JPH0240058Y2 - - Google Patents

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JPH0240058Y2
JPH0240058Y2 JP14850987U JP14850987U JPH0240058Y2 JP H0240058 Y2 JPH0240058 Y2 JP H0240058Y2 JP 14850987 U JP14850987 U JP 14850987U JP 14850987 U JP14850987 U JP 14850987U JP H0240058 Y2 JPH0240058 Y2 JP H0240058Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ケーブルリールに関し、特に、コ
ンセントにプラグを差込んだままでケーブルの引
出しや巻取りを行なうことのできるケーブルリー
ルに関する。
[従来の技術] 第8図および第9図は従来のケーブルリールを
示す図であり、特に、第8図は斜視図であり、第
9図は部分切欠側面図である。次に、第8図およ
び第9図を参照して、従来のケーブルリールにつ
いて説明する。
ケーブルリール1には、巻胴2の両側に側板3
および4が設けられており、巻胴2にはケーブル
5が巻付けられている。ケーブル5の一端には、
プラグ6が接続されており、他端は巻胴2の内部
に設けられている端子7a,7bに接続されてい
る。側板4にはコンセント8が設けられており、
コンセント8の端子9a,9bと端子7a,7b
とは中継線10a,10bを介して電気的に接続
されている。巻胴2はシヤフト11のまわりを回
動可能に設けられており、ハンドル12を回すこ
とによつて矢印A方向または矢印B方向に回動す
る。これにより、ケーブル5を巻胴2に巻付けた
り、あるいは巻胴2から引出したりすることがで
きる。シヤフト11は支持脚13に取付けられて
支持されており、シヤフト11の先端には止め具
14が取付けられ、側板3,4および巻胴2がシ
ヤフト11から外れないようにしている。
ケーブルリール1の使用に際しては、ケーブル
5を巻胴2から引出し、ケーブル5の先端に設け
られたプラグ6を電源コンセント15に差込み、
電動工具や照明灯などの使用する器具(図示せ
ず)のプラグ16をコンセント8に差込んで使用
する。したがつて、ケーブルリール1は工事現場
など使用場所の近傍にまで持ち運ばれて使用され
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、工事現場などでは、電動工具や照明
灯などを移動させながら使用する場合がある。こ
のような場合には、ケーブルリール1を移動する
際に次のような不便があつた。すなわち、ケーブ
ルリール1のコンセント8に器具のプラグ16を
差込んだままで移動すると、ケーブル5を引出す
ために巻胴2を回転させなければならず、巻胴2
の回転の伴つて、コンセント8が回転するので、
器具のコード17がねじれてしまうのである。し
たがつて、移動の際には、一旦器具のプラグ16
をコンセント8から外し、移動完了後再度プラグ
16をコンセント8に差込まなければならなかつ
た。また、一旦器具のプラグ8を外すため、作業
の中断を余儀なくされるという問題点があつた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、ケーブ
ルリールを移動する際に、用いられる器具のプラ
グの取り外しを必要とせず、継続して作業を行な
うときのできるケーブルリールを提供することで
ある。
[問題点を解決するための手段] この考案は支持脚と、該支持脚に固定された固
定軸と、該固定軸に回動可能に軸支され、かつケ
ーブルが巻付けられる円筒状の巻胴と、該巻胴の
一方側に取付けられ、固定軸に対して回動可能に
設けられた第1の側板と、その中央部が円形状に
開口され、巻胴の他方側に取付けられた環状部材
と、該環状部材の開口部に設けられ、かつその中
心部が固定軸に固定された円板部材とを含み、コ
ンセントが円板部材に取付けられた第2の側板と
を備え、さらに固定軸に固定された静止部と固定
軸の周囲を巻胴および第1の側板とともに回動す
る回動部とを含み、静止部には円板部材に取付け
られたコンセントに電気的に接続された第1の電
極が設けられ、回動部にはケーブルの先端に電気
的に接続され、かつ第1の電極に接触する第2の
電極が設けられた集電子部とを備えて構造され
