JPH024009Y2 - - Google Patents

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JPH024009Y2
JPH024009Y2 JP4760685U JP4760685U JPH024009Y2 JP H024009 Y2 JPH024009 Y2 JP H024009Y2 JP 4760685 U JP4760685 U JP 4760685U JP 4760685 U JP4760685 U JP 4760685U JP H024009 Y2 JPH024009 Y2 JP H024009Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はテープにより野菜等の被結束物を結束
する結束装置に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種結束装置としては、たとえば特開
昭55−38233号公報(以下第1の従来例とする。)
及び実開昭60−35003号公報(以下第2の従来例
とする。)に記載のような装置が知られている。
上記第1の従来例は、被結束物に捲回された接
着テープの接着面同士を接合して結束するように
したものである。すなわち、この装置は、接着テ
ープを接合させる結束ブロツクが所定一方向に回
動したとき、フリーローラは支持台の下に取着さ
れたストツパーに接着テープを介して押圧し以て
捲回された接着テープの接着面同士を接合して被
結束物を結束するものである。
また、上記第2の従来例も被結束物に巻き掛け
たテープの接着面同士を接合して結束するもので
ある。このように、従来の装置は結束テープの片
面に接着剤層を設けた粘着テープの接着剤層面側
を内方に向けて被結束物まわりに巻き付けるとと
もに、この結束テープ湍部間は上記接着剤層面側
を互に貼着させるようにする、いわゆる合掌貼り
により固着し結束するように構成されたものであ
つた。
そのため、従来の装置では第27図Aに示すご
とく結束テープTの各湍部T1,T2を内側面側が
互に対向するように圧着させる構成がとられてい
た。そこで、前記従来の装置では、上記テープ端
部を結束テープの外周に沿つて重ね合せる方向に
折り曲げるように加工しているが、このようにす
ると折り曲げ重ね合せ部はテープが四層に重なり
合い厚味を増すので折り曲げ状態が不安定となる
とともに、上記折り曲げ加工工程を実現するため
に装置が複雑化する欠点があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前記従来の装置により結束を行なう場合、合掌
貼りを実現するために結束テープの接着剤層面に
は強力な粘着剤を塗布しておく必要があり、結束
工程の途中で結束テープが不用意に被結束物に貼
り付いてしまつたり、束をほどいたときに被結束
物とテープ間の解離が困難となるという問題点が
あつた。
また、上記合掌貼りをしたテープ湍部は結束物
の外径方向に突き出した状態となり、野菜等の結
束物の外観的商品価値を低下されるおそれがあつ
た。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、接着テープを被結束物まわりにルー
プ状に巻き付けるとともに上記テープの各端部は
上記被結束物の外周に沿つて一端部の外周側に他
端部を重なり合うように重ね合せて結束する結束
機において、往復動自在の結束アームと、上記結
束アームの動きを伝達するリンク機構と、このリ
ンク機構により往復動されるラチエツト送り爪
と、この送り爪と噛合し位置方向に回転されるラ
チエツトギヤと、このラチエツトギヤと一体に回
動する回転軸に取付けた貼り合せユニツトと、上
記貼り合せユニツトと係合し正規位置で該ユニツ
トの回転を規制するストツパを有するとともに、
前記結束アームと前記ラチエツト送り爪間の伝達
系に弾力部材による緩衝機構を介在させたもので
ある。
〈実施例〉 以下、一実施例を第1図ないし第27図に基づ
いて詳細に説明する。第1図及び第2図は結束装
置1の一部を切欠いた側面を示している。この結
束装置1は下側面に着座部2Aを有する基台2上
にテープ供給機構となるテープリール3にはテー
プ送り出し及びテープ引締めを行うテープ送り出
し引締め機構4が関連して設けられている。ま
た、上記基台2上の第1図中右側には基台側テー
プ接着機構5Aを有している。テープ送り出し引
締め機構4と基台側テープ接着機構5Aとの間に
