JPH0236148B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0236148B2 JPH0236148B2 JP58121450A JP12145083A JPH0236148B2 JP H0236148 B2 JPH0236148 B2 JP H0236148B2 JP 58121450 A JP58121450 A JP 58121450A JP 12145083 A JP12145083 A JP 12145083A JP H0236148 B2 JPH0236148 B2 JP H0236148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- epoxy resin
- molding
- mold
- mold release
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Description
本発明は成形用エポキシ樹脂組成物に関するも
のであり、詳しくは、成形時には金型汚れのない
優れた離型性を示し、成形後には優れた捺印性、
密着性を示す、特に、半導体封止用の成形用エポ
キシ樹脂組成物に関する。 従来、エポキシ樹脂組成物の成形には移送成
形、射出成形、圧縮成形、法型等の方法が採用さ
れている。これらの各成形法において、成形物を
金型から円滑に取り出すことが生産性の面から極
めて重要なことである。そのために、金型設計時
に、金型のキヤビテイに傾斜をつけたり、つき上
げピンの数を増したりする工夫がなされている。
しかし、つき上げピンの数を増せば離型性は向上
するが、金型の製造コストが著しく増加し、経済
的制約を受けること、およびそれだけでは離型性
が充分でないという欠点がある。 また、離型性をあげるため、生産を中断して離
型剤を金型に塗布する方法も実施されているが、
離型剤の金型えの度重なる塗布は作業効率を低下
させ、生産性に重大な支障をきたすという致命的
欠点を有している。 その結果、必然的に樹脂自身の改良、すなわち
内部離型剤の開発に対する期待が大きくなつてき
ている。 ところで、内部離型剤の役割は、成形時の離型
性を向上させることであるが、それ以外にブリー
ドオフがないこと、半導体部品と樹脂との密着性
を妨げないことなども重要なことである。何故な
ら、内部離型剤がプリードオフすることによつ
て、成形回数が増すにつれ、金型内に汚れとして
蓄積され、成形品表面の汚れをひきおこすからで
あり、また、成形品に社名、製品名等の捺印をほ
どこす場合に、内部離型剤がにじみ出して捺印性
を妨げるからである。また、樹脂の用途がトラン
ジスタIC等の半導体の封止材である場合には水
分が湿分の侵入を防ぐためにその密着性が重要と
なる。 従来、内部離型剤としてステアリン酸カルシウ
ムやステアリン酸亜鉛などの高級脂肪酸の金属塩
が使用されてきたが、離型性、捺印性にやゝ優れ
ているものの、半導体装置の封止剤として用いた
場合の密着性に劣るという欠点があり、また、内
部離型剤としてカルナウバワツクスやモンタンワ
ツクスなどのエステル系ワツクスが知られている
が、封止材として用いた場合の密着性は比較的優
れているものの離型性、捺印性に劣るという欠点
がある。また、ジメチルシリコーンオイルを使用
する場合もあるが、これは離型性に優れているも
のの、捺印性、密着性に劣るという欠点がある。 本発明者はエポキシ樹脂組成物の内部離型剤に
ついて鋭意研究した結果、エポキシ樹脂と反応し
得る特定の基を有するオルガノポリシロキサンを
配合することにより、ブリードオフがなく、金型
汚れのない優れた離型性を有し、かつ、成形品の
捺印性、封止材としての密着性にもすぐれている
ことを見出し、特許出願(特開昭58−69244号)
した。 本発明者は、引続き内部離型剤について研究し
た結果、エポキシ樹脂と反応し得る特定の基を有
し、かつ、エポキシ樹脂との親和性を付与するポ
リオキシアルキレン基とを有するオルガノポリシ
ロキサンを配合することにより、ブリードオフが
なく、離型性等がさらに向上することを見出し、
本発明に到達した。 すなわち、本発明は、 (A) エポキシ樹脂、および (B) 一般式 〔式中、Rは同種もしくは異種の1価炭化水
素基、AはR,DおよびGから選択される基、
Dはエポキシ基、アミノ基、水酸基、カルボキ
シル基またはカルボン酸エステル基を含有する
1価有機基、Gは(―R1)―aO(―C2H4O)―b(―
C3H6O)―cR2ここに、R1は2価の有機基、R2は
水素原子または末端封鎖基、aは0または1,
bおよびcは0〜50、ただしb+cは1〜100
である)、lは0〜1000、mおよびnは0〜
100、ただしl+m+nは1〜1000である。〕で
表わされ、1分子中に、少なくとも1個のD基
と少なくとも1個のG基とを有するオルガノポ
リシロキサン、 (但し、(B)成分の添加量は(A)成分の重量の
0.1〜20重量%である。) を主剤とする成形用エポキシ樹脂組成物に関す
るものである。 本発明に使用される(A)成分のエポキシ樹脂は、
1分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有する
ものであればよく、従来公知の全てのエポキシ樹
脂を使用することができる。例えば、ビスフエノ
ールAのジグリシジルエーテルやその多量体であ
るエピビスタイプのエポキシ樹脂、ビスフエノー
ルF型エポキシ樹脂、レゾルシン型エポキシ樹
脂、テトラヒドロキシフエニルエタン型エポキシ
樹脂、フエノールノボラツク型エポキシ樹脂、ク
レゾールノボラツク型エポキシ樹脂、ポリオレフ
イン型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂、エポ
キシ化大豆油、シリコーン変性エポキシ樹脂など
の各種変性エポキシ樹脂、およびそれらのハロゲ
ン化物が例示される。エポキシ樹脂としてはその
1種または2種以上を混合して使用してもよく、
また、エポキシ樹脂と他のエポキシ基をもたない
熱硬化性樹脂との混合物も含まれる。 本発明に使用される(B)成分のオルガノポリシロ
キサンは、エポキシ樹脂に配合して、成形時に金
型汚れのない優れた離型性を与えるとともに、成
形品の捺印性、封止材としての密着性を与える重
要な成分である。このオルガノポリシロキサンは
