JPH023660A - アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボニル−4−ニトロアニリド - Google Patents
アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボニル−4−ニトロアニリドInfo
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- JPH023660A JPH023660A JP14608988A JP14608988A JPH023660A JP H023660 A JPH023660 A JP H023660A JP 14608988 A JP14608988 A JP 14608988A JP 14608988 A JP14608988 A JP 14608988A JP H023660 A JPH023660 A JP H023660A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)産業上の利用分野
本発明は構造式(I)
しυυ−し−ち
[式中、R1,R2,R3は同一もしくは異なり、(C
H2)nCH3(n =0〜3)である。]で示される
アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボニル
−4−ニトロアニリドおよびその酸付加塩に関する。
H2)nCH3(n =0〜3)である。]で示される
アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボニル
−4−ニトロアニリドおよびその酸付加塩に関する。
本発明の化合物(I)は、酵素活性測定用の発色性基質
の合成原料として有用であり、特に、トリプシン、ウロ
キナーゼ、トロンビン等の、塩基性アミノ酸のカルボキ
シ側を加水分解する特異性を有する酵素の酵素活性測定
用の発色性基質の合成の出発原料として有用である。
の合成原料として有用であり、特に、トリプシン、ウロ
キナーゼ、トロンビン等の、塩基性アミノ酸のカルボキ
シ側を加水分解する特異性を有する酵素の酵素活性測定
用の発色性基質の合成の出発原料として有用である。
(2)従来の技術
ヒト血漿中のトリプシン、ウロキナーゼ、トロンビンな
どの酵素を定量する方法として、酵素の作用によって発
色性化合物を解離する基質を用いて定量する方法がある
。この方法においては、酵素と基質とを反応させて発色
性化合物を解離させ、一定の波長の光の吸光度を測定し
て対象とする酵素を定量する。
どの酵素を定量する方法として、酵素の作用によって発
色性化合物を解離する基質を用いて定量する方法がある
。この方法においては、酵素と基質とを反応させて発色
性化合物を解離させ、一定の波長の光の吸光度を測定し
て対象とする酵素を定量する。
かかる測定法において用いる酵素活性測定用基質は、酵
素に対する高感度、特異性、分解物の易検出性と共に水
あるいは緩衝液に対して溶解性の良いことが要求される
。
素に対する高感度、特異性、分解物の易検出性と共に水
あるいは緩衝液に対して溶解性の良いことが要求される
。
特開昭59−106446にはトロンビン、カリクレイ
ン、ウロキナーゼ、プラスミン等の酵素活性用基質とし
て式(II) る特異性が生じることも考えられるので同タイプの基質
の開発が望まれているが、次のような理由によって合成
することが極めて困難である。
ン、ウロキナーゼ、プラスミン等の酵素活性用基質とし
て式(II) る特異性が生じることも考えられるので同タイプの基質
の開発が望まれているが、次のような理由によって合成
することが極めて困難である。
上記基質の合成は、特開昭59−106446に示され
ているように下記反応式で表わされる反応によって行な
われる。
ているように下記反応式で表わされる反応によって行な
われる。
(式中XはHあるいは一般にペプチド合成に用いられる
保護基、AおよびBはアミノ酸あるいはその誘導体残基
)で表わされる発色性基質が提案されている。Rは一〇
CnH2n+1のエステル型のもの、−NHCnH2n
+1のアミド型のもの、あるいはアミノ酸残基のものが
記載されているが、R=OHのカルボキシル型のものは
記載されていない。
保護基、AおよびBはアミノ酸あるいはその誘導体残基