は作業者により枢動操作される結束アーム6が設
けられている。
またテープ送り出し・引締め機構4の一部を構
成する板状の支持フレーム7と並んでテープガイ
ド用固定アーム8が起立植設されている。このテ
ープガイド用固定アーム8の上端にはテープの走
行ガイドをする中間ガイドローラ8aが軸支され
ている。上記テープガイド用固定アーム8は接着
テープ35の無駄なほぐれを除去するために設け
られたものであり、結束アーム6が第1図の如く
起立して作動上端に静止している時と、第2図の
如く押し下げられて作動下端に静止している時と
で、接着テープ35の巻出し量がほとんど変化せ
ず、また結束アーム6の枢動操作によつてもこの
接着テープ35の送り出し長さ量がほとんど影響
を受けることのない位置に中間ガイドローラ8a
が配設されている。また、結束アーム6の下方位
置には、前記支持フレーム7に係止ピン9に係合
支持され被結束物27を載置するように形成され
た受け台10が設けられている。
なお、上記結束アーム6はたとえば左右2枚の
アーム側板6a,6bにより構成され、基端部を
枢軸6cにより支持フレーム7に枢動可能に軸支
され、平常時は引戻しバネ6dにより起立方向に
付勢されている。
また、上記結束アーム6の先端下側には、結束
アーム側のテープ接着機構5Bが設けられてい
る。そして、このテープ接着機構5Bと前記基台
側のテープ接着機構5Aとによりテープ接着機構
5が構成されている。
なお、ここで前記テープ供給機構を構成するリ
ール3のブレーキ機構の詳細を第1図、第2図、
第3図、及び第8図乃至第10図を参照しながら
説明すると、このテープ供給機構のリール3は前
記基台2上に植設された支持フレーム7に軸受1
1を介して軸回転自在に支持されたテープホイー
ル12と、このテープホイール12にホイール軸
14を介して剛性的に結合されたホイールギア1
3とから成る。
上記テープ供給機構としてのテープリール3の
駆動はテープ送り出し引締め機構4により行なわ
れるようになつている。すなわち、上記テープ送
り出し引締め機構4は前記ホイールギヤ13と噛
合するホイールギヤ25に対して接離自在となる
ように配設されたブレーキ用のゴムパツト25
A,25Bが設けられている。すなわち前記支持
フレーム7に植立された固定軸18には図示しな
いカム突起を有する固定カム板19が嵌着され支
持フレーム7に固着されている。この固定カム板
19に対して選択的にカム当接し、図示しないカ
ム突起を有する可動カム板20が上記固定軸18
に自由回転可能に支持されている。
この可動カム板20は、第1図から明らかなよ
うにコ字状に折曲された変形形状に構成されてお
り、下方に垂下された折曲部にガイドローラ21
が軸支されている。また、上記カム板20の上端
右側部分には爪状突起36が突出して設けられて
いる(第1図、第8図乃至第10図参照)。
また、可動カム板20が嵌挿された前記固定軸
18には、更に2個のゴム製ホイール板のごとき
ブレーキ部材24が前記ホイールギヤ25を挾持
して回転可能に嵌挿されている。これら24は相
互独立に自由回転可能であるとともに、固定軸1
8の軸方向に対しても相互独立に移動可能であ
る。そして前記可動カム板20の軸方向の移動に
より前記ホイールギヤ25を圧着挾持したり解放
したりするようになつている。
なお、上記固定軸18には更に圧縮コイルスプ
リング26が組付けられ、この圧縮コイルスプリ
ング26の強さは固定軸18の先端部18bに螺
合する蝶ナツト26aにより調整される。そし
て、この圧縮コイルスプリング26はホイールギ
ヤ25をブレーキ部材24に押付けるように作用
する。
また、前記結束アーム6の基端部からカム解除
板29が突設されており、このカム解除板29の
基部には可動カム板20の爪状突起36と掛合す
るカム接続爪30がピン31により枢動可能に配
装されている。このカム接続爪30はほぼL字型
を成しており、一端30aにおいて可動カム板2
0の爪状突起36と掛合し、他端30bはカム解
除板29に起立形成された係合部32と掛合して
いる。カム接続爪30の一端30aにはバネ掛止
板33が折曲形成され、ピン31を中心にカム接
続爪30を第1図中反時計まわり方向に付勢する
捩りコイルスプリング34が配装されている。
そこで、接着テープ35の送り出し時において
は、前記可動カム板20上のカム突起は固定カム
板19のカム凹部と適合されており、ホイールギ
ヤ25とブレーキ部材24とは摩擦係合していな
い。即ち、テープホイール12が接着テープ引出