一般式 によつて表わされ、式中、Rは同種もしくは異種
の1価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、
プロピル基、オクチル基、フエニル基、ビニル
基、アリル基、3―クロルプロピル基、β―フエ
ニルエチル基、3,3,3―トリフルオロプロピ
ル基などが例示される。このうち、一般にメチル
基が使用される。Dはエポキシ基、アミノ基、水
酸基、カルボキシル基またはカルボン酸エステル
基を含有する1価有機酸である。 これらの基はエポキシ樹脂と反応するため、(B)
成分のブリードオフを防ぐ働きをする。このう
ち、アミノ基はその窒素原子に結合する水素原子
の1個または2個がアルキル基等で置換されたも
のも使用できる。これらの官能基が結合している
1価有機基の種類は特に限定するものではない
が、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基などのアルキレン基、クロルエ
チレン基、フルオロエチレン基などのハロゲン化
アルキレン基、脂肪族環状体含有アルキレン基、
フエニレン基、アルキレンアリーレン基、―
C6H4CO―、―CO―、―NHCO―、―
CH2OCH2CH2CH2―、―CH2CH2OCH2CH2―、
のであり、詳しくは、成形時には金型汚れのない
優れた離型性を示し、成形後には優れた捺印性、
密着性を示す、特に、半導体封止用の成形用エポ
キシ樹脂組成物に関する。 従来、エポキシ樹脂組成物の成形には移送成
形、射出成形、圧縮成形、法型等の方法が採用さ
れている。これらの各成形法において、成形物を
金型から円滑に取り出すことが生産性の面から極
めて重要なことである。そのために、金型設計時
に、金型のキヤビテイに傾斜をつけたり、つき上
げピンの数を増したりする工夫がなされている。
しかし、つき上げピンの数を増せば離型性は向上
するが、金型の製造コストが著しく増加し、経済
的制約を受けること、およびそれだけでは離型性
が充分でないという欠点がある。 また、離型性をあげるため、生産を中断して離
型剤を金型に塗布する方法も実施されているが、
離型剤の金型えの度重なる塗布は作業効率を低下
させ、生産性に重大な支障をきたすという致命的
欠点を有している。 その結果、必然的に樹脂自身の改良、すなわち
内部離型剤の開発に対する期待が大きくなつてき
ている。 ところで、内部離型剤の役割は、成形時の離型
性を向上させることであるが、それ以外にブリー
ドオフがないこと、半導体部品と樹脂との密着性
を妨げないことなども重要なことである。何故な
ら、内部離型剤がプリードオフすることによつ
て、成形回数が増すにつれ、金型内に汚れとして
蓄積され、成形品表面の汚れをひきおこすからで
あり、また、成形品に社名、製品名等の捺印をほ
どこす場合に、内部離型剤がにじみ出して捺印性
を妨げるからである。また、樹脂の用途がトラン
ジスタIC等の半導体の封止材である場合には水
分が湿分の侵入を防ぐためにその密着性が重要と
なる。 従来、内部離型剤としてステアリン酸カルシウ
ムやステアリン酸亜鉛などの高級脂肪酸の金属塩
が使用されてきたが、離型性、捺印性にやゝ優れ
ているものの、半導体装置の封止剤として用いた
場合の密着性に劣るという欠点があり、また、内
部離型剤としてカルナウバワツクスやモンタンワ
ツクスなどのエステル系ワツクスが知られている
が、封止材として用いた場合の密着性は比較的優
れているものの離型性、捺印性に劣るという欠点
がある。また、ジメチルシリコーンオイルを使用
する場合もあるが、これは離型性に優れているも
のの、捺印性、密着性に劣るという欠点がある。 本発明者はエポキシ樹脂組成物の内部離型剤に
ついて鋭意研究した結果、エポキシ樹脂と反応し
得る特定の基を有するオルガノポリシロキサンを
配合することにより、ブリードオフがなく、金型
汚れのない優れた離型性を有し、かつ、成形品の
捺印性、封止材としての密着性にもすぐれている
ことを見出し、特許出願(特開昭58−69244号)
した。 本発明者は、引続き内部離型剤について研究し
た結果、エポキシ樹脂と反応し得る特定の基を有
し、かつ、エポキシ樹脂との親和性を付与するポ
リオキシアルキレン基とを有するオルガノポリシ
ロキサンを配合することにより、ブリードオフが
なく、離型性等がさらに向上することを見出し、
本発明に到達した。 すなわち、本発明は、 (A) エポキシ樹脂、および (B) 一般式 〔式中、Rは同種もしくは異種の1価炭化水
素基、AはR,DおよびGから選択される基、
Dはエポキシ基、アミノ基、水酸基、カルボキ
シル基またはカルボン酸エステル基を含有する
1価有機基、Gは(―R1)―aO(―C2H4O)―b(―
C3H6O)―cR2ここに、R1は2価の有機基、R2は
水素原子または末端封鎖基、aは0または1,
bおよびcは0〜50、ただしb+cは1〜100
である)、lは0〜1000、mおよびnは0〜
100、ただしl+m+nは1〜1000である。〕で
表わされ、1分子中に、少なくとも1個のD基
と少なくとも1個のG基とを有するオルガノポ
リシロキサン、 (但し、(B)成分の添加量は(A)成分の重量の
0.1〜20重量%である。) を主剤とする成形用エポキシ樹脂組成物に関す
るものである。 本発明に使用される(A)成分のエポキシ樹脂は、
1分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有する
ものであればよく、従来公知の全てのエポキシ樹
脂を使用することができる。例えば、ビスフエノ
ールAのジグリシジルエーテルやその多量体であ
るエピビスタイプのエポキシ樹脂、ビスフエノー
ルF型エポキシ樹脂、レゾルシン型エポキシ樹
脂、テトラヒドロキシフエニルエタン型エポキシ
樹脂、フエノールノボラツク型エポキシ樹脂、ク
レゾールノボラツク型エポキシ樹脂、ポリオレフ
イン型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂、エポ
キシ化大豆油、シリコーン変性エポキシ樹脂など
の各種変性エポキシ樹脂、およびそれらのハロゲ
ン化物が例示される。エポキシ樹脂としてはその
1種または2種以上を混合して使用してもよく、
また、エポキシ樹脂と他のエポキシ基をもたない
熱硬化性樹脂との混合物も含まれる。 本発明に使用される(B)成分のオルガノポリシロ
