JPH0238152B2 - - Google Patents
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- JPH0238152B2 JPH0238152B2 JP60147911A JP14791185A JPH0238152B2 JP H0238152 B2 JPH0238152 B2 JP H0238152B2 JP 60147911 A JP60147911 A JP 60147911A JP 14791185 A JP14791185 A JP 14791185A JP H0238152 B2 JPH0238152 B2 JP H0238152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensitive adhesive
- pressure
- acrylic
- undercoat
- parts
- Prior art date
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- Adhesive Tapes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明はポリオレフインシートを支持体とし
かつ感圧性接着剤としてアクリル系のエマルジヨ
ン型感圧性接着剤を用いたテープ、シート、ラベ
ルなどの感圧性接着テープ類の製造法に関する。 〔従来の技術〕 従来、感圧性接着テープの支持体としては、
紙、プラスチツクシート、金属箔など各種の自己
支持性シートが使用されているが、特にポリエチ
レン、ポリプロピレンなどのポリオレフインシー
トは防湿性、耐薬品性、電気絶縁性などに優れて
いるため包装用、表面保護用、電気絶縁用などの
多方面の用途に有用な支持体といえる。 また、近年、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを主モノマーとするアクリル系ポリマーをベ
ースポリマーとしてアクリル系感圧性接着剤は、
その優れた接着特性と耐久性とから、従来の天然
ゴム系、合成ゴム系の感圧性接着剤に代わつて広
く普及してきたが、この種の感圧性接着剤の中で
も最近では有機溶剤を使用しないエマルジヨン型
の接着剤が脚光を浴びている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、ポリオレフインシートに上記アクリル
系のエマルジヨン型感圧性接着剤を塗布乾燥して
形成した接着剤層は上記シートに対する投錨性に
劣るという本質的な欠点がある。そこで、その改
良手段として、表面酸化処理したポリオレフイン
シートを使用しかつ感圧性接着剤のベースポリマ
ー中にカルボキシル基の如き官能基を導入して投
錨性を改良する試みがなされたり、また感圧性接
着剤に用いる架橋剤の触媒を下塗り剤として使用
するなどの工夫がなされているが、いずれも充分
に満足しうる結果が得られていないのが実情であ
る。 したがつて、この発明は、ポリオレフインシー
トとアクリル系のエマルジヨン型感圧性接着剤と
の投錨性を大幅に向上でき、安定した接着力を発
揮しうる感圧性接着テープ類の製造法を提供する
ことを目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明者は、ポリオレフインシートとアクリ
ル系のエマルジヨン型感圧性接着剤との投錨性の
向上について鋭意研究の結果、表面酸化処理され
たポリオレフインシートを支持体として使用する
とともに、このシートと上記の感圧性接着剤から
なる接着剤層との界面に特定の化合物を下塗り剤
として存在させることにより、投錨性が著しく向
上し、安定した接着力を発揮させうることを見い
出し、この発明を完成するに至つた。 すなわち、この発明は、表面酸化処理されたポ
リオレフインシートの上記処理面に、下塗り剤を
介して、主モノマーが(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルからなるアクリル系ポリマーをベース
ポリマーとしたアクリル系エマルジヨン型感圧性
接着剤を塗布乾燥して、感圧性接着テープ類を製
造する方法において、上記下塗り剤としてアクリ
ルアミン化合物をこれ単独で用いることを特徴と
する感圧性接着テープ類の製造法に係るものであ
る。 〔発明の構成・作用〕 この発明に使用されるポリオレフインシートと
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
(1−ブテン)などからなる厚みが通常0.025〜
0.10mm程度のシートが使用され、このシートの片
面もしくは両面をコロナ処理、火炎処理、薬品酸
化処理などにより酸化処理したものが用いられ
る。この表面酸化処理は下塗り剤との密着性ない
し接着性の向上を図る上で必要不可欠な手段であ
り、この処理を行わないときはこの発明の目的と