し時の張力により自由回転する。
次いで結束アーム6が下方に押し下げられる
と、カム接続爪30は第8図の状態から第9図に
示すごとく爪状突起36と掛合し、可動カム板2
0を反時計方向に回動させる。これにより、可動
カム板20のカム突起は固定カム板19のカム凹
部から離脱し、この固定カム板19のカム突起上
面に乗り上げる。これにより、可動カム板20は
ブレーキ部材24を押し付けてホイールギヤ25
を摩擦的に圧接挾持する。この時同時に、可動カ
ム板20の爪状突起36とクラツチ接続爪30と
の掛合が解除される。
次いで、結束アーム6が更に下動されると第1
0図に示すようにカム解除板29が可動カム板2
0のガイドローラ21に当接し、この可動カム板
20を、第10図から明らかなように時計方向に
回動させ、カム突起が固定カム板19のカム凹部
に適合されるように押戻される。
上記カム突起が完全にカム凹部と適合される
と、ブレーキ部材24とホイールギヤ25との摩
擦圧接状態が解除され、テープホイール12は自
由状態となる。
そして、結束アーム6が上動復帰する間はテー
プホイール12は既に自由状態となつているが、
テープガイド用固定アーム8により既にテープ走
行路は決定され、次の結束準備に必要な量の接着
テープ35は送り出されているから、この結束ア
ーム6の上動復帰の際には接着テープ35はさら
に送り出されることがない。
また、ここで上記基台側テープ接着機構5Aに
ついて説明する。この基台側テープ接着機構5A
は、基台2上に於いて両側にボルト39により立
設された板状の側スタンド37,38が配されて
いる。これらの側スタンド37,38の間であつ
て、かつ前端には上方部にはテープ貼り合せ機構
59が配設されている。
すなわち、この機構59は被結束物27まわり
にループ状に掛けまわされた接着テープ35の各
端部35A,35Bを径方向に重ね合せて接着す
るための働きをするものであり、上記ループ状の
接着テープ35の内径側より接着テープの各テー
プ端部の重ね合せ部分を支持するテープ端支持部
材としての一対のスライダ板60,60と、この
スライダ板60,60に対し圧接転動されて上記
各テープ端部35A,35Bを圧接して接着させ
るための一対のローラ662,662を有する。
すなわち、このテープ貼り合せ機構59をさら
に詳述すると、先ず、第5図から明らかなように
前記側スタンド37,38間に軸支された支軸6
2には回転軸63が嵌装されている。この回転軸
63には一端附近にスプロケツト64が配設され
後述する回転力伝達用のチエーン65が掛けまわ
されている。
そして、上記回転軸63により中央部分を枢支
された貼り合せユニツト66が設けられている。
このユニツト66は第1図、第5図、第6図及び
第22図から明らかなようにスライダ板60の両
端にはそれぞれ枢支ピン663により揺動自在に
連結されたリンク片664を有し、このリンク片
664の先端にローラ662がそれぞれ軸支され
ている。なお、上記リンク片664の基端には係
合突片665が突設されて前記支持板661に植
立した係合ピン666と当接係合することによ
り、各リンク片664の枢支ピン663まわりの
第1図中反時計まわり方向への回動端位置を決め
るようになつている。なお、上記各リンク片66
4にはバネが取り付けられ、常時反時計まわり方
向、すなわち各ゴムローラ662,662がそれ
ぞれ対応するスライダ板60,60の彎曲面60
A,60Aに圧接する方向に弾発負勢されてい
る。
また、上記ローラ支持板661自体は前記回転
軸63まわりを回動自在となるように軸支され、
ケーシング67より植立された前記係合ピン66
6に当接されるようにバネにより負勢されてい
る。
なお、上記ケーシング67は、前述した回転軸
63に一体支持されており、前記スプロケツト6
4の回動により前記支軸63まわりを回転される
ようになつており、これにより前述した一対の各
ローラ662,662及び各スライダ板60,6
0を回転交換できるようになつている。
さらに、上記ケーシング67内には枢支軸67
1により回動自在となるように中途部を枢支され
た支持板作動リンク672が配設されている。こ
のリンク672は一端に植立された係合ピン67
3をローラ支持板661に開設した長孔674内
に係合するとともに他端には押し下げ用の受圧部
675が設けられ、この受圧部675はケーシン
グ67より平常時はやや上方に突き出しており、
前述した結束アーム6を押し下げ操作したとき