キサンは、エポキシ樹脂に配合して、成形時に金
型汚れのない優れた離型性を与えるとともに、成
形品の捺印性、封止材としての密着性を与える重
要な成分である。このオルガノポリシロキサンは
一般式 によつて表わされ、式中、Rは同種もしくは異種
の1価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、
プロピル基、オクチル基、フエニル基、ビニル
基、アリル基、3―クロルプロピル基、β―フエ
ニルエチル基、3,3,3―トリフルオロプロピ
ル基などが例示される。このうち、一般にメチル
基が使用される。Dはエポキシ基、アミノ基、水
酸基、カルボキシル基またはカルボン酸エステル
基を含有する1価有機酸である。 これらの基はエポキシ樹脂と反応するため、(B)
成分のブリードオフを防ぐ働きをする。このう
ち、アミノ基はその窒素原子に結合する水素原子
の1個または2個がアルキル基等で置換されたも
のも使用できる。これらの官能基が結合している
1価有機基の種類は特に限定するものではない
が、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基などのアルキレン基、クロルエ
チレン基、フルオロエチレン基などのハロゲン化
アルキレン基、脂肪族環状体含有アルキレン基、
フエニレン基、アルキレンアリーレン基、―
C6H4CO―、―CO―、―NHCO―、―
CH2OCH2CH2CH2―、―CH2CH2OCH2CH2―、
【式】―(CH2)1〜10
(NHCH2CH2)1〜5、またはこれらの基の組合せか
らなる複合基が例示され、好ましくはその基の一
端に上記官能基が結合しているものである。しか
し、官能基が1価有機基を構成する分子の途中に
結合しているものを除外するものではない。 Gは式(―R1)―aO(―C2H4O)―b(―C3H6O)―cR
2で
表わされるポリオキシアルキレン基である。この
ポリオキシアルキレン基はエポキシ樹脂との親和
性を付与する基である。ここに、R1は2価の有
機基であり、炭素原子数1〜10のアルキレン基、
―C6H4―基、―CO―基、―NHCO―基またはこ
れらの基同士が結合した複合基が例示される。
R2は水素原子または末端封鎖基であり、末端封
鎖基としては1価炭化水素基、アシル基、炭酸モ
ノエステル基が例示され、1価炭化水素基として
はメチル基、エチル基、プロピル基、ドデシル
基、シクロヘキシル基、フエニル基、β―フエニ
ルエチル基などが例示され、アシル基としてはア
セチル基、プロピオニル基、ベンゾイル基などが
例示される。aは0または1、bおよびcは0〜
50、ただしb+cは1〜100である。また、Aは
上記したR、DおよびGから選択される基であ
る。lは0〜1000、mおよびnは0〜100、ただ
しl+m+nは1〜1000である。 このオルガノポリシロキサンは、1分子中に、
少なくとも1個のD基と少なくとも1個のG基と
を有する必要がある。このD基およびG基はオル
ガノポリシロキサンの分子構造中どの部分に存在
していてもよい。なお、ポリオキシアルキレン基
のb+cの値が大き過ぎると製造の際ポリオキシ
アルキレン基が分岐するおそれがあるので、5〜
50の範囲が好ましい。また、各シロキサン単位の
好ましい範囲はlが10〜500、mが2〜40、nが
1〜30、l+m+nが10〜500である。 (B)成分の配合割合は(A)成分であるエポキシ樹脂
の重量の0.1〜20重量%の範囲、好ましくは0.5〜
15重量%の範囲である。配合割合が0.1重量%未
満であると内部離型剤としての効果が充分でな
く、20重量%を超過すると硬化後の成形物の諸特
性、すなわち機械的強度、電気特性、化学特性に
影響を及ぼすからである。また、支障のない限り
2種以上の(B)成分を配合してもよい。 本組成物には上記した(A)成分および(B)成分以外
にエポキシ樹脂の硬化剤を使用する。この硬化剤
としては従来公知のものでもよく、例えば、無水
フタル酸、無水ピロメリツト酸、無水テトラヒド
ロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水コ
ハク酸、無水ベンゾフエノンテトラカルボン酸等
の酸無水物系硬化剤、ジシアンジアミド、ジアミ
ノジフエニルメタン、ジアミノジフエニルスルフ
オン、メタフエニレンジアミン、ビス(3―メチ
ル―4―アミノフエニル)メタン、ビス(4―ア
ミノ―シクロヘキシル)メタン等のアミン系硬化
剤あるいはフエノールノボラツク系硬化剤などが
用いられる。この配合量は硬化剤の種類によつて
変るため、特に限定するものではない。この硬化
剤以外にイミダゾールや第3級アミンで代表され
る硬化促進剤も使用できる。 さらに、本組成物には必要に応じて、脂肪酸金
属塩、エステル系ワツクス、(B)成分以外の液状オ
ルガノポリシロキサンなどの従来公知の内部離型
剤、フユームドシリカ、熔融シリカ、結晶性シリ
カ、結晶性シリカ、アルミナ、アルミナ水和物、
タルク、珪そう土、マイカ、アスベスト、炭酸カ
ルシウム、ガラス繊維等で代表される無機質充填
剤、酸化アンチモン、ハロゲン化合物、リン化合
物で代表される難燃剤、シランカツプリング剤
((B)成分の有する官能基と同じ官能基をもつシラ
ンカツプリング剤を包含する)、顔料等を配合す
ることができる。なお無機質充填剤は目的によつ
てその配合量は異なるが、通常(A)成分の5〜1000
重量%の範囲で添加する。 本発明の成形用エポキシ樹脂組成物は移送、圧
縮、射出、注型等による成形時において、金型汚
れのない極めてすぐれた離型性を示し、その成形
物は捺印性にすぐれ、半導体封止用として使用し
た場合は半導体部品との密着性を向上させること
ができる。 さらに、エポキシ樹脂に(B)成分を混合して粉体
にしたもの、またはエポキシ樹脂の粉体を(B)成分
で処理したものはブロツキング防止性や流動性を
改良することができるため、粉末塗料として電気
絶縁塗装や耐食塗装用に使用することができる。
それ以外に、一般成形用材料、耐熱性ワニス、注
型用樹脂、含浸用樹脂、コーテイング用材料とし
て使用できる。 次に、本発明を実施例によつて説明する。実施
例中および比較例中の部は重量部を意味し、粘度
は25℃における値である。 なお、各実施例および各比較例において本発発
明の特性を示す「金型離型性」、「金型汚れ」、「捺