る。
[作用] この考案に係るケーブルリールには、固定軸の
周囲を巻胴とともに回動する回動部と固定軸に固
定された静止部とが電気的に接続された集電子部
が設けられ、該静止部に電気的に接続されたコン
セントが固定軸に固定された側板に取付けられて
いるので、ケーブルを引出したり巻取つたりする
ために巻胴を回転しても、コンセントは回転せ
ず、コンセントに差込まれた電動工事などのコー
ドがねじれることがない。
[考案の実施例] 第7図はこの考案の一実施例のケーブルリール
を示す斜視図である。第7図において、ケーブル
リール21は支持脚22を含み、支持脚22に
は、シヤフト23が取付けられている。シヤフト
23は回動しない固定軸である。シヤフト23に
は、円筒状巻胴24の一方側板25がシヤフト2
3のまわりに回動自在に取付けられており、側板
25と巻胴24とは結合されている。巻胴24の
他方側板26は円板部材261と円板部材261
の外周に設けられた環状部材262とを含む。円
板部材261はシヤフト23に固定されて取付け
られており、該円板部材261にはコンセント2
7が複数個取付けられている。環状部材262は
巻胴24に結合されていて、円板部材261の外
周のまわりを巻胴24とともに回動することがで
きる。このため、ケーブル28を引出しまたは巻
取ると、巻胴24、側板25および環状部材26
2は一体的に矢印A方向または矢印B方向へ回動
するが、円板部材261は回動せず静止してい
る。したがつて、コンセント27に電動工具など
のプラグ29を差込んだままでケーブル28を引
出したりまたは巻取りながらケーブルリール21
を移動することができる。
第1図は第7図に示すこの考案の一実施例の断
面図である。第1図において、環状部材262の
内周にはガイド部30が設けられ、ガイド部30
が円板部材261の外周部を挾んだ状態で回動す
るようになつている。また、円板部材261の中
央部には孔が設けられていて、この孔にはフラン
ジ44aを有する支持部材44が嵌め込まれ、支
持部材44にはシヤフト23が嵌め込まれてい
る。円板部材261はフランジ44aにスポツト
溶接され、支持部材44はセツトネジ45によつ
てシヤフト23に固定されている。このように、
円板部材261は支持部材44を介してシヤフト
23に固定されている。シヤフト23には、後で
説明する集電子部31の環状電極ホルダ32が取
付けられており、係止ピン33によつてシヤフト
23に係止されている。環状電極ホルダ32の端
子34a,34bはそれぞれ中継線35a,35
bを介してコンセント27の端子36a,36b
に接続されている。環状電極ホルダ32に対向し
て、ブラシホルダ37が組合わされて設けられて
いる。ブラシホルダ37の端子38a,38bは
それぞれケーブル28の先端に接続されている。
ブラシホルダ37の係合部41には、一端が支持
板42に固定された係合ピン43が挿入されてい
て、該支持板42は側板25に結合されている。
したがつて、ブラシホルダ37は巻胴24および
側板25とともに回動することができる。
第2図は第1図に示す集電子部31の構成を示
す正面図であり、第3図は第2図の−線に沿
う断面図であり、第4図は組合わされた集電子部
の断面図である。第2図および第3図において、
ブラシホルダ37の中央部には嵌合孔50aが形
成されており、該嵌合孔50aのまわりには環状
溝51,52がそれぞれ同心円状に形成されてい
る。環状溝51には、ブラシ53が嵌合孔50a
を挾んで両面に2つ設けられており、該ブラシ5
3は留め金具54によりブラシホルダ37に取付
けられている。さらに、その外側の環状溝52に
は、ブラシ55が嵌合孔50aを挾んで両側に2
つ設けられており、該ブラシ55は留め金具56
によりブラシホルダ37に取付けられている。
ブラシ53および55はともに金属から構成さ
れており、その両端が対向する電極に隆起するよ
うに成形されている。2つのブラシ53はそれぞ
れ互いに電気的に導通状態にする必要があるた
め、ブラシホルダ37のブラシと反対側に取付け
られた金属片57により電気的に接続されてい
る。2つのブラシ55も同様に、ブラシホルダ3
7の反対側に設けられた金属片58により電気的
に接続されている。ブラシホルダ37の反対側に
は、第1図に示すように、ブラシ53,55にそ
れぞれ接続された端子38a,38bが取出され
ている。なお、ブラシホルダ37の上下方向の両
端部および左右方向の両端部には、係合ピン43