に、このアーム6の押し下げ終了時直前に、この
アーム6に形成した押し下げ用突き当り部676
に突き当り前記枢支軸671を中心に回動される
ことにより、各スライダ板60をスライドさせ得
るようになつている。
すなわち、この点は第24図Aから明らかなよ
うに、平常時はバネ677により、各リンク67
2の受圧部675が上方に突出しており、このと
き各スライダ板60は各先端601が突き当り一
連に並列されている。この状態では接着テープ3
5は上記スライダ板60により支持されるように
なつている。
また、前記結束アーム6を押し下げてその押し
下げ用の突き当り部676が上記受圧部675に
突き当り、この受圧部675を押し下げると上記
各スライダ板60は第24図Bに示すごとく互に
離反するごとくスライドされ、各スライダ板先端
60A間には接着テープ35が通過できる間隙6
77が開放されることになる。
なお、上記各スライダ板60は、ケーシング6
7の外側面に取り付けられた保持金具678によ
りスライド自在に保持されるものであるが、この
スライダ板60の中途部には断面矩形状の位置決
め部60Bが形成されており、スライダ板60の
ガタ付きを防止できるように形成されている。
次に、結束アーム6の先端に設けられている結
束アーム側テープ接着機構5Bの詳細を第1図な
いし第2図、及び第26図を参照しながら説明す
る。上記結束アーム6の先端側(第1図中、右端
側)にはロツド状のハンドル6eが先方に向つて
突設されているとともに、結束アーム6の側部と
なるアーム側板6a,6bが下方に膨出した状態
で形成され、前記押し下げ用の突き当り部676
が設けられている。
これらのアーム側板6a,6bの間には、第1
図中、左端側にカツタ71とカツタガイド板72
とローラ作動板73と貼付け用ゴムローラ662
が軸支されたローラ支持板74が設けられてい
る。
これら各部材をさらに詳述すると、第26図か
ら明らかなように先ず、カツタ71は、たとえば
先端に刃先部71Aを有する板状本体71Bの基
端側をカツタガイド板72の平板部72Aに重ね
合せるとともに挾持板72Bで圧接挾持するよう
にボルト72C及びナツト72Dで固着締結し、
さらに係合部材72Eを係止穴72Fと72Gに
挿入係合することによりカツタガイド板72に装
着されている。
また、カツタガイド板72は両側に脚部721
を有し、この脚部721の下端一側には突き当り
傾斜縁722が形成されている。
次に、ローラ作動板73は前記ローラ662を
スライダ板60に対し転接させるための部材であ
り、下端一側縁には彎曲縁731が形成されてい
る。また、上記の右端側、すなわち結束アーム6
の先端側にはテープ走行ガイド75とガイドロー
ラ76,76とテープ挾持部材77とテープ押し
下げ杆78が設けられている。
上記構成において、次にその作動状態を説明す
る。
結束に際しては、第1図に示す如く結束アーム
6が起立した状態において、接着テープ35の先
端はテープホイール12から中間ガイドローラ8
aより結束アーム6の先端のガイドローラ76,
76を掛けまわされて、第1図中左側に位置する
スライダ板60とローラ662間に保持されてい
る。
この状態から被結束物27を第1図中右方より
結束アーム6と基台側のテープ接着機構5A間に
挿入し受け台10上に載置させると、前記ガイド
ローラ76からスライダ板60及びローラ662
に至る接着テープ35部分が被結束物27に巻き
付けられるように繰り出させる。
そこで、この結束操作状態を前記各図面及び第
23図を参照しながら工程順に説明する。
先ず、第23図Aに示す状態、すなわち上述の
ごとく被結束物27を挿入した状態においては、
前記接着テープ35の先端35Aは一方のスライ
ダ板60の下方よりその彎曲面60Aに沿つて貼
り付いた状態となつている。
しかも、上記スライダ板60は接着テープ35
のループ内径側、すなわち被結束物27側に位置
し、上記彎曲面60Aは外径方向を向いて設置さ
れている。
そこで、上記状態から結束アーム6を下方に押
し下げてくると接着テープ36の中途部付近がガ
イドローラ76の下方への移動に伴なつて下方へ
引き下げられやがて被結束物27まわりに巻き付
けられた状態となり、第23図Bに示すごとくな
る。
すなわち第23図Bの状態では、結束アーム6
側に設けられたローラ作動板73の彎曲縁731
が貼り合せユニツト66のリンク片664の枢支
ピン663に突き当り、同図中下方へ押し下げる
と、ローラ支持板661は支軸62を中心にして