)で表わされる発色性基質が提案されている。Rは一〇
CnH2n+1のエステル型のもの、−NHCnH2n
+1のアミド型のもの、あるいはアミノ酸残基のものが
記載されているが、R=OHのカルボキシル型のものは
記載されていない。
(3)発明が解決しようとする課題
カルボキシル型の酵素活性測定用基質は水或いは緩衝液
に対する溶解性の点からしてエステル型やアミド型のも
のに比べ好ましいと考えられ、またカルボキシル型にす
ることによって酵素に対す上記反応において、カルボキ
シル型の基質を得るためにR=OHである化合物(b)
を用いると、当該カルボキシ基の存在のために副生成物
を生じ目的とする基質を高収率で得ることは困難である
。副反応を防止するためには、カルボキシ基を上記公開
特許明細書に示されているようにエステル、アミド等と
して保護する必要がある。この場合には、カルボキシル
型の基質を得ようとすれば、後でエステル基等の保護基
を除去しなければならない。しかしながら、上記公開特
許明細書に記載されたn−ブチルエステル、イソブチル
エステル、メチルアミド、エチルアミドなどの第1Is
Lや第21&アルコールのエステル又はアミドの場合に
は、かかる保護基の除去操作によって基質分子中の他の
ペプチド結合が解裂するおそれがあるため、第1級や第
2級アルコールのエステル、又はアミドである保護基を
除去できないのである。
に対する溶解性の点からしてエステル型やアミド型のも
のに比べ好ましいと考えられ、またカルボキシル型にす
ることによって酵素に対す上記反応において、カルボキ
シル型の基質を得るためにR=OHである化合物(b)
を用いると、当該カルボキシ基の存在のために副生成物
を生じ目的とする基質を高収率で得ることは困難である
。副反応を防止するためには、カルボキシ基を上記公開
特許明細書に示されているようにエステル、アミド等と
して保護する必要がある。この場合には、カルボキシル
型の基質を得ようとすれば、後でエステル基等の保護基
を除去しなければならない。しかしながら、上記公開特
許明細書に記載されたn−ブチルエステル、イソブチル
エステル、メチルアミド、エチルアミドなどの第1Is
Lや第21&アルコールのエステル又はアミドの場合に
は、かかる保護基の除去操作によって基質分子中の他の
ペプチド結合が解裂するおそれがあるため、第1級や第
2級アルコールのエステル、又はアミドである保護基を
除去できないのである。
本発明は以上に述べたような問題点を解決して上記式(
II)においてRがカルボキシル型の基質を合成するこ
とが可能な中間体を提供することを目的とする。
II)においてRがカルボキシル型の基質を合成するこ
とが可能な中間体を提供することを目的とする。
(4)課題を解決するための手段
このような状況の下において我々が鋭意研究を行った結
果、式(I) R8 [式中、R1,Ll、R3は同一もしくは異なり、−(
CH2)nCH3(n = O〜3)である。1で表さ
れる新規化合物(アルギニル−3−tert−アルキル
オキシカルボニル−4−ニトロアニリド)またはその酸
付加塩が上記目的を達成するために有効であることを見
出し、本発明を完成させるに至った。
果、式(I) R8 [式中、R1,Ll、R3は同一もしくは異なり、−(
CH2)nCH3(n = O〜3)である。1で表さ
れる新規化合物(アルギニル−3−tert−アルキル
オキシカルボニル−4−ニトロアニリド)またはその酸
付加塩が上記目的を達成するために有効であることを見
出し、本発明を完成させるに至った。
R1
R3
以下のものが挙げられる。
式(I)の新規化合物は酸付加塩であってもよく、かか
る酸付加塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、リ
ン酸塩、硫酸塩、硝酸塩などの無機酸塩;コハク酸塩、
リンゴ酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩などの有機酸塩等がある。
る酸付加塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、リ
ン酸塩、硫酸塩、硝酸塩などの無機酸塩;コハク酸塩、
リンゴ酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩などの有機酸塩等がある。
式(I)の新規化合物またはその酸付加塩は、カルボキ