と係合するための孔59a,59b,59cおよ
び59dが形成されている。
環状電極ホルダ32の中央部には、集電子部3
1の回転軸となる円筒状の回転軸部60が形成さ
れている。該回転軸部60には、第3図に示すよ
うに、C型止輪を嵌め入れるための溝60aが形
成されている。回転軸部60のまわりには、環状
溝61および62がそれぞれ同心円状に形成され
ている。内側の溝61には、環状の金属円板から
なる環状電極63が嵌め込れられており、外側の
環状溝62には、環状電極65が嵌め入れられて
いる。第1図に示すように、環状電極ホルダ32
の環状電極とは反対側には、環状電極63,65
に接続された端子34a,34bが取出されてい
る。
第4図に示すように、集電子部31はブラシ5
3,55と環状電極63,65とがそれぞれ対向
するように、ブラシホルダ37の嵌合孔50aに
環状電極ホルダ32の回転軸部60を嵌め入れる
ことにより組立てられる。ブラシホルダ37と環
状電極ホルダ32とは、嵌め入れた後、回転軸部
60の溝60aにC型止輪66を嵌め入れること
により、外れないように組立てられる。
このようにして組立てられた集電子部31にお
いて、ブラシホルダ37と環状電極ホルダ32と
は、嵌合孔50aと回転軸部60とで係合されて
おり、相対的に装置可能に組合わされている。こ
の状態で、ブラシ53の両側の隆起部分は、環状
電極63と接触し、また、ブラシ55の両側の隆
起部分も環状電極65に接触している。ブラシホ
ルダ37が環状電極ホルダ32に対して相対的に
回転すると、環状電極63,65上をブラシ5
3,55の隆起部分が接触しながら摺動する。し
たがつて、ブラシホルダ37が環状電極ホルダ3
2に対して相対的に回転している間においても、
ブラシ53,55と環状電極63,65とが電気
的に導通している。このため、ブラシホルダ37
の端子38a,38bと環状電極ホルダ32の端
子34a,34bとの間で電流を導電状態にさせ
ることができる。
次に、この考案の一実施例の動作について説明
する。巻胴24に巻付けたケーブル28の引出し
に伴い、巻胴24、側板25および環状部材26
2が回転し、側板25に結合された支持板42に
固定された係合ピン43の回転運動によつて、該
係合ピン43と係合部41で係合しているブラシ
ホルダ37が回転する。一方、環状電極ホルダ3
2は、係合ピン33によつてシヤフト23に係止
されているため、回転せず静止したままである。
したがつて、ブラシホルダ37のみが回転し、該
ブラシホルダ37に取付けられたブラシ53,5
5の隆起部分は環状電極63,65の表面を接触
しながら回転する。この回転の間においても、ブ
ラシ53,55の隆起部分は環状電極63,65
に弾性的に接触しているため、ブラシ53,55
と環状電極63,65とは良好な接触状態を保持
している。このような良好な接触状態によつて、
ケーブル28から供給された電流は、ブラシ5
3,55および環状電極63,65を通り、中継
線35a,35bを経てコンセント27に供給さ
れる。
なお、上述の実施例において、環状電極および
ブラシは組合わせて取付けられ支持されている。
また、ブラシの係合部41としての孔は支持部材
42に固定されている係合ピン43に比べて、か
なり大きなものであり、該係合ピン43とは、ル
ーズに係合している。したがつて、この実施例の
集電子部31には側板に支持されているものがな
く、側板に変形が生じても、集電子部31の通電
状態は悪影響を受けない。
第5図および第6図は、第2図ないし第4図と
は異なるこの考案に適用される他の実施例のブラ
シを示す図である。第5図において、ブラシホル
ダ70は、環状溝71,72にブラシの端子を嵌
め入れるための孔71a,72aが形成されてい
る以外は、第2図で説明したブラシホルダとほぼ
同様にして構成されている。環状溝71,72に
嵌め込まれたブラシ73および74は、それぞれ
一体の環状の金属板から形成されている。ブラシ
74は環状の金属板に等間隔で4ケ所外周に通じ
る切込み74aを入れ、次いで切込部分を隆起さ
せることにより、接触片74bを形成している。
ブラシ73もブラシ74と同様にして形成する。
該接触片は、ブラシの周面上に等間隔で形成され
ているため、各接触片は安定して環状電極に接触
する。
なお、第5図では環状の金属板の外周に通ずる
切込みを入れ、外周側に接触片を形成している
が、第6図に示すように、環状の金属板81にU
字状の切込み81aを入れて、内周と外周の中間
の位置に接触片81bを形成してもよく、また、