反時計まわり方向へ強制的に回動されることにな
る。また、このとき同時にローラ支持板74の先
端に軸支された接着テープ貼り付け用のゴムロー
ラ662は接着テープ35の中途部を下方に押し
下げ、次第に前記スライダ板60に貼り付けられ
ているテープ先端35Aの外表面側に沿つて重ね
合せるようにガイドする。
さらに、また、このとき同時に、たとえばゴム
製のテープ挾持部材77は第23図B中右方に位
置する他方のスライダ板60の上端縁60Cとの
間に接着テープ35を圧着挾持している。
そして、上記状態から結束アーム6の押し下げ
操作がさらに進行すると、第23図Cに示す如
く、カツタ71の刃先71Aが上記各スライダ板
60,60間位置で接着テープ35をカツトす
る。
そして、さらに結束アーム6が押し下げられる
と、第23図Dに示すごとく、テープ貼り合せ用
のゴムローラ662は接着テープ35のループ終
端部分35Cを前記テープ先端35Aの外表面に
重ね合せるようにスライダ板60の彎曲面60A
に沿つて転接し下降される。
すなわち、前記ローラ作動板73がさらに降下
されるためローラ支持板661の回動がさらに進
行されるからである。
次いで、第23図Eに示す状態では、前記ゴム
ローラ662は各テープ端35A,35Cをしつ
かりと圧着貼り合わせを終了し、このとき結束ア
ーム6の押し下げとともにテープ押し下げ杆78
が前記カツタ71により切り離された次の結束の
ためのテープ先端35Aを他方のスライダ板60
の彎曲面60Aに沿つて下方に押し下げるもので
ある。この状態が第23図Fに示す状態である。
なお、上記第23図EからFの状態に移行する
過程でカツタガイド板72の各脚部721の先端
に配設された傾斜縁722が、カツタ71の刃先
71Aの進行方向の下方に位置する枢支ピン66
3に突き当り、上記刃先71Aが該ピン663を
避けて下降し得るように形成されている。
また、上記第23図Eの状態に至ると被結束物
27は接着テープ35がループ状に結束を終了
し、前記一方のスライダ板60を上記ループ内か
ら脱抜することになる。
この点については第24図及び第25図を参照
しながら後述する。
また、上記第23図のA乃至Fに至る一連の工
程が終了すると次の結束にそなえて貼り合せユニ
ツト66が回転され交換されることになるが、こ
の点については第14図乃至第21図を参照しな
がら後述する。
そこで、先ず、上記第23図に示す如くに結束
された直後においては、第25図に示す如く一方
のスライダ板60は接着テープ35のループ内に
位置したままの状態にある。
すなわち、第24図Aに示すごとく、各スライ
ダ板60は各先端601,601が突き当り一連
に並列した状態でテープ35をループ内径側より
支持している。このとき、作動リンク672,6
72の各受圧部675,675は貼り合せユニツ
ト66のケーシング67より上方に突出した状態
となつている。
そこで、前記第23図Fの如く結束アーム6が
最下方位置まで押し下げられると、このアーム6
に形成された押し下げ用の突き当り部676が上
記各受圧部675,675を押し下げることにな
る。すると、上記リンク片672,672は回動
され、これに係合された各スライダ板60は第2
4図Bに示すごとく、各先端601,601が離
間するように移動させ、前記接着テープ35のル
ープ内より脱抜されるものである。
以上の動作により一回の結束を終了できる。
また、前記結束アーム6の押し下げ操作時に
は、このアーム6の動作に関連して前記テープホ
イール13の回動にブレーキがかけられ、接着テ
ープ35のゆるみの発生を防止するようになつて
いる。
すなわち、前述した第8図から第10図に至る
動作により、結束時、すなわち結束アーム6の押
し下げ時にはテープホイール13にブレーキがか
かり、結束アーム6の上方へのリターンに伴ない
上記テープホイール13はフリーな状態に切り換
えられるようになつている。
次に、前記貼り合せユニツト66は、前記一回
の結束工程が終了後に回転されて、各一対のスラ
イダ板60,60及びローラ664,664が交
換されるものである。しかし、このユニツト66
は結束時には安定した設置状態を実現できるよう
にロツク機構によりロツクされており、したがつ
て前記回転操作時には先ず、このロツク機構を解
除してから貼り合せユニツト66に回転力を与え
るように構成されている。
なお、ここで、前記結束アーム6の動作に関連
して貼り合せユニツト66を回転操作し、さらに
このユニツト66のロツク機構を操作するために