シル型の酵素活性測定用基質を合成するための中間体と
して極めて有用である。即ち、後述する参考例1で示す
如く、ジペプチドまたはその誘導体、例えばD−γ−(
3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシンと式(I
)の化合物、例えば第1段階 R。
シル型の酵素活性測定用基質を合成するための中間体と
して極めて有用である。即ち、後述する参考例1で示す
如く、ジペプチドまたはその誘導体、例えばD−γ−(
3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシンと式(I
)の化合物、例えば第1段階 R。
J
ブチルエステルである化合物を反応せしめ、次いで得ら
れる化合物のtert−アルキルエステルを加水分解に
て脱離することによって、高収率で且つ容易にカルボキ
シル型の新規な酵素活性測定用基質が得られる。
れる化合物のtert−アルキルエステルを加水分解に
て脱離することによって、高収率で且つ容易にカルボキ
シル型の新規な酵素活性測定用基質が得られる。
本発明に係る式(I)の化合物またはその酸付加塩は、
以下に示す反応式によって合成することができる。
以下に示す反応式によって合成することができる。
(V)
第2段階
第一段階でN’ −t−ブチルオキシカルボニル−アル
ギニン(III )水和物と5−アミノ−2−ニトロ安
息香酸−tert−アルキルエステル(IV)とをペプ
チド合成でよく用いられているBOC法で脱水綜合し、
NO−t−ブチルオキシカルボニル−アルギニル−3−
tert−アルキルオキシカルボニル−4−ニトロアニ
リド(V)を得る。
ギニン(III )水和物と5−アミノ−2−ニトロ安
息香酸−tert−アルキルエステル(IV)とをペプ
チド合成でよく用いられているBOC法で脱水綜合し、
NO−t−ブチルオキシカルボニル−アルギニル−3−
tert−アルキルオキシカルボニル−4−ニトロアニ
リド(V)を得る。
次いで第2段階で、NQ −t−ブチルオキシカルボニ
ル−アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボ
ニル−4−ニトロアニリド(V)の加水分解を行い、ア
ルギニンのα−アミノ基を保護する1 −ブチルオキシ
カルボニル(BOC)基のみを加水分解して除去する。
ル−アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボ
ニル−4−ニトロアニリド(V)の加水分解を行い、ア
ルギニンのα−アミノ基を保護する1 −ブチルオキシ
カルボニル(BOC)基のみを加水分解して除去する。
ここで問題となるのは通常用いられているBOC基の脱
離方法ではt−ブチルエステル等のtert−アルキル
エステルも切断されてしまうため目的とする化合物を得
ることができないことである。この点を解決するため我
々は鋭意検討の結果、塩酸、酢酸及びジメチルスルホキ
シドの存在下、好ましくは2N塩酸−酢酸−ジメチルホ
ルムアミドという条件下で保護基の脱離を行うことによ
り、BOC基のみを選択的に脱離させることが可能であ
ることを見出した。
離方法ではt−ブチルエステル等のtert−アルキル
エステルも切断されてしまうため目的とする化合物を得
ることができないことである。この点を解決するため我
々は鋭意検討の結果、塩酸、酢酸及びジメチルスルホキ
シドの存在下、好ましくは2N塩酸−酢酸−ジメチルホ
ルムアミドという条件下で保護基の脱離を行うことによ
り、BOC基のみを選択的に脱離させることが可能であ
ることを見出した。
しかして、式(V)の化合物の如く、アルギニン部分の
α−アミノ基がBOC基で保護されかつt−ブチルエス
テル等のtert−アルキルエステルを有する化合物を
用いて、これを特定の条件下で保護基の脱離反応に付す
ことによって、初めて本発明の式CI)の化合物の合成
が可能になったものである。従ってかかる式(V)の化
合物、及びかかる式(V)の化合物を塩酸、酢酸及びジ
メチルホルムアミドの存在下、好ましくは2N塩酸−酢
酸−ジメチルホルムアミドの系で脱保護して式(I)の
化合物を得る方法を提供することも本発明の目的の1つ
である。
α−アミノ基がBOC基で保護されかつt−ブチルエス
テル等のtert−アルキルエステルを有する化合物を