印性」および「密着性」の次の方法によつた。 「金型離型性」 断面積1cm2の円筒形キヤビテイを有する金型
で、1.5gの各組成物を175℃で2分間圧縮成形
し、成形直後の金型からの離型押し出し力(Kg)
をプツシユプルゲージで測定した。これを10回繰
り返し、その最低と最高の値をとつた。 「金型汚れ」 To―202トランジスタ20個どり金型を使用し、
175℃、2分間で連続500回トランスフアー成形
し、成形後の金型の汚れを肉眼観察した。金型の
鏡面に曇りがなければ、さらに連続500回トラン
フアー成形して、金型の汚れを肉眼観察した。
1000回成形後も金型の鏡面に曇りのないものを○
印、500回成形して曇りがなく、1000回成形後に
は曇りが生じたものを△印、500以下の成形で曇
りが生じたものを×印とした。 「捺印性」 To―202トランジスタ20個どり金型を使用し、
175℃で2分間トランスフアー成形した成形表面
に、マーケム社7261インクを捺印し、150℃で1
時間インクを硬化させた後、インク表面にセロフ
アンテープを密着させ、それを急激にはがしたと
きのテープ側へのインクの転写性を肉眼で判定し
た。これを10回繰り返し、10共テープ側に全く転
写しないものを○印、テープ側に一部でも転写し
たものが1回以上あるものを△印、ほぼテープ全
面に転写したものが1回以上あるものを×印とし
た。 「密着性」 To―202トランジスタ20個どり金型を使用し、
175℃で2分間の成形条件でトランスフアー成形
して半導体を封止した。この成形物をレツドチエ
ツク液に各10個浸漬し、12時間煮沸させた後とり
出し、成形物とリードフレームとの境界面へのレ
ツドチエツク液の浸透具合を顕微鏡で観察した。
10個共全く浸入が認められないものを○印、僅か
でも浸入が認められるものが5個以下のものを△
印、10個共僅かでも浸入が認められないものを×
印とした。 実施例 1 エポキシ当量220、軟化点80℃のクレゾールノ
ボラツクエポキシ樹脂75部、エポキシ当量400、
軟化点70℃、臭素含有量45重量%の臭素化ビスフ
エノールA型エポキシ樹脂25部、硬化剤として軟
化点90℃のフエノールノボラツク樹脂50部、無機
質充填剤として熔融シリカ粉末420部、硬化促進
剤として2―メチル―4―イミダゾール1部、顔
料としてカーボンブラツク2部、三酸化アンチモ
ン20部、内部離型剤として式 で表わされる粘度3500センチストークスのエポキ
シ基とポリオキシアルキレン基とを含有するオル
ガノポリシロキサン2部を加え、80〜90℃の熱ロ
ールで混練し、冷却後粉砕して成形用エポキシ樹
脂組成物とした。この組成物を用いて前記した金
型離型性、金型汚れ、捺印性および密着性の評価
を行ない、その結果を第1表に示した。 比較例 1 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、カル
ナウバワツクス2部を使用した以外は実施例1と
全く同様にして、成形用エポキシ樹脂組成物をつ
くり、同様の評価を行なつた。その結果を第1表
に示した。 比較例 2 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、ステ
アリン酸カルシウム2部を使用した以外は実施例
1と全く同様にして、成形用エポキシ樹脂組成物
をつくり、同様の評価を行なつた。その結果を第
1表に示した。 比較例 3 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、分子
鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖された粘度
1000センチストークスのジメチルポリシロキサン
2部を使用した以外は、実施例1と全く同様にし
て成形用エポキシ樹脂組成物をつくり、同様の評
価を行なつた。その結果を第1表に示した。 比較例 4 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、式 で表わされる粘度8000センチストークスのエポキ
シ基含有ジメチルポリシロキサン2部を使用した
以外は、実施例1と全く同様にして成形用エポキ
シ樹脂組成物をつくり、同様の評価を行なつた。
その結果を第1表に示した。 比較例 5 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、式 で表わされる粘度1200センチストークスのポリオ
キシアルキレン基含有ジメチルポリシロキサン2
部を使用した以外は、実施例1と全く同様にして
成形用エポキシ樹脂組成物をつくり、同様の評価
を行なつた。その結果を第1表に示した。
らなる複合基が例示され、好ましくはその基の一
端に上記官能基が結合しているものである。しか
し、官能基が1価有機基を構成する分子の途中に
結合しているものを除外するものではない。 Gは式(―R1)―aO(―C2H4O)―b(―C3H6O)―cR
2で
表わされるポリオキシアルキレン基である。この
ポリオキシアルキレン基はエポキシ樹脂との親和
性を付与する基である。ここに、R1は2価の有
機基であり、炭素原子数1〜10のアルキレン基、
―C6H4―基、―CO―基、―NHCO―基またはこ
れらの基同士が結合した複合基が例示される。
R2は水素原子または末端封鎖基であり、末端封
鎖基としては1価炭化水素基、アシル基、炭酸モ
ノエステル基が例示され、1価炭化水素基として
はメチル基、エチル基、プロピル基、ドデシル
基、シクロヘキシル基、フエニル基、β―フエニ
ルエチル基などが例示され、アシル基としてはア
セチル基、プロピオニル基、ベンゾイル基などが
例示される。aは0または1、bおよびcは0〜
50、ただしb+cは1〜100である。また、Aは
上記したR、DおよびGから選択される基であ
る。lは0〜1000、mおよびnは0〜100、ただ
しl+m+nは1〜1000である。 このオルガノポリシロキサンは、1分子中に、
少なくとも1個のD基と少なくとも1個のG基と
を有する必要がある。このD基およびG基はオル
ガノポリシロキサンの分子構造中どの部分に存在
していてもよい。なお、ポリオキシアルキレン基
のb+cの値が大き過ぎると製造の際ポリオキシ
アルキレン基が分岐するおそれがあるので、5〜
50の範囲が好ましい。また、各シロキサン単位の
好ましい範囲はlが10〜500、mが2〜40、nが