作動力を伝達するためのリンク機構を第1図、第
2図、第11図、第12図及び第13図を参照し
ながら説明する。
すなわち、81は垂直リンクであり上端を枢支
ピン81Aにより前記結束アーム6の基端に連結
枢支してある。このリンク81の下端には枢支ピ
ン82Aにより扇形リンク82の一方の自由端が
連結されている。なお、上記扇形リンク82は支
軸82Bにより支持アーム7に回動自在に軸支さ
れるとともに、さらに他方の自由端には枢支ピン
82Cにより水平リンク杆83の一端が枢支連結
されている。この水平リンク杆83は前記受け台
10の下方において前後方向に延在し、基台側の
テープ接着機構5A方向に臨みスタンドリンク8
4の一端に枢支ピン84Aにより枢支連結されて
いる。
なお、上記水平リンク杆83の中途部には、特
に第12図で詳述するように、リンク調整機構が
設けられている。すなわち、多数のリンク部材8
1,82,83,84が多数の枢支ピン81A,
82A,82B,82Cを介して連結構成されて
いるため、各リンク部材間のガタ付きや遊び等を
吸収調整できるようにするために、上記水平リン
ク杆83は一端側に円筒状太径部831を有し、
他端側に細径軸部832が配されている。そし
て、上記太径部831は軸方向の内空部833内
に上記細軸部832の先端が挿入されるとともに
弾力部材としてのスプリング834が介在されて
いる。これによつて上記スプリング834は、上
記円筒状大径部831と細径軸部832間に弾発
的に作用する緩衝機構を構成している。また、上
記太径部831には内空部833の内外を連通す
るように長孔835が開設され、この長孔835
内には前記細軸部832の先端より外径方向に突
設した係止ピン836が挿入突出されている。さ
らに、上記太径部831の上記長孔835の配設
部分を含む外周面には雄ネジ837が螺刻され、
ダブルナツト838が螺着されて、上記係止ピン
836との係止位置を調整できるようになつてお
り、水平リンク杆83の全長を調節自在となつて
いる。
次に、貼り合せユニツト66のロツク機構の動
作及び上記ユニツト66の回転動作を第1図及び
第14図乃至第21図を参照しながら説明する。
90はターンストツパであり、垂直片上端にス
トツパ部91を有し、貼り合せユニツト66の一
端下方より対峙し当接し、上記ユニツト66の回
転を阻止できるようになつている。すなわち、こ
のストツパ90は支軸92により回動自在に軸支
され、また中途部より水平方向に折曲突設したロ
ーラ当接片93を有し、さらに中途部係合縁94
が主軸95に当接して時計まわり方向への移動端
が設定されるようになつている。また、96はタ
ーンセツタであり、垂直部上端の係合部86Bが
貼り合せユニツト66の他端下方に対峙し、上記
ユニツト66の逆転方向の動きを規制するもので
ある。このターンセツタ96は中途部を主支軸9
7により回動自在に軸支され、前記ローラ当接片
93との間にバネ98が介装されている。なお、
このターンセツタ96の中途部傾斜縁96Aは前
記主軸95に当接して反時計まわり方向への移動
端が設定されている。
99は上記ターンストツパ90の解除用のロー
ラである。このローラ99はラチエツトギヤ10
0と噛み合うラチエツト送り爪101とともに支
軸102により揺動金具103の先端に軸支され
ている。また、上記金具103は中途部を支軸1
04により前記スタンドリンク94作動端94A
に軸支されている。
そして、前記結束アーム6が第1図に示す如く
起立しているときには第14図に示すごとく水平
リンク杆83は右方端に移動しており、スタンド
リンク94はラチエツト軸105まわりを反時計
まわり方向の移動端まで移動している。
このとき、ラチエツト送り爪101はラチエツ
トギヤ100の係合凹部100A内に嵌り込んで
おり、またローラ99はローラ当接片93の下方
に離間設置されている。
したがつて、この第14図の状態では貼り合せ
ユニツト66は回転を規制された状態にある。
ところで、前記結束アーム6を押し下げるとき
には、上記第14図の状態から水平リンク杆83
は左方に移動させ第15図の状態を経て第16図
に示す如く、ローラ99はローラ当接片93の先
端付近の下方へ移動する。
ところで、上記ローラ99が第14図の位置か
ら第15図の状態を経て第16図の状態に至る過
程では上記ローラ99はローラ当接片93に当接
することはない。
すなわち、スタンドリンク84に対し揺動金具
103は支軸104で回動自在であり、さらにラ