用いて、これを特定の条件下で保護基の脱離反応に付す
ことによって、初めて本発明の式CI)の化合物の合成
が可能になったものである。従ってかかる式(V)の化
合物、及びかかる式(V)の化合物を塩酸、酢酸及びジ
メチルホルムアミドの存在下、好ましくは2N塩酸−酢
酸−ジメチルホルムアミドの系で脱保護して式(I)の
化合物を得る方法を提供することも本発明の目的の1つ
である。
上記の方法においては、式(V)の化合物としてアルギ
ニン部分の保護基がBOC基である場合の外、1,1−
ジメチルプロピルオキシカルボニル基、1,1−ジメチ
ルブチルオキシカルボニル基、1.1−ジメチルペンチ
ルオキシカルボニル基、3−エチルベンチルー3−イル
オキシカルボニル基等の第3級炭素を持つアルコールの
エステルである場合の式(V)の化合物等にも適用でき
る。
ニン部分の保護基がBOC基である場合の外、1,1−
ジメチルプロピルオキシカルボニル基、1,1−ジメチ
ルブチルオキシカルボニル基、1.1−ジメチルペンチ
ルオキシカルボニル基、3−エチルベンチルー3−イル
オキシカルボニル基等の第3級炭素を持つアルコールの
エステルである場合の式(V)の化合物等にも適用でき
る。
(5)発明の効果
以上に詳述した如く本発明の特徴は、式(II)に表わ
されるカルボキシル型の酵素活性測定用基質の合成のた
めの出発原料として式(I)の化合物が優れているとこ
ろにある。
されるカルボキシル型の酵素活性測定用基質の合成のた
めの出発原料として式(I)の化合物が優れているとこ
ろにある。
例えば、式(II )に表わされるカルボキシル型の化
合物を、カルボキシル基無保護の原料、アルギニル−3
−カルボキシ−4−ニトロアニリドを原料として用いて
合成を行った場合、カルボキシル基の存在のために副反
応が生じ易いことは、ペプチド合成一般に言えることで
ある。そのため、目的とするカルボキシル型の化合物を
高収率で得ることは困難である。又、原料として、メチ
ル、エチル、イソブチル等のエステルとしてカルボキシ
ル基を保護した化合物を用いた場合、最終的にはかかる
エステルを脱離してカルボキシル型の目的化合物とする
ために、かかるエステルの加水分解操作を必要とするた
め、ペプチド鎖に悪影響を及ぼす。あるいは又、ベンジ
ルエステルのように還元で脱離できる保護基で保護した
原料を用いた場合には、その還元の際、基質中のニトロ
基まで還元されてしまうためかかる原料は使用できない
。
合物を、カルボキシル基無保護の原料、アルギニル−3
−カルボキシ−4−ニトロアニリドを原料として用いて
合成を行った場合、カルボキシル基の存在のために副反
応が生じ易いことは、ペプチド合成一般に言えることで
ある。そのため、目的とするカルボキシル型の化合物を
高収率で得ることは困難である。又、原料として、メチ
ル、エチル、イソブチル等のエステルとしてカルボキシ
ル基を保護した化合物を用いた場合、最終的にはかかる
エステルを脱離してカルボキシル型の目的化合物とする
ために、かかるエステルの加水分解操作を必要とするた
め、ペプチド鎖に悪影響を及ぼす。あるいは又、ベンジ
ルエステルのように還元で脱離できる保護基で保護した
原料を用いた場合には、その還元の際、基質中のニトロ
基まで還元されてしまうためかかる原料は使用できない
。
これらの保護基を用いた原料に対し、保護基としてt−
ブチルエステル等のtert−アルキルエステルを用い
た本発明の化合物(I)は、カルボキシル基が保護され
ているため副反応が抑えられ、かつかかる保護基は容易
に脱離することが出来るため、ペプチド鎖および最終的
に得られる基質に悪影響を及ぼすこと無しに、参考例1
に示すごとく、カルボキシル型の酵素活性測定用基質で
ある目的物を高収率で得ることが出来る。
ブチルエステル等のtert−アルキルエステルを用い
た本発明の化合物(I)は、カルボキシル基が保護され
ているため副反応が抑えられ、かつかかる保護基は容易
に脱離することが出来るため、ペプチド鎖および最終的
に得られる基質に悪影響を及ぼすこと無しに、参考例1
に示すごとく、カルボキシル型の酵素活性測定用基質で
ある目的物を高収率で得ることが出来る。
本発明の化合物(I)を原料として得られる例えば参考
例1で得られるカルボキシル型の酵素活性測定用基質D
−γ−(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシル
−アルギニル−3−カルボキシ−4−ニトロアニリド(
VI)・2塩酸塩は、参考例2で示すように、CHR−
TRY (Pentapharm社)を対照とした場合
、トリプシンに対する反応性が1.88倍、正常血清に
対する反応性が20分の1であり、トリプシン用基質と
してその反応性および特異性で優れている。
例1で得られるカルボキシル型の酵素活性測定用基質D
−γ−(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシル
−アルギニル−3−カルボキシ−4−ニトロアニリド(
VI)・2塩酸塩は、参考例2で示すように、CHR−
TRY (Pentapharm社)を対照とした場合
、トリプシンに対する反応性が1.88倍、正常血清に
対する反応性が20分の1であり、トリプシン用基質と
してその反応性および特異性で優れている。
以上のように本発明の化合物(I)は、式(II)で表
わされるカルボキシル型の酵素活性測定用基質の出発原
料として優れていることは明らかである。
わされるカルボキシル型の酵素活性測定用基質の出発原
料として優れていることは明らかである。
更には、本発明の化合物(I)から得られるカルボキシ
ル型の酵素活性測定用基質は、酵素に対する反応性、特
異性等において極めて優れている。
ル型の酵素活性測定用基質は、酵素に対する反応性、特
異性等において極めて優れている。
(6)実施例
以下に本発明の化合物(I)の合成法について実施例で
具体的に説明する。
具体的に説明する。
実施例1
N′−ジシクロへキシルカルボジイミド37.86 g
(183,5ミリモル)を83 rneのピリジンに溶
解した溶液を滴下し、混合物を室温で一夜撹拌反応した
。
(183,5ミリモル)を83 rneのピリジンに溶
解した溶液を滴下し、混合物を室温で一夜撹拌反応した
。
反応終了後、酢酸エチル333meを反応液中に加え、
析出したジシクロへキシルウレアを濾別した後、溶媒を
減圧留去し、そこに750m4’の酢酸エチルを加え不
溶物を濾取することにより37.32 g (収率84
.3%)のNfl −t−ブチルオキシカルボニル−ア
ルギニル−3−t−ブチルオキシカルボニル−4−ニト
ロ−アニリド(V)を得た。
析出したジシクロへキシルウレアを濾別した後、溶媒を
減圧留去し、そこに750m4’の酢酸エチルを加え不
溶物を濾取することにより37.32 g (収率84
.3%)のNfl −t−ブチルオキシカルボニル−ア
ルギニル−3−t−ブチルオキシカルボニル−4−ニト
ロ−アニリド(V)を得た。
NG −t−ブチルオキシカルボニル−アルギニン(I
II )塩酸塩・水和物27.41 g (83,4ミ
リモル)と5−アミノ−2−ニトロ−安息香酸−七−ブ
チルエステル(■)(式(■)においてR工、R2,R
3がメチルである化合物) 19.87 g (83,
4ミリモル)を167m4’の無水ピリジンに溶解後、
−5°Cに冷却撹拌下、N−ここで得たNQ −t−ブ
チルオキシカルボニル−アルギニル−3−t−ブチルオ
キシカルボニル−4−ニトロ−アニリド(V ) 7.
97 g (15ミリモル)をDMF 9 meと酢酸
3 ml!に溶解し、水冷撹拌下、2N塩酸−酢酸60
meを加え、浴温15°Cで30分間反応させ、N”保
護基の選択的脱離を行った。反応終了後、反応溶液に酢
酸エチル36mt’を加え、その溶液を2゜5eのエー
テル中に注ぐことにより沈殿を得、濾取、減圧乾燥して
粗結晶6.48 gを得た。更にその結晶を、Dowe
x2 X 8(酢酸型)[DowChemical ]
カラム(溶離液メタノール)により精製し当量分の0.
IN塩酸−メタノールを加え、エーテルにて沈殿させる
ことにより、アルギニル−3−t−ブチルオキシカルボ
ニル−4−ニトロアニリド(I)・2塩酸塩の結晶5.
68 g (収率81.0%)を得た。
II )塩酸塩・水和物27.41 g (83,4ミ
リモル)と5−アミノ−2−ニトロ−安息香酸−七−ブ
チルエステル(■)(式(■)においてR工、R2,R
3がメチルである化合物) 19.87 g (83,
4ミリモル)を167m4’の無水ピリジンに溶解後、
−5°Cに冷却撹拌下、N−ここで得たNQ −t−ブ
チルオキシカルボニル−アルギニル−3−t−ブチルオ
キシカルボニル−4−ニトロ−アニリド(V ) 7.