環状の金属板の内周に通じる切込みを入れて、内
周側に接触片を形成してもよい。ブラシの材質は
環状電極に良好に接触することができる程度に弾
性を有する金属であれば特に限定されないが、加
工性および価格の面から燐青銅が推奨される。
上述の実施例によれば、集電子部は環状電極お
よびブラシに金属の電極を用いているため、黒鉛
を用いた場合よりも電気抵抗が低く発熱が極めて
小さい。さらに、黒鉛のような高価な材料を使用
せずに製造することができるため、安価なものと
することができる。この実施例の集電子部は、環
状電極とブラシとを組合わせて一体化して取付け
ることができるため、ケーブルリール本体への取
付けは容易であり、製造工程を簡易にすることが
できる。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、ケーブルリ
ールには固定軸の周囲を巻胴とともに回動する回
動軸と固定軸に固定された静止部とが電気的に接
続された集電子部が設けられ、該静止部に電気的
に接続されたコンセントが固定軸に固定された側
板に取付けられているので、ケーブルを引出した
り巻取つたりするために、巻胴を回転させても、
コンセントは回転せず、使用される電動工具など
のコードがねじれることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図である。
第2図は第1図に示す集電子部の構成を示す正面
図である。第3図は第2図の−線に沿う断面
図である。第4図は組合わせた集電子部の断面図
である。第5図および第6図はこの考案に適用さ
れる他の実施例のブラシを示す図である。第7図
はこの考案の一実施例のケーブルリールを示す斜
視図である。第8図は従来のケーブルリールを示
す斜視図である。第9図は従来のケーブルリール
の部分切欠側面図である。 図において、21はケーブルリール、22は支
持脚、23はシヤフト、24は巻胴、25および
26は側板、261は円形部材、262は環状部
材、27はコンセント、28はケーブル、31は
集電子部、32は環状電極ホルダ、33は係止ピ
ン、34a,34b,38aおよび38bは端
子、37はブラシホルダ、41は係合部、42は
支持板、43は係合ピン、44は支持部材、45
はセツトネジ、53,55,73および74はブ
ラシ、63および65は環状電極を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支持脚と、前記支持脚に固定された固定軸
    と、前記固定軸に回動可能に軸支されかつケー
    ブルが巻取けられた巻胴部とを備えたケーブル
    リールにおいて、 前記巻胴部は、 前記ケーブルが巻付けられる円筒状の巻胴
    と、 前記巻胴の一方側に取付けられ、前記固定軸
    に対して回動可能に設けられた第1の側板と、 その中央部が円形状に開口され、かつ前記巻
    胴の他方側に取付けられた環状部材と、前記環
    状部材の開口部に設けられ、かつその中心部が
    前記固定軸に固定された円板部材とを含み、コ
    ンセントが前記円板部材に取付けられた第2の
    側板とを備え、さらに、 前記固定軸に固定された静止部と前記固定軸
    の周囲を前記巻胴および前記第1の側板ととも
    に回動する回動部とを含み、前記静止部には前
    記円板部材に取付けられた前記コンセントに電
    気的に接続された第1の電極が設けられ、前記
    回動部には前記ケーブルの先端に電気的に接続
    され、かつ前記第1の電極に接触する第2の電
    極が設けられた集電子部とを備えたケーブルリ
    ール。 (2) 前記第1の電極および前記第2の電極のいず
    れか一方が、環状電極であり、他方がブラシで
    ある、実用新案登録請求の範囲第1項記載のケ
    ーブルリール。 (3) 前記ブラシは、一部が突出した金属板からな
    り、 前記金属板の前記突出し部分が前記環状電極
    に弾性的に接触する、実用新案登録請求の範囲
    第2項記載のケーブルリール。 (4) 前記ブラシは、環状の金属円板に複数の切欠
    みを入れ、該金属円板の一方面側に切欠み部分
    を隆起させることにより、複数の接触片を形成
    した、実用新案登録請求の範囲第3項記載のケ
    ーブルリール。
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