する投錨性の大幅な改善効果を期待できない。 この発明において使用する下塗り剤は、(メタ)
アクリル酸アルキルエステルを主モノマーとした
アクリル系ポリマー中にアミノ基が導入されたい
わゆるアクリルアミン化合物が用いられる。この
例としては、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルを主成分とし必要に応じてこれと共重合可能な
酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリルなどの
他のモノマーを加え、さらにアミノ基含有モノマ
ーを必須成分として加えたモノマー混合物を共重
合させてなるポリマーや、その他水溶性アクリル
アミン(日本触媒社製の商品名ポリメント)など
が挙げられる。 この発明においては、まず上記のアクリルアミ
ン化合物からなる下塗り剤を適宜の溶媒、通常は
水に溶解(場合により分散)させて上記化合物濃
度が通常5〜20重量%程度の溶液(または分散
液)を調製し、これを前記表面酸化処理されたポ
リオレフインシートの上記処理面に塗布乾燥して
下塗り層を形成する。 上記下塗り層の厚みは、一般に0.01〜2μm、好
適には0.02〜1.5μmの範囲とするのがよい。この
厚みが薄すぎてもまた厚くなりすぎても良好な投
錨性改善効果が得られないため、望ましくない。 このような下塗り層上にさらにアクリル系のエ
マルジヨン型感圧性接着剤を乾燥後の厚みが通常
5〜50μmとなるように塗布乾燥することにより、
またその後裁断などの所要の工程を経ることによ
り、支持体と接着剤層との投錨性にすぐれ、安定
した接着力を発揮する感圧性接着テープ類が得ら
れる。 この発明で用いる上記のアクリル系のエマルジ
ヨン型感圧性接着剤は、(メタ)アクリル酸アル
キルエステルを主モノマーとしこれに接着力、凝
集力などの機能を付与するため改質用モノマーを
加えて、水媒体中で乳化重合することにより、得
られるものである。 上記主モノマーとしての(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルはアルキル基の炭素数が4〜10個
のものが好ましく用いられ、また上記の改質用モ
ノマーとしてはアクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アク
リル酸2−ヒドロキシプロピル、N・N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、アクリルアミド、
メタクリルアミド、n−ブトキシメチルメタクリ
ルアミド、グリシジルアクリレート、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、スチ
レンなどが用いられる。これらの改質用モノマー
は主モノマーとの合計量中30重量%以下の割合で
用いられる。 また、この発明のアクリル系のエマルジヨン型
感圧性接着剤としては、たとえば特願昭55−
189175号、特願昭56−29133号、特願昭57−35437
号および特願昭57−208256号などに記載のものな
ど前記以外の公知のアクリル系接着剤がいずれも
使用できるものである。 このようにして得られる感圧性接着テープ類が
支持体と接着剤層との投錨性にすぐれたものとな
る理由は明確ではないが、ポリオレフインシート
表面に形成された下塗り剤としての前記アクリル
アミン化合物は、上記シートの酸化処理面に対す
る結合力が強く、また接着剤層との親和性が良好
なため、すぐれた投錨性が発現されるものと推測
される。また、このすぐれた投錨性により、アク
リル系感圧性接着剤としての本来の接着特性を安
定して発揮させることができる接着テープ類の製
造が可能となるものである。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明においては、ポリオレ
フインシートを表面酸化処理するとともに、この
処理面に下塗り剤としてアクリルアミン化合物を
これ単独で設け、この下塗り層上にアクリル系の
エマルジヨン型感圧性接着剤を塗布乾燥して接着
剤層を形成する構成としたことにより、上記シー
トと接着剤層との投錨性が大きく安定した接着力
を発揮する感圧性接着テープ類の製造が可能とな
る。 〔実施例〕 以下、この発明を実施例により具体的に説明す
るが、この発明はこれらの実施例にのみ限定され
るものではない。なお、以下において部とあるの
は重量部を意味し、また接着力、投錨力の試験は
下記の方法で測定したものである。 <接着力> 感圧性接着テープ試料を幅20mmに切断し、脱脂
されたSUS304のステンレス板に貼り付けて30分
間放置後、180度引き剥がし接着力(引き剥がし
速度300mm/分、20℃×65%RH)を測定した。 <投錨性> 感圧性接着テープ試料の接着面同志を急速に付
着、離反する操作を繰り返し行つて、接着剤層が
支持体シートから剥がれるまでの付着、離反の操