97 g (15ミリモル)をDMF 9 meと酢酸
3 ml!に溶解し、水冷撹拌下、2N塩酸−酢酸60
meを加え、浴温15°Cで30分間反応させ、N”保
護基の選択的脱離を行った。反応終了後、反応溶液に酢
酸エチル36mt’を加え、その溶液を2゜5eのエー
テル中に注ぐことにより沈殿を得、濾取、減圧乾燥して
粗結晶6.48 gを得た。更にその結晶を、Dowe
x2 X 8(酢酸型)[DowChemical ]
カラム(溶離液メタノール)により精製し当量分の0.
IN塩酸−メタノールを加え、エーテルにて沈殿させる
ことにより、アルギニル−3−t−ブチルオキシカルボ
ニル−4−ニトロアニリド(I)・2塩酸塩の結晶5.
68 g (収率81.0%)を得た。
融点 65〜95°C(分解)
比旋光度 [α]D=+41.5°(C=1、水)この
結晶はシリカゲル薄層クロマトグラフィー(n−ブタノ
ール:酢酸:水=4:1:2)で単一スポット(Rf
:0.48 )を与えた。
結晶はシリカゲル薄層クロマトグラフィー(n−ブタノ
ール:酢酸:水=4:1:2)で単一スポット(Rf
:0.48 )を与えた。
元素分析値:C07H28N60.Ce2・112H2
0として実測値(%) C:42.77H:6.2O
N:17.60理論値(%) C:42.86H二6
.14 N :17.64(7)参考例 以下に参考例1として、本発明の化合物(I)を原料と
するD−γ−(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グ
リシル−アルギニル−3−カルボキシ−4−ニトロアニ
リド(VI)の合成を具体的に説明すると共に、参考例
2として、CHR−TRY(Pentapharm社)
を対照とした酵素活性測定用基質としての式(Vl)の
化合物の各種酵素および正常血清に対する反応性につい
ての測定結果を示す。
0として実測値(%) C:42.77H:6.2O
N:17.60理論値(%) C:42.86H二6
.14 N :17.64(7)参考例 以下に参考例1として、本発明の化合物(I)を原料と
するD−γ−(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グ
リシル−アルギニル−3−カルボキシ−4−ニトロアニ
リド(VI)の合成を具体的に説明すると共に、参考例
2として、CHR−TRY(Pentapharm社)
を対照とした酵素活性測定用基質としての式(Vl)の
化合物の各種酵素および正常血清に対する反応性につい
ての測定結果を示す。
参考例1
化合物(I)・2塩酸塩2.34g(5ミリモル)をD
MFlomeに溶解後、水冷下、N−エチルモルホリン
0.65 me (5ミリモル)を滴下し、5分間撹拌
反応した後、t−ブチルオキシカルボニル−D−′γ−
(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシン−4゜
6−シメチルビリミジルー2−チオエステル248g(
5ミリモル)をDMF 10 mlに溶解した溶液を水
冷下に加え、室温で一夜撹拌反応した。反応終了後、減
圧下DMFを留去し、残渣に酢酸エチル100meを加
え、冷5%塩酸50meで2回、飽和食塩水50meで
1回、10%炭酸水素ナトリウム水溶液50meで2回
、飽和食塩水50meで2回順次洗浄し、無水マグネシ
ウム上で脱水乾燥後、溶媒を減圧留去し、セファデック
スLH−20クロマト(溶離液:メタノール)で精製し
、t−ブチルオキシカルボニル−D−γ−(3−ペンチ
ルオキシ)−グルタミル−グリシル−アルギニル−3−
t−ブチルオキシカルボニル−4−ニトロアニリド(■
)2.5eg(収$80.0%)を得た。
MFlomeに溶解後、水冷下、N−エチルモルホリン
0.65 me (5ミリモル)を滴下し、5分間撹拌
反応した後、t−ブチルオキシカルボニル−D−′γ−
(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシン−4゜
6−シメチルビリミジルー2−チオエステル248g(
5ミリモル)をDMF 10 mlに溶解した溶液を水
冷下に加え、室温で一夜撹拌反応した。反応終了後、減
圧下DMFを留去し、残渣に酢酸エチル100meを加
え、冷5%塩酸50meで2回、飽和食塩水50meで
1回、10%炭酸水素ナトリウム水溶液50meで2回
、飽和食塩水50meで2回順次洗浄し、無水マグネシ
ウム上で脱水乾燥後、溶媒を減圧留去し、セファデック
スLH−20クロマト(溶離液:メタノール)で精製し
、t−ブチルオキシカルボニル−D−γ−(3−ペンチ
ルオキシ)−グルタミル−グリシル−アルギニル−3−
t−ブチルオキシカルボニル−4−ニトロアニリド(■
)2.5eg(収$80.0%)を得た。
ここで得た化合物(■)2.42g(3ミリモル)を酢
酸3meに溶解し、水冷下、2N塩酸−酢酸15 m?
