JPH0240051Y2 - - Google Patents
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- JPH0240051Y2 JPH0240051Y2 JP1985176745U JP17674585U JPH0240051Y2 JP H0240051 Y2 JPH0240051 Y2 JP H0240051Y2 JP 1985176745 U JP1985176745 U JP 1985176745U JP 17674585 U JP17674585 U JP 17674585U JP H0240051 Y2 JPH0240051 Y2 JP H0240051Y2
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- JP
- Japan
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- nonwoven fabric
- forming tube
- nonwoven
- nonwoven fabrics
- winding
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、ガラス繊維糸等の糸状体を巻回する
ためのフオーミングチユーブの改良に関する。
ためのフオーミングチユーブの改良に関する。
〈従来の技術〉
このフオーミングチユーブは、紡糸工程におい
てドラム等の芯体の外周に取り付けられ、取り付
けられたフオーミングチユーブの外周に糸状体が
巻回されるものである。そして、巻回後は、糸状
体をフオーミングチユーブごと、芯体から取り外
し、乾燥を行ない、乾燥後、一定の撚りをかけな
がら別のボビンに巻き上げる撚糸工程、又は、粗
子加工(ロービング)が行なわれる。そして一回
の使用が終つたフオーミングチユーブは、再使用
されるが、再使用現場への移送は、移送体積を減
少させるために、多数のフオーミングチユーブを
ハート状に折り曲げ、一本の円筒形状の保つたフ
オーミングチユーブ内に挿入して移送している。
てドラム等の芯体の外周に取り付けられ、取り付
けられたフオーミングチユーブの外周に糸状体が
巻回されるものである。そして、巻回後は、糸状
体をフオーミングチユーブごと、芯体から取り外
し、乾燥を行ない、乾燥後、一定の撚りをかけな
がら別のボビンに巻き上げる撚糸工程、又は、粗
子加工(ロービング)が行なわれる。そして一回
の使用が終つたフオーミングチユーブは、再使用
されるが、再使用現場への移送は、移送体積を減
少させるために、多数のフオーミングチユーブを
ハート状に折り曲げ、一本の円筒形状の保つたフ
オーミングチユーブ内に挿入して移送している。
従来、このフオーミングチユーブには、紙製の
ものが広く用いられていたが、本願出願人は、先
に、ポリエステル、レーヨン、ビニロン等の各種
繊維を主原料とした不織布を円筒状に巻いてなる
フオーミングチユーブの提案を行なつた。
ものが広く用いられていたが、本願出願人は、先
に、ポリエステル、レーヨン、ビニロン等の各種
繊維を主原料とした不織布を円筒状に巻いてなる
フオーミングチユーブの提案を行なつた。
この不織布製のフオーミングチユーブは、紙製
のチユーブに比して、通気性が良く、ガラス繊維
糸等の被巻回物の乾燥が均一で乾燥時間も早くな
るという特長を有する。又、復元性、耐水・耐湿
性が良いため紙製のチユーブに比して折り曲げに
強く、再使用の回数を多くすることができるとい
う利点を有する。
のチユーブに比して、通気性が良く、ガラス繊維
糸等の被巻回物の乾燥が均一で乾燥時間も早くな
るという特長を有する。又、復元性、耐水・耐湿
性が良いため紙製のチユーブに比して折り曲げに
強く、再使用の回数を多くすることができるとい
う利点を有する。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところが、フオーミングチユーブ一般には、下
記の問題が有る。即ち、第9図に示すように、ガ
ラス繊維糸aが巻回されてなるフオーミングチユ
ーブbは、ハンガーcに掛けられ乾燥させられ