1〜30、l+m+nが10〜500である。 (B)成分の配合割合は(A)成分であるエポキシ樹脂
の重量の0.1〜20重量%の範囲、好ましくは0.5〜
15重量%の範囲である。配合割合が0.1重量%未
満であると内部離型剤としての効果が充分でな
く、20重量%を超過すると硬化後の成形物の諸特
性、すなわち機械的強度、電気特性、化学特性に
影響を及ぼすからである。また、支障のない限り
2種以上の(B)成分を配合してもよい。 本組成物には上記した(A)成分および(B)成分以外
にエポキシ樹脂の硬化剤を使用する。この硬化剤
としては従来公知のものでもよく、例えば、無水
フタル酸、無水ピロメリツト酸、無水テトラヒド
ロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水コ
ハク酸、無水ベンゾフエノンテトラカルボン酸等
の酸無水物系硬化剤、ジシアンジアミド、ジアミ
ノジフエニルメタン、ジアミノジフエニルスルフ
オン、メタフエニレンジアミン、ビス(3―メチ
ル―4―アミノフエニル)メタン、ビス(4―ア
ミノ―シクロヘキシル)メタン等のアミン系硬化
剤あるいはフエノールノボラツク系硬化剤などが
用いられる。この配合量は硬化剤の種類によつて
変るため、特に限定するものではない。この硬化
剤以外にイミダゾールや第3級アミンで代表され
る硬化促進剤も使用できる。 さらに、本組成物には必要に応じて、脂肪酸金
属塩、エステル系ワツクス、(B)成分以外の液状オ
ルガノポリシロキサンなどの従来公知の内部離型
剤、フユームドシリカ、熔融シリカ、結晶性シリ
カ、結晶性シリカ、アルミナ、アルミナ水和物、
タルク、珪そう土、マイカ、アスベスト、炭酸カ
ルシウム、ガラス繊維等で代表される無機質充填
剤、酸化アンチモン、ハロゲン化合物、リン化合
物で代表される難燃剤、シランカツプリング剤
((B)成分の有する官能基と同じ官能基をもつシラ
ンカツプリング剤を包含する)、顔料等を配合す
ることができる。なお無機質充填剤は目的によつ
てその配合量は異なるが、通常(A)成分の5〜1000
重量%の範囲で添加する。 本発明の成形用エポキシ樹脂組成物は移送、圧
縮、射出、注型等による成形時において、金型汚
れのない極めてすぐれた離型性を示し、その成形
物は捺印性にすぐれ、半導体封止用として使用し
た場合は半導体部品との密着性を向上させること
ができる。 さらに、エポキシ樹脂に(B)成分を混合して粉体
にしたもの、またはエポキシ樹脂の粉体を(B)成分
で処理したものはブロツキング防止性や流動性を
改良することができるため、粉末塗料として電気
絶縁塗装や耐食塗装用に使用することができる。
それ以外に、一般成形用材料、耐熱性ワニス、注
型用樹脂、含浸用樹脂、コーテイング用材料とし
て使用できる。 次に、本発明を実施例によつて説明する。実施
例中および比較例中の部は重量部を意味し、粘度
は25℃における値である。 なお、各実施例および各比較例において本発発
明の特性を示す「金型離型性」、「金型汚れ」、「捺
印性」および「密着性」の次の方法によつた。 「金型離型性」 断面積1cm2の円筒形キヤビテイを有する金型
で、1.5gの各組成物を175℃で2分間圧縮成形
し、成形直後の金型からの離型押し出し力(Kg)
をプツシユプルゲージで測定した。これを10回繰
り返し、その最低と最高の値をとつた。 「金型汚れ」 To―202トランジスタ20個どり金型を使用し、
175℃、2分間で連続500回トランスフアー成形
し、成形後の金型の汚れを肉眼観察した。金型の
鏡面に曇りがなければ、さらに連続500回トラン
フアー成形して、金型の汚れを肉眼観察した。
1000回成形後も金型の鏡面に曇りのないものを○
印、500回成形して曇りがなく、1000回成形後に
は曇りが生じたものを△印、500以下の成形で曇
りが生じたものを×印とした。 「捺印性」 To―202トランジスタ20個どり金型を使用し、
175℃で2分間トランスフアー成形した成形表面
に、マーケム社7261インクを捺印し、150℃で1
時間インクを硬化させた後、インク表面にセロフ
アンテープを密着させ、それを急激にはがしたと
きのテープ側へのインクの転写性を肉眼で判定し
た。これを10回繰り返し、10共テープ側に全く転
写しないものを○印、テープ側に一部でも転写し
たものが1回以上あるものを△印、ほぼテープ全
面に転写したものが1回以上あるものを×印とし
た。 「密着性」 To―202トランジスタ20個どり金型を使用し、
175℃で2分間の成形条件でトランスフアー成形
して半導体を封止した。この成形物をレツドチエ
ツク液に各10個浸漬し、12時間煮沸させた後とり
出し、成形物とリードフレームとの境界面へのレ
ツドチエツク液の浸透具合を顕微鏡で観察した。
10個共全く浸入が認められないものを○印、僅か
でも浸入が認められるものが5個以下のものを△
印、10個共僅かでも浸入が認められないものを×
印とした。 実施例 1 エポキシ当量220、軟化点80℃のクレゾールノ
ボラツクエポキシ樹脂75部、エポキシ当量400、
軟化点70℃、臭素含有量45重量%の臭素化ビスフ
エノールA型エポキシ樹脂25部、硬化剤として軟
化点90℃のフエノールノボラツク樹脂50部、無機
質充填剤として熔融シリカ粉末420部、硬化促進
剤として2―メチル―4―イミダゾール1部、顔
料としてカーボンブラツク2部、三酸化アンチモ
ン20部、内部離型剤として式 で表わされる粘度3500センチストークスのエポキ
シ基とポリオキシアルキレン基とを含有するオル
ガノポリシロキサン2部を加え、80〜90℃の熱ロ
ールで混練し、冷却後粉砕して成形用エポキシ樹
脂組成物とした。この組成物を用いて前記した金
型離型性、金型汚れ、捺印性および密着性の評価
を行ない、その結果を第1表に示した。 比較例 1 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、カル
ナウバワツクス2部を使用した以外は実施例1と
全く同様にして、成形用エポキシ樹脂組成物をつ
くり、同様の評価を行なつた。その結果を第1表
に示した。 比較例 2 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、ステ
アリン酸カルシウム2部を使用した以外は実施例
1と全く同様にして、成形用エポキシ樹脂組成物
をつくり、同様の評価を行なつた。その結果を第