作回数にて投錨力を評価した。 実施例 1 温度計、撹拌機、窒素導入管および還流冷却器
を備えた反応器内にアクリル酸ブチル80部、アク
リロニトリル20部、アクリル酸5部、ポリオキシ
エチレンアルキルフエノールエーテル5部、イオ
ン交換水160部を仕込み、窒素気流下にて撹拌し
ながら加熱し、反応系が約60℃に達した時点で重
合開始剤として過硫酸アンモニウム0.3部を加え
て重合を開始し、約3時間重合反応を行つた。 ついで、重合終了後約75℃まで反応系を昇温し
て約1時間熟成してアクリル系ポリマーを含むエ
マルジヨン組成物を得た。このエマルジヨン組成
物を撹拌しながら約3重量%アンモニア水溶液を
滴下して約5ポイズ(20℃)の粘度を有するアク
リル系エマルジヨン型感圧性接着剤を製造した。 一方、下塗り剤としてアクリル酸ブチルとジメ
チルアミノエチルメタクリレートとを重合してな
るアクリルアミン化合物の5重量%水溶液からな
る下塗り剤溶液を用いた。 この下塗り剤溶液を、コロナ処理した60μm厚
のポリエチレンシートの上記処理面に、乾燥後の
厚みが0.1μmとなるように塗布し、90℃で1分間
加熱乾燥して下塗り層を形成した。つぎに、この
下塗り層上に上記のアクリル系エマルジヨン型感
圧性接着剤を乾燥後の厚さが20μmとなるように
塗布し、90℃にて3分間加熱乾燥したのち、20mm
幅に裁断して感圧性接着テープを得た。 実施例 2 実施例1に示した重合方法と同じ操作にて下記
の重合原料を用いて乳化重合したのち、約3重量
%アンモニア水溶液を滴下して約5ポイズ(20
℃)の粘度を有するアクリル系エマルジヨン型感
圧性接着剤を製造した。 アクリル酸2−エチルヘキシル 80部 アクリロニトリル 5部 メタクリル酸メチル 15部 アクリル酸 5部 ポリオキシエチレンアルキルフエノールエーテル
5部 イオン交換水 100部 上記の感圧性接着剤と、下塗り剤として日本触
媒化学社製の商品名ポリメントNK−100を用い
た以外は、実施例1と同様にして感圧性接着テー
プを得た。 実施例 3 実施例1に示した重合方法と同じ操作にて下記
の重合原料を用いて乳化重合したのち、約3重量
%アンモニア水溶液を滴下して約5ポイズ(20
℃)の粘度を有するアクリル系エマルジヨン型感
圧性接着剤を製造した。 アクリル酸ブチル 77部 アクリロニトリル 20部 アクリル酸 5部 n−ブトキシメチルメタクリルアミド 3部 ポリオキシエチレンアルキルフエノールエーテル
5部 イオン交換水 160部 上記の感圧性接着剤を用いた以外は、実施例1
と同様にして感圧性接着テープを得た。 比較例 1 実施例1にて得られたアクリル系エマルジヨン
型感圧性接着剤を、コロナ処理した60μm厚のポ
リエチレンシートの上記処理面に、乾燥後の厚さ
が20μmとなるように塗布し、90℃にて3分間加
熱乾燥したのち、実施例1と同様に裁断して感圧
性接着テープを得た。 上記実施例1〜3および比較例の各感圧性接着
テープの接着力および投錨力について試験した結
果は、下記の表に示されるとおりであつた。
かつ感圧性接着剤としてアクリル系のエマルジヨ
ン型感圧性接着剤を用いたテープ、シート、ラベ
ルなどの感圧性接着テープ類の製造法に関する。 〔従来の技術〕 従来、感圧性接着テープの支持体としては、
紙、プラスチツクシート、金属箔など各種の自己
支持性シートが使用されているが、特にポリエチ
レン、ポリプロピレンなどのポリオレフインシー
トは防湿性、耐薬品性、電気絶縁性などに優れて
いるため包装用、表面保護用、電気絶縁用などの
多方面の用途に有用な支持体といえる。 また、近年、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを主モノマーとするアクリル系ポリマーをベ
ースポリマーとしてアクリル系感圧性接着剤は、
その優れた接着特性と耐久性とから、従来の天然
ゴム系、合成ゴム系の感圧性接着剤に代わつて広
く普及してきたが、この種の感圧性接着剤の中で
も最近では有機溶剤を使用しないエマルジヨン型
の接着剤が脚光を浴びている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、ポリオレフインシートに上記アクリル
系のエマルジヨン型感圧性接着剤を塗布乾燥して
形成した接着剤層は上記シートに対する投錨性に
劣るという本質的な欠点がある。そこで、その改
良手段として、表面酸化処理したポリオレフイン
シートを使用しかつ感圧性接着剤のベースポリマ
ー中にカルボキシル基の如き官能基を導入して投
錨性を改良する試みがなされたり、また感圧性接
着剤に用いる架橋剤の触媒を下塗り剤として使用
するなどの工夫がなされているが、いずれも充分
に満足しうる結果が得られていないのが実情であ
る。 したがつて、この発明は、ポリオレフインシー
トとアクリル系のエマルジヨン型感圧性接着剤と
の投錨性を大幅に向上でき、安定した接着力を発
揮しうる感圧性接着テープ類の製造法を提供する