る。しかし、この乾燥は長時間(約6〜13時間)
行なわれるため、ガラス繊維糸aの自重により2
点鎖線に示すように全体が玉子型に垂れ下つてし
まうという経時変化が起こる。
記の問題が有る。即ち、第9図に示すように、ガ
ラス繊維糸aが巻回されてなるフオーミングチユ
ーブbは、ハンガーcに掛けられ乾燥させられ
る。しかし、この乾燥は長時間(約6〜13時間)
行なわれるため、ガラス繊維糸aの自重により2
点鎖線に示すように全体が玉子型に垂れ下つてし
まうという経時変化が起こる。
その結果、ガラス繊維糸が不安定な状態にある
場合、経時変化中に巻回された繊維糸に対し不均
一な引張力が作用し、繊維糸の太さが部分的に変
化するという問題を有する。又、玉子型に変形す
ることにより、巻回されたガラス繊維糸に、巻き
くずれが生ずるという問題を有する。この巻き崩
れは、乾燥後、ハンガーcからフオーミングチユ
ーブbごとに取り外す際及び、台車等に載せて移
送する際、繊維糸が滑り移動し、内層部分の糸に
巻き崩れが生じたり、糸のからみが生じたりする
ものである。
場合、経時変化中に巻回された繊維糸に対し不均
一な引張力が作用し、繊維糸の太さが部分的に変
化するという問題を有する。又、玉子型に変形す
ることにより、巻回されたガラス繊維糸に、巻き
くずれが生ずるという問題を有する。この巻き崩
れは、乾燥後、ハンガーcからフオーミングチユ
ーブbごとに取り外す際及び、台車等に載せて移
送する際、繊維糸が滑り移動し、内層部分の糸に
巻き崩れが生じたり、糸のからみが生じたりする
ものである。
又、実開昭53−154216号においてはエンボス加
工を施して外周面に多数の縦溝が設けられた不織
布製のフオーミングチユーブが開示されている。
工を施して外周面に多数の縦溝が設けられた不織
布製のフオーミングチユーブが開示されている。
このフオーミングチユーブは、縦方向、即ちフ
オーミングチユーブの軸芯方向に凹条が形成るた
め、フオーミングチユーブの折り畳みを容易に
し、著しく小さな偏平状になして、移送、保管時
に嵩張らないようにし得るという、利点がある。
オーミングチユーブの軸芯方向に凹条が形成るた
め、フオーミングチユーブの折り畳みを容易に
し、著しく小さな偏平状になして、移送、保管時
に嵩張らないようにし得るという、利点がある。
ところが、この利点は、使用時に、次の問題を
生ずる原因となる。
生ずる原因となる。
フオーミングチユーブは、上記のように、円筒
形状にして、糸状体を巻回するために用いられる
が、軸芯方向に凹条が形成されていることによ
り、円筒形状に復元しにくいという欠点がある。
詳しくは、円筒形状に復元した際、折り畳み癖が
軸芯方向につき、略多角形状になる恐れがある。
その結果、ガラス繊維糸等の糸状体を巻回するに
際して、フオーミングチユーブに接触する部分及
びその近傍で、フオーミングチユーブの折り癖が
糸に転写してしまい、その転写箇所で曲率が変わ
り、糸の変質をまねく恐れが生じる。
形状にして、糸状体を巻回するために用いられる
が、軸芯方向に凹条が形成されていることによ
り、円筒形状に復元しにくいという欠点がある。
詳しくは、円筒形状に復元した際、折り畳み癖が
軸芯方向につき、略多角形状になる恐れがある。
その結果、ガラス繊維糸等の糸状体を巻回するに
際して、フオーミングチユーブに接触する部分及
びその近傍で、フオーミングチユーブの折り癖が
糸に転写してしまい、その転写箇所で曲率が変わ
り、糸の変質をまねく恐れが生じる。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで、本考案は、ガラス繊維糸等の糸状体を
巻回するための不織布を主体として形成された変
形性のあるフオーミングチユーブにおいて次の構
成を特徴とするものを提供することにより、上記
の問題点を解決する。
巻回するための不織布を主体として形成された変
形性のあるフオーミングチユーブにおいて次の構
成を特徴とするものを提供することにより、上記
の問題点を解決する。
本考案においては、フオーミングチユーブの半
径方向に2枚以上の不織布2,3,11,11′
が重ね合わされている。この重ね合わされる不織