チエツト送り爪101は支軸102により回動自
在となつている。
したがつて、第15図に示すごとく上記送り爪
101がラチエツトギヤ100の山部100Bを
乗り越えて同図中右方に移動するときに、上記送
り爪101は支軸102を中心に時計まわり方向
に回動され、さらに揺動金具103も支軸104
を中心に反時計まわり方向に回動されることにな
り、したがつて、上記ローラ99はローラ当接片
93の下方を通過してしまうようになつているも
のである。
次に、前記結束アーム6を押し下げられている
第2図の状態から第1図の起立状態にリターンさ
せるとき、すなわち第16図の状態から第14図
の状態に再び移動させるときには、ラチエツト送
り爪101がラチエツトギヤ100の凹部100
Aに噛み合い、すると揺動金具103は支軸10
4まわりを時計まわり方向に移動されることにな
りローラ99は実質的に第17図中上方へ移動さ
れることになる。
すると、このローラ99は前記ローラ当接片9
3に対して下方より突き当り、ターンストツパ9
0を支軸92まわりを反時計まわり方向へ移動さ
せ第17図に示す如く、貼り合せユニツト66の
ロツク解除することになる。
上述のごとくして、ターンストツパ90の作動
がなされ、ロツク時においては第18図に示すご
とく貼り合せユニツト66は正転も逆転もいずれ
も不可能な状態にロツクされている。
また、前記第17図のごとくロツク解除される
と第19図に示す如く、ターンストツパ90は上
記ユニツト66を同図中反時計まわり方向に回動
自在な状態におく。そして、前記第17図につい
て説明したようにラチエツト送り爪101がラチ
エツトギヤ100の凹部100Aに噛み合つた状
態で結束アーム6の起立方向へのリターンがさら
に進行すると、水平リンク杆83は第17図中さ
らに右方に移動されスタンドリング84及び揺動
金具103及びラチエツト送り爪101によりラ
チエツトギヤ100をラチエツト軸105まわり
を反時計まわり方向に回転させることになる。
すると、上記回転軸63と一体のスプロケツト
64が第19図の状態から第20図、さらに第2
1図の状態まで回転されチエーン65を介して貼
り合せユニツト66も180゜の角度を支軸62まわ
りを回転されることになる。
上記回転作動により、前記第23図Fの状態で
他方、すなわち同図中右方に位置する他方のスラ
イダ板60は第23図Aの位置に移動させ、次の
結束に使用される接着テープ35の先端を貼り付
け支持した状態とされるものである。
なお、上記構成中、前記各ガイドローラ8a於
び76は第7図に例示するごとく軸まわり径が軸
方向中途部において膨出するように形成したもの
を用いるとテープ35の走行ガイドを正確に行な
うことができる。
〈効果〉 上記構成において、被結束物を接着テープで結
束するのに、ループ状に巻き付けた各テープ端は
被結束物束の径方向に重ね合せるように貼り合せ
ることにより結束を行なうことができ、また本考
案においては、結束アームの起立動作に関連して
テープ貼り合せユニツトが間欠的に一方向に回転
駆動され、このユニツトに組み込まれた一対のテ
ープ端保持部材が交互に入れ替つてテープ端間の
貼り合せ位置と次の結束工程のためのテープ先端
保持位置を正確に移動し、連続した結束作業を可
能とする。
さらに、本考案においては貼り合せユニツトと
係合して正規位置で該ユニツトの回転を阻止する
ストツパを有するとともに結束アームとラチエツ
ト爪間の伝達系に弾力部材による緩衝機構が介在
されているので、各部品の製造上の誤差や磨耗に
より生ずる変化等があつても結束アームによるリ
ンク機構の作動ストロークとラチエツトギヤの回
転の誤差による貼り合せユニツトの作動不良を防
止することができ、正確な結束作業を実現でき
る。所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は野菜結束装置に適用した一実施例の一
部縦断概略側面図を示し、操作ハンドル起立状態
を示す。第2図は同じく操作ハンドル押下げ状態
を示す。第3図はテープリールブレーキ機構部分
を拡大して示す一部横断平面図である。第4図は
テープ貼り合せ機構部分を拡大して示す平面図、
第5図は同じく一部切欠き背面図、第6図は第5
図中の−断面図である。第7図はガイドロー
ラの一例を示す拡大正面図である。第8図乃至第
10図はテープリールブレーキ機構の作動状態を
動作順に第8図、第9図及び第10図として示す
概略側面図である。第11図は貼り合せユニツト
作動リンクの側面図であり、第12図は同じく一