ことを目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明者は、ポリオレフインシートとアクリ
ル系のエマルジヨン型感圧性接着剤との投錨性の
向上について鋭意研究の結果、表面酸化処理され
たポリオレフインシートを支持体として使用する
とともに、このシートと上記の感圧性接着剤から
なる接着剤層との界面に特定の化合物を下塗り剤
として存在させることにより、投錨性が著しく向
上し、安定した接着力を発揮させうることを見い
出し、この発明を完成するに至つた。 すなわち、この発明は、表面酸化処理されたポ
リオレフインシートの上記処理面に、下塗り剤を
介して、主モノマーが(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルからなるアクリル系ポリマーをベース
ポリマーとしたアクリル系エマルジヨン型感圧性
接着剤を塗布乾燥して、感圧性接着テープ類を製
造する方法において、上記下塗り剤としてアクリ
ルアミン化合物をこれ単独で用いることを特徴と
する感圧性接着テープ類の製造法に係るものであ
る。 〔発明の構成・作用〕 この発明に使用されるポリオレフインシートと
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
(1−ブテン)などからなる厚みが通常0.025〜
0.10mm程度のシートが使用され、このシートの片
面もしくは両面をコロナ処理、火炎処理、薬品酸
化処理などにより酸化処理したものが用いられ
る。この表面酸化処理は下塗り剤との密着性ない
し接着性の向上を図る上で必要不可欠な手段であ
り、この処理を行わないときはこの発明の目的と
する投錨性の大幅な改善効果を期待できない。 この発明において使用する下塗り剤は、(メタ)
アクリル酸アルキルエステルを主モノマーとした
アクリル系ポリマー中にアミノ基が導入されたい
わゆるアクリルアミン化合物が用いられる。この
例としては、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルを主成分とし必要に応じてこれと共重合可能な
酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリルなどの
他のモノマーを加え、さらにアミノ基含有モノマ
ーを必須成分として加えたモノマー混合物を共重
合させてなるポリマーや、その他水溶性アクリル
アミン(日本触媒社製の商品名ポリメント)など
が挙げられる。 この発明においては、まず上記のアクリルアミ
ン化合物からなる下塗り剤を適宜の溶媒、通常は
水に溶解(場合により分散)させて上記化合物濃
度が通常5〜20重量%程度の溶液(または分散
液)を調製し、これを前記表面酸化処理されたポ
リオレフインシートの上記処理面に塗布乾燥して
下塗り層を形成する。 上記下塗り層の厚みは、一般に0.01〜2μm、好
適には0.02〜1.5μmの範囲とするのがよい。この
厚みが薄すぎてもまた厚くなりすぎても良好な投
錨性改善効果が得られないため、望ましくない。 このような下塗り層上にさらにアクリル系のエ
マルジヨン型感圧性接着剤を乾燥後の厚みが通常
5〜50μmとなるように塗布乾燥することにより、
またその後裁断などの所要の工程を経ることによ
り、支持体と接着剤層との投錨性にすぐれ、安定
した接着力を発揮する感圧性接着テープ類が得ら
れる。 この発明で用いる上記のアクリル系のエマルジ
ヨン型感圧性接着剤は、(メタ)アクリル酸アル
キルエステルを主モノマーとしこれに接着力、凝
集力などの機能を付与するため改質用モノマーを
加えて、水媒体中で乳化重合することにより、得
られるものである。 上記主モノマーとしての(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルはアルキル基の炭素数が4〜10個
のものが好ましく用いられ、また上記の改質用モ
ノマーとしてはアクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アク
リル酸2−ヒドロキシプロピル、N・N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、アクリルアミド、
メタクリルアミド、n−ブトキシメチルメタクリ
ルアミド、グリシジルアクリレート、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、スチ
レンなどが用いられる。これらの改質用モノマー
は主モノマーとの合計量中30重量%以下の割合で
用いられる。 また、この発明のアクリル系のエマルジヨン型
感圧性接着剤としては、たとえば特願昭55−
189175号、特願昭56−29133号、特願昭57−35437
号および特願昭57−208256号などに記載のものな
ど前記以外の公知のアクリル系接着剤がいずれも
使用できるものである。 このようにして得られる感圧性接着テープ類が