布の少なくともいずれか一方の不織布は、他方の
不織布に対向する面に、凸部6,14,15′を
有する。そして、この凸部6,14,15′のみ
が対向する他方の不織布に接着されることによ
り、重ね合わされた不織布同士が部分接着にて一
体化されてなるものである。
径方向に2枚以上の不織布2,3,11,11′
が重ね合わされている。この重ね合わされる不織
布の少なくともいずれか一方の不織布は、他方の
不織布に対向する面に、凸部6,14,15′を
有する。そして、この凸部6,14,15′のみ
が対向する他方の不織布に接着されることによ
り、重ね合わされた不織布同士が部分接着にて一
体化されてなるものである。
尚、ここで、変形性のあるフオーミングチユー
ブとは、被巻回物を巻回した後、フオーミングチ
ユーブの形状を変化させて抜き取ることができる
ものをいう。又、部分接着とは、重ね合わされた
不織布同士の全面を接着するのではなく、凸部の
みで接着することにより、非接着部分を残した状
態で、部分的に接着剤或いはヒートシールにより
接着することをいい、糸やステイプラー等の機械
的手段に接合を含まない。
ブとは、被巻回物を巻回した後、フオーミングチ
ユーブの形状を変化させて抜き取ることができる
ものをいう。又、部分接着とは、重ね合わされた
不織布同士の全面を接着するのではなく、凸部の
みで接着することにより、非接着部分を残した状
態で、部分的に接着剤或いはヒートシールにより
接着することをいい、糸やステイプラー等の機械
的手段に接合を含まない。
〈作用〉
上記の手段により、次の作用が生ずる。
フオーミングチユーブの半径方向に2枚以上の
不織布が重ね合わされ、少なくともいずれか一方
の不織布の凸部のみが対向する他方の不織布に接
着されることにより、不織布同士が部分接着にて
一体化されてなるため、フオーミングチユーブ全
体の腰の強さを高めることができる。
不織布が重ね合わされ、少なくともいずれか一方
の不織布の凸部のみが対向する他方の不織布に接
着されることにより、不織布同士が部分接着にて
一体化されてなるため、フオーミングチユーブ全
体の腰の強さを高めることができる。
特に、半径方向に2枚以上の不織布が重ね合わ
されているため、半径方向への変形を防止できる
ものであり、その結果、乾燥時にフオーミングチ
ユーブが玉子型に変形することを防止でき、又、
乾燥後のハンガーからの取り外しや台車等へのつ
み替え、移送に際しての、糸の巻崩れや、糸のか
らみを有効に防止できる。
されているため、半径方向への変形を防止できる
ものであり、その結果、乾燥時にフオーミングチ
ユーブが玉子型に変形することを防止でき、又、
乾燥後のハンガーからの取り外しや台車等へのつ
み替え、移送に際しての、糸の巻崩れや、糸のか
らみを有効に防止できる。
しかも、単に一体化したものではなく、少なく
ともいずれか一方の不織布が、他方の不織布に対
向する面に、凸部を有し、この凸部のみが対向す
る他方の不織布に接着されることにより、不織布
同士を部分接着により一体化してなるため、この
フオーミングチユーブには非接着部分が存在す
る。従つて、非接着部分では、空気の流通が良好
に行われ、不織布製のフオーミングチユーブの利
点である通気性の良さを損ねることがない。
ともいずれか一方の不織布が、他方の不織布に対
向する面に、凸部を有し、この凸部のみが対向す
る他方の不織布に接着されることにより、不織布
同士を部分接着により一体化してなるため、この
フオーミングチユーブには非接着部分が存在す
る。従つて、非接着部分では、空気の流通が良好
に行われ、不織布製のフオーミングチユーブの利
点である通気性の良さを損ねることがない。
〈実施例〉
以下図に基づき、本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第4図は、第1の実施例のフオーミン
グチユーブを説明するもので、このフオーミング
チユーブ1は、第1図に示すように、半径方向に
2枚のフオーミングチユーブ2,3を貼り合わせ
てなる。この貼り合わせは、第2図の表面図に示
す内側の不織布2の外周に、第3図の裏面図に示
す外側の不織布3を貼り合わせたものである。内