部拡大縦断面図である。第13図は貼り合せユニ
ツト作動リンクの終端リンク部分とロツク解除機
構及び送り機構部分の分解斜視図である。第14
図乃至第17図は貼り合せユニツトのロツク機構
の作動状態を動作順に第14図、第15図、第1
6図及び第17図として示す概略側面図である。
第18図乃至第21図は貼り合せユニツトの回転
切り替え状態を順次動作順に第18図、第19
図、第20図及び第21図として示す概略側面図
である。第22図は貼り合せユニツトを説明する
図であり、Aは一部斜視図、Bは他の部分の一部
斜視図、Cはさらに他の部分の一部斜視図、Dは
ユニツト全体の主要部品を示す分解斜視図であ
る。第23図はテープの貼り合せ動作を動作順に
A乃至Fとして順次示す要部概略側面図である。
第24図はテープ支持板の動作状態を示す要部概
略正面図であり、Aはテープ支持状態、Bは貼り
合せ後の支持板取り出し状態を示す。第25図は
結束テープのループ内からテープ支持板を脱抜す
る動作を説明する概略斜視図である。第26図は
操作ハンドル側に設けられたカツタ部及び貼り合
せローラ部の分解斜視図である。第27図は従来
及び本実施例における結束状態を説明する概略側
面図であり、Aは従来例、Bは本実施例を示す。 1……結束装置、2……基台、3……テープリ
ール、4……テープ送り出し・引締め機構、5…
…テープ接着機構、5A……基台側のテープ接着
機構、5B……結束アーム側のテープ接着機構、
6……結束アーム、7……支持アーム、8……テ
ープガイド用固定アーム、8a……中間ガイドロ
ーラ、9……係止ピン、10……受け台、11…
…軸受、12……テープホイール、13……ホイ
ールギヤ、14……ホイール軸、18……固定
軸、19……固定カム板、20……可動カム板、
21……ガイドローラ、24……ブレーキ部材、
25A,25B……ブレーキ用ゴムパツト、26
……圧縮コイルスプリング、27……被結束物、
29……カム解除板、30……カム接続爪、3
1,32……ピン、33……バネ掛止板、34…
…捩りコイルスプリング、35……結束テープと
しての接着テープ、36……爪状突起、37,3
8……側スタンド、39……ボルト、59……テ
ープ貼り合せ機構、60……スライダ板、62…
…支軸、63……回転軸、64……スプロケツ
ト、65……チエーン、66……貼り合せユニツ
ト、662……ローラ、663……枢支ピン、6
64……リンク片、665……係合突片、666
……係合ピン、67……ケーシング、671……
枢支軸、672……作動リンク、673……係合
ピン、674……長孔、675……押し下げ用の
受圧部、676……押し下げ用の突き当り部、6
77……間隙、678……保持金具、71……カ
ツタ、72……カツタガイド板、73……ローラ
作動板、74……ローラ支持板、75……テープ
走行ガイド、76……ガイドローラ、77……テ
ープ挾持部材、78……テープ押し下げ杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 接着テープを被結束物まわりにループ状に巻き
    付けるとともに上記テープの各端部は上記被結束
    物の外周に沿つて一端部の外周側に他端部を重な
    り合うように重ね合せて結束する結束機におい
    て、 往復動自在の結束アームと、上記結束アームの
    動きを伝達するリンク機構と、このリンク機構に
    より往復動されるラチエツト送り爪と、この送り
    爪と噛合し一方向に回転されるラチエツトギヤ
    と、このラチエツトギヤと一体に回動する回転軸
    に取付けた貼り合せユニツトと、上記貼り合せユ
    ニツトと係合し正規位置で該ユニツトの回転を規
    制するストツパを有するとともに、前記結束アー
    ムと前記ラチエツト送り爪間の伝達系に弾力部材
    による緩衝機構を介在させたことを特徴とするテ
    ープ結束機における貼り合せユニツトの回転機
    構。
JP4760685U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH024009Y2 (ja)

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JPS61164105U JPS61164105U (ja) 1986-10-11
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