にギヤツプを有
する中間鉄心を配置し、前記主鉄心と中間鉄心と
の各両端部をヨーク鉄心によつて磁気的に短絡し
てなる可変容量型分路リアクトル。 2 中間鉄心はその磁気抵抗を主鉄心の磁気抵抗
の(n−1)倍(ただしnは2次巻線の短絡開放
による可変容量化)としてなる特許請求の範囲第
1項記載の可変容量型分路リアクトル。 3 ギヤツプを有する主鉄心に、主巻線と、選択
的に短絡開放される2次巻線とを巻装するととも
に、前記主巻線と2次巻線との間にギヤツプを有
する中間鉄心を前記主鉄心の周囲に複数分散して
配置し、前記主鉄心と各中間鉄心との各両端部を
それぞれヨーク鉄心によつて磁気的に短絡してな
る可変容量型分路リアクトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57122411A JPS5913315A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 可変容量型分路リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57122411A JPS5913315A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 可変容量型分路リアクトル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5913315A JPS5913315A (ja) | 1984-01-24 |
| JPH023283B2 true JPH023283B2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=14835138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57122411A Granted JPS5913315A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 可変容量型分路リアクトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913315A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0239850A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-08 | Ton:Kk | 珍味食品及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4867053B2 (ja) * | 2004-06-03 | 2012-02-01 | 北芝電機株式会社 | リアクトル |
| JP4626389B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-02-09 | 富士電機システムズ株式会社 | 複合リアクトル |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP57122411A patent/JPS5913315A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0239850A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-08 | Ton:Kk | 珍味食品及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5913315A (ja) | 1984-01-24 |
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