側の不織布2は、表面4及び裏面共に、凹凸が形
成されていないが、外側の不織布3には、その裏
面5のみに多数の凸条6がエンボイス加工により
形成されている。この凸条6は長手方向(チユー
ブ1の半径方向)と平行に延ばされている。
第1図乃至第4図は、第1の実施例のフオーミン
グチユーブを説明するもので、このフオーミング
チユーブ1は、第1図に示すように、半径方向に
2枚のフオーミングチユーブ2,3を貼り合わせ
てなる。この貼り合わせは、第2図の表面図に示
す内側の不織布2の外周に、第3図の裏面図に示
す外側の不織布3を貼り合わせたものである。内
側の不織布2は、表面4及び裏面共に、凹凸が形
成されていないが、外側の不織布3には、その裏
面5のみに多数の凸条6がエンボイス加工により
形成されている。この凸条6は長手方向(チユー
ブ1の半径方向)と平行に延ばされている。
そして、第4図に示す如く、内側の不織布2の
表面4と、外側の不織布3の裏面5とを重ね合わ
せて貼着する。この貼着は、外側の不織布3の裏
面5の凸条6に接着剤8を付けて、行なわれ、凸
条6間の凹部分7には、接着剤を極力付けないこ
とが望ましい。
表面4と、外側の不織布3の裏面5とを重ね合わ
せて貼着する。この貼着は、外側の不織布3の裏
面5の凸条6に接着剤8を付けて、行なわれ、凸
条6間の凹部分7には、接着剤を極力付けないこ
とが望ましい。
尚、両不織布2,3の貼着は、まず内側の不織
布2を円筒状に巻回した後、その外周面に外側の
不織布3を貼り付けてもよく、或は、両不織布
2,3を貼り合わせた後、円筒状に巻回してもよ
い。又、不織布2,3の巻回は、いわゆる平巻き
でもよく螺旋巻きでもよい。
布2を円筒状に巻回した後、その外周面に外側の
不織布3を貼り付けてもよく、或は、両不織布
2,3を貼り合わせた後、円筒状に巻回してもよ
い。又、不織布2,3の巻回は、いわゆる平巻き
でもよく螺旋巻きでもよい。
尚、平巻きの場合には、次の事項に留意する必
要が有る。即ち、平巻きにより不織布2,3を円
筒形に巻き上げ、その両端を貼り合わせる場合、
第10図に示すような耳部21,22が出来ない
よう留意する必要が有る。尚、図中23は、ヒー
トシール等の接着部分を示す。このような耳部、
特に外周側の耳部21が出来ると繊維糸を巻回す
る場合は問題がないが、次工程のために巻き変
え、糸解除を行う際、内側の糸が耳部21に喰い
込んだような状態で行なわれることになる。その
結果、糸の張力ムラ、このムラより波及する糸切
れ等の問題が生ずるもである。
要が有る。即ち、平巻きにより不織布2,3を円
筒形に巻き上げ、その両端を貼り合わせる場合、
第10図に示すような耳部21,22が出来ない
よう留意する必要が有る。尚、図中23は、ヒー
トシール等の接着部分を示す。このような耳部、
特に外周側の耳部21が出来ると繊維糸を巻回す
る場合は問題がないが、次工程のために巻き変
え、糸解除を行う際、内側の糸が耳部21に喰い
込んだような状態で行なわれることになる。その
結果、糸の張力ムラ、このムラより波及する糸切
れ等の問題が生ずるもである。
かくしてなるチユーブ1には、第1図に示すよ
うに、必要に応じてミシンがけにより糸9を縫い
付けておいてもよい。この糸9は、螺旋状に縫い
付けたもので、チユーブ1の外周に巻回されるガ
ラス繊維糸(図示せず)等の糸ずれを防止するの
に効果が有る。
うに、必要に応じてミシンがけにより糸9を縫い
付けておいてもよい。この糸9は、螺旋状に縫い
付けたもので、チユーブ1の外周に巻回されるガ
ラス繊維糸(図示せず)等の糸ずれを防止するの
に効果が有る。
以上、この実施例のフオーミングチユーブ1
は、接着剤8を介して2枚の不織布2,3が半径
方向に重ねられているため、チユーブ1の半径方
向への変形が生じにくくなり、被巻回物の乾燥中
においても型くずれが生じにくくなる。しかも、
第4図に示すように、両不織布の重合部分におい
て、一方の不織布の重合面たる外側の不織布3の
裏面5には多数の凹凸6,7が形成されており、
凸条6部分にのみ接着剤8が付けられ、凹部7に
は接着剤が付けられていない。その結果、接着剤