(30ミリモル)を滴下し、室温で1時間反応した。
酸3meに溶解し、水冷下、2N塩酸−酢酸15 m?
(30ミリモル)を滴下し、室温で1時間反応した。
反応終了後、500meのエーテルに反応液を注ぎ、析
出物を濾取し、トヨバー、)L/HW40Fクロマト(
溶離液:30%酢酸)[東洋曹達]により精製し、D−
γ−(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシル−
アルギニル−3−t−カルボキシ−4−ニトロアニリド
・2塩酸塩(VI)を1.5g(収率75%)得た。以
下にその物性及び分析結果を示す。
出物を濾取し、トヨバー、)L/HW40Fクロマト(
溶離液:30%酢酸)[東洋曹達]により精製し、D−
γ−(3−ペンチルオキシ)−グルタミル−グリシル−
アルギニル−3−t−カルボキシ−4−ニトロアニリド
・2塩酸塩(VI)を1.5g(収率75%)得た。以
下にその物性及び分析結果を示す。
融点 108〜147°C(分解)
比旋光度 [α]Dニー58.0°(C=1、水)この
結晶は、シリカゲル薄層クロマトグラフィー (n−ブ
タノール:酢酸:水=4:1:2)で単一スポット(R
f=0.42)を与えた。
結晶は、シリカゲル薄層クロマトグラフィー (n−ブ
タノール:酢酸:水=4:1:2)で単一スポット(R
f=0.42)を与えた。
元素分析値:C25H4oN8o9Ce2・715H2
0として実測値(%) C:43.44H:6.17
N:16.13理論値(%) C:43.34H:6
.23N:16.17参考例2 1)基質液:各基質液は水に溶解し、10mMとして使
用した。
0として実測値(%) C:43.44H:6.17
N:16.13理論値(%) C:43.34H:6
.23N:16.17参考例2 1)基質液:各基質液は水に溶解し、10mMとして使
用した。
2)緩衝液:緩衝種、NaC(、およびそれらの濃度、
pH(25°C)は酵素により次の通りとした。
pH(25°C)は酵素により次の通りとした。
3)使用酵素
4)反応停止液=10%酢酸水溶液
5)測定法
a)各種酵素
緩衝液0.5 mlと基質液0.1 meをシリコン処
理した硬質ガラス製試験管又はプラスチック製試験管に
採取し、37°C恒温槽中にて10分間予加温する。
理した硬質ガラス製試験管又はプラスチック製試験管に
採取し、37°C恒温槽中にて10分間予加温する。
次いで、酵素試薬0.05 meを加えて酵素反応を3
7°Cで10分間実施する。
7°Cで10分間実施する。
正確に10分後、反応停止液2.5 m(を加えて、酵
素反応を停止後、37°Cで10分間放置後、405
nmの吸光度を測定する。
素反応を停止後、37°Cで10分間放置後、405
nmの吸光度を測定する。
b)正常血清
緩衝液0.5 meと基質液0.1 rneをシリコン
処理した硬質ガラス製試験管又はプラスチック製試験管
に採取し、37°C恒温槽中にて5分間予加温するd次
いで、正常血清0.1 meを加えて酵素反応を370
0で5分間実施する。
処理した硬質ガラス製試験管又はプラスチック製試験管
に採取し、37°C恒温槽中にて5分間予加温するd次
いで、正常血清0.1 meを加えて酵素反応を370
0で5分間実施する。
正確に5分後、反応停止液2.Omeを加えて、酵素反
応を停止後、37°Cで10分間放置後、405 nm
の吸光度を測定する。
応を停止後、37°Cで10分間放置後、405 nm
の吸光度を測定する。
6)測定結果 (aの吸光度を1とする)a : CH
R−TRY (Pentapharm社)Z −Val
−Gly−Arg−PNA−HC(b: 化合物■ 2HC4’ −H−D −Glu (−00H(C2H
3)2)−Gly−Arg−5ANBA略号 2:ペンジルオキシカルボニル Glu :グルタミン酸 G1yニゲリシン Arg :アルギニン PNA:P−ニトロアニリン 5ANBA:5−アミノ−2−ニトロ安息香酸HC(:
塩酸 上記の測定結果から明らかなように、本発明の化合物(
I)から得られる化合物(VI)のトリプシンに対する
反応性はCHR−TRYの1.88倍、正常血清に対す
る反応性は20分の1であり、化合物(VI)がトリプ
シン活性測定用基質として、反応性及び特異性において
優れている。
R−TRY (Pentapharm社)Z −Val
−Gly−Arg−PNA−HC(b: 化合物■ 2HC4’ −H−D −Glu (−00H(C2H
3)2)−Gly−Arg−5ANBA略号 2:ペンジルオキシカルボニル Glu :グルタミン酸 G1yニゲリシン Arg :アルギニン PNA:P−ニトロアニリン 5ANBA:5−アミノ−2−ニトロ安息香酸HC(:
塩酸 上記の測定結果から明らかなように、本発明の化合物(
I)から得られる化合物(VI)のトリプシンに対する
反応性はCHR−TRYの1.88倍、正常血清に対す
る反応性は20分の1であり、化合物(VI)がトリプ
シン活性測定用基質として、反応性及び特異性において
優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R_1、R_2、R_3は同一もしくは異なり