1表に示した。 比較例 3 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、分子
鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖された粘度
1000センチストークスのジメチルポリシロキサン
2部を使用した以外は、実施例1と全く同様にし
て成形用エポキシ樹脂組成物をつくり、同様の評
価を行なつた。その結果を第1表に示した。 比較例 4 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、式 で表わされる粘度8000センチストークスのエポキ
シ基含有ジメチルポリシロキサン2部を使用した
以外は、実施例1と全く同様にして成形用エポキ
シ樹脂組成物をつくり、同様の評価を行なつた。
その結果を第1表に示した。 比較例 5 実施例1で使用した内部離型剤の代りに、式 で表わされる粘度1200センチストークスのポリオ
キシアルキレン基含有ジメチルポリシロキサン2
部を使用した以外は、実施例1と全く同様にして
成形用エポキシ樹脂組成物をつくり、同様の評価
を行なつた。その結果を第1表に示した。
【表】
第1表から明らかなように、実施例1は従来公
知の内部離型剤を使用した比較例に比べ、金型離
型性に極めてすぐれており、金型汚れもなく、捺
印性、半導体部品との密着性にもすぐれているた
め、半導体封止材として用いた場合多大の信頼性
を有することを示している。 実施例 2 実施例1で使用した内部離型剤のエポキシ基と
ポリオキシアルキレン基とを含有するオルガノポ
リシロキサンの代りに、式 で表わされる粘度4000センチストークスのアミノ
基とポリオキシアルキレン基とを含有するオルガ
ノポリシロキサン2部を用いた以外は、実施例1
と全く同様にして成形用エポキシ樹脂組成物をつ
くり、同様の評価を行なつた。この結果を第2表
に示した。 比較例 6 実施例2で使用した内部離型剤の代りに、式 で表わされる粘度1100センチストークスのアミノ
基含有ジメチルポリシロキサン2部を用いた以外
は、実施例1と全く同様にして成形用エポキシ樹
脂組成物をつくり、同様の評価を行なつた。この
結果を第2表に示した。実施例1と同様の結果が
得られた。
知の内部離型剤を使用した比較例に比べ、金型離
型性に極めてすぐれており、金型汚れもなく、捺
印性、半導体部品との密着性にもすぐれているた
め、半導体封止材として用いた場合多大の信頼性
を有することを示している。 実施例 2 実施例1で使用した内部離型剤のエポキシ基と
ポリオキシアルキレン基とを含有するオルガノポ
リシロキサンの代りに、式 で表わされる粘度4000センチストークスのアミノ
基とポリオキシアルキレン基とを含有するオルガ
ノポリシロキサン2部を用いた以外は、実施例1
と全く同様にして成形用エポキシ樹脂組成物をつ
くり、同様の評価を行なつた。この結果を第2表
に示した。 比較例 6 実施例2で使用した内部離型剤の代りに、式 で表わされる粘度1100センチストークスのアミノ
基含有ジメチルポリシロキサン2部を用いた以外
は、実施例1と全く同様にして成形用エポキシ樹
脂組成物をつくり、同様の評価を行なつた。この
結果を第2表に示した。実施例1と同様の結果が
得られた。
【表】
実施例 3〜5
実施例1で使用した内部離型剤の代りに、下記
の化学式で示される内部離型剤を各2部使用した
以外は、実施例1と全く同様にして成形用エポキ
シ樹脂組成物をつくり、同様の評価を行なつた。
この結果を第3表に示した。 で表わされる粘度8500センチストークスのカルボ
キシル基とポリオキシアルキレン基とを含有する
オルガノポリシロキサン(実施例3)。 で表わされる粘度780センチストークスのカルボ
ン酸エステル基とポリオキシアルキレン基とを含
有するオルガノポリシロキサン(実施例4)。 で表わされる粘度350センチストークスのカルビ
ノール基とポリオキシアルキレン基とを含有する
オルガノポリシロキサン(実施例5)。 比較例 7〜9 実施例3〜5で使用した内部離型剤の代りに、
下記の化学式で示される内部離型剤を各2部使用
した以外は、実施例1と全く同様にして成形用エ
ポキシ樹脂組成物をつくり、同様の評価を行なつ
た。この結果を第3表に併記した。 で表わされる粘度2500センチストークスのカルボ
キシ基含有ジメチルポリシロキサン(比較例7)。 で表わされる粘度2300センチストークスのカル
ボン酸エステル基含有ジメチルポリシロキサン
(比較例8)。 で表わされる粘度50センチストークスのカルビノ
ール基含有ジメチルポリシロキサン(比較例9)。
の化学式で示される内部離型剤を各2部使用した
以外は、実施例1と全く同様にして成形用エポキ
シ樹脂組成物をつくり、同様の評価を行なつた。
この結果を第3表に示した。 で表わされる粘度8500センチストークスのカルボ
キシル基とポリオキシアルキレン基とを含有する
オルガノポリシロキサン(実施例3)。 で表わされる粘度780センチストークスのカルボ
ン酸エステル基とポリオキシアルキレン基とを含
有するオルガノポリシロキサン(実施例4)。 で表わされる粘度350センチストークスのカルビ
ノール基とポリオキシアルキレン基とを含有する
オルガノポリシロキサン(実施例5)。 比較例 7〜9 実施例3〜5で使用した内部離型剤の代りに、
下記の化学式で示される内部離型剤を各2部使用
した以外は、実施例1と全く同様にして成形用エ
ポキシ樹脂組成物をつくり、同様の評価を行なつ
た。この結果を第3表に併記した。 で表わされる粘度2500センチストークスのカルボ
キシ基含有ジメチルポリシロキサン(比較例7)。 で表わされる粘度2300センチストークスのカル
ボン酸エステル基含有ジメチルポリシロキサン
(比較例8)。 で表わされる粘度50センチストークスのカルビノ
ール基含有ジメチルポリシロキサン(比較例9)。
【表】
実施 6
エポキシ当量220、軟化点80℃のクレゾールノ
ボラツクエポキシ樹脂50部、エポキシ当量500、
軟化点70℃のビスフエノールA型エポキシ樹脂25
部、臭素含有量35重量%、エポキシ当量280、軟
化点85℃の臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹
脂25部、硬化剤として無水テトラヒドロフタル酸
30部、無機質充填剤として結晶性シリカ粉末420