のない凹部7部分を通じて空気が通るため(第4
図の矢印)、不織布製のフオーミングチユーブの
特色である通気性が、損なわれるおそれがない。
は、接着剤8を介して2枚の不織布2,3が半径
方向に重ねられているため、チユーブ1の半径方
向への変形が生じにくくなり、被巻回物の乾燥中
においても型くずれが生じにくくなる。しかも、
第4図に示すように、両不織布の重合部分におい
て、一方の不織布の重合面たる外側の不織布3の
裏面5には多数の凹凸6,7が形成されており、
凸条6部分にのみ接着剤8が付けられ、凹部7に
は接着剤が付けられていない。その結果、接着剤
のない凹部7部分を通じて空気が通るため(第4
図の矢印)、不織布製のフオーミングチユーブの
特色である通気性が、損なわれるおそれがない。
尚、このフオーミングチユーブに用いられる不
織布には、従来と同様に合成繊維を主原料とする
不織布を用い、接着剤には各種の合成接着剤を用
いればよい。
織布には、従来と同様に合成繊維を主原料とする
不織布を用い、接着剤には各種の合成接着剤を用
いればよい。
又、不織布は、凸条6部分の厚みが1mm前後、
凹部分の厚みは凸の厚みの1/2〜2/3、1cm幅中に
3〜8本の凸条6が形成されるようにして実施し
た場合、好結果が確認されたが、これらの数値
は、不織布の原料繊維の種類、接着剤の種類、被
巻回物の種類の変化に応じて適宜変更すればよ
い。
凹部分の厚みは凸の厚みの1/2〜2/3、1cm幅中に
3〜8本の凸条6が形成されるようにして実施し
た場合、好結果が確認されたが、これらの数値
は、不織布の原料繊維の種類、接着剤の種類、被
巻回物の種類の変化に応じて適宜変更すればよ
い。
次に、第5図乃至第8図に基づき、第2の実施
例を説明する。この実施例のフオーミングチユー
ブは、第1図に示すフオーミングチユーブ1と同
様に、2枚の不織布をチユーブの半径方向に重ね
合わせてなる。ところが、この実施例における不
織布11は、第5図の表面図及び第6図の裏面図
に示すように、表面12及び裏面13の両面に多
数の凸条14,15が形成されている。そして、
第1の実施例では、内側の不織布2と外側の不織
布3とに異なる不織布を用いたが、この実施例で
は同一構成の不織布を2枚重ね合わせるものであ
る。
例を説明する。この実施例のフオーミングチユー
ブは、第1図に示すフオーミングチユーブ1と同
様に、2枚の不織布をチユーブの半径方向に重ね
合わせてなる。ところが、この実施例における不
織布11は、第5図の表面図及び第6図の裏面図
に示すように、表面12及び裏面13の両面に多
数の凸条14,15が形成されている。そして、
第1の実施例では、内側の不織布2と外側の不織
布3とに異なる不織布を用いたが、この実施例で
は同一構成の不織布を2枚重ね合わせるものであ
る。
ここで、不織布11の表面12における凸条1
4は、不織布11の長手方向に対して斜めに、又
裏面13における凸条15は、長手方向に対して
平行に延ばされている。そして、第7図及び第8
図に示すように、内側の不織布11の表面12
と、外側の不織布11′の裏面13′とを貼着す
る。このとき、表面12の凸条14及び裏面1
3′の凸条15′に接着剤16を付ければ、両凸条
14,15′は角度を異にして延びているため、
接着剤16が付いていない部分17を残して、両
不織布11,11′を貼着し得る。さらに、表面
12の凸条14と裏面13′の凸条15′とのいず
れか一方のみに接着剤を付けるようにすれば、接
着剤が付けていない部分17の面積をさらに大き
くすることができる。
4は、不織布11の長手方向に対して斜めに、又
裏面13における凸条15は、長手方向に対して
平行に延ばされている。そして、第7図及び第8
図に示すように、内側の不織布11の表面12
と、外側の不織布11′の裏面13′とを貼着す
る。このとき、表面12の凸条14及び裏面1
3′の凸条15′に接着剤16を付ければ、両凸条
14,15′は角度を異にして延びているため、
接着剤16が付いていない部分17を残して、両
不織布11,11′を貼着し得る。さらに、表面
12の凸条14と裏面13′の凸条15′とのいず
れか一方のみに接着剤を付けるようにすれば、接