、−(CH_2)_nCH_3(n=0〜3)である。 ]で示されるアルギニル−3−tert−アルキルオキ
シカルボニル−4−ニトロアニリドおよびその酸付加塩
。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63146089A JPH0822842B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボニル−4−ニトロアニリド |
| US07/365,418 US5115099A (en) | 1988-06-14 | 1989-06-13 | Substrates for determination of enzyme activity and intermediates for synthesis of the substrates as well as process for producing the intermediates |
| DE68928304T DE68928304T2 (de) | 1988-06-14 | 1989-06-14 | Substrate für die Bestimmung von Enzymaktivität und Zwischenverbindungen für die Synthese dieser Substrate sowie Prozess der Herstellung der Zwischenverbindungen |
| EP89110781A EP0347734A3 (en) | 1988-06-14 | 1989-06-14 | Substrates for determination of enzyme activity and intermediates for synthesis of the substrates as well as process for producing the intermediates |
| EP92113199A EP0513863B1 (en) | 1988-06-14 | 1989-06-14 | Substrates for determination of enzyme activity and intermediates for synthesis of the substrates as well as process for producing the intermediates |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63146089A JPH0822842B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボニル−4−ニトロアニリド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH023660A true JPH023660A (ja) | 1990-01-09 |
| JPH0822842B2 JPH0822842B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=15399885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63146089A Expired - Fee Related JPH0822842B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | アルギニル−3−tert−アルキルオキシカルボニル−4−ニトロアニリド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822842B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114184562A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-03-15 | 北京赛升药业股份有限公司 | 一种发色底物法测定尿激酶活性的方法 |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP63146089A patent/JPH0822842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| THROMBOSIS AND HAEMO STASIS=1986 * |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114184562A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-03-15 | 北京赛升药业股份有限公司 | 一种发色底物法测定尿激酶活性的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0822842B2 (ja) | 1996-03-06 |
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