部、硬化促進剤として2―メチル―4―イミダゾ
ール1部、顔料としてカーボンブラツク2部、三
酸化アンチモン20部、内部離型剤として実施例1
で使用したエポキシ基とポリオキシアルキレン基
とを含有するオルガノポリシロキサンを0.5部、
1部、3部、5部、10部、15部と配合量を変えて
混練し、粉砕して成形用エポキシ樹脂組成物とし
た。これについて実施例1と同様の評価を行な
い、この結果を第4表に示した。いずれも、金型
離型性、金型汚れ、捺印性、密着性との極めて良
好であつた。
ボラツクエポキシ樹脂50部、エポキシ当量500、
軟化点70℃のビスフエノールA型エポキシ樹脂25
部、臭素含有量35重量%、エポキシ当量280、軟
化点85℃の臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹
脂25部、硬化剤として無水テトラヒドロフタル酸
30部、無機質充填剤として結晶性シリカ粉末420
部、硬化促進剤として2―メチル―4―イミダゾ
ール1部、顔料としてカーボンブラツク2部、三
酸化アンチモン20部、内部離型剤として実施例1
で使用したエポキシ基とポリオキシアルキレン基
とを含有するオルガノポリシロキサンを0.5部、
1部、3部、5部、10部、15部と配合量を変えて
混練し、粉砕して成形用エポキシ樹脂組成物とし
た。これについて実施例1と同様の評価を行な
い、この結果を第4表に示した。いずれも、金型
離型性、金型汚れ、捺印性、密着性との極めて良
好であつた。
【表】
実施例 7
実施例6で使用した内部離型剤の代りに、式
で表わされる粘度14500センチストークスのエポ
キシ基とポリオキシアルキレン基とを含有するオ
ルガノポリシロキサン3部を使用した以外は、実
施例6と全く同様にして成形用エポキシ樹脂組成
物をつくり、成形・評価した結果、金型離型性は
2〜3Kgで、金型汚れもなく、捺印性、密着性と
も極めて良好であつた。
キシ基とポリオキシアルキレン基とを含有するオ
ルガノポリシロキサン3部を使用した以外は、実
施例6と全く同様にして成形用エポキシ樹脂組成
物をつくり、成形・評価した結果、金型離型性は
2〜3Kgで、金型汚れもなく、捺印性、密着性と
も極めて良好であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1(A) エポキシ樹脂、および (B) 一般式 〔式中、Rは同種もしくは異種の1価炭化水
素基、AはR,DおよびGから選択される基、
Dはエポキシ基、アミノ基、水酸基、カルボキ
シル基またはカルボン酸エステル基を含有する
1価有機基、Gは(―R1)―aO(―C2H4O)―b(―
C3H6O)―cR2(ここに、R1は2価の有機基、R2
は水素原子または末端封鎖基、aは0または
1,bおよびcは0〜50、ただしb+cは1〜
100である)、lは0〜1000、mおよびnは0〜
100、ただしl+m+nは1〜1000である。〕で
表わされ、1分子中に、少なくとも1個のD基
と少なくとも1個のG基とを有するオルガノポ
リシロキサン、 (但し、(B)成分の添加量は(A)成分の重量の
0.1〜20重量%である。) を主剤とする成形用エポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58121450A JPS6013841A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 成形用エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58121450A JPS6013841A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 成形用エポキシ樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6013841A JPS6013841A (ja) | 1985-01-24 |
| JPH0236148B2 true JPH0236148B2 (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=14811431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58121450A Granted JPS6013841A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 成形用エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013841A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61101520A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-20 | Toshiba Chem Corp | 封止用樹脂組成物 |
| JPS61101521A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-20 | Toshiba Chem Corp | 封止用樹脂組成物 |
| JPH0723425B2 (ja) * | 1986-07-14 | 1995-03-15 | 株式会社東芝 | 樹脂封止型半導体装置 |
| JPS63275624A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Hitachi Ltd | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物及び樹脂封止型半導体装置 |
| JPH01215820A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-29 | Hitachi Ltd | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物および樹脂封止型半導体装置 |
| PH27310A (en) * | 1988-05-13 | 1993-05-28 | M & T Chemicals Inc | Epoxy-aromatic polysiloxane compositions |