着剤が付けていない部分17の面積をさらに大き
くすることができる。
尚、内側の不織布11の裏面13の凸条15
は、ドラム(図示せず)に対するすべり止めの効
果を奏し、外側の不織布11′の外面12′の凸条
14′は、巻回されるガラス繊維糸(図示せず)
に対する糸ずれ防止の効果を奏する。
は、ドラム(図示せず)に対するすべり止めの効
果を奏し、外側の不織布11′の外面12′の凸条
14′は、巻回されるガラス繊維糸(図示せず)
に対する糸ずれ防止の効果を奏する。
その他、両不織布11,11′の巻回貼着方法
等は第1の実施例と同様に行なえばよいが、この
実施例では、内側と外側の不織布11,11′を
一枚の連続した不織布とし、この不織布を2重に
巻回してもよい。
等は第1の実施例と同様に行なえばよいが、この
実施例では、内側と外側の不織布11,11′を
一枚の連続した不織布とし、この不織布を2重に
巻回してもよい。
以上の実施例の他、各不織布の部分接着の方法
として、各不織布の重合面に凹凸を形成すること
なく部分接着する方法を採すことも可能である。
例えば、ニードルパンチを利用してホツトメルト
接着剤を部分的に塗布したり、圧着等のコテによ
り部分的に圧着・加熱等を施し、部分接着を行な
う等の方法を用いることが出来る。
として、各不織布の重合面に凹凸を形成すること
なく部分接着する方法を採すことも可能である。
例えば、ニードルパンチを利用してホツトメルト
接着剤を部分的に塗布したり、圧着等のコテによ
り部分的に圧着・加熱等を施し、部分接着を行な
う等の方法を用いることが出来る。
〈効果〉
以上、本考案のフオーミングチユーブは、半径
方向に2枚以上の不織布が貼り合わされているた
め、その硬さ、腰の強さを増大させることができ
たものである。その結果、第7図に示すように、
ガラス繊維等を巻回して乾燥させる際にも、経時
変化を少なくでき、玉子型に垂れ下つてしまうこ
とを防止している。
方向に2枚以上の不織布が貼り合わされているた
め、その硬さ、腰の強さを増大させることができ
たものである。その結果、第7図に示すように、
ガラス繊維等を巻回して乾燥させる際にも、経時
変化を少なくでき、玉子型に垂れ下つてしまうこ
とを防止している。
しかも、このフオーミングチユーブは、不織布
製であるため、復元製、耐水・耐湿性は良好であ
り、再使用にも適するものである。
製であるため、復元製、耐水・耐湿性は良好であ
り、再使用にも適するものである。
さらに、各不織布の重合一体化は、部分接着に
よりなされているため、非接着部分がこのチユー
ブには存在する。その結果、非接着部分において
空気の流通が良好に行なわれ、不織布製のフオー
ミングチユーブの内外の通気を良好に保つことが
できるものである。
よりなされているため、非接着部分がこのチユー
ブには存在する。その結果、非接着部分において
空気の流通が良好に行なわれ、不織布製のフオー
ミングチユーブの内外の通気を良好に保つことが
できるものである。
尚、実施例のように多数の凹凸を形成した場
合、各不織布自体の腰の強さが向上するため、フ
オーミングチユーブ全体の腰の強さを高めること
ができる。
合、各不織布自体の腰の強さが向上するため、フ
オーミングチユーブ全体の腰の強さを高めること
ができる。
以上、本考案は不織布製のフオーミングチユー
ブの復元性、耐水・耐湿性及び通気性の良さを保
つたまま、その腰の強さを高めることができたも
のである。
ブの復元性、耐水・耐湿性及び通気性の良さを保
つたまま、その腰の強さを高めることができたも
のである。
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を説
明するもので、第1図はフオーミングチユーブの
斜視図、第2図は内側の不織布の表面図、第3図
は外側の不織布の裏面図、第4図は両不織布の重
合部分の断面図であり、第5図乃至第8図は本考
案の第2の実施例を説明するもので、第5図は不
織布の表面図、第6図は不織布の裏面図、第7図
は両不織布の重合部分の断面図、第8図は同重合
部分の平面から見た説明図であり、第9図は従来
のフオーミングチユーブの正面図、第10図は不