支持体と接着剤層との投錨性にすぐれたものとな
る理由は明確ではないが、ポリオレフインシート
表面に形成された下塗り剤としての前記アクリル
アミン化合物は、上記シートの酸化処理面に対す
る結合力が強く、また接着剤層との親和性が良好
なため、すぐれた投錨性が発現されるものと推測
される。また、このすぐれた投錨性により、アク
リル系感圧性接着剤としての本来の接着特性を安
定して発揮させることができる接着テープ類の製
造が可能となるものである。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明においては、ポリオレ
フインシートを表面酸化処理するとともに、この
処理面に下塗り剤としてアクリルアミン化合物を
これ単独で設け、この下塗り層上にアクリル系の
エマルジヨン型感圧性接着剤を塗布乾燥して接着
剤層を形成する構成としたことにより、上記シー
トと接着剤層との投錨性が大きく安定した接着力
を発揮する感圧性接着テープ類の製造が可能とな
る。 〔実施例〕 以下、この発明を実施例により具体的に説明す
るが、この発明はこれらの実施例にのみ限定され
るものではない。なお、以下において部とあるの
は重量部を意味し、また接着力、投錨力の試験は
下記の方法で測定したものである。 <接着力> 感圧性接着テープ試料を幅20mmに切断し、脱脂
されたSUS304のステンレス板に貼り付けて30分
間放置後、180度引き剥がし接着力(引き剥がし
速度300mm/分、20℃×65%RH)を測定した。 <投錨性> 感圧性接着テープ試料の接着面同志を急速に付
着、離反する操作を繰り返し行つて、接着剤層が
支持体シートから剥がれるまでの付着、離反の操
作回数にて投錨力を評価した。 実施例 1 温度計、撹拌機、窒素導入管および還流冷却器
を備えた反応器内にアクリル酸ブチル80部、アク
リロニトリル20部、アクリル酸5部、ポリオキシ
エチレンアルキルフエノールエーテル5部、イオ
ン交換水160部を仕込み、窒素気流下にて撹拌し
ながら加熱し、反応系が約60℃に達した時点で重
合開始剤として過硫酸アンモニウム0.3部を加え
て重合を開始し、約3時間重合反応を行つた。 ついで、重合終了後約75℃まで反応系を昇温し
て約1時間熟成してアクリル系ポリマーを含むエ
マルジヨン組成物を得た。このエマルジヨン組成
物を撹拌しながら約3重量%アンモニア水溶液を
滴下して約5ポイズ(20℃)の粘度を有するアク
リル系エマルジヨン型感圧性接着剤を製造した。 一方、下塗り剤としてアクリル酸ブチルとジメ
チルアミノエチルメタクリレートとを重合してな
るアクリルアミン化合物の5重量%水溶液からな
る下塗り剤溶液を用いた。 この下塗り剤溶液を、コロナ処理した60μm厚
のポリエチレンシートの上記処理面に、乾燥後の
厚みが0.1μmとなるように塗布し、90℃で1分間
加熱乾燥して下塗り層を形成した。つぎに、この
下塗り層上に上記のアクリル系エマルジヨン型感
圧性接着剤を乾燥後の厚さが20μmとなるように
塗布し、90℃にて3分間加熱乾燥したのち、20mm
幅に裁断して感圧性接着テープを得た。 実施例 2 実施例1に示した重合方法と同じ操作にて下記
の重合原料を用いて乳化重合したのち、約3重量
%アンモニア水溶液を滴下して約5ポイズ(20
℃)の粘度を有するアクリル系エマルジヨン型感
圧性接着剤を製造した。 アクリル酸2−エチルヘキシル 80部 アクリロニトリル 5部 メタクリル酸メチル 15部 アクリル酸 5部 ポリオキシエチレンアルキルフエノールエーテル
5部 イオン交換水 100部 上記の感圧性接着剤と、下塗り剤として日本触
媒化学社製の商品名ポリメントNK−100を用い
た以外は、実施例1と同様にして感圧性接着テー
プを得た。 実施例 3 実施例1に示した重合方法と同じ操作にて下記
の重合原料を用いて乳化重合したのち、約3重量
%アンモニア水溶液を滴下して約5ポイズ(20
℃)の粘度を有するアクリル系エマルジヨン型感
圧性接着剤を製造した。 アクリル酸ブチル 77部 アクリロニトリル 20部 アクリル酸 5部 n−ブトキシメチルメタクリルアミド 3部 ポリオキシエチレンアルキルフエノールエーテル
5部 イオン交換水 160部 上記の感圧性接着剤を用いた以外は、実施例1
と同様にして感圧性接着テープを得た。 比較例 1 実施例1にて得られたアクリル系エマルジヨン
型感圧性接着剤を、コロナ処理した60μm厚のポ
リエチレンシートの上記処理面に、乾燥後の厚さ
が20μmとなるように塗布し、90℃にて3分間加
熱乾燥したのち、実施例1と同様に裁断して感圧
性接着テープを得た。 上記実施例1〜3および比較例の各感圧性接着
テープの接着力および投錨力について試験した結
果は、下記の表に示されるとおりであつた。
【表】
上記の試験結果から明らかなように、この発明
の方法によれば、支持体と接着剤層との投錨力が
大きくかつ良好な接着力を示す感圧性接着テープ
が得られるものであることが判る。
の方法によれば、支持体と接着剤層との投錨力が