| JPH0623236B2 (ja) * | 1988-05-26 | 1994-03-30 | 松下電工株式会社 | エポキシ樹脂組成物 |
| JPH0251521A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-21 | Matsushita Electric Works Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
| JPH0623237B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1994-03-30 | 松下電工株式会社 | エポキシ樹脂組成物 |
| JPH02170819A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-02 | Matsushita Electric Works Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
| JP2804360B2 (ja) * | 1989-11-06 | 1998-09-24 | 日東電工株式会社 | 光半導体装置 |
| DE4328466C1 (de) * | 1993-08-24 | 1995-04-13 | Siemens Ag | Siloxanhaltiges Gießharzsystem |
| JP6327840B2 (ja) * | 2013-12-04 | 2018-05-23 | Jx金属株式会社 | 熱硬化性樹脂と離型剤とを含む樹脂組成物 |
| WO2020177068A1 (en) * | 2019-03-05 | 2020-09-10 | Dow Global Technologies Llc | Waterborne polyurethane dispersion and method for preparing the same |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3926885A (en) * | 1974-12-23 | 1975-12-16 | Dow Corning | Siloxane-modified epoxy resin compositions |
| JPS52144099A (en) * | 1976-05-26 | 1977-12-01 | Hitachi Ltd | Epoxy resin compositions |
| JPS607753B2 (ja) * | 1980-04-22 | 1985-02-26 | ト−レ・シリコ−ン株式会社 | 繊維処理剤 |
| JPS57119973A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-26 | Asahi Denka Kogyo Kk | Composition for forming non-fogging film |
| JPS6011973B2 (ja) * | 1981-10-21 | 1985-03-29 | ト−レ・シリコ−ン株式会社 | 成形用エポキシ樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP58121450A patent/JPS6013841A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6013841A (ja) | 1985-01-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0236148B2 (ja) | ||
| US4518631A (en) | Thixotropic curable coating compositions | |
| JPS6011973B2 (ja) | 成形用エポキシ樹脂組成物 | |
| EP0201176A2 (en) | Thermosetting resin composition | |
| JPS6312489B2 (ja) | ||
| JPS6355532B2 (ja) | ||
| JPH08157695A (ja) | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 | |
| KR930003510B1 (ko) | 에폭시 수지 조성물 | |
| JPH0747622B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
| JPS6248968B2 (ja) | ||
| TWI425048B (zh) | 可固化環氧樹脂組合物、其固化體及其用途 | |
| JPS63226951A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
| JPH03411B2 (ja) | ||
| JPH0611840B2 (ja) | 液状エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 | |
| CN119318014A (zh) | 液态树脂组合物和树脂密封功率模块 | |
| JPH0346486B2 (ja) | ||
| JP2642966B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物 | |
| JPH06256364A (ja) | 有機ケイ素化合物、その製法及びそれを含有する樹脂組成物 | |
| JP2710921B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JPS62128162A (ja) | 半導体装置 | |
| JPS6356515A (ja) | 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 | |
| JPH0621152B2 (ja) | 封止用樹脂組成物 | |
| JPH0768328B2 (ja) | 硬化性エポキシ樹脂組成物及びその製造方法 | |
| JP2987179B2 (ja) | 硬化性エポキシ樹脂組成物 | |
| JPS6261215B2 (ja) |