織布を円筒形に巻回して接合した部分の説明図で
ある。 1……フオーミングチユーブ、2,3,11,
11′……不織布、6,14,14′,15,1
5′……凸条、8,16……接着剤。
明するもので、第1図はフオーミングチユーブの
斜視図、第2図は内側の不織布の表面図、第3図
は外側の不織布の裏面図、第4図は両不織布の重
合部分の断面図であり、第5図乃至第8図は本考
案の第2の実施例を説明するもので、第5図は不
織布の表面図、第6図は不織布の裏面図、第7図
は両不織布の重合部分の断面図、第8図は同重合
部分の平面から見た説明図であり、第9図は従来
のフオーミングチユーブの正面図、第10図は不
織布を円筒形に巻回して接合した部分の説明図で
ある。 1……フオーミングチユーブ、2,3,11,
11′……不織布、6,14,14′,15,1
5′……凸条、8,16……接着剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ガラス繊維糸等の糸状体を巻回するための不織
布を主体として形成された変形性のあるフオーミ
ングチユーブにおいて、 フオーミングチユーブの半径方向に2枚以上の
不織布2,3,11,11′が重ね合わされ、 この重ね合わされる不織布の少なくともいずれ
か一方の不織布が、他方の不織布に対向する面
に、凸部6,14,15′を有するものであり、 この凸部6,14,15′のみが対向する他方
の不織布に接着されることにより、重ね合わされ
た不織布同士が部分接着にて一体化されてなるこ
とを特徴とするフオーミングチユーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985176745U JPH0240051Y2 (ja) | 1985-11-16 | 1985-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985176745U JPH0240051Y2 (ja) | 1985-11-16 | 1985-11-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6286380U JPS6286380U (ja) | 1987-06-02 |
| JPH0240051Y2 true JPH0240051Y2 (ja) | 1990-10-25 |
Family
ID=31117287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985176745U Expired JPH0240051Y2 (ja) | 1985-11-16 | 1985-11-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0240051Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322219Y2 (ja) * | 1987-10-13 | 1991-05-15 | ||
| JP7428513B2 (ja) * | 2019-12-18 | 2024-02-06 | 泉株式会社 | ガラス繊維巻取り用ボビン |
| JP7771543B2 (ja) * | 2021-07-13 | 2025-11-18 | 日本電気硝子株式会社 | 巻取りチューブ及び繊維巻回体の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS475016U (ja) * | 1971-02-06 | 1972-09-14 | ||
| JPS53154216U (ja) * | 1977-05-11 | 1978-12-04 |
-
1985
- 1985-11-16 JP JP1985176745U patent/JPH0240051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6286380U (ja) | 1987-06-02 |
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