大きくかつ良好な接着力を示す感圧性接着テープ
が得られるものであることが判る。
Claims (1)
- 1 表面酸化処理されたポリオレフインシートの
上記処理面に、下塗り剤を介して、主モノマーが
(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなるア
クリル系ポリマーをベースポリマーとしたアクリ
ル系エマルジヨン型感圧性接着剤を塗布乾燥し
て、感圧性接着テープ類を製造する方法におい
て、上記下塗り剤としてアクリルアミン化合物を
これ単独で用いることを特徴とする感圧性接着テ
ープ類の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14791185A JPS6210181A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 感圧性接着テ−プ類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14791185A JPS6210181A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 感圧性接着テ−プ類の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6210181A JPS6210181A (ja) | 1987-01-19 |
| JPH0238152B2 true JPH0238152B2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=15440896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14791185A Granted JPS6210181A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 感圧性接着テ−プ類の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6210181A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008517190A (ja) * | 2004-10-15 | 2008-05-22 | インターフェイス,インコーポレイテッド | 床カバー材設置システムおよび方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR9609594A (pt) * | 1995-06-30 | 1999-02-23 | Commw Scient Ind Res Org | Tratamento melhorado da superfície de polímeros |
| US7464510B2 (en) | 2000-09-19 | 2008-12-16 | Interface, Inc. | System and method for floor covering installation |
| ES2512742T3 (es) | 2007-03-27 | 2014-10-24 | Interface, Inc. | Sistema y método para instalación de revestimientos de suelos |
| DK2705192T3 (en) | 2011-05-04 | 2015-05-18 | Tandus Flooring Inc | Modular carpet system |
| WO2016118797A1 (en) | 2015-01-22 | 2016-07-28 | Interface, Inc. | Floor covering system with sensors |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026436A (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機固定子の製造法 |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14791185A patent/JPS6210181A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008517190A (ja) * | 2004-10-15 | 2008-05-22 | インターフェイス,インコーポレイテッド | 床カバー材設置システムおよび方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6210181A (ja) | 1987-01-19 |
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